Cisco Nexus 5600 シリーズ NX-OS SAN Release 7.x スイッチング コンフィギュレーション ガイド
SCSI ターゲットの検出
SCSI ターゲットの検出

SCSI ターゲットの検出

この章の内容は、次のとおりです。

SCSI ターゲットの検出

SCSI LUN 検出に関する情報

SCSI ターゲットにはディスク、テープ、およびその他のストレージ デバイスが含まれます。 これらのターゲットは、ネーム サーバに論理ユニット番号(LUN)を登録しません。

ネーム サーバには、次の理由により、LUN 情報が必要となります。

  • NMS(Network Management System; ネットワーク管理システム)がアクセスできるように、LUN ストレージ デバイス情報を表示するため。

  • デバイスのキャパシティ、シリアル番号、およびデバイス ID 情報を表示するため。

  • ネーム サーバにイニシエータおよびターゲット機能を登録するため。

SCSI LUN 検出機能には、ローカル ドメイン コントローラ ファイバ チャネル アドレスが使用されます。 この機能はローカル ドメイン コントローラをソース FC ID として使用し、SCSI デバイス上で SCSI INQUIRY、REPORT LUNS、および READ CAPACITY コマンドを実行します。

SCSI LUN 検出機能は、CLI(コマンドライン インターフェイス)または SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を通して、オンデマンドで開始されます。 近接スイッチが Cisco Nexus デバイスの場合、この情報は近接スイッチとも同期されます。

SCSI LUN 検出の開始について

SCSI LUN 検出はオンデマンドで実行されます。

ネーム サーバ データベース内の Nx ポートのうち、FC4 Type = SCSI_FCP として登録されたものだけが検出されます。

SCSI LUN 検出の開始

SCSI LUN 検出を開始する手順は、次のとおりです。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 switch# discover scsi-target {custom-list | local | remote | vsan vsan-id fcid fc-id} os {aix | hpux | linux | solaris | windows} [lun | target]
     

    指定されたオペレーティング システム(OS)の SCSI ターゲットを検出します。

     

    SCSI LUN 検出を開始する例

    次に、すべてのオペレーティング システム(OS)のローカル SCSI ターゲットを検出する例を示します。

    switch# discover scsi-target local os all
    
    discovery started

    次に、AIX OS に割り当てられたリモート SCSI ターゲットを検出する例を示します。

    switch# discover scsi-target remote os aix
    
    discovery started

    次に、VSAN(仮想 SAN)1 および FC ID 0x9c03d6 に対応する SCSI ターゲットを検出する例を示します。

    switch# discover scsi-target vsan 1 fcid 0x9c03d6
    
    discover scsi-target vsan 1 fcid 0x9c03d6
    VSAN:    1 FCID: 0x9c03d6 PWWN: 00:00:00:00:00:00:00:00
      PRLI RSP: 0x01 SPARM: 0x0012
      SCSI TYPE: 0 NLUNS: 1
      Vendor: Company 4 Model: ST318203FC    Rev: 0004
      Other: 00:00:02:32:8b:00:50:0a

    次に、Linux OS に割り当てられたカスタマイズ リストから SCSI ターゲットを検出する例を示します。

    switch# discover scsi-target custom-list os linux
    
    discovery started

    カスタマイズ検出の開始について

    カスタマイズ検出は、検出を開始するように選択的に設定された VSAN とドメインのペア リストによって行われます。 この検出を開始するには、custom-list オプションを使用します。 ドメイン ID は 0 ~ 255 の数値(10 進数)、または 0x0 ~ 0xFF の数値(16 進数)です。

    カスタマイズ検出の開始

    カスタマイズ検出を開始する手順は、次のとおりです。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 switch# discover custom-list add vsan vsan-id domain domain-id
       

      指定されたエントリをカスタム リストに追加します。

       
      ステップ 2 switch# discover custom-list delete vsan vsan-id domain domain-id
       

      指定されたドメイン ID をカスタム リストから削除します。

       

      SCSI LUN 情報の表示

      検出結果を表示するには、show scsi-target および show fcns database コマンドを使用します。

      次に、検出されたターゲットを表示する例を示します。

      switch# show scsi-target status 
      
      discovery completed

      (注)  


      このコマンドを完了するには、数分間かかることがあります(特に、ファブリックが大規模である場合や、複数のデバイスの応答速度が遅い場合)。


      次に、FCNS データベースを表示する例を示します。

      switch# show fcns database
      

      次に、SCSI ターゲット ディスクを表示する例を示します。

      switch# show scsi-target disk
      

      次に、すべてのオペレーティング システムの検出済み LUN を表示する例を示します。

      switch# show scsi-target lun os all
      

      次に、各オペレーティング システム(Windows、AIX、Solaris、Linux、または HPUX)に割り当てられたポート WWN を表示する例を示します。

      switch# show scsi-target pwwn