Cisco Nexus 3000 シリーズ NX-OS レイヤ 2 スイッチング コンフィギュレーション ガイド リリース 5.0(3)U2(1)
イーサネット インターフェイスの設定
イーサネット インターフェイスの設定
発行日;2012/08/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

イーサネット インターフェイスの設定

この章の内容は、次のとおりです。

イーサネット インターフェイスの概要

イーサネット ポートは、サーバまたは LAN に接続される標準のイーサネット インターフェイスとして機能します。

Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチでは、イーサネット インターフェイスがデフォルトでイネーブルになっています。

interface コマンドについて

interface コマンドを使用すれば、イーサネット インターフェイスのさまざまな機能をインターフェイスごとにイネーブルにできます。 interface コマンドを入力する際には、次の情報を指定します。

  • インターフェイス タイプ:物理イーサネット インターフェイスには、常にキーワード ethernet を使用します。
  • スロット番号
    • スロット 1 にはすべての固定ポートが含まれます。
    • スロット 2 には上位拡張モジュールのポートが含まれます(実装されている場合)。
    • スロット 3 には下位拡張モジュールのポートが含まれます(実装されている場合)。
  • ポート番号
    • グループ内でのポート番号です。

Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダとの使用をサポートするために、インターフェイスのナンバリング規則は、次のように拡張されています。

switch(config)# interface ethernet [chassis/]slot/port

  • シャーシ ID は、接続されているファブリック エクステンダのポートのアドレスを指定するための任意のエントリです。 インターフェイス経由で検出されたファブリック エクステンダを識別するために、シャーシ ID はスイッチ上の物理イーサネットまたは EtherChannel インターフェイスに設定されます。 シャーシ ID の範囲は、100 ~ 199 です。

単一方向リンク検出パラメータについて

シスコ独自の Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)プロトコルでは、光ファイバまたは銅線(たとえば、カテゴリ 5 のケーブル)のイーサネット ケーブルで接続されているポートでケーブルの物理的な構成をモニタリングし、単一方向リンクの存在を検出できます。 スイッチが単方向リンクを検出すると、UDLD は関連する LAN ポートをシャットダウンし、ユーザに警告します。 単方向リンクは、スパニング ツリー トポロジ ループをはじめ、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

UDLD は、レイヤ 1 プロトコルと協調してリンクの物理ステータスを検出するレイヤ 2 プロトコルです。 レイヤ 1 では、物理的シグナリングおよび障害検出は、自動ネゴシエーションによって処理されます。 UDLD は、ネイバーの ID の検知、誤って接続された LAN ポートのシャットダウンなど、自動ネゴシエーションでは実行不可能な処理を実行します。 自動ネゴシエーションと UDLD の両方をイネーブルにすると、レイヤ 1 とレイヤ 2 の検出が協調して動作して、物理的な単一方向接続と論理的な単一方向接続を防止し、その他のプロトコルの異常動作を防止できます。

リンク上でローカル デバイスから送信されたトラフィックはネイバーで受信されるのに対し、ネイバーから送信されたトラフィックはローカル デバイスで受信されない場合には常に、単方向リンクが発生します。 対になったファイバ ケーブルのうち一方の接続が切断された場合、自動ネゴシエーションがアクティブである限り、そのリンクはアップ状態が維持されなくなります。 この場合、論理リンクは不定であり、UDLD は何の処理も行いません。 レイヤ 1 で両方の光ファイバが正常に動作している場合は、レイヤ 2 で UDLD が、これらの光ファイルが正しく接続されているかどうか、および正しいネイバー間でトラフィックが双方向に流れているかを調べます。 自動ネゴシエーションはレイヤ 1 で動作するため、このチェックは、自動ネゴシエーションでは実行できません。

Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチは、UDLD をイネーブルにした LAN ポート上のネイバー デバイスに UDLD フレームを定期的に送信します。 一定の時間内にフレームがエコー バックされてきて、特定の確認応答(echo)が見つからなければ、そのリンクは単一方向のフラグが立てられ、その LAN ポートはシャットダウンされます。 UDLD プロトコルにより単方向リンクが正しく識別されその使用が禁止されるようにするためには、リンクの両端のデバイスで UDLD がサポートされている必要があります。


(注)  


UDLD は、銅線の LAN ポート上では、このタイプのメディアでの不要な制御トラフィックの送信を避けるために、ローカルでデフォルトでディセーブルになっています。


次の図は、単方向リンクが発生した状態の一例を示したものです。 デバイス B はこのポートでデバイス A からのトラフィックを正常に受信していますが、 デバイス A は同じポート上でデバイス B からのトラフィックを受信していません。 UDLD によって問題が検出され、ポートがディセーブルになります。

図 1. 単方向リンク

UDLD のデフォルト設定

次の表は、UDLD のデフォルト設定を示したものです。

表 1  UDLD のデフォルト設定

機能

デフォルト値

UDLD グローバル イネーブル ステート

グローバルにディセーブル

UDLD アグレッシブ モード

ディセーブル

ポート別の UDLD イネーブル ステート(光ファイバ メディア用)

すべてのイーサネット光ファイバ LAN ポートでイネーブル

ポート別の UDLD イネーブル ステート(ツイストペア(銅製)メディア用)

すべてのイーサネット 10/100 および 1000BASE-TX LAN ポートでディセーブル

UDLD アグレッシブ モードと非アグレッシブ モード

UDLD アグレッシブ モードはデフォルトではディセーブルに設定されています。 UDLD アグレッシブ モードは、UDLD アグレッシブ モードをサポートするネットワーク デバイスの間のポイントツーポイントのリンク上に限って設定できます。 UDLD アグレッシブ モードがイネーブルになっている場合、UDLD ネイバー関係が確立されている双方向リンク上のポートが UDLD フレームを受信しなくなったとき、UDLD はネイバーとの接続の再確立を試行します。 この試行に 8 回失敗すると、ポートはディセーブルになります。

スパニング ツリー ループを防止するため、間隔がデフォルトの 15 秒である非アグレッシブな UDLD でも、(デフォルトのスパニング ツリー パラメータを使用して)ブロッキング ポートがフォワーディング ステートに移行する前に、単方向リンクをシャットダウンすることができます。

UDLD アグレッシブ モードをイネーブルにすると、次のようなことが発生します。

  • リンクの一方にポート スタックが生じる(送受信どちらも)
  • リンクの一方がダウンしているにもかかわらず、リンクのもう一方がアップしたままになる

このような場合、UDLD アグレッシブ モードでは、リンクのポートの 1 つがディセーブルになり、トラフィックが廃棄されるのを防止します。

インターフェイスの速度について

Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチには、固定 10 ギガビット ポートが多数あり、それぞれが SFP+ インターフェイス アダプタを備えています。

Cisco Discovery Protocol について

Cisco Discovery Protocol(CDP)は、すべてのシスコ デバイス(ルータ、ブリッジ、アクセス サーバ、およびスイッチ)のレイヤ 2(データリンク層)で動作するデバイス検出プロトコルです。ネットワーク管理アプリケーションは CDP を使用することにより、既知のデバイスのネイバーであるシスコ デバイスを検出することができます。 また、下位レイヤのトランスペアレント プロトコルが稼働しているネイバー デバイスのデバイス タイプや、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェント アドレスを学習することもできます。 この機能によって、アプリケーションからネイバー デバイスに SNMP クエリーを送信できます。

CDP は、Subnetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)をサポートしているすべてのメディアで動作します。 CDP はデータリンク層でのみ動作するため、異なるネットワーク層プロトコルをサポートする 2 つのシステムで互いの情報を学習できます。

CDP が設定された各デバイスはマルチキャスト アドレスに定期的にメッセージを送信して、SNMP メッセージを受信可能なアドレスを 1 つまたは複数アドバタイズします。 このアドバタイズには、受信側デバイスで CDP 情報を廃棄せずに保持する時間を表す存続可能時間、つまりホールドタイム情報も含まれます。 各デバイスは他のデバイスから送信されたメッセージも待ち受けて、ネイバー デバイスについて学習します。

このスイッチは、CDP バージョン 1 とバージョン 2 の両方をサポートします。

CDP のデフォルト設定

次の表は、CDP のデフォルト設定を示したものです。

表 2  CDP のデフォルト設定

機能

デフォルト設定

CDP インターフェイス ステート

イネーブル

CDP タイマー(パケット更新頻度)

60 秒

CDP ホールドタイム(廃棄までの時間)

180 秒

CDP バージョン 2 アドバタイズ

イネーブル

errdisable ステートの設定

インターフェイスが管理上は(no shutdown コマンドを使用して)イネーブルになっていながら、実行時にプロセスによってディセーブルになっている場合、そのインターフェイスは errdisable ステートであると言います。 たとえば、UDLD が単方向リンクを検出した場合、そのインターフェイスは実行時にシャットダウンされます。 ただし、そのインターフェイスは管理上イネーブルであるため、そのステータスは errdisable として表示されます。 いったん errdisable ステートになったインターフェイスは、手動でイネーブルにする必要があります。ただし、自動回復までのタイムアウト値を設定することもできます。errdisable 検出はすべての原因に対してデフォルトでイネーブルです。自動回復はデフォルトでは設定されていません。

インターフェイスが errdisable ステートになった場合は、errdisable detect cause コマンドを使用して、そのエラーに関する情報を取得してください。

errdisable の特定の原因に対する errdisable 自動回復タイムアウトを設定する場合は、time 変数の値を変更します。

errdisable recovery cause コマンドを使用すると、300 秒後に自動回復します。 回復までの時間を変更する場合は、errdisable recovery interval コマンドを使用して、タイムアウト時間を指定します。 指定できる値は 30 ~ 65535 秒です。

原因に対する errdisable 回復をイネーブルにしない場合、そのインターフェイスは shutdown コマンドおよび no shutdown コマンドが入力されるまで errdisable ステートのままです。 原因に対して回復をイネーブルにすると、そのインターフェイスの errdisable ステートは解消され、すべての原因がタイムアウトになった段階で動作を再試行できるようになります。 エラーの原因を表示する場合は、show interface status err-disabled コマンドを使用します。

ポート プロファイルについて

さまざまなインターフェイス コマンドを含むポート プロファイルを作成し、そのポート プロファイルを Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチのインターフェイス(複数可)に適用することができます。 ポート プロファイルは、次のようなタイプのインターフェイスに適用できます。

  • イーサネット
  • VLAN ネットワーク インターフェイス
  • ポート チャネル

ポート プロファイルに含まれるコマンドは、ポート プロファイル外部でも設定することができます。 ポート プロファイルの新しい設定と、ポート プロファイル外部の既存の設定が競合する場合は、ポート プロファイル内のコマンドよりも、インターフェイスに対して設定端末モードで設定されたコマンドの方が優先されます。 ポート プロファイルの適用後に変更したインターフェイス設定が、そのポート プロファイルの設定と競合した場合は、インターフェイス設定が優先されます。

単独のインターフェイスまたはある範囲に属する複数のインターフェイスに適用されているポート プロファイルは継承することができます。ポート プロファイルを単独のインターフェイスまたはある範囲に属する複数のインターフェイスに適用した場合も、ポート プロファイルを継承した場合も、スイッチではそのポート プロファイル内のすべてのコマンドがインターフェイスに適用されます。

ポート プロファイルには、別のポート プロファイルの設定を継承することができます。 別のポート プロファイルを継承した場合、最初のポート プロファイルでは、それを継承した第 2 のポート プロファイルに含まれるすべてのコマンドは、最初のポート プロファイルとは競合していないものと見なされます。 4 つのレベルの継承がサポートされています。 任意の数のポート プロファイルで同じポート プロファイルを継承できます。

ポート プロファイル設定をインターフェイスに適用するには、そのポート プロファイルをイネーブルにする必要があります。 ポート プロファイルをイネーブルにする前に、インターフェイス(複数可)に対してそのポート プロファイルを設定および継承することができます。そのうえでポート プロファイルをイネーブルにすると、指定したインターフェイスにその設定内容が反映されます。

ポート プロファイルをインターフェイス(複数可)から削除する場合は、スイッチでは最初にインターフェイスの設定が無効にされ、その後でポート プロファイルのリンクそのものが削除されます。 また、ポート プロファイルを削除すると、スイッチではインターフェイス設定の確認が行われた後、直接入力されたインターフェイス コマンドにより無効になったポート プロファイル コマンドがスキップされるか、またはそれらのコマンドがデフォルト値に戻されます。

他のポート プロファイルにより継承されたポート プロファイルを削除する場合は、そのポート プロファイルを削除する前に継承を無効にする必要があります。

また、ポート プロファイルを元々適用していたインターフェイスのグループの中から、そのプロファイルを削除するインターフェイスを選択することもできます。 たとえば、1 つのポート プロファイルを設定した後、10 個のインターフェイスに対してそのポート プロファイルを継承するよう設定した場合、その 10 個のうちいくつかのインターフェイスからのみポート プロファイルを削除することができます。 ポート プロファイルは、適用されている残りのインターフェイスで引き続き動作します。

インターフェイス コンフィギュレーション モードを使用して指定したインターフェイスの範囲の特定のコンフィギュレーションを削除する場合、そのコンフィギュレーションもそのインターフェイスの範囲のポート プロファイルからのみ削除されます。 たとえば、ポート プロファイル内にチャネル グループがあり、インターフェイス コンフィギュレーション モードでそのポート チャネルを削除する場合、指定したポート チャネルも同様にポート プロファイルから削除されます。

単独のインターフェイスまたはある範囲に属する複数のインターフェイスに対してポート プロファイルを継承した後、特定の設定値を削除すると、それらのインターフェイスではそのポート プロファイル設定が機能しなくなります。

ポート プロファイルを誤ったタイプのインターフェイスに適用しようとすると、エラーが返されます。

ポート プロファイルをイネーブル化、継承、または変更しようとすると、スイッチによりチェックポイントが作成されます。 ポート プロファイル設定が正常に実行されなかった場合は、その前の設定までロールバックされ、エラーが返されます。 ポート プロファイルは部分的にだけ適用されることはありません。

ポート プロファイルに関する注意事項と制約事項

ポート プロファイルの設定に関する注意事項および制約事項は次のとおりです。

  • 各ポート プロファイルは、インターフェイスのタイプにかかわらず、ネットワーク上で一意の名前を持つ必要があります。
  • 競合が発生した場合は、インターフェイス モードで入力したコマンドがポート プロファイルのコマンドに優先します。 しかし、ポート プロファイルはそのコマンドをポート プロファイルに保持します。
  • ポート プロファイルのコマンドに対してインターフェイスのデフォルトのコマンドを明示的に優先させない限り、ポート プロファイルのコマンドがデフォルトのコマンドに優先します。
  • ポート プロフィルをインターフェイスまたはインターフェイスの範囲に継承した後、インターフェイス コンフィギュレーション レベルで新しい値を入力して、個々の設定値を上書きできます。 インターフェイス コンフィギュレーション レベルで個々の設定値を削除すると、インターフェイスではポート プロファイル内の値が再度使用されます。
  • ポート プロファイルに関連したデフォルト設定はありません。
  • ポート プロファイル コンフィギュレーション モードでは、指定したインターフェイス タイプに応じて、特定のグループのコマンドを使用することができます。
  • Session Manager にポート プロファイルは使用できません。

デバウンス タイマー パラメータについて

デバウンス タイマー機能は Nexus 3000 ではサポートされていません。

MTU 設定について

Cisco Nexus 3000 シリーズスイッチでは、フレームのフラグメント化は行われません。 そのためスイッチでは、同じレイヤ 2 ドメイン内の 2 つのポートに別々の最大伝送単位(MTU)を設定することはできません。 物理イーサネット インターフェイス別 MTU はサポートされていません。 代わりに、MTU は QoS クラスに従って設定されます。 MTU を変更する場合は、クラス マップおよびポリシー マップを設定します。


(注)  


インターフェイス設定を表示すると、物理イーサネット インターフェイスのデフォルト MTU は 1500 と表示されます。


イーサネット インターフェイスの設定

ここでは、次の内容について説明します。

UDLD モードの設定

Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)を実行するように設定されているデバイス上のイーサネット インターフェイスには、ノーマル モードまたはアグレッシブ モードの UDLD を設定できます。 インターフェイスの UDLD モードをイネーブルにするには、そのインターフェイスを含むデバイス上で UDLD を事前にイネーブルにしておく必要があります。 UDLD は他方のリンク先のインターフェイスおよびそのデバイスでもイネーブルになっている必要があります。

ノーマル UDLD モードを使用するには、ポートの 1 つをノーマル モードに設定し、他方のポートをノーマル モードまたはアグレッシブ モードに設定する必要があります。 アグレッシブ UDLD モードを使用するには、両方のポートをアグレッシブ モードに設定する必要があります。


(注)  


設定前に、リンクされている他方のポートとそのデバイスの UDLD をイネーブルにしておかなければなりません。


UDLD モードを設定する手順は、次のとおりです。

手順の概要

    1.    switch# configure terminal

    2.    switch(config)# feature udld

    3.    switch(config)# no feature udld

    4.    switch(config)# show udld global

    5.    switch(config)# interface type slot/port

    6.    switch(config-if)# udld {enable | disable | aggressive}

    7.    switch(config-if)# show udld interface


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 switch# configure terminal
     

    コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2 switch(config)# feature udld
     

    デバイスの UDLD をイネーブルにします。

     
    ステップ 3 switch(config)# no feature udld
     

    デバイスの UDLD をディセーブルにします。

     
    ステップ 4 switch(config)# show udld global
     

    デバイスの UDLD ステータスを表示します。

     
    ステップ 5 switch(config)# interface type slot/port
     

    設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 6 switch(config-if)# udld {enable | disable | aggressive}
     

    ノーマル UDLD モードをイネーブルにするか、UDLD をディセーブルにするか、またはアグレッシブ UDLD モードをイネーブルにします。

     
    ステップ 7 switch(config-if)# show udld interface
     

    インターフェイスの UDLD ステータスを表示します。

     

    次の例は、スイッチの UDLD をイネーブルにする方法を示しています。

     
    switch# configure terminal
    switch(config)# feature udld
    

    次の例は、イーサネット ポートのノーマル UDLD モードをイネーブルにする方法を示しています。

     
    switch# configure terminal
    switch(config)# interface ethernet 1/4
    switch(config-if)# udld enable
    

    次の例は、イーサネット ポートのアグレッシブ UDLD モードをイネーブルにする方法を示しています。

    switch# configure terminal
    switch(config)# interface ethernet 1/4
    switch(config-if)# udld aggressive
    

    次の例は、イーサネット ポートの UDLD をディセーブルにする例を示しています。

     
    switch# configure terminal
    switch(config)# interface ethernet 1/4
    switch(config-if)# udld disable
    

    次の例は、スイッチの UDLD をディセーブルにする方法を示しています。

    switch# configure terminal
    switch(config)# no feature udld
    

    インターフェイスのポート モードの変更

    hardware profile portmode コマンドを使用することにより、Quad 着脱可能小型フォーム ファクタ(QSFP+)ポートの設定を行うことができます。 デフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。

    インターフェイスのポート モードを変更する手順は次のとおりです。

    手順の概要

      1.    switch# configure terminal

      2.    switch(config)# copy running-config bootflash: my-config.cfg

      3.    switch(config)# write erase

      4.    switch(config)# reload

      5.    switch(config)# [no] hardware profile portmode portmode

      6.    (任意) switch(config)# copy running-config startup-config

      7.    switch(config)# reload


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# copy running-config bootflash: my-config.cfg  

      実行コンフィギュレーションをブートフラッシュにコピーします。 このファイルは、後でデバイスの設定を行う際に使用することができます。

       
      ステップ 3switch(config)# write erase
       

      インターフェイス設定をすべて削除します。

       
      ステップ 4switch(config)# reload
       

      Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチ ソフトウェアをリロードします。

       
      ステップ 5switch(config)# [no] hardware profile portmode portmode
       

      インターフェイスのポート モードを変更します。

       
      ステップ 6switch(config)# copy running-config startup-config  (任意)

      リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。

       
      ステップ 7switch(config)# reload
       

      Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチ ソフトウェアをリロードします。

      すべてのインターフェイス設定を手動で適用します。 以前に保存したコンフィギュレーション ファイルを参照することもできます。

      (注)     

      ポートが 40G モードから 4x10G モードまたは 4x10G モードから 40G モードに変更されると、インターフェイスの番号付けも変更されます。

       

      次の例は、QSFP+ ポートのポート モードを 48x10g+4x40g に変更する方法を示したものです。

      switch# configure terminal
      switch(config) copy running-config bootflash:my-config.cfg
      switch(config)# write erase
      switch(config)# reload
      WARNING: This command will reboot the system
      Do you want to continue? (y/n) [n] y
      switch(config)# hardware profile portmode 48x10g+4x40g
      Warning: This command will take effect only after saving the configuration and reload!
      Port configurations could get lost when port mode is changed!
      switch(config)# copy running-config startup-config
      switch(config)# reload
      WARNING: This command will reboot the system
      Do you want to continue? (y/n) [n] y

      次の例は、QSFP+ ポートのポート モードを 48x10g+4x40g に変更し、その変更内容を確認する方法を示したものです。

      switch# configure terminal
      switch(config)# hardware profile portmode 48x10g+4x40g
      Warning: This command will take effect only after saving the configuration and r
      eload! Port configurations could get lost when port mode is changed!
      switch(config)# show running-config
      !Command: show running-config
      !Time: Thu Aug 25 07:39:37 2011
      version 5.0(3)U2(1)
      feature telnet
      no feature ssh
      feature lldp
      username admin password 5 $1$OOV4MdOM$BAB5RkD22YanT4empqqSM0 role network-admin
      ip domain-lookup
      switchname BLR-QG-5
      ip access-list my-acl
      10 deny ip any 10.0.0.1/32
      20 deny ip 10.1.1.1/32 any
      class-map type control-plane match-any copp-arp
      class-map type control-plane match-any copp-bpdu
      :
      :
      control-plane
      service-policy input copp-system-policy
      hardware profile tcam region arpacl 128
      hardware profile tcam region ifacl 256
      hardware profile tcam region racl 256
      hardware profile tcam region vacl 512
      hardware profile portmode 48x10G+4x40G
      snmp-server user admin network-admin auth md5 0xdd1d21ee42e93106836cdefd1a60e062
      <--Output truncated-->
      switch#

      次の例は、QSFP+ ポートのポート モードをデフォルトに戻す方法を示したものです。

      switch# configure terminal
      switch(config)# no hardware profile portmode
      Warning: This command will take effect only after saving the configuration and r
      eload! Port configurations could get lost when port mode is changed!
      switch(config)#

      インターフェイスの速度の設定

      手順の概要

        1.    switch# configure terminal

        2.    switch(config)# interface type slot/port

        3.    switch(config-if)# speed speed


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 switch# configure terminal
         

        コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
         

        指定したインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 このインターフェイスに、1 ギガビット イーサネット SFP トランシーバが挿入されている必要があります。

         
        ステップ 3 switch(config-if)# speed speed
         

        インターフェイスの速度を設定します。

        このコマンドは、物理的なイーサネット インターフェイスにしか適用できません。 speed 引数には次のいずれかを設定できます。
        • 10 Mbps
        • 100 Mbps
        • 1 Gbps
        • 10 Gbps
        • automatic
         

        次に、1 ギガビット イーサネット ポートを設定する例を示します。

        switch# configure terminal
        switch(config)# interface ethernet 1/4
        switch(config-if)# speed 1000

        (注)  


        インターフェイスとトランシーバの速度が一致しない場合に show interface ethernet slot/port コマンドを入力すると、SFP 検証失敗メッセージが表示されます。 たとえば、speed 1000 コマンドを設定しないで 1 ギガビット SFP トランシーバをポートに挿入すると、このエラーが発生します。 デフォルトでは、すべてのポートが 10 ギガビットです。


        リンク ネゴシエーションのディセーブル化

        no negotiate auto コマンドを使用することにより、リンク ネゴシエーションをディセーブルにすることができます。 デフォルトの場合、自動ネゴシエーションは 1 ギガビット ポートではイネーブル、10 ギガビット ポートではディセーブルです。 デフォルトの場合、自動ネゴシエーションは Cisco Nexus 3064 スイッチおよび Cisco Nexus 3064-X スイッチではイネーブル、Cisco Nexus 3048 スイッチではディセーブルです。

        このコマンドの機能は、IOS の speed non-negotiate コマンドと同等です。


        (注)  


        10 ギガビット ポートで自動ネゴシエーションをイネーブルにすることは推奨されません。 10 ギガビット ポートで自動ネゴシエーションをイネーブルにすると、リンクがダウンします。 デフォルトの場合、リンク ネゴシエーションは 10 ギガビット ポートではディセーブルです。


        手順の概要

          1.    switch# configure terminal

          2.    switch(config)# interface ethernet slot/port

          3.    switch(config-if)# no negotiate auto

          4.    (任意) switch(config-if)# negotiate auto


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 switch# configure terminal 

          コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2 switch(config)# interface ethernet slot/port 

          インターフェイスを選択し、インターフェイス モードを開始します。

           
          ステップ 3 switch(config-if)# no negotiate auto 

          選択したイーサネット インターフェイス(1 ギガビット ポート)に対してリンク ネゴシエーションをディセーブルにします。

           
          ステップ 4 switch(config-if)# negotiate auto  (任意)

          選択したイーサネット インターフェイスに対してリンク ネゴシエーションをイネーブルにします。 1 ギガビット ポートに対してはデフォルトでイネーブルです。

           
          次の例は、指定したイーサネット インターフェイス(1 ギガビット ポート)に対して自動ネゴシエーションをディセーブルにする方法を示したものです。
          switch# configure terminal
          switch(config)# interface ethernet 1/1
          switch(config-if)# no negotiate auto
          switch(config-if)#
          次の例は、指定したイーサネット インターフェイス(1 ギガビット ポート)に対して自動ネゴシエーションをイネーブルにする方法を示したものです。
          switch# configure terminal
          switch(config)# interface ethernet 1/5
          switch(config-if)# negotiate auto
          switch(config-if)#

          CDP の特性の設定

          Cisco Discovery Protocol(CDP)更新の頻度、情報を廃棄するまでの保持期間、およびバージョン 2 アドバタイズを送信するかどうかを設定することができます。

          インターフェイスの CDP 特性を設定する手順は、次のとおりです。

          手順の概要

            1.    switch# configure terminal

            2.    (任意) switch(config)# [no] cdp advertise {v1 | v2 }

            3.    (任意) switch(config)# [no] cdp format device-id {mac-address | serial-number | system-name}

            4.    (任意) switch(config)# [no] cdp holdtime seconds

            5.    (任意) switch(config)# [no] cdp timer seconds


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 switch# configure terminal
             

            コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2 switch(config)# [no] cdp advertise {v1 | v2 }
             
            (任意)

            使用するバージョンを設定して、CDP アドバタイズメントを送信します。 バージョン 2 がデフォルト ステートです。

            デフォルト設定に戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。

             
            ステップ 3 switch(config)# [no] cdp format device-id {mac-address | serial-number | system-name}
             
            (任意)

            CDP デバイス ID の形式を設定します。 デフォルトはシステム名です。完全修飾ドメイン名で表すことができます。

            デフォルト設定に戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。

             
            ステップ 4 switch(config)# [no] cdp holdtime seconds
             
            (任意)

            デバイスから送信された情報が受信デバイスで破棄されるまでの保持時間を指定します。 指定できる範囲は 10 ~ 255 秒です。デフォルトは 180 秒です。

            デフォルト設定に戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。

             
            ステップ 5 switch(config)# [no] cdp timer seconds
             
            (任意)

            CDP アップデートの送信頻度を秒単位で設定します。 指定できる範囲は 5 ~ 254 です。デフォルトは 60 秒です。

            デフォルト設定に戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。

             

            次の例は、CDP 特性を設定する方法を示しています。

            switch# configure terminal
            
            switch(config)# cdp timer 50
            
            switch(config)# cdp holdtime 120
            
            switch(config)# cdp advertise v2
            
             

            CDP のイネーブル化/ディセーブル化

            CDP をイーサネット インターフェイスに対してイネーブルにしたり、ディセーブルにしたりできます。 このプロトコルは、同一リンクの両方のインターフェイスでイネーブルになっている場合にだけ機能します。

            インターフェイスに対して CDP をイネーブルにしたりディセーブルにしたりする手順は、次のとおりです。

            手順の概要

              1.    switch# configure terminal

              2.    switch(config)# interface type slot/port

              3.    switch(config-if)# cdp enable

              4.    switch(config-if)# no cdp enable


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 switch# configure terminal
               

              コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
               

              指定したインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 3 switch(config-if)# cdp enable
               

              インターフェイスに対して CDP をイネーブルにします。

              正常に機能するには、このパラメータが同一リンク上の両方のインターフェイスでイネーブルになっている必要があります。

               
              ステップ 4 switch(config-if)# no cdp enable
               

              インターフェイスに対して CDP をディセーブルにします。

               

              次に、イーサネット ポートに対して CDP をイネーブルにする例を示します。

              switch# configure terminal
              
              switch(config)# interface ethernet 1/4
              
              switch(config-if)# cdp enable
              
               

              このコマンドは、物理的なイーサネット インターフェイスにしか適用できません。

              errdisable ステート検出のイネーブル化

              アプリケーションでの errdisable ステート検出をイネーブルにすることができます。 これにより、インターフェイスで原因が検出されると、そのインターフェイスは errdisable ステートになります。この errdisable ステートは、リンクダウン ステートに類似した動作ステートです。

              手順の概要

                1.    config t

                2.    errdisable detect cause {all | link-flap | loopback}

                3.    shutdown

                4.    no shutdown

                5.    show interface status err-disabled

                6.    copy running-config startup-config


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 config t


                例:
                switch# config t
                switch(config)#
                 

                コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2errdisable detect cause {all | link-flap | loopback}


                例:
                switch(config)# errdisable detect cause all
                switch(config)#
                 

                インターフェイスを errdisable ステートにする条件を指定します。 デフォルトではイネーブルになっています。

                 
                ステップ 3shutdown


                例:
                switch(config)# shutdown
                switch(config)#
                 

                インターフェイスを管理的にダウンさせます。 インターフェイスを errdisable ステートから手動で回復させる場合は、このコマンドを最初に入力します。

                 
                ステップ 4no shutdown


                例:
                switch(config)# no shutdown
                switch(config)#
                 

                インターフェイスを管理的にアップし、errdisable ステートから手動で回復できるようにします。

                 
                ステップ 5show interface status err-disabled


                例:
                switch(config)# show interface status err-disabled
                 

                errdisable ステートにあるインターフェイスについての情報を表示します。

                 
                ステップ 6copy running-config startup-config


                例:
                switch(config)# copy running-config startup-config
                 

                (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                 

                次の例は、いずれの場合にも errdisable ステート検出をイネーブルにする方法を示したものです。

                switch(config)#errdisable detect cause all
                switch(config)#
                

                errdisable ステート回復のイネーブル化

                インターフェイスが errdisable ステートから回復して再びアップ状態になるようにアプリケーションを設定することができます。 回復タイマーを設定しない限り、300 秒後にリトライします(errdisable recovery interval コマンドを参照)。

                手順の概要

                  1.    config t

                  2.    errdisable recovery cause {all | udld | bpduguard | link-flap | failed-port-state | pause-rate-limit}

                  3.    show interface status err-disabled

                  4.    copy running-config startup-config


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 config t


                  例:
                  switch#config t
                  switch(config)#
                   

                  コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2errdisable recovery cause {all | udld | bpduguard | link-flap | failed-port-state | pause-rate-limit}


                  例:
                  switch(config)#errdisable recovery cause all
                  switch(config-if)#
                   

                  インターフェイスが errdisable ステートから自動的に回復し、デバイスがそのインターフェイスを再びアップ状態にする条件を指定します。 デバイスは 300 秒待機してからリトライします。 デフォルトではディセーブルになっています。

                   
                  ステップ 3show interface status err-disabled


                  例:
                  switch(config)#show interface status err-disabled
                   

                  errdisable ステートにあるインターフェイスについての情報を表示します。

                   
                  ステップ 4copy running-config startup-config


                  例:
                  switch(config)#copy running-config startup-config
                   

                  (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                   

                  次の例は、いずれの条件に対しても errdisable ステート回復をイネーブルにする方法を示したものです。

                  switch(config)#errdisable recovery cause all
                  switch(config)#
                  

                  errdisable ステート回復間隔の設定

                  下記の手順により、errdisable ステート回復のタイマー値を設定することができます。 有効な範囲は 30 ~ 65535 秒です。 デフォルト値は 300 秒です。

                  手順の概要

                    1.    config t

                    2.    errdisable recovery interval interval

                    3.    show interface status err-disabled

                    4.    copy running-config startup-config


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1config t


                    例:
                    switch#config t
                    switch(config)#
                     

                    コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2errdisable recovery interval interval


                    例:
                    switch(config)#errdisable recovery interval 32
                    switch(config-if)#
                     

                    インターフェイスが errdisable ステートから回復する間隔を指定します。 有効な範囲は 30 ~ 65535 秒です。 デフォルト値は 300 秒です。

                     
                    ステップ 3show interface status err-disabled


                    例:
                    switch(config)#show interface status err-disabled
                     

                    errdisable ステートにあるインターフェイスについての情報を表示します。

                     
                    ステップ 4copy running-config startup-config


                    例:
                    switch(config)#copy running-config startup-config
                     

                    (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                     

                    次の例は、いずれの条件の下でも errdisable ステート回復をイネーブルにする方法を示したものです。

                    switch(config)#errdisable recovery cause all
                    switch(config)#
                    

                    デバウンス タイマーの設定

                    イーサネットのデバウンス タイマーは、デバウンス時間(ミリ秒単位)を指定することによりイネーブル化でき、デバウンス時間に 0 を指定することによりディセーブル化できます。

                    show interface debounce コマンドを使用すれば、すべてのイーサネット ポートのデバウンス時間を表示できます。

                    デバウンス タイマーをイネーブル/ディセーブルにする手順は、次のとおりです。

                    手順の概要

                      1.    switch# configure terminal

                      2.    switch(config)# interface type slot/port

                      3.    switch(config-if)# link debounce time milliseconds


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 switch# configure terminal
                       

                      コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
                       

                      指定したインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 3 switch(config-if)# link debounce time milliseconds
                       

                      指定した時間(1 ~ 5,000 ミリ秒)でデバウンス タイマーをイネーブルにします。

                      0 ミリ秒を指定すると、デバウンス タイマーはディセーブルになります。

                       

                      次の例は、イーサネット インターフェイスでデバウンス タイマーをイネーブルにして、デバウンス時間を 1000 ミリ秒に設定する方法を示しています。

                      switch# configure terminal
                      switch(config)# interface ethernet 1/4
                      switch(config-if)# link debounce time 1000

                      次の例は、イーサネット インターフェイスでデバウンス タイマーをディセーブルにする方法を示しています。

                      switch# configure terminal
                      switch(config)# interface ethernet 1/4
                      switch(config-if)# link debounce time 0

                      説明パラメータの設定

                      イーサネット ポートのインターフェイスのテキストでの説明を提供する手順は、次のとおりです。

                      手順の概要

                        1.    switch# configure terminal

                        2.    switch(config)# interface type slot/port

                        3.    switch(config-if)# description test


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 switch# configure terminal
                         

                        コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
                         

                        指定したインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 3 switch(config-if)# description test
                         

                        インターフェイスの説明を指定します。

                         

                        次の例は、インターフェイスの説明を「Server 3 Interface」に設定する方法を示したものです。

                        switch# configure terminal
                        
                        switch(config)# interface ethernet 1/3
                        
                        switch(config-if)# description Server 3 Interface
                        
                         

                        イーサネット インターフェイスのディセーブル化と再起動

                        イーサネット インターフェイスは、シャットダウンして再起動することができます。 この操作により、すべてのインターフェイス機能がディセーブル化され、すべてのモニタリング画面でインターフェイスがダウンしているものとしてマークされます。 この情報は、すべてのダイナミック ルーティング プロトコルを通じて、他のネットワーク サーバに伝達されます。 シャットダウンされたインターフェイスは、どのルーティング アップデートにも含まれません。

                        インターフェイスをディセーブルにする手順は、次のとおりです。

                        手順の概要

                          1.    switch# configure terminal

                          2.    switch(config)# interface type slot/port

                          3.    switch(config-if)# shutdown

                          4.    switch(config-if)# no shutdown


                        手順の詳細
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1 switch# configure terminal
                           

                          コンフィギュレーション モードを開始します。

                           
                          ステップ 2 switch(config)# interface type slot/port
                           

                          指定したインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                           
                          ステップ 3 switch(config-if)# shutdown
                           

                          インターフェイスをディセーブルにします。

                           
                          ステップ 4 switch(config-if)# no shutdown
                           

                          インターフェイスを再起動します。

                           

                          次に、イーサネット ポートをディセーブルにする例を示します。

                          switch# configure terminal
                          
                          switch(config)# interface ethernet 1/4
                          
                          switch(config-if)# shutdown
                          
                           

                          次に、イーサネット インターフェイスを再起動する例を示します。

                          switch# configure terminal
                          
                          switch(config)# interface ethernet 1/4
                          
                          switch(config-if)# no shutdown
                          
                           

                          インターフェイス情報の表示

                          定義済みインターフェイスに関する設定情報を表示するには、次のうちいずれかの手順を実行します。

                          コマンド

                          目的

                          switch# show interface type slot/port

                          指定したインターフェイスの詳細設定が表示されます。

                          switch# show interface type slot/port capabilities

                          指定したインターフェイスの機能に関する詳細情報が表示されます。 このオプションは、物理インターフェイスにしか使用できません。

                          switch# show interface type slot/port transceiver

                          指定したインターフェイスに接続されているトランシーバに関する詳細情報が表示されます。 このオプションは、物理インターフェイスにしか使用できません。

                          switch# show interface brief

                          すべてのインターフェイスのステータスが表示されます。

                          switch# show interface flowcontrol

                          すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。

                          show interface コマンドは EXEC モードから呼び出されます。このコマンドにより、インターフェイスの設定を表示することができます。 引数を入力せずにこのコマンドを実行すると、スイッチ内に設定されたすべてのインターフェイスの情報が表示されます。

                          次に、物理イーサネット インターフェイスを表示する例を示します。

                          switch# show interface ethernet 1/1
                            Ethernet1/1 is up
                            Hardware is 1000/10000 Ethernet, address is 000d.eca3.5f08 (bia 000d.eca3.5f08)
                            MTU 1500 bytes, BW 10000000 Kbit, DLY 10 usec,
                               reliability 255/255, txload 190/255, rxload 192/255
                            Encapsulation ARPA
                            Port mode is trunk
                            full-duplex, 10 Gb/s, media type is 1/10g
                            Input flow-control is off, output flow-control is off
                            Auto-mdix is turned on
                            Rate mode is dedicated
                            Switchport monitor is off
                            Last clearing of "show interface" counters never
                            5 minute input rate 942201806 bytes/sec, 14721892 packets/sec
                            5 minute output rate 935840313 bytes/sec, 14622492 packets/sec
                            Rx
                              129141483840 input packets 0 unicast packets 129141483847 multicast packets
                              0 broadcast packets 0 jumbo packets 0 storm suppression packets
                              8265054965824 bytes
                              0 No buffer 0 runt 0 Overrun
                              0 crc 0 Ignored 0 Bad etype drop
                              0 Bad proto drop
                            Tx
                              119038487241 output packets 119038487245 multicast packets
                             0 broadcast packets 0 jumbo packets
                              7618463256471 bytes
                              0 output CRC 0 ecc
                              0 underrun 0 if down drop     0 output error 0 collision 0 deferred
                              0 late collision 0 lost carrier 0 no carrier
                              0 babble
                              0 Rx pause 8031547972 Tx pause 0 reset

                          次に、物理イーサネットの機能を表示する例を示します。

                          switch# show interface ethernet 1/1 capabilities
                          Ethernet1/1
                            Model:                 734510033
                            Type:                  10Gbase-(unknown)
                            Speed:                 1000,10000
                            Duplex:                full
                            Trunk encap. type:     802.1Q
                            Channel:               yes
                            Broadcast suppression: percentage(0-100)
                            Flowcontrol:           rx-(off/on),tx-(off/on)
                            Rate mode:             none
                            QOS scheduling:        rx-(6q1t),tx-(1p6q0t)
                            CoS rewrite:           no
                            ToS rewrite:           no
                            SPAN:                  yes
                            UDLD:                  yes
                          
                            MDIX:                  no
                            FEX Fabric:            yes
                          

                          次に、物理イーサネット トランシーバを表示する例を示します。

                          switch# show interface ethernet 1/1 transceiver
                          Ethernet1/1
                              sfp is present
                              name is CISCO-EXCELIGHT
                              part number is SPP5101SR-C1
                              revision is A
                              serial number is ECL120901AV
                              nominal bitrate is 10300 MBits/sec
                              Link length supported for 50/125mm fiber is 82 m(s)
                              Link length supported for 62.5/125mm fiber is 26 m(s)
                              cisco id is --
                              cisco extended id number is 4

                          次に、インターフェイス ステータスの要約を表示する例を示します(出力の一部を割愛してあります)。

                          switch# show interface brief
                          
                          --------------------------------------------------------------------------------
                          Ethernet      VLAN   Type Mode   Status  Reason                   Speed     Port
                          Interface                                                                   Ch #
                          --------------------------------------------------------------------------------
                          Eth1/1        200    eth  trunk  up      none                        10G(D) --
                          Eth1/2        1      eth  trunk  up      none                        10G(D) --
                          Eth1/3        300    eth  access down    SFP not inserted            10G(D) --
                          Eth1/4        300    eth  access down    SFP not inserted            10G(D) --
                          Eth1/5        300    eth  access down    Link not connected         1000(D) --
                          Eth1/6        20     eth  access down    Link not connected          10G(D) --
                          Eth1/7        300    eth  access down    SFP not inserted            10G(D) --
                          ...
                          

                          次に、CDP ネイバーを表示する例を示します。

                          switch# show cdp neighbors
                          Capability Codes: R - Router, T - Trans-Bridge, B - Source-Route-Bridge
                                            S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater,
                                            V - VoIP-Phone, D - Remotely-Managed-Device,
                                            s - Supports-STP-Dispute
                          Device ID              Local Intrfce   Hldtme  Capability  Platform      Port ID
                          d13-dist-1               mgmt0           148     S I      WS-C2960-24TC  Fas0/9
                          n5k(FLC12080012)         Eth1/5          8       S I s    N5K-C5020P-BA  Eth1/5

                          入力パケット廃棄情報の表示

                          Cisco NX-OS Release 5.0(3)U2(1) 以降では、特定のインターフェイスで入力廃棄が発生する原因となった具体的な状況について、詳細な情報を取得することができます。 show hardware internal interface indiscard-stats front-port x コマンドを使用すると、ポート eth1/x で入力廃棄が発生する原因となった可能性がある状況を特定することができます。 スイッチの出力には、IPv4、STP、および入力ポリシーに関する廃棄数のほか、ACL に基づく廃棄数、汎用受信ドロップ数、VLAN 関連の廃棄数が表示されます。

                          次の例は、入力廃棄が発生する原因となった可能性がある状況を特定する方法を示したものです。
                          switch# show hardware internal interface indiscard-stats front-port 1
                           
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+
                          |       Counter Description              |     Count      |               |
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+
                                  IPv4 Discards                             0
                                  STP Discards                              0
                                  Policy Discards                           100
                                  ACL Drops                                 0
                                  Receive Drops                             0
                                  Vlan Discards                             33
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+

                          カウンタの情報:

                          • IPv4 廃棄数:IPv4 廃棄数は、IP チェックサム エラーなど、IP レイヤにおけるエラーの数を表します。
                          • STP 廃棄数:STP 廃棄数は、受信インターフェイスの STP 状態により受信パケットが転送されない場合に 1 増加します。
                          • ポリシー廃棄数:ポリシー廃棄数は、インターフェイスにおける入力ポリシーにより廃棄が行われた場合に 1 増加します。
                          • ACL ドロップ数:ACL ドロップ数は、ドロップ処理が指定されている ACL エントリに合致する着信パケットの数を表します。
                          • 受信ドロップ数:このドロップ数は、入力パケットに対して出力ポートが決定されないような状況が発生した場合に 1 増加します。 受信ドロップは、IPv4、STP、およびポリシーに関する廃棄を含め、さまざまな原因によって発生します。 このドロップ数は、上記いずれかのカウンタと連動して増加することもあれば、単独の要因で増加することもあります。
                          • VLAN 廃棄数:VLAN 廃棄数は、VLAN に関連する廃棄数を表します。 たとえば、VLAN のメンバではないポートに入力された VLAN タグ付きパケットなどが廃棄の対象となります。
                          次の例は、入力廃棄カウンタをすべてクリアする方法を示したものです。この操作はデバッグの際に有効です。
                          Switch# show hardware internal interface indiscard-stats front-port 1 clear
                          
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+-------------------------------------+
                          |       Counter Description               |     Count       | Last Increment |    Last Increment Time              |
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+-------------------------------------+
                           Discard Stats have been reset
                          +-----------------------------------------+-----------------+----------------+-------------------------------------+
                          
                          

                          物理イーサネットのデフォルト設定

                          次の表に、すべての物理イーサネット インターフェイスのデフォルト設定を示します。

                          パラメータ

                          デフォルト設定

                          デュプレックス

                          オート(全二重)

                          カプセル化

                          ARPA

                          MTU1

                          1500 バイト

                          ポート モード

                          アクセス

                          速度

                          オート(10000)

                          1 MTU を物理イーサネット インターフェイスごとに変更することはできません。 MTU の変更は、QoS クラスのマップを選択することにより行います。