Cisco Catalyst 6807-XL Switch Hardware Installation Guide(Cisco Catalyst 6807-XL スイッチハードウェア設置ガイド)
FRU の取り外しおよび取り付け
FRU の取り外しおよび取り付け

FRU の取り外しおよび取り付け

この章では、スイッチのフィールド交換ユニット(FRU)に関する取り外しおよび交換手順について説明します。


警告


この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030


ホットスワップ(OIR)

活性挿抜(OIR)機能を使用して、システムをオンラインにしたままモジュールの取り外しおよび交換を行うことができます。 モジュールを取り外す前にシャットダウンし、取り付けたあとで再起動しても、他のソフトウェアまたはインターフェイスはシャットダウンされません。

(注)  


取り外しおよび取り付けを行うモジュールは、一度に 1 つだけにしてください。 モジュールの取り外しおよび取り付け後に、モジュールの LED を確認してから次の作業を始めます。

モジュールの取り外しおよび取り付けを行うと、スイッチはモジュールのトラフィック処理を停止し、設定の変更がないかどうかシステムを走査します。 各インターフェイス タイプがシステム コンフィギュレーションと照らし合わせてチェックされます。そのあと、システムは新しいモジュールに関して診断を実行します。 モジュールの取り付けおよび取り外し中に、通常の動作が中断されることはありません。

スイッチは、同一の交換モジュールだけをオンラインにできます。 同一モジュールの OIR をサポートするために、モジュールを取り外すときにモジュールの設定は running-config ファイルから削除されません。

交換モジュールと取り外したモジュールが異なる場合は、交換モジュールを設定してからでないと、スイッチはモジュールをオンラインにできません。

レイヤ 2 MAC アドレスは EEPROM 上に保存され、システムがスイッチング テーブルおよびデータ構造を更新しなくても、モジュールをオンラインで交換できます。 レイヤ 2 MAC アドレスは、インストールされているモジュールのタイプとは関係なく、スーパーバイザ エンジンを交換しない限り変更されません。 スーパーバイザ エンジンを交換すると、すべてのポートのレイヤ 2 アドレスが、新しいスーパーバイザ エンジン上のアドレス アロケータで指定されるアドレスに変更されます。

電源モジュールの取り外しおよび取り付け

このセクションでは、PSM の取り外しと取り付けについて説明します。

(注)  


  • スイッチ シャーシに取り付けた PSM は AC 入力だけにする必要があります。
  • PSM は、システムの動作中に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したりシステムが損傷したりすることがないように設計されています。


注意    


電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。


AC 電源の取り付け

AC 入力 PSM の取り付け手順は、次のとおりです。

はじめる前に

警告


高リーク電流:システムの電源接続の前にアース接続を行う必要があります。 ステートメント 342


  • アースの接続方法については、システム アースの確立 を参照してください。
  • PSM のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
手順
    ステップ 1   電源装置ベイにブランク カバーが取り付けられている場合はそれを外します。 電源装置ベイからブランク カバーを取り外すには、ブランク カバーの 2 つの固定クリップを親指と人差し指でつかみます。
    図 1. 電源装置ブランクの取り外し

    1

    システムの電源スイッチ

    3

    ブランク カバー上の固定クリップ

    2

    電源装置ブランク

       
    ステップ 2   PSM を出荷パッケージから取り出します。
    ステップ 3   電源装置ベイに PSM を差し入れます。 PSM がベイに完全に装着されていることを確認します。
    ヒント   

    電源装置ベイ内のスロットは、PSM が 1 方向のみに確実に設置されるようにします。

    図 2. 電源モジュール(PSM)の取り付け

    1

    電源装置ベイのスロット

    3

    ラッチ

    2

    スロットに差し入れる PSM 上の節

    4

    非脱落型ネジ

    ステップ 4   ラッチを回転させ、非脱落型ネジを締めてラッチを固定します。
    ステップ 5   対応する電源入力モジュール(PEM)に AC 電源コード(片方の端は電源に接続)を接続します。 たとえば、PSM をベイ 1 にインストールした場合は電源コードを AC1 に接続します。

    特定の AC 電源装置でサポートされる AC 電源コードのリストについては、3000 W 電源装置の AC 電源コードを参照してください。

    ステップ 6   PEM の横のケーブル クランプのネジを締めます。 これにより、電源ケーブルが誤って引き抜かれないようにします。 図 1 の番号(5)を参照してください。

    AC 電源の取り外し

    各電源モジュールは 100 % 負荷時に 20 ミリ秒の電源保持時間を持ち、OIR を完全にサポートします。 AC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。

    警告


    システムの稼働時には、バックプレーンに危険な電圧または電流が流れています。 保守を行う場合は注意してください。 ステートメント 1034


    はじめる前に

    非脱落型ネジを緩めるには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。

    手順
      ステップ 1   電源モジュールの非脱落型ネジを緩め、ラッチを押し下げます。
      図 3. PSM および PEM

      1

      デュアル可変速ファン

      4

      非脱落型ネジ

      2

      PSM LED

      5

      PEM の横のケーブル クランプ

      3

      ラッチ

         
      ステップ 2   電源装置ラッチをつかみ、電源装置を引いてシャーシから少し引き出します。 反対の手で電源装置の底面を支え、電源装置をシャーシから完全に引き抜きます。
      ステップ 3   電源装置ベイを空いたままにして置く場合は以下を実行します。
      1. アクセサリ キットに同梱されるブランク(シスコ部品番号 C6800-PS-CVR=)を取り付けます。
      2. 任意: ケーブル クランプを緩め、電源コードを取り外すことで、対応する電源コードを外します。

      ファン トレイの取り外しおよび取り付け

      ここでは、ファン トレイの取り外しおよび取り付けの方法について説明します。


      (注)  


      ファン トレイは、システムの動作中(電源オン)に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したりシステムが損傷したりすることがないように設計されています。


      ファン トレイの取り付け

      新しいファン アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。

      手順
        ステップ 1   パッケージからファン トレイを取り外します。
        ステップ 2   ファン トレイ ハンドルを片手で持ちます。 もう一方の手をファン トレイの下に置きます。 (正しく置いた場合、ファン トレイ LED が一番上になります)。
        ステップ 3   シャーシによりかかかるようにファン モジュールをファン トレイ ベイの前面に置き、ファン モジュールを少し持ち上げてベイの最上部および最下部と位置を合わせ、ファン モジュールがバックプレーンに配置されるまでシャーシに押し込みます。 ファン モジュールが配置されます。

        次の作業

        新しいファン アセンブリが正しく設置されていることを確認します。 詳細は、「Checking Fan Tray Installation(ファン トレイ設置の確認)」を参照してください

        ファン トレイの取り付けの確認

        新しいファン アセンブリが正しく取り付けられているかどうかを確認する手順は、次のとおりです。

        手順
          ステップ 1   スイッチの電源を投入したら、ファンの音を聞きます。稼動している音がすぐに聞えるはずです。 聞こえない場合は、ファン モジュールがベイに完全かつ正しく挿入され、ファン モジュールの外側の表面とシャーシの外側の表面との位置が合っていることを確認します。
          ステップ 2   ファン ステータス LED がグリーンに点灯していることを確認します。 LED がレッドの場合は、1 つまたは複数のファンが故障しています。
          ステップ 3   複数回試行してもファンが動作しない場合、または設置時に問題が発生した場合はシスコの代理店に連絡してサポートを受けてください。

          ファン トレイの取り外し

          ファン トレイを取り外すには以下の手順を実行します。

          手順
            ステップ 1   シャーシのファン トレイを見つけます。
            ステップ 2   親指で両方のスプリング ラッチをつかんで同時に左方向から右方向へ押します。 ファン トレイをベイから半分ほど引き出します。 必要に応じて電源コネクタをそっと揺すってバックプレーンから外してください。
            図 4. ファン トレイの位置とスプリング ラッチの動作

            1

            スプリング ラッチおよびスプリング ラッチ操作のクローズアップ

            3

            ファン トレイ LED

            2

            ファン トレイのハンドル

            ステップ 3   ハンドルを握ってファン アセンブリをシャーシから引き出し、脇に置きます。
            警告   

            ファン アセンブリをシャーシから外すときにファンがまだ回転している場合があります。 ファン アセンブリの筐体の隙間に指やドライバなどを近づけないでください。 ステートメント 263


            電源コンバータの取り外しおよび取り付け

            このセクションでは、PSC の取り外しと取り付けについて説明します。

            電源コンバータの取り付け

            PSC を取り付けるには、次の手順を実行します。

            はじめる前に
            • システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、システム アースの確立 を参照してください。
            • PSC のネジを締めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
            手順
              ステップ 1   PSC をパッケージから取り出します。
              ステップ 2   PSC を PSC ベイに挿入します。 電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します
              ステップ 3   取り付けネジを挿入して締め、コネクタを完全に固定します。

              システムの電源がオンで、PSC が正しく取り付けられている場合、PSC STATUS LED はグリーンです。

              図 5. PSC の取り付け

              1

              電源レール コネクタ

              2

              取り付けネジ(各 PSC につき 1 本)


              電源コンバータの取り外し

              電源コンバータ(PSC)を取り外すには、次の手順を実行します。

              はじめる前に
              • システム アースが接続されていることを確認します。 アースの接続方法については、システム アースの確立を参照してください。
              • PSC のネジを緩めるには、マイナス ドライバか No.2 プラス ドライバが必要な場合があります。
              手順
                ステップ 1   PSC の取り付けネジを緩めます。 これによりコネクタが外れます。
                ステップ 2   PSC をベイから引き出します。