Cisco Nexus 1000V QoS コンフィギュレーション ガイド リリース 4.2(1)SV1(5.2)
QoS 分類の設定
QoS 分類の設定
発行日;2012/11/21   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

QoS 分類の設定

この章の内容は、次のとおりです。

トラフィック クラスについて

トラフィック クラスは、トラフィックの類似性に基づいてグループ化されるトラフィック(パケット)のカテゴリで、クラス マップと呼ばれます。 ネットワーク トラフィックを分類することにより、ネットワーク内で Quality Of Service(QoS)ストラテジをイネーブルにできます。

図 1. ネットワーク トラフィックの分類基準



ネットワーク トラフィックを識別し、トラフィック クラスにカテゴリ化(つまり、パケットを分類)すると、ネットワーク トラフィックを異なるカテゴリに分けられるため、さまざまなトラフィックのタイプを扱うことが可能になります。

ネットワーク トラフィックを分類することにより、トラフィックの種類を判別し、特定のタイプのトラフィックを他のトラフィックとは異なる方法で扱うことができます。 ネットワーク トラフィックを識別し、整理することにより、トラフィックのタイプごとに最適なパフォーマンスが得られるようにネットワーク リソースを割り当てることができます。

特定の IP precedence を持つネットワーク トラフィックを 1 つのトラフィック クラスに分類し、同時に、特定の DiffServ コード ポイント(DSCP)値を持つトラフィックを別のトラフィック クラスに分類できます。 各トラフィック クラスでは、異なる QoS を扱うことができます。これは、後述のポリシー マップで設定します。

IP precedence やサービス クラス(CoS)などの基準に基づいて、各トラフィック クラスをクラス マップ内で定義します。 トラフィックのクラスをマッピングするために使用可能な基準をマッピング クラスの基準のセクションに示します。 これらの基準は、次のようにトラフィックと照合できます。

  • すべて一致
  • 1 つと一致または一致しない
  • 複数と一致または一致しない
  • 別のクラス マップと一致または一致しない

トラフィック クラス マップ内で使用される基準のいくつかは、トラフィックの 1 方向(入力または出力)にだけ関係します。 たとえば、内部ラベル QoS グループは、入力トラフィックに対しては意味を持ちません。これは、まだ値が割り当てられていないからです。

QoS ポリシー マップ内でどのトラフィック クラスにも一致しないトラフィックは、デフォルトのトラフィック クラスに割り当てられます。 class-default と呼ばれます。 QoS ポリシー マップ内で class-default を参照することで、この一致しないトラフィックを選択できます。

マッピング クラスの基準

マッピング トラフィック クラスに使用できる基準は次のとおりです。

クラス基準 説明

CoS

IEEE 802.1Q ヘッダー内のサービス クラス(CoS)フィールド。

IP precedence

IP ヘッダーのタイプ オブ サービス(ToS)バイト内部の優先順位値。

詳細については、IP precedence 値の表を参照してください。

Diffserv コード ポイント(DSCP)

IP ヘッダーの DIffServ フィールド内部の DSCP 値。 標準の DSCP 値については、一般によく使用される DSCP 値を参照してください。

QoS グループ

システム内部で操作および照合できる、ローカルで有効な QoS 値。 有効な範囲は 0 ~ 126 です。

廃棄クラス

システム内部で照合および操作できる、ローカルで有効な値。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。

ACL

IP アクセス コントロール リスト(ACL)または Media Access Control(MAC; メディア アクセス コントロール)ACL 名。

クラスの設定を、match-all、および一致基準として使用される ACL にした場合、パケット長以外の他の一致基準は指定できません。

クラスの設定を、match-any、および一致基準として使用される ACL にした場合、ACL を他のどの一致基準にも一致させることができます。

パケット長

レイヤ 3 パケット長のサイズ範囲

IP RTP

Real-time Transport Protocol(RTP)を使用しているアプリケーションを、User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)ポート番号範囲によって識別します。

クラス マップ

名前付きクラス マップ オブジェクト内で指定された基準。

分類の前提条件

EXEC モードで CLI にログインしていること。

注意事項と制限

  • クラス マップ内で指定できる一致基準の数は最大 32 個です。
  • ポリサーが設定されていない場合、1 つのポリシー マップで使用するために設定できるクラスの数は最大 64 個です。
  • ACL について照合する際、それ以外に指定できる一致基準は、match-all クラス内のレイヤ 3 パケット長だけです。
  • レイヤ 2 ポート上のトラフィックは、着信パケットのポート ポリシーに基づいて分類できます。

トラフィックの分類

ACL トラフィックの分類

既存のアクセス コントロール リスト(ACL)に基づいてパケットを照合することによって、トラフィックを分類できます。

はじめる前に
  • QoS では ACL の許可-拒否機能は使用されません。 permit および deny ACL キーワードは照合時に無視されます。
  • QoS では、このコマンドの not 形式はサポートされていません。
  • クラスの設定を、match-all、および一致基準として使用される ACL にした場合、パケット長以外の他の一致基準は指定できません。
  • クラスの設定を、match-any、および一致基準として使用される ACL にした場合、ACL を他のどの一致基準にも一致させることができます。
  • EXEC モードで CLI にログインしていること。
  • トンネリング プロトコルもまた IP でない限り、トンネル型 IP パケットは照合されません。また、照合は外側の IP ヘッダーに適用され、カプセル化された IP ヘッダーには適用されません。
手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal 

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any | match-all] class_map_name 

    指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

    class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

     
    ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match access-group name ac1-name 

    実行コンフィギュレーションで、このクラスに対して照合するアクセス グループを設定し、保存します。

    (注)     

    permit および deny キーワードは ACL の照合時に無視されます。

    このコマンドの not 形式はサポートされていません。

     
    ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name 

    クラス マップ設定を表示します。

     
    ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

    リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

     

    次に、ACL トラフィックを分類する例を示します。

    switch# config terminal
    switch(config)# class-map class_acl
    switch(config-cmap-qos)# match access-group name my_acl
    switch(config-cmap-qos)# show class-map class_acl1
    switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

    DSCP トラフィックの分類

    IP ヘッダーの DiffServ フィールドの DSCP 値に基づいてトラフィックを分類できます。 標準の DSCP 値については、一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値を参照してください。


    (注)  


    トンネリング プロトコルもまた IP でない限り、トンネル型 IP パケットは照合されません。また、照合は外側の IP ヘッダーに適用され、カプセル化された IP ヘッダーには適用されません。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] [match-all] class_map_name 

      指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

      class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

       
      ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] dscp dscp_list 

      dscp-values に基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 標準の DSCP 値については、一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値を参照してください。

      指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

       
      ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name 

      クラス マップ設定を表示します。

       
      ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

      リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

       
      switch# config terminal
      switch(config)# class-map class_dscp
      switch(config-cmap-qos)# match dscp-af21, af32
      switch(config-cmap-qos)# show class-map class_dscp
      switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

      IP precedence 分類の設定

      IP ヘッダーの ToS バイト フィールドの優先順位値に基づいてトラフィックを分類できます。 優先順位値は、一般によく使用される DSCP 値およびIP precedence 値の表にあります。


      (注)  


      トンネリング プロトコルもまた IP でない限り、トンネル型 IP パケットは照合されません。また、照合は外側の IP ヘッダーに適用され、カプセル化された IP ヘッダーには適用されません。


      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1switch# configure terminal 

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

        指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

        class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

         
        ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] precedence values 
        次の表に示されている precedence-values に基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。

        説明

        000 (0)

        ルーチンまたはベスト エフォート

        001 (1)

        プライオリティ

        010 (2)

        即時

        011 (3)

        フラッシュ(主に音声シグナリングまたはビデオに使用)

        100 (4)

        フラッシュ オーバーライド

        101 (5)

        クリティカル(主に音声 RTP に使用)

        110 (6)

        インターネット

        111 (7)

        ネットワーク

        指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。
         
        ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name 

        クラス マップ設定を表示します。

         
        ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

        リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

         

        次に、IP precedence 分類を設定する例を示します。

        switch# config terminal
        switch(config)# class-map class_ip_precedence
        switch(config-cmap-qos)# match precedence 1-2, 5-7
        switch(config-cmap-qos)# show class-map class_ip_precedence
        switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

        QoS グループ分類の設定

        QoS グループ内部ラベルの値に基づいてトラフィックを分類できます。QoS グループ内部ラベルはパケット ペイロードまたはパケット ヘッダーの一部ではありません。 QoS グループ ポリシーの作成で説明しているように、set qos-group コマンドを使用して、ポリシー マップ内で QoS グループの値を設定できます。


        (注)  


        QoS グループの値は入力ポリシー内で設定されるまで未定義になっているため、QoS グループについての照合は、出力ポリシー内でだけ行います。


        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1switch# configure terminal 

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

          指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

          class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

           
          ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] qos-group multi-range-qos-group-values 

          QoS グループ値のリストに基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 値の範囲は 0 ~ 126 です。 デフォルトの QoS グループ値は 0 です。 指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

           
          ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name 

          指定したトラフィック クラス名に対するクラス マップ設定を表示します。

           
          ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

          リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

           
          switch# config terminal
          switch(config)# class-map class_qos_group
          switch(config-cmap-qos)# match qos-group 4, 80-90
          switch(config-cmap-qos)# show class-map class_qos_group
          switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

          廃棄クラス分類の設定

          廃棄クラス内部ラベルの値に基づいてトラフィックを分類できます。廃棄クラス内部ラベルはパケット ペイロードまたはパケット ヘッダーの一部ではありません。 廃棄クラス ポリシーの作成で説明しているように、set discard-class コマンドを使用して、ポリシー マップ内で廃棄クラスの値を設定できます。


          (注)  


          廃棄クラスの値は入力ポリシー内で設定されるまで未定義になっているため、廃棄クラスについての照合は、出力ポリシー内でだけ行います。


          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1switch# configure terminal 

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

            指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

            class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

             
            ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] discard-class multi-range-discard-group-values 

            廃棄クラス値のリストに基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 値の範囲は 0 ~ 63 です。 デフォルトの廃棄クラス値は 0 です。 指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

             
            ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name  

            指定したトラフィック クラス名に対するクラス マップ設定を表示します。

             
            ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

            リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

             
            switch# config terminal
            switch(config)# class-map class_discard_class
            switch(config-cmap-qos)# match discard-class 4, 60-62
            switch(config-cmap-qos)# show class-map class-discard-class
            switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

            レイヤ 3 パケット長分類の設定

            各種のパケット長に基づいてレイヤ 3 トラフィックを分類できます。


            (注)  


            この機能は IP パケットだけが対象です。


            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1switch# configure terminal 

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

              指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

              class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

               
              ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] packet-length packet-length-list 

              各種のパケット長に基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 値の範囲は 1 ~ 9198 です。 指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

               
              ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name  

              指定したトラフィック クラス名に対するクラス マップ設定を表示します。

               
              ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

              リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

               
              switch# config terminal
              switch(config)# class-map class_packet_length
              switch(config-cmap-qos)# match packet length 2000
              switch(config-cmap-qos)# show class-map class_packet_length
              switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

              CoS 分類の設定

              トラフィックの分類により、トラフィックが指定の基準と一致するかどうかに基づいて、トラフィック(パケット)をトラフィック クラスまたはカテゴリに整理できます。 トラフィックの分類に使用する値を、一致基準と呼びます。 トラフィック クラスを定義する場合、一致基準を複数指定することも、特定の基準について照合しないように選択することも、一部または全部の基準を照合することによってトラフィック クラスを決定することもできます。

              IEEE 1Q ヘッダー内のサービス クラス(CoS)に基づいてトラフィックを分類できます。 この 3 ビットのフィールドは IEEE.802.1p で QoS トラフィック クラスをサポートするために規定されています。 CoS は VAN ID タグ フィールドの上位 3 ビットで符号化され、user_priority と呼ばれます。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1switch# configure terminal 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

                指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

                class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

                 
                ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] cos cos-list 

                CoS 値のリストに基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 指定できる範囲は 0 ~ 7 です。 指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

                 
                ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name  

                指定したトラフィック クラス名に対するクラス マップ設定を表示します。

                 
                ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

                リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

                 
                switch# config terminal
                switch(config)# class-map class_cos
                switch(config-cmap-qos)# match cos 4, 5-6
                switch(config-cmap-qos)# show class-map class-cos
                switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

                IP RTP 分類の設定

                IP Real-time Transport Protocol(RTP)は、オーディオやビデオなどのデータを送信するリアルタイム アプリケーション用のトランスポート プロトコルで、RFC 3550 で規定されています。 RTP では一般的な TCP ポートや UDP ポートは使用されませんが、通常はポート 16384 ~ 32767 を使用するように RTP を設定します。 偶数ポートを UDP 通信に使用し、次の上位の奇数ポートを RTP Control Protocol(RTCP)通信に使用します。

                UDP ポート範囲に基づいて分類を設定できます。UDP ポート範囲は、RTP を使用するアプリケーションを対象とする可能性があります。

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1switch# configure terminal 

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

                  指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

                  class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

                   
                  ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] ip rtp udp-port-values 

                  UDP ポート番号の下限と上限に基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。UDP ポート番号の範囲は、RTP を使用するアプリケーションを対象とする可能性があります。 値の範囲は 2000 ~ 65535 です。 指定した範囲に一致しない値について照合するには、not キーワードを使用します。

                   
                  ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name  

                  指定したトラフィック クラス名に対するクラス マップ設定を表示します。

                   
                  ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

                  リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

                   
                  switch# config terminal
                  switch(config)# class-map class_rtp
                  switch(config-cmap-qos)# match ip rtp 2000-21000, 4000-4100
                  switch(config-cmap-qos)# show class-map class-rtp
                  switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

                  クラス マップ分類の設定

                  別のクラス マップ内にある一致基準に基づいてトラフィックを分類できます。
                  はじめる前に
                  • 参照先のクラス マップは参照元よりも先に作成しておく必要があります。
                  • 同じクラス マップを複数のポリシー内で参照できます。
                  • 設定できるクラス マップの入れ子のレベルは 1 レベルだけです。 別のクラス マップを参照しているクラス マップは参照できません。
                  • 参照先のクラス マップを削除する場合は、その前に、そのクラス マップへの参照をすべて削除してください。
                  • match class-map コマンドで指定したクラス マップとの論理 OR を実行するには、match-any キーワードを使用します。 照合されるクラス マップの match-any または match-all の指定は無視されます。
                  • match class-map コマンドで指定したクラス マップとの論理 AND を実行するには、match-all キーワードを使用します。 照合されるクラス マップの match-any または match-all の指定は無視されます。
                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1switch# configure terminal 

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2switch(config)# class-map [type qos] [match-any] | [match-all] class_map_name 

                    指定したクラス マップに対してクラス マップ QoS コンフィギュレーション モードを開始し、実行コンフィギュレーションでそのマップ名を設定および保存します。

                    class_map_name 引数は、アルファベット文字列であり、大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。ハイフン(-)およびアンダースコア(_)文字を含めることができます。

                     
                    ステップ 3switch(config-cmap-qos)# match [not] class-map class_map_name  

                    別のクラス マップ内の一致基準に基づいてパケットを照合することによって、トラフィック クラスを設定します。 match-all は class-map コマンドのデフォルトであるため、class_map3 内で指定された一致基準と class_class_map 内の一致基準とが論理 AND されます。 指定した範囲に一致しない値を検索するには、not キーワードを使用します。

                     
                    ステップ 4switch(config-cmap-qos)# show class-map class_map_name  

                    クラス マップ設定を表示します。

                     
                    ステップ 5switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config  (任意)

                    リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。

                     

                    次の例は、クラス マップ分類を設定する方法を示します。

                    switch# config terminal
                    switch(config)# class-map class_class_map
                    switch(config-cmap-qos)# match class-map class-map3
                    switch(config-cmap-qos)# show class-map class_class_map
                    switch(config-cmap-qos)# copy running-config startup-config

                    分類設定の確認

                    分類の設定を確認するには、次の表のコマンドを使用します。

                    コマンド

                    説明

                    show class-map name

                    すべてのクラス マップまたは指定したクラス マップに対するクラス マップ設定を表示します。

                    show ip access-lists name

                    すべての IPv4 アクセス コントロール リスト(ACL)または特定の IPv4 ACL を表示します。

                    QoS 分類の設定例

                    次の例では、DSCP トラフィック AF21 と AF32 を照合する分類を、クラス マップ cmap1 に設定する方法を示します。

                    switch(config)# class-map type qos match-all cmap1
                    switch(config-cmap-qos)# match dscp af21 af32
                    switch(config-cmap-qos)# exit