Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS レイヤ 2 スイッチング コンフィギュレーション ガイド リリース 5.1(3)N1(1)
ポート チャネルの設定
ポート チャネルの設定
発行日;2012/10/09   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

ポート チャネルの設定

この章の内容は、次のとおりです。

ポート チャネルについて

ポート チャネルは、最大 16 個のインターフェイスを 1 つのグループにバンドルしたもので、帯域幅を広げ冗長性を高めることができます。 これらの集約された各物理インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングも行います。 ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。

ポート チャネルは、互換性のあるインターフェイスをバンドルすることによって作成します。 スタティック ポート チャネルのほか、Link Aggregation Control Protocol(LACP)を実行するポート チャネルを設定して稼働させることができます。

変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのメンバ インターフェイスにもそれぞれ変更が適用されます。 たとえば、スパニングツリー プロトコル(STP)のパラメータをポート チャネルに設定すると、Cisco NX-OS ソフトウェアでは、これらのパラメータがポート チャネルの各インターフェイスに適用されます。

関連するプロトコルを使用せず、スタティック ポート チャネルを使用すれば、設定を簡略化できます。 IEEE 802.3ad に規定されている Link Aggregation Control Protocol(LACP)を使用すると、ポート チャネルをより効率的に使用することができます。 LACP を使用すると、リンクによってプロトコル パケットが渡されます。

関連コンセプト

ポート チャネルの概要

Cisco NX-OS は、ポート チャネルを使用することにより、広い帯域幅、冗長性、チャネル全体のロード バランシングを実現しています。

最大 16 個のポートを 1 つのスタティック ポート チャネルに集約することができるほか、Link Aggregation Control Protocol(LACP)をイネーブルにすることもできます。 LACP によるポート チャネルを設定する手順は、スタティック ポート チャネルの場合とは若干異なります。


(注)  


Cisco NX-OS は、ポート チャネルに対するポート集約プロトコル(PAgP)をサポートしていません 。


ポート チャネルは、個々のリンクを 1 つのチャネル グループにバンドルしたもので、それにより最大 16 個の物理リンクの帯域幅を集約した単一の論理リンクが作成されます。 ポート チャネル内のメンバー ポートに障害が発生すると、障害が発生したリンクで伝送されていたトラフィックはポート チャネル内のその他のメンバー ポートに切り替わります。

各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。 ポート チャネル内のすべてのポートには互換性が必要です。つまり、回線速度が同じであり、かつ全二重方式で動作する必要があります。 スタティック ポート チャネルを LACP なしで稼働すると、個々のリンクがすべて on チャネル モードで動作します。このモードを変更するには、LACP をイネーブルにする必要があります。


(注)  


チャネル モードを、on から active、または on から passive に変更することはできません。


ポート チャネル インターフェイスを作成することで、ポート チャネルを直接作成することができます。またチャネル グループを作成して個々のポートを 1 つに集約することもできます。 インターフェイスをチャネル グループに関連付ける際、ポート チャネルがなければ、Cisco NX-OSでは対応するポート チャネルが自動的に作成されます。 最初にポート チャネルを作成することもできます。 その場合、Cisco NX-OS では、ポート チャネルと同じチャネル数で空のチャネル グループが作成され、デフォルトの設定が適用されます。


(注)  


少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、かつそのポートのチャネルが有効であれば、ポート チャネルは動作上アップ状態にあります。 メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。


ポート チャネルの設定に関する注意事項と制約事項

ポート チャネルは、グローバル コンフィギュレーション モードまたはスイッチ プロファイル モードのいずれかで設定することができます。 Cisco NX-OS の設定同期化機能を介してポート チャネルの設定を行う際には、次の注意事項および制約事項を考慮してください。

  • いったんスイッチ プロファイル モードで設定したポート チャネルを、グローバル コンフィギュレーション(config terminal)モードで設定することはできません。

    (注)  


    ポート チャネルに関する一部のサブコマンドは、スイッチ プロファイル モードでは設定できません。 ただしこれらのコマンドは、ポート チャネルがスイッチ プロファイル モードで作成、設定されている場合でも、グローバル コンフィギュレーション モードからであれば設定することができます。

    たとえば、次のコマンドはグローバル コンフィギュレーション モードでのみ設定可能です。

    switchport private-vlan association trunk primary-vlan secondary-vlan


  • shutdown および no shutdown は、グローバル コンフィギュレーション モードとスイッチ プロファイル モードのどちらでも設定できます。
  • ポート チャネルをグローバル コンフィギュレーション モードで作成した場合は、メンバ インターフェイスを含むチャネル グループも、グローバル コンフィギュレーション モードを使用して作成する必要があります。
  • スイッチ プロファイル モードで設定されたポート チャネルには、スイッチ プロファイルの内部と外部どちらからもメンバにすることができます。
  • メンバ インターフェイスをスイッチ プロファイルにインポートする場合は、そのメンバ インターフェイスに対応するポート チャネルがスイッチ プロファイル内に存在する必要があります。

スイッチ プロファイルの詳細については、『Cisco NX-OS 5000 System Management Configuration Guide』を参照してください。

互換性要件

ポート チャネル グループにインターフェイスを追加すると、Cisco NX-OS では、そのインターフェイスとチャネル グループとの互換性が確保されるように、特定のインターフェイス属性のチェックが行われます。 また Cisco NX-OS では、インターフェイスがポート チャネル集約に加えられることを許可する場合にも、事前にそのインターフェイスに関するさまざまな動作属性のチェックが行われます。

互換性チェックの対象となる動作属性は次のとおりです。

  • ポート モード
  • アクセス VLAN
  • トランク ネイティブ VLAN
  • 許可 VLAN リスト
  • 速度
  • 802.3x フロー制御設定
  • MTU Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、システム レベルの MTU のみサポートされます。 この属性を個々のポートごとに変更できません。
  • ブロードキャスト/ユニキャスト/マルチキャスト ストーム制御設定
  • プライオリティ フロー制御
  • タグなし CoS

Cisco NX-OS で使用される互換性チェックの全リストを表示する場合は、show port-channel compatibility-parameters コマンドを使用します。

チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。 また LACP を実行するポート チャネルには、チャネル モードが active または passive に設定されたインターフェイスだけを追加することもできます これらの属性は個別のメンバ ポートに設定できます。

インターフェイスがポート チャネルに追加されると、次の各パラメータはそのポート チャネルに関する値に置き換えられます。

  • 帯域幅
  • MAC アドレス
  • STP

インターフェイスがポート チャネルに追加されても、次に示すインターフェイス パラメータは影響を受けません。

  • 説明
  • CDP
  • LACP ポート プライオリティ
  • デバウンス

channel-group force コマンドを使用して、ポートをチャネル グループへ強制的に追加できるようにした場合、パラメータは次のように処理されます。

  • インターフェイスがポート チャネルに追加されると、次のパラメータは削除され、代わってポート チャネルに関する値が指定されます。ただしこの変更は、インターフェイスに関する実行コンフィギュレーションには反映されません。
    • QoS
    • 帯域幅
    • 遅延
    • STP
    • サービス ポリシー
    • ACL
  • インターフェイスがポート チャネルに追加またはポート チャネルから削除されても、次のパラメータはそのまま維持されます。
    • ビーコン
    • 説明
    • CDP
    • LACP ポート プライオリティ
    • デバウンス
    • UDLD
    • シャットダウン
    • SNMP トラップ

ポート チャネルを使ったロード バランシング

Cisco NX-OS では、フレーム内のアドレスから生成されたバイナリ パターンの一部を数値に圧縮変換し、それを基にチャネル内のリンクを 1 つ選択することによって、ポート チャネルを構成するすべての動作中インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングが行われます。 ポート チャネルではデフォルトでロード バランシングが行われます。また、基本設定では、次の基準によってリンクが選択されます。

  • レイヤ 2 フレームの場合は、送信元および宛先の MAC アドレスを使用します。
  • レイヤ 3 フレームの場合は、送信元および宛先の MAC アドレスと送信元および宛先の Internet Protocol(IP)アドレスを使用します。
  • レイヤ 4 フレームの場合は、送信元および宛先の MAC アドレスと送信元および宛先の IP アドレスを使用します。

    (注)  


    レイヤ 4 フレームに対しては、必要に応じて送信元および宛先のポート番号を指定することもできます。


次のいずれかに基づいてポート チャネル全体でのロード バランシングが行われるようにスイッチを設定することができます。

  • 宛先 MAC アドレス
  • 送信元 MAC アドレス
  • 送信元および宛先 MAC アドレス
  • 宛先 IP アドレス
  • 送信元 IP アドレス
  • 送信元および宛先 IP アドレス
  • 宛先 TCP/UDP ポート番号
  • 送信元 TCP/UDP ポート番号
  • 送信元および宛先 TCP/UDP ポート番号
表 1  ポート チャネルにおけるロードバランシングの基準

設定

レイヤ 2 基準

レイヤ 3 基準

レイヤ 4 基準

宛先 MAC

宛先 MAC

宛先 MAC

宛先 MAC

送信元 MAC

送信元 MAC

送信元 MAC

送信元 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

宛先 IP

宛先 MAC

宛先 MAC、宛先 IP

宛先 MAC、宛先 IP

送信元 IP

送信元 MAC

送信元 MAC、送信元 IP

送信元 MAC、送信元 IP

送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

宛先 TCP/UDP ポート

宛先 MAC

宛先 MAC、宛先 IP

宛先 MAC、宛先 IP、宛先ポート

送信元 TCP/UDP ポート

送信元 MAC

送信元 MAC、送信元 IP

送信元 MAC、送信元 IP、送信元ポート

送信元および宛先 TCP/UDP ポート

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート

ファブリック エクステンダの設定は個別には行えません。 ファブリック エクステンダの設定は、Nexus 5000 シリーズで定義されます。 ポート チャネル ロード バランシング プロトコルにおいて、Nexus 5000 シリーズで設定された内容に応じてファブリック エクステンダ上で自動的に設定されるポート チャネル ロード バランシング オプションについては下記の表を参照してください。

次の表は、各設定の基準をまとめたものです。

表 2  Cisco Nexus 2232 ファブリック エクステンダおよび Cisco Nexus 2248 ファブリック エクステンダにおけるポート チャネルでのロードバランシングの基準

設定

レイヤ 2 基準

レイヤ 3 基準

レイヤ 4 基準

宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC

宛先 IP

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元 IP

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

宛先 TCP/UDP ポート

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート

送信元 TCP/UDP ポート

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート

送信元および宛先 TCP/UDP ポート

送信元/宛先 MAC

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP

送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート

設定においてロード バランシングの基準が最多となるようなオプションを使用してください。 たとえば、ポート チャネルのトラフィックが 1 つの MAC アドレスにだけ送られ、ポート チャネルでのロード バランシングの基準としてその宛先 MAC アドレスが使用されている場合、ポート チャネルでは常にそのポート チャネル内の同じリンクが選択されます。したがって、送信元アドレスまたは IP アドレスを使用すると、結果的により優れたロード バランシングが行われることになります。

LACP の概要

LACP の概要


(注)  


LACP 機能を設定して使用にする場合は、あらかじめ LACP 機能をイネーブルにしておく必要があります。


次の図は、個々のリンクを個別リンクとして機能させるだけでなく LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込む方法を示したものです。

図 1. 個々のリンクをポート チャネルに組み込む

LACP を使用すると、スタティック ポート チャネルの場合と同じように、最大 16 個のインターフェイスを 1 つのチャネル グループにバンドルすることができます。


(注)  


ポート チャネルを削除すると、関連付けられたチャネル グループも Cisco NX-OS によって自動的に削除されます。 すべてのメンバ インターフェイスは以前の設定に戻ります。


LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。

LACP ID パラメータ

LACP では次のパラメータが使用されます。

  • LACP システム プライオリティ:LACP を稼働している各システムは、LACP システム プライオリティ値を持っています。 このパラメータのデフォルト値である 32768 をそのまま使用するか、1 ~ 65535 の範囲で値を設定できます。 LACP は、このシステム プライオリティと MAC アドレスを組み合わせてシステム ID を生成します。また、システム プライオリティを他のデバイスとのネゴシエーションにも使用します。 システム プライオリティ値が大きいほど、プライオリティは低くなります。

(注)  


LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。


  • LACP ポート プライオリティ:LACP を使用するように設定された各ポートには、LACP ポート プライオリティが割り当てられます。 デフォルト値である 32768 をそのまま使用するか、1 ~ 65535 の範囲で値を設定できます。 LACP では、ポート プライオリティおよびポート番号によりポート ID が構成されます。 また、互換性のあるポートのうち一部を束ねることができない場合に、どのポートをスタンバイ モードにし、どのポートをアクティブ モードにするかを決定するのに、ポート プライオリティを使用します。 LACP では、ポート プライオリティ値が大きいほど、プライオリティは低くなります。 指定ポートが、より低い LACP プライオリティを持ち、ホット スタンバイ リンクではなくアクティブ リンクとして選択される可能性が最も高くなるように、ポート プライオリティを設定できます。
  • LACP 管理キー:LACP は、LACP を使用するように設定された各ポート上のチャネル グループ番号に等しい管理キー値を自動的に設定します。 管理キーにより、他のポートとともに集約されるポートの機能が定義されます。 他のポートとともに集約されるポートの機能は、次の要因によって決まります。
    • ポートの物理特性(データ レート、デュプレックス機能、ポイントツーポイントまたは共有メディア ステートなど)
    • ユーザが作成した設定に関する制約事項

チャネル モード

ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。 プロトコルを使用せずにスタティック ポート チャネルを稼働すると、そのチャネル モードは常に on に設定されます。 デバイス上で LACP をグローバルにイネーブルにした後、各チャネルの LACP をイネーブルにします。それには、各インターフェイスのチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP チャネル グループを構成する個々のリンクについて、どちらかのチャネル モードを設定できます。


(注)  


active または passive のチャネル モードで、個々のインターフェイスを設定するには、まず、LACP をグローバルにイネーブルにする必要があります。


次の図は、チャネル モードをまとめたものです。

表 3 ポート チャネルにおける個々のリンクのチャネル モード

チャネル モード

説明

passive

ポートをパッシブなネゴシエーション状態にする LACP モード。この状態では、ポートは受信した LACP パケットに応答はしますが、LACP ネゴシエーションを開始することはありません。

active

ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにする LACP モード。この場合ポートでは LACP パケットを送信することにより、他のポートとのネゴシエーションが開始されます。

on

すべてのスタティック ポート チャネル(つまり LACP を稼働していないポート チャネル)は、このモードのままになります。 LACP をイネーブルにする前にチャネル モードを active または passive に変更しようとすると、デバイスがエラー メッセージを返します。

チャネルで LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスでチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP は、on 状態のインターフェイスとネゴシエートする場合、LACP パケットを受信しないため、そのインターフェイスと個別のリンクを形成します。つまり、LACP チャネル グループには参加しません。

passive と active のどちらのモードでも、ポート速度やトランキング ステートなどの基準に基づいてポート チャネルを構成可能かどうかを判定するため、LACP によるポート間のネゴシエーションが行われます。 passive モードは、リモート システム、つまり、パートナーが、LACP をサポートしているかどうかが不明な場合に便利です。

次の例に示したとおり、ポートは、異なる LACP モードであっても、それらのモード間で互換性があれば、LACP ポート チャネルを構成することができます。

  • active モードのポートは、active モードの別のポートとともにポート チャネルを正しく形成できます。
  • active モードのポートは、passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できます。
  • passive モードのポート同士ではポート チャネルを構成できません。これは、どちらのポートもネゴシエーションを開始しないためです。
  • on モードのポートは LACP を実行していません。

LACP マーカー レスポンダ

ポート チャネルを使用すると、リンク障害やロード バランシング動作に伴って、データ トラフィックが動的に再配信される場合があります。 LACP では、マーカー プロトコルを使用して、こうした再配信によってフレームが重複したり順序が変わったりしないようにします。 Cisco NX-OS は、マーカー レスポンダだけをサポートしています。

LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点

次の表は、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルとの主な相違点をまとめたものです。

表 4 LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネル

構成

LACP がイネーブルにされた EtherChannel

スタティック EtherChannel

適用されるプロトコル

グローバルにイネーブル化

なし

リンクのチャネル モード

次のいずれか。

  • Active
  • Passive

on モードのみ

チャネルを構成する最大リンク数

16

16

ポート チャネルの設定

ポート チャネルの作成

チャネル グループを作成する前にポート チャネルを作成します。 Cisco NX-OS は、対応するチャネル グループを自動的に作成します。


(注)  


LACP ベースのポート チャネルを使用する場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。


手順の概要

    1.    switch# configure terminal

    2.    switch(config)# interface port-channel channel-number

    3.    switch(config)# no interface port-channel channel-number


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal  

    コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2switch(config)# interface port-channel channel-number  

    設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。チャネル グループがまだ存在していなければ、 Cisco NX-OS によって自動的に作成されます。

     
    ステップ 3 switch(config)# no interface port-channel channel-number  

    ポート チャネルを削除し、関連するチャネル グループを削除します。

     

    次の例は、ポート チャネルの作成方法を示したものです。

    switch# configure terminal
    switch (config)# interface port-channel 1

    ポート チャネルへのポートの追加

    新規のチャネル グループ、または他のポートがすでに属しているチャネル グループにポートを追加できます。 ポート チャネルがない場合は、Cisco NX-OS によってこのチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。


    (注)  


    LACP ベースのポート チャネルを使用する場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。


    手順の概要

      1.    switch# configure terminal

      2.    switch(config)# interface type slot/port

      3.    (任意) switch(config-if)# switchport mode trunk

      4.    (任意) switch(config-if)# switchport trunk {allowed vlan vlan-id | native vlan vlan-id}

      5.    switch(config-if)# channel-group channel-number

      6.    (任意) switch(config-if)# no channel-group


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 switch# configure terminal  

      コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port  

      チャネル グループに追加するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 switch(config-if)# switchport mode trunk   (任意)

      指定したインターフェイスをトランク ポートとして設定します。

       
      ステップ 4switch(config-if)# switchport trunk {allowed vlan vlan-id | native vlan vlan-id}   (任意)

      トランク ポートに必要なパラメータを設定します。

       
      ステップ 5switch(config-if)# channel-group channel-number  

      チャネル グループ内にポートを設定し、モードを設定します。 channel-number の指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 ポート チャネルがない場合は、Cisco NX-OS によってこのチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。 これを、暗黙的なポート チャネル作成と言います。

       
      ステップ 6 switch(config-if)# no channel-group   (任意)

      チャネル グループからポートを削除します。 チャネル グループから削除されたポートは元の設定に戻ります。

       

      次に、イーサネット インターフェイス 1/4 をチャネル グループ 1 に追加する例を示します。

      switch# configure terminal
      switch (config)# interface ethernet 1/4
      switch(config-if)# switchport mode trunk
      switch(config-if)# channel-group 1
      

      ポート チャネルを使ったロード バランシングの設定

      デバイス全体に適用されるポート チャネル用のロードバランシング アルゴリズムを設定できます。


      (注)  


      LACP ベースのポート チャネルを使用する場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。


      手順の概要

        1.    switch# configure terminal

        2.    switch(config)# port-channel load-balance ethernet {[destination-ip | destination-mac | destination-port | source-dest-ip | source-dest-mac | source-dest-port | source-ip | source-mac | source-port] crc-poly}

        3.    (任意) switch(config)# no port-channel load-balance ethernet

        4.    (任意) switch# show port-channel load-balance


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 switch# configure terminal  

        コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2switch(config)# port-channel load-balance ethernet {[destination-ip | destination-mac | destination-port | source-dest-ip | source-dest-mac | source-dest-port | source-ip | source-mac | source-port] crc-poly}  

        デバイスのロード バランシング アルゴリズムを指定します。 指定可能なアルゴリズムはデバイスによって異なります。 デフォルトは source-dest-mac です。

        Cisco NX-OS Release 5.0(3)N2(1) 以降、Cisco Nexus 5500 プラットフォーム スイッチでは、ハッシュ パラメータでの圧縮に使用できる 8 種類のハッシュ多項式がサポートされています。 ポート チャネルからの出力トラフィックに対するハッシュ パラメータの種類によっては、多項式が異なると負荷分散の結果も異なる場合があります。 デフォルトのハッシュ多項式は CRC8a です。 変数は次のように設定できます。
        • CRC8a
        • CRC8b
        • CRC8c
        • CRC8d
        • CRC8e
        • CRC8f
        • CRC8g
         
        ステップ 3 switch(config)# no port-channel load-balance ethernet   (任意)

        ロードバランシング アルゴリズムをデフォルトの source-dest-mac に戻します。

         
        ステップ 4 switch# show port-channel load-balance   (任意)

        ポート チャネル ロードバランシング アルゴリズムを表示します。

         

        次の例は、ポート チャネルに対して送信元 IP によるロード バランシングを設定する方法を示したものです。

        switch# configure terminal
        switch (config)# port-channel load-balance ethernet source-ip

        (注)  


        source-dest-ipsource-dest-macsource-dest-port の各キーワードは、Cisco NX-OS の 4.0(1a)N1 より以前のリリースの場合、それぞれ source-destination-ipsource-destination-macsource-destination-port です。


        マルチキャスト トラフィックに対するハードウェア ハッシュの設定

        デフォルトでは、スイッチのどのポートにおける入力マルチキャスト トラフィックでも、特定のポート チャネル メンバが選択され、トラフィックが出力されます。 マルチキャスト トラフィックに対してハードウェア ハッシュを設定すると、帯域幅について発生しうる問題を軽減することができるほか、入力マルチキャスト トラフィックの効率的なロード バランシングを実現することもできます。 ハードウェア ハッシュをイネーブルにする場合は、hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。 デフォルトに戻す場合は、no hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。

        手順の概要

          1.    switch# configure terminal

          2.    switch(config)# interface port-channel channel-number

          3.    switch(config-if)# hardware multicast hw-hash


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 switch# configure terminal
           

          コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2 switch(config)# interface port-channel channel-number
           

          ポート チャネルを選択し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 3 switch(config-if)# hardware multicast hw-hash
           

          指定したポート チャネルに対してハードウェア ハッシュを設定します。

           

          次の例は、ポート チャネルに対してハードウェア ハッシュを設定する方法を示したものです。

          switch# configure terminal
          
          switch (config)# interface port-channel 21
          
          switch(config-if)# hardware multicast hw-hash
          
          

          次の例は、ポート チャネルからハードウェア ハッシュを削除する方法を示したものです。

          switch# configure terminal
          
          switch (config)# interface port-channel 21
          
          switch(config-if)# no hardware multicast hw-hash
          

          LACP のイネーブル化

          LACP はデフォルトではディセーブルです。LACP の設定を開始するには、LACP をイネーブルにする必要があります。 LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。

          LACP は、LAN ポート グループの機能を動的に学習し、残りの LAN ポートに通知します。 LACP では、適合する複数のイーサネット リンクが検出されると、これらのリンクが 1 つのポート チャネルにグループ化されます。 次に、ポート チャネルは単一ブリッジ ポートとしてスパニングツリーに追加されます。

          手順の概要

            1.    switch# configure terminal

            2.    switch(config)# feature lacp

            3.    (任意) switch(config)# show feature


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 switch# configure terminal
             

            コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2 switch(config)# feature lacp
             

            スイッチ上で LACP をイネーブルにします。

             
            ステップ 3 switch(config)# show feature
             
            (任意)

            イネーブルにされた機能を表示します。

             

            次に、LACP をイネーブルにする例を示します。

            switch# configure terminal
            
            switch(config)# feature lacp
            
             

            ポートに対するチャネル モードの設定

            LACP ポート チャネルのそれぞれのリンクのチャネル モードを active または passive に設定できます。 このチャネル コンフィギュレーション モードを使用すると、リンクは LACP で動作可能になります。

            関連するプロトコルを使用せずにポート チャネルを設定すると、リンク両端のすべてのインターフェイスでは on チャネル モードが維持されます。

            はじめる前に

            LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。

            手順の概要

              1.    switch# configure terminal

              2.    switch(config)# interface type slot/port

              3.    switch(config-if)# channel-group channel-number [force] [mode {on | active | passive}]

              4.    switch(config-if)# no channel-group number mode


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 switch# configure terminal
               

              コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
               

              設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 3switch(config-if)# channel-group channel-number [force] [mode {on | active | passive}]
               

              ポート チャネルのリンクのポート モードを指定します。 LACP をイネーブルにしたら、各リンクまたはチャネル全体を active または passive に設定します。

              force:これを指定すると、チャネル グループに LAN ポートが強制的に追加されます。 このオプションは、Cisco NX-OS Release 5.0(2)N2(1) で使用できます。

              mode:インターフェイスのポート チャネル モードを指定します。

              active:これを指定すると、LACP をイネーブルにした時点で、指定したインターフェイス上で LACP がイネーブルになります。 インターフェイスはアクティブ ネゴシエーション ステートになります。この場合ポートでは、LACP パケットを送信することにより、他のポートとのネゴシエーションが開始されます。

              on:(デフォルト モード)これを指定すると、すべてのスタティック ポート チャネル(LACP を稼働していないポート チャネル)に対して、このモードが維持されます。

              passive:LACP デバイスが検出された場合にのみ、LACP をイネーブルにします。 インターフェイスはパッシブ ネゴシエーション ステートになります。この場合ポートでは、受信した LACP パケットへの応答は行われますが、LACP ネゴシエーションは開始されません。

              関連するプロトコルを使用せずにポート チャネルを実行する場合、チャネル モードは常に on です。

               
              ステップ 4 switch(config-if)# no channel-group number mode
               

              指定インターフェイスのポート モードを on に戻します

               

              次に、チャネル グループ 5 のイーサネット インターフェイス 1/4 で、LACP がイネーブルなインターフェイスを active ポート チャネル モードに設定する例を示します。

              switch# configure terminal
              switch (config)# interface ethernet 1/4
              switch(config-if)# channel-group 5 mode active
              
              

              次の例は、チャネル グループ 5 にインターフェイスを強制的に追加する方法を示したものです。

              switch(config)# interface ethernet 1/1
              switch(config-if)# channel-group 5 force
              switch(config-if)#
              

              LACP 高速タイマー レートの設定

              LACP タイマー レートを変更することにより、LACP タイムアウトの時間を変更することができます。 lacp rate コマンドを使用すれば、LACP がサポートされているインターフェイスに LACP 制御パケットを送信する際のレートを設定できます。 タイムアウト レートは、デフォルトのレート(30 秒)から高速レート(1 秒)に変更することができます。 このコマンドは、LACP がイネーブルになっているインターフェイスでのみサポートされます。

              はじめる前に

              LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。

              手順の概要

                1.    switch# configure terminal

                2.    switch(config)# interface type slot/port

                3.    switch(config-if)# lacp rate fast


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 switch# configure terminal
                 

                コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
                 

                設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 3 switch(config-if)# lacp rate fast
                 

                LACP がサポートされているインターフェイスに LACP 制御パケットを送信する際のレートとして高速レート(1 秒)を設定します。

                 

                次の例は、イーサネット インターフェイス 1/4 に対して LACP 高速レートを設定する方法を示したものです。

                switch# configure terminal
                
                switch (config)# interface ethernet 1/4
                
                
                switch(config-if)# lacp rate fast
                
                

                次の例は、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP レートをデフォルトのレート(30 秒)に戻す方法を示したものです。

                switch# configure terminal
                
                switch (config)# interface ethernet 1/4
                
                switch(config-if)# no lacp rate fast
                

                LACP のシステム プライオリティおよびシステム ID の設定

                LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。

                はじめる前に

                LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。

                手順の概要

                  1.    switch# configure terminal

                  2.    switch(config)# lacp system-priority priority

                  3.    (任意) switch# show lacp system-identifier


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 switch# configure terminal
                   

                  コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2 switch(config)# lacp system-priority priority
                   

                  LACP で使用するシステム プライオリティを設定します。 指定できる範囲は 1 ~ 65535 で、値が大きいほどプライオリティは低くなります。 デフォルト値は 32768 です。

                   
                  ステップ 3 switch# show lacp system-identifier
                   
                  (任意)

                  LACP システム識別子を表示します。

                   

                  次に、LACP システム プライオリティを 2500 に設定する例を示します。

                  switch# configure terminal
                  
                  switch(config)# lacp system-priority 2500
                  
                   

                  LACP ポート プライオリティの設定

                  LACP ポート チャネルの各リンクに対して、ポート プライオリティの設定を行うことができます。

                  はじめる前に

                  LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。

                  手順の概要

                    1.    switch# configure terminal

                    2.    switch(config)# interface type slot/port

                    3.    switch(config-if)# lacp port-priority priority


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 switch# configure terminal
                     

                    コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
                     

                    設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 3 switch(config-if)# lacp port-priority priority
                     

                    LACP で使用するポート プライオリティを設定します。 指定できる範囲は 1 ~ 65535 で、値が大きいほどプライオリティは低くなります。 デフォルト値は 32768 です。

                     

                    次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP ポート プライオリティを 40000 に設定する例を示します。

                    switch# configure terminal
                    
                    switch (config)# interface ethernet 1/4
                    
                    switch(config-if)# lacp port priority 40000
                    
                     

                    LACP グレースフル コンバージェンス

                    はじめる前に
                    • LACP 機能をイネーブルにします。
                    • ポート チャネルが管理上のダウン状態になっていることを確認します。
                    • 正しい VDC を使用していることを確認します。 正しい VDC に切り替えるには、switchto vdc コマンドを入力します。
                    手順の概要

                      1.    configure terminal

                      2.    interface port-channel number

                      3.    shutdown

                      4.    no lacp graceful-convergence

                      5.    no shutdown

                      6.    (任意) copy running-config startup-config


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1configure terminal


                      例:
                      switch# configure terminal
                      switch(config)#
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2interface port-channel number


                      例:
                      switch(config)# interface port-channel 1
                      switch(config) #
                       

                      設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 3shutdown


                      例:
                      switch(config-if)# shutdown
                      switch(config-if) #
                       

                      ポート チャネルを管理シャットダウンします。

                       
                      ステップ 4no lacp graceful-convergence


                      例:
                      switch(config-if)# no lacp graceful-convergence
                      switch(config-if) #
                       

                      指定したポート チャネルの LACP グレースフル コンバージェンスをディセーブルにします。

                       
                      ステップ 5no shutdown


                      例:
                      switch(config-if)# no shutdown
                      switch(config-if) #
                       

                      ポート チャネルを管理上のアップ状態にします。

                       
                      ステップ 6copy running-config startup-config


                      例:
                      switch(config-if)# copy running-config startup-config
                      
                       
                      (任意)

                      リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。

                       

                      次の例は、ポート チャネルの LACP グレースフル コンバージェンスをディセーブルにする方法を示したものです。

                      switch# configure terminal
                      switch(config) # interface port-channel 1
                      switch(config-if) # shutdown
                      switch(config-if) # no lacp graceful-convergence
                      switch(config-if) # no shutdown
                      switch(config-if) #

                      LACP グレースフル コンバージェンスの再イネーブル化

                      はじめる前に
                      • LACP 機能をイネーブルにします。
                      • ポート チャネルが管理上のダウン状態になっていることを確認します。
                      • 正しい VDC を使用していることを確認します。 正しい VDC に切り替えるには、switchto vdc コマンドを入力します。
                      手順の概要

                        1.    configure terminal

                        2.    interface port-channel number

                        3.    shutdown

                        4.    lacp graceful-convergence

                        5.    no shutdown

                        6.    (任意) copy running-config startup-config


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1configure terminal


                        例:
                        switch# configure terminal
                        switch(config)#
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 2interface port-channel number


                        例:
                        switch(config)# interface port-channel 1
                        switch(config) #
                         

                        設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 3shutdown


                        例:
                        switch(config-if)# shutdown
                        switch(config-if) #
                         

                        ポート チャネルを管理シャットダウンします。

                         
                        ステップ 4lacp graceful-convergence


                        例:
                        switch(config-if)# lacp graceful-convergence
                        switch(config-if) #
                         

                        指定したポート チャネルの LACP グレースフル コンバージェンスをイネーブルにします。

                         
                        ステップ 5no shutdown


                        例:
                        switch(config-if)# no shutdown
                        switch(config-if) #
                         

                        ポート チャネルを管理上のアップ状態にします。

                         
                        ステップ 6copy running-config startup-config


                        例:
                        switch(config-if)# copy running-config startup-config
                        
                         
                        (任意)

                        リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。

                         

                        次の例は、ポート チャネルの LACP グレースフル コンバージェンスをディセーブルにする方法を示したものです。

                        switch# configure terminal
                        switch(config) # interface port-channel 1
                        switch(config-if) # shutdown
                        switch(config-if) # lacp graceful-convergence
                        switch(config-if) # no shutdown
                        switch(config-if) #

                        ポート チャネル設定の確認

                        ポート チャネルの設定情報を表示する場合は、次のいずれかの操作を行います。

                        コマンド

                        目的

                        switch# show interface port-channel channel-number

                        ポート チャネル インターフェイスのステータスを表示します。

                        switch# show feature

                        イネーブルにされた機能を表示します。

                        switch# show resource

                        システムで現在利用可能なリソースの数を表示します。

                        switch# show lacp {counters | interface type slot/port | neighbor | port-channel | system-identifier}

                        LACP 情報を表示します。

                        switch# show port-channel compatibility-parameters

                        ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。

                        switch# show port-channel database [interface port-channel channel-number]

                        1 つ以上のポート チャネル インターフェイスの集約状態を表示します。

                        switch# show port-channel summary

                        ポート チャネル インターフェイスの概要を表示します。

                        switch# show port-channel traffic

                        ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。

                        switch# show port-channel usage

                        使用済みおよび未使用のチャネル番号の範囲を表示します。

                        switch# show port-channel database

                        現在実行中のポート チャネル機能に関する情報を表示します。

                        switch# show port-channel load-balance

                        ポート チャネルによるロードバランシングについての情報を表示します。

                        ロードバランシング発信ポート ID の確認

                        コマンドに関する注意事項

                        show port-channel load-balance コマンドを使用すると、ポート チャネルにおいて特定のフレームがいずれのポートにハッシュされるかを確認することができます。 正確な結果を取得するためには、VLAN および宛先 MAC を指定する必要があります。

                        (注)  


                        ポート チャネル内にポートが 1 つしかない場合などには、一部のトラフィック フローはハッシュの対象になりません。

                        ロードバランシング発信ポート ID を表示する場合は、次の表に記載されているいずれかの操作を実行します。

                        コマンド

                        目的

                        switch# show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel port-channel-id vlan vlan-id dst-ip src-ip dst-mac src-mac l4-src-port port-id l4-dst-port port-id

                        発信ポート ID を表示します。

                        次に示すのは、show port-channel load-balance コマンドを実行した場合の出力例です。

                        switch#show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel 10 vlan 1 dst-ip 1.225.225.225 src-ip 1.1.10.10 src-mac aa:bb:cc:dd:ee:ff l4-src-port 0 l4-dst-port 1

                        Missing params will be substituted by 0's.Load-balance Algorithm on switch: source-dest-portcrc8_hash: 204 Outgoing port id: Ehernet1/1 Param(s) used to calculate load-balance:

                        dst-port: 1

                        src-port: 0

                        dst-ip: 1.225.225.225

                        src-ip: 1.1.10.10

                        dst-mac: 0000.0000.0000

                        src-mac: aabb.ccdd.eeff