スイッチの設置
スイッチの設置

目次

スイッチの設置

この章では、Catalyst 6880-X スイッチを設置する手順を説明します。 シャーシ設置の全体的手順の中にあるポインタは、異なるコンポーネントとアセンブリの設置に関する別の手順を示しています。

インストール作業

スイッチを設置する手順は、次の表に示す一連の作業に細分できます。

タスク

説明

スイッチの開梱

梱包材からスイッチを取り出します。

(注)     

シャーシを移動する必要がある場合は、梱包材を後で使用できるように保管しておいてください。

スイッチの設置

Catalyst 6880-X シャーシはラックに搭載できます。

システムのアースへのシャーシの接続

建物のアースからシャーシのシステム アース ポイントに、システム アース線を接続します。

電源装置(1 つまたは複数)の設置と配線

スイッチと同時に注文された電源装置がスイッチに取り付けられています。 別に注文した場合は、電源装置を取り付けてください。 電源装置を接続します。

シャーシとモジュールのネットワークへの接続

シャーシの各種ポートをネットワークに接続する必要があります。 この手順は、ネットワーク インターフェイス ケーブルをポートに接続するだけの場合や、何らかのトランシーバをポートに取り付けてからネットワーク インターフェイス ケーブルをトランシーバに接続する場合があります。

シャーシの電源投入

ネットワークのケーブル接続を行い、システム アースが接続されていることを確認した後、電源装置をオンにします。 システムの電源が投入され、一連の組み込み診断が実行されます。

安全上の警告


警告


クラス 1 レーザー製品です。 ステートメント 1008

警告


この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。 立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。 ステートメント 1017

警告


この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。 すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。 ステートメント 1028

警告


この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030

警告


けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対にしないでください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。 ステートメント 1032

警告


システムの稼働時には、バックプレーンに危険な電圧または電流が流れています。 保守を行う場合は注意してください。 ステートメント 1034

警告


この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。 一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。 ステートメント 1045

警告


装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046

警告


装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。 ステートメント 1074

警告


接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。 レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。 ステートメント 1051

この章の設置手順を開始する前に、「設置環境チェックリスト」(2-15 ページ)を参照して、設置環境のすべてのアクティビティが完了していることを確認してください。

ラックに設置する場合の注意事項


(注)  


Catalyst 6880-X スイッチは、標準 19 インチ ラックに設置できるように設計されています。


スイッチをラックに取り付ける前に、装置ラックが次の条件を満たしているかどうかを確認してください。

  • ラックの幅(前面の 2 つの取り付け板の間またはレール間の幅)が次の値のいずれかであること。

    • 17.5 インチ(44.45 cm)

    • 17.75 インチ(45.09 cm)

  • ラックの奥行(前後の取り付け板の間の間隔)が 19.25 インチ(48.9 cm)以上であること。

  • ラックには、上下方向にもシャーシが入るだけの高さがあること。シャーシの高さ: 8.75 インチ(22.23 cm) (5 RU)


(注)  


シャーシの高さは、ラックマウント単位(RU または単に U)で示されることがあります。1 RU および 1 U は 1.75 インチ(44.45 mm)です。 標準的なサーバ ラックの高さは 42 RU または 42 U です。



注意    


ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキなどでラックが固定されていることを確認してください。

警告


安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 ステートメント 1048

警告


ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。

  • ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
  • ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
  • ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。 ステートメント 1006


(注)  


Catalyst スイッチ シャーシを通して適切に換気するには、壁とシャーシ吸気口の間や壁とシャーシ排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上離すことを推奨します。 また、シャーシの過熱空気の排気口と別のシャーシの吸気口との間は 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。 空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。


スイッチの開梱


(注)  


スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。 梱包用の箱は平らにしてパレットとともに保管してください。 スイッチを移動したり輸送したりする場合に、この箱が必要になります。


アクセサリ キットの内容を確認します。 アクセサリ キットには次のものが入っています。

  • アース ラグおよび使い捨ての静電気防止用リスト ストラップ。
  • 注文したオプション機器(コンソール ケーブル、トランシーバ、特殊コネクタなど)。

  • ブランク カバーは、シャーシのポート カード スロットおよび電源装置スロット取り付けられています。

  • ラックマウント シェルフ キットが提供されています。このキットには、シャーシをラックに取り付ける場合にシャーシを支持するためのブラケットおよびトレイが含まれています。

シャーシ設置キットとケーブル ガイド

Catalyst 6880-X シャーシにはアクセサリ キットが付属しています。アクセサリ キットには、以下のシャーシ設置キットとケーブル ガイドが含まれます。

  • 標準 19 インチ用ラックマウント L 型ブラケット(出荷時にシャーシに取り付け済み)。 関連するラックマウント用ハードウェアが、アクセサリ キットに含まれます。

  • 5 RU ラックマウント シェルフ キットが、アクセサリ キットに含まれます。

  • 2 個のケーブル マネジメント ガイドが、アクセサリ キットに含まれます。

スイッチ シャーシの設置

設置アクセサリ キット

Catalyst 6880-X スイッチ シャーシは、標準の開放型または密閉型 19 インチ ラックに設置するように設計されています。 シャーシは、シャーシの左前および右前に19 インチ ラックマウント L 型ブラケットが工場で取り付けられた状態で出荷されます。 シャーシをラックエンクロージャに固定するネジはアクセサリ キットに含まれています。


(注)  


製造元によっては、10-32 または 12-24 のどちらかのネジに合わせてネジ山の切られた穴が、ラックの支柱にあらかじめ設けられている場合があります。 ラックの支柱にネジ穴がない場合は、10-32 または 12-24 のクリップ ナットまたはケージ ナットを取り付けて、ラックマウントのネジを固定する必要があります。 クリップ ナットまたはケージ ナットはアクセサリ キットには付属していないので、お客様ご自身で用意していただく必要があります。


アクセサリ キットには次のシャーシ設置キットも含まれます。

  • ラックマウント シェルフ キット ラックマウント シェルフ キットは、シャーシの重量を支えるために使用します。

  • ケーブル ガイド:この 2 個のケーブル ガイドは、シャーシのラックマウント ブラケットをラックの支柱に固定するものと同じネジを使用して、シャーシの前面に取り付けることができます。

シャーシの L 型ブラケット

Catalyst 6880-X スイッチ シャーシは、次の図に示すように、シャーシの両側の前方に 2 つの L 型ブラケットが取り付けられた状態で出荷されます。

図 1. Catalyst 6880-X スイッチ シャーシのブラケット

1

右側の L 型ブラケット

3

取っ手(シャーシの両側に 1 つずつ)

2

左側の L 型ブラケット

ラックマウント シェルフ キットの取り付け

シャーシを設置する前に、アクセサリ キットに含まれているラックマウント シェルフ キットを取り付ける必要があります。 ラックマウント シェルフ キットは、Catalyst 6880-X スイッチ アクセサリ キットの一部として提供されます。 このキットには、シェルフ ブラケット(2 種類)、シェルフ サポート、ネジが含まれています。 シェルフ ブラケットは、ラックに直接取り付けて、シャーシの重量を支えます。

必要な工具

ラックマウント シェルフ キットの取り付けには、次の工具および器具が必要です。

  • No.1 および No.2 プラス ドライバ

  • 3/16 インチ マイナス ドライバ

  • メジャーおよび水準器

シェルフ ブラケットおよびシェルフの取り付け


(注)  


古い装置ラックの多くでは、10-32 または 12-24 のどちらかのネジに合わせてネジ山の切られた穴が、ラックの支柱にあらかじめ設けられています。 新しいラックエンクロージャの支柱の穴には、ネジ山が切られていない場合があります。 このようなラックエンクロージャの支柱では、10-32 または 12-24 のクリップ ナットまたはケージ ナットを取り付けて、ラックマウントのネジを固定する必要があります。 クリップ ナットまたはケージ ナットはアクセサリ キットには付属していないので、お客様ご自身で用意していただく必要があります。

シェルフ ブラケットを取り付ける前に、ラック・システムの左右のレールの内側間の隙間を測定します。

  • レールの内側の間隔が 17.5 インチ(44.45 cm)の場合、「シェルフ ブラケットおよびシェルフの取り付け:17.5 インチ (44.45 cm)」(3-6 ページ)の手順に従ってください。

  • レールの内側の間隔が 17.75 インチ(45.09 cm)の場合、「シェルフ ブラケットおよびシェルフの取り付け:17.75 インチ (45.09 cm)」(3-8 ページ)の手順に従ってください。

シェルフ ブラケットおよびシェルフの取り付け:17.5 インチ (44.45 cm)

はじめる前に

次の図および表を確認してください。

図 2. 17.5 インチ(44.45 cm)のラックへのシェルフ ブラケット の取り付け

1

左レール

4

右シェルフ ブラケット

2

左シェルフ ブラケット

5

シェルフ サポート

3

右レール

6

M4 皿プラスネジ

手順
    ステップ 1  

    図に示すように、左シェルフ ブラケットのフランジ サポートを左レールの前面に合わせます。 (または、左シェルフ ブラケットのフランジ サポートを左レールの背面に合わせてもかまいません)。

    ステップ 2  

    4 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットをラックに固定します。

    ステップ 3  

    図に示すように、右シェルフ ブラケットのフランジ サポートを右レールの前面に合わせます。 ステップ 1 で左シェルフ ブラケットの代替ポジションを使用した場合は、右シェルフ ブラケットにも代替ポジションを使用します。 ブラケットがお互いに水平であることを確認します。

    ステップ 4  

    4 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットをラックに固定します。

    ステップ 5  

    シェルフ ブラケットの底のフランジに載るようにシェルフを置きます。 シェルフの底の押出し成形材がフランジの開口にはまるはずです。

    ステップ 6  

    シェルフ ブラケットごとに 2 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットのフランジ サポートにシェルフを固定します。


    シェルフ ブラケットおよびシェルフの取り付け:17.75 インチ (45.09 cm)

    はじめる前に

    次の図および表を確認してください。

    図 3. 17.75 インチ(45.09 cm)のラックへのシェルフ ブラケット の取り付け

    1

    左レール

    4

    右レール

    2

    左シェルフ ブラケット

    5

    シェルフ サポート

    3

    右シェルフ ブラケット

    手順
      ステップ 1  

      上の図に示すように、左シェルフ ブラケットのフランジ サポートを左レールの背面に合わせます。

      ステップ 2  

      4 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットをラックに固定します。

      ステップ 3  

      上の図に示すように、右シェルフ ブラケットのフランジ サポートを右レールの背面に合わせます。 ブラケットがお互いに水平であることを確認します。

      ステップ 4  

      4 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットをラックに固定します。

      ステップ 5  

      シェルフ ブラケットの底のフランジに載るようにシェルフを置きます。 シェルフの底の押出し成形材がフランジの開口にはまるはずです。

      ステップ 6  

      シェルフ ブラケットごとに 2 本のネジを使用して、シェルフ ブラケットのフランジ サポートにシェルフを固定します。


      シャーシのラックへの取り付け


      (注)  


      シャーシは、ANSI/EIA 310-D 規格および ETS 300-119 規格に適合する装置ラックに取り付けるように設計されています。
      手順
        ステップ 1  

        シャーシをラックに取り付ける前に、シャーシを推奨位置のいずれかに取り付けるには L 型ブラケットを移動する必要があるかどうを判別します。

        • シャーシの前面とラック前面がほぼ面一になるようにする場合:

          • シャーシは、L 型ブラケットが正しい位置に取り付けられた状態で出荷されています。これらを移動する必要はありません。

        • シャーシの約 4 分の 1 がラックより前に出るようにする場合:

          • L 型ブラケットのネジを取り外します。

          • L 型ブラケットが最初に取り付けられていた穴の後にある穴の最初のセットに L 型ブラケットを合わせ直します(次の図を参照)。

          • ブラケットをネジで固定します。

        • シャーシの約半分がラックより前に出るようにする場合:

          • L 型ブラケットのネジを取り外します。

          • L 型ブラケットが最初に取り付けられていた穴の後にある穴の 2 番目のセットに L 型ブラケットを合わせ直します(次の図を参照)。

          • ブラケットをネジで固定します。

        図 4. シャーシ取り付け位置変更用のネジ穴の位置

        1

        右側の L 型ブラケットの最初の位置。 シャーシを取り付けると、シャーシの前面がとほぼ面一になります。

        3

        L 型ブラケットの取り付け位置を変更するためのネジ穴。 シャーシを取り付けると、シャーシの約 4 分の 1 がラックの前に出ます。

        2

        左側の L 型ブラケットの最初の位置。 シャーシを取り付けると、シャーシの前面がとほぼ面一になります。

        4

        L 型ブラケットの取り付け位置を変更するためのネジ穴。 シャーシを取り付けると、シャーシの約半分がラックの前に出ます。

        ステップ 2  

        シャーシの両側にそれぞれ 1 人が付き、片方の手でシャーシ側部の取っ手(上図を参照)を持ち、もう一方の手をシャーシ背面に添えてバランスをとります。 2 人の呼吸を合わせてシャーシをゆっくり持ち上げます。 急に向きを変えたり、動かしたりして、けがをしないように注意してください。

        ステップ 3  

        シャーシの後端をラックマウント シェルフに載せ、L 型ブラケットがラック システムのフロント レールに接触するまで慎重にシャーシをラックに挿入します。

        ステップ 4  

        シャーシの L 字金具の穴と位置が合うラック支柱の穴を確認します。 ラック支柱の穴に既にネジ山が切られている場合は、ネジが 10-32 または 12-24 のどちらであるかを確認します。 ラック支柱の穴にネジ山が切られていない場合は、8 個または 10 個(両側に 4 個または 5 個ずつ)の 10-32 または 12-24 のクリップ ナットまたはケージ ナットをラック支柱の穴に取り付けて、取り付け用のネジを受け入れます。

        (注)      クリップ ナットまたはケージ ナットは、シャーシに付属するアクセサリ キットには含まれません。 お客様ご自身で用意していただく必要があります。
        ステップ 5  

        オプションのケーブル ガイド アセンブリの一方または両方を取り付ける場合は、下の図に示すように、ケーブル ガイドの取り付け穴がラックマウント ブラケットの穴およびラック支柱の穴と一致するように、ケーブル ガイドの位置を調節します。

        ステップ 6  

        8 本の 10-32 または 12-24 のネジ(両側に 4 本ずつ)をすべて、ケーブル ガイド取り付け穴、ラックマウント L 型ブラケットの穴、ラック支柱の穴を通してクリップ ナットに取り付け、ケーブル ガイドとシャーシをラックの支柱に固定します。 ネジをしっかりと締めます

        図 5. マウントのケーブル マウント ガイドの取り付け

        1

        ケーブル ガイド

        図 6. マウントのケーブル マウント ガイドの取り付け

        1

        10-32 ネジまたは 12-24 ネジ


        次の作業

        シャーシを決められた位置に取り付けた後、次の手順に従って設置作業を完了します。

        システム アースの確立

        ここでは、Catalyst 6880-X スイッチにシステム アースを接続する方法について説明します。


        注意    


        3P AC プラグ(アース付き)だけを使用してシャーシを設置すると、装置に問題が発生したり、データが破損したりする危険性が、3P AC プラグ(アース付き)とシステム アースの両方を使用して適切に設置された場合よりもはるかに高くなります。

        システム アースにより、EMI シールド要件に対するアースや、モジュールにある低電圧電源装置(DC-DC コンバータ)のアースが強化されます。 シャーシのシステム アースについては、次の注意事項に従う必要があります。

        • システム アースは、すでに電力アース接続が確立されているその他のラックまたはシステムに接続する必要があります。 FXS モジュールが取り付けられている場合、またはこの装置が米国あるいは欧州の電話局に取り付けられている場合は、 システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

        • システム アース接続と電源アース接続の両方をアースにつなぐ必要があります。 FXS モジュールが取り付けられている場合、またはこの装置が米国あるいは欧州の電話局に取り付けられている場合は、 システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

        • DC 入力電源装置を使用する場合は、電源からの DC 電源ケーブルを DC PEM に接続する前にシステム アースを取り付ける必要があります。 システム アースを接続する前には、シャーシの電源をオフにしてください。


        (注)  


        すべてのケースにおいて、アース接続の方法は、National Electric Code(NEC)の第 250 条に定める要件またはその地域の法令に準拠する必要があります。 シャーシからラック アースまたは共通ボンディング網(CBN)に直接アース接続する場合、6 AWG アース線を使用することを推奨します。 装置ラックも 6 AWG アース線を使用して、CBN に接続する必要があります。

        (注)  


        システム アースは、DC 入力電源装置が搭載されたシャーシの主要な保護アースとして機能します。 これらのシャーシの DC 入力電源装置には、個別のアースはありません。


        必要な工具と部品

        システム アースを接続するには、次の工具と部品が必要です。

        • アース ラグ:2 つのネジ穴がある標準のバレル ラグ。 最大 6 AWG のアース線をサポートします。 アクセサリ キットに同梱されています。

        • アース用ネジ:M4 x 8 mm(メトリック)なべネジ× 2。 アクセサリ キットに同梱されています。

        • アース線:アクセサリ キットには同梱されていません。 アース線のサイズは、地域および国内の設置要件に従ってください。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。 一般に入手可能な 6 AWG 線を推奨します。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。

        • No. 1 プラス ドライバ。

        • アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。

        • アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。

        システムのアース接続手順

        シャーシのアースを確立するには、シャーシのアース ラグからラックにアース ケーブルを接続する必要があります。

        はじめる前に

        次の図および表を確認してください。

        図 7. システム アースの位置

        1

        システム アース ラグの位置

        手順
          ステップ 1  

          ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。

          ステップ 2  

          アース線の被覆をはぎとった端をアース ラグの開口端に挿入します。

          ステップ 3  

          アース線をアース ラグのバレルに圧着します。 アース線がアース ラグに確実に接続されていることを確認します。

          ステップ 4  

          アース パッドの位置にアース ラグを合わせて、金属同士がしっかり接触するようにします。

          ステップ 5  

          2 本の M4 ネジでシャーシにアース ラグを固定します。 アース ラグおよびアース線が他のスイッチ ハードウェアまたはラック内の機器の妨げにならないようにしてください。

          ステップ 6  

          アース線のもう一方の端にリング型ラグを取り付け、これをネジでラックに固定します。


          スイッチ シャーシへの電源装置の取り付け

          シャーシの電源装置(AC または DC)は、スイッチ シャーシと別に出荷されることがあります。 電源装置をパッケージから取り出し、電源装置の取り付けを参照して、スイッチに取り付け、設置場所の電源に接続してください。


          (注)  


          1 つのシャーシに AC 入力電源装置と DC 入力電源装置を混在させることができます。

          スイッチ シャーシへのポート カードの取り付け

          モジュラ ポート カードはオプションであり、スイッチ シャーシとは別に出荷されることがあります。 ポート カードを出荷パッケージから取り出し、続いて取り付けます。モジュラ ポート カードの取り付け の項を参照してください。

          スイッチ コンソール ポートの接続

          ここでは、スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートに端末またはモデムを接続する手順を説明します。 スーパーバイザ エンジン上のコンソール ポートは次の用途に使用できます。

          • CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用してスイッチを設定する。
          • ネットワークの統計データおよびエラーを監視する。
          • SNMP エージェント パラメータを設定する。
          • ソフトウェア アップデートをスイッチにダウンロードする。またはフラッシュ メモリ内のソフトウェア イメージを接続デバイスに配布する。

          コンソール ポートは、シャーシの前面パネルにあります。

          スイッチに付属のアクセサリ キットには、端末またはモデムをコンソール ポートに接続するためのケーブルおよびアダプタが含まれています(それらを注文した場合)。 付属品のケーブルおよびアダプタを使用してコンソール ポートに端末を接続する手順は、次のとおりです。

          手順
            ステップ 1  

            RJ-45 to RJ-45 ケーブルおよび RJ-45 to DB-25 DTE アダプタまたは RJ-45 to DB-9 DTE アダプタ([Terminal] のラベル)を使用してポートに接続します。

            ステップ 2  

            ケーブル ガイドにケーブルを収めます(ケーブル ガイドを使用する場合)。 ケーブルが折れ曲がっていないことを確認します。

            ステップ 3  

            端末のマニュアルを調べて、ボー レートを確認します。 端末のボー レートがコンソール ポートのデフォルトのボー レート(9,600 ボー)と一致していなければなりません。 端末を次のように設定します。

            • 9600 ボー

            • 8 データ ビット

            • パリティなし

            • 1 ストップ ビット


            アップリンク ポートの接続

            SFP および SFP+ トランシーバ モジュール

            SFP モジュールおよび SFP+ トランシーバ モジュールは、銅線または光ファイバ接続を使用して他の装置と接続できます。 これらのトランシーバ モジュールは現場交換可能であり、SFP モジュール スロットに取り付けられることにより、アップリンク インターフェイスを提供します。 SFP モジュールは光ファイバ接続用の LC コネクタ、または銅線接続用の RJ-45 コネクタを備えています。

            互換性マトリクスを含む Cisco SFP および SFP+ トランシーバ モジュールのマニュアルについては、次の URL を参照してください。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​hw/​modules/​ps5455/​products_​device_​support_​tables_​list.html

            SFP および SFP+ トランシーバ モジュールの取り付け

            はじめる前に

            ケーブルの仕様については、付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。

            次の注意事項をよくお読みください。


            警告


            クラス 1 レーザー製品です。 ステートメント 1008
            • SFP トランシーバ モジュール ポートの埃よけプラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまで取り外さないでください。 これらのプラグおよびキャップは、モジュール ポートやケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

            • SFP トランシーバ モジュールの取り付けおよび取り外しによって、モジュールの寿命が短くなる可能性があります。 SFP トランシーバ モジュールの取り外しや取り付けは、必要最低限にしてください。

            • 静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。


            (注)  


            モジュラ ポート カードから SFP または SFP+ モジュールを取り付ける場合は、ポート カードでの SFP および SFP+ トランシーバ モジュールの取り付け の項を参照してください。
            手順
              ステップ 1  

              手首に静電気防止用リスト ストラップを着用して、ストラップの機器側をアース表面に接続します。

              ステップ 2  

              SFP モジュールは、送信側(Tx)および受信側(Rx)の印があるほうが上面です。

              SFP トランシーバ モジュールによっては、送信側と受信側(Tx と Rx)の印の代わりに、接続の方向を示す矢印が付いている場合もあります。

              ステップ 3  

              ベールクラスプ ラッチ付きの SFP トランシーバ モジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。

              ステップ 4  

              モジュールをスロットの開口部に合わせて、コネクタをスロットの奥にはめ込みます。

              図 8. SFP トランシーバ モジュールのポートへの SFP モジュールの取り付け





              ステップ 5  

              モジュールにベール クラスプ ラッチが付いている場合は、ラッチを閉じて SFP トランシーバ モジュールを固定します。

              (注)      小さい番号のポートに SFP トランシーバ モジュールを挿入する場合は、モジュールを反転させる必要があります。
              ステップ 6  

              SFP のダスト プラグを取り外して保管します。

              ステップ 7  

              SFP ケーブルを接続します。

              図 9. SFP トランシーバ モジュールが取り付けられたポート


              SFP および SFP+ トランシーバ モジュールの取り外し


              (注)  


              モジュラ ポート カードから SFP または SFP+ モジュールを取り外す場合は、モジュラ ポート カードからの SFP または SFP+ モジュールの取り外し の項を参照してください。
              手順
                ステップ 1  

                手首に静電気防止用リスト ストラップを着用して、ストラップの機器側をアース表面に接続します。

                ステップ 2  

                SFP トランシーバ モジュールからケーブルを取り外します。 ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(Tx)と受信(Rx)を間違えないように注意してください。

                ステップ 3  

                光インターフェイスを清潔に保つために、SFP トランシーバ モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

                ステップ 4  

                ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。 指でラッチを開けない場合は、小型のマイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを開きます。

                ステップ 5  
                SFP トランシーバ モジュールを持ち上げて、スロットからゆっくり引き出します。
                ステップ 6  

                SFP トランシーバ モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保護環境下に置いてください。


                スイッチ シャーシのインストレーションの確認

                手順
                  ステップ 1  

                  空のモジュール スロットすべてにブランクの前面プレートが取り付けられて、プレートの取り付けネジが締まっていることを確認します。 ブランクの前面プレートを取り付けると、シャーシのエアーフローが最適になり、電磁波干渉が抑えられます。

                  警告    ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。 システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。 ステートメント 1029
                  ステップ 2  

                  電源装置のスイッチをオンにして、システムに電力を供給します。 電源投入シーケンスの間に、システムは一連のブートアップ診断テストを実行します。

                  追加のシステム診断テストも実行できます。 これらのテストを行うと、システムをネットワークに追加する前にシステムで完全な健全性チェックを行い、システムの実行中にシステムの健全性を監視することが可能になります。 詳細については、3-19 ページの「オンライン診断」を参照してください。

                  ヒント    非実働環境でシステムを計画する場合、破壊テストを含むすべての診断テストを行い、事前にあらゆる障害からシステムを保護することを推奨します。

                  オンライン診断

                  Cisco IOS を実行するスイッチには、多くのレベルのオンライン診断機能が搭載されています。 オンライン診断は、次の 4 つのカテゴリに分けられます。

                  • ブートアップ:ブートアップ、モジュール OIR、またはバックアップのスーパーバイザ エンジンへの切り替えの間に、ブートアップ診断が自動的に実行されます。

                  • バックグラウンド ヘルス:システムによってモニタリング診断テストが絶えず行われて、システムの健全性を監視します。

                  • オンデマンド オンライン診断:オンデマンド オンライン診断は、CLIから任意のテストを行う場合に使用できます。 また、オンデマンド オンライン診断を実行して、システム ハードウェアについて健全性チェックを行うこともできます。 これらのテストの一部には破壊テストがあり、トラフィック フローに影響を与えます。疑似障害を避けるためにオンデマンド診断の注意事項には正確に従う必要があります。

                  • スケジュール診断:スケジュール診断は、上記のテストのいずれかをユーザが指定した間隔で実行する際に使用できます。

                  オンライン診断テストの詳細およびそれらの実行方法については、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。