Cisco Nexus 3548 スイッチ NX-OS レイヤ 2 スイッチング コンフィギュレーション ガイド リリース 5.0(3)A1(1)
MAC アドレス テーブルの設定
MAC アドレス テーブルの設定
発行日;2013/02/12   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

MAC アドレス テーブルの設定

この章の内容は、次のとおりです。

MAC アドレスの概要

LAN ポート間でフレームをスイッチングするために、スイッチはアドレス テーブルを保持しています。 スイッチがフレームを受信すると、送信側のネットワーク デバイスの MAC アドレスを受信側の LAN ポートにアソシエートします。

スイッチは、受信したフレームの送信元 MAC アドレスを使用して、アドレス テーブルを動的に構築します。 そのアドレス テーブルにリストされていない受信側 MAC アドレスのフレームを受信すると、そのフレームを、同一 VLAN のフレームを受信したポート以外のすべての LAN ポートへフラッディングします。 送信先ステーションが応答したら、スイッチは、その関連の送信元 MAC アドレスとポート ID をアドレス テーブルに追加します。 その後、スイッチは、以降のフレームを、すべての LAN ポートにフラッディングするのではなく単一の LAN ポートへと転送します。

MAC アドレスを手作業で入力することもできます。これは、テーブル内で、スタティック MAC アドレスとなります。 このようなスタティック MAC エントリは、スイッチを再起動しても維持されます。

さらに、マルチキャスト アドレスを静的に設定された MAC アドレスとして入力することもできます。 マルチキャスト アドレスは、複数のインターフェイスを送信先として受け付けることができます。

アドレス テーブルには、フレームを一切フラッディングさせることなく、多数のユニキャスト アドレス エントリおよびマルチキャスト アドレス エントリを格納できます。 スイッチは設定可能なエージング タイマーによって定義されたエージング メカニズムを使用するため、アドレスが非アクティブなまま指定した秒数が経過すると、そのアドレスはアドレス テーブルから削除されます。

MAC アドレスの設定

スタティック MAC アドレスの設定

スイッチのスタティック MAC アドレスを設定できます。 これらのアドレスは、インターフェイス コンフィギュレーション モード、または VLAN コンフィギュレーション モードで設定できます。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal 

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2 switch(config) # mac-address-table static mac_address vlan vlan-id {drop | interface {type slot/port} | port-channel number}  

    MAC アドレス テーブルに追加するスタティック アドレスを指定します。

     
    ステップ 3 switch(config)# no mac-address-table static mac_address vlan vlan-id   (任意)

    MAC アドレス テーブルからスタティック エントリを削除します。

    mac-address-table static コマンドで、仮想インターフェイスにスタティック MAC アドレスを割り当てます。

     

    次に、MAC アドレス テーブルにスタティック エントリを登録する例を示します。

    switch# configure terminal
    switch(config) # mac-address-table static 12ab.47dd.ff89 vlan 3 interface ethernet 2/1
    switch(config) #

    MAC テーブルのエージング タイムの設定

    エントリ(パケット送信元の MAC アドレスとそのパケットが入ってきたポート)が MAC テーブル内に留まる時間を設定できます。 MAC エージング タイムは、インターフェイス コンフィギュレーション モード、または VLAN コンフィギュレーション モードで設定できます。


    (注)  


    Cisco Nexus デバイスでは、VLAN 単位の CAM エージング タイマーはサポートされません。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# mac-address-table aging-time seconds  

      エントリが無効になって、MAC アドレス テーブルから破棄されるまでの時間を指定します。

      seconds の範囲は 0 ~ 1000000 です。 デフォルトは 1,800 秒です。 0 を入力すると、MAC エージングがディセーブルになります。

       

      次に、MAC アドレス テーブル内エントリのエージング タイムを 1800 秒(30 分)に設定する例を示します。

      switch# configure terminal
      switch(config) # mac-address-table aging-time 1800
      switch(config) #

      MAC テーブルからのダイナミック アドレスのクリア

      MAC アドレス テーブルからすべてのダイナミック エントリを消去できます。

      コマンド

      目的

      switch(config)# clear mac-address-table dynamic {address mac-addr} {interface [type slot/port | port-channel number} {vlan vlan-id}

      MAC アドレス テーブルからダイナミック アドレス エントリを消去します。

      次に、MAC アドレス テーブル内のダイナミック エントリを消去する例を示します。

      switch# clear mac-address-table dynamic
      

      MAC アドレスの設定の確認

      設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。

      表 1 MAC アドレスの設定の確認コマンド

      コマンド

      目的

      switch# show mac-address-table aging-time

      スイッチ内で定義されているすべての VLAN の MAC アドレスの経過時間を表示します。

      switch# show mac-address-table

      MAC アドレス テーブルの内容を表示します。

      次に、MAC アドレス テーブルを表示する例を示します。

      switch# show mac-address-table
      VLAN      MAC Address       Type    Age       Port
      ---------+-----------------+-------+---------+------------------------------
      1         0018.b967.3cd0    dynamic 10        Eth1/3
      1         001c.b05a.5380    dynamic 200       Eth1/3
      Total MAC Addresses: 2

      次に、現在のエージング タイムを表示する例を示します。

      switch# show mac-address-table aging-time
      Vlan  Aging Time
      ----- ----------
      1     300
      13    300
      42    300