Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS システム管理コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 4.x、5.x
S コマンド
S コマンド
発行日;2012/07/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 871KB) | フィードバック

目次

S コマンド

snmp-server community

snmp-server contact

snmp-server context

snmp-server enable traps

snmp-server enable traps link

snmp-server enable traps vtp

snmp-server globalEnforcePriv

snmp-server host

snmp-server location

snmp-server mib community-map

snmp-server tcp-session

snmp-server user

snmp trap link-status

S コマンド

この章では、S で始まるシステム管理コマンドについて説明します。

snmp-server community

SNMPv1 または SNMPv2c の Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティを作成するには、 snmp-server community コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server community com-name [ group grp-name | ro | rw | use-acl acl-name ]

no snmp-server community com-name [ group grp-name | ro | rw | use-acl acl-name ]

 
構文の説明

com-name

SNMP コミュニティ ストリング。名前は、最大 32 文字の英数字で指定できます。

group grp-name

(任意)コミュニティが属するグループを指定します。名前は、最大 32 文字まで指定できます。

ro

(任意)このコミュニティ ストリングで読み取り専用アクセスを指定します。

rw

(任意)このコミュニティ ストリングで読み取りと書き込みアクセスを指定します。

use-acl acl-name

(任意)アクセス コントロール リスト(ACL)を指定して、SNMP 要求にフィルタを適用します。名前は、最大 32 文字まで指定できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.2(1)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)をコミュニティに割り当てて、着信 SNMP 要求にフィルタを適用できます。割り当てた ACL により着信要求パケットが許可される場合、SNMP はその要求を処理します。ACL により要求が拒否される場合、SNMP はその要求を廃棄して、システム メッセージを送信します。

ACL の作成の詳細については、『 Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS Security Configuration Guide 』を参照してください。ACL は、UDP および TCP を介する IPv4 および IPv6 の両方に適用されます。ACL を作成したら、ACL を SNMP コミュニティに割り当てます。

次に、SNMP コミュニティ ストリングを作成し、ACL をコミュニティに割り当て、SNMP 要求にフィルタを適用する例を示します。

switch(config)# snmp-server community public use-acl my_acl_for_public
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp community

SNMP コミュニティ ストリングを表示します。

snmp-server contact

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)連絡先(sysContact)情報を設定するには、 snmp-server contact コマンドを使用します。連絡先情報を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server contact [ text ]

no snmp-server contact [ text ]

 
構文の説明

text

(任意)システム接点情報を示す文字列。テキストは、最大 32 文字の英数字文字列で、スペースを含めることはできません。

 
コマンド デフォルト

システム接点(sysContact)文字列が設定されていません。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、SNMP 連絡先を設定する例を示します。

switch(config)# snmp-server contact DialSystemOperatorAtBeeper#1235
switch(config)#
 

次に、SNMP 連絡先を削除する例を示します。

switch(config)# no snmp-server contact DialSystemOperatorAtBeeper#1235
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp

SNMP に関する情報を表示します。

snmp-server location

システム ロケーション文字列を設定します。

snmp-server context

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)コンテキストと論理ネットワーク エンティティとのマッピングを設定するには、 snmp-server context コマンドを使用します。コンテキストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server context context-name [ instance instance-name ] [ vrf { vrf-name | default | management }] [ topology topology-name ]

no snmp-server context context-name [ instance instance-name ] [ vrf { vrf-name | default | management }] [ topology topology-name ]

 
構文の説明

context-name

SNMP コンテキスト。名前は、最大 32 文字の英数字で指定できます。

instance instance-name

(任意)プロトコル インスタンスを指定します。名前は、最大 32 文字の英数字で指定できます。

vrf vrf-name

(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字の英数字で、大文字と小文字が区別されます。

default

デフォルト VRF を指定します。

management

管理 VRF を指定します。

topology topology-name

(任意)トポロジを指定します。名前は、最大 32 文字の英数字で指定できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

SNMP コンテキストと論理ネットワーク エンティティ(プロトコル インスタンスや VRF)をマッピングするには、 snmp-server context コマンドを使用します。

次に、public1 コンテキストをデフォルト VRF にマッピングする例を示します。

switch(config)# snmp-server context public1 vrf default
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp

SNMP のステータスを表示します。

show snmp context

SNMP コンテキストに関する情報を表示します。

snmp-server enable traps

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をイネーブルにするには、 snmp-server enable traps コマンドを使用します。SNMP 通知をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。

snmp-server enable traps
[ aaa [ server-state-change ] |
callhome [ event-notify | smtp-send-fail ] |
entity { entity_fan_status_change | entity_mib_change | entity_module_inserted | entity_module_removed | entity_module_status_change | entity_power_out_change | entity_power_status_change | entity_unrecognised_module } |
fcdomain |
fcns |
fcs |
fctrace |
fspf |
license [ notify-license-expiry | notify-license-expiry-warning | notify-licensefile-missing | notify-no-license-for-feature ] |
link |
rf [ redundancy_framework ] |
rmon [ fallingAlarm | hcFallingAlarm | hcRisingAlarm | risingAlarm ] |
rscn |
snmp [ authentication ] |
vsan |
zone [ default-zone-behavior-change | merge-failure | merge-success | request-reject1 | unsupp-mem ]]

no snmp-server enable traps
[ aaa [ server-state-change ] |
callhome [ event-notify | smtp-send-fail ] |
entity { entity_fan_status_change | entity_mib_change | entity_module_inserted | entity_module_removed | entity_module_status_change | entity_power_out_change | entity_power_status_change | entity_unrecognised_module } |
fcdomain |
fcns |
fcs |
fctrace |
fspf |
license [ notify-license-expiry | notify-license-expiry-warning | notify-licensefile-missing | notify-no-license-for-feature ] |
link |
rf [ redundancy_framework ] |
rmon [ fallingAlarm | hcFallingAlarm | hcRisingAlarm | risingAlarm ] |
rscn |
snmp [ authentication ] |
vsan |
zone [ default-zone-behavior-change | merge-failure | merge-success | request-reject1 | unsupp-mem ]]

 
構文の説明

aaa

(任意)AAA サーバ ステート変更の通知をイネーブルにします。

server-state-change

(任意)AAA サーバ ステート変更を指定します。

callhome

(任意)Cisco Call Home 通知をイネーブルにします。

event-notify

(任意)Cisco Call Home 外部イベント通知を指定します。

smtp-send-fail

(任意)SMTP メッセージ送信失敗通知を指定します。

entity

(任意)モジュール ステータス、ファン ステータス、または電源ステータスの変更に関する通知をイネーブルにします。

entity_fan_status_
change

(任意)エンティティ ファン ステータスの変更を指定します。

entity_mib_change

(任意)エンティティの MIB の変更を指定します。

entity_module_
inserted

(任意)エンティティ モジュールの挿入を指定します。

entity_module_
removed

(任意)エンティティ モジュールの削除を指定します。

entity_module_status_change

(任意)エンティティ モジュール ステータスの変更を指定します。

entity_power_out_
change

(任意)エンティティ電源出力の変更を指定します。

entity_power_status_
change

(任意)エンティティ電源ステータスの変更を指定します。

entity_unrecognised_module

(任意)エンティティの未認識モジュールを指定します。

fcdomain

(任意)ファイバ チャネル ドメインの通知をイネーブルにします。

fcns

(任意)ネーム サーバの通知をイネーブルにします。

fcs

(任意)ファブリック コンフィギュレーション サーバの通知をイネーブルにします。

fctrace

(任意)N ポートへのルートの通知をイネーブルにします。

fspf

(任意)Fabric Shortest Path First(FSPF)の通知をイネーブルにします。

license

(任意)ライセンス マネージャの通知をイネーブルにします。

notify-license-expiry

(任意)ライセンスの有効期限の通知を指定します。

notify-license-expiry-warning

(任意)ライセンスの有効期限警告通知を指定します。

notify-licensefile-
missing

(任意)ライセンス ファイルの不足通知を指定します。

notify-no-license-for-
feature

(任意)機能のライセンスがインストールされている必要がない場合に通知が送信されることを指定します。

link

(任意)アップリンクおよびダウン リンク インターフェイスの通知をイネーブルにします。

rf

(任意)冗長フレームワークの通知をイネーブルにします。

redundancy_
framework

(任意)冗長フレームワーク(RF)スーパーバイザ スイッチオーバー MIB を指定します。

rmon

(任意)上限アラーム、下限アラーム、および高容量アラームの通知をイネーブルにします。

fallingAlarm

(任意)RMON 下限アラームを指定します。

hcFallingAlarm

(任意)高容量 RMON 下限アラームを指定します。

hcRisingAlarm

(任意)高容量 RMON 上限アラームを指定します。

risingAlarm

(任意)RMON 上限アラームを指定します。

rscn

(任意)RSCN 通知をイネーブルにします。

snmp

(任意)SNMP 認証通知をイネーブルにします。

authentication

(任意)SNMP 認証トラップを指定します。

vsan

(任意)VSAN の通知をイネーブルにします。

zone

(任意)ゾーン通知をイネーブルにします。

default-zone-behavior-change

(任意)デフォルト ゾーン動作変更通知を指定します。

merge-failure

(任意)マージ失敗通知を指定します。

merge-success

(任意)マージ成功通知を指定します。

request-reject1

(任意)要求拒否通知を指定します。

unsupp-mem

(任意)サポート対象外メンバー通知を指定します。

 
コマンド デフォルト

すべての通知

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

snmp-server enable traps コマンドは、設定されている通知ホスト レシーバに応じて、トラップとインフォームの両方をイネーブルにします。

次に、サーバ ステート変更に関する SNMP 通知をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# snmp-server enable traps aaa
switch(config)#
 

次に、すべての SNMP 通知をディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no snmp-server enable traps
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

snmp-server enable traps link

リンク トラップの簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をイネーブルにします。

show snmp trap

イネーブルまたはディセーブルである SNMP 通知を表示します。

snmp-server enable traps link

リンク トラップの簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をイネーブルにするには、 snmp-server enable traps link コマンドを使用します。リンク トラップの SNMP 通知をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server enable traps link [ notification-type ]

no snmp-server enable traps link [ notification-type ]

 
構文の説明

notification-type

(任意)イネーブルにする通知の種類。どの種類も指定されていない場合、デバイスで使用可能なすべての通知が送信されます。通知の種類には、次のいずれかのキーワードを指定できます。

IETF-extended-linkDown :Internet Engineering Task Force(IETF)拡張リンク ステート ダウン通知をイネーブルにします。

IETF-extended-linkUp :IETF 拡張リンク ステート アップ通知をイネーブルにします。

cisco-extended-linkDown :Cisco 拡張リンク ステート ダウン通知をイネーブルにします。

cisco-extended-linkUp :Cisco 拡張リンク ステート アップ通知をイネーブルにします。

connUnitPortStatusChange :接続装置の全体的なステータスの通知をイネーブルにします。

delayed-link-state-change :遅延リンク ステート変更をイネーブルにします。

fcTrunkIfDownNotify :ファイバ チャネル ファブリック要素(FCFE)リンク ステート ダウン通知をイネーブルにします。

fcTrunkIfUpNotify :FCFE リンク ステート アップ通知をイネーブルにします。

fcot-inserted :ファイバ チャネル光トランスミッタ(FCOT)ハードウェアが装着されたことを指定します。

fcot-removed :FCOT が取り外されたことを指定します。

linkDown :IETF リンク ステート ダウン通知をイネーブルにします。

linkUp :IETF リンク ステート アップ通知をイネーブルにします。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、デフォルトではディセーブルです。大部分の種類の通知はディセーブルになります。

notification-type 引数を指定せずにこのコマンドを入力すると、デフォルト設定により、このコマンドで制御できる全通知タイプがイネーブルになります。

次に、スイッチの SNMP リンク トラップ通知をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# snmp-server enable traps link
switch(config)#
 

次に、スイッチの SNMP リンク トラップ通知をディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no snmp-server enable traps link
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp trap

イネーブルまたはディセーブルである SNMP 通知を表示します。

 

snmp-server enable traps vtp

VLAN トランキング プロトコル(VTP)ドメインで簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をイネーブルにするには、 snmp-server enable traps vtp コマンドを使用します。VTP ドメインで SNMP 通知をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server enable traps vtp

no snmp-server enable traps vtp

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(2)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

snmp-server enable traps コマンドは、設定されている通知ホスト レシーバに応じて、トラップとインフォームの両方をイネーブルにします。

次に、VTP ドメインで SNMP 通知をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# snmp-server enable traps vtp
switch(config)#
 

次に、VTP ドメインですべての SNMP 通知をディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no snmp-server enable traps vtp
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp trap

イネーブルまたはディセーブルである SNMP 通知を表示します。

show vtp status

VTP 情報を表示します。

 

snmp-server globalEnforcePriv

すべてのユーザについて簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)メッセージの暗号化を設定するには、 snmp-server globalEnforcePriv コマンドを使用します。暗号化を無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server globalEnforcePriv

no snmp-server globalEnforcePriv

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

SNMP エージェントは、認証と暗号化なしで SNMPv3 メッセージを受け入れます。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、すべてのユーザについて SNMP メッセージの暗号化を設定する例を示します。

switch(config)# snmp-server globalEnforcePriv
switch(config)#
 

次に、すべてのユーザについて SNMP メッセージの暗号化を無効にする例を示します。

switch(config)# no snmp-server globalEnforcePriv
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

snmp-server user

SNMP グループに新しいユーザを設定します。

show snmp sessions

現在の SNMP セッションを表示します。

snmp-server host

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知操作の受信者を指定するには、 snmp-server host コマンドを使用します。指定したホストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server host host-address { community-string
|
filter-vrf { vrf-name | default | management }
| { informs | traps } { community-string | version { 1 | 2c | 3 { auth | noauth | priv }} community-string [ udp-port port ]}
|
version { 1 | 2c | 3 { auth | noauth | priv }} community-string [ udp-port port ]}

no snmp-server host host-address { community-string
|
filter-vrf { vrf-name | default | management }
| { informs | traps } { community-string | version { 1 | 2c | 3 { auth | noauth | priv }} community-string [ udp-port port ]}
|
version { 1 | 2c | 3 { auth | noauth | priv }} community-string [ udp-port port ]}

 
構文の説明

host-address

ホストの名前またはインターネット アドレス。

community-string

通知操作で送信される文字列。最大 32 文字の英数字を入力できます。

snmp-server host コマンドを使用する前に snmp-server community コマンドを使用して、この文字列を定義することを推奨します。

filter-vrf vrf-name

仮想ルーティング/転送(VRF)インスタンスを指定します。名前は最大 32 文字の英数字で、大文字と小文字が区別されます。

default

デフォルト VRF を指定します。

management

管理 VRF を指定します。

informs

このホストに SNMP インフォームを送信します。

traps

SNMP トラップをホストに送信します。

version

トラップの送信に使用する SNMP のバージョンを指定します。最も安全なモデルはバージョン 3 です。このバージョンでは、 priv キーワードを使用してパケットを暗号化できるためです。 version キーワードを使用する場合は、次のいずれかを指定する必要があります。

1 :SNMPv1。

2c :SNMPv2C

3 :SNMPv3。 version 3 キーワードのあとには次の 3 つのオプションのキーワードを使用できます。

auth :Message Digest 5(MD5)および Secure Hash Algorithm(SHA)パケット認証をイネーブルにします。

noauth (デフォルト):noAuthNoPriv セキュリティ レベル。これは、 auth noauth 、または priv キーワードが指定されていない場合のデフォルトです。

priv :データ暗号規格(DES)パケット暗号化(「プライバシー」とも呼ばれます)をイネーブルにします。

udp-port port

(任意)使用するホストの UDP ポートを指定します。ポート範囲は 0 ~ 65535 です。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

SNMP 通知は、トラップまたは情報要求として送信できます。トラップを受信しても受信側は確認応答を送信しないため、トラップは信頼できません。送信側では、トラップが受信されたかどうかを判別できません。ただし、情報要求を受信した SNMP エンティティは、SNMP 応答 PDU を使用してメッセージに確認応答します。送信側が応答を受信しなかった場合は、再び情報要求を送信できます。このため、インフォームは、目的の宛先に到達できる可能性が高くなります。

次に、IPv4 アドレス 192.168.0.10 で指定されたホストに SNMP トラップを送信する例を示します。コミュニティ ストリングは my_acl_for_public として定義されます。

switch(config)# snmp-server community public use-acl my_acl_for_public
switch(config)# snmp-server host 192.168.0.10 my_acl_for_public
switch(config)#
 

次に、コミュニティ ストリング my_acl_for_public を使用してホスト myhost.cisco.com にすべての情報要求を送信する例を示します。

switch(config)# snmp-server enable traps
switch(config)# snmp-server host myhost.cisco.com informs version 2c my_acl_for_public
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp host

SNMP ホストに関する情報を表示します。

snmp-server location

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)システム ロケーション文字列を設定するには、 snmp-server location コマンドを使用します。ロケーション文字列を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server location [ text ]

no snmp-server location [ text ]

 
構文の説明

text

(任意)システム ロケーション情報を示す文字列。

 
コマンド デフォルト

システム ロケーション文字列の設定なし。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、システム ロケーション文字列を設定する例を示します。

switch(config)# snmp-server location Building 3/Room 21
switch(config)#
 

次に、システム ロケーション文字列を削除する例を示します。

switch(config)# no snmp-server location Building 3/Room 21
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

snmp-server contact

SNMP システム接点(sysContact)文字列を設定します。

snmp-server mib community-map

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)コンテキストをプロトコル インスタンスや VRF などの論理ネットワーク エンティティにマッピングするように設定するには、 snmp-server mib community-map コマンドを使用します。マッピングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server mib community-map community-string context context-name

no snmp-server mib community-map community-string context context-name

 
構文の説明

community-string

通知操作で送信される文字列。最大 32 文字の英数字を入力できます。

snmp-server mib community-map コマンドを使用する前に snmp-server community コマンドを使用して、この文字列を定義することを推奨します。

context

論理ネットワーク エンティティにマッピングする SNMP コンテキストを指定します。

context-name

SNMP コンテキスト。名前は、最大 32 文字の英数字で指定できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、my_acl_for_public という名前の SNMPv2c コミュニティを SNMP コンテキスト public1 にマッピングする例を示します。

switch(config)# snmp-server mib community-map my_acl_for_public context public1
switch(config)#
 

次に、SNMPv2c コミュニティの SNMP コンテキストへのマッピングを削除する例を示します。

switch(config)# no snmp-server mib community-map my_acl_for_public context public1
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

snmp-server community

SNMP コミュニティを設定します。

snmp-server context

SNMP コンテキストを設定します。

show snmp

SNMP のステータスを表示します。

snmp-server tcp-session

TCP セッションでの簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)のワンタイム認証をイネーブルにするには、 snmp-server tcp-session コマンドを使用します。ワンタイム認証をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server tcp-session [ auth ]

no snmp-server tcp-session [ auth ]

 
構文の説明

auth

(任意)TCP セッションで SNMP のワンタイム認証をイネーブルにすることを指定します。

 
コマンド デフォルト

ディセーブル

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、TCP セッションでの SNMP のワンタイム認証をイネーブルにする例を示します。

switch(config)# snmp-server tcp-session auth
switch(config)#
 

次に、TCP セッションでの SNMP のワンタイム認証をディセーブルにする例を示します。

switch(config)# no snmp-server tcp-session auth
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp

SNMP のステータスを表示します。

snmp-server user

簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)グループに新しいユーザを設定するには、 snmp-server user コマンドを使用します。SNMP グループからユーザを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp-server user username [ groupname ] [ auth { md5 | sha } auth-password [{ engineID engine-ID | localizedkey | priv { priv-password | aes-128 }}]]

no snmp-server user

 
構文の説明

username

エージェントに接続する、ホスト上のユーザの名前。この名前には最大 32 文字までの英数字を指定できます。

groupname

(任意)ユーザが関連付けられているグループの名前。この名前には最大 32 文字までの英数字を指定できます。

auth

(任意)セッションで認証レベルの設定を開始することを指定します。

md5

(任意)セッションで HMAC-MD5-96 認証レベルを使用することを指定します。

sha

(任意)セッションで HMAC-SHA-96 認証レベルを使用することを指定します。

auth-password

(任意)エージェントがホストからパケットを受信できるようにする、ユーザの認証パスワード。パスワードには最大 130 文字まで使用できます。

engineID engine-ID

(任意)SNMP エンジン ID を指定します。

localizedkey

(任意)パスワードがローカライズされたキー フォーマットかどうかを指定します。

priv

(任意)プライバシー認証レベルの設定セッションを開始するオプション。

priv-password

(任意)ホストがエージェントに送信するメッセージの内容を暗号化できるようにする、ユーザのプライバシー パスワード。パスワードには最大 130 文字まで使用できます。

aes-128

(任意)セッションでプライバシーに 128 ビット AES アルゴリズムを使用することを指定します。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.1(3)N2(1)

このコマンドが追加されました。

次に、auth および priv パラメータを使用して authuser という名前の SNMP ユーザを設定する例を示します。

switch(config)# snmp-server user authuser publicsecurity auth sha shapwd priv aes-128
switch(config)#
 

次に、SNMP ユーザを削除する例を示します。

switch(config)# no snmp-server user authuser
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show snmp user

1 人または複数の SNMP ユーザに関する情報を表示します。

snmp trap link-status

インターフェイス上での簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)リンク トラップ生成をイネーブルにするには、 snmp trap link-status コマンドを使用します。SNMP リンク トラップをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

snmp trap link-status

no snmp trap link-status

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド デフォルト

イネーブル

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード
仮想イーサネット インターフェイス コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(0)N1(1)

このコマンドが追加されました。

5.0(3)N1(1)

レイヤ 3 インターフェイスのサポートが追加されました。

5.1(3)N1(1)

仮想イーサネット インターフェイスのサポートが追加されました。

 
使用上のガイドライン

デフォルトでは、SNMP リンク トラップは、レイヤ 2 インターフェイスがアップまたはダウンしたときに送信されます。個々 のインターフェイスの SNMP リンク トラップ通知をディセーブルにできます。これにより、フラッピング インターフェイス(アップとダウン間の移行を繰り返すインターフェイス)に関する通知を制限できます。

このコマンドは、次のインターフェイスで使用できます。

レイヤ 2 インターフェイス

レイヤ 3 インターフェイス


) インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定するには、no switchport コマンドを使用します。


仮想イーサネット インターフェイス

次に、特定のレイヤ 2 インターフェイスの SNMP リンクステート トラップをディセーブルにする例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# no snmp trap link-status
switch(config-if)#
 

次に、特定のレイヤ 3 インターフェイスの SNMP リンクステート トラップをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# snmp trap link-status
switch(config-if)#
 

次に、特定のレイヤ 2 インターフェイスの SNMP リンクステート トラップをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# snmp trap link-status
switch(config-if)#
 

次に、特定の仮想イーサネット インターフェイスの SNMP リンクステート トラップをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# interface vethernet 1
switch(config-if)# snmp trap link-status
switch(config-if)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

interface vethernet

仮想イーサネット インターフェイスを設定します。

no switchport

インターフェイスを、レイヤ 3 ルーテッド インターフェイスとして設定します。

show snmp trap

イネーブルまたはディセーブルである SNMP 通知を表示します。