Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS QoS コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 4.x、5.x
S コマンド
S コマンド
発行日;2012/06/17 | 英語版ドキュメント(2012/03/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 728KB) | フィードバック

目次

S コマンド

service-policy

service-policy(コントロール プレーン)

service-policy(システム QoS)

service-policy(仮想イーサネット インターフェイス)

set cos(ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ)

set dscp

set precedence

set qos-group

shape(仮想イーサネット インターフェイス)

system jumbomtu

system qos

S コマンド

この章では、S で始まる Cisco NX-OS の Quality of Service(QoS)コマンドについて説明します。

service-policy

ポリシー マップをインターフェイスに付加するには、 service-policy コマンドを使用します。インターフェイスからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

no service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

 
構文の説明

input

このポリシー マップをこのインターフェイスに着信するパケットに適用します。

type

ポリシー マップのタイプが QoS かキューイングかを指定します。

qos

QoS タイプのポリシー マップを指定します。

queuing

キューイング タイプのポリシー マップを指定します。

output

このインターフェイスから発信されるパケットにこのポリシー マップを適用します。

policy-map-name

このインターフェイスに関連付けるポリシー マップの名前。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力および出力に関連付けることができるポリシー マップはそれぞれ 1 つだけです。

ポリシー マップ名には最大 40 文字の英数字を使用できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード
サブインターフェイス コンフィギュレーション モード
VLAN コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

4.2(1)N1(1)

ポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けることができます。

5.0(3)N1(1)

レイヤ 3 インターフェイスのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ポートおよびポート チャネル タイプのインターフェイスに対して、キューイング タイプのポリシー マップの入力および出力をそれぞれ 1 つずつ関連付けることができます。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力に関連付けることができるポリシー マップは 1 つだけです。

Cisco NX-OS Release 5.0(3)N1(1) から、レイヤ 3 ルーテッド インターフェイスまたはサブインターフェイスでこのコマンドを使用できるようになりました。

次に、キューイング ポリシー マップをレイヤ 2 ポート インターフェイスの入力パケットに関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 2/1
switch(config-if)# service-policy type queuing input my_input_q_policy
switch(config-if)#
 

次に、QoS タイプのポリシー マップをレイヤ 2 インターフェイスの着信パケットに関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type qos input my_policy1
switch(config-sys-qos)#
 

次に、set-dscp という名前の QoS タイプのポリシー マップをレイヤ 2 インターフェイスの着信パケットに関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# policy-map type qos set-dscp
switch(config-pmap-qos)# class class-0
switch(config-pmap-c-qos)# set dscp ef
switch(config-pmap-c-qos)# exit
switch(config-pmap-qos)# class class-1-2
switch(config-pmap-c-qos)# set precedence 4
switch(config-pmap-c-qos)# exit
switch(config-pmap-qos)# exit
switch(config)# interface ethernet 2/1
switch(config-if)# service-policy type qos input set-dscp
switch(config-if)#
 

次に、キューイング ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# service-policy type queuing input my_input_q_policy
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

no switchport

インターフェイスを、レイヤ 3 ルーテッド インターフェイスとして設定します。

show policy-map interface brief

すべてのインターフェイスと VLAN、および関連付けられたサービス ポリシーの概要を表示します。

system qos

システム ポリシーを設定します。

 

service-policy(コントロール プレーン)

集約コントロール プレーン サービスのコントロール プレーンにポリシー マップを付加するには、 service-policy コマンドを使用します。

service-policy input policy-map-name

 
構文の説明

input

コントロール プレーンに着信するパケットに指定のサービス ポリシーを適用します。

policy-map-name

関連付けるコントロール プレーン ポリシー マップの名前。この名前には最大 64 文字までの英数字を指定できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

コントロール プレーン コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

control-plane コマンドの使用後、 service-policy コマンドを使用して、Quality of Service(QoS)ポリシーを設定する必要があります。このポリシーは集約コントロール プレーン サービスのコントロール プレーン インターフェイスに付加されて、プロセス レベルに入るパケットの数やレートを制御します。

次に、コントロール プレーンにコントロール プレーン ポリシー マップを関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# ip access-list ipv4-acl-telnet
switch(config-acl)# permit tcp 10.23.0.0/16 10.176.0.0/16
switch(config-acl)# exit
switch(config)# class-map type control-plane telnet-class
switch(config-cmap)# match access-group name ipv4-acl-telnet
switch(config-cmap)# exit
switch(config)# policy-map type control-plane copp-system-policy
switch(config-pmap)# class telnet-class
switch(config-pmap-c)# police 1000
switch(config-pmap-c)# exit
switch(config-pmap)# exit
switch(config)# control-plane
switch(config-cp)# service-policy input copp-system-policy
switch(config-cp)# exit
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

control-plane

コントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開始します。

policy-map type control-plane

コントロール プレーン ポリシー マップを作成または変更します。

show policy-map control-plane

コントロール プレーンのポリシー マップのあるクラス、またはすべてのクラスの設定を表示します。

 

service-policy(システム QoS)

システム ポリシーにポリシー マップを関連付けるには、 service-policy コマンドを使用します。システム ポリシーからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy { input | type { network-qos | qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

no service-policy { input | type { network-qos | qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

 
構文の説明

input

このポリシー マップをこのインターフェイスに着信するパケットに適用します。

type

ポリシー マップのタイプが network-qos、qos、またはキューイングかを指定します。

network-qos

network-qos タイプのポリシー マップを指定します。

qos

QoS タイプのポリシー マップを指定します。

queuing

キューイング タイプのポリシー マップを指定します。

output

このインターフェイスから発信されるパケットにこのポリシー マップを適用します。

policy-map-name

このインターフェイスに関連付けるポリシー マップの名前。ポリシー マップ名には最大 40 文字の英数字を使用できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

システム QoS コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(3)N1(1)

レイヤ 3 インターフェイスのサポートが追加されました。

次に、システム ポリシーにキューイング ポリシー マップを関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type queuing input my_input_q_policy
switch(config-sys-qos)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show policy-map

ポリシー マップを表示します。

system qos

システム ポリシーを設定します。

 

service-policy(仮想イーサネット インターフェイス)

仮想イーサネット インターフェイスにポリシー マップを関連付けるには、 service-policy コマンドを使用します。仮想イーサネット インターフェイスからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

no service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name

 
構文の説明

input

このポリシー マップをこの仮想インターフェイスに着信するパケットに適用します。

type

QoS タイプのポリシー マップを指定します。

qos

QoS タイプのポリシー マップを指定します。

queuing

キューイング タイプのポリシー マップを指定します。

input

ポリシー マップをこのインターフェイスに着信するパケットに適用します。

output

ポリシー マップをこのインターフェイスから発信されるパケットに適用します。

policy-map-name

このインターフェイスに関連付けるポリシー マップの名前。QoS タイプのポリシーとして特定のインターフェイスの入力に関連付けることができるポリシー マップは 1 つだけです。

ポリシー マップ名には最大 40 文字の英数字を使用できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

仮想イーサネット インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ポートおよびポート チャネル タイプのインターフェイスに対して、キューイング タイプのポリシー マップの入力および出力をそれぞれ 1 つずつ関連付けることができます。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力に関連付けることができるポリシー マップは 1 つだけです。


) サービス ポリシーの使用方法の詳細については、『Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS Quality of Service Configuration Guide』を参照してください。


次に、仮想イーサネット インターフェイスの入力パケットに QoS ポリシー マップを関連付ける例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface vethernet 12
switch(config-if)# service-policy type qos input my_veth_policy
switch(config-if)#
 

次に、仮想イーサネット インターフェイスの着信パケットに、トラフィック シェーピング用に設定されたキューイング ポリシーを関連付ける例を示します。

switch(config)# policy-map type queuing p2
switch(config-pmap-que)# class type queuing class-default
switch(config-pmap-c-que)# shape 30 kbps 3000
switch(config-pmap-c-que)# exit
switch(config-pmap-que)# exit
switch(config)# interface vethernet 1
switch(config-if)# service-policy type queuing input p2
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

interface vethernet

仮想イーサネット インターフェイスを設定します。

policy-map type queuing

キューイング ポリシー マップを設定します。

show policy-map interface brief

すべてのインターフェイスと VLAN、および関連付けられたサービス ポリシーの概要を表示します。

system qos

システム ポリシーを設定します。

 

set cos(ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ)

ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスにサービス クラス(CoS)値を割り当てるには、 set コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

set cos cos-value

no set cos cos-value

 
構文の説明

cos-value

トラフィックのこのクラスに割り当てる CoS 値。有効な範囲は 0 ~ 7 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(3)N1(1)

レイヤ 3 トラフィックのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用できるのは、出力ポートに関連付けられるネットワーク QoS タイプのポリシー上だけです。

Cisco NX-OS Release 5.0(3)N1(1) からは、レイヤ 3 トポロジで一意の CoS 値を使用してネットワーク QoS ポリシーの各 qos-group を設定する必要があります。

次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに CoS 値を割り当てる例を示します。

switch(config)# policy-map type network-qos my_policy1
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos traffic_class2
switch(config-pmap-nq-c)# set cos 3
switch(config-pmap-nq-c)#
 

次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスから CoS 値の割り当てを削除する例を示します。

switch(config)# policy-map type network-qos my_policy1
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos traffic_class2
switch(config-pmap-nq-c)# no set cos 3
switch(config-pmap-nq-c)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show policy-map

ポリシー マップを表示します。

set dscp

Cisco Nexus 5548 スイッチで QoS タイプのポリシー マップのトラフィック クラスに DiffServ コード ポイント(DSCP)値を割り当てるには、 set dscp コマンドを使用します。以前に設定した DSCP 値を削除するには、このコマンド no 形式を使用します。

set dscp dscp-value

no set dscp dscp-value

 
構文の説明

dscp-value

このトラフィック クラスに割り当てる DSCP 値またはパラメータを指定します。有効値は、0 ~ 63 です。

標準的な DSCP 値の一覧については、 表 1 を参照してください。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン


) このコマンドは、Cisco Nexus 5548 スイッチでのみサポートされています。


マーキングは、着信および発信パケットの Quality of Service(QoS)フィールドを変更するために使用する方式です。

標準の QoS フィールドである、IP precedence、DSCP、サービス クラス(CoS)の値、および後続のアクションで使用できる内部ラベルを設定できます。マーキングは、トラフィックのポリシング、キューイング、およびスケジューリングで使用するトラフィックのタイプを識別するのに使用します(スケジューリングでは CoS だけを使用します)。

このコマンドは、DSCP パケット ヘッダー フィールドに基づいてトラフィックを分類するために使用します。パケットの DSCP 値を設定する場合は、class-default システム クラス以外のトラフィック クラスを使用する必要があります。たとえば、qos-group x で、 x の値は 1 ~ 5 のいずれかです。


) トラフィックが class-default システム クラス(QoS-group 0)の場合、DSCP パケット ヘッダー フィールドを設定することはできません。


IP ヘッダーの DiffServ フィールドの上位 6 ビットで、DSCP 値を指定の値に設定できます。0 ~ 63 の数値のほか、 表 1 に示す標準の DSCP 値も入力できます。

3 つ以上の IP ヘッダー フィールドに値を設定すると、次のようなエラーが表示されます。

ERROR: Only 2 sets out of qos-group/cos/dscp/precedence/discard-class are allowed. Please remove other set action before applying this one.
 

) DSCP または IP precedence を設定できますが、IP パケットの同じフィールドを変更することになるため、両方の値を設定することはできません。


QoS ポリシー マップが正常に機能し、指定の QoS グループを作成するようにするために、DSCP 値を設定した後で、QoS ポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けてから、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを定義し、そのポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けてください。QoS ポリシー マップの QoS グループがネットワーク QoS ポリシーの QoS グループと一致することを確認します。

次に、QoS ポリシーの DSCP 値を設定する例を示します。

switch(config)# policy-map type qos my_policy
switch(config-pmap-qos)# class type qos my_class
switch(config-pmap-c-qos)# set dscp cs6
switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 2
switch(config-pmap-c-qos)# exit
switch(config-pmap-qos)# exit
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type qos input my_policy
switch(config-sys-qos)# exit
switch(config)# class-map type network-qos nqos_class
switch(config-cmap-nq)# match qos-group 2
switch(config-cmap-nq)# exit
switch(config)# policy-map type network-qos nqos_policy
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-nq-c)# exit
switch(config-pmap-nq)# exit
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type network-qos nqos_policy
switch(config-sys-qos)# exit
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルにコピーします。

show policy-map type qos

QoS ポリシー マップを表示します。

show running-config ipqos

QoS の実行コンフィギュレーションを表示します。

set precedence

Cisco Nexus 5548 スイッチで QoS タイプのポリシー マップのトラフィック クラスの IP ヘッダーに含まれる precedence 値を設定するには、 set precedence コマンドを使用します。クラスの precedence 値をデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

set precedence precedence-value

no set precedence precedence-value

 
構文の説明

precedence-value

トラフィックのこのクラスに割り当てる IP precedence 値。有効な値は 0 ~ 7 です。

標準的な precedence 値の一覧については、 表 2 を参照してください。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン


) このコマンドは、Cisco Nexus 5548 スイッチでのみサポートされています。


マーキングは、着信および発信パケットの Quality of Service(QoS)フィールドを変更するために使用する方式です。

標準の QoS フィールドである、IP precedence、DSCP、サービス クラス(CoS)の値、および後続のアクションで使用できる内部ラベルを設定できます。マーキングは、トラフィックのポリシング、キューイング、およびスケジューリングで使用するトラフィックのタイプを識別するのに使用します(スケジューリングでは CoS だけを使用します)。

このコマンドは、IP precedence パケット ヘッダー フィールドに基づいてトラフィックを分類するために使用します。パケットの IP precedence 値を設定する場合は、class-default システム クラス以外のトラフィック クラスを使用する必要があります。たとえば、qos-group x で、 x の値は 1 ~ 5 のいずれかです。


) トラフィックが class-default システム クラス(QoS-group 0)の場合、IP precedence パケット ヘッダー フィールドを設定することはできません。


3 つ以上の IP ヘッダー フィールドに値を設定すると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

ERROR: Only 2 sets out of qos-group/cos/dscp/precedence/discard-class are allowed. Please remove other set action before applying this one.
 

) DSCP または IP precedence を設定できますが、IP パケットの同じフィールドを変更することになるため、両方の値を設定することはできません。


QoS ポリシー マップが正常に機能し、指定の QoS グループを作成するようにするために、IP precedence 値を設定した後で、QoS ポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けてから、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを定義し、そのポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けてください。QoS ポリシー マップの QoS グループがネットワーク QoS ポリシーの QoS グループと一致することを確認します。

次に、QoS ポリシーの IP precedence 値を設定する例を示します。

switch(config)# policy-map type qos my_policy
switch(config-pmap-qos)# class type qos my_class
switch(config-pmap-c-qos)# set precedence 5
switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 2
switch(config-pmap-c-qos)# exit
switch(config-pmap-qos)# exit
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type qos input my_policy
switch(config-sys-qos)# exit
switch(config)# class-map type network-qos nqos_class
switch(config-cmap-nq)# match qos-group 2
switch(config-cmap-nq)# exit
switch(config)# policy-map type network-qos nqos_policy
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-nq-c)# exit
switch(config-pmap-nq)# exit
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type network-qos nqos_policy
switch(config-sys-qos)# exit
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルにコピーします。

show policy-map type qos

QoS ポリシー マップを表示します。

show running-config ipqos

QoS の実行コンフィギュレーションを表示します。

show startup-config ipqos

スタートアップ ファイルに保存されている QoS の設定を表示します。

set qos-group

QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てるには、 set qos-group コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

set qos-group qos-group-value

no set qos-group qos-group-value

 
構文の説明

qos-group-value

トラフィックのこのクラスに割り当てる QoS グループ値。範囲は、Cisco Nexus 5020 スイッチで 2 ~ 5、Cisco Nexus 5548 スイッチで 1 ~ 5、他のすべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチで 0 ~ 5 です。

(注) Cisco Nexus 5548 スイッチのデフォルトは 1 です。

 
コマンド デフォルト

Cisco Nexus 5548 スイッチの場合は 1。

 
コマンド モード

QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(2)N1(1)

有効な QoS グループ値の範囲は 1 ~ 5 です。

 
使用上のガイドライン

QoS グループ ID 値は、入力ポリシーだけで設定できます。入力ポリシーには最大 5 つの QoS グループを設定できます。

ポリシー マップ クラスで 3 つ以上の IP ヘッダー フィールドの値を設定すると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

ERROR: Only 2 sets out of qos-group/cos/dscp/precedence/discard-class are allowed. Please remove other set action before applying this one.
 

次に、Cisco NX-OS Release 4.1(3)N1(1) で、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てる例を示します。

switch(config)# policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class traffic_class2
switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 10
switch(config-pmap-c-qos)#
 

次に、Cisco NX-OS Release 5.0(2)N1(1) で、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てる例を示します。

switch(config)# policy-map my_policy
switch(config-pmap-qos)# class my_class
switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 3
switch(config-pmap-c-qos)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルにコピーします。

show policy-map type qos

QoS ポリシー マップを表示します。

show running-config ipqos

QoS の実行コンフィギュレーションを表示します。

show startup-config ipqos

スタートアップ ファイルに保存されている QoS の設定を表示します。

shape(仮想イーサネット インターフェイス)

出力キューでシェーピングを行い、最大レートを制限するよう設定するには、 shape コマンドを使用します。シェーピング設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

shape target-rate { kbps | mbps | gbps } burst-size

no shape target-rate { kbps | mbps | gbps } burst-size

 
構文の説明

target-rate

トラフィック レート。範囲は、1 ~ 10,000,000,000 です。

kbps

単位として kbps(1000 ビット/秒)を指定します。

mbps

単位として Mbps(メガビット/秒)を指定します。

gbps

単位として Gbps(ギガビット/秒)を指定します。

burst-size

バーストサイズ(バイト単位)。範囲は、1500 ~ 65535 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

キューイング タイプのポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

トラフィック シェーピングは、仮想イーサネット インターフェイスでのみサポートされています。

シェーピング レートは、指定されたレートでトラフィックを制限します。シェーピングは入力方向でのみ設定できます。仮想イーサネット インターフェイスのすべてのトラフィックが、特定のシェーピング レートに制限されます。


) シェーピングを設定した場合は、同じポリシー マップ内でプライオリティは設定できません。


このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、キューイング ポリシー マップにシェーピングを設定し、仮想イーサネット インターフェイスにこのポリシーを適用する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# policy-map type queuing p2
switch(config-pmap-que)# class type queuing class-default
switch(config-pmap-c-que)# shape 30 kbps 3000
switch(config-pmap-c-que)# exit
switch(config-pmap-que)# exit
switch(config)# interface vethernet 1
switch(config-if)# service-policy type queuing input p2
switch(config-if)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

service-policy(仮想イーサネット インターフェイス)

ポリシー マップを仮想イーサネット インターフェイスに適用します。

show policy-map

ポリシー マップの情報を表示します。

 

system jumbomtu

システムで最大伝送ユニット(MTU)の上限を定義するには、 system jumbomtu コマンドを使用します。

system jumbomtu [ value ]

 
構文の説明

value

ジャンボ MTU 値。有効な範囲は 2158 ~ 9216 です。

 
コマンド デフォルト

9216 バイト

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1a)

このコマンドが追加されました。

次に、システムでの MTU の上限を定義する例を示します。

switch(config)# system jumbomtu 9216
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interface

指定したインターフェイスで送受信されるジャンボ MTU フレームを表示します。

system qos

システム ポリシーを設定するには、 system qos コマンドを使用します。

system qos

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1a)

このコマンドが追加されました。

次に、キューイング ポリシーをシステムのすべてのインターフェイスに適用するようにシステム QoS を設定する例を示します。

switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

service-policy

システム クラス ポリシー マップをシステムのサービス ポリシーに関連付けます。