Cisco Nexus 4001I/4005I Switch Module for IBM BladeCenter NX-OS コンフィギュレーション ガイド
Session Manager の設定
Session Manager の設定
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2012/05/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 15MB) | フィードバック

目次

Session Manager の設定

Session Manager の概要

設定時の注意事項および制限事項

Session Manager の設定

セッションの作成

セッションでの ACL の設定

セッションの確認

セッションのコミット

セッションの保存

セッションの廃棄

Session Manager の設定例

Session Manager の設定確認

Session Manager の設定

この章では、Cisco NX-OS で Session Manager 機能を設定する方法について説明します。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「Session Manager の概要」

「設定時の注意事項および制限事項」

「Session Manager の設定」

「Session Manager の設定確認」

Session Manager の概要

Session Manager を使用すると、バッチ モードで設定変更を実装できます。Session Manager は次のフェーズで機能します。

コンフィギュレーション セッション:セッション マネージャ モードで実装するコマンドのリストを作成します。

検証:設定の基本的なセマンティクス検査を行います。Cisco NX-OS は、設定の一部でセマンティクス検査が失敗した場合にエラーを返します。

確認:既存のハードウェア/ソフトウェア構成およびリソースに基づいて、設定を全体として確認します。Cisco NX-OS は、設定がこの確認フェーズで合格しなかった場合にエラーを返します。

コミット:Cisco NX-OS は設定全体を確認して、デバイスに対する変更を自動的に実装します。エラーが発生すると、Cisco NX-OS は元の設定に戻ります。

打ち切り:実装しないで設定の変更を破棄します。

任意で、変更をコミットしないでコンフィギュレーション セッションを終了できます。また、コンフィギュレーション セッションを保存することもできます。

設定時の注意事項および制限事項

Session Manager には、次の注意事項および制限事項があります。

Session Manager がサポートするのは、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)機能だけです。

作成できるコンフィギュレーション セッションの最大数は 32 です。

すべてのセッションで設定できるコマンドの最大数は 20,000 です。

Session Manager の設定

ここでは、次の内容について説明します。

「セッションの作成」

「セッションでの ACL の設定」

「セッションの確認」

「セッションのコミット」

「セッションの保存」

「セッションの廃棄」

「Session Manager の設定例」

セッションの作成

作成できるコンフィギュレーション セッションの最大数は 32 です。コンフィギュレーション セッションを作成する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure session name

コンフィギュレーション セッションを作成し、セッション コンフィギュレーション モードを開始します。名前は任意の英数字ストリングです。

ステップ 2

switch(config-s)# show configuration session [ name ]

(任意)セッションの内容を表示します。

ステップ 3

switch(config-s)# save location

(任意)セッションをファイルに保存します。保管場所は bootflash または volatile です。

セッションでの ACL の設定

コンフィギュレーション セッションで ACL を設定できます。コンフィギュレーション セッションで ACL を設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# configure session name

コンフィギュレーション セッションを作成し、セッション コンフィギュレーション モードを開始します。名前は任意の英数字ストリングです。

ステップ 2

switch(config-s)# ip access-list name

ACL を作成します。

ステップ 3

switch(config-s-acl)# permit protocol source destination

(任意)ACL に許可文を追加します。

ステップ 4

switch(config-s-acl)# interface interface-type number

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

switch(config-s-if)# ip port access-group name in

インターフェイスにポート アクセス グループを追加します。

ステップ 6

switch# show configuration session [ name ]

(任意)セッションの内容を表示します。

セッションの確認

セッション モードでセッションを確認する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

switch(config-s)# verify [ verbose ]

コンフィギュレーション セッションのコマンドを確認します。

セッションのコミット

セッション モードでセッションをコミットする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

switch(config-s)# commit [ verbose ]

コンフィギュレーション セッションのコマンドをコミットします。

セッションの保存

セッション モードでセッションを保存する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

switch(config-s)# save location

(任意)セッションをファイルに保存します。保管場所は bootflash または volatile です。

セッションの廃棄

セッション モードでセッションを廃棄する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

switch(config-s)# abort

コマンドを適用しないで、コンフィギュレーション セッションを廃棄します。

Session Manager の設定例

次に、ACL 用のコンフィギュレーション セッションを作成する例を示します。

switch# configure session test1
Config Session started, Session ID is 1
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config-s)# ip access-list acl1
switch(config-s-acl)# permit tcp any any
switch(config-s-acl)# exit
switch(config-s)# interface ethernet 1/20
switch(config-s-if)# ip port access-group acl1 in
switch(config-s-if)# exit
switch(config-s)# verify
Verification Successful
switch(config-s)# exit

Session Manager の設定確認

Session Manager の設定情報を確認する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

switch# show configuration session [ name ]

コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。

switch# show configuration session status [ name ]

コンフィギュレーション セッションのステータスを表示します。

switch# show configuration session summary

すべてのコンフィギュレーション セッションのサマリーを表示します。

次に、ACL 用のコンフィギュレーション セッションを確認する例を示します。

switch# show configuration session test1
config session name test1
0256 ip access-list acl1
0512 permit tcp any any
0768 interface Ethernet1/20
1024 ip port access-group acl1 in
switch#