Cisco Nexus 3000 シリーズ ハードウェア インストレーション ガイド
ネットワークへの接続
ネットワークへの接続
発行日;2013/03/26 | 英語版ドキュメント(2012/12/13 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ネットワークへの接続

ネットワーク接続の準備

コンソール ポートとの接続

管理ポートへの接続

サーバへの接続

SFP または SFP+ トランシーバの取り付けと交換

SFP または SFP+ トランシーバの取り付け

SFP または SFP+ トランシーバの交換

SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け

SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け

SFP または SFP+ トランシーバ用光ケーブルの交換

SFP および SFP+ トランシーバと光ファイバ ケーブルのメンテナンス

ネットワークへの接続

この章では、次に示す Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのポートに接続する方法を説明します。

コンソール ポート:最初にスイッチの設定に使用される直接ローカル管理接続

管理ポート:オンライン管理接続

アップリンク ポートとダウンリンク ポート:ホストおよびサーバへの接続


注意 電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 メートル)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。

この章の内容は、次のとおりです。

「ネットワーク接続の準備」

「コンソール ポートとの接続」

「管理ポートへの接続」

「サーバへの接続」

「SFP および SFP+ トランシーバと光ファイバ ケーブルのメンテナンス」

ネットワーク接続の準備

Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのネットワーク接続を準備するときは、各インターフェイス タイプについて次の事項を考慮し、ポートを接続する前に必要なすべての機器を揃えてください。

各インターフェイス タイプに必要なケーブル

各信号タイプの距離制限

必要な他のインターフェイス機器

コンソール ポートとの接続

コンソール ポートは、RJ-45 インターフェイスを備えた RS-232 ポートです。(図 3-1 を参照)。コンソール ポートは非同期シリアル ポートです。このポートに接続する装置は、非同期転送に対応している必要があります。

スイッチを最初にネットワークに接続する前に、このポートをローカル管理用に接続し、IP アドレスの設定および他の初期設定を行うことを推奨します。


注意 コンソール ポートにはモデムを接続できます。コンソール ポートにモデムを接続していない場合は、スイッチに電源を投入する前か、スイッチのブート プロセスが完了したあとで接続してください。

図 3-1 に、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのコンソール ポートへの接続方法を示します。

図 3-1 Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのコンソール ポートへの接続

 

コンソール ポートを使用して、次の作業を実行できます。

Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチを、CLI を使用して設定する。

ネットワークの統計データおよびエラーを監視する。

SNMP エージェント パラメータを設定する。

ソフトウェア アップデートをダウンロードする。


) コンソール ポートをコンピュータ ターミナルに接続するには、そのコンピュータが VT100 ターミナル エミュレーションをサポートしている必要があります。セットアップおよび設定時に Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチとコンピュータを通信させるには、ターミナル エミュレーション ソフトウェア(HyperTerminal または Procomm Plus など)を使用します。


コンソール ポートをコンピュータ ターミナルに接続する手順は、次のとおりです


ステップ 1 デフォルト ポート特性(9600 ボー、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなし)に一致するように、ターミナル エミュレータ プログラムを設定します。

ステップ 2 コンソール ケーブルの RJ-45 コネクタをコンソール ポート(図 3-1を参照)に接続し、DB-9 コネクタをコンピュータのシリアル ポートに接続します。


) 設定手順については、該当する Cisco Nexus 3000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。



 

管理ポートへの接続


注意 IP アドレスの衝突を防ぐため、初期設定が完了するまで、管理ポートをネットワークに接続しないでください(「コンソール ポートとの接続」を参照)。設定手順については、Cisco Nexus 3000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

ここでは、外部ハブ、スイッチ、またはルータに管理ポートを接続する方法について説明します。イーサネット コネクタ ポートには、RJ-45 インターフェイスが装備されています。管理ポートを外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続する手順は、次のとおりです


ステップ 1 イーサネット コネクタ ポートに、対応するモジュラ ケーブルを接続します。

管理ポートをイーサネット スイッチのポートまたはハブに接続するには、ストレート UTP ケーブル(モジュラ、RJ-45)を使用します。

ルータ インターフェイスに接続するには、クロス ケーブルを使用します。

ステップ 2 ケーブルの反対側をデバイスに接続します。


 

サーバへの接続

Cisco Nexus 3016 スイッチの場合、光ケーブルまたは銅ケーブルに接続されている QSFP+ トランシーバを使用して、40 ギガビット ポートをネットワーク内のホストまたはサーバに接続する必要があります。接続先のサーバまたはスイッチが同じラックまたは隣接するラックにある場合は、別の 40 ギガビット QSFP+ ポートまたは 4 個の 10 ギガビット SFP+ ポートに接続できる短い銅ケーブルを使用すると、通常、コスト効率が良くなります。サーバまたはスイッチが 16.4 フィート(5 メートル)より遠い場合、両側に 40 ギガビット トランシーバを持つ光ケーブルを使用するのが最適です。

Cisco Nexus 3048 スイッチの場合は、銅ケーブルで RJ-45 コネクタを使用して 10/100/1000 イーサネット ダウンリンクの接続を確立し、銅ケーブルまたは光ケーブルで SFP トランシーバ、または光ケーブルで SFP+ トランシーバを使用して 1 ギガビットまたは 10 ギガビット イーサネット アップリンク接続を確立する必要があります。

Cisco Nexus 3064 スイッチの場合は、銅ケーブルで RJ-45 コネクタを使用してダウンリンクの接続を確立し、銅ケーブルまたは光ケーブルで SFP トランシーバ、または光ケーブルで SFP+ トランシーバを使用して 1 ギガビットまたは 10 ギガビット イーサネット アップリンク接続を確立する必要があります。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「SFP または SFP+ トランシーバの取り付けと交換」

「SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け」

SFP または SFP+ トランシーバの取り付けと交換


注意 SFP または SFP+ トランシーバの取り外しおよび取り付けを過度に行うと、耐用年数が短くなります。必要な場合以外には、SFP または SFP+ トランシーバの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、光ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行うことを推奨します。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「SFP または SFP+ トランシーバの取り付け」

「SFP または SFP+ トランシーバの交換」

SFP または SFP+ トランシーバの取り付け

SFP または SFP+ トランシーバを取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。

ステップ 2 ポート ケージのダスト カバーを外します。

ステップ 3 トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。

ステップ 4 次のようにトランシーバをポートに差し込みます。

マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブが下にくるようにし、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。

ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、クラスプが下になるようにし、クラスプを持ち上げてトランシーバの上部で閉じてから、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。


注意 トランシーバが取り付けにくい場合は、トランシーバの向きと、タブやクラスプの位置が正しいかどうかを確認してください。


) ケーブルをトランシーバに接続できない場合は、トランシーバのケーブル側にダスト プラグを取り付けるか、またはそのままにします。



 

SFP または SFP+ トランシーバの交換

SFP または SFP+ トランシーバを交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。

ステップ 2 トランシーバにケーブルが接続されている場合は、次の手順を実行します。

a. あとで参照するために、ケーブルとポートの接続を記録しておきます。

b. ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。

c. ダスト プラグを、トランシーバのケーブル側に差し込みます。


注意 次の手順でトランシーバが容易に外せない場合、トランシーバを完全に押し込んで、ラッチが正しい位置にあるかどうか確認してください。

ステップ 3 次のようにトランシーバをポートから取り外します。

マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブをまっすぐに(ひねらずに)ゆっくり引っ張り、ポートからトランシーバを抜き取ります。

ベール クラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、下方向にクラスプを押し開き、ポートからトランシーバを抜き取ります。


) ベール クラスプ付きの SFP または SFP+ トランシーバを取り外しにくい場合は、いったんベール クラスプ ラッチを上の位置に戻して SFP または SFP+ を再び固定します。そして、SFP または SFP+ トランシーバをケージの内側に向かって上向きに押します。次に、ベール クラスプ ラッチを下げ、SFP または SFP+ トランシーバに軽く上向きの力をかけながら引き出します。このとき、ポート ケージを傷つけないよう注意してください。


 

ステップ 4 トランシーバを工場に返送する場合、トランシーバのポート側にダスト カバーを挿入し、トランシーバを静電気防止用マットの上に置くか、または静電気防止袋に入れます。

ステップ 5 交換トランシーバを取り付けます(「SFP または SFP+ トランシーバの取り付け」を参照)。別のトランシーバが取り付けられていない場合、オプティカル ケージにきれいなカバーを挿入して保護します。


 

SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け」

「SFP または SFP+ トランシーバ用光ケーブルの交換」

SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け


注意 ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバへのケーブルの取り付けは、トランシーバをポートに設置してから行ってください。

トランシーバに光ケーブルを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。

ステップ 2 ケーブルのコネクタのダスト カバーを外します。

ステップ 3 トランシーバのケーブル側のダスト カバーを外します。

ステップ 4 ケーブル コネクタをトランシーバに合わせ、しっかりはまるまでコネクタをトランシーバに差し込みます。

 


注意 ケーブルが取り付けにくい場合、ケーブルの向きを確認してください。

接続の確認手順については、該当する Cisco Nexus 3000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


 

SFP または SFP+ トランシーバ用光ケーブルの交換


注意 トランシーバから光ケーブルを引き抜くときは、ケーブルのコネクタ部分を持ってください。コネクタの光ファイバ ケーブル端子が損傷することがあるので、ジャケット スリーブを持って引っ張らないでください。


注意 ケーブルが抜けにくい場合は、ケーブルのラッチが外れているかどうか確認してください。

ケーブルを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。

ステップ 2 ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。

ステップ 3 SFP または SFP+ トランシーバに交換ケーブルを取り付けるか(「SFP または SFP+ トランシーバへの光ケーブルの取り付け」を参照)、ダスト プラグをトランシーバのケーブル側と取り外したケーブルの端に差し込みます。


 

SFP および SFP+ トランシーバと光ファイバ ケーブルのメンテナンス

高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、QSFP+、SFP、+SFP トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。

メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。

光トランシーバは静電気に敏感です。静電破壊を防止するために、シャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。埃が付着した場合には、埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。

指紋などで汚れることがあるので、コネクタの先端には手を触れないでください。

定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。ウェット クリーニングやドライ クリーニングが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順に従ってください。

埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。