Nexus 5000 シリーズ NX-OS システム メッセージ リファレンス
Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要
Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要
発行日;2012/04/26 | 英語版ドキュメント(2011/12/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要

システム ログ メッセージのフォーマット

住宅用スイッチでの syslog フォーマット

リモート ロギング サーバの syslog フォーマット

システム メッセージおよび履歴のキャプチャ

システム メッセージ ログの保存

syslog サーバへのシステム メッセージのロギング

Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要

この章では、syslog プロトコル(RFC 3164)で定義されているシステム メッセージについて説明します。syslog メッセージのフォーマットを理解する方法、およびシステム メッセージをキャプチャして確認する方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「システム ログ メッセージのフォーマット」

「システム メッセージおよび履歴のキャプチャ」

システム ログ メッセージのフォーマット

システム ログ メッセージは、パーセント記号(%)で始まり、次のフォーマットで表示されます。

「住宅用スイッチでの syslog フォーマット」

「リモート ロギング サーバの syslog フォーマット」

住宅用スイッチでの syslog フォーマット

住宅用 syslog のフォーマットは次のとおりです。

month dd hh:mm:ss switchname facility-severity-MNEMONIC description
または
month dd hh:mm:ss switchname facility-SLOTnumber-severity-MNEMONIC description
または
month dd hh:mm:ss switchname facility-STANDBY-severity-MNEMONIC description
 

次に例を示します。

Nov 1 14:07:58 excal-113 %MODULE-5-MOD_OK: Module 1 is online
Nov 1 14:07:58 excal-113 %PORT-3-IF_UNSUPPORTED_TRANSCEIVER: Transceiver for interface fc1/13 is not supported
.

 

表 1-1 システム ログ メッセージのフォーマットの説明

要素
説明

month dd

エラーまたはイベントの日付と月

hh:mm:ss

エラーまたはイベントの時刻

switchname

スイッチの名前

facility

エラーまたはイベントのファシリティ(デーモン、カーネル、VSHD、その他のファシリティ)

severity

メッセージの重大度を示す 0 ~ 7 の 1 桁のコード

MNEMONIC

システム メッセージを独自に説明するテキスト ストリング

%$VDC #%$

仮想デバイス コンテキスト(VDC)ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの VDC ID

%$VRF #%$

仮想ルーティング/転送(VRF)ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの VRF ID

description

レポートされているイベントの詳細を示すテキスト ストリング

FACILITY は、複数の大文字で構成されたコードで、システム メッセージが言及しているファシリティを示します。ファシリティは、ハードウェア デバイス、プロトコル、機能、またはシステム ソフトウェアのモジュールです。

システム メッセージ SEVERITY コードの範囲は 0 ~ 7 で、状態の重大度を表します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-2 に重大度レベルをリストします。

 

表 1-2 システム メッセージの重大度

レベル
説明

0:緊急

システムが使用不可

1:アラート

即時処理が必要

2:クリティカル

クリティカル状態

3:エラー

エラー状態

4:警告

警告状態

5:通知

正常だが注意を要する状態

6:情報

単なる情報メッセージ

7:デバッグ

デバッグ実行時にのみ表示

MNEMONIC は、システム メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージ テキストは 、状態を説明するテキスト ストリングです。メッセージのこの部分には、イベントについての詳細な情報が含まれている場合があります。含まれる情報は、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス空間内での位置に対応するアドレスです。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ( [ ] )で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。

表 1-3 に、メッセージ内の可変フィールドおよびフィールドの情報の種類をリストします。

 

表 1-3 システム メッセージの可変フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進数

[hex]

16 進数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

次のシステム メッセージの例は、可変フィールドの使用方法を示しています。

%MODULE-5-MOD_MINORSWFAIL: Module [dec] reported a failure in service [chars]

この例の場合、

ファシリティ コード = MODULE(モジュール固有のエラーであることを示します)

重大度 = 5(通知)

アラーム/イベント コード = MOD_MINORSWFAIL

問題の説明 = Module [dec] reported a failure in service [chars]

[dec] は、このメッセージに関連付けられているモジュール スロット番号です。

[chars] は、このエラーが発生したサービスの名前です。

システム ログ メッセージはパーセント記号(%)で始まり、次のフォーマットで表示されます( 表 1-4 を参照)。

リモート ロギング サーバの syslog フォーマット

リモート ロギング サーバでの syslog フォーマットは次のとおりです。

month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ss Timezone: facility-severity-MNEMONIC description
または
month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ssTimezone: facility-SLOTnumber-severity-MNEMONIC description
または
month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ss Timezone: facility-STANDBY-severity-MNEMONIC description

次に例を示します。

sep 21 11:09:50 172.22.22.45 : 2005 Sep 04 18:18:22 UTC: %AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: ttyS1:
togetattr: Input/output error - getty[28224]
switch resident syslog 2005 Sep 4 18:18:22 switch %AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: ttyS1:
togetattr: Input/output error - getty[28224]
time on switch : 2005 Sep 4 18:18:22 time on Loggng Server : Sep 21 11:09:50
fc1/13 is not supported
.

 

表 1-4 システム ログ メッセージのフォーマットの説明

要素
説明

month dd

エラーまたはイベントの日付と月

hh:mm:ss

エラーまたはイベントの時刻

IP-addr-switch

スイッチの IP アドレス

facility

エラーまたはイベントのファシリティ(デーモン、カーネル、VSHD、その他のファシリティ)

severity

メッセージの重大度を示す 0 ~ 3 の 1 桁のコード

MNEMONIC

システム メッセージを独自に説明するテキスト ストリング

%$VDC #%$

仮想デバイス コンテキスト(VDC)ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの VDC ID

%$VRF #%$

仮想ルーティング/転送(VRF)ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの VRF ID

description

レポートされているイベントの詳細を示すテキスト ストリング

FACILITY は、複数の大文字で構成されたコードで、システム メッセージが言及しているファシリティを示します。ファシリティは、ハードウェア デバイス、プロトコル、機能、またはシステム ソフトウェアのモジュールです。

システム メッセージ SEVERITY コードの範囲は 0 ~ 3 で、状態の重大度を表します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-5 に重大度レベルをリストします。

表 1-5 システム ログ メッセージのフォーマットの説明

レベル
説明

0:緊急

システムが使用不可

1:アラート

即時処理が必要

2:クリティカル

クリティカル状態

3:通知

正常だが注意を要する状態

MNEMONIC は、システム メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージ テキストは 、状態を説明するテキスト ストリングです。メッセージのこの部分には、イベントについての詳細な情報が含まれている場合があります。含まれる情報は、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス空間内での位置に対応するアドレスです。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ( [ ] )で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。

表 1-6 に、メッセージ内の可変フィールドおよびフィールドの情報の種類をリストします。

 

表 1-6 システム メッセージの可変フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進数

[hex]

16 進数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

次のシステム メッセージの例は、可変フィールドの使用方法を示しています。

%AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: AUTHPRIV [dec] reported a failure in service [chars]

この例の場合、

ファシリティ コード = AUTHPRIV(authpriv 固有のエラーであることを示します)

重大度 = 3(通知)

アラーム/イベント コード = SYSTEM_MSG

問題の説明 = Authpriv [dec] reported a failure in service [chars]

[dec] は、このメッセージに関連付けられているモジュール スロット番号です。

[chars] は、このエラーが発生したサービスの名前です。

システム メッセージおよび履歴のキャプチャ

システム メッセージは、デフォルトでコンソールにすぐに表示されますが、内部ログ ファイルまたは syslog サーバに転送することもできます。システム メッセージの重大度は、 logging グローバル コンフィギュレーション コマンドによって割り当てられたキーワードに対応します。これらのキーワードは、メッセージの重大度と掲載箇所を示します(『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide』を参照)。設定したログ レベル以上の重大度に該当するシステム メッセージのみが記録されます。たとえば、ログ レベルを 3(エラー)に設定すると、エラー、クリティカル、アラート、および緊急のシステム メッセージが取得されますが、警告、通知、情報、またはデバッグのシステム メッセージは取得されません。

システム メッセージの処理の詳細については、『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide, Release 4.1 』を参照してください。

システム メッセージ ログの保存

logging logfile グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、システム メッセージを内部ログ ファイルにコピーし、ファイル サイズを任意に設定できます。ファイルに記録されたメッセージを表示するには、 show logging EXEC コマンドを使用します。バッファ内の最も古いメッセージが最初に表示されます。バッファの現在の内容をクリアするには、 clear debug-logfile コマンドを使用します。

syslog サーバへのシステム メッセージのロギング

logging host-name コマンドは、ログ メッセージを受信する syslog サーバ ホストを識別します。 host-name 引数は、ホストの名前またはインターネット アドレスです。このコマンドを何度も発行すると、ロギング メッセージを受信する syslog サーバのリストが作成されます。 no logging host-name コマンドは、指定したアドレスの syslog サーバを、syslog サーバのリストから削除します。