Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS レイヤ 2 スイッチング コンフィギュレーション ガイド リリース 5.2(1)N1(1)
ファブリック エクステンダの設定
ファブリック エクステンダの設定
発行日;2012/12/04   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

ファブリック エクステンダの設定

この章の内容は、次のとおりです。

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダについて

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダ(別名 FEX)は、Cisco Nexus シリーズ デバイスと連携してサーバ集約のために高密度、低コストの接続を実現する、スケーラブルかつ柔軟性の高いサーバ ネットワーキング ソリューションです。 ファブリック エクステンダは、ギガビット イーサネット、10 ギガビット イーサネット、ユニファイド ファブリック、ラック、ブレード サーバなどの環境全体で拡張性を高め、データセンターのアーキテクチャと運用を簡素化するように設計されています。

ファブリック エクステンダは、親スイッチの Cisco Nexus シリーズ デバイスに統合されることで、親デバイスから提供される設定情報を使用して、自動的にプロビジョニングおよび設定を行うことができます。 この統合により、単一管理ドメインで、多くのサーバやホストが、セキュリティや Quality of Service(QoS)設定パラメータを含め、親デバイスと同じ機能セットを使用してサポートされます。 ファブリック エクステンダと親スイッチを統合することにより、スパニングツリー プロトコル(STP)を使用することなく、大規模なマルチパス、ループフリー、およびアクティブ-アクティブのデータセンター トポロジが構築できます。

図 1. 単一管理ドメイン

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、すべてのトラフィックを親の Cisco Nexus シリーズ デバイスに 10 ギガビット イーサネット ファブリック アップリンクを介して転送します。このため、すべてのトラフィックが Cisco Nexus シリーズ デバイスで確立されているポリシーにより検査されます。

ファブリック エクステンダに、ソフトウェアは同梱されません。 ソフトウェアは、親デバイスから自動的にダウンロードおよびアップグレードされます。

ファブリック エクステンダの用語

このマニュアルでは、次の用語を使用しています。

  • ファブリック インターフェイス:ファブリック エクステンダから親スイッチへの接続専用の 10 ギガビット イーサネットのアップリンク ポートです。 ファブリック インターフェイスは他の目的には使用できません。 親スイッチに直接接続する必要があります。

    (注)  


    ファブリック インターフェイスに対応するインターフェイスが親スイッチにあります。 このインターフェイスを有効にするには、switchport mode fex-fabric コマンドを入力します。


  • ポート チャネルのファブリック インターフェイス:ファブリック エクステンダから親スイッチへのポート チャネルのアップリンク接続です。 この接続は、単一論理チャネルにバンドルされているファブリック インターフェイスで構成されます。
  • ホスト インターフェイス:サーバまたはホスト システムに接続するためのイーサネット ホスト インターフェイスです。

    (注)  


    ブリッジまたはスイッチをホスト インターフェイスに接続しないでください。 これらのインターフェイスは、エンド ホスト接続またはエンド サーバ接続を提供するように設計されています。


  • ポート チャネルのホスト インターフェイス:サーバまたはホスト システムとの接続に使用するポート チャネルのホスト インターフェイス。

ファブリック エクステンダの機能

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを使用すると、単一のスイッチ、および一貫性が維持された単一のスイッチ機能セットが、多くのホストおよびサーバ全体でサポートできます。 単一の管理エンティティ下で大規模なサーバドメインをサポートすることにより、ポリシーが効率的に適用されます。

親スイッチの一部の機能は、ファブリック エクステンダに拡張できません。

レイヤ 2 ホスト インターフェイス

ファブリック エクステンダは、ネットワーク ファブリックのコンピュータ ホストおよびその他のエッジ デバイスに接続を提供します。 デバイスをファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスに接続するときには、次のガイドラインに従ってください。
  • すべてのファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスは、BPDU ガードがイネーブルになったスパニングツリー エッジ ポートとして実行され、スパニングツリー ネットワーク ポートとして設定することはできません。
  • アクティブ/スタンバイ チーミング、802.3ad ポート チャネル、または他のホストベースのリンク冗長性のメカニズムを利用するサーバは、ファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスに接続することができます。
  • スパニングツリーを実行しているデバイスがファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスに接続されている場合に、BPDU を受信すると、そのホスト インターフェイスは errdisable ステートになります。
  • シスコ Flexlink または(BPDU フィルタをイネーブルにした)vPC などのスパニングツリーに依存していない、リンク冗長性メカニズムを使用するすべてのエッジ スイッチは、ファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスに接続できます。 ループを排除するためにスパニングツリーが使用されていないため、ファブリック エクステンダ ホスト インターフェイスの下でループ フリー トポロジを使用する必要があります。

Cisco Discovery Protocol(CDP)パケットを受け入れるようにホスト インターフェイスをイネーブルにできます。 このプロトコルは、リンクの両端でイネーブルになっている場合にだけ機能します。


(注)  


ファブリック エクステンダが仮想ポート チャネル(vPC)トポロジで設定されているときは、ファブリック インターフェイスで CDP がサポートされません。


入力パケット数および出力パケット数は、ホスト インターフェイスごとに提供されます。

BPDU ガードの詳細については、BPDU ガードの概要を参照してください。

ホスト ポート チャネル

Cisco Nexus 2248TPCisco Nexus 2232PP、Cisco Nexus 2224TP、Cisco Nexus B22 Fabric Extender for Fujitsu(N2K-B22FTS-P)、および Cisco Nexus B22 Fabric Extender for HP(N2K-B22HP-P)は、ポート チャネル ホスト インターフェイスの設定をサポートします。 ポート チャネルでは、最大 8 つのインターフェイスを組み合わせることができます。 ポート チャネルは LACP ありでもなしでも設定できます。

VLAN およびプライベート VLAN

ファブリック エクステンダでは、レイヤ 2 VLAN トランクおよび IEEE 802.1Q VLAN カプセル化がサポートされます。 ホスト インターフェイスは、次の制限の下で、プライベート VLAN のメンバーになれます。

  • ホスト インターフェイスは、隔離ポートまたはコミュニティ ポートとしてだけ設定できます。
  • ホスト インターフェイスは、無差別ポートとして設定できません。
  • ホスト インターフェイスは、プライベート VLAN トランク ポートとして設定できません。

VLAN の詳細については、このマニュアルの「VLAN の設定」の章を参照してください。

仮想ポート チャネル

仮想ポート チャネル(vPC)を使用して、Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダが親スイッチのペアに接続されているトポロジやファブリック エクステンダのペアが 1 つの親スイッチに接続されているトポロジを設定できます。 vPC では、マルチパス接続を提供できます。この接続を使用すると、ネットワーク上のノード間に冗長性を作成できます。


(注)  


同一の Cisco Nexus 5000 スイッチに接続されている 2 つの FEX 間のポート チャネルはサポートされていません。 同じ Cisco Nexus 5000 スイッチに接続されたとき、仮想ポート チャネル(vPC)は 2 つの異なる FEX にまたがることはできません。


ファブリック エクステンダでは、次の vPC トポロジが可能です。

  • 親スイッチは、ファブリック エクステンダにシングルホーム接続されます。その後、ファブリック エクステンダは、デュアル インターフェイスを持つサーバに接続されます(次の図を参照)。
    図 2. シングルホーム接続 ファブリック エクステンダ vPC トポロジ

  • ファブリック エクステンダは、2 つのアップストリームの親スイッチにデュアルホーム接続され、シングルホーム接続サーバのダウンストリームに接続されます(次の図を参照)。
    図 3. デュアルホーム接続 ファブリック エクステンダ vPC トポロジ

    この設定は、アクティブ-アクティブ トポロジとも呼ばれます。

(注)  


同一の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに接続されている 2 つのファブリック エクステンダ間のポート チャネルはサポートされておらず、vPC は同一の物理 Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに接続された 2 つの異なるファブリック エクステンダにまたがることはできません。


Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のサポート

Cisco Nexus 2232PP では、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)をサポートしますが、次の制限事項があります。

  • ファブリック エクステンダでサポートされるのは、FCoE Initialization Protocol(FIP)対応の統合ネットワーク アダプタ(CNA)だけです。
  • ポート チャネルへのバインドは、ポート チャネルの 1 つのメンバのみに制限されます。

設定の詳細については、『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Fibre Channel over Ethernet Configuration Guide』(使用している Nexus ソフトウェア リリース版)を参照してください。 このマニュアルの入手可能なバージョンは、次の URL からダウンロードできます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps9670/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html

プロトコル オフロード

Cisco Nexus シリーズ デバイスのコントロール プレーンの負荷を軽減するために、Cisco NX-OSでは ファブリック エクステンダ CPU にリンクレベルのプロトコル処理をオフロードすることができます。 次のプロトコルがサポートされています。

  • リンク層検出プロトコル(LLDP)および Data Center Bridging Exchange(DCBX)
  • Cisco Discovery Protocol(CDP)
  • リンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)

Quality of Service

ファブリック エクステンダには、QoS(Quality Of Service)をサポートするために 2 つのユーザ キューが用意されています。1 つはすべての no-drop クラス用で、他の 1 つはすべての drop クラス用です。 親スイッチで設定されているクラスは、これら 2 つのキューのいずれかにマッピングされます。no-drop クラス用のトラフィックは 1 つのキューに、すべての drop クラス用のトラフィックは別のキューにマッピングされます。 出力ポリシーも、これら 2 つのクラスに制限されます。

Cisco Nexus シリーズ デバイスには、マッチング ブロードキャスト用の class-all-flood とマルチキャスト トラフィック用の class-ip-multicast の 2 つの定義済みのクラス マップが用意されています。 これらのクラスは、ファブリック エクステンダでは無視されます。

ファブリック エクステンダでは、IEEE 802.1p サービス クラス(CoS)値を使用して、トラフィックを適切なクラスに関連付けます。 ポートごとの QoS 設定と CoS ベースの出力キューイングもサポートされています。

ホスト インターフェイスは、IEEE 802.3x リンクレベル フロー制御(LLC)を使用して実装されているポーズ フレームをサポートします。 すべてのホスト インターフェイスにおいて、デフォルトでフロー制御送信はイネーブル、フロー制御受信はディセーブルです。 自動ネゴシエーションは、ホスト インターフェイスでイネーブルです。 クラスごとのフロー制御は、QoS クラスに従って設定されます。

ホスト インターフェイスはジャンボ フレーム(最大 9216 バイト)をサポートしますが、ホスト インターフェイスごとの最大伝送単位(MTU)はサポートされていません。 代わりに、MTU は QoS クラスに従って設定されます。 MTU を変更するには、親スイッチでポリシーとクラス マップを設定します。 ファブリック エクステンダでは 2 つのユーザ キューしか用意されていないので、drop キューの MTU はすべての drop クラスの最大 MTU に、no-drop キューの MTU はすべての no-drop クラスの最大 MTU に設定されます。

LLC および Quality of Service の詳細については、『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Quality of Service Configuration Guide』を参照してください。

アクセス コントロール リスト

ファブリック エクステンダでは、親 Cisco Nexus シリーズ デバイスで利用可能なすべての入力アクセス コントロール リスト(ACL)がサポートされます。

ACL の詳細については、『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Security Configuration Guide』を参照してください。

IGMP スヌーピング

IGMP スヌーピングは、ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイスでサポートされます。

ファブリック エクステンダおよびその親スイッチは、宛先マルチキャスト MAC アドレスだけに基づいて、 IGMPv3 スヌーピングをサポートします。 送信元 MAC アドレスやプロキシ レポートに基づいてスヌーピングをサポートすることはありません。


(注)  


IGMP スヌーピングの詳細については、http:/​/​tools.ietf.org/​wg/​magma/​draft-ietf-magma-snoop/​rfc4541.txt を参照してください。 『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Multicast Routing Configuration Guide』 (使用している Nexus ソフトウェア リリース版)を参照してください。 このマニュアルの入手可能なバージョンは、次の URL からダウンロードできます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps9670/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html


スイッチド ポート アナライザ

ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスは、スイッチド ポート アナライザ(SPAN)送信元ポートとして設定できます。 ファブリック エクステンダ ポートを SPAN 宛先として設定することはできません。 同じ ファブリック エクステンダ上のすべてのホスト インターフェイスでサポートされる SPAN セッションは 1 つだけです。 入力送信元(Rx)、出力送信元(Tx)、または入力および出力両方のモニタリングがサポートされます。


(注)  


ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスが属する VLAN のすべての IP マルチキャスト トラフィックは、SPAN セッションでキャプチャされます。 IP マルチキャスト グループのメンバーシップではトラフィックは分離できません。

同じファブリック エクステンダのホスト インターフェイスに対して、入力モニタリングと出力モニタリングが設定されている場合、パケットが 2 回(1 回目は Rx が設定されているインターフェイスのパケット入力、2 回目は Tx が設定されているインターフェイスのパケット出力)表示される場合があります。


SPAN の詳細については、『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。

ファブリック インターフェイスの機能

FEX ファブリック インターフェイスは、スタティック ポート チャネルおよびプライオリティ フロー制御(PFC)をサポートします。 PFC を使用すると、(インターフェイス上のすべてのトラフィックではなく)インターフェイス上の特定のトラフィック クラスにポーズ機能を適用できます。 初期の検出および関連付けプロセスで、SFP+ 検証およびデジタル オプティカル モニタリング(DOM)が次のように実行されます。

  • FEX で、アップリンク SFP+ トランシーバ上のローカル チェックが実行されます。 セキュリティ チェックに失敗すると LED が点灯しますが、リンクは引き続きアップ可能です。
  • バックアップ イメージで実行していると、FEX のローカル チェックはバイパスされます。
  • ファブリック インターフェイスがアップすると、親スイッチによる SFP 検証が再度実行されます。 SFP 検証に失敗すると、ファブリック インターフェイスはダウンしたままになります。

親スイッチの 1 つのインターフェイスが fex-fabric モードに設定されると、そのポートで設定されており、このモードに関連しない他のすべての機能は、非アクティブになります。 インターフェイスが再設定されて fex-fabric モードが解除されると、以前の設定が再びアクティブになります。


(注)  


ファブリック インターフェイスでは、クラスごとのフロー制御モードがデフォルトでイネーブルです。 ファブリック インターフェイスが親スイッチで設定されると、PFC モードがデフォルトでイネーブルです。この設定は変更できません。


PFC の詳細については、『Cisco Nexus 5000 Series NX-OS Quality of Service Configuration Guide』を参照してください。

オーバーサブスクリプション

管理モデル

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、親スイッチにより、ゼロタッチ設定モデルを使用してファブリック インターフェイスを介して管理されます。 スイッチは、ファブリック エクステンダのファブリック インターフェイスを検出することで ファブリック エクステンダを検出します。

ファブリック エクステンダが検出され、親スイッチに正常に関連付けられていると、次の操作が実行されます。

  1. スイッチはソフトウェア イメージの互換性を確認し、必要に応じて、ファブリック エクステンダをアップグレードします。
  2. スイッチとファブリック エクステンダは、相互にインバンド IP 接続を確立します。 スイッチは、ネットワークで使用されている可能性のある IP アドレスとの競合を避けるために、ファブリック エクステンダにループバック アドレスの範囲(127.15.1.0/24)で IP アドレスを割り当てます。
  3. スイッチは、設定データを ファブリック エクステンダにプッシュします。 ファブリック エクステンダは、設定をローカルに保存しません。
  4. ファブリック エクステンダは、更新された動作ステータスをスイッチに通知します。 ファブリック エクステンダのすべての情報は、スイッチの監視およびトラブルシューティングのためのコマンドを使用して表示されます。

フォワーディング モデル

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、ローカル スイッチングを実行しません。 すべてのトラフィックは、セントラル フォワーディングおよびポリシー適用を行う親スイッチに送信されます。このトラフィックには、次の図に示されているように、同じファブリック エクステンダに接続されている 2 つのシステム間でのホスト間通信も含まれます。

図 4. フォワーディング モデル

フォワーディング モデルにより、ファブリック エクステンダと親 Cisco Nexus シリーズ デバイス間の機能の一貫性が維持されます。


(注)  


ファブリック エクステンダは、エンドホスト接続をネットワーク ファブリックに提供します。 その結果、BPDU ガードがすべてのホスト インターフェイスでイネーブルになります。 ブリッジまたはスイッチをホスト インターフェイスに接続した場合、そのインターフェイスは BPDU が受信された時点で errdisable ステートになります。

ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスでは BPDU ガードはディセーブルにできません。


ファブリック エクステンダは、ネットワークからホストへの出力マルチキャスト レプリケーションをサポートします。 ファブリック エクステンダに接続されているマルチキャスト アドレスに対して親スイッチから送信されるパケットは、ファブリック エクステンダの ASIC により複製され、対応するホストに送信されます。

接続モデル

エンド ホストから親スイッチへのトラフィックが Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを通過する際に配信されるようにするために、2 つの方法(静的ピン接続ファブリック インターフェイス接続およびポート チャネル ファブリック インターフェイス接続)が用意されています。

静的ピン接続ファブリック インターフェイス接続

ホスト インターフェイスと親スイッチとの間の決定論的関係を提供するために、個々のファブリック インターフェイス接続を使用するようにファブリック エクステンダを設定できます。 この設定では、次の図で示されるように、10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスが接続されます。 ファブリック エクステンダのモデルで利用可能な最大数までの範囲で、任意の数のファブリック インターフェイスを利用できます。

図 5. 静的ピン接続ファブリック インターフェイス接続

ファブリック エクステンダがアップすると、ホスト インターフェイスは利用可能なファブリック インターフェイス間で均等に配布されます。 このため、各エンド ホストから親スイッチへの接続に割り当てられている帯域幅はスイッチにより変更されません。常に指定された帯域幅が使用されます。


(注)  


ファブリック インターフェイスに障害が発生すると、関連付けられているすべてのホスト インターフェイスもダウンし、ファブリック インターフェイスが復旧するまでダウンしたままとなります。


ピン接続ファブリック インターフェイス接続を作成し、親スイッチがホスト インターフェイスの配布を決定できるようにするために、pinning max-links コマンドを使用する必要があります。 ホスト インターフェイスは max-links で指定した数で分割され、それに従って配布されます。 max-links のデフォルト値は 1 です。


注意    


max-links の値を変更すると、中断が発生します。ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイスはダウンし、親スイッチが静的ピン接続を再割り当てすると再びアップします。


ホスト インターフェイスのピン接続順序は、最初、ファブリック インターフェイスが設定された順序で決定されます。 親スイッチがリブートすると、設定されているファブリック インターフェイスは、ファブリック インターフェイスのポート番号の昇順でホスト インターフェイスにピン接続されます。

リブート後にも決定論的で固定的な関連付けを維持するために、ピン接続を手動で再配布できます。


(注)  


ホスト インターフェイスの再配布は、常に、ファブリック インターフェイスのポート番号の昇順になります。


ポート チャネル ファブリック インターフェイス接続

ホスト インターフェイスと親スイッチとの間のロード バランシングを提供するために、ポート チャネル ファブリック インターフェイス接続を使用するようにファブリック エクステンダを設定できます。 この接続は、次の図に示すように、10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを単一の論理チャネルにバンドルします。

図 6. ポート チャネル ファブリック インターフェイス接続

親スイッチとの接続にポート チャネル ファブリック インターフェイス接続を使用するようにファブリック エクステンダを設定すると、スイッチは、次のロードバランシング基準を使用してリンクを選択することで、ホスト インターフェイス ポートに接続されているホストからのトラフィックをロード バランシングします。

  • レイヤ 2 フレームに対しては、スイッチは送信元および宛先の MAC アドレスを使用します。
  • レイヤ 3 フレームに対しては、スイッチは送信元および宛先の MAC アドレスと送信元および宛先の IP アドレスを使用します。

(注)  


ポート チャネルでファブリック インターフェイスに障害が発生しても、ホスト インターフェイスは影響を受けません。 トラフィックは、ポート チャネル ファブリック インターフェイスの残りのリンク間で自動的に再配布されます。 ファブリック ポート チャネルのすべてのリンクがダウンすると、FEX のすべてのホスト インターフェイスはダウン状態に設定されます。


ポート番号の表記法

ファブリック エクステンダで使用されるポート番号の表記法は、次のとおりです。

interface ethernet chassis/slot/port

ここで

  • chassis は管理者により設定されます。 ファブリック エクステンダは、個々のファブリック インターフェイスまたはポート チャネルのファブリック インターフェイスを介して親 Cisco Nexus シリーズ デバイスに直接接続する必要があります。 物理イーサネット インターフェイス上でシャーシ ID、またはスイッチ上でポート チャネルを設定して、これらのインターフェイスで検出されるファブリック エクステンダを特定します。 シャーシ ID の範囲は、100 ~ 199 です。

    (注)  


    シャーシ ID が必要になるのは、ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスにアクセスする場合だけです。 100 未満の値は、親スイッチのスロットであることを示します。 次のポート番号の表記法はスイッチのインターフェイスに使用されます。

    interface ethernet slot/port


  • slot は、ファブリック エクステンダでのスロット番号を識別します。
  • port は、特定のスロットおよびシャーシ ID でのポート番号を識別します。

ファブリック エクステンダのイメージ管理

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダにソフトウェアは同梱されません。 ファブリック エクステンダのイメージは、親スイッチのシステム イメージにバンドルされています。 イメージは、親スイッチとファブリック エクステンダとの間の関連付け処理時に自動的に検証され、必要に応じてアップデートされます。

install all コマンドを入力すると、親 Cisco Nexus シリーズ スイッチのソフトウェアがアップグレードされ、接続されているファブリック エクステンダのソフトウェアもアップグレードされます。 ダウンタイムを最短にするために、インストール プロセスで新しいソフトウェア イメージがロードされている間、ファブリック エクステンダはオンラインに維持されます。 ソフトウェア イメージが正常にロードされると、親スイッチとファブリック エクステンダは自動的にリブートします。

このプロセスは、親スイッチとファブリック エクステンダとの間のバージョンの互換性を維持するために必要になります。

ファブリック エクステンダのハードウェア

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダのアーキテクチャでは、さまざまな数および速度のホスト インターフェイスを備えたハードウェア構成を実現できます。

シャーシ

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、ラック マウント用に設計された 1 RU シャーシです。 シャーシでは、冗長ファンおよび電源装置がサポートされます。

イーサネット インターフェイス

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダには 4 つのモデルがあります。

  • Cisco Nexus 2148T には、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に 48 個の 1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスが搭載されています。また、親スイッチへのアップリンク接続用に SFP+ インターフェイス アダプタが付いた 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスが 4 個搭載されています。
  • Cisco Nexus 2224TP には、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に 24 個の 100 Base-T/1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスが搭載されています。また、親スイッチへのアップリンク接続用に SFP+ インターフェイス アダプタが付いた 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスが 2 個搭載されています。
  • Cisco Nexus 2232PP には、親スイッチへのアップリンク接続用に SFP+ インターフェイス アダプタが付いた 32 個の 10 ギガビット イーサネット ホスト インターフェイス、および SFP+ インターフェイス アダプタを備えた 8 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスが搭載されています。
  • Cisco Nexus 2248TP には、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に 48 個の 100 Base-T/1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスが搭載されています。また、親スイッチへのアップリンク接続用に SFP+ インターフェイス アダプタが付いた 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスが 4 個搭載されています。 Cisco Nexus 2248TP-E は、次の機能を追加した Cisco Nexus 2248TP のすべての機能を備えています。
    • 大きいバーストを緩和するための大きなバッファ。
    • ポートごとの入力および出力 queue-limit のサポート。
    • カウンタのデバッグのサポート。
    • ファブリック エクステンダとスイッチ間の 3000 m のケーブル長での no-drop 動作の一時停止のサポート。
    • ユーザが設定できる共有バッファのサポート。
  • Cisco Nexus B22 Fabric Extender for HP(NB22HP)には、16 個の 1G/10 ギガビット イーサネット ホスト インターフェイスが搭載されています。 すべてのホスト インターフェイスでは、使用可能なすべてのファブリック インターフェイスを使用します。
  • Cisco Nexus B22 Fabric Extender for Fujitsu(NB22FTS)には、16 個の 10 ギガビット イーサネット ホスト インターフェイスが搭載されています。 すべてのホスト インターフェイスでは、使用可能なすべてのファブリック インターフェイスを使用します。

ファブリック インターフェイスへのファブリック エクステンダの関連付け

FEX は、物理イーサネット インターフェイスまたはポート チャネルを介して親デバイスに接続されます。 ファブリック エクステンダは、デフォルトでは、FEX-number を割り当てられ、接続するインターフェイスに関連付けるまで、親デバイスに接続できません。


(注)  


ファブリック エクステンダは、複数の異なる物理イーサネット インターフェイスまたは 1 つのポート チャネル インターフェイスを介してスイッチに接続できます。



(注)  


親スイッチに接続されるファブリック エクステンダを設定して使用する前に、feature fex コマンドを使用してファブリック エクステンダの機能をイネーブルにする必要があります。


ファブリック エクステンダのイーサネット インターフェイスとのアソシエーション

はじめる前に

ファブリック エクステンダ機能がイネーブルになっていることを確認します。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure terminal


    例:
    switch# configure terminal
    switch(config)#
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2 interface ethernet slot/port


    例:
    switch(config)# interface ethernet 1/40
    switch(config)#
     

    設定するイーサネット インターフェイスを指定します。

     
    ステップ 3 switchport mode fex-fabric


    例:
    switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
    switch(config-if)#
     

    外部ファブリック エクステンダをサポートするように、インターフェイスを設定します。

     
    ステップ 4 fex associate FEX-number


    例:
    switch(config-if)# fex associate 101
    switch#
     

    インターフェイスに接続されているファブリック エクステンダ装置に、FEX-number をアソシエートします。 FEX-number の範囲は 100 ~ 199 です。

     
    ステップ 5 show interface ethernet port/slot fex-intf


    例:
    switch# show interface ethernet 1/40 fex-intf
    switch#
     
    (任意)

    ファブリック エクステンダのイーサネット インターフェイスへのアソシエーションを表示します。

     

    次に、ファブリック エクステンダをスイッチのイーサネット インターフェイスにアソシエートする例を示します。

    switch# configure terminal
    switch(config)# interface ethernet 1/40
    switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
    switch(config-if)# fex associate 101
    switch(config)#
     

    次に、ファブリック エクステンダと親デバイスとのアソシエーションを表示する例を示します。

    switch# show interface ethernet 1/40 fex-intf
    Fabric           FEX
    Interface        Interfaces
    ---------------------------------------------------
    Eth1/40          Eth101/1/48   Eth101/1/47   Eth101/1/46   Eth101/1/45
                     Eth101/1/44   Eth101/1/43   Eth101/1/42   Eth101/1/41
                     Eth101/1/40   Eth101/1/39   Eth101/1/38   Eth101/1/37
                     Eth101/1/36   Eth101/1/35   Eth101/1/34   Eth101/1/33
                     Eth101/1/32   Eth101/1/31   Eth101/1/30   Eth101/1/29
                     Eth101/1/28   Eth101/1/27   Eth101/1/26   Eth101/1/25
                     Eth101/1/24   Eth101/1/23   Eth101/1/22   Eth101/1/21
                     Eth101/1/20   Eth101/1/19   Eth101/1/18   Eth101/1/17
                     Eth101/1/16   Eth101/1/15   Eth101/1/14   Eth101/1/13
                     Eth101/1/12   Eth101/1/11   Eth101/1/10   Eth101/1/9
                     Eth101/1/8    Eth101/1/7    Eth101/1/6    Eth101/1/5
                     Eth101/1/4    Eth101/1/3    Eth101/1/2    Eth101/1/1
     

    ポート チャネルへのファブリック エクステンダの関連付け

    はじめる前に

    ファブリック エクステンダ機能をイネーブルにしていることを確認します。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 configure terminal


      例:
      switch# configure terminal
      switch(config)# 
       

      コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2 interface port-channel channel


      例:
      switch(config)# interface port-channel 4
      switch(config-if)# 
       

      ポート チャネルを設定することを指定します。

       
      ステップ 3 switchport mode fex-fabric


      例:
      switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
       

      外部ファブリック エクステンダをサポートするように、ポート チャネルを設定します。

       
      ステップ 4 fex associate FEX-number


      例:
      switch(config-if)# fex associate 101
       

      インターフェイスに接続されているファブリック エクステンダ装置に、FEX 番号をアソシエートします。 範囲は 101 ~ 199 です。

       
      ステップ 5 show interface port-channel channel fex-intf


      例:
      switch# show interface port-channel 4 fex-intf
       
      (任意)

      ポート チャネル インターフェイスへのファブリック エクステンダの関連付けを表示します。

       

      次に、ファブリック エクステンダを親デバイスのポート チャネル インターフェイスに関連付ける例を示します。

      switch# configure terminal
      switch(config)# interface ethernet 1/28
      switch(config-if)# channel-group 4
      switch(config-if)# no shutdown
      switch(config-if)# exit
      switch(config)# interface ethernet 1/29
      switch(config-if)# channel-group 4
      switch(config-if)# no shutdown
      switch(config-if)# exit
      switch(config)# interface ethernet 1/30
      switch(config-if)# channel-group 4
      switch(config-if)# no shutdown
      switch(config-if)# exit
      switch(config)# interface ethernet 1/31
      switch(config-if)# channel-group 4
      switch(config-if)# no shutdown
      switch(config-if)# exit
      switch(config)# interface port-channel 4
      switch(config-if)# switchport
      switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
      switch(config-if)# fex associate 101
      

      ヒント


      ベスト プラクティスとして、物理インターフェイスからではなく、ポート チャネル インターフェイスからのみ fex associate コマンドを入力します。

      物理ポートをポート チャネルに接続する前に、その物理ポートを FEX にアソシエートしようとすると、その物理ポートはエラー ディセーブル ステートに移行し、Cisco Nexus シリーズ デバイスはそのリンク上の FEX と通信しません。 エラー ディセーブル ステートをクリアし、そのリンクをアップ状態にするには、shutdown コマンドと no shutdown コマンドをイーサネット インターフェイス(ポート チャネル インターフェイスではなく)で入力する必要があります (これは、ケーブル接続の前に設定を実行する場合には当てはまりません)。



      (注)  


      物理インターフェイスをポート チャネルに追加する際には、ポート チャネルと物理インターフェイス上の設定が一致していなければなりません。


      次に、ファブリック エクステンダと親デバイスとの関連付けを表示する例を示します。

      switch# show interface port-channel 4 fex-intf
      Fabric           FEX
      Interface        Interfaces
      ---------------------------------------------------
      Po4              Eth101/1/48   Eth101/1/47   Eth101/1/46   Eth101/1/45
                       Eth101/1/44   Eth101/1/43   Eth101/1/42   Eth101/1/41
                       Eth101/1/40   Eth101/1/39   Eth101/1/38   Eth101/1/37
                       Eth101/1/36   Eth101/1/35   Eth101/1/34   Eth101/1/33
                       Eth101/1/32   Eth101/1/31   Eth101/1/30   Eth101/1/29
                       Eth101/1/28   Eth101/1/27   Eth101/1/26   Eth101/1/25
                       Eth101/1/24   Eth101/1/23   Eth101/1/22   Eth101/1/21
                       Eth101/1/20   Eth101/1/19   Eth101/1/18   Eth101/1/17
                       Eth101/1/16   Eth101/1/15   Eth101/1/14   Eth101/1/13
                       Eth101/1/12   Eth101/1/11   Eth101/1/10   Eth101/1/9
                       Eth101/1/8    Eth101/1/7    Eth101/1/6    Eth101/1/5
                       Eth101/1/4    Eth101/1/3    Eth101/1/2    Eth101/1/1
       

      インターフェイスからのファブリック エクステンダの関連付けの解除

      はじめる前に

      ファブリック エクステンダ機能をイネーブルにしていることを確認します。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 configure terminal


        例:
        switch# configure terminal
        switch(config)# 
         

        コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 interface {ethernet slot/port | port-channel channel}


        例:
        switch(config)# interface port-channel 4
        switch(config-if)# 
         

        設定するインターフェイスを指定します。 インターフェイスはイーサネット インターフェイスまたはポート チャネルを指定できます。

         
        ステップ 3 no fex associate


        例:
        switch(config-if)# no fex associate
         

        インターフェイスに接続されているファブリック エクステンダ装置の関連付けを解除します。

         

        ファブリック エクステンダ グローバル機能の設定

        ファブリック エクステンダのグローバル機能を設定できます。

        はじめる前に

        ファブリック エクステンダ機能セットをイネーブルにしていることを確認します。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 configure terminal


          例:
          switch# configure terminal
          switch(config)# 
           

          コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2 fex FEX-number


          例:
          switch(config)# fex 101
          switch(config-fex)# 
           

          指定されたファブリック エクステンダのコンフィギュレーション モードを開始します。 FEX-number の範囲は 100 ~ 199 です。

           
          ステップ 3 description desc


          例:
          switch(config-fex)# description Rack7A-N2K
           
          (任意)

          説明を指定します。 デフォルトは、文字列 FEXxxxx で、xxxx は FEX-number です。 FEX-number が 123 の場合、説明は FEX0123 です。

           
          ステップ 4 no description


          例:
          switch(config-fex)# no description
           
          (任意)

          説明を削除します。

           
          ステップ 5type FEX-type


          例:
          switch(config-fex)# type N2248T
           
          (任意)

          ファブリック エクステンダのタイプを指定します。 FEX-type は次のいずれかです。

          • N2148T:48 の 1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスおよび 4 つの 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • N2224TP:24 の 100 Base-T/1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスおよび 2 つの 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • N2232P および N2232TM:32 個の 10 ギガビット SFP+ イーサネット ホスト インターフェイスと 8 個の 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • N2232TP:32 の 10 ギガビット Base-T イーサネット ホスト インターフェイスと 8 つの 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • N2232TT:32 の 10 ギガビット Base-T イーサネット ホスト インターフェイスと 8 つの 10 ギガビット Base-T イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • N2248T および N2248TP-E:48 の 100 Base-T/1000 Base-T イーサネット ホスト インターフェイスおよび 4 つの 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • NB22HP:16 個の 1 G/10 ギガビット SFP+ イーサネット ホスト インターフェイスと 8 個の 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール
          • NB22FTS:16 個の 10 ギガビット SFP+ イーサネット ホスト インターフェイスと 8 個の 10 ギガビット SFP+ イーサネット ファブリック インターフェイス モジュール

          Cisco Nexus シリーズ デバイスはバイナリ設定にファブリック エクステンダのタイプを記憶します。 この機能を設定すると、ファブリック エクステンダは、設定された FEX-type にタイプが一致する場合だけ、オンラインになります。

           
          ステップ 6no type


          例:
          switch(config-fex)# no type
           
          (任意)

          FEX のタイプを削除します。 ファブリック エクステンダがファブリック インターフェイスに接続されており、親スイッチのバイナリ設定に保存された設定済みタイプが一致していなければ、ファブリック エクステンダのすべてのインターフェイスのすべての設定が削除されます。

           
          ステップ 7 pinning max-links uplinks


          例:
          switch(config-fex)# pinning max-links 2
           
          (任意)

          アップリンクの数を定義します。 デフォルトは 1 です。 指定できる範囲は 1 ~ 4 です。

          このコマンドは、ファブリック エクステンダが 1 つまたは複数の静的にピン接続されたファブリック インターフェイスを使用して親スイッチに接続されている場合だけ、適用できます。 1 ポート チャネル接続は 1 つだけ存在できます。

          注意       

          pinning max-links コマンドでアップリンクの数を変更すると、ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイス ポートが中断されます。

           
          ステップ 8 no pinning max-links


          例:
          switch(config-fex)# no pinning max-links
           
          (任意)

          アップリンクの数をデフォルトにリセットします。

          注意       

          no pinning max-links コマンドでアップリンクの数を変更すると、ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイス ポートが中断されます。

           
          ステップ 9 serial serial


          例:
          switch(config-fex)# serial JAF1339BDSK
           
          (任意)

          シリアル番号文字列を定義します。 このコマンドが設定され、ファブリック エクステンダが一致するシリアル番号文字列を報告する場合、スイッチでは、対応するシャーシ ID だけが関連付けることができます(fex associate コマンドを使用します)。

          注意       

          指定されたファブリック エクステンダに一致しないシリアル番号を設定すると、ファブリック エクステンダが強制的にオフラインになります。

           
          ステップ 10 no serial


          例:
          switch(config-fex)# no serial
           
          (任意)

          シリアル番号文字列を削除します。

           

          ファブリック エクステンダのロケータ LED のイネーブル化

          ファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED の点灯により、特定のファブリック エクステンダをラック内で見つけることができます。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 locator-led fex FEX-number


            例:
            switch# locator-led fex 101
             

            特定のファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED を点灯します。

             
            ステップ 2no locator-led fex FEX-number


            例:
            switch# no locator-led fex 101
             
            (任意)

            特定のファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED を消灯します。

             

            リンクの再配布

            静的にピン接続されたインターフェイスを使用してファブリック エクステンダをプロビジョニングすると、ファブリック エクステンダのダウンリンク ホスト インターフェイスは、最初に設定された順序でファブリック インターフェイスにピン接続されます。 ファブリック インターフェイスへのホスト インターフェイスの特別な関係がリブートしても維持されるようにするには、リンクを再びピン接続する必要があります。

            この機能は、次の 2 つの状況で行うことができます。

            • max-links 設定を変更する必要がある場合。
            • ファブリック インターフェイスへのホスト インターフェイスのピン接続順序を維持する必要がある場合。

            リンク数の変更

            最初に親スイッチの特定のポート(たとえば、ポート 33)を唯一のファブリック インターフェイスとして設定すると、48 のすべてのホスト インターフェイスがこのポートにピン接続されます。 35 などの他のポートをプロビジョニングするには、pinning max-links 2 コマンドを使用してホスト インターフェイスを再配布します。 これにより、すべてのホスト インターフェイスがダウンし、ホスト インターフェイス 1 ~ 24 はファブリック インターフェイス 33 に、ホスト インターフェイス 25 ~ 48 はファブリック インターフェイス 35 にピン接続されます。

            ピン接続順序の維持

            ホスト インターフェイスのピン接続順序は、最初、ファブリック インターフェイスが設定された順序で決定されます。 この例では、4 つのファブリック インターフェイスが次の順序で設定されます。

            switch# show interface ethernet 1/35 fex-intf
            Fabric           FEX
            Interface        Interfaces
            ---------------------------------------------------
             Eth1/35         Eth101/1/12   Eth101/1/11   Eth101/1/10   Eth101/1/9
                             Eth101/1/8    Eth101/1/7    Eth101/1/6    Eth101/1/5
                             Eth101/1/4    Eth101/1/3    Eth101/1/2    Eth101/1/1
            
            switch# show interface ethernet 1/33 fex-intf
            Fabric           FEX
            Interface        Interfaces
            ---------------------------------------------------
             Eth1/33         Eth101/1/24   Eth101/1/23   Eth101/1/22   Eth101/1/21
                             Eth101/1/20   Eth101/1/19   Eth101/1/18   Eth101/1/17
                             Eth101/1/16   Eth101/1/15   Eth101/1/14   Eth101/1/13
            
            switch# show interface ethernet 1/38 fex-intf
            Fabric           FEX
            Interface        Interfaces
            ---------------------------------------------------
             Eth1/38         Eth101/1/36   Eth101/1/35   Eth101/1/34   Eth101/1/33
                             Eth101/1/32   Eth101/1/31   Eth101/1/30   Eth101/1/29
                             Eth101/1/28   Eth101/1/27   Eth101/1/26   Eth101/1/25
            
            switch# show interface ethernet 1/40 fex-intf
            Fabric           FEX
            Interface        Interfaces
            ---------------------------------------------------
             Eth1/40         Eth101/1/48   Eth101/1/47   Eth101/1/46   Eth101/1/45
                             Eth101/1/44   Eth101/1/43   Eth101/1/42   Eth101/1/41
                             Eth101/1/40   Eth101/1/39   Eth101/1/38   Eth101/1/37
             

            ファブリック エクステンダを次回リブートすると、設定されたファブリック インターフェイスは、ファブリック インターフェイスのポート番号の昇順でホスト インターフェイスにピン接続されます。 ファブリック エクステンダを再起動せずに同じ固定配布でホスト インターフェイスを設定するには、fex pinning redistribute コマンドを入力します。

            ホスト インターフェイスの再配布


            注意    


            このコマンドにより、ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイス ポートが中断されます。


            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1configure terminal


              例:
              switch# configure terminal
              switch(config)#
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2fex pinning redistribute FEX-number


              例:
              switch(config) # fex pinning redistribute 101
              switch(config) # 
              
               

              ホスト接続を再配布します。 FEX-number の範囲は 100 ~ 199 です。

               

              ファブリック エクステンダの設定の確認

              ファブリック エクステンダで定義されているインターフェイスの設定情報を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

              コマンドまたはアクション

              目的

              show fex [FEX-number] [detail]

              特定のファブリック エクステンダまたは接続されているすべての装置の情報を表示します。

              show interface type number fex-intf

              特定のスイッチ インターフェイスにピン接続されているファブリック エクステンダのポートを表示します。

              show interface fex-fabric

              ファブリック エクステンダのアップリンクを検出しているスイッチ インターフェイスを表示します。

              show interface ethernet number transceiver [fex-fabric]

              ファブリック エクステンダのアップリンクの SFP+ トランシーバおよび Diagnostic Optical Monitoring(DOM)の情報を表示します。

              show feature-set

              デバイスの機能セットの状態を表示します。

              ファブリック エクステンダの設定例

              次に、接続されているすべてのファブリック エクステンダ装置を表示する例を示します。

              switch# show fex
                FEX         FEX           FEX                       FEX
              Number    Description      State            Model            Serial
              ------------------------------------------------------------------------
              100    FEX0100                Online     N2K-C2248TP-1GE   JAF1339BDSK
              101    FEX0101                Online     N2K-C2232P-10GE   JAF1333ADDD
              102    FEX0102                Online     N2K-C2232P-10GE   JAS12334ABC
               

              次に、特定のファブリック エクステンダの詳細なステータスを表示する例を示します。

              switch# show fex 100 detail
              FEX: 100 Description: FEX0100   state: Online
                FEX version: 5.0(2)N1(1) [Switch version: 5.0(2)N1(1)]
                FEX Interim version: 5.0(2)N1(0.205)
                Switch Interim version: 5.0(2)N1(0.205)
                Extender Model: N2K-C2224TP-1GE,  Extender Serial: JAF1427BQLG
                Part No: 73-13373-01
                Card Id: 132, Mac Addr: 68:ef:bd:62:2a:42, Num Macs: 64
                Module Sw Gen: 21  [Switch Sw Gen: 21]
                post level: complete
               pinning-mode: static    Max-links: 1
                Fabric port for control traffic: Eth1/29
                Fabric interface state:
                  Po100 - Interface Up. State: Active
                  Eth1/29 - Interface Up. State: Active
                  Eth1/30 - Interface Up. State: Active
                Fex Port        State  Fabric Port  Primary Fabric
                     Eth100/1/1    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/2    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/3    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/4    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/5    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/6    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/7    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/8    Up       Po100       Po100
                     Eth100/1/9    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/10    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/11    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/12    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/13    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/14    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/15    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/16    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/17    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/18    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/19    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/20    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/21    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/22    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/23    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/24    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/25    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/26    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/27    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/28    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/29    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/30    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/31    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/32    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/33    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/34    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/35    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/36    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/37    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/38    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/39    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/40  Down       Po100       Po100
                    Eth100/1/41    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/42    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/43    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/44    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/45    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/46    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/47    Up       Po100       Po100
                    Eth100/1/48    Up       Po100       Po100
              Logs:
              02/05/2010 20:12:17.764153: Module register received
              02/05/2010 20:12:17.765408: Registration response sent
              02/05/2010 20:12:17.845853: Module Online Sequence
              02/05/2010 20:12:23.447218: Module Online
               

              次に、特定のスイッチ インターフェイスにピン接続されているファブリック エクステンダのインターフェイスを表示する例を示します。

              switch# show interface port-channel 100 fex-intf
              Fabric           FEX
              Interface        Interfaces
              ---------------------------------------------------
               Po100           Eth100/1/48   Eth100/1/47   Eth100/1/46   Eth100/1/45
                               Eth100/1/44   Eth100/1/43   Eth100/1/42   Eth100/1/41
                               Eth100/1/40   Eth100/1/39   Eth100/1/38   Eth100/1/37
                               Eth100/1/36   Eth100/1/35   Eth100/1/34   Eth100/1/33
                               Eth100/1/32   Eth100/1/31   Eth100/1/30   Eth100/1/29
                               Eth100/1/28   Eth100/1/27   Eth100/1/26   Eth100/1/25
                               Eth100/1/24   Eth100/1/22   Eth100/1/20   Eth100/1/19
                               Eth100/1/18   Eth100/1/17   Eth100/1/16   Eth100/1/15
                               Eth100/1/14   Eth100/1/13   Eth100/1/12   Eth100/1/11
                               Eth100/1/10   Eth100/1/9    Eth100/1/8    Eth100/1/7
                               Eth100/1/6    Eth100/1/5    Eth100/1/4    Eth100/1/3
                               Eth100/1/2    Eth100/1/1
               

              次に、ファブリック エクステンダのアップリンクに接続されているスイッチ インターフェイスを表示する例を示します。

              switch# show interface fex-fabric
                   Fabric      Fabric       Fex                FEX
              Fex  Port      Port State    Uplink    Model         Serial
              ---------------------------------------------------------------
              100   Eth1/29        Active     3    N2K-C2248TP-1GE  JAF1339BDSK
              100   Eth1/30        Active     4    N2K-C2248TP-1GE  JAF1339BDSK
              102   Eth1/33        Active     1    N2K-C2232P-10GE  JAS12334ABC
              102   Eth1/34        Active     2    N2K-C2232P-10GE  JAS12334ABC
              102   Eth1/35        Active     3    N2K-C2232P-10GE  JAS12334ABC
              102   Eth1/36        Active     4    N2K-C2232P-10GE  JAS12334ABC
              101   Eth1/37        Active     5    N2K-C2232P-10GE  JAF1333ADDD
              101   Eth1/38        Active     6    N2K-C2232P-10GE  JAF1333ADDD
              101   Eth1/39        Active     7    N2K-C2232P-10GE  JAF1333ADDD
              101   Eth1/40        Active     8    N2K-C2232P-10GE  JAF1333ADDD
               

              次に、親スイッチのインターフェイスに接続されている SFP+ トランシーバのファブリック エクステンダアップリンクの SFP+ トランシーバおよび Diagnostic Optical Monitoring(DOM)の情報を表示する例を示します。

              switch# show interface ethernet 1/40 transceiver
              Ethernet1/40
                  sfp is present
                  name is CISCO-MOLEX INC
                  part number is 74752-9026
                  revision is A0
                  serial number is MOC13321057
                  nominal bitrate is 12000 MBits/sec
                  Link length supported for copper is 3 m(s)
                  cisco id is --
                  cisco extended id number is 4
               

              次に、ファブリック エクステンダのアップリンク ポートに接続されている SFP+ トランシーバのファブリック エクステンダアップリンクの SFP+ トランシーバおよび DOM の情報を表示する例を示します。

              switch# show interface ethernet 1/40 transceiver fex-fabric
              Ethernet1/40
                  sfp is present
                  name is CISCO-MOLEX INC
                  part number is 74752-9026
                  revision is A0
                  serial number is MOC13321057
                  nominal bitrate is 12000 MBits/sec
                  Link length supported for 50/125mm fiber is 0 m(s)
                  Link length supported for 62.5/125mm fiber is 0 m(s)
                  cisco id is --
                  cisco extended id number is 4
               

              シャーシ管理情報の確認

              ファブリック エクステンダを管理するためにスイッチ スーパーバイザで使用される設定情報を表示するには、次のいずれかのコマンドを実行します。

              コマンドまたはアクション

              目的

              show diagnostic result fex FEX-number

              ファブリック エクステンダの診断テストの結果を表示します。

              show environment fex {all | FEX-number} [temperature | power | fan]

              環境センサーのステータスを表示します。

              show inventory fex FEX-number

              ファブリック エクステンダのコンポーネント情報を表示します。

              show module fex FEX-number

              ファブリック エクステンダのモジュール情報を表示します。

              show sprom fex FEX-number {all | backplane | powersupply ps-num} | all

              ファブリック エクステンダのシリアル PROM(SPROM)の内容を表示します。

              シャーシ管理の設定例

              次に、接続されているすべてのファブリック エクステンダ装置のモジュール情報を表示する例を示します。

              switch# show module fex
              FEX Mod Ports Card Type                          Model              Status.
              --- --- ----- ---------------------------------- ------------------ -----------
              100 1   48    Fabric Extender 48x1GE + 4x10G Mod N2K-C2248TP-1GE    present
              101 1   32    Fabric Extender 32x10GE + 8x10G Mo N2K-C2232P-10GE    present
              102 1   32    Fabric Extender 32x10GE + 8x10G Mo N2K-C2232P-10GE    present
              
              FEX Mod Sw              Hw      World-Wide-Name(s) (WWN)
              --- --- --------------  ------  -----------------------------------------------
              100 1   4.2(1)N1(1)     0.103   --
              101 1   4.2(1)N1(1)     1.0     --
              102 1   4.2(1)N1(1)     1.0     --
              
              FEX Mod  MAC-Address(es)                         Serial-Num
              --- ---  --------------------------------------  ----------
              100 1    000d.ece3.2800 to 000d.ece3.282f        JAF1339BDSK
              101 1    000d.ecca.73c0 to 000d.ecca.73df        JAF1333ADDD
              102 1    000d.ecd6.bec0 to 000d.ecd6.bedf        JAS12334ABC
               

              次に、特定のファブリック エクステンダのモジュール情報を表示する例を示します。

              switch# show module fex 100
              FEX Mod Ports Card Type                          Model              Status.
              --- --- ----- ---------------------------------- ------------------ -----------
              100 1   48    Fabric Extender 48x1GE + 4x10G Mod N2K-C2248TP-1GE    present
              
              FEX Mod Sw              Hw      World-Wide-Name(s) (WWN)
              --- --- --------------  ------  -----------------------------------------------
              100 1   4.2(1)N1(1)     0.103   --
              
              FEX Mod  MAC-Address(es)                         Serial-Num
              --- ---  --------------------------------------  ----------
              100 1    000d.ece3.2800 to 000d.ece3.282f        JAF1339BDSK
               

              次に、特定のファブリック エクステンダのコンポーネント情報を表示する例を示します。

              switch# show inventory fex 101
              NAME: "FEX 101 CHASSIS", DESCR: "N2K-C2248TP-1GE  CHASSIS"
              PID: N2K-C2248TP-1GE   , VID: V00 , SN: SSI13380FSM
              
              NAME: "FEX 101 Module 1", DESCR: "Fabric Extender Module: 48x1GE, 4x10GE Supervisor"
              PID: N2K-C2248TP-1GE   , VID: V00 , SN: JAF1339BDSK
              
              NAME: "FEX 101 Fan 1", DESCR: "Fabric Extender Fan module"
              PID: N2K-C2248-FAN     , VID: N/A , SN: N/A
              
              NAME: "FEX 101 Power Supply 2", DESCR: "Fabric Extender AC power supply"
              PID: NXK-PAC-400W      , VID:  000, SN:      LIT13370QD6
               

              次に、特定のファブリック エクステンダの診断テストの結果を表示する例を示します。

              switch# show diagnostic result fex 101
              FEX-101: 48x1GE/Supervisor  SerialNo   : JAF1339BDSK
              Overall Diagnostic Result for FEX-101  : OK
              
              Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
              TestPlatform:
              0)              SPROM: ---------------> .
              1)   Inband interface: ---------------> .
              2)                Fan: ---------------> .
              3)       Power Supply: ---------------> .
              4) Temperature Sensor: ---------------> .
              
              TestForwardingPorts:
              Eth    1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
              Port ------------------------------------------------------------------------
                     .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .
              
              Eth   25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
              Port ------------------------------------------------------------------------
                     .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .  .
              
              TestFabricPorts:
              Fabric 1  2  3  4
              Port ------------
                     .  .  .  .
              
               

              次に、特定のファブリック エクステンダの環境ステータスを表示する例を示します。

              switch# show environment fex 101
              
              
              Temperature Fex 101:
              -----------------------------------------------------------------
              Module   Sensor     MajorThresh   MinorThres   CurTemp     Status
                                  (Celsius)     (Celsius)    (Celsius)
              -----------------------------------------------------------------
              1        Outlet-1   60            50           33          ok
              1        Outlet-2   60            50           38          ok
              1        Inlet-1    50            40           35          ok
              1        Die-1      100           90           44          ok
              
              
              Fan Fex: 101:
              ------------------------------------------------------
              Fan             Model                Hw         Status
              ------------------------------------------------------
              Chassis         N2K-C2148-FAN        --         ok
              PS-1            --                   --         absent
              PS-2            NXK-PAC-400W         --         ok
              
              
              Power Supply Fex 101:
              ---------------------------------------------------------------------------
              Voltage: 12 Volts
              -----------------------------------------------------
              PS  Model                Power       Power     Status
                                       (Watts)     (Amp)
              -----------------------------------------------------
              1   --                        --        --     --
              2   NXK-PAC-400W            4.32      0.36     ok
              
              
              Mod Model                Power     Power       Power     Power       Status
                                       Requested Requested   Allocated Allocated
                                       (Watts)   (Amp)       (Watts)   (Amp)
              --- -------------------  -------   ----------  --------- ----------  ----------
              1    N2K-C2248TP-1GE     0.00      0.00        0.00      0.00        powered-up
              
              
              Power Usage Summary:
              --------------------
              Power Supply redundancy mode:                 redundant
              
              Total Power Capacity                                4.32 W
              
              Power reserved for Supervisor(s)                    0.00 W
              Power currently used by Modules                     0.00 W
              
                                                              -------------
              Total Power Available                               4.32 W
                                                              -------------
               

              次に、特定のファブリック エクステンダの SPROM を表示する例を示します。

              switch# show sprom fex 101 all
              DISPLAY FEX 101 SUP sprom contents
              Common block:
               Block Signature : 0xabab
               Block Version   : 3
               Block Length    : 160
               Block Checksum  : 0x1a1e
               EEPROM Size     : 65535
               Block Count     : 3
               FRU Major Type  : 0x6002
               FRU Minor Type  : 0x0
               OEM String      : Cisco Systems, Inc.
               Product Number  : N2K-C2248TP-1GE
               Serial Number   : JAF1339BDSK
               Part Number     : 73-12748-01
               Part Revision   : 11
               Mfg Deviation   : 0
               H/W Version     : 0.103
               Mfg Bits        : 0
               Engineer Use    : 0
               snmpOID         : 9.12.3.1.9.78.3.0
               Power Consump   : 1666
               RMA Code        : 0-0-0-0
               CLEI Code       : XXXXXXXXXTBDV00
               VID             : V00
              Supervisor Module specific block:
               Block Signature : 0x6002
               Block Version   : 2
               Block Length    : 103
               Block Checksum  : 0x2686
               Feature Bits    : 0x0
               HW Changes Bits : 0x0
               Card Index      : 11016
               MAC Addresses   : 00-00-00-00-00-00
               Number of MACs  : 0
               Number of EPLD  : 0
               Port Type-Num   : 1-48;2-4
               Sensor #1       : 60,50
               Sensor #2       : 60,50
               Sensor #3       : -128,-128
               Sensor #4       : -128,-128
               Sensor #5       : 50,40
               Sensor #6       : -128,-128
               Sensor #7       : -128,-128
               Sensor #8       : -128,-128
               Max Connector Power: 4000
               Cooling Requirement: 65
               Ambient Temperature: 40
              
              DISPLAY FEX 101 backplane sprom contents:
              Common block:
               Block Signature : 0xabab
               Block Version   : 3
               Block Length    : 160
               Block Checksum  : 0x1947
               EEPROM Size     : 65535
               Block Count     : 5
               FRU Major Type  : 0x6001
               FRU Minor Type  : 0x0
               OEM String      : Cisco Systems, Inc.
               Product Number  : N2K-C2248TP-1GE
               Serial Number   : SSI13380FSM
               Part Number     : 68-3601-01
               Part Revision   : 03
               Mfg Deviation   : 0
               H/W Version     : 1.0
               Mfg Bits        : 0
               Engineer Use    : 0
               snmpOID         : 9.12.3.1.3.914.0.0
               Power Consump   : 0
               RMA Code        : 0-0-0-0
               CLEI Code       : XXXXXXXXXTDBV00
               VID             : V00
              Chassis specific block:
               Block Signature : 0x6001
               Block Version   : 3
               Block Length    : 39
               Block Checksum  : 0x2cf
               Feature Bits    : 0x0
               HW Changes Bits : 0x0
               Stackmib OID    : 0
               MAC Addresses   : 00-0d-ec-e3-28-00
               Number of MACs  : 64
               OEM Enterprise  : 0
               OEM MIB Offset  : 0
               MAX Connector Power: 0
              WWN software-module specific block:
               Block Signature : 0x6005
               Block Version   : 1
               Block Length    : 0
               Block Checksum  : 0x66
              wwn usage bits:
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00 00 00 00 00 00 00
               00 00
              License software-module specific block:
               Block Signature : 0x6006
               Block Version   : 1
               Block Length    : 16
               Block Checksum  : 0x86f
              lic usage bits:
               ff ff ff ff ff ff ff ff
              
              DISPLAY FEX 101 power-supply 2 sprom contents:
              Common block:
               Block Signature : 0xabab
               Block Version   : 3
               Block Length    : 160
               Block Checksum  : 0x1673
               EEPROM Size     : 65535
               Block Count     : 2
               FRU Major Type  : 0xab01
               FRU Minor Type  : 0x0
               OEM String      : Cisco Systems Inc   NXK-PAC-400W
               Product Number  : NXK-PAC-400W
               Serial Number   :      LIT13370QD6
               Part Number     :         341
               Part Revision   : -037
               CLEI Code       : 5-01     01  000
               VID             :  000
               snmpOID         : 12336.12336.12336.12336.12336.12336.12374.12336
               H/W Version     : 43777.2
               Current         : 36
               RMA Code        : 200-32-32-32
              Power supply specific block:
               Block Signature : 0x0
               Block Version   : 0
               Block Length    : 0
               Block Checksum  : 0x0
               Feature Bits    : 0x0
               Current 110v    : 36
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              Cisco Nexus N2248TP-E ファブリック エクステンダの設定

              Cisco Nexus 2248TP-E ファブリック エクステンダは、次のものを設定するための追加コマンドを含む、Cisco Nexus 2248TP ファブリック エクステンダのすべての CLI コマンドをサポートします。

              • 共有バッファ(FEX グローバル レベル)
              • 入力方向の Queue-Limit(FEX グローバル レベルおよびインターフェイス レベル)
              • 出力方向の Queue-Limit(FEX グローバル レベルおよびインターフェイス レベル)
              • FEX とスイッチ間の 3000 m の距離での非ドロップ クラス(FEX グローバル レベル)

              共有バッファの設定

              共有バッファを設定する際の注意事項を次に示します。

              • 共有バッファの設定は、FEX グローバル レベルで行われます。
              • 使用可能バッファの合計サイズは 32MB であり、入力と出力の両方向で共有されます。
              • 共有バッファのデフォルト サイズは、2539 2KB です。 ただし、イーサネット ベースの pause no-drop クラスを設定した場合、共有バッファのサイズは 10800 KB に変更されます。 この変更は、pause no-drop クラスをサポートする専用バッファを拡大するために必要です。 pause no-drop クラスでは、共有プールからのバッファ スペースは使用されません。

              (注)  


              これらのコマンドを実行すると、すべてのポートでトラフィックの中断が発生する可能性があります。


              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1configure terminal


                例:
                switch# configure terminal
                switch(config)#
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2fex chassis_id


                例:
                switch(config)# fex 100
                switch(config-fex)# 
                 

                指定された FEX の設定モードを開始します。

                chassis_id 値の範囲は 100 ~ 199 です。

                 
                ステップ 3hardware N2248TP-E shared-buffer-size buffer-size


                例:
                switch(config-fex)# hardware N2248TP-E shared-buffer-size 25000 
                 

                共有バッファ サイズ(KB)を指定します。

                buffer-size 値の範囲は 10800 KB ~ 2539 KB です。

                (注)     

                hardware N2248TP-E shared-buffer-size コマンドでは、デフォルトの共有バッファ サイズ 25392 KB を指定します。

                 

                例:

                switch# configure terminal
                switch(config)# fex 100
                switch(config-fex)# hardware N2248TP-E shared-buffer-size 25000
                switch(config-fex)#

                グローバル レベルでの Queue-Limit の設定

                Queue-Limit を設定する際の注意事項を次に示します。

                • tx キュー制限は、出力(n2h)方向で各キューに使用されるバッファ サイズを指定します。
                • rx キュー制限は、入力(h2n)方向で各キューに使用されるバッファ サイズを指定します。
                • FEX アップリンクで一時的な輻輳が発生した場合、入力キュー制限を調整できます。
                • バースト吸収を改善するために、あるいは多対 1 のトラフィック パターンがある場合、出力キュー制限を調整できます。
                • tx queue-limit をディセーブルにすると、出力ポートで共有バッファ全体を使用できます。
                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1configure terminal


                  例:
                  switch# configure terminal
                  switch(config)#
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2fex chassis_id


                  例:
                  switch(config)# fex 100
                  switch(config)# 
                   

                  指定された FEX の設定モードを開始します。

                  chassis_id 値の範囲は 100 ~ 199 です。

                   
                  ステップ 3hardware N2248TP-E queue-limit queue-limit tx|rx


                  例:
                  switch(config-fex)# hardware N2248TP-E queue-limit 83000 tx
                   

                  FEX で出力(tx)また入力(rx)のキュー テール ドロップしきい値レベルを制御します。

                  • tx(出力)のデフォルトの queue-limit は 4 MB です。
                    (注)     

                    hardware N2248TP-E queue-limit コマンドでは、デフォルトの tx queue-limit を指定します。

                  • rx(入力)のデフォルトの queue-limit は 1 MB です。
                    (注)     

                    hardware N2248TP-E queue-limit rx コマンドでは、デフォルトの rx queue-limit を指定します。

                   

                  例:

                  switch# configure terminal
                  switch(config)# fex 100
                  switch(config-fex)# hardware N2248TP-E queue-limit 83000 tx
                  switch(config-fex)# 

                  ポート レベルでの Queue-Limit の設定

                  ポート レベルで queue-limit を設定することで、グローバル レベル設定を上書きできます。

                  また、ポート レベルで queue-limit をディセーブルにすることもできます。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1configure terminal


                    例:
                    switch# configure terminal
                    switch(config)#
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2 interface ethernet chassis_id / slot/port


                    例:
                    switch(config)# interface ethernet 100/1/1
                     

                    インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 3hardware N2248TP-E queue-limit queue-limit tx|rx


                    例:
                    switch(config-if)# hardware N2248TP-E queue-limit 83000 tx
                     

                    FEX で出力(tx)また入力(rx)のキュー テール ドロップしきい値レベルを制御します。

                    • tx(出力)のデフォルトの queue-limit は 4 MB です。
                    • rx(入力)のデフォルトの queue-limit は 1 MB です。
                     

                    例:

                    switch# configure terminal
                    switch(config)# interface ethernet 100/1/1
                    switch(config-if)# hardware N2248TP-E queue-limit 83000 tx
                    switch(config-if)# 

                    アップリンク距離の設定

                    Cisco Nexus N2248TP-E FEX は、FEX とスイッチ間で最大 3000 m まで pause no-drop クラスをサポートします。

                    FEX とスイッチ間のデフォルトのケーブル長は 300 m です。


                    (注)  


                    pause no-drop クラスを設定しない場合、アップリンク距離の設定は無効です。


                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1configure terminal


                      例:
                      switch# configure terminal
                      switch(config)#
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2fex chassis_id


                      例:
                      switch(config)# fex 100
                      switch(config-fex)# 
                       

                      指定された FEX の設定モードを開始します。

                      chassis_id 値の範囲は 100 ~ 199 です。

                       
                      ステップ 3hardware N2248TP-E uplink-pause-no-drop distance distance-value


                      例:
                      switch(config-fex)# hardware N2248TP-E uplink-pause-no-drop distance 3000
                       

                      FEX とスイッチ間の no-drop 距離を指定します。

                      最大距離は 3000 m です。

                      (注)     

                      hardware N2248TP-E uplink-pause-no-drop distance コマンドでは、デフォルトのケーブル長 300 m を指定します。

                       

                      例:

                      switch# configure terminal
                      switch(config)# fex 100
                      switch(config-fex)# hardware N2248TP-E uplink-pause-no-drop distance 3000
                      switch(config-fex)#