Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Virtual Port Channel コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 4.x、5.x
I コマンド
I コマンド
発行日;2012/06/22 | 英語版ドキュメント(2012/01/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 902KB) | フィードバック

目次

I コマンド

import interface

import running-config

inherit port-profile

ip arp synchronize

ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link

I コマンド

この章では、I で始まる Cisco NX-OS の仮想ポート チャネル(vPC)コマンドについて説明します。

import interface

スイッチ プロファイルにインターフェイス コンフィギュレーションをインポートするには、 import interface コマンドを使用します。

import interface { ethernet slot / port | port-channel channel-no }

 
構文の説明

ethernet

スイッチ プロファイルにインポートするイーサネット インターフェイスのコンフィギュレーションを指定します。

slot / port

シャーシまたはスロット番号とポートまたはスロット番号。スロット番号には 1 ~ 255、ポート番号には 1 ~ 128 を指定できます。

port-channel

スイッチ プロファイルにインポートする EtherChannel インターフェイスのコンフィギュレーションを指定します。

channel-no

EtherChannel 番号。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

スイッチ プロファイル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

オプションが import コマンドに指定されていない場合、空のスイッチ プロファイルが作成されます。その後、ピア スイッチとの同期が必要なコンフィギュレーションを選択的に追加できます。

インポートするコマンドのセットに基づいてスイッチ プロファイルをインポートできます。コンフィギュレーション端末モードを使用して追加されたコマンドをインポートするには、次の 3 種類の方法があります。

1. 選択したコマンドをスイッチ プロファイルに追加する。

2. インターフェイスに指定された、サポートされているコマンドを追加する。

3. サポートされているシステムレベル コマンドを追加する。

スイッチ プロファイルにコマンドをインポートする場合、スイッチプロファイル バッファが空である必要があります。

インポート プロセスを完了し、スイッチ プロファイルにコンフィギュレーションを移動するには、 commit コマンドを使用します。インポート プロセスでは設定変更がサポートされないため、新しいコマンドが commit コマンドを入力する前に追加されると、スイッチ プロファイルが保存されないまま残り、スイッチはスイッチ プロファイル インポート モード(config-sync-sp-import)のままになります。追加したコマンドを削除できるほか、 abort コマンドを使用してインポートを停止することもできます。未保存のコンフィギュレーションは、プロセスが中断されると失われます。インポートが完了した後で、スイッチ プロファイルに新しいコマンドを追加できます。

次に、ピアのスイッチ 1 の s5010 というスイッチ プロファイルにイーサネット インターフェイス コンフィギュレーションをインポートする例を示します。

switch# config sync
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config-sync)# switch-profile s5010
Switch-Profile started, Profile ID is 1
switch(config-sync-sp)# show switch-profile s5010 buffer
 
switch-profile : s5010
----------------------------------------------------------
Seq-no Command
----------------------------------------------------------
 
switch(config-sync-sp)# import interface ethernet 1/1
switch(config-sync-sp)# show switch-profile buffer
 
switch-profile : s5010
----------------------------------------------------------
Seq-no Command
----------------------------------------------------------
1 interface Ethernet1/1
 
switch(config-sync-sp-import)# commit
Verification successful...
Proceeding to apply configuration. This might take a while depending on amount o
f configuration in buffer.
Please avoid other configuration changes during this time.
Commit Successful
switch(config-sync)#

 

次に、ピアのスイッチ 1 の sp100 という名前の空のスイッチ プロファイルを作成し、コンフィギュレーション コマンドを追加する例を示します。

switch# config sync
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config-sync)# switch-profile sp100
Switch-Profile started, Profile ID is 1
switch(config-sync-sp)# show switch-profile sp100 buffer
 
switch-profile : sp100
----------------------------------------------------------
Seq-no Command
----------------------------------------------------------
 
switch(config-sync-sp)# import
switch(config-sync-sp-import)# interface port-channel 100
switch(config-sync-sp-import-if)# switchport mode trunk
switch(config-sync-sp-import-if)# vpc peer-link
switch(config-sync-sp-import-if)# exit
switch(config-sync-sp-import)# commit
Verification successful...
Proceeding to apply configuration. This might take a while depending on amount o
f configuration in buffer.
Please avoid other configuration changes during this time.
Commit Successful
switch(config-sync)#

 

 
関連コマンド

コマンド
説明

abort

現在のスイッチ プロファイル コンフィギュレーションを廃棄します。

commit

スイッチ プロファイル コンフィギュレーションをコミットします。

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

show switch-profile buffer

スイッチ プロファイル バッファに関する情報を表示します。

show running-config switch-profile

スイッチ プロファイルの実行コンフィギュレーションを表示します。

import running-config

スイッチ プロファイルに実行コンフィギュレーションをインポートするには、 import running-config コマンドを使用します。

import running-config [ exclude interface ethernet ]

 
構文の説明

exclude

(任意)現在の実行コンフィギュレーションをスイッチ プロファイルにインポートする際に除外するコンフィギュレーションを指定します。

interface

(任意)インポート操作中にインターフェイス コンフィギュレーションを除外することを指定します。

ethernet

(任意)インポート操作中に実行コンフィギュレーションからすべてのイーサネット インターフェイス コンフィギュレーションを除外することを指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

スイッチ プロファイル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(2)N2(1)

exclude interface ethernet キーワードが追加されました。

 
使用上のガイドライン

import running-config exclude interface ethernet コマンドは、インポート操作中に、実行コンフィギュレーション内のすべての物理インターフェイス コマンドを廃棄します。

オプションが import コマンドに指定されていない場合、空のスイッチ プロファイルが作成されます。その後、ピア スイッチとの同期が必要なコンフィギュレーションを選択的に追加できます。

インポートするコマンドのセットに基づいてスイッチ プロファイルをインポートできます。コンフィギュレーション端末モードを使用して追加されたコマンドをインポートするには、次の 3 種類の方法があります。

1. 選択したコマンドをスイッチ プロファイルに追加する。

2. インターフェイスに指定された、サポートされているコマンドを追加する。

3. サポートされているシステムレベル コマンドを追加する。

スイッチ プロファイルにコマンドをインポートする場合、スイッチプロファイル バッファが空である必要があります。

インポート プロセスを完了し、スイッチ プロファイルにコンフィギュレーションを移動するには、 commit コマンドを使用します。インポート プロセスでは設定変更がサポートされないため、新しいコマンドが commit コマンドを入力する前に追加されると、スイッチ プロファイルが保存されないまま残り、スイッチはスイッチ プロファイル インポート モード(config-sync-sp-import)のままになります。追加したコマンドを削除できるほか、 abort コマンドを使用してインポートを停止することもできます。未保存のコンフィギュレーションは、プロセスが中断されると失われます。インポートが完了した後で、スイッチ プロファイルに新しいコマンドを追加できます。

次に、ピアのスイッチ 1 の s5010 というスイッチ プロファイルに実行コンフィギュレーションをインポートする例を示します。

switch# config sync
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config-sync)# switch-profile s5010
Switch-Profile started, Profile ID is 1
switch(config-sync-sp)# show switch-profile buffer
 
switch-profile : s5010
----------------------------------------------------------
Seq-no Command
----------------------------------------------------------
 
switch(config-sync-sp)# import running-config exclude interface ethernet
switch(config-sync-sp-import)# show switch-profile buffer
 
switch-profile : s5010
----------------------------------------------------------
Seq-no Command
----------------------------------------------------------
2 interface port-channel1
2.1 vpc 1
2.2 speed 10000
3 interface port-channel100
3.1 vpc peer-link
3.2 spanning-tree port type network
3.3 speed 10000
 
switch(config-sync-sp-import)# commit
Verification successful...
Proceeding to apply configuration. This might take a while depending on amount o
f configuration in buffer.
Please avoid other configuration changes during this time.
Commit Successful
switch(config-sync)#

 

 
関連コマンド

コマンド
説明

abort

現在のスイッチ プロファイル コンフィギュレーションを廃棄します。

commit

スイッチ プロファイル コンフィギュレーションをコミットします。

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

show switch-profile buffer

スイッチ プロファイル バッファに関する情報を表示します。

show running-config switch-profile

スイッチ プロファイルの実行コンフィギュレーションを表示します。

inherit port-profile

ポート プロファイルを既存のプロファイルに継承させる、またはポート プロファイルのコンフィギュレーションをインターフェイスに適用するには、 inherit port-profile コマンドを使用します。継承を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

inherit port-profile port-profile-name

no inherit port-profile port-profile-name

 
構文の説明

port-profile-name

ポート プロファイルの名前。名前は、大文字と小文字が区別され、最大 80 文字の英数字を使用でき、アンダースコアおよびハイフンを含めることができます。名前にはスペースや特殊文字は使用できません。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

ポート プロファイル コンフィギュレーション モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
仮想イーサネット インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.1(3)N1(1)

仮想イーサネット インターフェイスのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ポート プロファイルをインターフェイスまたはインターフェイスの範囲にアタッチするときにポート プロファイルを継承します。ポート プロファイルをあるインターフェイスまたはある範囲のインターフェイスにアタッチ、または継承させる場合は、そのポート プロファイルのすべてのコマンドがインターフェイスに適用されます。あるインターフェイス タイプに対して設定されているポート プロファイルは、そのタイプのインターフェイスにだけ適用できます。たとえば、VLAN インターフェイス用に作成されたポート プロファイルは、VLAN インターフェイスに適用する必要があります。インターフェイスにポート プロファイルをアタッチ後ポート プロファイルを削除すると、ポート プロファイルの設定がインターフェイスから削除されます。

ポート プロファイル設定をインターフェイスに適用するには、そのポート プロファイルをイネーブルにする必要があります。

次に、イーサネット インターフェイス用に設定された ppEth という名前のポート プロファイルを、既存の test という名前のポート プロファイルに継承させる例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# port-profile test
switch(config-port-prof)# inherit port-profile ppEth
switch(config-port-prof)#
 

次に、イーサネット インターフェイス用に設定された ppEth という名前のポート プロファイルを、特定の範囲のイーサネット インターフェイスに適用する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/2-5
switch(config-if)# inherit port-profile ppEth
switch(config-if)#
 

次に、仮想イーサネット インターフェイス用に設定された ppVEth という名前のポート プロファイルを、仮想イーサネット インターフェイスに適用する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 10
switch(config-if)# inherit port-profile ppVEth
switch(config-if)#
 

次に、test という名前の既存のポート プロファイルから、ppEth という名前の継承されたポート プロファイルを削除する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# port-profile test
switch(config-port-prof)# no inherit port-profile ppEth
switch(config-port-prof)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

command(ポート プロファイル)

ポート プロファイルにコマンドを追加します。

copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

interface vethernet

仮想イーサネット(vEth)インターフェイスを設定します。

show port-profile name profile_name

特定のポート プロファイルに関する情報を表示します。

show running-config interface

インターフェイスの実行コンフィギュレーションを表示します。

show running-config port-profile

ポート プロファイルの実行コンフィギュレーションを表示します。

state enabled

ポート プロファイルをイネーブルにします。

 

ip arp synchronize

仮想ポート チャネル(vPC)ピア間でアドレス解決プロトコル(ARP)の同期をイネーブルにするには、 ip arp synchronize コマンドを使用します。ARP 同期をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip arp synchronize

no ip arp synchronize

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

vPC ドメイン コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.1(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

vPC ドメインのあるスイッチがオフラインになった後にオンラインに戻り、さらにピアリンク ポート チャネルのフラップがある場合に、ARP テーブルの復元に関連する遅延が発生する問題は、ARP テーブルの同期機能によって解消されます。vPC ドメインで ARP をイネーブルにすると、ユニキャスト トラフィックのコンバージェンス時間が短縮されます。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、vPC ドメインの ARP 同期をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# vpc domain 1
switch(config-vpc-domain)# ip arp synchronize
switch(config-vpc-domain)#
 

次に、vPC ドメインの ARP 同期をディセーブルにする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# vpc domain 1
switch(config-vpc-domain)# no ip arp synchronize
switch(config-vpc-domain)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip arp vpc-statistics

vPC のグローバルな ARP 統計情報を表示します。

show running-config vpc

vPC の実行コンフィギュレーション情報を表示します。

 

ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link

仮想ポート チャネル(vPC)ピア リンクへのスタティック接続を設定するには、 ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link コマンドを使用します。スタティック接続を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link

no ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

デフォルトでは、vPC ピア リンクは IGMP スヌーピング mrouter ポートと見なされます。マルチキャスト トラフィックは、送信元 VLAN と各受信側 VLAN のピア リンクに送信されます。 no ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link コマンドを使用する場合、VLAN に孤立ポートがない限り、マルチキャスト トラフィックは、送信元 VLAN と受信側 VLAN のピア リンクに送信されません。


) Cisco NX-OS Release 5.0(3)N1(1) では、no ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link コマンドは、デュアルホーム接続 Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダが Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに接続されているトポロジではサポートされません。


このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、vPC ピア リンクへのスタティック接続を設定する例を示します。

switch(config)# ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link
switch(config)#
 

次に、vPC ピア リンクへのスタティック接続を削除する例を示します。

switch(config)# no ip igmp snooping mrouter vpc-peer-link
Warning: IGMP Snooping mrouter vpc-peer-link should be globally disabled on peer
VPC switch as well.
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip igmp snooping

IGMP スヌーピング情報を表示します。