Cisco Nexus 1000V レイヤ 2 スイッチング コンフィ ギュレーション ガイド リリース 4.0(4)SV1(3)
メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定
メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2011/02/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定

MAC アドレス テーブルについて

注意事項および制約事項

デフォルト設定

メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定

スタティック MAC アドレスの設定

エージング タイムの設定

MAC テーブルからのダイナミック アドレスのクリア

設定の確認

MAC アドレス テーブルの設定の例

その他の関連資料

関連資料

標準規格

MAC アドレス テーブルの機能履歴

メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定


) インターフェイス作成の詳細については、マニュアル
Cisco Nexus 1010 Management Software Release Notes, Release 4.0(4)SP1(1)』を参照してください。


この章では、次の内容について説明します。

「MAC アドレス テーブルについて」

「注意事項および制約事項」

「デフォルト設定」

「メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定」

「設定の確認」

「MAC アドレス テーブルの設定の例」

「その他の関連資料」

「MAC アドレス テーブルの機能履歴」

MAC アドレス テーブルについて

レイヤ 2 ポートで、パケット上の MAC アドレスと、そのパケットのレイヤ 2 ポート情報とを関連付けるときに、MAC アドレス テーブルが使用されます。MAC アドレス テーブルは、受信したフレームの MAC ソース アドレスを使用して構築されます。受信したフレームの MAC 宛先アドレスがアドレス テーブルに存在しない場合は、そのフレームの受信ポートを除く、同じ VLAN 内のすべての LAN ポートに、そのフレームがフラッディングされます。宛先ステーションから応答があると、関連する MAC 送信元アドレスとポート ID がアドレス テーブルに追加されます。後続のフレームは、すべての LAN ポートにフラッディングされることはなく、1 つの LAN ポートに転送されます。

デバイス上の特定のインターフェイスだけをスタティックに示す MAC アドレスを設定することができます。これは、スタティック MAC アドレスと呼ばれます。スタティック MAC アドレスは、インターフェイス上でダイナミックに学習された MAC アドレスよりも優先されます。ブロードキャストまたはマルチキャストのアドレスは、スタティック MAC アドレスとして設定できません。スタティック MAC エントリは、リブート後も保持されます。

アドレス テーブルには、最大 100 個のアドレス エントリを保管できます。エージング タイマーは、アドレスが 300 秒間、非アクティブのままであった場合、テーブルから、これらのアドレスの削除を開始します。エージング タイマーはグローバルに設定できますが、VLAN 単位では設定できません。エージング タイマーは、グローバルに設定できますが、VLAN ごとには設定できません。

エントリが MAC アドレス テーブルに保持される期間の長さの設定や、テーブルからのクリアなどを行うことができます。

注意事項および制約事項

MAC アドレス設定時は、次のガイドラインに留意してください。

VEM の各 VLAN に対するフォワーディング テーブルには、最高 1024 個の MAC アドレスを格納できます。

ポート セキュリティがイネーブルにされているインターフェイスでは、スタティック MAC アドレス エントリは設定できません。代わりに、インターフェイス コンフィギュレーション モードで、次のコマンドを使用します。

n1000v(config-if)# switchport port-security mac address xxxx.yyyy.zzzz [vlan vlan id].
 

詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』を参照してください。

NX-OS ソフトウェアでは、次の VLAN 上で設定されたスタティック MAC アドレスを持つポート上でポート セキュリティを設定することは明確に禁じられています。

アクセス ポートのアクセス VLAN

トランク ポートのネイティブ VLAN

デフォルト設定

表 2-1 に、MAC アドレス エージング タイムのデフォルト設定を示します。

 

表 2-1 デフォルト MAC アドレス エージング タイム

パラメータ
デフォルト

エージング タイム

300 秒

メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定

ここでは、MAC アドレス テーブルを設定するための次の手順について説明します。

「スタティック MAC アドレスの設定」

「エージング タイムの設定」

「MAC テーブルからのダイナミック アドレスのクリア」

スタティック MAC アドレスの設定

特定のインターフェイスをスタティックに示す MAC アドレスを設定するには、この手順を使用します。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ブロードキャストまたはマルチキャストのアドレスは、スタティック MAC アドレスとして設定できません。

スタティック MAC アドレスは、インターフェイス上でダイナミックに学習された MAC アドレスを書き換えます。


) NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。


手順の概要

1. config t

2. mac address-table static mac address vlan vlan-id {[ drop | interface { type number | | port-channel number ]}

3. show mac address-table static

4. copy running-config startup-config

手順の詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

例:

n1000v# config t

n1000v(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

mac address-table static mac_address vlan vlan-id {[ drop | interface { type number } | port-channel number ]}

 

例:

n1000v(config)# mac address-table static 12ab.47dd.ff89 vlan 3 interface ethernet 2/1

レイヤ 2 MAC アドレス テーブルにスタティック MAC アドレスを追加し、これを実行中のコンフィギュレーションに保存します。

インターフェイスは次のいずれかに指定できます。

ethernet slot/port

veth number

ステップ 3

show mac address static

 

例:

n1000v(config)# show mac address static

(任意)スタティック MAC アドレスを表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

例:

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。

例:
n1000v# config t
n1000v(config)# mac address static 12ab.47dd.ff89 vlan 3 interface ethernet 2/1
n1000v(config)# show mac address static
Legend:
* - primary entry, G - Gateway MAC, (R) - Routed MAC
age - seconds since last seen
VLAN MAC Address Type age Secure NTFY Ports
---------+-----------------+--------+---------+------+------+----------------
G - 12ab.47dd.ff89 static - False False eth2/1
 
n1000v(config)#

エージング タイムの設定

パケットの送信元 MAC アドレスおよびその学習が行われたポートを、レイヤ 2 情報を含む MAC テーブルに保管しておく時間を設定するには、この手順を使用します。


) インターフェイス コンフィギュレーション モードまたは VLAN コンフィギュレーション モードで MAC エージング タイムを設定することもできます。


始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。


) Cisco NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。


手順の概要

1. config t

2. mac address-table aging-time seconds

3. show mac address-table

4. copy running-config startup-config

手順の詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

例:

n1000v# config t

n1000v(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

mac address-table aging-time seconds

 

例:

n1000v(config)# mac address-table aging-time 600

レイヤ 2 MAC アドレス テーブルのエントリが破棄されるまでに経過する時間を指定し、実行中のコンフィギュレーションに保存します。

指定できるエントリ:

120 ~ 918000 秒(デフォルトは 300)

ゼロ(0)を指定した場合、MAC エージングはディセーブルになります。

ステップ 3

show mac address-table aging-time

 

例:

n1000v(config)# show mac address-table aging-time

(任意)MAC アドレス テーブルにエージング タイムを表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

例:

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。

例:
n1000v# config t
n1000v(config)# mac address-table aging-time 600
n1000v(config)#

MAC テーブルからのダイナミック アドレスのクリア

MAC アドレス テーブルからすべてのダイナミック レイヤ 2 エントリをクリアするには、この手順を使用します。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。


) NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。


手順の概要

1. clear mac address-table dynamic { address mac_addr } { interface { type number] | port-channel number | vlan vlan_id }

2. show mac address-table

手順の詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

clear mac address-table dynamic { address mac_addr } { interface [type number] | port-channel number } { vlan vlan_id }

 

レイヤ 2 MAC アドレス テーブルから、ダイナミック アドレス エントリをクリアします。

インターフェイスは次のいずれかに指定できます。

ethernet slot/port

veth number

例:

n1000v# clear mac address-table dynamic

n1000v#

 

この例では、すべてのダイナミック テーブルの MAC アドレス テーブル全体がクリアされます。

例:

n1000v# clear mac address-table dynamic vlan 5

n1000v#

 

この例では、MAC アドレス テーブルから、VLAN 5 で学習されたダイナミック MAC アドレスだけがクリアされます。

ステップ 2

show mac address-table

 

例:

n1000v# show mac address-table

(任意)MAC アドレス テーブルを表示します。

設定の確認

レイヤ 2 MAC アドレス設定を表示し、検証するには、次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

show mac address-table

MAC アドレス テーブルを表示します。

show mac address-table static

MAC アドレス テーブルのスタティック エントリの情報を表示します。

show mac address-table aging-time

MAC アドレス テーブルにエージング タイムを表示します。

show interface [<interface>] mac

インターフェイスの MAC アドレスとバーンドイン MAC アドレスを表示します。

MAC アドレス テーブルの設定の例

次の例は、スタティック MAC アドレスの追加方法を示しています。

n1000v# configure terminal
n1000v(config)# mac address-table static 0000.0000.1234 vlan 10 interface ethernet 2/15
n1000v(config)# mac address-table aging-time 120

その他の関連資料

レイヤ 2 スイッチングの実装に関する追加情報は、次の項を参照してください。

「関連資料」

「標準規格」

関連資料

 

関連項目
マニュアル タイトル

インターフェイス

Cisco Nexus 1010 Management Software Release Notes, Release 4.0(4)SP1(1)

ポートのプロファイル

Cisco Nexus 1000V Port Profile Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3)

システム管理

Cisco Nexus 1000V System Management Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3)

リリース ノート

Cisco Nexus 1000V Release Notes, Release 4.0(4)SV1(3)

すべてのコマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、例

Cisco Nexus 1000V Command Reference, Release 4.0(4)SV1(3)

標準規格

標準規格
タイトル

この機能でサポートされる新規または改訂された標準規格はありません。また、この機能による既存の標準規格サポートの変更はありません。

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MAC アドレス テーブルの機能履歴

ここでは、MAC アドレス テーブルのリリース履歴を示します。

 

機能名
リリース
機能情報

MAC アドレス テーブル

4.0(4)SV1(1)

この機能が追加されました。