Nexus 3000 シリーズ NX-OS 基本コンフィギュレーション ガイド リリース 5.0(3)U3(1)
デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用方法
デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用方法
発行日;2012/07/24   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用方法

この章では、Cisco NX-OS デバイス上でファイル システムを使用する方法について説明します。

この章は、次の内容で構成されています。

デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの概要

ここでは、Cisco NX-OS デバイスのファイル システム、ディレクトリ、およびファイルについて説明します。

ファイル システム

ローカル ファイル システムを指定するための構文は、filesystem:[//modules/] です。
次の表に、デバイス上で参照可能な各種ファイル システムの説明を示します。

表 1  ファイル システムの構文の構成要素

ファイル システム名

モジュール

説明

bootflash

sup-active

sup-local

イメージ ファイル、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルを格納するためにアクティブ スーパーバイザ モジュール上にある内部 CompactFlash メモリ。 初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

sup-standby

sup-remote

イメージ ファイル、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルを格納するためにスタンバイ スーパーバイザ モジュール上にある内部 CompactFlash メモリ。

volatile

スーパーバイザ モジュールにある、一時的または保留中の変更のために使用される揮発性 RAM(VRAM)。

log

ロギング ファイル統計情報を格納する、アクティブ スーパーバイザ上のメモリ。

system

実行コンフィギュレーション ファイルを格納するために使用される、スーパーバイザ モジュール上のメモリ。

debug

デバッグ ログに使用される、スーパーバイザ モジュール上のメモリ。

ディレクトリ

bootflash: および外部フラッシュ メモリ(slot0:、usb1:、および usb2:)にディレクトリを作成できます。 これらのディレクトリ間を移動して、ファイルの保存に使用できます。

ファイル

bootflash:、volatile:、slot0:、usb1:、および usb2: ファイル システムにファイルを作成し、アクセスします。 system: ファイル システムでは、ファイルへのアクセスのみ行うことができます。 debug logfile コマンドに指定されたデバッグ ログ ファイルには、debug: ファイル システムを使用できます。 FTP、Secure Copy(SCP)、Secure Shell FTP(SFTP)、および TFTP を使用して、リモート サーバからシステム イメージ ファイルなどのファイルをダウンロードすることもできます。

ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

製品

ライセンス要件

Cisco NX-OS

ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの使用にライセンスは必要ありません。 ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。 Cisco NX-OS のライセンス スキームの詳細は、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

ディレクトリの操作

ここでは、Cisco NX-OS デバイスでディレクトリを操作する手順を説明します。

カレント ディレクトリの特定

カレント ディレクトリのディレクトリ名を表示できます。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 pwd


    例:
    switch# pwd
     

    カレント ディレクトリの名前を表示します。

     

    カレント ディレクトリの変更

    ファイル システムの操作のためカレント ディレクトリを変更できます。 初期デフォルト ディレクトリは bootflash: です。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 pwd


      例:
      switch# pwd
       
      (任意)

      現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

       
      ステップ 2 cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}


      例:
      switch# cd slot0:
       

      新しいカレント ディレクトリに変更します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

       

      ディレクトリの作成

      bootflash: およびフラッシュ デバイス ファイル システムでディレクトリを作成できます。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 pwd


        例:
        switch# pwd
         
        (任意)

        現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

         
        ステップ 2 cd {directory | filesystem:[//module/][directory]}


        例:
        switch# cd slot0:
         
        (任意)

        新しいカレント ディレクトリに変更します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

         
        ステップ 3 mkdir [filesystem:[//module/]]directory


        例:
        switch# mkdir test
         

        新しいディレクトリを作成します。 filesystem 引数では、大文字と小文字が区別されます。 directory 引数は、64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。

         

        ディレクトリの内容の表示

        ディレクトリの内容を表示できます。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 dir [directory | filesystem:[//module/][directory]]


          例:
          switch# dir bootflash:test
           

          ディレクトリの内容を表示します。 デフォルト値は、現在の作業ディレクトリです。 ファイル システム名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

           

          ディレクトリの削除

          ディレクトリは、デバイス上のファイル システムから削除できます。

          はじめる前に

          ディレクトリを削除する前に、ディレクトリが空白であることを確認します。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 pwd


            例:
            switch# pwd
             
            (任意)

            現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

             
            ステップ 2 dir [filesystem :[//module/][directory]]


            例:
            switch# dir bootflash:test
             
            (任意)

            カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

            ディレクトリが空白でない場合は、ディレクトリを削除する前に、ディレクトリ内のすべてのファイルを削除する必要があります。

             
            ステップ 3 rmdir [filesystem :[//module/]]directory


            例:
            switch# rmdir test
             

            ディレクトリを削除します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

             

            スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリへのアクセス

            アクティブ スーパーバイザ モジュール上のセッションからスタンバイ スーパーバイザ モジュール(リモート)上のすべてのファイル システムにアクセスできます。 この機能は、アクティブ スーパーバイザ モジュールにファイルをコピーしたら、同じファイルをスタンバイ スーパーバイザ モジュール上にも存在させる必要がある場合に役立ちます。 アクティブ スーパーバイザ モジュール上のセッションからスタンバイ スーパーバイザ モジュール上のファイル システムにアクセスするには、filesystem://sup-remote/ または filesystem://sup-standby/ を使用して、ファイルのパスにスタンバイ スーパーバイザ モジュールを指定します。

            ファイルの使用

            ここでは、Cisco NX-OS デバイスでファイルを使用する手順を説明します。

            ファイルの移動

            ディレクトリ内のファイルを別のディレクトリに移動できます。


            注意    


            宛先ディレクトリに同名のファイルがすでに存在する場合は、そのファイルは移動対象のファイルによって上書きされます。


            move コマンドを使用して、同じディレクトリ内でファイルを移動することにより、ファイルの名前を変更できます。

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 pwd


              例:
              switch# pwd
               
              (任意)

              現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

               
              ステップ 2 dir [filesystem:[//module/][directory]]


              例:
              switch# dir bootflash
               
              (任意)

              カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

               
              ステップ 3 move [filesystem:[//module/][directory /] | directory/]source-filename {{filesystem:[//module/][directory /] | directory/}[target-filename] | target-filename}


              例:
              switch# move test old_tests/test1
               

              ファイルを移動します。

              ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

              target-filename 引数は、64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 target-filename 引数を指定しないと、ファイル名はデフォルトで source-filename 引数値に設定されます。

               

              ファイルのコピー

              ファイルのコピーは、同じディレクトリまたは別のディレクトリのいずれかで作成できます。


              (注)  


              dir コマンドを使用して、コピー先のファイル システムに十分な領域があることを確認します。 十分な領域が残っていない場合は、delete コマンドを使用して不要なファイルを削除します。


              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 pwd


                例:
                switch# pwd
                 
                (任意)

                現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                 
                ステップ 2 dir [filesystem:[//module/][directory]]


                例:
                switch# dir bootflash
                 
                (任意)

                カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

                 
                ステップ 3 copy [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]source-filename | {filesystem:[//module/][directory/]] | directory/}[target-filename]


                例:
                switch# move test old_tests/test1
                 

                ファイルをコピーします。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 source-filename 引数は、64 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。 target-filename 引数を指定しないと、ファイル名はデフォルトで source-filename 引数値に設定されます。

                 

                ファイルの削除

                ディレクトリからファイルを削除できます。

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 dir [filesystem:[//module/][directory]]


                  例:
                  switch# dir bootflash
                   
                  (任意)

                  カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

                   
                  ステップ 2 delete {filesystem:[//module/][directory/] | directory/}filename


                  例:
                  switch# move test old_tests/test1
                   

                  ファイルを削除します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 source-filename 引数では、大文字と小文字が区別されます。

                  注意       

                  1 つのディレクトリを指定している場合、delete コマンドではディレクトリ全体とその内容すべてが削除されます。

                   

                  ファイル内容の表示

                  ファイルの内容を表示できます。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename


                    例:
                    switch# show file bootflash:test-results
                     

                    ファイルの内容を表示します。

                     

                    ファイル チェックサムの表示

                    ファイルの整合性をチェックするチェックサムを表示できます。

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 show file [filesystem:[//module/]][directory/]filename {cksum | md5sum}


                      例:
                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg cksum
                       

                      ファイルのチェックサムまたは MD5 チェックサムを表示します。

                       

                      ファイルの圧縮および圧縮解除

                      Lempel-Ziv 1977(LZ77)コーディングを使用して Cisco NX-OS デバイス上のファイルを圧縮および圧縮解除できます。

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 dir [filesystem:[//module/]directory]]


                        例:
                        switch# dir bootflash:
                         
                        (任意)

                        カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

                         
                        ステップ 2 gzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename


                        例:
                        switch# gzip show_tech
                         

                        ファイルを圧縮します。 ファイルが圧縮されると、.gz サフィクスが付けられます。

                         
                        ステップ 3 gunzip [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]filename .gz


                        例:
                        switch# gunzip show_tech.gz
                         

                        ファイルを圧縮解除します。 圧縮解除するファイルのサフィクスは、.gz である必要があります。 ファイルが圧縮解除されると、サフィクスは .gz ではなくなります。

                         

                        ファイルの最後の行の表示

                        ファイルの最後の行を表示できます。

                        手順
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1 tail [filesystem:[//module/]][directory/]filename [lines]


                          例:
                          switch# tail ospf-gr.conf
                           

                          ファイルの最後の行を表示します。 デフォルトの行数は 10 です。 有効な範囲は 0 ~ 80 行です。

                           

                          ファイルへの show コマンド出力のリダイレクト

                          show コマンド出力は、bootflash:、slot0:、volatile:、またはリモート サーバ上のファイルにリダイレクトできます。 また、コマンド出力のフォーマットを指定することもできます。

                          手順
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1terminal redirection-mode {ascii | zipped}


                            例:
                            switch# terminal redirection-mode zipped
                             
                            (任意)

                            ユーザ セッションに対して show コマンド出力のリダイレクション モードを設定します。 デフォルト モードは ascii です。

                             
                            ステップ 2 show-command > [filesystem:[//module/][directory] | [directory /]]filename


                            例:
                            switch# show tech-support > bootflash:techinfo
                             

                            show コマンドからの出力をファイルにリダイレクトします。

                             

                            ファイルの検索

                            特定のストリングで始まる名前を持つファイルを現在の作業ディレクトリとそのサブディレクトリで検索できます。

                            手順
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1 pwd


                              例:
                              switch# pwd
                               
                              (任意)

                              現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                               
                              ステップ 2 cd {filesystem:[//module/][directory] | directory}


                              例:
                              switch# cd bootflash:test_scripts
                               
                              (任意)

                              デフォルト ディレクトリを変更します。

                               
                              ステップ 3 find filename-prefix


                              例:
                              switch# find bgp_script
                               

                              指定したファイル名プレフィックスで始まるすべてのファイル名をデフォルト ディレクトリとそのサブディレクトリで検索します。 ファイル名プレフィックスでは、大文字と小文字が区別されます。

                               

                              アーカイブ ファイルの操作

                              Cisco NX-OS ソフトウェアは、アーカイブ ファイルをサポートしています。 アーカイブ ファイルを作成したり、既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加したり、アーカイブ ファイルからファイルを抽出したり、アーカイブ ファイル内のファイルのリストを表示したりすることができます。

                              アーカイブ ファイルの作成

                              アーカイブ ファイルを作成し、アーカイブ ファイルにファイルを追加できます。 次の圧縮タイプを指定できます。

                              • bzip2
                              • gzip
                              • 未圧縮

                              デフォルト値は gzip です。

                              手順
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1 tar create {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [bz2-compress] [gz-compress] [remove] [uncompressed] [verbose] filename-list
                                 

                                アーカイブ ファイルを作成し、アーカイブ ファイルにファイルを追加します。 ファイル名は英数字で指定します(大文字と小文字は区別されません)。最大文字数は 240 です。

                                absolute キーワードは、先頭のバックスラッシュ文字(\)を、アーカイブ ファイルに追加されたファイルの名前から削除しないことを指定します。 デフォルトでは、先頭のバックスラッシュ文字は削除されます。

                                bz2-compressgz-compress、および uncompressed のキーワードは、アーカイブにファイルを追加するとき(または後で追加するとき)に使用する圧縮ユーティリティと、ファイルを抽出するときに使用する解凍ユーティリティを決定します。 アーカイブ ファイルに拡張子を指定しない場合、デフォルト値は次のようになります。

                                • bz2-compress の場合、拡張子は .tar.bz2 です。
                                • gz-compress の場合、拡張子は .tar.gz です。
                                • uncompressed の場合、拡張子は .tar です。

                                remove キーワードは、アーカイブにファイルを追加した後に、Cisco NX-OS ソフトウェアがファイルシステムからこれらのファイルを削除することを指定します。 デフォルトでは、ファイルは削除されません。

                                verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、ファイルがアーカイブに追加されるときにファイルをリストすることを指定します。 デフォルトで、ファイルは追加されると一覧表示されます。

                                 

                                次に、gzip 圧縮アーカイブ ファイルを作成する例を示します。

                                switch# tar create bootflash:config-archive gz-compress bootflash:config-file

                                アーカイブ ファイルへのファイルの追加

                                Cisco NX-OS デバイス上の既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加できます。

                                はじめる前に

                                Cisco NX-OS デバイスでアーカイブ ファイルを作成しました。

                                手順
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1 tar append {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [remove] [verbose] filename-list
                                   

                                  既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加します。 アーカイブ ファイル名では、大文字と小文字は区別されません。

                                  absolute キーワードは、先頭のバックスラッシュ文字(\)を、アーカイブ ファイルに追加されたファイルの名前から削除しないことを指定します。 デフォルトでは、先頭のバックスラッシュ文字は削除されます。

                                  remove キーワードは、アーカイブにファイルを追加した後に、Cisco NX-OS ソフトウェアがファイルシステムからこれらのファイルを削除することを指定します。 デフォルトでは、ファイルは削除されません。

                                  verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、ファイルがアーカイブに追加されるときにファイルをリストすることを指定します。 デフォルトで、ファイルは追加されると一覧表示されます。

                                   

                                  次に、既存のアーカイブ ファイルにファイルを追加する例を示します。

                                  switch# tar append bootflash:config-archive.tar.gz bootflash:new-config

                                  アーカイブ ファイルからのファイルの抽出

                                  ファイルは、Cisco NX-OS デバイス上の既存のアーカイブ ファイルに抽出できます。

                                  はじめる前に

                                  Cisco NX-OS デバイスでアーカイブ ファイルを作成しました。

                                  手順
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1 tar extract {bootflash: | volatile:}archive-filename [keep-old] [screen] [to {bootflash: | volatile:}[/directory-name]] [verbose]
                                     

                                    既存のアーカイブ ファイルからファイルを抽出します。 アーカイブ ファイル名では、大文字と小文字は区別されません。

                                    keep-old キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されるファイルと同じ名前を持つファイルを上書きしないことを示します。

                                    screen キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されたファイルの内容を端末画面に表示することを指定します。

                                    to キーワードは、ターゲット ファイルシステムを指定します。 ディレクトリ名を含めることができます。 ディレクトリ名は、240 文字以内の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。

                                    verbose キーワードは、Cisco NX-OS ソフトウェアが、抽出されるファイルの名前を表示することを指定します。

                                     

                                    次に、既存のアーカイブ ファイルからファイルを抽出する例を示します。

                                    switch# tar extract bootflash:config-archive.tar.gz

                                    アーカイブ ファイルのファイル名の表示

                                    tar list コマンドを使用して、アーカイブ ファイル内のファイルの名前を表示できます。

                                    tar list {bootflash: | volatile:}archive-filename

                                    アーカイブ ファイル名では、大文字と小文字は区別されません。

                                    switch# tar list bootflash:config-archive.tar.gz
                                    config-file
                                    new-config
                                    
                                    

                                    ファイル システムの使用例

                                    ここでは、Cisco NX-OS デバイスでのファイル システムの使用例を示します。

                                    スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリへのアクセス

                                    次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のファイルのリストを表示する例を示します。

                                    switch# dir bootflash://sup-remote
                                       12198912     Aug 27 16:29:18 2003  m9500-sf1ek9-kickstart-mzg.1.3.0.39a.bin
                                        1864931     Apr 29 12:41:59 2003  dplug2
                                          12288     Apr 18 20:23:11 2003  lost+found/
                                       12097024     Nov 21 16:34:18 2003  m9500-sf1ek9-kickstart-mz.1.3.1.1.bin
                                       41574014     Nov 21 16:34:47 2003  m9500-sf1ek9-mz.1.3.1.1.bin 
                                    
                                    Usage for bootflash://sup-remote
                                       67747169 bytes used
                                      116812447 bytes free
                                      184559616 bytes total
                                    
                                    

                                    次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュール上のファイルを削除する例を示します。

                                    switch# delete bootflash://sup-remote/aOldConfig.txt
                                                
                                    

                                    ファイルの移動

                                    次に、外部フラッシュ デバイス上のファイルを移動する例を示します。

                                    switch# move slot0:samplefile slot0:mystorage/samplefile
                                                
                                    

                                    次に、デフォルト ファイル システム内のファイルを移動する例を示します。

                                    switch# move samplefile mystorage/samplefile
                                                
                                    

                                    ファイルのコピー

                                    次に、slot0: ファイル システムのルート ディレクトリから、samplefile というファイルを mystorage ディレクトリにコピーする例を示します。

                                    switch# copy slot0:samplefile slot0:mystorage/samplefile
                                    
                                    

                                    次に、カレント ディレクトリ レベルからファイルをコピーする例を示します。

                                    switch# copy samplefile mystorage/samplefile
                                    
                                    

                                    次に、アクティブ スーパーバイザ モジュールのブートフラッシュからスタンバイ スーパーバイザ モジュールのブートフラッシュにファイルをコピーする例を示します。

                                    switch# copy bootflash:system_image bootflash://sup-2/system_image
                                                
                                    

                                    copy コマンドを使用して、slot0: または bootflash: ファイル システムと、FTP、TFTP、SFTP、または SCP サーバの間でファイルのアップロードおよびダウンロードを行うこともできます。

                                    ディレクトリの削除

                                    ディレクトリは、デバイス上のファイル システムから削除できます。

                                    はじめる前に

                                    ディレクトリを削除する前に、ディレクトリが空白であることを確認します。

                                    手順
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1 pwd


                                      例:
                                      switch# pwd
                                       
                                      (任意)

                                      現在のデフォルト ディレクトリの名前を表示します。

                                       
                                      ステップ 2 dir [filesystem :[//module/][directory]]


                                      例:
                                      switch# dir bootflash:test
                                       
                                      (任意)

                                      カレント ディレクトリの内容を表示します。 ファイル システム、モジュール、およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

                                      ディレクトリが空白でない場合は、ディレクトリを削除する前に、ディレクトリ内のすべてのファイルを削除する必要があります。

                                       
                                      ステップ 3 rmdir [filesystem :[//module/]]directory


                                      例:
                                      switch# rmdir test
                                       

                                      ディレクトリを削除します。 ファイル システムおよびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

                                       

                                      ファイル内容の表示

                                      次に、外部フラッシュ デバイスのファイルの内容を表示する例を示します。

                                      switch# show file slot0:test
                                      configure terminal 
                                      interface ethernet 1/1 
                                      no shutdown 
                                      end 
                                      show interface ethernet 1/1
                                      
                                      

                                      次に、カレント ディレクトリにあるファイルの内容を表示する例を示します。

                                      switch# show file myfile
                                      
                                      

                                      ファイル チェックサムの表示

                                      次に、ファイルのチェックサムを表示する例を示します。

                                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg cksum 
                                      583547619
                                      
                                      

                                      次に、ファイルの MD5 チェックサムを表示する例を示します。

                                      switch# show file bootflash:trunks2.cfg md5sum 
                                      3b94707198aabefcf46459de10c9281c
                                      
                                      

                                      ファイルの圧縮および圧縮解除

                                      次に、ファイルを圧縮する例を示します。

                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      ...
                                      switch# gzip volatile:Samplefile
                                      switch# dir
                                           266069     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile.gz 
                                      ...
                                      
                                      

                                      次に、圧縮ファイルを解凍する例を示します。

                                      switch# dir
                                           266069     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile.gz 
                                      ... 
                                      switch# gunzip samplefile
                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      ...
                                      
                                      

                                      show コマンド出力のリダイレクト

                                      次に、出力を bootflash: ファイル システム上のファイルに誘導する例を示します。

                                      switch# show interface > bootflash:switch1-intf.cfg
                                      
                                      

                                      次に、出力を外部フラッシュ メモリ上のファイルに誘導する例を示します。

                                      switch# show interface > slot0:switch-intf.cfg
                                      
                                      

                                      次に、出力を TFTP サーバ上のファイルに誘導する例を示します。

                                      switch# show interface > tftp://10.10.1.1/home/configs/switch-intf.cfg
                                      Preparing to copy...done
                                      
                                      

                                      次に、show tech-support コマンドの出力をファイルに誘導する例を示します。

                                      switch# show tech-support > Samplefile
                                      Building Configuration ... 
                                      switch# dir
                                          1525859     Jul 04 00:51:03 2003 Samplefile 
                                      Usage for volatile://
                                          1527808 bytes used
                                         19443712 bytes free
                                         20971520 bytes total
                                      
                                      

                                      ファイルの検索

                                      次に、現在のデフォルト ディレクトリ内でファイルを検索する例を示します。

                                      switch# find smm_shm.cfg
                                      /usr/bin/find: ./lost+found: Permission denied 
                                      ./smm_shm.cfg 
                                      ./newer-fs/isan/etc/routing-sw/smm_shm.cfg 
                                      ./newer-fs/isan/etc/smm_shm.cfg
                                      
                                      

                                      ファイル システム パラメータのデフォルト設定

                                      次の表に、ファイル システム パラメータのデフォルト設定を示します。

                                      表 2 デフォルトのファイル システム設定

                                      パラメータ

                                      デフォルト

                                      デフォルト ファイルシステム

                                      bootflash:

                                      ファイル システムに関する追加情報

                                      ここでは、ファイル システムに関する追加情報について説明します。

                                      ファイル システムの関連資料

                                      関連項目

                                      参照先

                                      ライセンス

                                      『Cisco NX-OS Licensing Guide』

                                      コマンド リファレンス

                                      『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Command Reference』『Cisco Nexus 3000 Series NX-OS Command Reference』