Cisco Nexus 6000 シリーズ NX-OS 基本コンフィギュレーション ガイド リリース 6.x
デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用
デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用
発行日;2014/01/06   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用

この章の内容は、次のとおりです。

デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの概要

ここでは、Cisco NX-OS デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルについて説明します。

ファイル システム

ローカル ファイル システムを指定するための構文は、filesystem:[//modules/] です。
次の表に、デバイスで参照できるファイル システムを示します。

表 1  ファイル システムの構文の構成要素

ファイル システム名

モジュール

説明

bootflash

sup-active

sup-local

イメージ ファイル、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの保存に使用する、アクティブ スーパーバイザ モジュールにある内部 CompactFlash メモリ。 初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

sup-standby

sup-remote

イメージ ファイル、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの保存に使用する、スタンバイ スーパーバイザ モジュールにある内部 CompactFlash メモリ。

volatile

スーパーバイザ モジュールにある、一時的または保留中の変更のために使用される、揮発性 RAM(VRAM)。

log

ログ ファイルの統計情報を保存するアクティブ スーパーバイザにあるメモリ。

system

実行コンフィギュレーション ファイルの保存に使用する、スーパーバイザ モジュールにあるメモリ。

debug

デバッグ ログ用に使用するスーパーバイザ モジュールのメモリ。

ディレクトリ

bootflash: および外部フラッシュ メモリ(slot0:、usb1:、および usb2:)には、ディレクトリを作成できます。 これらのディレクトリ間を移動して、ファイルの保存用に使用できます。

ファイル

ブートフラッシュにファイルを作成し、アクセスします。 volatile:、slot0:、usb1:、および usb2: ファイル システム。 system: システム ファイルにあるファイルには、アクセスすることだけできます。 debug logfile コマンドで指定したデバッグ ログ ファイル用には、debug: ファイル システムを使用できます。

FTP、Secure Copy(SCP)、Secure Shell FTP(SFTP)、および TFTP を使用して、リモート サーバからシステム イメージ ファイルなどのファイルをダウンロードできます。 デバイスが SCP サーバとして動作できるので、外部サーバからデバイスへファイルをコピーすることもできます。

ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

製品

ライセンス要件

Cisco NX-OS

ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルを使用するためにライセンスは必要ありません。 ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。 Cisco NX-OS のライセンス スキームの詳細は、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

ディレクトリの操作

ここでは、Cisco NX-OS デバイスでディレクトリを操作する方法について説明します。

カレント ディレクトリの識別

カレント ディレクトリのディレクトリ名を表示できます。

手順の概要

    1.    pwd


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 pwd


    例:
    switch# pwd
     

    カレント ディレクトリの名前を表示します。

     

    カレント ディレクトリの変更

    ファイル システム操作でのカレント ディレクトリを変更できます。 初期デフォルト ディレクトリは bootflash: です。

    手順の概要

      1.    (任意) pwd

      2.    cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 pwd


      例:
      switch# pwd
       
      (任意)

      現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

       
      ステップ 2 cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}


      例:
      switch# cd slot0:
       

      新しいカレント ディレクトリに変更します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

       

      ディレクトリの作成

      bootflash: ファイル システムおよびフラッシュ デバイスのファイル システム内にディレクトリを作成できます。

      手順の概要

        1.    (任意) pwd

        2.    (任意) cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}

        3.    mkdir [filesystem:[//module/]]directory


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 pwd


        例:
        switch# pwd
         
        (任意)

        現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

         
        ステップ 2 cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}


        例:
        switch# cd slot0:
         
        (任意)

        新しいカレント ディレクトリに変更します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

         
        ステップ 3 mkdir [filesystem:[//module/]]directory


        例:
        switch# mkdir test
         

        新しいディレクトリを作成します。 filesystem 引数は、大文字と小文字が区別されます。 directory 引数には、大文字と小文字を区別して、最大 64 文字の英数字で値を指定します。

         

        ディレクトリの内容の表示

        ディレクトリの内容を表示できます。

        手順の概要

          1.    dir [directory | filesystem:[//module/][directory]]


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 dir [directory | filesystem:[//module/][directory]]


          例:
          switch# dir bootflash:test
           

          ディレクトリの内容を表示します。 デフォルトは現在の作業ディレクトリです。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

           

          ディレクトリの削除

          デバイス上のファイル システムからディレクトリを削除できます。

          はじめる前に

          ディレクトリを削除しようとする前に、そのディレクトリが空であることを確認してください。

          手順の概要

            1.    (任意) pwd

            2.    (任意) dir [filesystem :[//module/][directory]]

            3.    rmdir [filesystem :[//module/]]directory


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 pwd


            例:
            switch# pwd
             
            (任意)

            現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

             
            ステップ 2 dir [filesystem :[//module/][directory]]


            例:
            switch# dir bootflash:test
             
            (任意)

            カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

            ディレクトリが空でない場合は、そのディレクトリを削除する前にすべてのファイルを削除する必要があります。

             
            ステップ 3 rmdir [filesystem :[//module/]]directory


            例:
            switch# rmdir test
             

            ディレクトリを削除します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

             

            スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリへのアクセス

            スタンバイ スーパーバイザ モジュール(リモート)のすべてのファイル システムに、アクティブ スーパーバイザ モジュールのセッションからアクセスできます。 この機能は、アクティブ スーパーバイザ モジュールにファイルをコピーする際に、同様のファイルがスタンバイ スーパーバイザ モジュールにある必要がある場合に役立ちます。 スタンバイ スーパーバイザ モジュールのファイルシステムにアクティブ スーパーバイザ モジュール セッションからアクセスするには、ファイルのパスで filesystem://sup-remote/ または filesystem://sup-standby/ のいずれかを使用してスタンバイ スーパーバイザ モジュールを指定する必要があります。

            ファイルの使用

            ここでは、Cisco NX-OS デバイスでファイルを操作する方法について説明します。

            ファイルの移動

            あるディレクトリから別のディレクトリにファイルを移動させることができます。


            注意    


            宛先ディレクトリに同名のファイルがすでに存在する場合は、そのファイルは移動対象のファイルによって上書きされます。


            move コマンドを使用して、同じディレクトリ内でファイルを移動することにより、ファイルの名前を変更できます。

            手順の概要

              1.    (任意) pwd

              2.    (任意) dir [filesystem:[//module/][directory]]

              3.    move [filesystem:[//module/][directory /] | directory/]source-filename {{filesystem:[//module/][directory /] | directory/}[target-filename] | target-filename}


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 pwd


              例:
              switch# pwd
               
              (任意)

              現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

               
              ステップ 2 dir [filesystem:[//module/][directory]]


              例:
              switch# dir bootflash
               
              (任意)

              カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

               
              ステップ 3 move [filesystem:[//module/][directory /] | directory/]source-filename {{filesystem:[//module/][directory /] | directory/}[target-filename] | target-filename}


              例:
              switch# move test old_tests/test1
               

              ファイルを移動します。

              ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

              target-filename 引数は、64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 target-filename 引数が指定されていない場合、ファイル名は、デフォルトで source-filename 引数の値になります。

               

              ファイルのコピー

              ファイルのコピーを同じディレクトリ内、または別のディレクトリのどちらにも作成できます。


              (注)  


              dir コマンドを使用して、コピー先のファイル システムに十分な領域があることを確認します。 十分な領域が残っていない場合は、delete コマンドを使用して不要なファイルを削除します。


              手順の概要

                1.    (任意) pwd

                2.    (任意) dir [filesystem:[//module/][directory]]

                3.    copy [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]source-filename | {filesystem:[//module/][directory/]] | directory/}[target-filename]


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 pwd


                例:
                switch# pwd
                 
                (任意)

                現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                 
                ステップ 2 dir [filesystem:[//module/][directory]]


                例:
                switch# dir bootflash
                 
                (任意)

                カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

                 
                ステップ 3 copy [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]source-filename | {filesystem:[//module/][directory/]] | directory/}[target-filename]


                例:
                switch# move test old_tests/test1
                 

                ファイルをコピーします。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。 source-filename 引数には、大文字と小文字を区別して、最大 64 文字の英数字で値を指定します。 target-filename 引数が指定されていない場合、ファイル名は、デフォルトで source-filename 引数の値になります。

                 

                ファイルの削除

                ディレクトリからファイルを削除できます。

                手順の概要

                  1.    (任意) dir [filesystem:[//module/][directory]]

                  2.    delete {filesystem:[//module/][directory/] | directory/}filename


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 dir [filesystem:[//module/][directory]]


                  例:
                  switch# dir bootflash
                   
                  (任意)

                  カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

                   
                  ステップ 2 delete {filesystem:[//module/][directory/] | directory/}filename


                  例:
                  switch# move test old_tests/test1
                   

                  ファイルを削除します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。 source-filename 引数は、大文字と小文字が区別されます。

                  注意       

                  ディレクトリを指定すると、delete コマンドではディレクトリ全体とその内容すべてが削除されます。

                   

                  ファイル内容の表示

                  ファイルの内容を表示できます。

                  手順の概要

                    1.    show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename


                    例:
                    switch# show file bootflash:test-results
                     

                    ファイルの内容を表示します。

                     

                    ファイル チェックサムの表示

                    ファイルの整合性をチェックするためのチェックサムを表示できます。

                    手順の概要

                      1.    show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename {cksum | md5sum}


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename {cksum | md5sum}


                      例:
                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg cksum
                       

                      ファイルのチェックサムまたは MD5 チェックサムを表示します。

                       

                      ファイルの圧縮および圧縮解除

                      Lempel-Ziv 1977(LZ77)コーディングを使用して、Cisco NX-OS デバイス上のファイルを圧縮および圧縮解除できます。

                      手順の概要

                        1.    (任意) dir [filesystem:[//module/]directory]]

                        2.    gzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename

                        3.    gunzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename .gz


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 dir [filesystem:[//module/]directory]]


                        例:
                        switch# dir bootflash:
                         
                        (任意)

                        カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

                         
                        ステップ 2 gzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename


                        例:
                        switch# gzip show_tech
                         

                        ファイルを圧縮します。 ファイルが圧縮されると、そのサフィックスは .gz になります。

                         
                        ステップ 3 gunzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename .gz


                        例:
                        switch# gunzip show_tech.gz
                         

                        ファイルを圧縮解除します。 圧縮解除するファイルのサフィックスは .gz である必要があります。 ファイルが圧縮解除されると、そのサフィックスは .gz でなくなります。

                         

                        ファイルの最終行の表示

                        ファイルの最後の行を表示できます。

                        手順の概要

                          1.    tail [filesystem:[//module/]][directory/]filename [lines]


                        手順の詳細
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1 tail [filesystem:[//module/]][directory/]filename [lines]


                          例:
                          switch# tail ospf-gr.conf
                           

                          ファイルの最後の行を表示します。 デフォルトの行数は 10 行です。 範囲は 0 ~ 80 行です。

                           

                          ファイルへの show コマンド出力のリダイレクト

                          show コマンドの出力を、bootflash:、slot0:、volatile:、またはリモート サーバのファイルにリダイレクトできます。 また、コマンドの出力形式も指定できます。

                          手順の概要

                            1.    (任意) terminal redirection-mode {ascii | zipped}

                            2.    show-command > [filesystem:[//module/][directory] | [directory /]]filename


                          手順の詳細
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1terminal redirection-mode {ascii | zipped}


                            例:
                            switch# terminal redirection-mode zipped
                             
                            (任意)

                            ユーザ セッションに対して show コマンド出力のリダイレクション モードを設定します。 デフォルト モードは ascii です。

                             
                            ステップ 2 show-command > [filesystem:[//module/][directory] | [directory /]]filename


                            例:
                            switch# show tech-support > bootflash:techinfo
                             

                            show コマンドからの出力をファイルにリダイレクトします。

                             

                            ファイルの検索

                            特定の文字列で始まる名前のファイルを、現在の作業ディレクトリおよびサブ ディレクトリから検索できます。

                            手順の概要

                              1.    (任意) pwd

                              2.    (任意) cd {filesystem:[//module/][directory] | directory}

                              3.    find filename-prefix


                            手順の詳細
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1 pwd


                              例:
                              switch# pwd
                               
                              (任意)

                              現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                               
                              ステップ 2 cd {filesystem:[//module/][directory] | directory}


                              例:
                              switch# cd bootflash:test_scripts
                               
                              (任意)

                              デフォルト ディレクトリを変更します。

                               
                              ステップ 3 find filename-prefix


                              例:
                              switch# find bgp_script
                               

                              指定したファイル名プレフィックスで始まる名前を持つすべてのファイルを、デフォルト ディレクトリとサブ ディレクトリから検索します。 ファイル名プレフィックスは、大文字と小文字が区別されます。

                               

                              アーカイブ ファイルの操作

                              Cisco NX-OS ソフトウェアは、アーカイブ ファイルをサポートしています。 アーカイブ ファイルの作成、既存のアーカイブ ファイルへのファイルの追加、アーカイブ ファイルからのファイルの抽出、アーカイブ ファイル内のファイルの一覧表示ができます。

                              アーカイブ ファイルの作成

                              アーカイブ ファイルを作成し、それにファイルを追加できます。 次の圧縮タイプを指定できます。

                              • bzip2
                              • gzip
                              • 非圧縮

                              デフォルトは gzip です。

                              手順の概要

                                1.    tar create {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [bz2-compress] [gz-compress] [remove] [uncompressed] [verbose] filename-list


                              手順の詳細
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1 tar create {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [bz2-compress] [gz-compress] [remove] [uncompressed] [verbose] filename-list
                                 

                                アーカイブ ファイルを作成し、それにファイルを追加します。 ファイル名は、大文字と小文字が区別されない英数字であり、最大 240 文字です。

                                absolute キーワードは、アーカイブ ファイルに追加されたファイルの名前から先頭のバックスラッシュ文字(\)を削除しないことを指定します。 デフォルトでは、先頭のバックスラッシュ文字は削除されます。

                                bz2-compressgz-compress、および uncompressed キーワードによって、アーカイブにファイルが追加される(または、後で追加される)ときに使用される圧縮ユーティリティと、それらのファイルを抽出するときに使用される圧縮解除ユーティリティが決定されます。 アーカイブ ファイルの拡張子を指定しない場合、デフォルトは次のとおりです。

                                • bz2-compress の拡張子は .tar.bz2 です。
                                • gz-compress の拡張子は .tar.gz です。
                                • uncompressed の拡張子は .tar です。

                                remove キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、アーカイブにファイルを追加した後にそれらのファイルをファイル システムから削除することを指定します。 デフォルトでは、ファイルは削除されません。

                                verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、アーカイブに追加されたファイルを一覧表示することを指定します。 デフォルトでは、追加されたファイルが一覧表示されます。

                                 

                                次の例では、gzip で圧縮されたアーカイブ ファイルを作成する方法を示します。

                                switch# tar create bootflash:config-archive gz-compress bootflash:config-file

                                アーカイブ ファイルへのファイルの追加

                                Cisco NX-OS デバイス上の既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加できます。

                                はじめる前に

                                Cisco NX-OS デバイス上でアーカイブ ファイルを作成しておきます。

                                手順の概要

                                  1.    tar append {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [remove] [verbose] filename-list


                                手順の詳細
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1 tar append {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [remove] [verbose] filename-list
                                   

                                  既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加します。 アーカイブ ファイルの名前は、大文字と小文字が区別されません。

                                  absolute キーワードは、アーカイブ ファイルに追加されたファイルの名前から先頭のバックスラッシュ文字(\)を削除しないことを指定します。 デフォルトでは、先頭のバックスラッシュ文字は削除されます。

                                  remove キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、アーカイブにファイルを追加した後にそれらのファイルをファイル システムから削除することを指定します。 デフォルトでは、ファイルは削除されません。

                                  verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、アーカイブに追加されたファイルを一覧表示することを指定します。 デフォルトでは、追加されたファイルが一覧表示されます。

                                   

                                  次の例では、既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加する方法を示します。

                                  switch# tar append bootflash:config-archive.tar.gz bootflash:new-config

                                  アーカイブ ファイルからのファイルの抽出

                                  Cisco NX-OS デバイス上の既存のアーカイブ ファイルにファイルを抽出できます。

                                  はじめる前に

                                  Cisco NX-OS デバイス上でアーカイブ ファイルを作成しておきます。

                                  手順の概要

                                    1.    tar extract {bootflash: | volatile:}archive-filename [keep-old] [screen] [to {bootflash: | volatile:}[/directory-name]] [verbose]


                                  手順の詳細
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1 tar extract {bootflash: | volatile:}archive-filename [keep-old] [screen] [to {bootflash: | volatile:}[/directory-name]] [verbose]
                                     

                                    既存のアーカイブ ファイルからファイルを抽出します。 アーカイブ ファイルの名前は、大文字と小文字が区別されません。

                                    keep-old キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されるファイルと同じ名前を持つファイルを上書きしないことを示します。

                                    screen キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されたファイルの内容を端末画面に表示することを指定します。

                                    to キーワードは、ターゲット ファイルシステムを指定します。 ディレクトリ名を含めることができます。 ディレクトリ名には、大文字と小文字を区別して、最大 240 文字の英数字で値を指定します。

                                    verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されるファイルの名前を表示することを指定します。

                                     

                                    次の例では、既存のアーカイブ ファイルからファイルを抽出する方法を示します。

                                    switch# tar extract bootflash:config-archive.tar.gz

                                    アーカイブ ファイル内のファイル名の表示

                                    tar list コマンドを使用して、アーカイブ ファイル内のファイルの名前を表示できます。

                                    tar list {bootflash: | volatile:}archive-filename

                                    アーカイブ ファイルの名前は、大文字と小文字が区別されません。

                                    switch# tar list bootflash:config-archive.tar.gz
                                    config-file
                                    new-config
                                    
                                    

                                    ファイル システムの使用例

                                    ここでは、Cisco NX-OS デバイスのファイル システムを使用する例を示します。

                                    スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリへのアクセス

                                    次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュールにあるファイルをリスト表示する例を示します。

                                    switch# dir bootflash://sup-remote
                                       12198912     Aug 27 16:29:18 2003  m9500-sf1ek9-kickstart-mzg.1.3.0.39a.bin
                                        1864931     Apr 29 12:41:59 2003  dplug2
                                          12288     Apr 18 20:23:11 2003  lost+found/
                                       12097024     Nov 21 16:34:18 2003  m9500-sf1ek9-kickstart-mz.1.3.1.1.bin
                                       41574014     Nov 21 16:34:47 2003  m9500-sf1ek9-mz.1.3.1.1.bin 
                                    
                                    Usage for bootflash://sup-remote
                                       67747169 bytes used
                                      116812447 bytes free
                                      184559616 bytes total
                                    
                                    

                                    次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュールにあるファイルを削除する例を示します。

                                    switch# delete bootflash://sup-remote/aOldConfig.txt
                                                
                                    

                                    ファイルの移動

                                    次に、外部フラッシュ デバイスでファイルを移動する例を示します。

                                    switch# move slot0:samplefile slot0:mystorage/samplefile
                                                
                                    

                                    次に、デフォルトのファイル システムでファイルを移動する例を示します。

                                    switch# move samplefile mystorage/samplefile
                                                
                                    

                                    ファイルのコピー

                                    次に、samplefile というファイルを、slot0: ファイル システムのルート ディレクトリから、mystorage ディレクトリにコピーする例を示します。

                                    switch# copy slot0:samplefile slot0:mystorage/samplefile
                                    
                                    

                                    次に、カレント ディレクトリ レベルからファイルをコピーする例を示します。

                                    switch# copy samplefile mystorage/samplefile
                                    
                                    

                                    次に、アクティブ スーパーバイザ モジュールのブートフラッシュから、スタンバイ スーパーバイザ モジュールのブートフラッシュにファイルをコピーする例を示します。

                                    switch# copy bootflash:system_image bootflash://sup-2/system_image
                                                
                                    

                                    copy コマンドを使用して、slot0: または bootflash: ファイル システムと、FTP、TFTP、SFTP、または SCP サーバとの間でファイルをアップロードおよびダウンロードすることもできます。

                                    ディレクトリの削除

                                    デバイス上のファイル システムからディレクトリを削除できます。

                                    はじめる前に

                                    ディレクトリを削除しようとする前に、そのディレクトリが空であることを確認してください。

                                    手順の概要

                                      1.    (任意) pwd

                                      2.    (任意) dir [filesystem :[//module/][directory]]

                                      3.    rmdir [filesystem :[//module/]]directory


                                    手順の詳細
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1 pwd


                                      例:
                                      switch# pwd
                                       
                                      (任意)

                                      現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                                       
                                      ステップ 2 dir [filesystem :[//module/][directory]]


                                      例:
                                      switch# dir bootflash:test
                                       
                                      (任意)

                                      カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

                                      ディレクトリが空でない場合は、そのディレクトリを削除する前にすべてのファイルを削除する必要があります。

                                       
                                      ステップ 3 rmdir [filesystem :[//module/]]directory


                                      例:
                                      switch# rmdir test
                                       

                                      ディレクトリを削除します。 ファイル システムとディレクトリの名前は、大文字と小文字が区別されます。

                                       

                                      ファイル内容の表示

                                      次に、外部フラッシュ デバイスにあるファイルの内容を表示する例を示します。

                                      switch# show file slot0:test
                                      configure terminal 
                                      interface ethernet 1/1 
                                      no shutdown 
                                      end 
                                      show interface ethernet 1/1
                                      
                                      

                                      次に、カレント ディレクトリにあるファイルの内容を表示する例を示します。

                                      switch# show file myfile
                                      
                                      

                                      ファイル チェックサムの表示

                                      次に、ファイルのチェックサムを表示する例を示します。

                                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg cksum 
                                      583547619
                                      
                                      

                                      次に、ファイルの MD5 チェックサムを表示する例を示します。

                                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg md5sum 
                                      3b94707198aabefcf46459de10c9281c
                                      
                                      

                                      ファイルの圧縮および圧縮解除

                                      次に、ファイルを圧縮する例を示します。

                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      ...
                                      switch# gzip volatile:Samplefile
                                      switch# dir
                                           266069     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile.gz 
                                      ...
                                      
                                      

                                      次に、圧縮ファイルを圧縮解除する例を示します。

                                      switch# dir
                                           266069     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile.gz 
                                      ... 
                                      switch# gunzip samplefile
                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      ...
                                      
                                      

                                      show コマンド出力のリダイレクト

                                      次に、出力を bootflash: ファイル システムのファイルにリダイレクトする方法を示します。

                                      switch# show interface > bootflash:switch1-intf.cfg
                                      
                                      

                                      次に、出力を外部フラッシュ メモリのファイルにリダイレクトする方法を示します。

                                      switch# show interface > slot0:switch-intf.cfg
                                      
                                      

                                      次に、出力を TFTP サーバのファイルにリダイレクトする方法を示します。

                                      switch# show interface > tftp://10.10.1.1/home/configs/switch-intf.cfg
                                      Preparing to copy...done
                                      
                                      

                                      次に、show tech-support コマンドの出力をファイルに誘導する例を示します。

                                      switch# show tech-support > Samplefile
                                      Building Configuration ... 
                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      Usage for volatile://
                                          1527808 bytes used
                                         19443712 bytes free
                                         20971520 bytes total
                                      
                                      

                                      ファイルの検索

                                      次に、現在のデフォルト ディレクトリからファイルを検索する方法を示します。

                                      switch# find smm_shm.cfg
                                      /usr/bin/find: ./lost+found: Permission denied 
                                      ./smm_shm.cfg 
                                      ./newer-fs/isan/etc/routing-sw/smm_shm.cfg 
                                      ./newer-fs/isan/etc/smm_shm.cfg
                                      
                                      

                                      ファイル システム パラメータのデフォルト設定

                                      次の表に、ファイル システム パラメータのデフォルト設定を示します。

                                      表 2 ファイル システムのデフォルト設定

                                      パラメータ

                                      デフォルト

                                      デフォルトのファイル システム

                                      bootflash:

                                      ファイル システムに関する追加情報

                                      ここでは、ファイル システムに関するその他の情報について説明します。

                                      ファイル システムの関連資料

                                      関連項目

                                      参照先

                                      ライセンス

                                      『Cisco NX-OS Licensing Guide』

                                      コマンド リファレンス

                                      『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Command Reference』『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Command Reference』