Embedded Event Manager コマンド リファレンス、Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 スイッチ)
E から event manager までのコマンド
E から event manager までのコマンド
発行日;2013/07/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

E から event manager までのコマンド

E から event manager までのコマンド

event application

EEM イベント パブリッシュ アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)経由で発生したイベント単位で起動される Embedded Event Manager(EEM)アプレットのイベント条件を指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event application コマンドを使用します。 アプリケーション イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event [ tag event-tag ] application subsystem subsystem-id type event-type [ maxrun maxruntime-number ]

no [ tag event-tag ] event application subsystem subsystem-id type event-type [ maxrun maxruntime-number ]

構文の説明

tag

(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。

event-tag

(任意)タグを識別するストリング。

2subsystem

アプリケーション イベントをパブリッシュするサブシステムの ID を指定します。

subsystem-id

サブシステムを識別する 1 ~ 4294967295 の範囲の番号。 EEM ポリシーによりイベントがパブリッシュされる場合、ポリシー用に予約されている subsystem-id は 798 です。

type

指定されたイベント内のイベント タイプを指定します。

event-type

1 ~ 4294967295 の範囲の整数。

maxrun

(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。

maxruntime-number

(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。

コマンド デフォルト

EEM イベント基準は指定されていません。

コマンド モード


アプレット コンフィギュレーション(config-applet)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(25)S

このコマンドが導入されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.4(20)T

tag および maxrun キーワードが、アプレット内の複数のイベント文をサポートするために追加されました。

使用上のガイドライン

EEM イベントは、アプリケーションがサブシステム ID およびアプリケーション イベント タイプに一致するイベント仕様で EEM イベント パブリッシュ API をコールしたときにトリガーされます。

次に、EventPublish_A という名前のポリシーが 20 秒ごとに実行され、番号が 1 の既知の EEM イベント タイプにイベントをパブリッシュする例を示します。 EventPublish_B という名前の別のポリシーは、既知の EEM イベント タイプ 1 が発生したときに実行されるように登録されます。 EventPublish_B ポリシーが実行されると、このポリシーにより EventPublish_A の引数として渡されたデータを含む syslog に、メッセージが出力されます。

Router(config)# event manager applet EventPublish_A
Router(config-applet)# event timer watchdog time 20.0
Router(config-applet)# action 1.0 syslog msg "Applet EventPublish_A"
Router(config-applet)# action 2.0 publish-event sub-system 798 type 1 arg1 twenty
Router(config-applet)# exit
Router(config)# event manager applet EventPublish_B
Router(config-applet)# event application subsystem 798 type 1
Router(config-applet)# action 1.0 syslog msg "Applet EventPublish_B arg1
$_application_data1"

関連コマンド

コマンド

説明

event manager applet

Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。

event identity

認証、許可、またはインターフェイス上で通常のトラフィックが流れ始めた後にイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event identity コマンドを使用します。 イベントのパブリッシュをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event [ tag event-tag ] identity interface { type number | regexp interface-name } [ maxrun maxruntime-number ] [ aaa-attribute attribute-name ] [ authc { all | fail | success } ] [ authz { all | fail | success } ] [authc-complete] [ mac-address mac-address ]

no event identity

構文の説明

tag

(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。

event-tag

(任意)タグを識別するストリング。

interface

インターフェイスを指定します。

type number

インターフェイスのタイプと番号。

regexp interface-name

インターフェイス名と照合する正規表現パターンを指定します。

maxrun

(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。

maxruntime-number

(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。

aaa-attribute

(任意)AAA 属性用の正規表現パターンを指定します。

attribute-name

(任意)AAA 属性名。

authc

(任意)成功した認証、失敗した認証、または成功と失敗の両方の認証で、イベントをトリガーします。 次のいずれかを指定する必要があります。

  • all:すべてのケースの認証でイベントをトリガーします。
  • fail:認証が失敗した場合にイベントをトリガーします。
  • success:認証が成功した場合にイベントをトリガーします。

authz

(任意)成功した許可、失敗した許可、または成功と失敗の両方の許可で、イベントをトリガーします。 次のいずれかを指定する必要があります。

  • all:すべてのケースの許可でイベントをトリガーします。
  • fail:許可が失敗した場合にイベントをトリガーします。
  • success:許可が成功した場合にイベントをトリガーします。

authz-complete

(任意)インターフェイスに接続されたデバイスが完全に認証、許可され、通常のトラフィックがそのインターフェイスで流れ始めたときにイベントをトリガーします。

mac-address

(任意)MAC アドレスを指定します。

mac-address

(任意)MAC アドレス。

コマンド デフォルト

デフォルトでは、イベントはパブリッシュされません。

コマンド モード


アプレット コンフィギュレーション(config-applet)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(52)SE

このコマンドが導入されました。

12.2(54)SG

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(54)SG に統合されました。

使用上のガイドライン

インターフェイスを指定する必要があります。 任意またはすべての他のキーワードを指定できます。 キーワードは任意の組み合わせで使用できます。

次に、認証が成功または失敗し、インターフェイスに接続されているデバイスが完全に認証、許可され、そのインターフェイスで通常のトラフィックが流れ始めたときにイベントをパブリッシュする例を示します。

Router(config)# event manager applet identity
Router(config-applet)# event identity interface fastethernet0 authz all athuz-complete
Router(config-applet)#

関連コマンド

コマンド

説明

event manager applet

Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。

event ipsla

Embedded Event Manager(EEM)のアプレットに対して IP SLA 操作がトリガーされたときにイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event ipsla コマンドを使用します。 IP SLA の応答がトリガーされたときのイベントのパブリッシュをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event [ tag event-tag ] ipsla { group-name name [ operation-id operation-id-value ] | operation-id operation-id-value [ group-name name ] } [ dest-ip-address ip-address ] [ reaction-type type ] [ maxrun maxruntime-number ]

no event [ tag event-tag ] ipsla

構文の説明

tag

(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。

event-tag

(任意)タグを識別するストリング。

group-name

IP SLA グループ ID を指定します。

name

IP SLA グループの名前。

operation-id

IP SLA 動作 ID を指定します。

operation-id-value

番号の範囲は 1 ~ 2147483647 です。

dest-ip-address

(任意)IP SLA イベントがモニタされる宛先 IP アドレスを指定します。

ip-address

(任意)宛先ポートの IP アドレスを指定します。

reaction-type

(任意)指定した IP SLA 動作に対する応答を指定します。

type

(任意)IP SLA の応答のタイプ。 次のキーワードの 1 つを指定できます。

  • connectionLoss:監視対象動作で一方向接続損失があった場合に、応答が発生することを指定します。
  • icpif:一方向の Calculated Planning Impairment Factor(ICPIF)の値が上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • jitterAvg:平均ラウンドトリップ ジッター値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • jitterDSAvg:平均の一方向の(宛先から送信元)ジッター値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • jitterSDAvg:平均の一方向の(送信元から宛先)ジッター値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • maxOfNegativeDS:一方向の(宛先から送信元)最大の負のジッターしきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • maxOfNegativeSD:一方向の(送信元から宛先)最大の負のジッターしきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。

  • maxOfPositiveDS:一方向の(宛先から送信元)最大の正のジッターしきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • maxOfPositiveSD:一方向の(送信元から宛先)最大の正のジッターしきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • mos:一方向の平均オピニオン評点(MOS)値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • packetLateArrival:一方向の遅延パケット数が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • packetLossDS:一方向の(宛先から送信元)パケット損失値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • packetLossSD:一方向の(送信元から宛先)パケット損失値が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • packetMIA:一方向の不明パケット数が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • packetOutOfSequence:一方向のシーケンスを外れたパケット数が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • rtt:ラウンドトリップ時間が、上限しきい値または下限しきい値に違反すると、応答が発生することを指定します。
  • timeout:監視対象動作で一方向タイムアウトがあった場合に、応答が発生することを指定します。
  • verifyError:一方向のエラー検証違反があった場合に、応答が発生することを指定します。

maxrun

(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。

maxruntime-number

(任意)ssssssss [.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。

コマンド デフォルト

イベントは IP SLA 動作がトリガーされたときにパブリッシュされません。

コマンド モード


アプレット コンフィギュレーション(config-applet)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(22)T

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

使用上のガイドライン

EEM イベントは、IP SLA 応答がトリガーされるときにパブリッシュされます。 group-name または operation-id のいずれかを指定する必要があります。 残りのパラメータはオプションです。

次に、IP SLA 動作がトリガーされたときにイベントをパブリッシュする例を示します。 この例では、grp1 という名前のグループが、3 秒ごとに現在のインターフェイスを経由して宛先サーバ 209.165.200.221 に ping を送信します。 応答がない場合、アクションはタイム アウトになります。

Router# configure terminal
Router(config)# event manager applet EventIPSLA
Router(config-applet)# event ipsla group-name grp1 dest-ip-address 209.165.200.221 reaction-type timeout maxrun 3

関連コマンド

コマンド

説明

event manager applet

EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。

event manager applet

Embedded Event Manager(EEM)にアプレットを登録してアプレット コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで event manager applet コマンドを使用します。 アプレットを登録解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager applet applet-name [ authorization bypass ] [ class class-options ] [trap]

no event manager applet applet-name [ authorization bypass ] [ class class-options ] [trap]

構文の説明

applet-name

アプレット ファイルの名前。

authorization

(任意)アプレットの AAA 許可タイプを指定します。

bypass

(任意)EEM の AAA 許可タイプのバイパスを指定します。

class

(任意)EEM ポリシー クラスを指定します。

class-options

(任意)EEM ポリシー クラス。 次のいずれかを指定できます:

  • class-letter:各ポリシー クラスを識別する A ~ Z の文字。 任意の class-letter を 1 つ指定できます。
  • default:デフォルト クラスに登録されたポリシーを指定します。

trap

(任意)ポリシーがトリガーされたときに簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップを生成します。

コマンド デフォルト

EEM アプレットは登録されません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション(config)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(26)S

このコマンドが導入されました。

12.3(4)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(4)T に統合されました。

12.3(2)XE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XE に統合されました。

12.2(25)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(25)S に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.4(22)T

class および trap キーワードと class-options 引数が追加されました。

15.0(1)M

コマンドが変更されました。 authorization および bypass キーワードが追加されました。

使用上のガイドライン

EEM アプレットは、イベント スクリーニング基準とイベント発生時に実行するアクションを定義する簡潔な方法です。

アプレット コンフィギュレーションでは、event コンフィギュレーション コマンドを 1 つだけ使用できます。 アプレット コンフィギュレーション サブモードが終了し、event コマンドが存在しない場合は、アプレットにイベントが関連付けられていないことを示す警告が表示されます。 イベントが指定されていない場合、このアプレットは登録されたと判断されないため、アプレットは表示されません。 このアプレットにアクションが割り当てられない場合、イベントはトリガーされますが、アクションは実行されません。 1 つのアプレット コンフィギュレーション内で複数の action アプレット コンフィギュレーション コマンドが使用できます。 show event manager policy registered コマンドを使用して、登録されたアプレットの一覧を表示します。

アプレット コンフィギュレーション モードを終了しないと既存のアプレットが置き換えられないため、EEM アプレットを変更する前に、このコマンドの no 形式を使用して登録を解除します。 アプレット コンフィギュレーション モードでアプレットを修正中であっても、既存のアプレットを実行できます。 アプレット コンフィギュレーション モードを終了すると、古いアプレットが登録解除され、新しいバージョンが登録されます。

action コンフィギュレーション コマンドは、label 引数を使用することで一意に識別できます。label 引数には任意の文字列値が使用できます。 アクションは、label 引数をソート キーとして、英数字のキーの昇順にソートされ、この順序で実行されます。

EEM は、ポリシー自体に含まれているイベントの指定内容に基づいて、ポリシーをスケジューリングおよび実行します。 アプレット コンフィギュレーション モードが終了するとき、EEM は、入力された event コマンドと action コマンドを検査し、指定されたイベントの発生時に実行されるようにアプレットを登録します。

EEM ポリシーは、登録されたときに class class-letter が指定されている場合はクラスに割り当てられます。 クラスなしで登録された EEM ポリシーは、default クラスに割り当てられます。 default をクラスとして保持するスレッドは、スレッドが作業に利用可能であるとき、デフォルト クラスにサービスを提供します。 特定のクラス文字に割り当てられたスレッドは、スレッドが作業に利用可能であるとき、クラス文字が一致する任意のポリシーをサービスします。

EEM 実行スレッドが、指定されたクラスのポリシー実行に利用可能でない場合で、クラスのスケジューラ ルールが設定されている場合は、ポリシーは該当クラスのスレッドが実行可能になるまで待ちます。 同じ入力イベントからトリガーされた同期ポリシーは、同一の実行スレッドにスケジュールされなければなりません。 ポリシーは、queue_priority をキューイング順序として使用し、各クラスの別々のキューにキューイングされます。

ポリシーがトリガーされると、AAA が設定されている場合は、許可のために AAA サーバに接続します。 authorization bypass キーワードの組み合わせを使用して、AAA サーバへの接続をスキップし、ポリシーをただちに実行することができます。 EEM は、AAA バイパス ポリシー名をリストに保存します。 このリストは、ポリシーがトリガーされたときに検査されます。 一致が見つかった場合、AAA 許可はバイパスされます。

EEM ポリシーによって設定されたコマンドの許可を避けるために、EEM は AAA が提供する名前付き方式リストを使用します。 これらの名前付き方式リストは、コマンド許可を持たないように設定できます。

次に、AAA の設定例を示します。

この設定は、192.168.10.1 のポート 10000 に TACACS+ サーバを想定しています。 TACACS+ サーバがイネーブルでない場合、コンフィギュレーション コマンドは、コンソールで許可されます。ただし、EEM ポリシーとアプレット CLI の相互動作は失敗します。

enable password lab
aaa new-model
tacacs-server host 128.107.164.152 port 10000
tacacs-server key cisco
aaa authentication login consoleline none
aaa authorization exec consoleline none
aaa authorization commands 1 consoleline none
aaa authorization commands 15 consoleline none
line con 0
 exec-timeout 0 0
 login authentication consoleline
aaa authentication login default group tacacs+ enable
aaa authorization exec default group tacacs+
aaa authorization commands 1 default group tacacs+
aaa authorization commands 15 default group tacacs+

authorizationclass および trap キーワードは任意の組み合わせで使用できます。

次に、IPSLAping1 という名前の EEM アプレットが登録され、指定された SNMP オブジェクト ID の値と完全一致する(正常な IP SLA ICMP エコー動作を表す)場合に実行される例を示します(これは ping コマンドに相当します)。 エコー操作が失敗した場合は 4 つのアクションがトリガーされ、イベント モニタリングは 2 回目の失敗後までディセーブルにされます。 サーバへの ICMP エコー動作が失敗したことを示すメッセージが syslog に送信され、SNMP トラップが生成され、EEM はアプリケーション固有のイベントをパブリッシュし、IPSLA1F というカウンタが値 1 で増分されます。

Router(config)# event manager applet IPSLAping1
Router(config-applet)# event snmp oid 1.3.6.1.4.1.9.9.42.1.2.9.1.6.4 get-type exact
entry-op eq entry-val 1 exit-op eq exit-val 2 poll-interval 5
Router(config-applet)# action 1.0 syslog priority critical msg "Server IP echo failed:
OID=$_snmp_oid_val"
Router(config-applet)# action 1.1 snmp-trap strdata "EEM detected server reachability
failure to 10.1.88.9"
Router(config-applet)# action 1.2 publish-event sub-system 88000101 type 1 arg1 10.1.88.9
arg2 IPSLAEcho arg3 fail
Router(config-applet)# action 1.3 counter name _IPSLA1F value 1 op inc

次に、名前 one、クラス A でアプレットを登録し、タイマー イベント ディテクタが 10 秒ごとにイベントをトリガーするアプレット コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。 イベントがトリガーされると、action syslog コマンドにより、syslog にメッセージ「hello world」が書き込まれます。

Router(config)# event manager applet one class A
Router(config-applet)# event timer watchdog time 10
Router(config-applet)# action syslog syslog msg "hello world"
Router(config-applet)# exit

次に、名前 one、クラス A でアプレットを登録するときに、AAA 許可をバイパスする例を示します。

Router(config)# event manager applet one class A authorization bypass
Router(config-applet)#

関連コマンド

コマンド

説明

show event manager policy registered

登録されている EEM ポリシーを表示します。

event manager detector routing

ルーティング イベント ディテクタがモニタリング イベントを開始する際の遅延時間を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで event manager detector routing コマンドを使用します。 遅延時間をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager detector routing bootup-delay delay-time

no event manager detector routing

構文の説明

bootup-delay

起動後にモニタリングをオンにする時間遅延を指定します。

delay-time

秒数およびオプションのミリ秒数を ssssssssss [.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 ミリ秒だけを使用する場合は、0.mmm の形式でミリ秒を指定します。

コマンド デフォルト

ルーティング イベント ディテクタ コマンドは設定されません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション(config)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(22)T

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

使用上のガイドライン

起動後に遅延時間が経過してからルーティング アップデートをオンにするように設定するには、event manager detector routing コマンドを使用します。 設定された場合、ルーティング イベント ディテクタは、起動遅延時間後にイベントのモニタリングを開始します。 起動遅延時間に到達すると、ルーティング アップデートがオンになり、ポリシーはトリガーを開始します。

次に、ルーティング アップデートをオンにための遅延時間を設定する例を示します。

Router(config)# event manager detector routing bootup-delay 800

関連コマンド

コマンド

説明

event manager detector rpc

RPC イベント ディテクタ コマンドを使用して EEM アプレットを受け入れるようにルータを設定します。

event manager directory user

ユーザ ライブラリ ファイルまたはユーザ定義の Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを保存するディレクトリを指定するには、グローバル コンフィギュレーション コマンドで event manager directory user コマンドを使用します。 ユーザ ライブラリ ファイルまたはユーザ定義の EEM ポリシーを保存するディレクトリの使用をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager directory user { library path | policy path }

no event manager directory user { library path | policy path }

構文の説明

library

ディレクトリを使用してユーザ ライブラリ ファイルを保存するように指定します。

policy

ディレクトリを使用してユーザ定義の EEM ポリシーを保存するように指定します。

path

フラッシュ デバイスのユーザ ディレクトリの絶対パス名。

コマンド デフォルト

ユーザ ライブラリ ファイルまたはユーザ定義の EEM ポリシーを保存するディレクトリは指定されていません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.3(14)T

このコマンドが導入されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

ユーザ ライブラリ ディレクトリは、EEM ポリシーの作成に関連するユーザ ライブラリ ファイルを保存するために必要です。 EEM ポリシーを記述する予定がない場合は、ユーザ ライブラリ ディレクトリを作成する必要はありません。

Cisco IOS Release 12.3(14)T 以降のリリースでは、ソフトウェアは Tool Command Language(Tcl)のスクリプト言語を使用して作成されたポリシー ファイルをサポートします。 Tcl は、EEM をネットワーク デバイスにインストールする際に、Cisco IOS ソフトウェアイメージで提供されます。 .tcl 拡張子を持つファイルは、EEM ポリシー、Tcl ライブラリ ファイル、または「tclindex」という名前の特別な Tcl ライブラリ インデックス ファイルのいずれかです。tclindex ファイルには、ユーザ関数名のリストと、ユーザ関数を含むライブラリ ファイルが含まれます。 EEM は、Tcl が tclindex ファイルの処理を開始すると、ユーザ ライブラリ ディレクトリを検索します。

EEM に対して識別する前にユーザ ライブラリ ディレクトリを作成するには、特権 EXEC モードで mkdir コマンドを使用します。 ユーザ ライブラリ ディレクトリを作成したら、copy コマンドを使用して .tcl ライブラリ ファイルをユーザ ライブラリ ディレクトリにコピーできます。

ユーザ ポリシー ディレクトリは、ユーザ定義のポリシー ファイルを保存するために必要です。 EEM ポリシーを記述する予定がない場合は、ユーザ ポリシー ディレクトリを作成する必要はありません。 EEM は、event manager policy policy-filename type user コマンドが入力されたときにユーザ ポリシー ディレクトリを検索します。

EEM に対して識別する前にユーザ ポリシー ディレクトリを作成するには、特権 EXEC モードで mkdir コマンドを使用します。 ユーザ ポリシー ディレクトリを作成したら、copy コマンドを使用して、ポリシー ファイルをユーザ ポリシー ディレクトリにコピーできます。

次に、ユーザ ライブラリ ファイルを保存するディレクトリとして disk0:/user_library を指定する例を示します。

Router(config)# event manager directory user library disk0:/user_library

関連コマンド

コマンド

説明

copy

コピー元からコピー先に任意のファイルをコピーします。

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。

mkdir

クラス C フラッシュ ファイル システムに新しいディレクトリを作成します。

event manager environment

Embedded Event Manager(EEM)環境変数を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで event manager environment コマンドを使用します。 EEM 環境変数をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager environment variable-name string

no event manager environment variable-name

構文の説明

variable-name

EEM 環境変数に割り当てる名前。

string

環境変数 variable-name に配置する一連の文字列(埋め込みスペースを含む)。

コマンド デフォルト

EEM 環境変数は設定されていません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(25)S

このコマンドが導入されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

通例として、シスコで定義されているすべての環境変数の名前は、他の変数と区別するためにアンダースコア文字で始まります(_show_cmd など)。

string 引数で埋め込みスペースをサポートするために、このコマンドでは variable-name 引数の後ろから行の最後までのすべてを、string 引数の一部と解釈します。

設定後、EEM 環境変数の名前と値を表示するには、show event manager environment コマンドを使用します。

次に、event manager environment コマンドが EEM 環境変数のセットを定義する例を示します。

Router(config)# event manager environment _cron_entry 0-59/2 0-23/1 * * 0-7
Router(config)# event manager environment _show_cmd show version

関連コマンド

コマンド

説明

show event manager environment

すべての EEM 環境変数の名前および値を表示します。

event manager history size

Embedded Event Manager(EEM)履歴テーブルのサイズを変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで event manager history size コマンドを使用します。 デフォルトの履歴テーブルのサイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager history size { events | traps } [size]

no event manager history size { events | traps }

構文の説明

events

EEM イベント履歴テーブルのサイズを変更します。

traps

EEM 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップ履歴テーブルのサイズを変更します。

size

(任意)履歴テーブルのエントリ数を指定する 1 ~ 50 の範囲の整数。 デフォルトは 50 です。

コマンド デフォルト

履歴テーブルのサイズは 50 エントリです。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(25)S

このコマンドが導入されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

次に、event manager history size コマンドが SNMP トラップ履歴テーブルのサイズを 30 エントリに変更する例を示します。

Router(config)# event manager history size traps 30

関連コマンド

コマンド

説明

show event manager history events

トリガーされた EEM イベントを表示します。

show event manager history traps

送信された EEM SNMP トラップを表示します。

event manager run

登録済みの Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを手動で実行するには、特権 EXEC モードで event manager run コマンドを使用します。

event manager run policy-filename [ [parameter1] [parameter2] . .. [parameter15] ]

構文の説明

policy-filename

ポリシー ファイルの名前。

parameter

(任意)スクリプトに渡されるパラメータ。 最大 15 個のパラメータを指定できます。 パラメータは、英数字のストリングである必要があります。 引用符、埋め込みスペースや特殊文字は使用できません。

コマンド デフォルト

登録済みの EEM ポリシーは実行されません。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.3(14)T

このコマンドが導入されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされました。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.4(20)T

parameter 引数が追加されました。 最大 15 のパラメータ値を指定でき、引数はレジストリ コールで指定できます。

使用上のガイドライン

また、このコマンドを使用することでパラメータをイベント ポリシーで使用し、レジストリ コールで引数を指定できます。

EEM は、通常、ポリシーそのものに含まれるイベント仕様に基づいてポリシーをスケジューリングし、実行します。 event manager run コマンドを使用することで、ポリシーを手動で実行できます。 手動でポリシーを実行するには、最初に event none コマンドを設定する必要があります。 None イベント ディテクタは、None イベントをパブリッシュする場合は引数を含みます。 このコマンドには、no 形式はありません。

次に、policy-manual.tcl という名前の EEM ポリシーを手動で実行する例を示します。

Router# event manager run policy-manual.tcl

各パラメータは組み込みの総数($_none_argc)と、続けて組み込みのリスト($_none_arg1、$_none_arg2、および $_none_arg3)で構成されます。 次に、アプレットおよび Tool Tcl スクリプトの例を示します。

event manager applet none_parameter_test 
 event none
 action 1 syslog msg "Number of Arguments is $_none_argc"
 action 2 syslog msg "Argument 1 is $_none_arg1"
 action 3 syslog msg "Argument 2 is $_none_arg2"
 action 4 syslog msg "Argument 3 is $_none_arg3"
end
Router# event manager run none_parameter_test 11 22 33
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: none_parameter_test: Number of Arguments is 3
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: none_parameter_test: Argument 1 is 11
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: none_parameter_test: Argument 2 is 22
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: none_parameter_test: Argument 3 is 33

ポリシーの場合、event_reqinfo はオプション パラメータをストリングで返し、そのストリングはその後ポリシーによって処理されます。

none_paramter_test.tcl
::cisco::eem::event_register_none
namespace import ::cisco::eem::*
namespace import ::cisco::lib::*
# query the event info
array set arr_einfo [event_reqinfo]
if {$_cerrno != 0} {
    set result [format "component=%s; subsys err=%s; posix err=%s;\n%s" \
        $_cerr_sub_num $_cerr_sub_err $_cerr_posix_err $_cerr_str]
    error $result
}
action_syslog priority info msg "Number of Arguments is $arr_einfo(argc)"
if {$_cerrno != 0} {
    set result [format \
            "component=%s; subsys err=%s; posix err=%s;\n%s" \
            $_cerr_sub_num $_cerr_sub_err $_cerr_posix_err $_cerr_str]
    error $result
}
action_syslog priority info msg "Argument 1 is $arr_einfo(arg1)"
if {$_cerrno != 0} {
    set result [format \
            "component=%s; subsys err=%s; posix err=%s;\n%s" \
            $_cerr_sub_num $_cerr_sub_err $_cerr_posix_err $_cerr_str]
    error $result
}
action_syslog priority info msg "Argument 2 is $arr_einfo(arg2)"
if {$_cerrno != 0} {
    set result [format \
            "component=%s; subsys err=%s; posix err=%s;\n%s" \
            $_cerr_sub_num $_cerr_sub_err $_cerr_posix_err $_cerr_str]
    error $result
}
action_syslog priority info msg "Argument 3 is $arr_einfo(arg3)"
if {$_cerrno != 0} {
    set result [format \
            "component=%s; subsys err=%s; posix err=%s;\n%s" \
            $_cerr_sub_num $_cerr_sub_err $_cerr_posix_err $_cerr_str]
    error $result
}
jubjub#event manager run none_parameter_test.tcl 1 2 3
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: tmpsys:/eem_policy/none_parameter_test.tcl: Number of Arguments is 3
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: tmpsys:/eem_policy/none_parameter_test.tcl: Argument 1 is 1
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: tmpsys:/eem_policy/none_parameter_test.tcl: Argument 2 is 2
01:26:03: %HA_EM-6-LOG: tmpsys:/eem_policy/none_parameter_test.tcl: Argument 3 is 3

関連コマンド

コマンド

説明

event manager applet

EEM に EEM アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。

event none

EEM に登録して手動で起動される EEM ポリシーを指定します。

show event manager policy registered

登録済みの EEM ポリシーを表示します。

event manager scheduler clear

実行中または実行を保留中の Embedded Event Manager(EEM)ポリシーをクリアするには、特権 EXEC モードで event manager scheduler clear コマンドを使用します。

event manager scheduler clear { all | policy job-id | queue-type { applet | call-home | axp | script } [ class class-options ] } [ processor { rp_primary | rp_standby } ]

構文の説明

all

現在実行中または実行保留中のキューにあるすべてのポリシーをクリアします。

policy

ジョブ ID で指定された EEM ポリシーをクリアします。

job-id

キューにある各ポリシーを識別する 1 ~ 4294967295 の範囲の番号。

queue-type

EEM ポリシーのキュー タイプをクリアします。

applet

EEM キュー タイプのアプレットを指定します。

call-home

EEM キュー タイプの Call Home ポリシーを指定します。

axp

EEM キュー タイプのアプリケーション拡張プラットフォームを指定します。

script

EEM 実行スレッドで Tcl スクリプトを実行するように指定します。

class

指定したクラスの EEM ポリシーをクリアします。

class-options

EEM ポリシー クラスを指定します。 次のうちの 1 つまたはすべてを指定できます。

  • class-letter:各ポリシー クラスを識別する A ~ Z の文字。 class-letter の複数のインスタンスを指定できます。
  • default:デフォルト クラス。 クラスなしで登録された EEM ポリシーは、デフォルト クラスに割り当てられます。
  • range class-range:EEM ポリシー クラスを範囲で指定します。 A ~ Z. の範囲を指定できます。 range class-range の複数のインスタンスを指定できます。

processor

(任意)プロセッサがコマンドを実行するように指定します。

rp_primary

(任意)デフォルトの RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、プライマリ RP で実行されます。

rp_standby

(任意)スタンバイ RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、スタンバイ RP で実行されます。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(20)T

このコマンドが導入されました。

12.4(22)T

queue-type および processor キーワードと、class-letter および class-range 引数が追加されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

使用上のガイドライン

show event manager policy pending コマンドを使用して、サーバ実行キューで保留されているポリシーを表示します。

show event manager policy active コマンドを使用して、実行中のポリシーを表示します。

event manager scheduler clear コマンドを使用して、サーバのポリシーまたはポリシー キューをクリアします。

class キーワードの場合、class-letterdefault、または range class-range のいずれかのオプションを指定する必要があります。 同じ CLI 文でこれらのオプションをすべて指定できます。

次に、実行保留中の EEM ポリシーをクリアする例を示します。 show コマンドは、ポリシーをクリアする前後の出力例を表示します。

Router# show event manager policy pending
no. job id status time of event             event type     name
1   1      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one 
2   2      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: two 
3   3      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three 
 
Router# event manager scheduler clear policy 2
Router# show event manager policy pending
 
no. job id status time of event             event type     name
1   1      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one 
3   3      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three 

関連コマンド

コマンド

説明

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。

show event manager policy pending

実行保留中の EEM ポリシーを表示します。

event manager scheduler hold

EEM スケジューラのスケジュールされた Embedded Event Manager(EEM)ポリシー イベントまたはイベント キューをホールドするには、特権 EXEC モードで event manager scheduler hold コマンドを使用します。 ポリシー イベントまたはイベント キューを再開するには、event manager scheduler release コマンドを使用します。

event manager scheduler hold { all | policy job-id | queue-type { applet | call-home | axp | script } [ class class-options ] } [ processor { rp_primary | rp_standby } ]

構文の説明

all

EEM スケジューラのすべての EEM ポリシー イベントまたはイベント キューをホールドします。

policy

ジョブ ID で指定された EEM スケジューラの EEM ポリシー イベントまたはイベント キューをホールドします。

job-id

キューにある各ポリシーを識別する 1 ~ 4294967295 の範囲の番号。

queue-type

EEM キュー タイプに基づいて EEM ポリシー イベントまたはイベント キューをホールドします。

applet

EEM キュー タイプのアプレットを指定します。

call-home

EEM キュー タイプの Call Home ポリシーを指定します。

axp

EEM キュー タイプのアプリケーション拡張プラットフォームを指定します。

script

EEM 実行スレッドで Tcl スクリプトを実行するように指定します。

class

EEM ポリシーのクラスを指定します。

class-options

EEM ポリシー クラスを指定します。 次のうちの 1 つまたはすべてを指定できます。

  • class-letter:各ポリシー クラスを識別する A ~ Z の文字。 class-letter の複数のインスタンスを指定できます。
  • default:デフォルト クラス。 クラスなしで登録された EEM ポリシーは、デフォルト クラスに割り当てられます。
  • range class-range:EEM ポリシー クラスを範囲で指定します。 A ~ Z. の範囲を指定できます。 range class-range の複数のインスタンスを指定できます。

processor

(任意)プロセッサがコマンドを実行するように指定します。

rp_primary

(任意)デフォルトの RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、プライマリ RP で実行されます。

rp_standby

(任意)スタンバイ RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、スタンバイ RP で実行されます。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(22)T

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

使用上のガイドライン

show event manager policy pending コマンドを使用して、サーバ実行キューで保留されているポリシーを表示します。

event manager scheduler hold コマンドを使用して、サーバのポリシーまたはポリシー キューをホールドします。

class キーワードの場合、class-letterdefault、または range class-range のいずれかのオプションを指定する必要があります。 同じ CLI 文でこれらのオプションをすべて指定できます。

次に、EEM スケジューラのスケジュールされたポリシー イベントをホールドする例を示します。 show コマンドは、ポリシー イベントをホールドする前後の出力例を表示します。

Router# show event manager policy pending
no. job id status time of event             event type     name
1   1      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one
2   2      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: two
3   3      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three
Router# event manager scheduler hold policy 2
Router# show event manager policy pending
 
no. job id status time of event             event type     name
1   1      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one
2 	2      held   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: two
3   3      pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three

関連コマンド

コマンド

説明

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。

event manager scheduler release

ポリシー イベントまたはイベント キューを再開します。

show event manager policy pending

実行保留中の EEM ポリシーを表示します。

event manager scheduler modify

Embedded Event Manager(EEM)ポリシーのスケジューリング パラメータを変更するには、特権 EXEC モードで event manager scheduler modify コマンドを使用します。

event manager scheduler modify { all | policy job-id | queue-type { applet | call-home | axp | script } } { class class-options [ queue-priority { high | last | low | normal } ] | queue-priority { high | last | low | normal } [ class class-options ] } [ processor { rp_primary | rp_standby } ]

構文の説明

all

現在実行中または実行保留中のキューにあるすべてのポリシーを変更します。

policy

ジョブ ID で指定された EEM ポリシーを変更します。

job-id

キューにある各ポリシーを識別する 1 ~ 4294967295 の範囲の番号。

queue-type

EEM ポリシーのキュー タイプを変更します。

applet

EEM キュー タイプのアプレットを指定します。

call-home

EEM キュー タイプの Call Home ポリシーを指定します。

axp

EEM キュー タイプのアプリケーション拡張プラットフォームを指定します。

script

EEM 実行スレッドで Tcl スクリプトを実行するように指定します。

class

EEM ポリシーのクラスを変更します。

class-options

EEM ポリシー クラスを指定します。 次のうちの 1 つまたはすべてを指定できます。

  • class-letter:各ポリシー クラスを識別する A ~ Z の文字。 class-letter の複数のインスタンスを指定できます。
  • default:デフォルト クラス。 クラスなしで登録された EEM ポリシーは、デフォルト クラスに割り当てられます。

queue-priority

(任意)EEM ポリシーのキューイング順序のプライオリティを変更します。

high

(任意)キューのプライオリティを高に指定します。

last

(任意)キューのプライオリティを最後に指定します。

low

(任意)キューのプライオリティを低に指定します。

normal

(任意)キューのプライオリティを通常に指定します。

processor

(任意)プロセッサがコマンドを実行するように指定します。

rp_primary

(任意)デフォルトの RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、プライマリ RP で実行されます。

rp_standby

(任意)スタンバイ RP を示します。 ポリシーは、イベント相関によりポリシーがスケジュールされる場合は、スタンバイ RP で実行されます。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(22)T

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。

使用上のガイドライン

show event manager policy pending コマンドを使用して、サーバ実行キューで保留されているポリシーを表示します。

event manager scheduler modify コマンドを使用して、ポリシーのスケジューリング パラメータを変更します。

class キーワードの場合、class-letter または default のいずれかのオプションを指定する必要があります。 同じ CLI 文で両方のオプションを指定できます。

次に、EEM ポリシーのスケジューリング パラメータを変更する例を示します。 show コマンドは、スケジューリング パラメータを変更する前後の出力例を表示します。

Router# show event manager policy pending
no. class   status time of event             event type     name
1   default pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one 
2   default pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: two 
3   B       pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three 
 
Router# event manager scheduler modify all class A
Router# show event manager policy pending
 
no. class status time of event             event type     name
1   A     pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: one 
2   A     pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: two 
3   A     pend   Thu Sep 7  02:54:04 2006  syslog         applet: three 

関連コマンド

コマンド

説明

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。

show event manager policy pending

実行保留中の EEM ポリシーを表示します。

event manager scheduler release

Embedded Event Manager(EEM)ポリシーの実行を再開するには、特権 EXEC モードで event manager scheduler release コマンドを使用します。

event manager scheduler release { all | policy policy-id | queue-type { applet | call-home | axp | script } [ class class-options ] } [ processor { rp_primary | rp_standby } ]

構文の説明

all

すべての EEM ポリシーの実行を再開します。

policy

ポリシー ID で指定された EEM ポリシーを再開します。

policy-id

キューにある各ポリシーを識別する 1 ~ 4294967295 の範囲の番号。

queue-type

EEM キュー タイプに基づいてポリシーの実行を再開します。

applet

EEM アプレット ポリシーを指定します。

call-home

Call Home ポリシーを指定します。

axp

Application Extension Platform(AXP)ポリシーを指定します。

script

EEM スクリプト ポリシーを指定します。

class

EEM ポリシー クラスを指定します。

class-options

EEM ポリシー クラス。 次のうちの 1 つまたはすべてを指定できます。

  • class-letter:各ポリシー クラスを識別する A ~ Z の文字。 class-letter の複数のインスタンスを指定できます。
  • default:デフォルト クラスに登録されたポリシーを指定します。
  • range class-letter-range:EEM ポリシー クラスを範囲で指定します。 range class-letter-range の複数のインスタンスを指定できます。 class-letter-range で使用する文字は大文字にする必要があります。

processor

プロセッサがコマンドを実行するように指定します。 デフォルト値はプライマリ RP です。

rp_primary

プライマリ RP を示します。

rp_standby

スタンバイ RP を示します。

コマンド デフォルト

ディセーブル

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.4(22)T

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

event manager scheduler hold コマンドを使用してホールドした EEM ポリシーを解放するには、event manager scheduler release コマンドを使用します。

class-letterdefault、および range class-letter-range のいずれかのオプションを指定する必要があります。 同じ CLI 文でこれらのオプションをすべて指定できます。

次に、すべての EEM ポリシーの実行を再開する例を示します。

Router# event manager scheduler release all 

次に、クラス A ~ E のポリシーの実行を再開する例を示します。

Router# event manager scheduler release queue-type script class range A-E

関連コマンド

コマンド

説明

event manager scheduler hold

EEM ポリシーのスケジューリング実行をホールドします。

event manager scheduler suspend

Embedded Event Manager(EEM)ポリシーのスケジューリング実行をただちに停止するには、グローバル コンフィギュレーション モードで event manager scheduler suspend コマンドを使用します。 EEM ポリシーのスケジューリングを再開するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager scheduler suspend

no event manager scheduler suspend

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

ポリシー スケジューリングはアクティブです。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(25)S

このコマンドが導入されました。

12.3(14)T

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。

12.2(18)SXF4

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(18)SXF5

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

event manager scheduler suspend コマンドを使用して、すべてのポリシーのスケジューリング要求を停止します。このコマンドの no 形式を入力するまで、スケジューリングは行われません。 このコマンドの no 形式を使用すると、ポリシーのスケジューリングが再開され、保留中のポリシーが実行されます。

ポリシーを 1 つずつ登録解除せずに、ポリシーの実行をただちに停止する必要がある状況として、次のものが挙げられます。

  • セキュリティ上の理由:システムのセキュリティが侵害されていると思われる場合。
  • パフォーマンス上の理由:他の機能に多くの CPU サイクルを割り当てるため、ポリシーの実行を一時的に停止する場合。

次の event manager scheduler suspend コマンドの例では、ポリシーのスケジュールがディセーブルになります。

Router(config)# event manager scheduler suspend
May 19 14:31:22.439: fm_server[12330]: %HA_EM-6-FMS_POLICY_EXEC: fh_io_msg: Policy execution has been suspended

次の event manager scheduler suspend コマンドの例では、ポリシーのスケジュールがイネーブルになります。

Router(config)# no event manager scheduler suspend
May 19 14:31:40.449: fm_server[12330]: %HA_EM-6-FMS_POLICY_EXEC: fh_io_msg: Policy execution has been resumed

関連コマンド

コマンド

説明

event manager policy

EEM ポリシーを EEM に登録します。