Cisco Nexus 4000 シリーズ NX-OS システム メッセージ リファレンス
Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要
Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要
発行日;2012/06/09 | 英語版ドキュメント(2011/05/13 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要

システム ログ メッセージのフォーマット

常駐スイッチの Syslog 形式

リモート ロギング サーバの Syslog 形式

システム メッセージと履歴の取得

システム メッセージ ログの保存

Syslog サーバへのシステム メッセージの記録

Cisco NX-OS のシステム メッセージの概要

この章では、syslog プロトコル(RFC 3164)で定義されているシステム メッセージについて説明します。ここでは、syslog メッセージの形式を理解する方法と、システム メッセージを取得して確認する方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「システム ログ メッセージのフォーマット」

「システム メッセージと履歴の取得」

システム ログ メッセージのフォーマット

システム ログ メッセージはパーセント記号(%)で始まり、次の形式で表示されます。

「常駐スイッチの Syslog 形式」

「リモート ロギング サーバの Syslog 形式」

常駐スイッチの Syslog 形式

次に、常駐 Syslog の形式を示します。

month dd hh:mm:ss switchname facility-severity-MNEMONIC description
or
month dd hh:mm:ss switchname facility-SLOTnumber-severity-MNEMONIC description
or
month dd hh:mm:ss switchname facility-STANDBY-severity-MNEMONIC description
 

次に例を示します。

Nov 1 14:07:58 excal-113 %MODULE-5-MOD_OK: Module 1 is online
Nov 1 14:07:58 excal-113 %PORT-3-IF_UNSUPPORTED_TRANSCEIVER: Transceiver for interface fc1/13 is not supported
.

 

表 1-1 システム ログ メッセージの形式の説明

要素
説明

month dd

エラーまたはイベントの日付と月

hh:mm:ss

エラーまたはイベントの時刻

switchname

スイッチの名前

facility

エラーまたはイベント(デーモン、カーネル、VSHD、または他のファシリティ)のファシリティ

severity

メッセージの重大度を示す 0 ~ 7 の 1 桁のコード

MNEMONIC

システム メッセージを独自に説明するテキスト文字列

%$VDC #%$

VDC ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの仮想デバイス コンテキスト(VDC)ID

%$VRF #%$

VRF ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの仮想ルーティングおよび転送(VRF)ID

description

レポートされているイベントの詳細を示すテキスト ストリング

FACILITY は、複数の大文字で構成されたコードで、システム メッセージが言及しているファシリティを示します。ファシリティは、システム ソフトウェアのハードウェア デバイス、プロトコル、機能、またはモジュールです。

システム メッセージの SEVERITY コードは 0 ~ 7 で、状態の重大度を示します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-2 に重要度レベルをリストします。

 

表 1-2 システム メッセージの重大度

レベル
説明

0:緊急

システムが使用不可

1:アラート

即時処理が必要

2:クリティカル

クリティカル状態

3:エラー

エラー状態

4:警告

警告状態

5:通知

正常だが注意を要する状態

6:情報

単なる情報メッセージ

7:デバッグ

デバッグ実行時にのみ表示

MNEMONIC は、システム メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージ テキストは、状態を説明するテキスト ストリングです。メッセージのこの部分には、イベントについての詳細な情報が含まれている場合があります。含まれる情報は、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス空間内での位置に対応するアドレスです。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるため、ここでは角カッコ( [ ] )で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。

表 1-3 に、フィールド内の可変フィールドおよび情報の種類をリストします。

 

表 1-3 システム メッセージの可変フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進数

[hex]

16 進数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

次のシステム メッセージの例は、可変フィールドがどのように使用される可能性があるかを示します。

%MODULE-5-MOD_MINORSWFAIL: Module [dec] reported a failure in service [chars]

この例の場合、

ファシリティ コード:MODULE(モジュール固有のエラーであることを示します)

重要度:5(通知)

アラーム/イベント コード:MOD_MINORSWFAIL

問題の説明:モジュール [dec] がサービス [chars] の障害を報告しました

[dec] は、このメッセージに関連付けられたモジュールのスロット番号です。

[chars] はこの障害が発生したサービス名です。

システム ログ メッセージはパーセント記号(%)で始まり、次の形式で表示されます( 表 1-4 を参照)。

リモート ロギング サーバの Syslog 形式

次に、リモート ロギング サーバの Syslog 形式を示します。

month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ss Timezone: facility-severity-MNEMONIC description
or
month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ssTimezone: facility-SLOTnumber-severity-MNEMONIC description
or
month dd hh:mm:ss IP-addr-switch : year month day hh:mm:ss Timezone: facility-STANDBY-severity-MNEMONIC description

次に例を示します。

sep 21 11:09:50 172.22.22.45 : 2005 Sep 04 18:18:22 UTC: %AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: ttyS1:
togetattr: Input/output error - getty[28224]
switch resident syslog 2005 Sep 4 18:18:22 switch %AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: ttyS1:
togetattr: Input/output error - getty[28224]
time on switch : 2005 Sep 4 18:18:22 time on Loggng Server : Sep 21 11:09:50
fc1/13 is not supported
.

 

表 1-4 システム ログ メッセージの形式の説明

要素
説明

month dd

エラーまたはイベントの日付と月

hh:mm:ss

エラーまたはイベントの時刻

IP-addr-switch

スイッチの IP アドレス

facility

エラーまたはイベント(デーモン、カーネル、VSHD、または他のファシリティ)のファシリティ

severity

メッセージの重大度を示す 0 ~ 3 の 1 桁のコード

MNEMONIC

システム メッセージを独自に説明するテキスト文字列

%$VDC #%$

VDC ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの仮想デバイス コンテキスト(VDC)ID

%$VRF #%$

VRF ID を必要とするメッセージの説明に表示されるオプションの仮想ルーティングおよび転送(VRF)ID

description

レポートされているイベントの詳細を示すテキスト ストリング

FACILITY は、複数の大文字で構成されたコードで、システム メッセージが言及しているファシリティを示します。ファシリティは、システム ソフトウェアのハードウェア デバイス、プロトコル、機能、またはモジュールです。

システム メッセージの SEVERITY コードは 0 ~ 3 で、状態の重大度を示します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-5 に重要度レベルをリストします。

表 1-5 システム ログ メッセージの形式の説明

レベル
説明

0:緊急

システムが使用不可

1:アラート

即時処理が必要

2:クリティカル

クリティカル状態

3:通知

正常だが注意を要する状態

MNEMONIC は、システム メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージ テキストは 状態を説明するテキスト ストリングです。メッセージのこの部分には、イベントについての詳細な情報が含まれている場合があります。含まれる情報は、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス空間内での位置に対応するアドレスです。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるため、ここでは角カッコ( [ ] )で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。

表 1-6 に、フィールド内の可変フィールドおよび情報の種類をリストします。

 

表 1-6 システム メッセージの可変フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進数

[hex]

16 進数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

次のシステム メッセージの例は、可変フィールドがどのように使用される可能性があるかを示します。

%AUTHPRIV-3-SYSTEM_MSG: AUTHPRIV [dec] reported a failure in service [chars]

この例の場合、

ファシリティ コード:AUTHPRIV(authPriv 固有のエラーであることを示します)

重要度:3(通知)

アラームまたはイベント コード:SYSTEM_MSG

問題の説明:Authpriv [dec] がサービス [chars] の障害を報告しました

[dec] は、このメッセージに関連付けられたモジュールのスロット番号です。

[chars] はこの障害が発生したサービス名です。

システム メッセージと履歴の取得

システム メッセージはすぐにコンソールに表示されるか(デフォルト)、内部ログ ファイル、または syslog サーバにリダイレクトされます。システム メッセージの重大度レベルは、 logging グローバル コンフィギュレーション コマンドによって割り当てられたキーワードに対応します。これらのキーワードは、これらのメッセージが表示される場所とレベルを定義します(『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guid e』を参照)。設定されているロギング レベル以上の重大度のメッセージに対応するシステム メッセージだけが記録されます。例として、ログ レベルが 3(エラー)に設定されている場合、エラー、重要、アラート、および緊急のシステム メッセージが表示されますが、警告、通知、情報、またはデバッグのメッセージ システムは表示されません。

システム メッセージの処理に関する詳細については、『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide, Release 4.1 』を参照してください。

システム メッセージ ログの保存

logging logfile グローバル コンフィギュレーション コマンドは、内部ログ ファイルにシステム メッセージをコピーし、ファイルのサイズを任意で設定できます。ファイルに記録されたメッセージを表示するには、 show logging EXEC コマンドを使用します。バッファ内の最も古いメッセージが最初に表示されます。バッファの現在の内容をクリアするには、 clear debug-logfile コマンドを使用します。

Syslog サーバへのシステム メッセージの記録

logging host-name コマンドは、ロギング メッセージを受信する syslog サーバ ホストを識別します。 host-name 引数は、ホストの名前またはインターネット アドレスです。このコマンドを何度も発行すると、ロギング メッセージを受信する syslog サーバのリストが作成されます。 no logging host-name コマンドは、指定されたアドレスを持つ syslog サーバを、syslog サーバのリストから削除します。