Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 5.x
I コマンド
I コマンド
発行日;2012/07/19 | 英語版ドキュメント(2012/07/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

I コマンド

ip rip authentication key-chain

ip rip authentication mode

ip rip metric-offset

ip rip offset-list

ip rip passive-interface

ip rip poison-reverse

ip rip route-filter

ip rip summary-address

ip router rip

I コマンド

この章では、I で始まる Cisco NX-OS Routing Information Protocol(RIP)コマンドについて説明します。

ip rip authentication key-chain

Routing Information Protocol(RIP)Version 2 パケットの認証をイネーブルにし、インターフェイス上で使用できるキー セットを指定するには、 ip rip authentication key-chain コマンドを使用します。認証を禁止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip authentication key-chain name-of-chain

no ip rip authentication key-chain [ name-of-chain ]

 
構文の説明

name-of-chain

有効なキーのグループ。

 
コマンド デフォルト

RIP パケットには認証は適用されません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、キーチェーン ツリーに属しているキーの受け入れと送信をインターフェイスに設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip authentication key-chain trees
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

key-chain

認証方式で使用可能なキー セットを作成します。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。

ip rip authentication mode

Routing Information Protocol(RIP)Version 2 パケットで使用される認証タイプを指定するには、 ip rip authentication mode コマンドを使用します。クリア テキスト認証に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip authentication mode { text | md5 }

no ip rip authentication mode

 
構文の説明

text

クリア テキスト認証を指定します。

md5

Message Digest 5(MD5)認証を指定します。

 
コマンド デフォルト

キー チェーンを設定した場合、RIP パケットにクリア テキスト認証が適用されます。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、MD5 認証を使用するようにインターフェイスを設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip authentication mode md5
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

ip rip authentication key-chain

RIP Version 2 パケットの認証をイネーブルにして、インターフェイスに使用可能なキー セットを指定します。

key chain

ルーティング プロトコルの認証をイネーブルにします。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。

ip rip metric-offset

インターフェイスの着信 IP Routing Information Protocol(RIP)ルート メトリックに追加の値を設定するには、 ip rip metric-offset コマンドを使用します。メトリックをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip metric-offset value

no ip rip metric-offset

 
構文の説明

value

インターフェイスの着信ルート メトリックに追加する値。指定できる範囲は 1 ~ 15 です。デフォルトは 1 です。

 
コマンド デフォルト

value :1

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ip route metric-offset コマンドは、Cisco NX-OSが使用するルートに影響を与えます。このコマンドを使用すると、インターフェイス上の全着信ルートのルート メトリックに固定オフセットを追加できます。あるインターフェイスの metric-offset を 5 に設定し、着信ルート メトリックが 5 の場合、Cisco NX-OS はそのルート テーブルにメトリック 10 のルートを追加します。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上のすべての着信 RIP ルートに 10 のメトリック オフセットを設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 2/1
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip metric-offset 10
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

ip rip offset-list

着信 RIP ルート メトリックにオフセット値を追加します。

ip rip offset-list

Routing Information Protocol(RIP)を通して学習されたルートの着信および送信メトリックにオフセットを追加するには、 ip rip offset-list コマンドを使用します。オフセット リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip offset-list value

no ip rip offset-list

 
構文の説明

value

インターフェイスの着信ルート メトリックに追加する値。指定できる範囲は 1 ~ 15 です。デフォルトは 1 です。

 
コマンド デフォルト

value :1

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上のすべての着信 RIP ルートに 10 のオフセットを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 2/1
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip offset-list 10
switch(config-if)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

ip rip metric-offset

着信 RIP ルート メトリックにオフセット値を追加します。

ip rip passive-interface

インターフェイス上での Routing Information Protocol(RIP)アップデートの送信を抑制するには、 ip rip passive-interface コマンドを使用します。アップデートの停止を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip passive-interface

no ip rip passive-interface

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

インターフェイス上で RIP アップデートが送信されます。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

パッシブ インターフェイス上でマルチキャスト(またはブロードキャスト)アドレスへの RIP によるルーティング アップデートの送信が停止されている間も、RIP は引き続き、そのインターフェイス上のそのネイバーからルーティング アップデートを受信して処理します。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、イーサネット 1/2 をパッシブ インターフェイスとして設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip passive-interface
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。

ip rip poison-reverse

Routing Information Protocol(RIP)ルータ アップデートのポイズン リバース処理をイネーブルにするには、 ip rip poison-reverse コマンドを使用します。RIP アップデートのポイズン リバース処理をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip poison-reverse

no ip rip poison-reverse

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

スプリット ホライズンは常にイネーブルです。ポイズン リバース処理はディセーブルです。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

RIP ルータ アップデートのポイズン リバース処理をイネーブルにするには、 ip rip poison-reverse コマンドを使用します。デフォルトでは、Cisco NX-OS は、RIP ルートを学習したインターフェイスからの RIP ルートのアドバタイズは行いません(スプリット ホライズン)。ポイズン リバースとスプリット ホライズンを両方とも設定した場合、Cisco NX-OSはルートを学習したインターフェイスを通じて、その学習ルートは到達不能であるとアドバタイズします。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、RIP を実行しているインターフェイスのポイズン リバース処理をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip poison-reverse
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。

ip rip route-filter

インターフェイスの着信または発信 Routing Information Protocol(RIP)ルートをフィルタリングするには、 route-filter コマンドを使用します。インターフェイスからフィルタリングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip route filter { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }

no ip rip route filter { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }

 
構文の説明

prefix-list list-name

RIP パケット フィルタリング用のプレフィックス リストを関連付けます。

route-map map-name

ルート マップを関連付けて RIP の再配布ポリシーを設定します。

in

着信ルートをフィルタリングします。

out

発信ルートをフィルタリングします。

 
コマンド デフォルト

ルート フィルタリングはディセーブルです。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

インターフェイスの着信ルートまたは発信ルートをフィルタリングするには、 ip rip route-filter コマンドを使用します。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、RIP インターフェイスのルートをフィルタリングするためにルート マップを使用する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip rip route-filter route-map InRipFilter in
switch(config-if)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

prefix-list

プレフィックス リストを作成します。

route-map

ルート マップを作成します。

 

ip rip summary-address

Routing Information Protocol(RIP)のインターフェイスの下でサマリー集約アドレスを設定するには、 ip rip summary-address コマンドを使用します。特定のアドレスまたはサブネットの集約をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip rip summary-address ip-prefix / mask

no ip rip summary-address ip-prefix / mask

 
構文の説明

ip-prefix / length

集約する IP プレフィックスおよびプレフィックス長

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

特定のインターフェイスのアドレスまたはサブネットを集約するには、 ip rip summary-address コマンドを使用します。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。


) レイヤ 3 インターフェイスをイネーブルにするため、LAN Base Services ライセンスがスイッチにインストールされていることを確認します。


次に、イーサネット インターフェイス 1/2 からアドバタイズされるサマリー アドレス 192.0.2.0 を設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip summary-address rip 192.0.2.0/24
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。

ip router rip

インターフェイス用の Routing Information Protocol(RIP)インスタンスを指定するには、 ip router rip コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip router rip instance-tag

no ip router rip instance-tag

 
構文の説明

instance-tag

RIP インスタンスの名前。 instance-tag には最大 20 文字の英数字文字列を指定します。大文字と小文字は区別されます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用する前に、スイッチで RIP をイネーブルにするようにしてください。

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、インターフェイス用の RIP インスタンスを設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/2
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip router rip Enterprise
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

feature rip

スイッチで RIP をイネーブルにします。

show ip rip

すべての RIP インスタンスの RIP 要約情報を表示します。