Cisco Nexus 1000V Interface コンフィギュレー ション ガイド リリース 4.0
ポート チャネルの設定
ポート チャネルの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/06/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ポート チャネルの設定

ポート チャネルについて

ポート チャネル

基本設定

互換性チェック

互換性チェックの表示

ポート チャネルを使ったロード バランシング

LACP

LCAP の概要

ポートチャネル モード

LACP ID パラメータ

LACP Marker Responder

LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点

ハイ アベイラビリティ

ポート チャネルの前提条件

注意事項および制約事項

ポート チャネルの設定

ポート チャネルの作成

ポート チャネルおよびグループの削除

レイヤ 2 ポートをチャネル グループに追加

チャネル グループからポートの削除

ポート チャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動

ポート チャネルの説明の設定

LACP のイネーブル化

LACP ポートチャネル ポート モードの設定

LACP システム プライオリティの設定

LACP ポート プライオリティの設定

ポート チャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定

フロー制御の設定

ポート チャネル ロード バランスの設定

ロード バランス デフォルト設定の復旧

ポート チャネル設定の確認

統計情報の表示

ポート チャネルの設定例

デフォルト設定

その他の関連資料

関連資料

標準規格

ポート チャネルの設定

この章では、Cisco Nexus 1000V のポート チャネルを設定する手順について説明します。

ここでは、次の内容について説明します。

「ポート チャネルについて」

「ポート チャネルの前提条件」

「注意事項および制約事項」

「ポート チャネルの設定」

「ポート チャネル設定の確認」

「統計情報の表示」

「ポート チャネルの設定例」

「デフォルト設定」

「その他の関連資料」

ポート チャネルについて

ポート チャネルは複数の物理インターフェイスの集合体で、論理インターフェイスを作成します。1 つのポート チャネルに最大 8 つの個別アクティブ リンクをバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。ポート チャネルは、これらの物理インターフェイスのトラフィックのロード バランスも行います。ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。

集約プロトコルが関連付けられていない場合でもスタティック ポート チャネルを使用して設定を簡略化できます。

ここでは、次の内容について説明します。

「ポート チャネル」

「基本設定」

「互換性チェック」

「ポート チャネルを使ったロード バランシング」

「ハイ アベイラビリティ」

ポート チャネル

ポート チャネルは物理リンクをチャネル グループにバンドルして単一の論理リンクを作成し、最大 8 つの物理リンクからなる集約帯域幅を実現します。ポート チャネルのメンバ ポートが故障すると、それまでに故障したリンクで伝送されたトラフィックはポート チャネルに残っている他のメンバ ポートに切り替えます。

最大 8 つのポートをスタティック ポート チャネルにバンドルできます。集約プロトコルは使用しません。


) デバイスのポート チャネルは Port Aggregation Protocol(PAgP)をサポートしません。


各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。ポート チャネルのすべてのポートには互換性があり、同じ速度とデュプレックス モードを使用します(「互換性チェック」を参照)。集約プロトコルを使わずにスタティック ポート チャネルを実行する場合、物理リンクはすべて on チャネル モードです。

ポート チャネル インターフェイスを作成すると、ポート チャネルを直接作成できます。またはチャネル グループを作成して個別ポートをバンドルに集約させることができます。インターフェイスをチャネル グループに関連付けると、ポート チャネルがない場合は対応するポート チャネルが自動的に作成されます。この場合、ポート チャネルは最初のインターフェイスのレイヤ 2 設定を行います。最初にポート チャネルを作成することもできます。この場合は、Cisco Nexus 1000Vがポート チャネルと同じチャネル番号の空のチャネル グループを作成してデフォルト レイヤ 2 設定を行い、互換性も設定します(「互換性チェック」を参照)。


) 少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、そのポートのチャネルが有効であれば、ポート チャネルはアップしています。メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。


基本設定

ポート チャネル インターフェイスには次の基本設定ができます。

 

表 5-1 ポート チャネル インターフェイスの基本設定

ポート チャネル インターフェイスの基本設定
説明

帯域幅

これは情報目的で設定します。上位レベル プロトコルで使用されます。

遅延

これは情報目的で設定します。上位レベル プロトコルで使用されます。

説明

デュプレックス

Maximum Transmission Unit (MTU)

Maximum Transmission Unit (MTU; 最大伝送ユニット)の設定についての詳細は、 第 2 章「インターフェイス パラメータの設定」 を参照してください。

シャットダウン

ポート速度

互換性チェック

インターフェイスをポート チャネル グループに追加する場合、Cisco Nexus 1000V は、インターフェイスの次の動作アトリビュートをチェックした後に、そのインターフェイスがポート チャネルに参加することを許容します。

ネットワーク レイヤ

(リンク)速度性能

速度設定

デュプレックス性能

デュプレックス設定

ポート モード

アクセス VLAN

トランク ネイティブ VLAN

タグ付きまたは非タグ付き

許容 VLAN リスト

MTU サイズ

SPAN:SPAN の始点または宛先ポートは不可

ストーム制御

フロー制御性能

フロー制御設定

互換性チェックの表示

Cisco Nexus 1000V で実行される互換性チェックの全リストを表示するには、次のコマンドを使用します。

show port-channel compatibility-parameters

チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。これらのアトリビュートは個別のメンバ ポートに設定できます。設定するメンバ ポートのアトリビュートに互換性がない場合、Cisco Nexus 1000Vはこのポートをポート チャネルで一時停止させます。

または、次のパラメータが同じ場合、パラメータに互換性がないポートを強制的にポート チャネルに参加させることもできます。

(リンク)速度性能

速度設定

デュプレックス性能

デュプレックス設定

フロー制御性能

フロー制御の設定

インターフェイスがポート チャネルに参加すると、一部のパラメータが削除され、ポート チャネルの値が次のように置き換わります。

帯域幅

遅延

UDP の拡張認証プロトコル

VRF

IP アドレス(v4 および v6)

MAC アドレス

STP

NAC

サービス ポリシー

Quality of Service(QoS; サービス品質)

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)

インターフェイスがポート チャネルに参加または脱退しても、次に示す多くのインターフェイス パラメータは影響を受けません。

説明

CDP

MDIX

レート モード

シャットダウン

SNMP トラップ


) ポート チャネルを削除すると、すべてのメンバ インターフェイスはポート チャネルから削除されたかのように設定されます。


ポート チャネルを使ったロード バランシング

Cisco Nexus 1000Vは、フレームのアドレスを数値にハッシュしてチャネルのリンクを 1 つ選択することで、ポート チャネルのすべての動作インターフェイス間のトラフィックを負荷分散します。ポート チャネルはデフォルトでロード バランシングを備えています。ポート チャネル ロード バランシングは、MAC アドレス、IP アドレスを使用します。またはレイヤ 4 ポート番号を使用してリンクを選択します。ポート チャネル ロード バランシングは、送信元または宛先アドレス、およびポートの両方またはいずれか一方を使用します。 

ロード バランシング モードを設定して、デバイス全体または指定したモジュールに設定したすべてのポート チャネルに適用することができます。モジュールごとの設定はデバイス全体のロード バランシング設定に優先されます。デバイス全体に 1 つのロード バランシング モードを、指定したモジュールに別のモードを、さらに別の指定したモジュールに別のモードを設定できます。ポート チャネルごとにロード バランシング方式を設定できません。

使用するロード バランシング アルゴリズムのタイプを設定できます。ロード バランシング アルゴリズムを指定し、フレームのフィールドを見て出力トラフィックに選択するメンバ ポートを決定します。


) デフォルト ロード バランシング方式は、送信元 MAC アドレスです。


次のいずれかの方式を使用するデバイスを設定し、ポート チャネル全体を負荷分散できます。

宛先 MAC アドレス

送信元 MAC アドレス

送信元および宛先 MAC アドレス

宛先 IP アドレス

送信元 IP アドレス

送信元および宛先 IP アドレス

送信元 TCP/UDP ポート番号

宛先 TCP/UDP ポート番号

送信元および宛先 TCP/UDP ポート番号

送信元 IP アドレス ロード バランシングを設定する場合、送信元 MAC アドレスを使用してトラフィックを負荷分散します。宛先 MAC アドレス ロード バランシング方式を設定する場合、宛先 MAC アドレスを使用して負荷分散します。

入トラフィックが Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)の場合、ソフトウェアはパケット IP アドレスのラベルの下位部分を参照します。

ポート チャネルを使用するロード バランシング方式は、マルチキャスト トラフィックには適用されません。設定方式にかかわらず、マルチキャスト トラフィックは、次の方式を使用してポート チャネルを負荷分散します。

レイヤ 4 情報を持つマルチキャスト トラフィック:送信元 IP アドレス、送信元ポート、宛先 IP アドレス、宛先ポート

レイヤ 4 情報を持たないマルチキャスト トラフィック:発信元 IP アドレス、宛先 IP アドレス

非 IP マルチキャスト トラフィック:発信元 MAC アドレス、宛先 MAC アドレス

LACP

LACP では、最大 16 のインターフェイスを 1 つのポート チャネルに設定できます。最大 8 つのインターフェイスをアクティブに、最大 8 つのインターフェイスをスタンバイ ステートにできます。

ここでは、次の内容について説明します。

「LCAP の概要」

「ハイ アベイラビリティ」

「LACP Marker Responder」

「LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点」

LCAP の概要


) LCAP は、使用する前に イネーブルにする必要があります。デフォルトでは、LACP はディセーブルです。


LACP をイネーブルにする手順については「LACP のイネーブル化」を参照してください。

図 5-1 に、個別リンクを LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込み、個別リンクとして機能させる方法を示します。

図 5-1 個別リンクをポート チャネルに組み込む

LACP では、最大 16 のインターフェイスを 1 つのチャネル グループにバンドルできます。チャネル グループのインターフェイスが 8 つよりも多い場合、残りのインターフェイスは、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルのホットスタンバイとなります。


) ポート チャネルを削除すると、ソフトウェアは関連付けられたチャネル グループを自動的に削除します。すべてのメンバ インターフェイスはオリジナルの設定に戻ります。


LACP 設定が有効な場合は LACP をディセーブルにできません。

ポートチャネル モード

ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。スタティック ポート チャネルを集約プロトコルを使用せずに実行すると、チャネル モードは常に on に設定されます。

デバイスの LACP をグローバルにイネーブルにして各チャネルの LACP をイネーブルにするには、各インターフェイスのチャネル モードに active または passive を設定します。チャネル グループにリンクを追加すると、LACP チャネル グループの個別リンクにいずれかのチャネル モードを設定できます。


) インターフェイスに active または passive チャネル モードを設定する前に、LACP をグローバルにイネーブルにする必要があります。


表 5-2 に、チャネル モードの説明を記します。

 

表 5-2 ポート チャネルの個別リンクのチャネル モード

チャネル モード
説明

passive

LACP モード。ポートをパッシブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは受信した LACP パケットには応答しますが、LACP ネゴシエーションは開始しません。

active

LACP モード。ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは LACP パケットを送信して、他のポートとのネゴシエーションを開始します。

on

すべてのスタティック ポート チャネル(LACP を実行していない)がこのモードです。LACP をイネーブルにする前にチャネル モードを active または passive にしようとすると、デバイス表示はエラー メッセージを表示します。

各チャネルの LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスのチャネル モードを active または passive に設定します。on ステートの LACP がインターフェイスとネゴシエートしても LACP パケットは受信せず、そのインターフェイスとの個別リンクになります。LACP チャネル グループには参加しません。

デフォルト ポートチャネル モードは on です。

LACP は、 passive および active モードの両方でポート間をネゴシエートして、ポート速度やトランキング ステートなどを基準にしてポート チャネルを形成できるかどうかを決定します。 passive モードは、リモート システムやパートナーが LACP をサポートするかどうか不明の場合に役に立ちます。

次の例のようにモードに互換性がある場合、ポートの LACP モードが異なれば、ポートは LACP ポート チャネルを形成できます。

active モードのポートは、 active モードの別のポートとともにポート チャネルを正しく形成できます。

active モードのポートは、 passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できます。

passive モードのポートは、どちらのポートもネゴシエーションを開始しないため、 passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できません。

on モードのポートは LACP を実行しておらず、 active または passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できません。

LACP ID パラメータ

ここでは、LACP パラメータについて次の内容を説明します。

「ハイ アベイラビリティ」

「LCAP ポート プライオリティ」

「LACP 管理キー」

LACP システム プライオリティ

LACP を実行するどのシステムにも LACP システム プライオリティ値があります。このパラメータのデフォルトの値である 32768 を適用することも、1 ~ 65535 の値を設定することもできます。LACP はシステム プライオリティに MAC アドレスを使用してシステム ID を形成します。また、他のデバイスとのネゴシエーション中にもシステム プライオリティを使用します。システム プライオリティの値が大きいとプライオリティは低くなります。

システム ID は VDC ごとに異なります。


LACP のシステム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。


LCAP ポート プライオリティ

LACP を使用するように設定されたポートにはそれぞれ LACP ポート プライオリティがあります。LACP ポート プライオリティに、デフォルト値である 32768 を適用することも、1 ~ 65535 の値を設定することもできます。LACP はポート番号とともにポート プライオリティを使用して、ポート ID を形成します。

互換性のあるすべてのポートを集約できない制限がある場合、LACP はポート プライオリティを使用して、スタンバイ モードにする必要があるポートを決定し、アクティブ モードにすべきポートを指定します。ポート プライオリティの値が大きいと LACP のプライオリティは低くなります。ポート プライオリティを設定して指定したポートの LACP プライオリティを低くして、ホットスタンバイ リンクではなくアクティブ リンクとして選択されるようにすることができます。

LACP 管理キー

LACP は、LACP を使用するように設定されたポートごとに、チャネルグループ番号と同じ管理キー値を自動的に設定します。管理キーは、他のポートと集約されるポートの機能を定義します。他のポートと集約されるポート機能は、次の要因によって決まります。

ポートの物理特性。データ レートやデュプレックス性能などです。

ユーザが作成した設定に関する制約事項。

LACP Marker Responder

ポート チャネルを使用すればデータ トラフィックを動的に再配布できます。この再配布により、リンクが削除または追加されたり、ロードバランシング スキームが変更されることもあります。トラフィック フローの途中でトラフィックが再配布されると、フレームの秩序が乱れる可能性があります。

LACP は Marker Protocol を使って、再配布によってフレームが重複したり順番が入れ替わらないようにします。Marker Protocol は、所定のトラフィック フローのすべてのフレームがリモート エンドで正しく受信すると検出します。LACP は ポートチャネル リンクごとに Marker PDUS を送信します。リモート システムは、Marker PDU よりも先にこのリンクで受信されたすべてのフレームを受信すると、Marker PDU に応答します。リモート システムは次に Marker Responder を送信します。ポート チャネルのすべてのメンバ リンクの Marker Responder を受信したローカル システムは、トラフィック フローのフレームを正しい順序で再配分します。ソフトウェアは Marker Responder だけをサポートします。

LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点

表 5-3 に、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの主な相違点を示します。

 

表 5-3 LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネル

設定
LACP がイネーブルのポート チャネル
スタティック ポート チャネル

プロトコルを適用

グローバルにイネーブル

適用不可

リンクのチャネル モード

次のいずれかです。

active

passive

on だけ

チャネルの最大リンク数

16

8

ハイ アベイラビリティ

ポート チャネルは、複数のポートのトラフィックを負荷分散することでハイ アベイラビリティを実現します。物理ポートが故障した場合、ポート チャネルのメンバがアクティブであればポート チャネルは引き続き動作します。

ポート チャネルは、ステートフル再起動とステートレス再起動をサポートします。ステートフル再起動はスーパーバイザ切り替え時に発生します。切り替え後、Cisco Nexus 1000Vは実行時の設定を適用します。

ポート チャネルの前提条件

ポート チャネリングには次の前提条件があります。

EXEC モードで Cisco Nexus 1000V にログインします。

シングル ポート チャネルのすべてのポートが、互換性の要件を満たしていること。互換性の要件の詳細については、「互換性チェック」を参照してください。

ポート チャネルは、アップストリーム リンクが同じスイッチに接続されるときに形成できます。

ホストから種々のスイッチに接続されるアップストリーム リンクは、互換性の要件が満たされて、なおかつロード バランシング アルゴリズムが送信元 MAC ベースである場合に、ポート チャネルを形成できます。

注意事項および制約事項

ポート チャネリングには次の注意事項と制約事項があります。

モジュール間のポート チャネルはサポートされていません。

ポート チャネルが互換性の要件を満たして、かつ次の条件のときだけ、複数のアップストリームでポート チャネルを形成することができます。

ホストからのアップリンクが同じスイッチに接続されている。

ホストからのアップリンクが複数のアップストリーム スイッチに接続されているが、ロード バランシング アルゴリズム が送信元 MAC ベースである。

ポート チャネルは、ポート プロファイルを使用して設定できます。詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Port Profile Configuration Guide, Release 4.0 』 を参照してください。

最大 192 のポート チャネルを設定できます。

デバイスに複数のポート チャネルを設定できます。

冗長スーパーバイザ エンジン上のポートも含め、すべてのモジュール上のすべてのイーサネット ポートは、ポート チャネル(最大 8 つのアクティブ ポートを持つ)をサポートします。これらのポートは、物理的に隣接しているポートでなくても、また同じモジュール上のポートでなくてもかまいません。

ポート チャネルを設定した場合、ポート チャネル インターフェイスに適用した設定はポートチャネル メンバ ポートに影響を与えます。メンバ ポートに適用した設定は、設定を適用したメンバ ポートにだけ影響します。

ポート チャネルにポートを追加する前に、ポート セキュリティ情報をそのポートから削除しておく必要があります。同様に、チャネル グループのメンバであるポートにポート セキュリティ情報を追加できません。

ポート チャネル グループに属するポートはプライベート VLAN ポートとして設定しないでください。ポートがプライベート VLAN の設定に含まれている間は、そのポート チャネルの設定は非アクティブになります。

ポート チャネル内のすべてのポートは同じ Cisco Nexus 1000V モジュール内にある必要があり、Cisco Nexus 1000V モジュール間でポート チャネルを設定できません。

変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのメンバ インターフェイスにもそれぞれ変更が適用されます。

チャネル メンバ ポートを発信元または宛先 SPAN ポートにできません。

リンクを介して inband/aipc も伝送される場合に LACP をサポートするには、ESX ホストに接続されるポートで次を設定する必要があります。

spanning-tree portfast trunk

spanning-tree bpdufilter enable


) 制御トラフィックに個別で専用の NIC がある場合は、これらの設定は不要です。


ポート チャネルの設定

ここでは、次の内容について説明します。

「ポート チャネルの作成」

「レイヤ 2 ポートをチャネル グループに追加」

「ポート チャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動」

「ポート チャネルの説明の設定」

「ポート チャネル ロード バランスの設定」


) この機能の Cisco Nexus 1000V コマンドが Cisco IOS コマンドと異なる場合があることに注意してください。


ポート チャネルの作成

この手順を使用すると、ポート チャネルを作成することができます。

始める前に

ポート チャネルを作成すると、Cisco Nexus 1000V は関連するチャネル グループを自動的に作成します。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. show port-channel summary

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# interface port-channel 1

n1000v(config-if)#

指定されたポート チャネルをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。有効範囲は 1 ~ 4096 です。Cisco Nexus 1000V は、チャネル グループがない場合はそれを自動的に作成します。

ステップ 3

show port-channel summary

 

n1000v(config-router)# show port-channel summary

(任意)ポート チャネル設定を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネルを作成する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port-channel 1
 

ポート チャネルおよびグループの削除

この手順を使用すると、ポート チャネルを削除して関連するチャネル グループを削除することができます。

始める前に

ポート チャネルを削除したときのインターフェイス コンフィギュレーションの変化の詳細については、「互換性チェック」 を参照してください。

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no channel-group channel-number

 

n1000v(config)# no channel-group port-channel 1

 

ステップ 3

no interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# no interface port-channel 1

ポート チャネルを削除し、関連するチャネル グループを削除します。

レイヤ 2 ポートをチャネル グループに追加

この手順を使用すると、レイヤ 2 ポートをチャネル グループに追加することができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

すべてのレイヤ 2 メンバ ポートは、全二重モードで同じ速度で実行されている必要があります。

ポート チャネルがない場合は、チャネル グループを作成するとポートチャネルが自動的に作成されます。


) 特定のインターフェイスを特定のポート チャネルに追加できない場合、エラー メッセージにより互換性の問題が示されます。


ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. switchport

4. switchport mode trunk

5. switchport trunk { allowed vlan vlan-id | native vlan-id }

6. channel-group channel- number [ mode { on | active | passive }]

7. show interface type slot/port

8. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

n1000v(config)# interface ethernet 1/4

n1000v(config-if)

指定されたインターフェイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

ステップ 3

switchport

 

n1000v(config-if)# switchport

インターフェイスをレイヤ 2 アクセス ポートとして設定します。

ステップ 4

switchport mode trunk

 

n1000v(config-if)# switchport mode trunk

(任意)インターフェイスをレイヤ 2 トランク ポートとして設定します。

ステップ 5

switchport trunk { allowed vlan vlan-id | native vlan-id }

 

n1000v(config-if)# switchport trunk native 3

(任意)レイヤ 2 トランク ポートに必要なパラメータを設定します。

ステップ 6

channel-group channel-number [ mode { on | active | passive }]

 

n1000v(config-if)# channel-group 5

チャネル グループのポートを変更し、モードを設定します。channel-number の範囲は 1 ~ 4096 です。ポート チャネルがない場合は、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが自動的に作成されます。すべてのスタティック ポート チャネル インターフェイスは、 on モードに設定されます。

ステップ 7

show interface type slot/port

 

n1000v(config-router)# show interface port channel 5

(任意)インターフェイスの内容を表示します。

ステップ 8

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

 

次に、レイヤ 2 イーサネット インターフェイス 1/4 をチャネル グループ 5 に追加する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface ethernet 1/4
n1000v(config-if)# switchport
n1000v(config-if)# channel-group 5

チャネル グループからポートの削除

この手順を使用すると、ポートをチャネル グループから削除し、ポートを元の設定に戻すことができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no channel-group

 

n1000v(config)# no channel-group

ポートをチャネル グループから削除し、ポートを元の設定に戻します。

ポート チャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動

この手順を使用すると、ポート チャネル インターフェイスをシャットダウンして再起動することができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ポート チャネル インターフェイスをシャットダウンすると、トラフィックは通過しなくなりインターフェイスは管理上ダウンします。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. shutdown | no shutdown

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# interface port-channel 2

n1000v(config-if)

指定されたポート チャネル インターフェイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

ステップ 3

shutdown

 

n1000v(config-if)# shutdown

n1000v(config-if)#

インターフェイスをシャットダウンします。トラフィックは通過せず、インターフェイスは管理ダウン状態になります。デフォルトはシャットダウンなしです。

no shutdown

 

n1000v(config-if)# no shutdown

n1000v(config-if)#

インターフェイスをアップに戻します。インターフェイスは管理的にアップとなります。操作上の問題がなければ、トラフィックが通過します。デフォルトはシャットダウンなしです。

ステップ 4

exit

 

n1000v(config-if)# exit

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードに戻します。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

n1000v(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 のインターフェイスをアップする例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port-channel 2
n1000v(config-if)# no shutdown

ポート チャネルの説明の設定

この手順を使用すると、ポート チャネルの説明を設定することができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. description

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# interface port-channel 2

n1000v(config-if)

指定されたポート チャネル インターフェイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

ステップ 3

description

 

n1000v(config-if)# description engineering

n1000v(config-if)#

説明をポート チャネル インターフェイスに追加します。

最大 80 文字です。

デフォルト:説明なしです。

ステップ 4

exit

 

n1000v(config-if)# exit

n1000v(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

n1000v(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 に説明を追加する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port-channel 2
n1000v(config-if)# description engineering

LACP のイネーブル化

LACP はデフォルトでディセーブルです。LACP 設定を開始する前に LACP をイネーブルにする必要があります。LACP 設定が有効な場合は LACP をディセーブルにできません。

LACP は、LAN ポート グループの機能をダイナミックに学習し、他の LAN ポートに通知します。LACP は、正確に一致しているイーサネット リンクを識別すると、リンクを 1 つのポート チャネルとしてまとめます。次に、ポート チャネルは単一ブリッジ ポートとしてスパニングツリーに追加されます。

LACP を設定する手順は次のとおりです。

LACP をグローバルにイネーブルにするには、 feature lacp コマンドを使用します。

LACP をイネーブルにした同一ポート チャネルでは、異なるインターフェイスに異なるモードを使用できます。 指定したチャネル グループに割り当てられた唯一のインターフェイスである場合に限り、モードを active と passive で切り替えることができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの概要

1. config t

2. feature lacp

3. show clis feature

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

feature lacp

 

switch(config)# feature lacp

デバイスの LACP をイネーブルにします。

ステップ 3

show clis feature

 

switch(config)# show clis feature

(任意)イネーブルにされている機能を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、LACP をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminal
switch (config)# feature lacp
 

LACP ポートチャネル ポート モードの設定

LACP をイネーブルにしたら、LACP ポート チャネルのそれぞれのリンクのチャネル モードを active または passive に設定できます。このチャネル設定モードを使えば、LACP でリンクを許容できます。

関連する集約プロトコルを使用せずにポート チャネルを設定すると、リンク両端のすべてのインターフェイスは on チャネル モードを維持します。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. channel-group number mode { active | on | passive }

4. show port-channel summary

5. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

channel-group number mode { active | on | passive }

 

switch(config-if)# channel-group 5 mode active

 

ポート チャネルのリンクのポート モードを指定します。LACP をイネーブルにしたら、リンクごとまたはチャネル全体を active または passive に設定します。

関連する集約プロトコルを使用せずにポート チャネルを実行する場合、ポートチャネル モードは常に on です。

デフォルト ポートチャネル モードは on です。

ステップ 4

show port-channel summary

 

switch(config-if)# show port-channel summary

(任意)ポート チャネルの概要を表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch(config-if)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、LACP をイネーブルにしたインターフェイスを、チャネル グループ 5 のイーサネット インターフェイス 1/4 のアクティブ ポートチャネル モードに設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# channel-group 5 mode active
 

LACP システム プライオリティの設定

LACP のシステム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。

複数の VDC のシステム プライオリティ値を同じ設定にすることができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

LACP をイネーブルにします。

ステップの概要

1. config t

2. lacp system-priority priority

3. show lacp system-identifier

4. copy running-config startup-confi g

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

lacp system-priority priority

 

switch(config)# lacp system-priority 40000

LACP を使用するシステム プライオリティに変更します。有効な値は 1 ~ 65535 で、数字が大きいほどプライオリティは低くなります。デフォルト値は 32768 です。

(注) VDC ごとに LACP システム ID が異なります。これは、この設定値に MAC アドレスが追加されるためです。

ステップ 3

show lacp system-identifier

 

switch(config-if)# show lacp system-identifier

LACP システム ID を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、LACP のシステム プライオリティを 2500 に設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# lacp system-priority 2500

 

LACP ポート プライオリティの設定

LACP をイネーブルにしたら、ポート プライオリティの LACP ポート チャネルにそれぞれのリンクを設定できます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

LACP をイネーブルにします。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. lacp port-priority priority

4. show feature

5. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

lacp port-priority priority

 

switch(config-if)# lacp port-priority 40000.

LACP を使用するポート プライオリティに変更します。有効な値は 1 ~ 65535 で、数字が大きいほどプライオリティは低くなります。デフォルト値は 32768 です。

ステップ 4

show

 

switch(config-if)# show

 

(任意) ... 表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch(config-if)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP ポート プライオリティを 40000 に設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp port-priority 40000
 

ポート チャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定

ポート チャネル インターフェイスに速度とデュプレックスを設定できます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. speed { 10 | 100 | 1000 | auto }

4. duplex { auto | full | half }

5. exit

6. show interface port-channel channel-number

7. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# interface port-channel 2

n1000v(config-if)

設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

speed { 10 | 100 | 1000 | auto }

 

n1000v(config-if)# speed auto

n1000v(config-if)#

ポート チャネル インターフェイスの速度を設定します。デフォルトの自動ネゴシエーションは自動です。

ステップ 4

duplex { auto | full | half }

 

n1000v(config-if)# speed auto

n1000v(config-if)#

ポート チャネル インターフェイスのデュプレックスを設定します。デフォルトの自動ネゴシエーションは自動です。

ステップ 5

exit

 

n1000v(config-if)# exit

n1000v(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 6

show interface port-channel channel-number

 

n1000v(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 に 100 Mbps を設定する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port channel 2
n1000v(config-if)# speed 100

フロー制御の設定

1 Gb 以上で動作するポート チャネル インターフェイスのフロー制御ポーズ パケット送信および受信機能をイネーブルまたはディセーブルにできます。より低速で動作するポート チャネル インターフェイスでは、ポート チャネル インターフェイスのポーズ パケット受信機能だけをイネーブルまたはディセーブルにできます。


) この設定が正しく動作するには、フロー制御リンクのローカルおよびリモート エンドの両方で一致する必要があります。


始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. flowcontrol { receive | send } { desired | off | on }

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

n1000v(config)# interface port-channel 2

n1000v(config-if)

設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

flowcontrol { receive | send } { desired | off | on }

 

n1000v(config-if)# flowcontrol send desired

n1000v(config-if)#

フロー制御パラメータを設定して、ポート チャネル インターフェイスのポーズ パケットを送信および受信します。デフォルトは、ディセーブルです。

ステップ 4

exit

 

n1000v(config-if)# exit

n1000v(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

n1000v(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル グループ 2 にポート チャネル インターフェイスを設定してポーズ パケットを送信および受信する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port channel 2
n1000v(config-if)# flowcontrol receive on
n1000v(config-if)# flowcontrol send on

ポート チャネル ロード バランスの設定

この手順を使用すると、デバイス全体または 1 つのモジュールのポート チャネル ロード バランスを設定することができます。

始める前に

この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。

EXEC モードで CLI にログインします。

モジュールベースのロード バランシングは、デバイスベースのロード バランシングに優先します。

ステップの概要

1. config t

2. port-channel load-balance ethernet { destination-ip | destination-mac | destination-port | source-destination-ip | source-destination-mac | source-destination-port | source-ip | source-mac | source-port } [ module - number ]

3. show port-channel load-balance

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

port-channel load-balance ethernet { destination-ip | destination-mac | destination-port | source-destination-ip | source-destination-mac | source-destination-port | source-ip | source-mac | source-port } [module - number ]

 

n1000v(config)# port-channel load-balance ethernet source-destination-mac

n1000v(config)#

デバイスまたはモジュールのロード バランス方式を設定します。有効範囲はデバイスによって異なります。デフォルトは、 source-destination-mac です。

ステップ 3

show port-channel load-balance

 

n1000v(config-router)# show port-channel load-balance

(任意)ポート チャネル ロード バランス方式を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

n1000v(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、モジュール 5 のポート チャネルに発信元 IP ロード バランスを設定する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# port-channel load-balance ethernet source-ip module 5

ロード バランス デフォルト設定の復旧

この手順を使用すると、デフォルトのロード バランス方式に戻すことができます。

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

n1000v# config t

n1000v(config)#

CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no port-channel load-balance ethernet

 

n1000v(config)# no port-channel load-balance ethernet

デフォルトのロード バランス方式に戻します。

非 IP トラフィックの場合は、 source-destination-mac です。

IP トラフィックの場合は、 source-destination-ip です。

 

ポート チャネル設定の確認

次のコマンドを使用すると、ポート チャネル構成情報を表示することができます。

 

コマンド
目的

show interface port-channel channel-number

ポート チャネル インターフェイスのステータスを表示します。

show port-channel compatibility-parameters

ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。

show port-channel database [ interface port-channel channel-number]

1 つ以上のポート チャネル インターフェイスの集約状態を表示します。

show port-channel load-balance

ポート チャネルで使用するロード バランシングのタイプを表示します。

show port-channel summary

ポート チャネル インターフェイスの概要を表示します。

show port-channel traffic

ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。

show port-channel usage

使用チャネル数および未使用チャネル数の範囲を表示します。

show running-config interface port-channel channel-number

ポート チャネルの実行コンフィギュレーション情報を表示します。

コマンド出力の内容についての詳細は、『 Cisco Nexus 1000V Command Reference, Beta 2 Release 』を参照してください。

統計情報の表示

次のコマンドを使用すると、ポート チャネル インターフェイス構成情報を表示することができます。

 

コマンド
目的

clear counters interface port-channel channel-number

カウンタをクリアします。

show interface counters [module module ]

入力および出力オクテット ユニキャスト パケット、マルチキャスト パケット、ブロードキャスト パケットを表示します。

show interface counters detailed [all]

入力パケット、バイト、マルチキャストおよび出力パケット、バイトを表示します。

show interface counters errors [module module ]

エラー パケットの数を表示します。

ポート チャネルの設定例

次に、ポート チャネルを作成し、そのポート チャネルに 2 つのレイヤ 2 インターフェイスを追加する例を示します。

n1000v# config t
n1000v(config)# interface port-channel 5
n1000v(config-if)# interface ethernet 1/4
n1000v(config-if)# switchport
n1000v(config-if)# channel-group 5 mode active
n1000v(config-if)# interface ethernet 1/7
n1000v(config-if)# switchport
n1000v(config-if)# channel-group 5 mode
 

デフォルト設定

次の表に、ポート チャネルのデフォルト設定を示します。

 

パラメータ
デフォルト

ポート チャネル

管理アップ

レイヤ 3 インターフェイスのロード バランシング方式

送信元および宛先 IP アドレス

レイヤ 2 インターフェイスのロード バランシング方式

送信元および宛先 MAC アドレス

モジュールごとのロード バランシング

ディセーブル

チャネル モード

on

その他の関連資料

ポート チャネルの実装に関する追加情報については、次のセクションを参照してください。

「関連資料」

「標準規格」

関連資料

関連項目
マニュアル タイトル

レイヤ 2 インターフェイスの設定

第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」

システム管理

『Cisco Nexus 1000V System Management Configuration Guide, Release 4.0

リリース ノート

『Cisco Nexus 1000V Release Notes, Release 4.0

標準規格

標準規格
タイトル

IEEE 802.3ad

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