Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ CLI ソフト ウェア コンフィギュレーション ガイド
スイッチの設定
スイッチの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/03/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

スイッチの設定

スイッチのイメージ ファイル

スイッチの起動

ブート シーケンス

コンソール設定

スイッチのアップグレード

アップグレード手順の概要

アップグレードの詳細手順

以前のリリースへのダウングレード

初期設定

設定要件

初期設定

スイッチの設定準備

デフォルトのログイン

スイッチの設定

初期設定の変更

スイッチへのアクセス

スイッチのその他の設定

スイッチ名の割り当て

日付、時刻、およびタイム ゾーンの設定

夏時間への調整

NTP 設定

NTP の概要

NTP 設定時の注意事項

NTP の設定

NTP CFS の配信

NTP 配信のイネーブル化

NTP 設定変更のコミット

NTP 設定変更の廃棄

ファブリック セッション ロックの解除

データベース結合に関する注意事項

NTP セッション ステータスの確認

管理インターフェイスの設定

mgmt0 インターフェイスの概要

管理インターフェイスの設定

管理インターフェイスの設定の表示

管理インターフェイスのシャットダウン

スイッチ コンフィギュレーションの管理

スイッチ コンフィギュレーションの表示

コンフィギュレーションの保存

コンフィギュレーションのクリア

スイッチ ファイル システムの使用

現在のディレクトリの設定

カレント ディレクトリの表示

ディレクトリ内のファイルの一覧表示

ディレクトリの作成

既存のディレクトリの削除

ファイルの移動

ファイルのコピー

ファイルの削除

ファイル内容の表示

コマンド出力のファイルへの保存

ファイルの圧縮および圧縮解除

スイッチのイメージ ファイル

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチには次のイメージがあります。

1 つのファイルに組み合された BIOS イメージおよびローダ イメージ

キックスタート イメージ

アップグレード可能な BIOS イメージを含むシステム イメージ

このスイッチにはフラッシュ メモリがあり、次の 2 つのフラッシュ部分から構成されています。

2 つの BIOS イメージおよびローダ イメージを保持する、2 MB のフラッシュ部分

設定ファイル、キックスタート イメージ、システム イメージ、その他のファイルを保持する、1 GB のフラッシュ部分

アップグレード可能な BIOS およびゴールデン BIOS は、2 MB のフラッシュ部分にプログラムされています。ゴールデン BIOS はアップグレードできません。

BIOS イメージがシステム イメージに組み込まれているため、キックスタート イメージとシステム イメージの新しいペアをダウンロードすると、新しい BIOS イメージも取得されます。キックスタート イメージ、システム イメージ、アップグレード可能 BIOS イメージをアップグレードするには、 install all コマンドを使用します。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「スイッチの起動」

「ブート シーケンス」

スイッチの起動

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、電源コードを A/C 電源に差し込むとすぐにブート プロセスが始まります。このスイッチには電源スイッチがありません。

ブート シーケンス

スイッチを起動すると、ゴールデン BIOS がアップグレード可能 BIOS のチェックサムを検証します。チェックサムが有効である場合、制御はアップグレード可能 BIOS イメージに移ります。アップグレード可能 BIOS はキックスタート イメージを開始し、キックスタート イメージはシステム イメージを開始します。アップグレード可能 BIOS のチェックサムが有効でない場合は、ゴールデン BIOS がキックスタート イメージを開始し、キックスタート イメージがシステム イメージを開始します。

スイッチにアップグレード可能 BIOS を迂回させて、その代わりにゴールデン BIOS を使用させることができます。スイッチの電源を入れてから 2 秒以内に Ctrl-Shift-6 を押すと、アップグレード可能 BIOS のチェックサムが有効であっても、ゴールデン BIOS が使用されてキックスタート イメージが開始されます。


Ctrl-Shift-6 を押すときには、コンソール設定をデフォルトの 9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビットに設定する必要があります。


ブート シーケンスが始まる前に、BIOS はスイッチの内部テストを実行します。テストで不合格となった場合、ローダは制御を取得しません。その代わりに BIOS イメージが制御を保持し、30 秒ごとに 9600 ボーでコンソールにメッセージを出力して障害があることを示します。

図 3-1 に、正常なブート シーケンスおよび回復ブート シーケンスを示します。

図 3-1 ブート シーケンス

 

回復手順の詳細については、 第 50 章「トラブルシューティング」 を参照してください。

コンソール設定

ローダ イメージ、キックスタート イメージ、システム イメージのデフォルト コンソール設定は、次のとおりです。

速度:9600 ボー

データビット:1 バイトごとに 8 ビット

ストップビット:1 ビット

パリティ:なし

この設定はスイッチに保存されており、3 つすべてのイメージは、保存されているコンソール設定を使用します。

コンソール設定を変更するには、コンフィギュレーション モードで line console コマンドを使用します。次の例では、ライン コンソールを設定し、その端末ラインのオプションを設定しています。

switch# configure terminal
switch(config)# line console
switch(config-console)# databits 7
switch(config-console)# exec-timeout 30
switch(config-console)# parity even
switch(config-console)# stopbits 2

BIOS コンソール設定は変更できません。この設定は、デフォルトのコンソール設定と同じです。

スイッチのアップグレード


) network-admin ロールを持つユーザは、スイッチのソフトウェア イメージをアップグレードできます。


ここで説明する内容は、次のとおりです。

「アップグレード手順の概要」

「アップグレードの詳細手順」

アップグレード手順の概要

次の手順の概要では、スイッチ ソフトウェアのアップグレード方法について説明します。


ステップ 1 スーパーバイザ モジュールのコンソール ポートにログインします。

ステップ 2 Cisco.com にログインし、キックスタート イメージおよびシステム イメージをサーバにダウンロードします。

ステップ 3 copy コマンドを使用し、キックスタート イメージおよびシステム イメージをスイッチにダウンロードします。

ステップ 4 install all コマンドを使用し、イメージをインストールします。


注意 スイッチがインストールを実行している間、スイッチを通過するすべてのトラフィックは中断されます。


 

アップグレードの詳細手順


注意 Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチをアップグレードすると、スイッチを通過するすべてのトラフィックは中断されます。

スイッチのソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート接続でスイッチにログインします。

ステップ 2 Cisco.com にログインし、Software Download Center にアクセスします。Cisco.com にログインするには、 http://www.cisco.com/ を表示してページ最上部の [Log In] をクリックします。シスコ ユーザ名およびパスワードを入力してください。


) Cisco.com に登録していないユーザは、このマニュアルに記載されているリンクにアクセスできません。


ステップ 3 次の URL を使用し、Software Download Center にアクセスします。

http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/index.shtml

ステップ 4 Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチのソフトウェア ダウンロード ページに移動します。

スイッチのダウンロード イメージへのリンクが表示されます。

ステップ 5 関連イメージ ファイルのリリース ノートを参照します。

ステップ 6 キックスタート ソフトウェア ファイルおよびシステム ソフトウェア ファイルを選択し、サーバにダウンロードします。

ステップ 7 コピーするイメージ ファイルに必要となるスペースが、bootflash: ディレクトリで使用可能であることを確認します。

switch# dir bootflash:
4681 Nov 24 02:43:52 2008 config
13176836 Nov 24 07:19:36 2008 gdb.1
49152 Jan 12 18:38:36 2009 lost+found/
310556 Dec 23 02:53:28 2008 n1
20058112 Nov 07 02:35:22 2008 n5000-uk9-kickstart.4.0.0.N1.2.474.bin
20217856 Jan 12 18:26:54 2009 n5000-uk9-kickstart.4.0.1a.N2.0.140.bin
76930262 Nov 07 02:35:22 2008 n5000-uk9.4.0.0.N1.2.474.bin
103484727 Jan 12 18:29:08 2009 n5000-uk9.4.0.1a.N2.0.140.bin

Usage for bootflash://sup-local
74934272 bytes used
5550080 bytes free
80484352 bytes total

ヒント 最低でも 1 つ前のソフトウェア リリースのキックスタート イメージ ファイルおよびシステム イメージ ファイルを維持し、新しい イメージ ファイルが正常にロードしない場合に使用できるようにしてください。


ステップ 8 アクティブなスーパーバイザ モジュールのブートフラッシュでさらに多くの空き容量が必要な場合は、不要なファイルを削除して空き容量を確保します。

switch# delete bootflash:n5000-uk9-kickstart.4.0.0.N1.2.474.bin
switch# delete bootflash:n5000-uk9.4.0.0.N1.2.474.bin

ステップ 9 転送プロトコルを使用し、キックスタート イメージおよびシステム イメージをスーパーバイザ モジュールのブートフラッシュにコピーします。 ftp: tftp: scp: sftp: のうちいずれかを使用できます。この手順の例では、 scp: を使用しています。

switch# copy scp://user@scpserver.cisco.com//downloads/n5000-uk9-kickstart.4.0.1a.N2.0.140.bin bootflash:n5000-uk9-kickstart.4.0.1a.N2.0.140.bin
switch# copy scp://user@scpserver.cisco.com//downloads/n5000-uk9.4.0.1a.N2.0.140.bin bootflash:n5000-uk9.4.0.1a.N2.0.140.bin

ステップ 10 ステップ 9 でダウンロードした新しいイメージ名を指定し、新しいイメージをインストールします。

switch(config)# install all kickstart bootflash:n5000-uk9-kickstart.4.0.1a.N2.0.140.bin system bootflash:n5000-uk9.4.0.1a.N2.0.140.bin

install コマンドを実行すると、次の処理が行われます。

指定したイメージの互換性チェック( show incompatibility コマンドに相当)を実行します。互換性の問題がある場合はエラー メッセージが表示され、インストールは中断されます。

互換性チェックの結果を表示し、インストールを中断するかどうかを表示します。

プロンプトが表示され、インストールを続行または中断できます。


) インストールを中断すると、スイッチの再起動中にトラフィックが中断されます。


指定イメージを参照するようにブート変数を更新し、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ステップ 11 スイッチでインストールが完了したらログインし、必要なソフトウェア バージョンをスイッチが実行していることを確認します。

switch# show version
Cisco Nexus Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2009, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License. A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.

Software
BIOS: version 1.2.0
loader: version N/A
kickstart: version 4.0(1a)N2(1) [build 4.0(1a)N2(0.140)]
system: version 4.0(1a)N2(1) [build 4.0(1a)N2(0.140)]
BIOS compile time: 06/19/08
kickstart image file is: bootflash:/n5000-uk9-kickstart.4.0.1a.N2.0.140.bin
kickstart compile time: 1/12/2009 2:00:00 [01/12/2009 10:50:37]
system image file is: bootflash:/n5000-uk9.4.0.1a.N2.0.140.bin
system compile time: 1/12/2009 2:00:00 [01/12/2009 11:21:25]


Hardware
cisco Nexus5020 Chassis ("40x10GE/Supervisor")
Intel(R) Celeron(R) M CPU with 2074308 kB of memory.
Processor Board ID JAB1232002F

Device name: switch
bootflash: 1003520 kB

Kernel uptime is 2 day(s), 5 hour(s), 22 minute(s), 19 second(s)

Last reset at 695620 usecs after Mon Jan 12 18:54:03 2009

Reason: Reset Requested by CLI command reload
System version: 4.0(1a)N2(1)
Service:

plugin
Core Plugin, Ethernet Plugin

以前のリリースへのダウングレード

スイッチをダウングレードする手順はスイッチのアップグレードと同じですが、ロードするイメージ ファイルは、スイッチで現在実行しているイメージよりも前のリリースになります。


) 特定リリースにダウングレードする前に、スイッチにインストールされている現在のリリースのリリース ノートを確認し、ハードウェアにその特定リリースとの互換性があることを確認してください。


スイッチのソフトウェアをダウングレードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 dir bootflash: コマンドを入力し、ダウングレードに使用するイメージ ファイルを特定します。

イメージ ファイルがブートフラッシュ メモリに保存されていない場合は、Cisco.com からファイルをダウンロードします。ソフトウェア アップグレード手順の 1 ~ 9 を使用してください。

ステップ 2 新しいイメージをインストールします。

switch(config)# install all kickstart bootflash:n5000-uk9-kickstart.4.0.0.N1.1a.bin system bootflash:n5000-uk9.4.0.0.N1.1a.bin

install all コマンドを実行すると、次の処理が行われます。

指定したイメージの互換性チェック( show incompatibility コマンドに相当)を実行します。互換性の問題がある場合はエラー メッセージが表示され、インストールは中断されます。

互換性チェックの結果を表示し、インストールを中断するかどうかを表示します。

プロンプトが表示され、インストールを続行または中断できます。


) インストールを中断すると、スイッチの再起動中にトラフィックが中断されます。


指定イメージを参照するようにブート変数を更新し、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ステップ 3 スイッチでインストールが完了したらログインし、必要なソフトウェア バージョンをスイッチが実行していることを確認します。

switch# show version

初期設定

ここで説明する内容は次のとおりです。

「設定要件」

「初期設定」

「スイッチの設定準備」

「デフォルトのログイン」

「スイッチの設定」

「初期設定の変更」

設定要件

ハードウェア インストレーションに必要な作業が完了しているかどうかを次の手順で再確認してください。各作業を完了しないと、スイッチの設定はできません。

次の手順を実行したあとに、スイッチを設定できます。


ステップ 1 新しい Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの次の物理接続を確認します。

コンピュータ端末(または端末サーバ)にコンソール ポートが物理的に接続されている

管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている

詳細については、該当する製品の『 Cisco Nexus 5000 シリーズ Hardware Installation Guide 』を参照してください。


ヒント あとで使用するためにホスト ID 情報を控えておいてください(たとえば、ライセンス機能をイネーブルにする場合など)。ホスト ID 情報は、スイッチに同梱されている Proof of Purchase 文書に記載されています。


ステップ 2 デフォルトのコンソール ポートのパラメータが、スイッチ コンソール ポートに接続されたコンピュータ端末(または端末サーバ)のパラメータと同じであることを確認します。

9600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

1 ストップ ビット


 

初期設定

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに初めてアクセスすると、セットアップ プログラムが実行され、イーサネット インターフェイス経由で通信するために必要な IP アドレスおよびその他の情報の入力を要求するプロンプトが表示されます。スイッチの設定や管理にも、この情報が必要となります。


) IP アドレスは、CLI(コマンドライン インターフェイス)からだけ設定できます。スイッチの初回の起動時には、IP アドレスを割り当てる必要があります。この手順の実行後、コンソール ポートを介して Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager からスイッチにアクセスできるようになります。


スイッチの設定準備

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチを初めて設定する前に、次の情報を確認してください。

管理者パスワード


) パスワードが弱い(短く、解読されやすい)場合、パスワード設定が拒否されます。必ず強力なパスワードを設定するようにしてください。


管理インターフェイスに IPv4 アドレスを使用する場合は、次の情報が必要です。

スイッチの管理インターフェイスの IPv4 サブネット マスク

デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレス(任意)

スイッチの SSH サービス(任意)

このサービスをイネーブルにするには、SSH の鍵タイプ(dsa/rsa/rsa1)と鍵のビット数(768 ~ 2048)を選択します。

NTP サーバの IPv4 アドレス(任意)

SNMP コミュニティ ストリング(任意)

スイッチ名(任意)

スイッチのプロンプトになります。

追加ログイン アカウントおよびパスワード(任意)


) IPv4 を使用する場合、SNMP アクセスをイネーブルにするには、必ず IPv4 ルート、IPv4 デフォルト ネットワーク アドレス、および IPv4 デフォルト ゲートウェイ アドレスを設定してください。


デフォルトのログイン

スイッチには必ず、デフォルトのユーザであるネットワーク管理者(admin)が設定されています。デフォルトのユーザはどの時点でも変更できません。

デフォルトのパスワードはないので、強力なパスワードを明示的に設定する必要があります。パスワードが簡単な(短く、解読されやすい)場合、パスワード設定が拒否されます。必ず強力なパスワードを設定するようにしてください。新しいパスワードを設定したあとに忘れてしまった場合は、このパスワードを回復することもできます。


write erase コマンドを入力してスイッチをリロードした場合、設定手順を使用して、デフォルトのユーザ(admin)パスワードを再設定する必要があります。


スイッチの設定

ここでは、スイッチの初期設定の方法について説明します。


) プロンプトで Ctrl-C を押すことによって、残りの設定オプションを省略し、この時点までの設定で先に進めます。管理者用の新規パスワードの入力は必須で、省略できません。



ヒント 事前に設定された質問に回答しない場合、または任意の質問の回答を省略する場合は、Enter を押します。デフォルトの回答が見つからない場合(たとえば、スイッチ名)、スイッチは以前の設定を使用して、次の質問にスキップします。


スイッチを初めて設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源が入っていることを確認します。Cisco Nexus 5000 シリーズ のスイッチは自動的に起動します。

ステップ 2 管理者の新しいパスワードを入力します。

Enter the password for admin: password

ヒント パスワードが弱い(短く、解読されやすい)場合、パスワード設定が拒否されます。必ず強力なパスワードを設定するようにしてください。パスワードは大文字と小文字が区別されます。


ステップ 3 yes と入力すると、セットアップ モードが開始されます。

This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system. Setup configures only enough connectivity for management
of the system.

*Note: setup is mainly used for configuring the system initially,
when no configuration is present. So setup always assumes system
defaults and not the current system configuration values.

Press Enter at anytime to skip a dialog. Use ctrl-c at anytime
to skip the remaining dialogs.

Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes

セットアップ ユーティリティに従って設定していけば、基本的な設定プロセスを完了できます。プロンプトで Ctrl-C を押すことにより、いつでも設定プロセスを終了できます。

ステップ 4 管理者の新しいパスワードを入力します(デフォルトは admin)。

Enter the password for admin: admin

ステップ 5 yes と入力すると(デフォルトは no)、追加アカウントを作成できます。

Create another login account (yes/no) [n]: yes

初回のセットアップ時に、管理者のアカウントのほかにもう 1 つユーザ アカウント(network-admin ロール)を作成できます。デフォルトのロールおよび権限については、「RBAC の設定」を参照してください。

a. ユーザ ログイン ID を入力します。

Enter the user login ID: user_name

b. ユーザ パスワードを入力します。

Enter the password for user_name: user-password

ステップ 6 yes と入力して(デフォルトは yes)、読み取り専用の SNMP コミュニティ ストリングを作成します。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: yes

SNMP community string: snmp_community

ステップ 7 スイッチの名前を入力します。


) スイッチの名前は英数字 32 文字以内で指定してください。デフォルトは switch です。


Enter the switch name: switch_name

ステップ 8 yes と入力すると(デフォルトは yes)、帯域外管理を設定できます。

Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no]: yes

a. mgmt0 の IPv4 アドレスを入力します。

Mgmt0 IPv4 address: ip_address

ステップ 9 yes と入力して(デフォルトは yes)、IPv4 デフォルト ゲートウェイを設定します(推奨)。

Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes

a. デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレスを入力します。

IPv4 address of the default-gateway: default_gateway

ステップ 10 yes と入力して(デフォルトは yes)、Telnet サービスをイネーブルにします。

Enable the telnet service? (yes/no) [y]: yes

ステップ 11 yes と入力して(デフォルトは no)、SSH サービスをイネーブルにします。

Enabled SSH service? (yes/no) [n]: yes

ステップ 12 生成する SSH の鍵タイプを入力します。

Type the SSH key you would like to generate (dsa/rsa/rsa1)? dsa

ステップ 13 指定範囲内で鍵のビット数を入力します。

Enter the number of key bits? (768 to 2048): 768

ステップ 14 yes と入力して(デフォルトは no)、Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)サーバを設定します。

Configure NTP server? (yes/no) [n]: yes

a. NTP サーバの IPv4 アドレスを入力します。

NTP server IP address: ntp_server_IP_address

ステップ 15 yes と入力して(デフォルトは yes)、基本的なファイバ チャネル設定を設定します。

Enter basic FC configurations (yes/no) [n]: yes

ステップ 16 shut と入力して(デフォルトは shut)、デフォルトのファイバ チャネル スイッチ ポート インターフェイスを shut (ディセーブル)ステートに設定します。

Configure default physical FC switchport interface state (shut/noshut) [shut]: shut

ステップ 17 on と入力して(デフォルトは on)、スイッチ ポート トランク モードを設定します。

Configure default physical FC switchport trunk mode (on/off/auto) [on]: on

ステップ 18 permit と入力して(デフォルトは deny)、デフォルトのゾーン ポリシー設定を拒否します。

Configure default zone policy (permit/deny) [deny]: permit

デフォルト ゾーンのすべてのメンバへのトラフィック フローを許可します。


write erase コマンドを入力したあとでセットアップ スクリプトを実行する場合、スクリプト終了後、次のコマンドを使用してデフォルトのゾーン ポリシーを明示的に変更し、VSAN(仮想 SAN)1 を許可する必要があります。

switch(config)# zone default-zone permit vsan 1


ステップ 19 yes と入力して(デフォルトは no)、フル ゾーン セット配信をイネーブルにします。

Enable full zoneset distribution (yes/no) [n]: yes

フル ゾーン セットの配信機能に対するスイッチ全体のデフォルトを上書きします。

新しい設定を参照します。ここまでに入力した設定を確認して修正します。

ステップ 20 設定に問題がなければ、no と入力します(デフォルトは no)。

The following configuration will be applied:
username admin password <user-password> role network-admin
snmp-server community snmp_community ro
switchname switch
telnet server enable
ssh key dsa 768 force
ssh server enable
system default switchport shutdown san
system default switchport trunk mode on
system default zone default-zone permit
system default zone distribute full

Would you like to edit the configuration? (yes/no) [n]: no

ステップ 21 yes と入力すると(デフォルトは yes)、この設定が使用され、保存されます。

Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes

注意 ここで、設定を保存しておかないと、次回のスイッチ起動時に設定が更新されません。yes と入力して新しい設定を保存します。この操作によって、キックスタート イメージとシステム イメージも自動的に設定されます(「スイッチのイメージ ファイル」を参照)。


 

初期設定の変更

初期設定をあとで変更する場合、EXEC モードで setup コマンドを入力します。

switch# setup

---- Basic System Configuration Dialog ----

This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system. Setup configures only enough connectivity for management
of the system.

*Note: setup is mainly used for configuring the system initially,
when no configuration is present. So setup always assumes system
defaults and not the current system configuration values.

Press Enter at anytime to skip a dialog. Use ctrl-c at anytime
to skip the remaining dialogs.

Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes

セットアップ ユーティリティに従って設定していけば、基本的な設定プロセスを完了できます。

スイッチへのアクセス

初期設定のあと、次のように多くの方法でスイッチにアクセスできます。

シリアル コンソール アクセス:CLI にアクセスするのにシリアル ポート接続を使用できます。

アウトオブバンド アクセス:Telnet または SSH を使用して Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチにアクセスするか、Cisco MDS 9000 Fabric Manager アプリケーションを使用し、SNMP を使用してスイッチに接続します。

スイッチのその他の設定

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「スイッチ名の割り当て」

「日付、時刻、およびタイム ゾーンの設定」

「夏時間への調整」

スイッチ名の割り当て

ネットワークの各スイッチには、一意の名前を付ける必要があります。物理的な位置、ネットワークのアソシエーションまたは配置された組織からスイッチを簡単に識別できる名前を割り当てることができます。割り当てられた名前は、コマンド ライン プロンプトで表示されます。スイッチの名前は英数字 20 文字以内で指定してください。


) このマニュアルでは、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチをスイッチとして表し、switch# プロンプトを使用します。


スイッチ名を変更する手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# switchname myswitch1
myswitch1(config)#

指定どおりにスイッチ名のプロンプトを変更します(myswitch1)。

ステップ 3

myswitch1(config)# no switchname
switch(config)#

スイッチ名のプロンプトをデフォルト(switch#)に戻します。

日付、時刻、およびタイム ゾーンの設定

Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは、GMT(グリニッジ標準時)と同一の UTC(世界標準時)を使用します。スイッチのデフォルトの時刻を変更する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的
switch# clock set HH:MM:SS DD Month YYYY

スイッチのデフォルトの時刻を設定します。HH は 24 時間制の時(午後 3 時は 15)、MM は分(58)、SS は秒(09)、DD は日付(29)、Month は英単語の月(February)、YYYY は年(2008)を表します。

次の例ではスイッチの時刻が設定されます。

switch# clock set 15:58:09 29 February 2008
Mon Feb 20 15:58:09 UTC 2008

clock コマンドによる変更は、システムをリセットしても保存されます。


スイッチのタイム ゾーンを指定できます。夏時間機能なしのローカル タイムを指定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# clock timezone timezone hours_offset minutes_offset

タイム ゾーンを設定します。タイム ゾーンは 3 文字で表します(太平洋標準時は PST)。UTC との時間差(PST の場合は -8 時間)を指定します。ニューファンドランド標準時(NST)やインド標準時(IST)などのタイム ゾーンでは分差を指定します。

ステップ 3

switch(config)# exit

EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

switch# show clock

タイム ゾーンの設定を確認します。

ステップ 5

switch# show run

タイム ゾーン設定に加えられた変更とその他の設定情報を表示します。

次に、タイム ゾーンを Pacific Standard Time(PST)に設定し、UTC 時間から 8 時間と 0 分遅らせる例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# clock timezone PST -8 0

ローカル時間設定をディセーブルにする手順は、次のとおりです。

 

switch(config)# no clock timezone

タイム ゾーン調整機能をディセーブルにします。

夏時間への調整

スイッチは夏時間へ調整するよう設定できます。デフォルトでは、Cisco NX-OS は自動的に夏時間に調整しません。したがって、スイッチを夏時間に調整するよう手動で設定する必要があります。

たとえば、米国の 基準に従って(2005 年の エネルギー政策法 で定義)、スイッチの時間を 3 月の第 2 日曜日の午前 2 時 00 分に 1 時間進め、11月の第 1 日曜日の午前 2 時 00 分に 1 時間遅らせて 元の時間に戻すことができます。または、開始日時、終了日時、毎年時間調整が繰り返されるか否かを明示的に指定できます。

夏時間調整をイネーブルにするには、次の手順を行います。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# clock summer-time timezone start_week start_day start_month start_time end_week end_day end_month end_time offset

指定されたタイム ゾーンに夏時間を設定します。

開始および終了値は次のとおりです。

週の範囲は、1 ~ 5 です。

曜日の範囲は、Sunday から Saturday です。

月の範囲は、January から December です。

夏時間オフセットの範囲は 1 ~ 1440 分で、開始時間に追加され、終了時間で削除されます。

switch(config)# no clock summer-time

夏時間調整機能をディセーブルにします。

ステップ 3

switch(config)# exit

EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

switch# show running-config | include summer-time

タイム ゾーンの設定を確認します。

次に、3 月の第 2 日曜日の午前 2 時に開始し、11 月の第 1 日曜日の午前 2 時に終了する、米国太平洋夏時間の 60 分のずれをを調整する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# clock summer-time PDT 1 Sunday March 02:00 5 Sunday November 02:00 60

NTP 設定

NTP サーバは、ラジオ クロックまたは原子時計などの正確なタイム ソースをネットワーク装置のシステム クロックに同期化させます。NTP は、UDP/IP 上で転送されます。すべての NTP 通信は UTC を使用します。NTP サーバは、タイム サーバに接続されたラジオ クロックまたは原子時計などの基準タイム ソースから時刻を受け取ります。NTP はネットワークにこの時刻を配信します。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「NTP の概要」

「NTP 設定時の注意事項」

「NTP の設定」

「NTP CFS の配信」

NTP の概要

規模の大きい企業ネットワークにおいて、複数の装置間で記録される相互作用イベントの関連付けを試みる場合、すべてのネットワーク装置で 1 つの時間基準を持つことは、管理レポーティングおよびイベント ロギング機能で重要です。重要なネットワークを保有する多くの企業のお客様は、独自のストラタム 1 NTP ソースを保持しています。

クライアントとサーバ間で複数のフレームが交換されたときに時刻の同期化が行われます。クライアント モードにあるスイッチは、1 つまたは複数の NTP サーバのアドレスを認識します。サーバはタイム ソースとして動作し、クライアントの同期要求を受け取ります。

ピアとして IP アドレスを設定し、スイッチは必要に応じて時刻を入手して提供できます。ピアでは、独自に時刻を提供でき、サーバが設定されている場合も対応できます。これらの両方のインスタンスが別のタイム サーバに指定される場合、NTP サービスがより信頼性の高いものになります。アクティブ サーバ リンクが失われた場合でも、ピアの存在によって正確な時間を保つことができます。


ヒント アクティブ サーバに障害が発生した場合、設定されたピアが NTP 時刻の提供に役立ちます。アクティブ サーバに障害が発生した場合のバックアップ サポートを確保するには、直接的な NTP サーバ アソシエーションを指定して、ピアを設定します。


ピアだけを設定すると、最も正確なピアが NTP サーバの役割を引き受け、他のピアがピアとして動作します。

NTP 設定時の注意事項

すべての NTP 設定に次の注意事項が適用されます。

時計が信頼できる状態の場合にだけ、別のスイッチにピア アソシエーションを適用する必要があります(つまり、ユーザが信頼できる NTP サーバのクライアントである場合)。

ピアだけが設定されている場合、そのピアがサーバの役割を引き受けます。また、そのピアをバック アップとして使用する必要があります。2 つのサーバが存在する場合、複数のスイッチが 1 つのサーバを指定し、残りのスイッチが別のサーバを指定するようにできます。この 2 つのセットの間でピア アソシエーションを設定すると、クロックの信頼性がさらに高まります。

サーバが 1 つしかない場合は、すべてのスイッチがそのサーバに対してクライアント アソシエーションを持つことを推奨します。

ネットワーク内に適切に設定されているスイッチは、サーバのダウンタイムにも影響されません。図 3-2 に、2 つの NTP ストラタム 2 サーバおよび 2 つのスイッチを含むネットワークを示します。

図 3-2 NTP のピアおよびサーバ アソシエーション

 

この設定では、スイッチは次のように設定されています。

ストラタム 2 サーバ 1

IPv4 アドレス - 10.10.10.10

ストラタム 2 サーバ 2

IPv4 アドレス - 10.10.10.9

スイッチ 1 の IPv4 アドレス - 10.10.10.1

スイッチ 1 NTP コンフィギュレーション コマンド

ntp server 10.10.10.10

ntp peer 10.10.10.2

スイッチ 2 の IPv4 アドレス - 10.10.10.2

スイッチ 2 NTP コンフィギュレーション コマンド

ntp server 10.10.10.9

ntp peer 10.10.10.1

NTP の設定

IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、または Domain Name Services(DNS; ドメイン ネーム サービス)名のいずれかを使用して NTP を設定できます。NTP アソシエーションを設定する手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp server { ip-address | ipv6-address | dns-name }

サーバとのアソシエーションを形成します。

ステップ 3

switch(config)# ntp peer { ip-address | ipv6-address | dns-name }

ピアとのアソシエーションを形成します。複数のアソシエーションを指定できます。

ステップ 4

switch(config)# exit

EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

switch# copy running-config startup-config

設定の変更内容を NVRAM に保存します。

ヒント これは、NTP 設定の変更結果の保存先の一例です。いつでもこのコマンドを入力できます。

ステップ 6

switch# show ntp peers

設定されたサーバおよびピア アソシエーションを表示します。

NTP CFS の配信

Cisco Fabric Services(CFS)を使用して、ファブリック内のすべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに対して NTP ファブリック配信をイネーブルにできます。NTP 設定を実行し、配信がイネーブルにされている場合、サーバまたはピアの設定の全体がファブリック内のすべてのスイッチに配信されます。

スイッチで配信をイネーブルにしたあとで最初のコンフィギュレーション コマンドを入力すると、ファブリック全体のロックが自動的に有効になります。NTP アプリケーションは、有効データベースと保留データベース モデルを使用し、使用中のコンフィギュレーションに基づいてコマンドを格納または実行します。変更は保留データベースに格納され、有効データベースにコミットされます。

CFS アプリケーションの詳細については、「CFS について」を参照してください。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「NTP 配信のイネーブル化」

「NTP 設定変更のコミット」

「NTP セッション ステータスの確認」

「データベース結合に関する注意事項」

「NTP セッション ステータスの確認」

NTP 配信のイネーブル化

NTP 設定ファブリックの配信をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp distribute

NTP 設定の配信をファブリック内のすべてのスイッチでイネーブルにします。ファブリックのロックを取得して、その後の設定変更をすべて保留データベースに格納します。

switch(config)# no ntp distribute

NTP 設定の配信をファブリック内のすべてのスイッチでディセーブル(デフォルト)にします。

NTP 設定変更のコミット

NTP 設定変更をコミットすると、有効なデータベースが保留中のデータベース内の設定変更によって上書きされて、ファブリック内のすべてのスイッチが同じ設定を受信します。セッション機能を実装しないで NTP 設定変更をコミットする場合、NTP 設定がファブリック内のすべてのスイッチに配信されます。

NTP 設定変更をコミットする手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp commit

NTP 設定変更をファブリック内のすべてのスイッチに配信し、ロックを解除します。保留データベースに対する変更を有効データベースに上書きします。

NTP 設定変更の廃棄

設定を変更したあとで、設定変更を廃棄したりコミットできます。いずれの場合でも、ロックは解除されます。

NTP 設定変更を廃棄する手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp abort

保留中のデータベースの NTP 設定変更を廃棄し、ファブリック ロックを解除します。

ファブリック セッション ロックの解除

NTP ファブリック作業を実行して、変更のコミットまたは廃棄を行ってロックを解除するのを忘れた場合、管理者はファブリック内の任意のスイッチからロックを解除できます。管理者がこの操作を行うと、ユーザによる保留データベースの変更は廃棄され、ファブリックのロックは解除されます。


ヒント 変更は volatile ディレクトリだけで使用でき、スイッチを再起動すると廃棄されます。


管理者権限を使用して、ロックされた NTP セッションを解除するには、 clear ntp session コマンドを使用します。

switch# clear ntp session

データベース結合に関する注意事項

2 つのファブリックを結合する場合は、次の注意事項に従ってください。

結合とは、ファブリック内の各スイッチの既存および受信されたデータベースの合体を意味していることを認識しておいてください。

IP アドレスを 1 つのスイッチ上のサーバとして、また別のスイッチのピアとして設定しないでください。この設定が存在すると、結合が失敗する可能性があります。

データベースの合体が 64 の最大数を超えていないかどうか確認します。

NTP セッション ステータスの確認

NTP セッションのステータスを確認するには、 show ntp session-status コマンドを使用します。

switch# show ntp session-status
last-action : Distribution Enable Result : Success

管理インターフェイスの設定

スイッチ上の管理インターフェイスは、同時に複数の Telnet または SNMP セッションを許可します。スイッチは、管理インターフェイス(mgmt0)を介してリモートで設定できますが、スイッチにアクセスできるようにまず一部の IP パラメータを設定しておく必要があります。CLI から手動で管理インターフェイスを設定できます。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「mgmt0 インターフェイスの概要」

「管理インターフェイスの設定」

「管理インターフェイスの設定の表示」

「管理インターフェイスのシャットダウン」

mgmt0 インターフェイスの概要

Cisco NX-OS デバイスの mgmt0 インターフェイスでは帯域外管理を実行できます。これにより、デバイスを IPv4 または IPv6 アドレスで管理できます。mgmt0 インターフェイスは、10/100/1000 イーサネットを使用します。


) 手動による管理インターフェイスの設定を始める前に、スイッチの IP アドレスとサブネット マスクを取得します。また、コンソール ケーブルがコンソール ポートに接続されていることを確認します。


管理インターフェイスの設定

管理(mgmt0)イーサネット インターフェイスを設定して IP 上で接続する手順は、次のとおりです。

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface mgmt 0

スイッチの管理イーサネット インターフェイスを選択し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

switch(config-if)# ip address ipv4-address [ / length ]

IPv4 アドレスおよびそのサブネット マスクを設定します。

switch(config-if)# ip address ipv4-address [ subnet-mask ]

IPv4 アドレスおよびそのサブネット マスクを設定する代替方法。

switch(config-if)# ipv6 address ipv6-address [ / length ]

IPv6 アドレスおよびそのサブネット マスクを設定します。

ステップ 4

switch(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 5

switch(config-if)# exit

コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 6

switch(config)# vrf context management

VRF コンテキスト管理コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

switch(config-vrf)# ip route ipv4-prefix [ / length ] ipv4-nexthop-address

ネクスト ホップの IPv4 アドレスを設定します。

switch(config-vrf)# ipv6 route ipv6-prefix [ / length ] ipv6-nexthop-address

ネクスト ホップの IPv6 アドレスを設定します。

ステップ 8

switch(config-vrf)# exit

EXEC モードに戻ります。

ステップ 9

switch# copy running-config startup-config

(任意)ファイル システムに設定の変更内容を保存します。

スイッチ インターフェイスが管理上のシャットダウン状態である場合があります。 show interface mgmt 0 コマンドを使用すると、いつでもインターフェイスのステータスを確認できます。

管理インターフェイスの設定の表示

管理インターフェイスの設定を表示するには、 show interface mgmt 0 コマンドを使用します。

switch# show interface mgmt0
mgmt0 is up
Hardware is GigabitEthernet, address is 000d.ec8f.cb00 (bia 000d.ec8f.cb00)
Internet Address is 172.16.131.202/24
MTU 1500 bytes, BW 0 Kbit, DLY 0 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA
full-duplex, 1000 Mb/s
Input flow-control is off, output flow-control is off
8540 packets input, 2835036 bytes
5202 multicast frames, 0 compressed
0 input errors, 0 frame, 0 overrun, 0 fifo
570 packets output, 85555 bytes
0 underrun, 0 output errors, 0 collisions
0 fifo, 0 carrier errors

管理インターフェイスのシャットダウン

管理インターフェイス(mgmt0)をシャットダウンするには、 shutdown コマンドを使用します。システム プロンプトにより、コマンドの実行前に処理を確認するように要求されます。 force オプションを使用して、この確認を省略できます。

次に、 force オプションを使用せずに、管理インターフェイスをシャットダウンする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface mgmt 0
switch(config-if)# shutdown
Shutting down this interface will drop all telnet sessions.
Do you wish to continue (y/n)? y

次に、 force オプションを使用して、管理インターフェイスをシャットダウンする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# interface mgmt 0
switch(config-if)# shutdown force

スイッチ コンフィギュレーションの管理

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「スイッチ コンフィギュレーションの表示」

「コンフィギュレーションの保存」

「コンフィギュレーションのクリア」

スイッチ コンフィギュレーションの表示

必要に応じて、コンフィギュレーション ファイルを ASCII 形式で表示できます。EXEC プロンプトから現在の設定ツリーを表示するには、 show running-config コマンドを入力します。実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションと異なり、また再起動後に copy running-config startup-config コマンドを入力していない場合、 show startup-config コマンドを入力して、スイッチの起動に使用された現在のスタートアップ コンフィギュレーションの ASCII バージョンを表示します。現在のスタートアップ コンフィギュレーションの内容を表示するには、 show startup-config コマンドを使用します。

また、スイッチ全体の特定の情報を収集するには、それに関連する show コマンドを入力します。指定した機能、インターフェイス、モジュール、または VSAN に基づいてコンフィギュレーションが表示されます。各機能に対して使用できる show コマンドをここで簡単に説明し、さらに各章の最後に一覧表示しています。

コンフィギュレーションの保存

不揮発性ストレージに新しいコンフィギュレーションを保存するには、 copy running-config startup-config コマンドを使用します。このコマンドを入力すると、実行中および起動時の設定が同一の内容になります。

コンフィギュレーションのクリア

スタートアップ コンフィギュレーションをクリアするには、 write erase コマンドを使用します。このコマンドを実行すると、スイッチのスタートアップ コンフィギュレーションが工場出荷時(デフォルト)の状態に戻ります。実行コンフィギュレーションに影響はありません。


注意 write erase コマンドを実行すると、ローダ機能に影響する設定を除く、起動時の設定がすべて削除されます。

write erase boot コマンドを実行すると、ローダ機能に影響する設定だけが削除されます。ローダ機能コンフィギュレーションには、ブート変数と mgmt0 IP コンフィギュレーション情報(IP アドレス、ネットマスク、デフォルト ゲートウェイ)が含まれています。

switch# write erase boot

このコマンドにより、インターフェイス mgmt0 のブート変数および IP 設定が削除されます。

スイッチ ファイル システムの使用

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「現在のディレクトリの設定」

「カレント ディレクトリの表示」

「ディレクトリ内のファイルの一覧表示」

「ディレクトリの作成」

「既存のディレクトリの削除」

「ファイルの移動」

「ファイルのコピー」

「ファイルの削除」

「ファイル内容の表示」

「コマンド出力のファイルへの保存」

「ファイルの圧縮および圧縮解除」

現在のディレクトリの設定

cd コマンドを使用して、カレント ディレクトリ レベルを指定のディレクトリ レベルに変更できます。CLI のデフォルトでは、volatile: ファイル システムになります。このコマンドにはディレクトリ名を入力する必要があります。

volatile: ファイル システムに保存されているファイルは、スイッチの再起動時に削除されます。

このコマンドの構文は、 cd directory name です。

次に、bootflash: ファイル システム上のルート ディレクトリにカレント ディレクトリを変更する例を示します。

switch# cd bootflash:

次に、カレント ディレクトリにある mystorage ディレクトリをカレント ディレクトリにする例を示します。

switch# cd mystorage

カレント ディレクトリの表示

pwd コマンドを使用して、カレント ディレクトリの場所を表示します。次に、ディレクトリを変更し、カレント ディレクトリを表示する例を示します。

switch# cd bootflash:
switch# pwd
bootflash:

ディレクトリ内のファイルの一覧表示

dir コマンドを使用して、カレント ディレクトリ、または指定のディレクトリの内容を表示します。このコマンドの構文は、 dir directory または dir filename です。

次に、デフォルトの volatile ファイル システム上にあるファイルを一覧表示する例を示します。

switch# dir volatile:

Usage for volatile://sup-local
0 bytes used
20971520 bytes free
20971520 bytes total

ディレクトリの作成

mkdir コマンドを使用して、カレント ディレクトリ レベルまたは指定のディレクトリ レベルに、新しいディレクトリを作成できます。

このコマンドの構文は、 mkdir name です。

次に、bootflash: ディレクトリに新しいディレクトリ test を作成する例を示します。

switch# mkdir bootflash:test

次に、カレント ディレクトリに新しいディレクトリ test を作成する例を示します。

switch# mkdir test

既存のディレクトリの削除

rmdir コマンドを使用すると、カレント ディレクトリ レベルまたは指定のディレクトリ レベルで、既存のディレクトリを削除できます。削除対象のディレクトリは空である必要があります。

このコマンドの構文は、 rmdir name です。

次に、bootflash ディレクトリにあるディレクトリ test を削除する例を示します。

switch# rmdir bootflash:test
This is a directory. Do you want to continue (y/n)? [y] y

delete コマンドでは、空のディレクトリおよび空でないディレクトリも削除できます。このコマンドを入力する場合、ディレクトリを削除する意思を確認する警告が表示されます。

次に、カレント ディレクトリにあるディレクトリ test を削除する例を示します。

switch# delete test
This is a directory. Do you want to continue (y/n)? [y] y

カレント ディレクトリが bootflahs:mydir である場合、このコマンドでは bootflash:mydir/test ディレクトリが削除されます。

ファイルの移動

move コマンドを使用して、ソース ディレクトリからファイルを削除し、宛先ディレクトリにそのファイルを配置することができます。


注意 宛先ディレクトリに同名のファイルがすでに存在する場合は、そのファイルは移動対象のファイルによって上書きされます。

次に、samplefile というファイルをルート ディレクトリから mystorage ディレクトリに移動する例を示します。

switch# move bootflash:samplefile bootflash:mystorage/samplefile

次に、カレント ディレクトリ レベルからファイルを移動する例を示します。

switch# move samplefile mystorage/samplefile

カレント ディレクトリが bootflash:mydir の場合、このコマンドにより bootflash:mydir/samplefile を bootflash:mydir/mystorage/samplefile に移動します。

ファイルのコピー

スイッチ内のファイル システム間でファイルをコピーするには、 copy コマンドを使用します。


dir コマンドを使用して、コピー先のファイル システムに十分な領域があることを確認します。十分な領域が残っていない場合は、delete コマンドを使用して不要なファイルを削除します。


次に、samplefile というファイルをルート ディレクトリから mystorage ディレクトリにコピーする例を示します。

switch# copy bootflash:samplefile bootflash:mystorage/samplefile

次に、カレント ディレクトリ レベルからファイルをコピーする例を示します

switch# copy samplefile mystorage/samplefile

カレント ディレクトリが bootflash:mydir の場合、このコマンドは bootflash:mydir/samplefile を bootflash:mydir/mystorage/samplefile にコピーします。

ファイルの削除

delete コマンドを実行すると、指定したファイル、または指定したディレクトリとその内容が削除されます。

次に、現在の作業ディレクトリからファイルを削除する例を示します。

switch# delete dns_config.cfg

次に、bootflash全体(ディレクトリおよびそのすべての内容)を削除する例を示します。

switch# delete bootflash:my-dir

注意 1 つのディレクトリを指定している場合、delete コマンドではディレクトリ全体とその内容すべてが削除されます。

ファイル内容の表示

show file コマンドを使用して、ファイル システム上の指定のファイルの内容を表示できます。

次に、カレント ディレクトリにあるファイルの内容を表示する例を示します。

switch# show file myfile

コマンド出力のファイルへの保存

スクリーンに表示される出力結果をすべてファイルに保存するには、コマンドの後ろに > filename を指定します。たとえば、EXEC モードのスイッチ プロンプトで show interface > Samplefile と入力すると、同じディレクトリ レベルに作成された Samplefile にインターフェイス コンフィギュレーションが保存されます。EXEC モード スイッチ プロンプトで dir コマンドを入力すると、最近保存した Samplefile をはじめ、このディレクトリにあるすべてのファイルが表示されます。

ファイルの圧縮および圧縮解除

gzip コマンドは、指定のファイルを LZ77 コーディングで圧縮(zip)します。

次に、 show tech-support コマンドの出力結果をファイル(Samplefile)に出力してそのファイルを zip 圧縮し、volatile: ディレクトリでの消費容量の違いを表示させる例を示します。

switch# show tech-support > Samplefile
Building Configuration ...
switch# dir
1525859 Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile
Usage for volatile://
1527808 bytes used
19443712 bytes free
20971520 bytes total
switch# gzip volatile:Samplefile
switch# dir
266069 Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile.gz
Usage for volatile://
266240 bytes used
20705280 bytes free
20971520 bytes total

gunzip コマンドは、LZ77 コーディングされたファイルを圧縮解除(unzip)します。

次に、前回の例で圧縮されたファイルを圧縮解除する例を示します。

switch# gunzip Samplefile
switch# dir
1525859 Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile
Usage for volatile://
1527808 bytes used
19443712 bytes free
20971520 bytes total