Cisco Nexus 1000V QoS コンフィギュレーション ガイド リリース 4.2(1)SV1(5.2)
QoS マーキング ポリシーの設定
QoS マーキング ポリシーの設定
発行日;2012/11/21   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

QoS マーキング ポリシーの設定

この章の内容は、次のとおりです。

ポリシー マップについて

ポリシー マップにより、ネットワーク トラフィックがクラス単位で優先順位付けされます。 最適な Quality of Service が得られるトラフィックの優先順位付けが行われるように、ポリシー マップを作成して各クラスのトラフィックの扱い方法を定義します。

マーキングとは、パケットをマーキングするプロセスです。それにより、パケット内の次のいずれかが QoS の目的のために変化します。

  • Diffserv コード ポイント(DSCP)
  • Precedence
  • CoS

トラフィック クラスを DSCP(指定したフレームのサービス レベルを表すインジケータ)にマッピングできます。 DSCP 値の範囲は 0 ~ 63 です。デフォルト値は 0 です。 46 の DSCP 値は使用できません。

サービス ポリシーは、ポリシー マップを使用して指定されます。 ポリシー マップにより、クラス マップは順序付きでサービス レベルにマッピングされます。 ポリシー マップ内では複数のクラス マップを指定でき、クラス マップを高、中、または低のサービス レベルにマッピングできます。 デフォルトのプライオリティは低です。 ポリシー マップ名は、63 文字までの英数字に制限されています。

ポリシー マップ内でのクラス マップの順序は重要であり、フレームがクラス マップと比較される順序はこれにより決定します。 最初に一致したクラス マップの対応するプライオリティが、フレームにマーキングされます。

図 1. マーキングに使用可能なパケット フィールド



マーキングとは、パケットに関連する QoS 情報を設定することです。 標準の QoS フィールド、IP precedence、DSCP、サービス クラス(CoS)の値、および後続のアクション(ポリシングなど)で使用できる内部ラベルを設定できます。

トラフィック クラスを定義した後、それらをポリシー マップ内で参照し、それらをどのようにマーキングするかを定義できます。 ポリシーは、クラスの使用を 4 つまでだけにして、単純なものにすることを推奨します。

マーキング フィールドの基準

マーキングに使用できるフィールドを次の表に示します。

フィールド

説明

DSCP

レイヤ 3 の DiffServ コード ポイント(DSCP)。

(注)     

DSCP をマーキングする場合、廃棄クラスはマーキングできません。

IP precedence

レイヤ 3 の IP precedence。

(注)     

IP precedence ではタイプ オブ サービス(ToS)フィールドの下位 3 ビットだけが使用されます。 TOS フィールドの最初の 3 ビットはデバイスによって 0 に上書きされます。

CoS

レイヤ 2 のサービス クラス(CoS)。

QoS グループ

必要に応じてマーキングと照合が可能なローカルな QoS 値。

有効な範囲は 0 ~ 126 です。

廃棄クラス

必要に応じて照合とマーキングが可能なローカルな QoS 値。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。

(注)     

廃棄クラスをマーキングする場合、DSCP はマーキングできません。

入力および出力ポート

マーキングは、着信または発信パケットに適用されます。

単一のクラスで、5 つのフィールド(CoS、IP precedence、DSCP、QoS グループ、廃棄クラス)のうちのいずれか 2 つがマーキング可能です。 特に制限事項として記載されていない限り、着信パケットと発信パケットの両方にマーキングできます。

QoS マーキング ポリシーの前提条件

マーキングの前提条件は、次のとおりです。

  • ネットワーク トラフィックを分類しておく必要があります。 詳細については、QoS 分類の設定を参照してください。
  • EXEC モードで CLI にログインしておきます。

注意事項と制限

  • set cos コマンドは 802.1Q インターフェイスにだけ適用できます。 つまり、set cos コマンドは入力インターフェイスで使用できますが、パケットが最終的に 802.1Q 準拠のインターフェイスに表示される場合だけ、設定が適用されます。
  • 単一のクラスで、5 つのフィールド(CoS、IP precedence、DSCP、QoS グループ、廃棄クラス)のうちのいずれか 2 つがマーキング可能です。
  • set qos-group コマンドは入力ポリシーだけで使用できます。
  • set discard-class コマンドは入力ポリシーだけで使用できます。
  • QoS ポリシーとアクセス コントロール リスト(ACL)ポリシーを設計するときには、QoS ポリシー内で参照される ACL が QoS ポリシーの一部として次のように処理されることに注意してください。
    • QoS の入力処理は、ACL の処理の後に行われます。
    • QoS の出力処理は、ACL の出力処理の前に行われます。

QoS マーキング ポリシーの作成

DSCP ポリシーの作成

IP ヘッダー パケット内の DSCP 値をマーキングするポリシーを作成し、特定クラスのトラフィックを優先順位付けできます。

はじめる前に
  • DSCP は、RFC 2475 で規定されています。
  • EXEC モードで CLI にログインしていること。
  • DSCP マーキングを使用する場合、廃棄クラス マーキングは使用できません。 詳細については、廃棄クラス ポリシーの作成を参照してください。
  • DSCP のフィールドには、0 ~ 63 の数値、または一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値に示されている一般によく使用される値のいずれかをマーキングできます。
手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal 

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

    指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

    class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

     
    ステップ 3switch(config-pmap)# class [type qos] {class_map_name |class-default} 

    class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

    ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

     
    ステップ 4switch (config-pmap-c-qos)# set dscp value  

    指定したクラスのすべての IP ヘッダー内で使用する DSCP 値を定義し、その値を実行コンフィギュレーションに保存します。

    1 ~ 60 の数値か、一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値の標準値のいずれかを使用できます。

    下の例では、標準値 af31 が使用されています。

     
    ステップ 5switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy-map-name 

    指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

     
    ステップ 6switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config   (任意)

    リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

     

    次の例は、DSCP ポリシーの作成方法を示しています。

    switch# config terminal
    switch(config)# policy-map policy1
    switch(config-pmap)# class class1
    switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af31
    switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy1
    switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config

    IP Precedence ポリシーの作成

    はじめる前に
    • EXEC モードで CLI にログインしていること。
    • 低い方から高い方への重要度順に RFC 791 precedence 値は、IP precedence 値の表に示したとおりです。
    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

      指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

      class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

       
      ステップ 3switch(config-pmap-qos)# class [type qos] {class_map_name |class-default} 

      class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

      ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

       
      ステップ 4switch (config-pmap-c-qos)# set precedence value 

      指定したクラスのすべての IP ヘッダー内で使用する precedence 値を追加し、その値を実行コンフィギュレーションに保存します。

      次の表に示すように、0 ~ 7 の数値を使用できます。

      説明

      000 (0)

      ルーチンまたはベスト エフォート

      001 (1)

      プライオリティ

      010 (2)

      即時

      011 (3)

      フラッシュ(主に音声シグナリングまたはビデオに使用)

      100 (4)

      フラッシュ オーバーライド

      101 (5)

      クリティカル(主に音声 RTP に使用)

      110 (6)

      インターネット

      111 (7)

      ネットワーク

       
      ステップ 5switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy-map-name 

      指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

       
      ステップ 6switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config   (任意)

      リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

       

      次の例は、IP precedence ポリシーの作成方法を示しています。

      switch# config terminal
      switch(config)# policy-map policy1
      switch(config-pmap)# class class1
      switch(config-pmap-c-qos)# set precedence 3
      switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy1
      switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config

      サービス クラス ポリシーの作成

      特定のクラスのすべてのトラフィックの IEEE 802.1Q ヘッダー内で CoS フィールドをマーキングできます。 入力または出力ポリシー内でこのフィールドをマーキングすると、パケットが IEEE 802.1Q 準拠のインターフェイスに表示されるときだけ、この設定が適用されます。

      はじめる前に
      • EXEC モードで CLI にログインしていること。
      • CoS は、入力ポリシーと出力ポリシーで設定できます。
      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1switch# configure terminal 

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

        指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

        class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

         
        ステップ 3switch(config-pmap-qos)# class [type qos] {class_map_name | class-default} 

        class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

        ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

         
        ステップ 4 switch (config-pmap-c-qos)# set cos cos-value  

        CoS 値を cos-value に設定します。 値の範囲は 0 ~ 7 です。 このコマンドは出力ポリシーだけで使用できます。

         
        ステップ 5switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy-map-name 

        指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

         
        ステップ 6switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config   (任意)

        リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

         

        次に、サービス クラス ポリシーを作成する例を示します。

        This example shows how to create a class of service policy.
        switch# config terminal
        switch(config)# policy-map policy1
        switch(config-pmap-qos)# class class1
        switch(config-pmap-c-qos)# set cos 3
        switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy1
        
          Type qos policy-maps
          ====================
         
          policy-map type qos policy1
            class  class1
              set dscp 26
              set cos 3
            class  class2
              set dscp 14
            class  class-default
              set dscp 20
              police cir 256000 bps bc 300 ms pir 256000 bps be 300 ms conform transmit exceed set dscp dscp table cir-mar kdown-map violate drop
        

        QoS グループ ポリシーの作成

        はじめる前に
        • EXEC モードで CLI にログインしていること。
        • QoS グループ値は、入力ポリシーだけでマーキングできます。
        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1switch# configure terminal 

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

          指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

          class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

           
          ステップ 3switch(config-pmap-qos)# class [type qos] {class_map_name | class-default} 

          class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

          ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

           
          ステップ 4switch (config-pmap-c-qos)# set qos-group qos-group-value  

          QoS グループ値を qos-group-value に設定します。 値の範囲は 0 ~ 126 です。

           
          ステップ 5switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy-map-name 

          指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

           
          ステップ 6switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config   (任意)

          リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

           

          次の例は、QoS グループ ポリシーの作成方法を示しています。

          switch# config terminal
          switch(config)# policy-map policy1
          switch(config-pmap-qos)# class class1
          switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 100
          switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy1
          switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config

          廃棄クラス ポリシーの作成

          ローカルな内部ラベル廃棄クラス ポリシーを設定できます。

          はじめる前に
          • ローカルな内部ラベル廃棄クラス ポリシーを設定する場合、DSCP ポリシーを作成することはできません。 DSCP ポリシーの詳細については、DSCP ポリシーの作成を参照してください。
          • 廃棄クラスは入力ポリシーでだけ設定できます。
          • ポリシー内またはトラフィック分類内でローカル廃棄クラスを参照するには、match discard-class コマンドを使用します。 詳細については、廃棄クラス分類の設定を参照してください。
          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1switch# configure terminal 

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

            指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

            class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

             
            ステップ 3switch(config-pmap-qos)# class [type qos] {class_map_name |class-default} 

            class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

            ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

             
            ステップ 4switch (config-pmap-c-qos)# set discard-class discard-class-value  

            廃棄クラス値を discard-class-value に設定します。 値の範囲は 0 ~ 63 です。

             
            ステップ 5switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy-map-name 

            指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

             
            ステップ 6switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config   (任意)

            リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

             

            次に、廃棄クラス ポリシーを作成する例を示します。

            switch# config terminal
            switch(config)# policy-map policy1
            switch(config-pmap-qos)# class class1
            switch(config-pmap-c-qos)# set discard-class 40
            switch(config-pmap-c-qos)# show policy-map policy1
            switch(config-pmap-c-qos)# copy running-config startup-config

            入力ポリシーと出力ポリシーの作成

            ポリシー マップをインターフェイスまたはポート プロファイルに付加すると、マーキング命令が入力または出力パケットに適用されます。

            はじめる前に
            • インターフェイスまたはポート プロファイルが作成されています。
            • 使用するポリシー マップが定義されています。

            (注)  


            1 つのインターフェイスまたはポート プロファイルには、1 つの入力ポリシーと 1 つの出力ポリシーだけを付加できます。


            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1switch# configure terminal 

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2次のいずれかのコマンドを入力します。
              • switch (config)# interface type number
              • switch (config if)# port-profile name
               

              指定したイーサネット/vEthernet インターフェイスまたはポート プロファイルに対してコンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 3switch (config-if)# service-policy [type qos] {input | output} policy-map-name [no stats]   (任意) インターフェイスまたはポート プロファイルの入力または出力パケットに追加されるポリシー マップ名を付加します。
              (注)     

              1 つのインターフェイスまたはポート プロファイルには、1 つの入力ポリシーと 1 つの出力ポリシーだけを付加できます。

               
              ステップ 4switch(config-if)# show policy-map policy-map-name 

              指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

               
              ステップ 5switch(config-if)# copy running-config startup-config  (任意)

              リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

               

              次の例では、イーサネット インターフェイスで入力ポリシーを設定する方法を示します。

              switch# config terminal
              switch(config)# interface ethernet 1/1
              switch(config-if)# service-policy input policy1
              switch(config-if)# show policy-map policy1
              
                Type qos policy-maps
                ====================
                policy-map type qos policy1
              
              switch(config-if)# copy running-config startup-config
              
              

              次の例では、ポート プロファイルで入力ポリシーを設定する方法を示します。

              switch# config terminal
              switch(config)# port-profile accessprofile
              switch(config-if)# service-policy input policy1
              switch(config-if)# show policy-map policy1
              switch(config-if)# copy running-config startup-config
              
                Type qos policy-maps
                ====================
                policy-map type qos policy1
              
              switch(config-if)# copy running-config startup-config

              ポート DSCP のマーキング

              指定した入力または出力ポリシー マップで定義されるトラフィック クラスごとに DSCP ポートをマーキングできます。

              はじめる前に
              • デフォルトの動作では、DSCP 値は保存(つまり、DSCP は信頼)されます。 ポートを非信頼にするには、DSCP 値を変更します。
              • QoS ポリシーを設定して、指定したインターフェイスにそのポリシーを付加しない限り、DSCP 値は保存されます。
              • 使用するクラス マップが定義されています。 詳細については、QoS 分類の設定を参照してください。

              (注)  


              1 つのインターフェイスまたはポート プロファイルには、1 つの入力ポリシーと 1 つの出力ポリシーだけを付加できます。


              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1switch# configure terminal 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2switch(config)# policy-map [type qos] [match-first] policy-map-name 

                指定したポリシー マップに対してポリシー マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定します。

                class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

                 
                ステップ 3switch(config-pmap)# class [type qos] {class_map_name |class-default} 

                class-map-name への参照を作成し、指定したクラス マップに対してポリシー マップ クラス QoS コンフィギュレーション モードを開始します。 デフォルトでは、このクラスはポリシー マップの最後に追加されます。 変更は、実行コンフィギュレーションに保存されます。

                ポリシー マップ内のクラスと現在一致していないトラフィックをすべて選択するには、class-default キーワードを使用します。

                 
                ステップ 4switch (config-pmap-c-qos)# set dscp value  

                DSCP 値を設定します。 DSCP の有効値については、一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値を参照してください。

                 
                ステップ 5作成する各クラス マップに対してステップ 3 およびステップ 4 を繰り返します。   
                ステップ 6switch (config-pmap-c-qos)# exit 

                ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

                 
                ステップ 7switch (config-pmap)# exit 

                グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                 
                ステップ 8次のいずれかのコマンドを入力します。
                • switch (config)# interface type number
                • switch (config)# port-profile name
                 

                指定したイーサネット/vEthernet インターフェイスまたはポート プロファイルに対してコンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 9switch (config-if)# service-policy [type qos] {input | output} policy-map-name [no stats]   (任意)
                インターフェイスまたはポート プロファイルの入力または出力パケットに追加されるポリシー マップ名を付加します。
                (注)     

                1 つのインターフェイスまたはポート プロファイルには、1 つの入力ポリシーと 1 つの出力ポリシーだけを付加できます。

                 
                ステップ 10switch(config-if)# show policy-map policy-map-name 

                指定したマップ名に対するポリシー マップ設定を表示します。

                 
                ステップ 11switch(config-if)# copy running-config startup-config  (任意)

                リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

                 

                次の例では、イーサネット インターフェイス上で、入力ポリシー マップで定義されるトラフィック クラスごとに DSCP ポートをマーキングする方法を示します。

                switch# config terminal
                switch(config)# policy-map policy1
                switch(config-pmap-qos)# class class1
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af31
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# exit
                switch(config)# interface ethernet 1/1
                switch(config-if)#service-policy input policy1
                switch(config-if)# show policy-map policy1
                  Type qos policy-maps
                  ====================
                
                  policy-map type qos policy1
                    class  class1
                      set dscp af31
                    class  class2
                      set dscp af13
                    class  class-default
                      set dscp af22
                
                switch(config-if)# copy running-config startup-config
                
                

                次の例では、イーサネット インターフェイス上で、入力ポリシー マップで定義されるトラフィック クラスごとに DSCP ポートをマーキングする方法を示します。

                switch# config terminal
                switch(config)# policy-map policy1
                switch(config-pmap)# class class1
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af31
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# class class2
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af13
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# class class-default
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af22
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# exit
                switch(config)# interface ethernet 1/1
                switch(config-if)# service-policy input policy1
                switch(config-if)# show policy-map policy1
                  Type qos policy-maps
                  ====================
                
                  policy-map type qos policy1
                    class  class1
                      set dscp af31
                    class  class2
                      set dscp af13
                    class  class-default
                      set dscp af22
                
                switch(config-if)# copy running-config startup-config
                
                

                次の例では、ポート プロファイル上で、入力ポリシー マップで定義されるトラフィック クラスごとに DSCP ポートをマーキングする方法を示します。

                switch(config)# config terminal
                switch(config)# policy-map policy1
                switch(config-pmap-qos)# class class1
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af31
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# class class2
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af13
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# class class-default
                switch(config-pmap-c-qos)# set dscp af22
                switch(config-pmap-c-qos)# exit
                switch(config-pmap-qos)# exit
                switch(config)# port-profile accessprofile
                switch(config-port-prof)# service-policy input policy1
                switch(config-port-prof)# show policy-map policy1
                
                  Type qos policy-maps
                  ====================
                
                  policy-map type qos policy1
                    class  class1
                      set dscp af31
                    class  class2
                      set dscp af13
                    class  class-default
                      set dscp af22
                
                switch(config-if)# copy running-config startup-config

                QoS ポリシー設定の確認

                設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。

                コマンド

                説明

                show policy-map [type qos] [name policy_map_name]

                ポリシー マップ設定を表示します。

                show table-map name

                テーブル マップ設定を表示します。

                QoS マーキング ポリシーの設定例

                次の例では、特定のポリシー マップ ポリシーを表示する方法を示します。

                switch(config)# show policy-map policy-ipacl
                
                  Type qos policy-maps
                  ====================
                  policy-map type qos policy-ipacl 
                    class  class-ipacl
                      set dscp 10

                次の例では、すべてのインターフェイスのポリシー マップを表示する方法を示します。

                switch# show policy-map interface brief
                
                Interface/VLAN [Status]:INP QOS       OUT QOS       INP QUE       OUT QUE
                ================================================================================
                Vethernet1      [Active]:              media
                Vethernet10     [Active]:              media
                Vethernet13     [Active]:web_policer
                Vethernet15     [Active]:iperf
                Vethernet16     [Active]:              iperf_policer
                Vethernet17     [Active]:ixia_in       ixia_out
                Vethernet18     [Active]:              media
                Vethernet19     [Active]:iperf
                Vethernet20     [Active]:              iperf_policer
                Vethernet21     [Active]:netperf_polic
                ================================================================================