Cisco Nexus 5000 Series NX-OS レイヤ 2 インターフェイス コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 4.x、5.x
V コマンド
V コマンド
発行日;2012/06/17 | 英語版ドキュメント(2012/04/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

V コマンド

vethernet auto-create

vlan

vlan(STP)

vlan dot1Q tag native

vmware(仮想イーサネット インターフェイス)

vmware dvs

vsi(仮想イーサネット インターフェイス)

vrf(ERSPAN)

vrf context

vtp(インターフェイス)

vtp domain

vtp file

vtp mode

vtp password

vtp version

V コマンド

この章では、V で始まる Cisco NX-OS イーサネット コマンドおよび仮想イーサネット コマンドについて説明します。

vethernet auto-create

仮想イーサネット インターフェイスの自動作成をグローバルにイネーブルにするには、 vethernet auto-create コマンドを使用します。仮想イーサネット インターフェイスの自動作成をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

vethernet auto-create

no vethernet auto-create

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

仮想イーサネット インターフェイスを使用する前に、 feature vmfex コマンドを使用して、スイッチの Cisco 仮想マシン ファブリック エクステンダ(VM-FEX)を有効にする必要があります。

次に、スイッチでの仮想イーサネット インターフェイスの自動作成をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# vethernet auto-create
switch(config)#
 

次に、仮想イーサネット インターフェイスの自動作成をディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no vethernet auto-create
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vmfex

スイッチ上で VM-FEX をイネーブルにします。

interface vethernet

仮想イーサネット インターフェイスを設定します。

port-profile

ポート プロファイルを設定します。

 

vlan

VLAN を追加するか VLAN コンフィギュレーション モードを開始するには、 vlan コマンドを使用します。VLAN を削除して VLAN コンフィギュレーション モードを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vlan { vlan-id | vlan-range }

no vlan { vlan-id | vlan-range }

 
構文の説明

vlan-id

VLAN の番号。有効な範囲は 1 ~ 4094 です。

(注) VLAN 1 または内部的に割り当てられているいずれの VLAN も作成、削除、または修正できません。

vlan-range

設定する VLAN の範囲。有効値のリストについては、「Usage Guidelines」の項を参照してください。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード


) これらの同じコマンドを使用して、VLAN コンフィギュレーション モードで VLAN を作成および削除することもできます。


 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1a)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

vlan vlan-id コマンドを入力すると、すべてのデフォルト パラメータが設定された新しい VLAN が作成され、Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)で VLAN コンフィギュレーション モードが開始されます。入力した vlan-id 引数が既存の VLAN に一致する場合は、VLAN コンフィギュレーション モードが開始されるだけで、他には何も起こりません。

カンマ( , )、ダッシュ( - )、および番号を使用して、 vlan-range を入力できます。

VLAN 1 パラメータは出荷時に設定されており、変更できません。この VLAN は、作成も削除もできません。さらに、VLAN 4095 または内部的に割り当てられているいずれの VLAN も作成または削除できません。

VLAN を削除すると、その VLAN のすべてのアクセス ポートがシャットダウンされ、トラフィック フローが停止します。トランク ポートでは、ポートで許可されている他の VLAN へのトラフィック フローは継続されますが、削除された VLAN 宛てのパケットは廃棄されます。ただし、その VLAN VLAN とポートのマッピングはシステム上にすべて存続しているため、その指定の VLAN を再イネーブル化または再作成すると、スイッチにより元のポートすべてが自動的にその VLAN に戻されます。

Cisco NX-OS 5.0(2)N1(1) では、VLAN トランキング プロトコル(VTP)サーバまたはトランスペアレント デバイスとして設定されたデバイスの VLAN を設定できます。VTP デバイスがクライアントとして設定されている場合は、VLAN を追加したり VLAN コンフィギュレーション モードを開始したりすることはできません。

次に、新しい VLAN を追加して、VLAN コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch(config)# vlan 2
switch(config-vlan)#
 

次に、新しい VLAN 範囲を追加して、VLAN コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch(config)# vlan 2,5,10-12,20,25,4000
switch(config-vlan)#
 

次に、VLAN を削除する例を示します。

switch(config)# no vlan 2
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show vlan

VLAN 情報を表示します。

 

vlan(STP)

VLAN のスパニング ツリーの指定ブリッジおよびルート ブリッジのプライオリティを設定するには、 vlan コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vlan instance-id [{ designated | root } priority priority-value ]

no vlan instance-id [{ designated | root } priority priority-value ]

 
構文の説明

instance-id

MST インスタンス。有効な範囲は 0 ~ 4094 です。

designated

(任意)スパニング ツリーの指定ブリッジのプライオリティを設定します。

root

(任意)スパニング ツリーのルート ブリッジのプライオリティを設定します。

priority priority-value

(任意)STP ブリッジのプライオリティを指定します。有効な値は、0、4096、8192、12288、16384、20480、24576、28672、32768、36864、40960、45056、49152、53248、57344、または 61440 です。その他すべての値は拒否されます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

スパニングツリー疑似コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

instance-id 引数には、1 つのインスタンスまたはインスタンス範囲を入力できます。たとえば、0-3、5、7-9 と入力できます。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、スパニング ツリー ドメインを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# spanning-tree pseudo-information
switch(config-pseudo)# vlan 1 designated priority 4096
switch(config-pseudo)# vlan 1 root priority 8192
switch(config-pseudo)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show running-config spanning-tree

スパニング ツリー プロトコル(STP)の実行コンフィギュレーション情報を表示します。

show spanning-tree

STP のコンフィギュレーション情報を表示します。

spanning-tree pseudo-information

スパニング ツリー疑似情報パラメータを設定します。

 

vlan dot1Q tag native

スイッチ上のすべてのトランク ポートのすべてのネイティブ VLAN の dot1q(IEEE 802.1Q)タギングをイネーブルにするには、 vlan dot1Q tag native コマンドを使用します。スイッチ上のすべてのトランク ポートのすべてのネイティブ VLAN の dot1q(IEEE 802.1Q)タギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

vlan dot1Q tag native

no vlan dot1Q tag native

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1a)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

通常は、ネイティブ VLAN ID で 802.1Q トランクを設定します。これによって、その VLAN 上のすべてのパケットからタギングが取り除かれます。

ネイティブ VLAN でのタギングを維持し、タグなしトラフィックをドロップするには、 vlan dot1q tag native コマンドを使用します。スイッチによって、ネイティブ VLAN で受信したトラフィックがタグ付けされ、802.1Q タグが付けられたフレームのみが許可され、ネイティブ VLAN のタグなしトラフィックを含むすべてのタグなしトラフィックはドロップされます。

vlan dot1q tag native コマンドがイネーブルになっていても、トランク ポートのネイティブ VLAN では、制御トラフィックはタグなしとして引き続き許可されます。


vlan dot1q tag native コマンドは、グローバルでイネーブルになります。


次に、スイッチ上の 802.1Q タギングをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# vlan dot1q tag native
switch(config)#
 

次に、スイッチ上の 802.1Q タギングをディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no vlan dot1q tag native
Turning off vlan dot1q tag native may impact the functioning of existing dot1q tunnel ports
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show vlan dot1q tag native

ネイティブ VLAN のタギングのステータスを表示します。

 

vmware(仮想イーサネット インターフェイス)

仮想イーサネット インターフェイスに対する VMware ポリシーを設定するには、 vmware コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vmware dvport DVPort_number [ dvswitch uuid " DVSwitch_uuid "]

no vmware dvport DVPort_number [ dvswitch uuid " DVSwitch_uuid "]

 
構文の説明

dvport

分散仮想(DV)ポート マッピングを設定します。

DVPort_number

分散仮想(DV)ポート番号。指定できる範囲は 0 ~ 4294967294 です。

dvswitch uuid

(任意)DV スイッチの汎用一意識別子(UUID)を設定します。

DVSwitch_uuid

引用符で囲んだ DV スイッチ UUID。ID には、48 文字の英数字を指定できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

仮想イーサネット インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、特定の仮想イーサネット インターフェイスに VMware ポリシーを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface vethernet 1
switch(config-if)# vmware dvport 3 dvswitch uuid "nexusDVswitch"
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interface vethernet

仮想イーサネット インターフェイスのコンフィギュレーションに関する情報を表示します。

show running-config interface

インターフェイスの実行中のシステムのコンフィギュレーション情報を表示します。

 

vmware dvs

VMware の分散仮想スイッチ(DVS)を作成するには、 vmware dvs コマンドを使用します。仮想スイッチを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vmware dvs { datacenter-name name | uuid dvs-uuid }

no vmware dvs

 
構文の説明

datacenter-name name

パスを含む、VMware のデータセンターの名前。最大 256 文字の名前を指定できます。たとえば、DCName、DCFolder/DCName。

uuid dvs-uuid

仮想スーパーバイザ モジュール(VSM)が管理する分散仮想スイッチ(DVS)の Universally Unique Identifier(UUID)。DVS UUID は引用符で囲んで記述する必要があり、最大 80 文字の英数字を使用できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

SVS 接続コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、VMware 仮想スイッチを作成する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# svs connection SVSConn
switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name dc1
switch(config-svs-conn)#
 

次に、VMware 仮想スイッチを削除する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# svs connection SVSConn
switch(config-svs-conn)# no vmware dvs datacenter-name dc1
switch(config-svs-conn)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show svs connections

SVS 接続の情報を表示します。

svs connection

SVS 接続をイネーブルにします。

 

vsi(仮想イーサネット インターフェイス)

仮想イーサネット インターフェイスを仮想ステーション インターフェイス(VSI)として設定するには、 vsi コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vsi mac mac_ID

no vsi mac mac_ID

 
構文の説明

mac

VM の MAC アドレス マッピングを設定します。

mac_ID

EEEE . EEEE . EEEE の形式による、仮想マシンの MAC アドレス。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

仮想イーサネット インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、 feature vmfex コマンドを使用して、目的のスイッチで Cisco 仮想マシン ファブリック エクステンダ(VM-FEX)を必ずイネーブルにします。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、特定の仮想イーサネット インターフェイスに VMware ポリシーを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# install feature-set virtualization
switch(config)# feature-set virtualization
switch(config)# feature vmfex
switch(config)# interface vethernet 1
switch(config-if)# vsi mac 0005.9b74.a6fc
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vmfex

スイッチ上で VM-FEX をイネーブルにします。

show interface vethernet

仮想イーサネット インターフェイスのコンフィギュレーションに関する情報を表示します。

show running-config interface

インターフェイスの実行中のシステムのコンフィギュレーション情報を表示します。

 

vrf(ERSPAN)

送信元で転送する Encapsulated Remote Switched Port Analyzer(ERSPAN)トラフィックの仮想ルーティングおよび転送(VRF)のインスタンスを設定するには、 vrf コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vrf { vrf_name | default | management }

no vrf { vrf_name | default | management }

 
構文の説明

vrf_name

VRF の名前。VRF 名には最大 32 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字は区別されます。

default

デフォルトの VRF インスタンスを指定します。

management

管理 VRF インスタンスを指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

ERSPAN セッション コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、ESRSPAN 送信元の VRF インスタンスを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# monitor session 1 type erspan-source
switch(config-erspan-src)# vrf default
switch(config-erspan-src)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

monitor-session

ポート間トラフィックを分析する ERSPAN セッションを設定するためのモニタ コンフィギュレーション モードを開始します。

show monitor session

イーサネット スイッチド ポート アナライザ(SPAN)または ERSPAN モニタのセッションに関する情報を表示します。

 

vrf context

Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを作成して、VRF コンフィギュレーション モードを開始するには、 vrf context コマンドを使用します。VRF エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vrf context { name | management }

no vrf context { name | management }

 
構文の説明

name

VRF の名前。名前は最大 32 文字の英数字で、大文字と小文字が区別されます。

management

管理 VRF を指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1a)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

VRF コンフィギュレーション モードを開始すると、次のコマンドが使用可能になります。

exit :現在のコマンド モードを終了します。

ip :IP 機能の設定をイネーブルにします。

Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)コンフィギュレーション モードで使用可能な追加コマンド:

domain-list :追加のドメイン名を追加します。

domain-lookup :DNS lookup をイネーブルまたはディセーブルにします。

domain-name :デフォルト ドメイン名を指定します。

host :IP ホスト名テーブルにエントリを追加します。

name-server :DNS ネーム サーバの IP アドレスを指定します。

route :ネクスト ホップ サーバの IP アドレスを指定することで、ルート情報を追加します。

no :コマンドを無効にするか、そのデフォルトに設定します。

shutdown :現在の VRF コンテキストをシャットダウンします。

次に、VRF コンテキスト モードを開始する例を示します。

switch(config)# vrf context management
switch(config-vrf)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

show vrf

VRF 情報を表示します。

vtp(インターフェイス)

インターフェイスで VLAN トランキング プロトコル(VTP)をイネーブルにするには、 vtp コマンドを使用します。インターフェイスで VTP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp

no vtp

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

VTP はトランク インターフェイスでイネーブルです

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、 feature vtp コマンドを使用してスイッチ上で VTP をイネーブルにする必要があります。

VLAN トランキング プロトコル(VTP)は、VTP ドメイン内の複数のデバイスに VLAN コンフィギュレーション情報を配信するために使用されるシスコ独自のレイヤ 2 メッセージング プロトコルです。

次の例では、インターフェイス上で VTP をイネーブルにする方法を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# vtp
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

feature vtp

スイッチ上で VTP をイネーブルにします。

show running-config vtp

実行 VTP コンフィギュレーションを表示します。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

snmp-server enable traps vtp

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をイネーブルにします。

 

vtp domain

VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)管理ドメインの名前を設定するには、 vtp domain コマンドを使用します。ドメイン名を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp domain name

no vtp domain

 
構文の説明

name

VTP ドメイン名。名前には最大 32 文字までの ASCII 文字が指定できます。

 
コマンド デフォルト

空白(NULL)

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.2(1)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、 feature vtp コマンドを使用してスイッチ上で VTP をイネーブルにする必要があります。

VLAN トランキング プロトコル(VTP)は、VTP ドメイン内の複数のデバイスに VLAN コンフィギュレーション情報を配信するために使用されるシスコ独自のレイヤ 2 メッセージング プロトコルです。VTP を使用しない場合は、ネットワーク内の各デバイスに VLAN を設定する必要があります。VTP を使用する場合は、VTP サーバで VLAN を設定した後、VTP ドメイン内の他の VTP デバイスにコンフィギュレーションを配布します。

次に、accounting という名前の VTP ドメインを作成する例を示します。

switch(config)# vtp domain accounting
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vtp

スイッチ上で VTP をイネーブルにします。

show running-config vtp

実行 VTP コンフィギュレーションを表示します。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

vtp file

VLAN トランキング プロトコル(VTP)コンフィギュレーション情報をファイルに保存するには、 vtp file コマンドを使用します。コンフィギュレーションのファイルへの保存を中止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp file bootflash: server [ directory /] filename

no vtp file

 
構文の説明

bootflash:

VTP コンフィギュレーション ファイルが NVRAM のブートフラッシュ メモリに保存されるように指定します。ファイル システム名の後にコロン(:)が必要です。

server

サーバの名前。有効な値は、 /// //module-1/ //sup-1/ //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ(//)を含む必要があります。

directory/

(任意)保存先ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

filename

VTP コンフィギュレーション ファイルの名前。


bootflash://server/directory/filename 文字列にスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。


 
コマンド デフォルト

VTP データベース ファイル(vlan.dat)

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、 feature vtp コマンドを使用してスイッチ上で VTP をイネーブルにする必要があります。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルは、NVRAM の VTP データベース(vlan.dat)に保存されます。VTP コンフィギュレーション情報は、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルにも保存されます。


) vlan.dat ファイルを削除しないでください。


スイッチが VTP ドメインをリロードするときには、VTP ドメインと VLAN コンフィギュレーション情報が VTP データベース ファイル(vlan.dat)またはスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに含まれる情報に基づいて更新されます。スイッチに設定された VTP モードに応じて、情報は次のように更新されます。

server :スタートアップ コンフィギュレーション ファイルでスイッチを VTP サーバ モードで設定することが示されている場合、スイッチはブートフラッシュ ストレージ ファイル システムで使用可能な VTP データベース ファイルから VTP および VLAN 設定情報を回復します。VTP 設定がブートフラッシュ ファイル システムのファイルから取得できない場合、デフォルトの VLAN 設定(VLAN 1-1005)が VTP サーバ設定に適用され、コンフィギュレーション リビジョン番号はゼロ(0)に設定されます。

client :5 秒以内に VTP クライアントが、VTP サーバまたは VTP ドメインの他の VTP デバイスから VTP 設定情報を受信しなかった場合、そのクライアントはローカルで設定された VLAN 情報を使用します。このローカルに設定された VTP 情報は後で VTP サーバから受信した設定によって上書きされます。

transparent :VTP データベースとスタートアップ コンフィギュレーション ファイルの両方の VTP モードがトランスペアレントであり、VTP ドメイン名が一致する場合、VTP データベースは無視されます。スタートアップ コンフィギュレーション ファイル内の VTP および VLAN コンフィギュレーションは、その VTP デバイス内のコンフィギュレーションを復元するときに使用されます。

スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの VTP ドメイン情報が VTP データベース ファイル内の情報と一致しない場合は、VTP データベース ファイル内のコンフィギュレーションを使用してトランスペアレント VTP デバイスのコンフィギュレーションが復元されます。

次に、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システム bootflash の myvtp.txt いうファイルに VTP コンフィギュレーションを保存する例を示します。

switch(config)# vtp file bootflash:///myvtp.txt
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vtp

スイッチ上で VTP をイネーブルにします。

show running-config vtp

実行 VTP コンフィギュレーションを表示します。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

vtp mode

VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)デバイス モードを設定するには、 vtp mode コマンドを使用します。デフォルト サーバ モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp mode { client | off | server | transparent }

no vtp mode

 
構文の説明

client

デバイスをクライアントとして指定します。

off

デバイス モードをオフとして指定します。

server

デバイスをサーバとして指定します。

transparent

デバイス モードをトランスペアレントとして指定します。

 
コマンド デフォルト

サーバ

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.2(1)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(2)N2(1)

client server 、および off デバイス モードのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

VLAN トランキング プロトコル(VTP)は、VTP ドメイン内の複数のデバイスに VLAN コンフィギュレーション情報を配信するために使用されるシスコ独自のレイヤ 2 メッセージング プロトコルです。VTP を使用しない場合は、ネットワーク内の各デバイスに VLAN を設定する必要があります。VTP を使用する場合は、VTP サーバで VLAN を設定した後、VTP ドメイン内の他の VTP デバイスにコンフィギュレーションを配布します。

VTP トランスペアレント モードでは、VLAN(追加、削除、変更)およびプライベート VLAN を設定できます。VTP トランスペアレント スイッチは、VTP に参加しません。VTP トランスペアレント スイッチは自身の VLAN 設定をアドバタイズせず、受信したアドバタイズに基づいて自身の VLAN 設定を同期させることもありません。VTP コンフィギュレーション リビジョン番号は常にゼロ(0)に設定されます。トランスペアレント スイッチは VTP バージョン 2 の自身のトランク ポートから受信した VTP アドバタイズメントを転送します。

VTP デバイス モードは次のいずれかです。

server :VLAN の作成、変更、削除ができます。また、VTP ドメイン全体に対して、VTP バージョンなどの他のコンフィギュレーション パラメータを指定できます。VTP サーバは、同一 VTP ドメイン内の他のスイッチに、自分の VLAN 設定をアドバタイズメントし、また、トランク リンクを介して受信したアドバタイズメントに基づいて、自分の VLAN 設定を他のスイッチと同期させます。VTP サーバがデフォルトのモードです。


) VLAN 1 ~ 1005 を設定できます。VLAN 1002 ~ 1005 は VTP バージョン 2 のトークン リング用に予約されています。


client :VTP クライアントは、VTP サーバと同様に動作しますが、VTP クライアント上で VLAN の作成、変更、または削除を行うことはできません。

transparent :VLAN(追加、削除、または変更)とプライベート VLAN を設定できます。VTP トランスペアレント スイッチは、VTP に参加しません。VTP トランスペアレント スイッチは自身の VLAN 設定をアドバタイズせず、受信したアドバタイズに基づいて自身の VLAN 設定を同期させることもありません。このため、VTP コンフィギュレーション リビジョン番号は常にゼロ(0)に設定されます。トランスペアレント スイッチは VTP バージョン 2 の自身のトランク ポートから受信した VTP アドバタイズメントを転送します。

off :上記の 3 種類のモードで、スイッチが管理ドメイン ステートを開始するとただちに、VTP アドバタイズメントを送受信します。VTP オフ モードでは、VTP トランスペアレント モードとスイッチの動作は同じですが、VTP アドバタイズの転送は行われません。この VTP デバイスを使用して VLAN をモニタできます。


no vtp mode コマンドを使用して VTP デバイスを削除すると、デバイスは VTP サーバとして設定されます。VTP デバイスを削除するには vtp mode off コマンドを使用します。


次に、トランスペアレント モードで VTP デバイスを設定し、VLAN 2、3、4 を追加する例を示します。

switch(config)# vtp mode transparent
switch(config)# vlan 2-4
switch(config-vlan)#
 

次に、VTP デバイスとして設定したデバイスを削除する例を示します。

switch(config)# vtp mode off
switch(config)#
 

次に、VTP サーバとして VTP デバイスを設定して VLAN 2 と 3 を追加する例を示します。

switch(config)# vtp mode server
switch(config)# vlan 2,3
switch(config-vlan)#
 
 

次に、クライアントとして VTP デバイスを設定する例を示します。

switch(config)# vtp mode client
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vtp

スイッチ上で VTP をイネーブルにします。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

vlan

VLAN を設定します。

vtp password

VTP 管理ドメインのパスワードを設定するには、 vtp password コマンドを使用します。管理用パスワードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp password password

no vtp password

 
構文の説明

password

VTP ドメインのパスワード。パスワードは、最大 64 文字の ASCII のテキストとして指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

VTP のパスワードを設定する場合は、VTP ドメイン内のすべてのスイッチでパスワードを設定する必要があります。また、すべてのスイッチで同じパスワードを設定する必要があります。設定した VTP パスワードは、アルゴリズムにより、すべての要約アドバタイズメント VTP パケットで搬送される 16 バイト ワード(MD5 値)に変換されます。

次に、accounting という名前の VTP 管理ドメインのパスワードを設定する例を示します。

switch(config)# vtp domain accounting
switch(config)# vtp password cisco
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show vtp password

VTP ドメインのパスワードを表示します。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

vtp version

管理ドメインをいずれかの VLAN トランキング プロトコル(VTP)バージョンに設定するには、 vtp version コマンドを使用します。デフォルト バージョンに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

vtp version version

no vtp version

 
構文の説明

version

VTP バージョン。指定できる範囲は 1 ~ 2 です。

 
コマンド デフォルト

バージョン 1 はイネーブルです。
バージョン 2 はディセーブルです。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.2(1)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、 feature vtp コマンドを使用してスイッチ上で VTP をイネーブルにする必要があります。

VTP をイネーブルにした場合、バージョン 1 またはバージョン 2 のいずれかを設定する必要があります。トークン リング環境で VTP を使用している場合は、バージョン 2 を使用する必要があります。

次に、トークン リング VLAN の VTP バージョン 2 をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# vtp version 2
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature vtp

スイッチ上で VTP をイネーブルにします。

show vtp status

VTP 情報を表示します。