Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 5.x
I コマンド
I コマンド
発行日;2012/07/19 | 英語版ドキュメント(2012/07/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

I コマンド

ip load-sharing address

ip route

ip verify unicast source reachable-via

I コマンド

この章では、I で始まる Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング情報ベース(RIB)コマンドと転送情報ベース(FIB)のコマンドを示します。

ip load-sharing address

ユニキャスト転送情報ベース(FIB)で使用される負荷分散アルゴリズムを設定するには、 ip load-sharing address コマンドを使用します 。デフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を入力します。

ip load-sharing address { destination port destination | source-destination [ port source-destination ]} [ universal-id seed ]

no ip load-sharing address { destination port destination | source-destination [ port source-destination ]} [ universal-id seed ]

 
構文の説明

destination port destination

宛先アドレスとポートに基づく負荷分散アルゴリズムを設定します。

source-destination

送信元および宛先アドレスに基づく負荷分散アルゴリズムを設定します。

port source-destination

(任意)送信元および宛先アドレスとポート アドレスに基づく負荷分散アルゴリズムを設定します。

universal-id seed

(任意)負荷分散ハッシュ アルゴリズムのランダム シードを設定します。指定できる範囲は 1 ~ 4294967295 です。

 
コマンド デフォルト

宛先アドレスおよびポート アドレス

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ip load-sharing address コマンドは、ユニキャスト FIB でルーティング情報ベース(RIB)内の等価コスト パスからパスを選択するときに使用される負荷分散アルゴリズムを設定するために使用します。

次に、送信元および宛先アドレスを使用する負荷分散アルゴリズムを設定する例を示します。

switch(config)# ip load-sharing address source-destination
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip load-sharing

負荷分散型アルゴリズムを表示します。

show routing hash

RIB と FIB でソース/宛先ペアに対して選択されたパスを表示します。

ip route

スタティック ルートを設定するには、 ip route コマンドを使用します。スタティック ルートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip route ip-prefix / mask {[ interface ] next-hop } [ preference ] [ tag id ]

no ip route ip-prefix / mask {[ interface ] next-hop } [ preference ] [ tag id ]

 
構文の説明

ip-prefix / mask

IP プレフィックスおよびプレフィックス マスク。形式は x.x.x.x/length です。length は 1 ~ 32 です。

interface

(任意)このルートに到達するためにすべてのパケットが送信されるインターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。

next-hop

そのネットワークに到達するために使用できるネクスト ホップの IP アドレス。IP アドレス、インターフェイス タイプ、およびインターフェイス番号を指定できます。形式は x.x.x.x/length です。length は 1 ~ 32 です。

preference

(任意)このルートへのアドミニストレーティブ ディスタンスとして使用されるルート プリファレンス。指定できる範囲は 1 ~ 255 です。デフォルトは 1 です。

tag id

(任意)ルート マップ内の照合に使用可能なルート タグを割り当てます。指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。デフォルトは 0 です。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

スタティック ルートのデフォルトのアドミニストレーティブ ディスタンスは 1 です。ダイナミック ルーティング プロトコルをスタティック ルートよりも優先させたい場合は、スタティック ルート プリファレンス引数をダイナミック ルーティング プロトコルのアドミニストレーティブ ディスタンスよりも大きい値に設定する必要があります。たとえば、EIGRP を使用して抽出されたルートのデフォルト アドミニストレーティブ ディスタンスが 100 とします。スタティック ルートよりも EIGRP ダイナミック ルートを優先する場合は、100 を超えるアドミニストレーティブ ディスタンスを指定する必要があります。

次に、ネクストホップ アドレス 10.0.0.2 を介して到達可能な IP アドレス プレフィックス 192.168.1.1/32 を持つ宛先へのスタティック ルートを作成する例を示します。

switch(config)# ip route 192.168.1.1/32 10.0.0.2
 

次に、前述の例にタグを割り当てて、このスタティック ルート上で照合可能なルート マップを設定できるようにする例を示します。

switch(config)# ip route 192.168.1.1/32 10.0.0.2 tag 5
 

次に、110 のプリファレンスを選択する例を示します。この場合、アドミニストレーティブ ディスタンスが 110 未満のダイナミック ルート情報を入手できなければ、プレフィックスが 10.0.0.0 のパケットが 172.31.3.4 にあるルータに転送されます。

switch# configure terminal
switch(config)# ip route 10.0.0.0/8 172.31.3.4 110
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

match tag

ルートに関連付けられたタグ値を照合します。

 

ip verify unicast source reachable-via

インターフェイス上でユニキャスト リバース パス転送(ユニキャスト RPF)を設定するには、 ip verify unicast source reachable-via コマンドを使用します。インターフェイスからユニキャスト RPF を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip verify unicast source reachable-via { any [ allow-default ] | rx }

no ip verify unicast source reachable-via { any [ allow-default ] | rx }

 
構文の説明

any

ルーズ チェックを指定します。

allow-default

(任意)特定のインターフェイス上で使用する MAC アドレスを指定します。

rx

ストリクト チェックを指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

入力インターフェイスに次のいずれかのユニキャスト RPF モードを設定できます。

ストリクト ユニキャスト RPF モード:ストリクト モード チェックは、次の一致が検出された場合に成功します。

ユニキャスト RPF が、Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)でパケット送信元アドレスの一致を検出。

パケットを受信した入力側インターフェイスが、FIB 一致のユニキャスト PRF インターフェイスの 1 つと一致。

これらのチェックに失敗すると、パケットは廃棄されます。このタイプのユニキャスト RPF チェックは、パケット フローが対称であると予想される場合に使用できます。

ルーズ ユニキャスト RPF モード:ルーズ モード チェックは、FIB でのパケット送信元アドレスの検索が一致し、最低 1 つの実インターフェイスを経由して送信元に到達可能であるという FIB 結果が示された場合に成功します。パケットを受信した入力インターフェイスが FIB 内のインターフェイスのいずれかと一致する必要はありません。

このコマンドには、ライセンスは必要ありません。

次に、インターフェイス上にルーズ ユニキャスト RPF チェックを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 2/3
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip verify unicast source reachable-via any
 

次に、インターフェイス上にストリクト ユニキャスト RPF チェックを設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 2/3
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# ip verify unicast source reachable-via rx
switch(config-if)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ip interface ethernet

インターフェイスの IP 関連情報を表示します。

show running-config interface ethernet

実行コンフィギュレーション内のインターフェイスの設定を表示します。

show running-config ip

実行コンフィギュレーションの IP 設定を表示します。