Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス
H コマンド
H コマンド
発行日;2013/04/23 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

H コマンド

hsrp

hsrp delay

hsrp timers extended-hold

H コマンド

この章では、H で始まる Cisco NX-OS ホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)コマンドについて説明します。

hsrp

ホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)コンフィギュレーション モードを開始して HSRP グループを作成するには、 hsrp コマンドを使用します。HSRP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hsrp group-number [ ipv4 | ipv6 ]

no hsrp group-number [ ipv4 | ipv6 ]

 
構文の説明

group-number

ギガビット イーサネット ポートで設定できる HSRP グループの数(主要なインターフェイスおよびサブインターフェイスを含む)。指定できる範囲は 1 ~ 255 です。デフォルト値は 0 です。

ipv4

(任意)IPv4 用の HSRP グループを設定します。

ipv6

(任意)IPv6 用の HSRP グループを設定します。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

ipv6 キーワードが指定されていない場合に、IPv4 HSRP グループを作成します。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

HSRP オプションを設定するか HSRP グループを作成する前に、HSRP をグローバルにイネーブルにする必要があります。

次に、HSRP グループを作成してアクティベートする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 0
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip address 172.16.6.5 255.255.255.0
switch(config-if)# hsrp 1
switch(config-if-hsrp)#
 

次に、IPv6 の HSRP グループを作成してアクティベートする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ipv6 address 172.16.6.5 255.255.255.0
switch(config-if)# hsrp 1
switch(config-if-hsrp)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature hsrp

HSRP コンフィギュレーションをイネーブルにします。

ip address

HSRP グループの仮想 IP アドレスを作成します。この IP アドレスはインターフェイス IP アドレスと同じサブネット内になければなりません。

show hsrp

HSRP 情報を表示します。

 

hsrp delay

リロード後またはインターフェイス起動後のホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)の初期化を遅らせるには、 hsrp delay コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hsrp delay { minimum min-delay | reload reload-delay }

no delay { minimum min-delay | reload reload-delay}

 
構文の説明

minimum min-delay

インターフェイス起動後の HSRP グループの開始を遅らせる最小時間(秒単位)を指定します。この時間は、その後発生するすべてのインターフェイス イベントに適用されます。範囲は 1 ~ 10,000 です。デフォルトは 0 秒です。

reload reload-delay

ルータがリロードした後の HSRP グループの開始を遅らせる期間を指定します。この時間は、ルータ リロード後の最初のインターフェイス起動イベントにのみ適用されます。範囲は 1 ~ 10,000 です。デフォルトは 0 秒です。

 
コマンド デフォルト

HSRP 遅延のデフォルトは 0 秒です。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

hsrp delay コマンドは、リロード後またはインターフェイス起動後の HSRP の開始を遅らせるために使用します。この設定を使用すると、インターフェイスとルータはインターフェイス起動後に安定し、HSRP の状態が不安定になるのを防ぐために役立ちます。

次に、3 秒の最小遅延と 10 秒のグループ開始遅延を設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip address 172.16.6.5 255.255.255.0
switch(config-if)# hsrp 1
switch(config-if-hsrp)# hsrp delay minimum 3 reload 10
switch(config-if-hsrp)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature hsrp

HSRP の設定をイネーブルにします。

hsrp

HSRP グループを作成します。

show hsrp delay

HSRP 遅延情報を表示します。

 

hsrp timers extended-hold

ホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)用の拡張ホールド タイマーをイネーブルにするには、 hsrp timers extended-hold コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

hsrp timers extended-hold [ timer ]

no hsrp timers extended-hold

 
構文の説明

timer

(任意)拡張ホールド時間(秒単位)。指定できる範囲は 10 ~ 255 です。

 
コマンド デフォルト

10 秒

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

hsrp timers extended-hold コマンドは、HSRP 用の Non-Stop Forwarding(NSF)サポートを設定するために使用します。


) デフォルト以外の拡張ホールド タイマーを設定する場合は、すべての HSRP ルータ上の拡張ホールド タイマーを設定する必要があります。予想されるシステム スイッチオーバー遅延に基づいて、HSRP ルータごとに別々の拡張ホールド タイマー値を設定できます。


次に、HSRP 用の拡張ホールド時間を設定する例を示します。

switch(config)# hsrp timers extended-hold 30
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature hsrp

HSRP 機能をイネーブルにします。

show hsrp

HSRP 情報を表示します。