Cisco Nexus 1000V vCenter Plug-in コンフィギュレーション ガイド リリース 4.2(1)SV2(1.1)
概要
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発行日;2013/01/10   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

概要

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco Nexus 1000V vCenter Plug-in の概要

Cisco Nexus 1000V 仮想スイッチは、VMware ESX を実行している仮想化サーバ環境のための、ソフトウェア ベースのレイヤ 2 スイッチです。 Cisco Nexus 1000V は、物理と仮想の両方の環境に一貫したネットワーキング エクスペリエンスを提供します。 これは 2 個のコンポーネントで構成されます。1 つは Virtual Ethernet Module(VEM)で、これはハイパーバイザに組み込まれているソフトウェア スイッチです。もう 1 つは Virtual Supervisor Module(VSM)で、仮想マシンのネットワーキング ポリシーおよび Quality of Service を管理するモジュールです。

以前のリリースの Cisco Nexus 1000V では、システム管理者がスイッチのネットワーキング情報を参照することはできませんでした。 Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV2(1.1) からは、VMware vCenter Server 用のプラグイン(vCenter Plug-in(VC Plug-in)と呼ばれます)が Cisco Nexus 1000V 仮想スイッチでサポートされます。 これによって、サーバ管理者は仮想ネットワークを全体的にとらえることができ、Cisco Nexus 1000V 仮想スイッチのネットワーキング情報も参照できるようになります。

vCenter Plug-in は VMware vSphere Web Client だけでサポートされます。 vSphere Web Client を使用すると、ブラウザから VMware vCenter Server システムに接続して Cisco Nexus 1000V を管理できるようになります。 vCenter Plug-in は、vSphere Web Client の Cisco Nexus 1000V ユーザ インターフェイスに新しいタブとしてインストールされます。

vCenter Plug-in を使用すると、管理者が VSM の設定の情報を表示することができます。 vCenter Plug-in を使用して、サーバ管理者は必要なネットワーキングの詳細を vCenter Server からエクスポートし、ネットワーキングの問題の根本原因の調査と防止を行い、適切なポリシーを指定して仮想マシンを配置できます。 サーバ管理者は、vCenter Plug-in で提供されるネットワークの詳細を使用して、リソースを効果的にモニタし、管理できます。

REST API アーキテクチャ

Cisco Nexus 1000V 4.2(1)SV2(1.1) からは、拡張可能な REST API アーキテクチャが Cisco Nexus 1000V でサポートされます。 REST インフラストラクチャは、Apache HTTP サーバおよび Representational State Transfer(REST)モジュールで構成されます。 Cisco Nexus 1000V は、REST API で vCenter Server からネットワーク情報を設定し、取得することをサポートしています。 REST API は、vCenter Plug-in 機能を実装するために使用されます。

Cisco Nexus 1000V スイッチでサポートされているアーキテクチャについては、REST API アーキテクチャの図を参照してください。 この図では、VMware vCenter が上に配置され、VSM は下に配置されています。

図 1. REST API アーキテクチャ



vCenter Plug-in の前提条件

vCenter Plug-in の機能を Cisco Nexus 1000V で設定する前に、次の前提条件を参照してください。

  • VMware ESXi 5.0 以上。
  • VMware vCenter Server 5.0 以上。
  • VMware vCenter Web Client 5.1。 vCenter Plug-in は、VMware vCenter Web Client 5.1 だけでサポートされています。
  • 使用するオペレーティング システムが vSphere Client をサポートすることを確認します。
  • vSphere Client には、Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 が必要です。 これがシステムにインストールされていない場合、vSphere Client インストーラによってインストールされます。 .NET 3.5 SP1 のインストールには、より多くのファイルのダウンロードのためのインターネット接続が必要になることがあります。
  • 次のブラウザが vSphere Web Client バージョン 5.1 でサポートされます。
    • Microsoft Internet Explorer 7、8、および 9。
    • Mozilla Firefox 3.6 以降。
    • Google Chrome 14 以降。
  • vSphere Web Client を使用するには、Adobe Flash Player バージョン 11.1.0 以降が、ブラウザに適したプラグインでインストールされている必要があります。
  • Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV2(1.1) がインストールされ、vCenter 用に設定されていることを確認します。
  • vCenter Plug-in が Web Client にインストールされていることを前提としています。
  • VMware vSphere PowerCLI(vCenter Plug-in PowerCLI)アプリケーションを使用して vCenter Plug-in を vCenter Server 上で登録します。 VMware vSphere PowerCLI(vCenter Plug-in PowerCLI)スクリプトを、http://<vsm ip address>/vcplugin/registerVCPlugin.ps1 を使用してダウンロードします。

vSphere Web Client の情報

vCenter Plug-in には、vSphere Web Client バージョン 5.1 が必要です。


(注)  


vCenter Plug-in は、5.0 Web Client では機能しません。 vCenter 5.0 サーバでの設定を実行する場合は、別のホストに 5.1 Single Sign-On および Web Client をインストールすることを推奨します。

(注)  


vSphere Web Client をインストールまたはアップグレードする方法の詳細については、VMware のマニュアル『VMware vSphere ESXi and vCenter Server 5.1 Documentation』を参照してください。


vSphere Web Client(VWC)5.1 を正常にインストールするには、SSO/ルックアップ サーバが必要です。 したがって、vCenter Server 5.0 を VMware Web Client 5.1 で管理することはできません。 少なくとも 1 つの vCenter Server 5.1 が必要です。 vCenter Server 5.0 を設定済みの場合、次の手順を実行します。

  • vCenter Server 5.1 をインストールします。
  • admin-app を使用して vCenter 5.0 Server を登録します。 vCenter 5.0 Server が登録されると、vSphere Web Client(VWC)5.1 を使用して管理できるようになります。

(注)  


vSphere Web Client(VWC)5.1 は、ESXi ホストに直接接続できません。 ESXi ホストに直接接続する必要がある場合、古い vSphere Web Client を引き続き使用する必要があります。