Cisco Nexus 5500 シリーズ NX-OS ファイバ チャネル コマンド リファレンス
R コマンド
R コマンド
発行日;2013/05/08 | 英語版ドキュメント(2013/01/31 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

R コマンド

rlir preferred-cond fcid

rscn

rscn abort

rscn commit

rscn distribute

rscn event-tov

R コマンド

この章では、R で始まる、Cisco NX-OS ファイバ チャネル、仮想ファイバ チャネル、および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のコマンドについて説明します。

rlir preferred-cond fcid

Registered Link Incident Report(RLIR)フレームを優先的に受信するホストを指定するには、 rlir preferred-cond fcid コマンドを使用します。優先的なホストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

rlir preferred-cond fcid fc-id vsan vsan-id

no rlir preferred-cond fcid fc-id vsan vsan-id

 
構文の説明

fcid fc-id

FC ID を指定します。フォーマットは 0x hhhhhh です。

vsan vsan-id

VSAN ID を指定します。有効な範囲は 1 ~ 4093 です。

 
コマンド デフォルト

デフォルトでは、登録機能が「always receive」に設定されているホストがない場合、スイッチは登録機能が「conditionally receive」に設定されている仮想 SAN(VSAN)内のホストの 1 つに RLIR フレームを送信します。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

スイッチが優先ホストに RLIR フレームを送信するのは、次の条件が満たされた場合だけです。

RLIR に関して、登録機能が「always receive」に設定されているホストが VSAN 内にない。VSAN 内の 1 つ以上のホストが「always receive」として登録されている場合、RLIR はそれらのホストにだけ送信され、設定されている優先ホストには送信されません。

優先ホストの登録機能が「conditionally receive」に設定されている。登録されているすべてのホストの登録機能が「conditionally receive」に設定されている場合は優先ホストが RLIR フレームを受信します。

指定できる RLIR 優先ホストは、VSAN ごとに 1 つだけです。

次に、VSAN 2 の RLIR 優先ホストとして FCID 0x654321 を指定する例を示します。

switch(config)# rlir preferred-cond fcid 0x654321 vsan 2

 

次に、VSAN 2 の RLIR 優先ホストとして FCID 0x654321 を削除する例を示します。

switch(config)# no rlir preferred-cond fcid 0x654321 vsan 2
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show rlir

RILR、Link Incident Record Registration(LIPR)、および Distribute Registered Link Incident Record(DRLIR)フレームの情報を表示します。

clear rlir

RLIR をクリアします。

debug rlir

RLIR デバッグをイネーブルにします。

rscn

Registered State Change Notification(RSCN)を設定するには、 rscn コマンドを使用します。RSCN はファブリック内の変更について N ポートに通知するファイバ チャネル サービスです。

rscn { multi-pid | suppress domain-swrscn } vsan vsan-id

 
構文の説明

multi-pid

複数ポート ID(マルチ PID)フォーマットで RSCN を送信します。

suppress domain-swrscn

ドメイン フォーマット SW-RSCN の伝送を抑制します。

vsan vsan-id

VSAN 情報またはメンバーシップを設定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

次に、RSCN を multi-PID フォーマットで設定する例を示します。

switch(config)# rscn multi-pid vsan 1
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show rscn src-table

ステート変更登録テーブルを表示します。

show rscn statistics

RSCN 統計情報を表示します。

rscn abort

Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)の Registered State Change Notification(RSCN)設定を取り消すには、 rscn abort コマンドを使用します。取り消しを戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

rscn abort vsan vsan-id

no rscn abort vsan vsan-id

 
構文の説明

vsan vsan-id

RSCN 設定を取り消す VSAN を指定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

次に、VSAN 1 の RSCN 設定を取り消す例を示します。

switch(config)# rscn abort vsan 1
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

rscn commit

指定された VSAN の未決定の RSCN 設定を確定します。

rscn distribute

RSCN 設定の配信をイネーブルにします。

rscn event-tov

RSCN イベント タイムアウトを設定します。

clear rscn session vsan

指定された VSAN の RSCN セッションをクリアします。

show rscn

RSCN 設定情報を表示します。

rscn commit

未決定の Registered State Change Notification(RSCN)設定を適用するには、 rscn commit コマンドを使用します。保留中の RSCN 設定を廃棄するには、このコマンドの no 形式を使用します。

rscn commit vsan vsan-id

no rscn commit vsan vsan-id

 
構文の説明

vsan vsan-id

RSCN 設定を確定する VSAN を指定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

アクティブ データベースに加えられた変更をコミットする場合、ファブリック内のすべてのスイッチに設定がコミットされます。コミットが正常に行われると、設定の変更がファブリック全体に適用され、ロックが解除されます。

次に、VSAN 1 の RSCN 設定をコミットする例を示します。

switch(config)# rscn commit vsan 1
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

rscn abort

指定された VSAN の未決定の RSCN 設定を取り消します。

rscn distribute

RSCN 設定の配信をイネーブルにします。

rscn event-tov

RSCN イベント タイムアウトを設定します。

clear rscn session

指定された VSAN の RSCN セッションをクリアします。

show rscn

RSCN 設定情報を表示します。

rscn distribute

Registered State Change Notification(RSCN)設定の配信をイネーブルにするには、 rscn distribute コマンドを使用します。配信をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

rscn distribute

no rscn distribute

 
構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

RSCN タイマー配信はディセーブルです。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

RSCN タイマー設定は、Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)内のすべてのスイッチで同一にする必要があります。Cisco Fabric Service(CFS)は、RSCN タイマー設定をファブリック内のすべてのスイッチに自動的に配信します。RSCN タイマー設定だけが配布されます。

次に、RSCN 設定の配信をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# rscn distribute
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

rscn abort

指定された VSAN の未決定の RSCN 設定を取り消します。

rscn commit

未決定の RSCN 設定を適用します。

rscn event-tov

RSCN イベント タイムアウトを設定します。

clear rscn session

指定された VSAN の RSCN セッションをクリアします。

show rscn

RSCN 設定情報を表示します。

rscn event-tov

指定 Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)の Registered State Change Notification(RSCN)のイベント タイムアウト値を設定するには、 rscn event-tov コマンドを使用します。イベント タイムアウト値を取り消し、デフォルトの値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

rscn event-tov timeout vsan vsan-id

no rscn event-tov timeout vsan vsan-id

 
構文の説明

timeout

イベント タイムアウト値をミリ秒単位で指定します。有効な範囲は 0 ~ 2000 です。

vsan vsan-id

RSCN イベント タイマーを使用する VSAN を指定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。

 
コマンド デフォルト

ファイバ チャネル VSAN のデフォルトのタイムアウト値は 2000 ミリ秒です。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

タイムアウト値を変更する前に、 rscn distribute コマンドを使用して RSCN 設定の配信をイネーブルにする必要があります。

RSCN タイマーは、初期化およびスイッチオーバーの実行時に Cisco Fabric Services(CFS)に登録されます。

次に、VSAN 1 の RSCN イベント タイムアウト値を設定する例を示します。

switch(config)# rscn event-tov 20 vsan 1
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

rscn abort

指定された VSAN の未決定の RSCN 設定を取り消します。

rscn commit

未決定の RSCN 設定を適用します。

rscn distribute

RSCN 設定の配信をイネーブルにします。

clear rscn session

指定された VSAN の RSCN セッションをクリアします。

show rscn

RSCN 設定情報を表示します。