Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス
D コマンド
D コマンド
発行日;2013/04/23 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

D コマンド

default-information originate(EIGRP)

default-metric(EIGRP)

distance(EIGRP)

D コマンド

この章では、D で始まる Cisco NX-OS Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)コマンドについて説明します。

default-information originate(EIGRP)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)にデフォルト ルートを生成するには、 default-information originate コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-information originate [ always ] [ route-map map-name ]

no default-information originate

 
構文の説明

always

(任意)ルートが EIGRP ルーティング情報ベースにない場合、デフォルト ルートを生成します。

route-map map-name

(任意)ルートがルート マップによって許可されている場合にのみデフォルト ルートを生成します。マップ名は、英数字で最大 63 文字のストリングです。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

アドレスファミリ コンフィギュレーション モード
ルータ コンフィギュレーション モード
ルータ VRF コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、条件ルート マップに合格したすべてのルートに対して、デフォルト ルート(0.0.0.0/0)を生成する例を示します。

switch(config)# router eigrp 201
switch(config-router)# address-family ipv4 unicast
switch(config-router-af)# default-information originate route-map Condition
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

address-family

アドレスファミリ コンフィギュレーション モードに入ります。

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

default-metric

EIGRP に再配布されたルートにメトリックを設定します。

redistribute

ルートを他のルーティング プロトコルから EIGRP に再配布します。

show ip eigrp

EIGRP 情報を表示します。

 

default-metric(EIGRP)

EIGRP のメトリックを設定するには、 default-metric コマンドを使用します。メトリック値を削除し、デフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-metric bandwidth delay reliability loading mtu

no default-metric

 
構文の説明

bandwidth

ルートの最小帯域幅(キロビット/秒)。範囲は 1 ~ 16777215 です。デフォルト値は 100000 です。

delay

ルートの遅延(数十マイクロ秒)。範囲は 1 ~ 16777215 です。デフォルト値は 100(マイクロ秒の 10 倍)です。

reliability

パケット送信が成功する可能性(0 ~ 255 の数字で表す)。255 という値は 100% の信頼性を意味し、0 はまったく信頼性がないことを意味します。デフォルト値は 255 です。

loading

ルートの有効な帯域幅(1 ~ 255 の数字で表す、255 は 100% のローディング)。デフォルト値は 1 です。

mtu

ルートの Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)のサイズ(バイト)。指定できる範囲は 128 ~ 4352 です。

 
コマンド デフォルト

bandwidth: 100000

delay: 100(マイクロ秒の 10 倍)

reliability: 255

loading: 1

 
コマンド モード

アドレスファミリ コンフィギュレーション モード
ルータ コンフィギュレーション モード
ルータ VRF コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

default-metric コマンドを redistribute コマンドと同時に使用し、すべての再配布されたルートに同じメトリック値を使用します。デフォルト メトリックは、互換性のないメトリックを持つルートを再配布するという問題を解決するために役立ちます。外部メトリックが EIGRP メトリックに変換されない場合、デフォルト メトリックを使用することにより、常に妥当な代替メトリックを外部メトリックに提供し、再配布を続行することができます。

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、再配布された Routing Information Protocol(RIP)メトリックを取得して、それらを bandwidth = 1000、delay = 100、reliability = 250、loading = 100、および MTU = 1500 の値を持つ EIGRP メトリックに変換する例を示します。

switch(config)# router eigrp 1
switch(config-router)# address-family ipv4 unicast
switch(config-router-af)# redistribute rip 100 route-map FilterRIP
switch(config-router-af)# default-metric 1000 100 250 100 1500
switch(config-router-af)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

redistribute

ルートを 1 つのルーティング ドメインから他のルーティング ドメインに再配布します。

show ip eigrp route-map statistics redistribute

EIGRP ルート マップ統計に関する情報を表示します。

distance(EIGRP)

ノードまでのより適切なルートを提供できる Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)用に 2 個のアドミニストレーティブ ディスタンス(内部および外部)の使用を許可するには、 distance コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

distance internal-distance external-distance

no distance

 
構文の説明

internal-distance

EIGRP 内部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンス。内部ルートは、同じ自律システム(AS)内の他のエンティティから学習されるルートです。ディスタンスは、1 ~ 255 の値です。デフォルトは 90 です。

external-distance

EIGRP 外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンス。外部ルートは、ベストパスがこの AS の外部にある発信元から学習されるルートです。ディスタンスは、1 ~ 255 の値です。デフォルト値は 170 です。

 
コマンド デフォルト

internal-distance: 90
external-distance: 170

 
コマンド モード

アドレスファミリ コンフィギュレーション モード
ルータ コンフィギュレーション モード
ルータ VRF コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

アドミニストレーティブ ディスタンスは、個々のルータやルータのグループなど、ルーティング情報発信元の信頼性を表す数値です。数値的に、アドミニストレーティブ ディスタンスは 0 ~ 255 の整数です。一般的に、値が高いほど信頼性のランク付けは低くなります。255 のアドミニストレーティブ ディスタンスは、ルーティング情報源がまったく信頼できないため、無視すべきであることを意味します。

他のプロトコルが外部 EIGRP を通して実際に学習されたルートよりも良いルートをノードに提供できることがわかっている場合、または一部の内部ルートが EIGRP によって優先されるべきである場合、 distance コマンドを使用します。

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、すべての EIGRP 1 内部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 80 に、すべての EIGRP 外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 130 に設定する例を示します。

switch(config)# router eigrp 1
switch(config-router)# distance 80 130
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip eigrp

EIGRP 情報を表示します。