Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS SAN スイッチング コンフィギュレーション ガイド リリース 5.0(3)N2(1)
FLOGI、ネーム サーバ、FDMI、および RSCN データベースの管理
FLOGI、ネーム サーバ、FDMI、および RSCN データベースの管理
発行日;2013/01/09   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

FLOGI、ネーム サーバ、FDMI、および RSCN データベースの管理

この章の内容は、次のとおりです。

FLOGI、ネーム サーバ、FDMI、および RSCN データベースの管理

ファブリック ログインに関する情報

ファイバ チャネル ファブリックでは、ホストまたはディスクごとに FC ID が必要です。 FLOGI テーブルにストレージ デバイスが表示されるかどうかを確認するには、次の例のように show flogi コマンドを使用します。 必要なデバイスが FLOGI テーブルに表示されていれば、FLOGI が正常に行われます。 ホスト HBA および接続ポートに直接接続されているスイッチ上の FLOGI データベースを検査します。

次に、FLOGI テーブルのストレージ デバイスを確認する例を示します。

switch# show flogi database
---------------------------------------------------------------------------
INTERFACE  VSAN    FCID            PORT NAME               NODE NAME
---------------------------------------------------------------------------
fc2/3      1     0xb200e2  21:00:00:04:cf:27:25:2c  20:00:00:04:cf:27:25:2c
fc2/3      1     0xb200e1  21:00:00:04:cf:4c:18:61  20:00:00:04:cf:4c:18:61
fc2/3      1     0xb200d1  21:00:00:04:cf:4c:18:64  20:00:00:04:cf:4c:18:64
fc2/3      1     0xb200ce  21:00:00:04:cf:4c:16:fb  20:00:00:04:cf:4c:16:fb
fc2/3      1     0xb200cd  21:00:00:04:cf:4c:18:f7  20:00:00:04:cf:4c:18:f7
vfc3/1     2     0xb30100  10:00:00:05:30:00:49:63  20:00:00:05:30:00:49:5e
Total number of flogi = 6.

次に、特定のインターフェイスに接続されたストレージ デバイスを確認する例を示します。

switch# show flogi database interface vfc1/1
INTERFACE  VSAN    FCID            PORT NAME               NODE NAME 
---------------------------------------------------------------------------
vfc1/1     1     0x870000  20:00:00:1b:21:06:58:bc  10:00:00:1b:21:06:58:bc     
Total number of flogi = 1.

次に、VSAN(仮想 SAN)1 に関連付けられたストレージ デバイスを確認する例を示します。

switch# show flogi database vsan 1

ネーム サーバ プロキシ

ネーム サーバ機能は、各 VSAN 内のすべてのホストおよびストレージ デバイスの属性が格納されたデータベースをメンテナンスします。 ネーム サーバでは、情報を最初に登録したデバイスによるデータベース エントリの変更が認められます。

プロキシ機能は、別のデバイスによって登録されたデータベース エントリの内容を変更(更新または削除)する必要がある場合に役立ちます。

ネーム サーバ プロキシ登録の概要

ネーム サーバ登録要求はすべて、パラメータが登録または変更されたポートと同じポートから発信されます。 同一ポートから送られない場合、要求は拒否されます。

この許可を使用すると、WWN が他のノードに代わって特定のパラメータを登録できるようになります。

ネーム サーバ プロキシの登録

ネーム サーバ プロキシを登録する手順は、次のとおりです。

手順の概要

    1.    switch# configuration terminal

    2.    switch(config)#fcns proxy-port wwn-id vsan vsan-id


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 switch# configuration terminal
     

    コンフィギュレーション モードに入ります。

     
    ステップ 2 switch(config)#fcns proxy-port wwn-id vsan vsan-id
     

    指定した VSAN のプロキシ ポートを設定します。

     

    重複 pWWN の拒否について

    別のデバイスの pWWN を使用した悪意のあるログインまたは偶発的なログインを回避するには、reject-duplicate-pwwn オプションをイネーブルにします。 このオプションをディセーブルにすると、このような pWWN のファブリックへのログインが許可され、ネーム サーバ データベースにある最初のデバイスと置き換えられます。

    重複 pWWN の拒否

    重複 pWWN を拒否する手順は、次のとおりです。

    手順の概要

      1.    switch# configuration terminal

      2.    switch(config)# fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id

      3.    switch(config)# no fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 switch# configuration terminal
       

      コンフィギュレーション モードに入ります。

       
      ステップ 2 switch(config)# fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id
       

      pWWN がすでに存在する場合は、デバイスがファブリックにログインする際に、デバイスをログアウトします。

       
      ステップ 3 switch(config)# no fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id
       

      同一の pWWN を持つ新しいデバイスでネーム サーバ データベースにある最初のデバイスのエントリを上書きします(デフォルト)。

       

      ネーム サーバ データベース エントリの概要

      ネーム サーバはすべてのホストのネーム エントリを FCNS データベースに保管しています。 ネーム サーバを使用すると、Nx ポートで(ネーム サーバへの)PLOGI 中に属性を登録し、その他のホストの属性を取得できます。 Nx ポートが明示的または暗黙的にログアウトする時点で、これらの属性は登録解除されます。

      マルチスイッチ ファブリック構成では、各スイッチ上で稼働するネーム サーバ インスタンスが分散型データベースで情報を共有します。 スイッチごとに 1 つのネーム サーバ プロセスのインスタンスが実行されます。

      ネーム サーバのデータベース エントリの表示

      次に、すべての VSAN のネーム サーバ データベースを表示する例を示します。

      switch# show fcns database
      
      --------------------------------------------------------------------------
      FCID        TYPE  PWWN                    (VENDOR)        FC4-TYPE:FEATURE
      --------------------------------------------------------------------------
      0x010000    N     50:06:0b:00:00:10:a7:80                   scsi-fcp fc-gs 
      0x010001    N     10:00:00:05:30:00:24:63 (Cisco)           ipfc 
      0x010002    N     50:06:04:82:c3:a0:98:52 (Company 1)       scsi-fcp 250 
      0x010100    N     21:00:00:e0:8b:02:99:36 (Company A)       scsi-fcp 
      0x020000    N     21:00:00:e0:8b:08:4b:20 (Company A)
      0x020100    N     10:00:00:05:30:00:24:23 (Cisco)           ipfc 
      0x020200    N     21:01:00:e0:8b:22:99:36 (Company A)       scsi-fcp 

      次に、指定された VSAN のネーム サーバ データベースおよび統計情報を表示する例を示します。

      switch# show fcns database vsan 1
      
      VSAN 1:
      --------------------------------------------------------------------------
      FCID        TYPE  PWWN                    (VENDOR)        FC4-TYPE:FEATURE
      --------------------------------------------------------------------------
      0x030001    N     10:00:00:05:30:00:25:a3 (Cisco)         ipfc
      0x030101    NL    10:00:00:00:77:99:60:2c (Interphase)
      0x030200    N     10:00:00:49:c9:28:c7:01
      0xec0001    NL    21:00:00:20:37:a6:be:14 (Seagate)       scsi-fcp
      Total number of entries = 4

      次に、すべての VSAN のネーム サーバ データベースの詳細情報を表示する例を示します。

      switch# show fcns database detail
      

      次に、すべての VSAN のネーム サーバ データベースの統計情報を表示する例を示します。

      switch# show fcns statistics
      

      FDMI

      Cisco SAN スイッチは、FC-GS-4 規格で記述されている Fabric-Device 管理インターフェイス(FDMI)機能をサポートしています。 FDMI を使用すると、ファイバ チャネル HBA などのデバイスをインバンド通信によって管理できます。 この機能を追加することにより、既存のファイバ チャネル ネーム サーバおよび管理サーバの機能を補完します。

      FDMI 機能を使用すると、独自のホスト エージェントをインストールしなくても、スイッチ ソフトウェアによって接続先 HBA およびホスト オペレーティング システムに関する次のような管理情報を抽出できます。

      • 製造元、モデル、およびシリアル番号
      • ノード名およびノードのシンボリック名
      • ハードウェア、ドライバ、およびファームウェアのバージョン
      • ホスト オペレーティング システム(OS)の名前およびバージョン番号

      FDMI エントリはすべて永続ストレージに保存され、FDMI プロセスを起動した時点で取り出されます。

      FDMI の表示

      次に、指定された VSAN のすべての HBA の詳細情報を表示する例を示します。

      switch# show fdmi database detail vsan 1
      

      RSCN

      Registered State Change Notification(RSCN)は、ファブリック内で行われた変更について各ホストに通知するためのファイバ チャネル サービスです。 ホストは、(State Change Registration(SCR)要求によって)ファブリック コントローラに登録することにより、この情報を受信できます。 次のいずれかのイベントが発生した場合、適宜通知されます。

      • ファブリックへのディスクの加入または脱退
      • ネーム サーバの登録変更
      • 新しいゾーンの実施
      • IP アドレスの変更
      • ホストの動作に影響する、その他の同様なイベント

      RSCN 情報の概要

      スイッチ RSCN(SW-RSCN)は、登録されたホストおよびファブリック内の到達可能なすべてのスイッチに送信されます。


      (注)  


      スイッチは RSCN を送信して、登録済みのノードに変更が発生したことを通知します。 ネーム サーバに再度クエリーを発行して新しい情報を取得するのは、各ノードの責任範囲です。 スイッチが各ノードに送信する RSCN には、変更に関する詳細情報は含まれていません。


      RSCN 情報の表示

      次に、登録済みデバイス情報を表示する例を示します。

      switch# show rscn scr-table vsan 1
      

      (注)  


      SCR テーブルは設定不可能です。 ホストが RSCN 情報と一緒に SCR フレームを送信する場合にかぎり、入力されます。 ホストが RSCN 情報を受信しない場合、show rscn scr-table コマンドはエントリを返しません。


      [multi-pid] オプションの概要

      RSCN の multi-pidオプションをイネーブルに設定すると、登録済み Nx ポートに対して生成される RSCN に、影響を受けた複数のポート ID が含まれる場合があります。 この場合、ゾーン分割ルールを適用してから、影響を受けた複数のポート ID が 1 つの RSCN にまとめられます。 このオプションをイネーブルにすることによって、RSCN の数を減らすことができます。 たとえば、スイッチ 1 に 2 つのディスク(D1、D2)および 1 台のホスト(H)が接続されていると仮定します。 ホスト H は、RSCN を受信するように登録済みです。 D1、D2、および H は、同じゾーンに属しています。 ディスク D1 および D2 が同時にオンラインである場合、次のどちらかの処理が適用されます。

      • スイッチ 1 の multi-pid オプションがディセーブル:ホスト H に対して、2 つの RSCN(ディスク D1 とディスク D2 に関して 1 つずつ)が生成されます。
      • スイッチ 1 の multi-pid オプションがイネーブル:ホスト H に対して単一の RSCN が生成されます。RSCN ペイロードには、影響を受けたポート ID が一覧表示されます(この場合は、D1 と D2 の両方)。

      (注)  


      Nx ポートには、multi-pid RSCN ペイロードをサポートしないものがあります。 その場合は、RSCN multi-pid オプションをディセーブルにしてください。


      [multi-pid] オプションの設定

      multi-pid オプションを設定する手順は、次のとおりです。

      手順の概要

        1.    switch# configuration terminal

        2.    switch(config)# rscn multi-pid vsan vsan-id


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 switch# configuration terminal
         

        コンフィギュレーション モードに入ります。

         
        ステップ 2 switch(config)# rscn multi-pid vsan vsan-id
         

        指定された VSAN の RSCN を multi-pid フォーマットで送信します。

         

        ドメイン フォーマット SW-RSCN の抑制

        ドメイン フォーマット SW-RSCN は、ローカル スイッチ名またはローカル スイッチ管理 IP アドレスが変更されるとすぐに送信されます。 この SW-RSCN は、ISL を介して、他のすべてのドメインおよびスイッチに送信されます。 リモート スイッチから、ドメイン フォーマット SW-RSCN を開始したスイッチに対して GMAL コマンドおよび GIELN コマンドを発行すると、変更内容を判別できます。 ドメイン フォーマット SW-RSCN によって、一部の他社製の SAN スイッチで問題が発生することがあります。

        これらの SW-RSCN の ISL を介した送信を抑制する手順は、次のとおりです。

        手順の概要

          1.    switch# configuration terminal

          2.    switch(config)# rscn suppress domain-swrscn vsan vsan-id


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 switch# configuration terminal
           

          コンフィギュレーション モードに入ります。

           
          ステップ 2 switch(config)# rscn suppress domain-swrscn vsan vsan-id
           

          指定された VSAN のドメイン フォーマット SW-RSCN の送信を抑制します。

           

          RSCN 統計情報のクリア

          カウンタをクリアしたあとに、それらのカウンタを別のイベントに関して表示することができます。 たとえば、特定のイベント(ONLINE または OFFLINE イベントなど)で生成された RSCN または SW-RSCN の個数を追跡できます。 このような統計情報を利用して、VSAN 内で発生する各イベントへの応答を監視できます。

          次に、指定された VSAN の RSCN 統計情報をクリアする例を示します。

          switch# clear rscn statistics vsan 1
          

          RSCN 統計情報をクリアした後、show rscn statistics コマンドを入力してクリアされたカウンタを表示できます。

          switch# show rscn statistics vsan 1
          

          RSCN タイマーの設定

          RSCN は、VSAN 単位のイベント リスト キューを維持します。RSCN イベントは、生成されると、このキューに入れられます。 最初の RSCN イベントがキューに入ると、VSAN 単位のタイマーが始動します。 タイムアウトになると、すべてのイベントがキューから出され、結合 RSCN が登録済みユーザに送信されます。 デフォルトのタイマー値の場合に、登録済みユーザに送信される結合 RSCN の数が最小になります。 配置によっては、ファブリック内の変更を追跡するために、イベント タイマー値をさらに小さくする必要が生じることがあります。


          (注)  


          RSCN タイマー値は、VSAN 内のすべてのスイッチで同一にする必要があります。



          (注)  


          ダウングレードを実行する場合は、事前に、ネットワーク内の RSCN タイマー値をデフォルト値に戻してください。 デフォルト値に戻しておかないと、VSAN およびその他のデバイスを経由するリンクがディセーブルになります。


          RSCN タイマーを設定する手順は、次のとおりです。

          手順の概要

            1.    switch# configuration terminal

            2.    switch(config)# rscn distribute

            3.    switch(config)# rscn event-tov timeout vsan vsan-id

            4.    switch(config)# no rscn event-tov timeout vsan vsan-id

            5.    switch(config)# rscn commit vsan vsan-id


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 switch# configuration terminal
             

            コンフィギュレーション モードに入ります。

             
            ステップ 2 switch(config)# rscn distribute
             

            RSCN タイマーの設定の配布をイネーブルにします。

             
            ステップ 3 switch(config)# rscn event-tov timeout vsan vsan-id
             

            指定した VSAN のイベント タイムアウト値(ミリ秒)を設定します。 有効値は 0 ~ 2000 ミリ秒です。 値をゼロ(0)に設定すると、タイマーはディセーブルになります。

             
            ステップ 4 switch(config)# no rscn event-tov timeout vsan vsan-id
             

            デフォルト値(ファイバ チャネル VSAN の場合、2000 ミリ秒)に戻します。

             
            ステップ 5 switch(config)# rscn commit vsan vsan-id
             

            配布する RSCN タイマー設定を指定された VSAN 内のスイッチにコミットします。

             

            RSCN タイマー設定の確認

            RSCN タイマー設定を確認するには、show rscn event-tov vsan コマンドを使用します。 次に、VSAN 10 の RSCN 統計情報をクリアする例を示します。

            switch# show rscn event-tov vsan 10
            
            Event TOV : 1000 ms

            RSCN タイマー設定の配布

            各スイッチのタイムアウト値は、手動で設定されるため、異なるスイッチが別々の時間にタイムアウトになると、誤設定が生じます。 つまり、ネットワーク内の異なる N ポートが別々の時間に RSCN を受信してしまうことがあります。 Cisco Fabric Service(CFS)インフラストラクチャでは、RSCN タイマー設定情報をファブリック内のすべてのスイッチに自動的に配布することで、この状況を解消します。 また、SW-RSCN の数も削減します。

            RSCN は、配布と非配布の 2 つのモードをサポートしています。 配布モードでは、RSCN は CFS を使用して、ファブリック内のすべてのスイッチに設定を配布します。 非配布モードでは、影響を受けるのはローカル スイッチに対するコンフィギュレーション コマンドだけです。


            (注)  


            すべてのコンフィギュレーション コマンドが配布されるわけではありません。 配信されるのは、rscn event-tov tov vsan vsan コマンドのみです。



            注意    


            RSCN タイマー設定だけが配布されます。


            RSCN タイマーは、初期化およびスイッチオーバーの実行時に CFS に登録されます。 ハイ アベイラビリティを実現するため、RSCN タイマー配布がクラッシュし再起動する場合、またはスイッチオーバーが発生した場合には、クラッシュまたはスイッチオーバーが発生する前の状態から、通常の機能が再開されます。

            追加情報については、『Cisco Nexus 5000 Series System Management Configuration Guide』の「Using Cisco Fabric Services」を参照してください。

            RSCN タイマー設定の配布のイネーブル化

            RSCN タイマー設定の配布をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

            手順の概要

              1.    switch# configuration terminal

              2.    switch(config)# rscn distribute

              3.    switch(config)# no rscn distribute


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 switch# configuration terminal
               

              コンフィギュレーション モードに入ります。

               
              ステップ 2 switch(config)# rscn distribute
               

              RSCN タイマーの設定の配布をイネーブルにします。

               
              ステップ 3 switch(config)# no rscn distribute
               

              RSCN タイマーの配布をディセーブル(デフォルト)にします。

               

              ファブリックのロック

              データベースを変更するときの最初のアクションによって、保留中のデータベースが作成され、VSAN 内の機能がロックされます。 ファブリックがロックされると、次のような状況になります。

              • 他のユーザがこの機能の設定に変更を加えることができなくなります。
              • コンフィギュレーション データベースのコピーが、最初のアクティブ変更と同時に保留中のデータベースになります。

              RSCN タイマー設定の変更のコミット

              アクティブ データベースに加えられた変更をコミットする場合、ファブリック内のすべてのスイッチに設定がコミットされます。 コミットが正常に行われると、設定の変更がファブリック全体に適用され、ロックが解除されます。

              RSCN タイマー設定の変更をコミットする手順は、次のとおりです。

              手順の概要

                1.    switch# configuration terminal

                2.    switch(config)# rscn commit vsan timeout


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 switch# configuration terminal
                 

                コンフィギュレーション モードに入ります。

                 
                ステップ 2 switch(config)# rscn commit vsan timeout
                 

                RSCN タイマーの変更をコミットします。

                 

                RSCN タイマー設定の変更の廃棄

                保留中のデータベースに加えられた変更を廃棄(中断)する場合、コンフィギュレーション データベースは影響を受けないまま、ロックが解除されます。

                RSCN タイマー設定の変更をコミットする手順は、次のとおりです。

                手順の概要

                  1.    switch# configuration terminal

                  2.    switch(config)# rscn abort vsan timeout


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 switch# configuration terminal
                   

                  コンフィギュレーション モードに入ります。

                   
                  ステップ 2 switch(config)# rscn abort vsan timeout
                   

                  RSCN タイマーの変更を廃棄し、保留中のコンフィギュレーション データベースをクリアします。

                   

                  ロック済みセッションのクリア

                  RSCN タイマー設定を変更したが、変更をコミットまたは廃棄してロックを解除するのを忘れた場合、管理者はファブリック内の任意のスイッチからロックを解除できます。 管理者がこの操作を行うと、ユーザによる保留データベースの変更は廃棄され、ファブリックのロックは解除されます。

                  保留中のデータベースは揮発性ディレクトリでだけ有効で、スイッチが再起動されると廃棄されます。

                  管理者の特権を使用して、ロックされた RSCN セッションを解除するには、EXEC モードで clear rscn session コマンドを使用します。 次に、VSAN 10 の RSCN セッションをクリアする例を示します。

                  switch# clear rscn session vsan 10
                  

                  RSCN 設定の配布情報の表示

                  次に、RSCN 設定の配布の登録ステータスを表示する例を示します。

                  switch# show cfs application name rscn
                  
                   Enabled        : Yes
                   Timeout        : 5s
                   Merge Capable  : Yes
                   Scope          : Logical

                  (注)  


                  結合対象のファブリックの RSCN タイマー値が異なる場合、結合は失敗します。


                  次に、設定のコミット時に有効な一連のコンフィギュレーション コマンドを表示する例を示します。


                  (注)  


                  保留中のデータベースには、既存設定と変更された設定の両方が含まれます。


                  switch# show rscn pending
                  
                  rscn event-tov 2000 ms vsan 1
                  rscn event-tov 2000 ms vsan 2
                  rscn event-tov 300 ms vsan 10

                  次に、保留中の設定とアクティブな設定の違いを表示する例を示します。

                  switch# show rscn pending-diff vsan 10
                  
                  - rscn event-tov 2000 ms vsan 10
                  + rscn event-tov 300 ms vsan 10

                  デフォルトの RSCN 設定値

                  次の表に、RSCN のデフォルト設定を示します。

                  表 1  デフォルトの RSCN 設定値

                  パラメータ

                  デフォルト

                  RSCN タイマー値

                  2000 ミリ秒(ファイバ チャネル VSAN)

                  RSCN タイマー設定の配布

                  ディセーブル