P から V
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発行日;2013/07/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

P から V

policy-map

ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始し、サービス ポリシーを指定する 1 つまたは複数のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで policy-map コマンドを使用します。 ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

Supported Platforms Other Than Cisco 10000 and Cisco 7600 Series Routers

policy-map [ type { stack | access-control | port-filter | queue-threshold | logging log-policy } ] policy-map-name

no policy-map [ type { stack | access-control | port-filter | queue-threshold | logging log-policy } ] policy-map-name

Cisco 10000 Series Router

policy-map [ type { control | service } ] policy-map-name

no policy-map [ type { control | service } ] policy-map-name

Cisco CMTS and 7600 Series Router

policy-map [ type { class-routing ipv4 unicast unicast-name | control control-name | service service-name } ] policy-map-name

no policy-map [ type { class-routing ipv4 unicast unicast-name | control control-name | service service-name } ] policy-map-name

構文の説明

type

(任意)ポリシー マップ タイプを指定します。

stack

(任意)該当するプロトコル スタックで検索する完全一致パターンを決定します。

access-control

(任意)Flexible Packet Matching(FPM)機能用のポリシー マップをイネーブルにします。

port-filter

(任意)ポート フィルタ機能用のポリシー マップをイネーブルにします。

queue-threshold

(任意)キューのしきい値機能用のポリシー マップをイネーブルにします。

logging

(任意)コントロール プレーンのパケット ロギング機能用のポリシー マップをイネーブルにします。

log-policy

(任意)コントロール プレーン ロギングのログ ポリシーのタイプ。

policy-map-name

ポリシー マップ名です。

control

(任意)制御ポリシー マップを作成します。

control-name

制御ポリシー マップの名前。

service

(任意)サービス ポリシー マップを作成します。

service-name

サービス ポリシー マップの名前。

class-routing

クラスルーティング ポリシー マップを設定します。

ipv4

クラスルーティング IPv4 ポリシー マップを設定します。

unicast

クラスルーティング IPv4 ユニキャスト ポリシー マップを設定します。

unicast-name

ユニキャスト ポリシー マップ名。

コマンド デフォルト

ポリシー マップは設定されません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション(config)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(5)T

このコマンドが導入されました。

12.4(4)T

このコマンドが変更されました。 Flexible Packet Matching をサポートするため、type キーワードと access-control キーワードが追加されました。 コントロール プレーン保護をサポートするため、port-filter キーワードと queue-threshold キーワードが追加されました。

12.4(6)T

このコマンドが変更されました。 コントロール プレーン パケット ロギングをサポートするために、logging キーワードが追加されました。

12.2(31)SB

このコマンドが変更されました。 Cisco 10000 シリーズ ルータをサポートするために、control キーワードと service キーワードが追加されました。

12.2(18)ZY

このコマンドが変更されました。

  • type キーワードと access-control キーワードが、Supervisor 32/Programmable Intelligent Services Accelerator(PISA)エンジンに搭載されている Catalyst 6500 シリーズ スイッチの Cisco IOS Release 12.2(18)ZY に統合されました。
  • コマンドは、Supervisor 32/PISA エンジンに搭載されている Catalyst 6500 シリーズ スイッチの Network-Based Application Recognition(NBAR)機能を拡張するため、変更されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.2(33)SRC

このコマンドが変更されました。 このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータに実装されました。

Cisco IOS XE Release 2.1

このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.1 に統合され、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

12.2(33)SCF

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SCF に統合されました。

使用上のガイドライン

一致基準がクラス マップに定義されているクラスのポリシーを設定する前に、作成、追加、または変更するポリシー マップの名前を指定するには、policy-map コマンドを使用します。 policy-map コマンドにより、ポリシー マップ コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、ポリシー マップのクラス ポリシーを設定または変更することができます。

クラス ポリシーをポリシー マップ内で設定できるのは、クラスに一致基準が定義されている場合だけです。 クラスの一致基準を設定するには、class-map コマンドと match コマンドを使用します。 最大 64 のクラス マップを設定できるため、特に注意が示されている場合以外では、Cisco 7600 システムの Quality of Service(QoS)クラス マップに、64 を超えるクラス ポリシーをポリシー マップに含めることはできません。


(注)  


Cisco 7600 シリーズ ルータの QoS クラス マップでは、ポリシー マップの制限は 1024 クラス マップおよび 256 クラスです。


ATM セル損失率優先度(CLP)ビット QoS を含むポリシー マップは、PPP over X(PPPoX)セッションに付加できません。 ポリシー マップは、set atm-clp コマンドを指定しない場合にだけ受け入れられます。

1 つのポリシー マップは、同時に複数のインターフェイスに付加できます。 特に注意が示されている場合以外では、ポリシー マップをインターフェイスに付加しようとするときに、インターフェイス上の使用可能な帯域幅が、ポリシー マップを構成しているクラス ポリシーで必要な合計帯域幅に満たない場合、付加は拒否されます。 このような場合、ポリシー マップが他のインターフェイスにすでに付加されている場合、マップはそのインターフェイスから削除されます。


(注)  


この制限は、Session Initiation Protocol(SIP)-400 アクセス対向ラインカードを持つ Cisco 7600 シリーズ ルータでは適用されません。


適用されたポリシー マップ内のクラス ポリシーを変更する場合、常にクラス ベース均等化キューイング(CBWFQ)が通知され、新しいクラスは CBWFQ システムのポリシー マップの一部としてインストールされます。


(注)  


サブスクライバ プロファイルを介したポリシー マップのインストールは、サポートされません。 サポートされていないポリシー マップを設定した場合で、多数のセッションがある場合、同等数の多数のメッセージがコンソールに印刷されます。 たとえば、32,000 のセッションがある場合、32,000 のメッセージが 9,600 ボーでコンソールに印刷されます。


クラス キュー(Cisco 10000 シリーズ ルータのみ)

Performance Routing Engine(PRE)2 によって、ポリシー マップに 31 のクラス キューを設定することができます。

PRE3 により、プライオリティ レベル 1 の 1 個のキュー、プライオリティ レベル 2 の 1 個のキュー、12 個のクラス キューと、1 個のデフォルト キューをポリシー マップに設定することができます。

制御ポリシー(Cisco 10000 シリーズ ルータのみ)

制御ポリシーは、指定されたイベントと条件に対応してシステムが実行するアクションを定義します。

制御ポリシーは 1 つ以上の制御ポリシー ルールで作成されます。 制御ポリシー ルールは、制御クラスを 1 つ以上のアクションに関連付けます。 制御クラスはアクションが実行される前に満たす必要がある条件を定義します。

制御ポリシーの定義には 3 つの手順があります。

  1. class-map type control コマンドを使用して、1 つ以上の制御クラス マップを作成します。
  2. policy-map type control コマンドを使用して、制御クラス マップを作成します。

制御ポリシー マップには 1 つ以上の制御ポリシー ルールが含まれます。 制御ポリシー ルールは、制御クラス マップを 1 つ以上のアクションに関連付けます。 アクションに番号が付けられ、順に実行されます。

  1. service-policy type control コマンドを使用して、制御ポリシー マップをコンテキストに適用します。

サービス ポリシー(Cisco 10000 シリーズ ルータのみ)

サービス ポリシー マップおよびサービス プロファイルには、トラフィック ポリシーおよびその他の機能の集まりが含まれます。 トラフィック ポリシーによって、セッション トラフィックに適用される機能が決まります。 また、サービス ポリシー マップまたはサービス プロファイルには、ネットワーク転送ポリシーという、セッション データ パケットをネットワークに転送する方法を指定する特定のタイプのトラフィック ポリシーが含まれています。

ポリシー マップの制限(Catalyst 6500 シリーズ スイッチのみ)

Cisco IOS Release 12.2(18)ZY には、Supervisor 32/PISA エンジンに搭載されている Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用に設計されたソフトウェアが含まれます。 このリリースとプラットフォームには、ポリシー マップと match コマンドを使用する場合、次の制限があります。

  • ポリシー マップがインターフェイスに付加されている場合、既存のポリシー マップを変更できません。 ポリシー マップを変更するには、service-policy コマンドの no 形式を使用してインターフェイスからポリシー マップを削除します。
  • ポリシー マップには、トラフィック クラスが含まれます。 トラフィック クラスには、プロトコル タイプまたはアプリケーションに基づいてパケットを照合する(およびこれらをグループに編成する)ために使用できる 1 つまたは複数の match コマンドを含めることができます。 必要に応じて任意の数のトラフィック クラスを作成できます。 ただし、次の制限が適用されます。
    • 1 つのトラフィック クラスは、最大 8 個のプロトコルまたはアプリケーションに一致するように設定できます。
    • 複数のトラフィック クラスは累積最大 95 個のプロトコルまたはアプリケーションに一致するように設定できます。

次に、「policy1」というポリシー マップの作成方法と、そのポリシー マップに含まれる 2 つのクラス ポリシーの設定方法の例を示します。 「class1」というクラス ポリシーにより、アクセス コントロール リスト(ACL)136 に一致するトラフィックのためのポリシーが指定されます。 2 つ目のクラスは、設定されている一致基準を満たさないパケットが誘導されるデフォルト クラスです。

! The following commands create class-map class1 and define its match criteria:
class-map class1
 match access-group 136
! The following commands create the policy map, which is defined to contain policy
! specification for class1 and the default class:
policy-map policy1
class class1
 bandwidth 2000
 queue-limit 40
class class-default
 fair-queue 16
 queue-limit 20

次に、「policy9」というポリシー マップの作成方法と、そのポリシー マップに属する 3 つのクラス ポリシーの設定方法の例を示します。 これらのクラスのうち、2 つが、番号付き ACL またはインターフェイス名に基づく一致基準を指定するクラス マップ付きクラスのポリシーを指定し、残りの 1 つが、設定されている一致基準を満たしていないパケットが向けられている「class-default」というデフォルトのクラスのポリシーを指定します。

policy-map policy9
 
class acl136
 bandwidth 2000
 queue-limit 40
 
class ethernet101
 bandwidth 3000
 random-detect exponential-weighting-constant 10
class class-default
 fair-queue 10
 queue-limit 20

次に、セッションの開始時点で QoS サービスを開始するように設定されたモジュラ QoS コマンドライン インターフェイス(MQC)のポリシー マップの例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# policy-map type control TEST
Router(config-control-policymap)# class type control always event session-start
Router(config-control-policymap-class-control)# 1
 service-policy type service name QoS_Service
Router(config-control-policymap-class-control)# end

次に、「rule4」という制御ポリシー マップの設定例を示します。 制御ポリシー マップ rule4 には、Network Access Server(NAS)ポート ID を使用して加入者を許可する操作で、「class3」という制御クラスに関連付けられた 1 個のポリシー ルールが含まれます。 service-policy type control コマンドは、制御ポリシー マップを全体的に適用するために使用されます。

class-map type control match-all class3
 match access-type pppoe
 match domain cisco.com
 available nas-port-id
!
policy-map type control rule4
 class type control class3
  authorize nas-port-id
!
service-policy type control rule4

次に、「redirect-profile」というサービス ポリシー マップ設定の例を示します。

policy-map type service redirect-profile
 class type traffic CLASS-ALL
  redirect to group redirect-sg 

次に、802.1p ドメイン用のポリシー マップを定義する例を示します。

enable
configure terminal
 policy-map cos7
  class cos7
  set cos 2
  end

次に、MPLS ドメイン用のポリシー マップを定義する例を示します。

enable
configure terminal
 policy-map exp7
  class exp7
  set mpls experimental topmost 2
  end

関連コマンド

コマンド

説明

bandwidth(ポリシーマップ クラス)

ポリシー マップに属するクラスに割り当てる帯域幅を指定または変更します。

class(ポリシーマップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前と、ポリシーを設定する前のデフォルト クラスを指定します。

class class-default

帯域幅が設定または変更されるデフォルト クラスを指定します。

class-map

指定したクラスへのパケットのマッチングに使用するクラス マップを作成します。

fair-queue(class-default)

デフォルト クラス ポリシーの一部として class-default クラスで使用するために予約するダイナミック キューの数を指定します。

match access-group

指定した ACL をベースにクラス マップに対して一致基準を設定します。

queue-limit

ポリシー マップで設定されているクラス ポリシー用にキューで維持できるパケットの最大数の指定または修正を行います。

random-detect(インターフェイス)

WRED または DWRED をイネーブルにします。

random-detect exponential-weighting-constant

キューの平均サイズ計算のための WRED および DWRED 指数加重係数を設定します。

random-detectservice-policy precedence

特定の IP precedence に対する WRED パラメータと DWRED パラメータを設定します。

service-policy

入力インターフェイスまたは VC、あるいは出力インターフェイスまたは VC に、そのインターフェイスまたは VC のサービス ポリシーとして使用するポリシー マップを対応付けます。

set atm-clp precedence

ポリシー マップが設定されている場合、ATM CLP ビットを設定します。

priority-group


(注)  


Cisco IOS Release 15.1(3)T 以降、priority-group コマンドは非表示です。 このコマンドは、Cisco IOS ソフトウェアでも使用できますが、CLI 対話型ヘルプは、コマンドラインに疑問符を入力して表示しようとしても表示されません。 このコマンドは、将来のリリースで完全に廃止されます。これは、適切な交換用コマンド(または一連のコマンド)を使用する必要があることを意味します。 詳細(交換用コマンドのリストを含む)については『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルを参照してください。


インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てるには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで priority-group コマンドを使用します。 指定されたプライオリティのグループ割り当てを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority-group list-number

no priority-group list-number

構文の説明

list-number

インターフェイスに割り当てられたプライオリティ リスト番号。 1~16 の番号が割り当てられます。

コマンド デフォルト

ディセーブル

コマンド モード


インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.0

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.1(3)T

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

使用上のガイドライン

1 つのインターフェイスに 1 つのリストのみを割り当てることができます。 プライオリティ出力キューイングにより、インターフェイスに送信されるパケットに順位づけする機能が提供されます。

出力キューの現在のステータスを表示するには、showqueueing コマンドと showinterfaces コマンドを使用します。

次の例では、シリアル インターフェイス 0 で送信するパケットがプライオリティ リスト 1 に分類されます。

interface serial 0
 priority-group 1

次に、シリアル トンネル(STUN)接続でのシリアル リンクのアドレスに基づいてキューイングの優先順位を設定する例を示します。 出力インターフェイスへのポリシー グループを割り当てるには、priority-group インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用する必要があることに注意してください。

stun peer-name 172.16.0.0
stun protocol-group 1 sdlc 
! 
interface serial 0
! Disable the ip address for interface serial 0:
no ip address
! Enable the interface for STUN:
encapsulation stun
!
stun group 2 
stun route address 10 tcp 172.16.0.1 local-ack priority
! 
! Assign priority group 1 to the input side of interface serial 0:
priority-group 1 
! Assign a low priority to priority list 1 on serial link identified
! by group 2 and address A7:
priority-list 1 stun low address 2 A7

関連コマンド

コマンド

説明

locaddr-priority-list

LU アドレスに基づいてキューイングの優先順位設定するための手順の 1 つとして、キューイングの優先順位を LU にマッピングします。

priority-list default

プライオリティ リストの他のルールに一致しないパケット用にプライオリティ キューを割り当てます。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

priority-list protocol

プロトコル タイプに基づいてキューイングの優先順位を設定します。

priority-list protocol ip tcp

TCP ポートに基づいて BSTUN または STUN のキューイングの優先順位を設定します。

priority-list protocol stun address

シリアル リンク アドレスに基づいて STUN のキューイングの優先順位を設定します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定します。

show interfaces

ルータまたはアクセス サーバで設定されているすべてのインターフェイスの統計情報を表示します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

priority level

複数のプライオリティ キューを設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで priority level コマンドを使用します。 クラスに指定したプライオリティ レベルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority level level

no priority level level

構文の説明

level

完全プライオリティ サービス モデルの複数のレベルを定義します。 特定レベルのプライオリティ サービスを持つトラフィック クラスをイネーブルにすると、特定レベルのプライオリティ サービスでイネーブルになっているすべてのトラフィックに単一のプライオリティ キューが関連付けられることを意味します。

有効な値は、1(高プライオリティ)~ 4(低プライオリティ)です。 デフォルトは 1 です。 Cisco ASR 1000 シリーズ ルータおよび Cisco ASR 903 シリーズ ルータでは、有効値は 1(高プライオリティ)~2(低プライオリティ)です。 デフォルトは 1 です。

コマンド デフォルト

プライオリティ レベルには 1 のデフォルト レベルがあります。

コマンド モード


ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション(config-pmap-c)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(31)SB2

このコマンドは、複数レベルの完全プライオリティ キューイングを提供するために導入され、PRE3 向け Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

Cisco IOS XE Release 2.1

このコマンドが Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

Cisco IOS XE Release 3.7S

このコマンドが Cisco ASR 903 シリーズ ルータに実装されました。

使用上のガイドライン

bandwidth コマンドと priority level コマンドは、同じポリシー マップ内の同じクラスでは使用できません。 ただし、これらのコマンドは同じポリシー マップでは使用できます。

shape コマンドと priority level コマンドは、同じポリシー マップ内の同じクラスでは使用できません。 ただし、これらのコマンドは同じポリシー マップでは使用できます。

ポリシー マップで、1 つまたは複数のクラスにプライオリティ ステータスを指定できます。 ルータは、同じプライオリティ レベルでイネーブルになっているトラフィックすべてに単一のプライオリティ キューを関連付け、次のレベルのプライオリティ キューおよび非プライオリティ キューを処理する前に空になるまで、高レベル プライオリティ キューを処理します。

同じポリシー マップ内の異なる 2 つのクラスに同じプライオリティ レベルを指定することはできません。

同じポリシー マップ内の異なる 2 種類のクラスに priority コマンドと priority level コマンドを指定することはできません。 たとえば、異なるクラスに priority bandwidth kbps または priority percent percentage コマンドと priority level コマンドを指定することはできません。

priority level コマンドが特定のレベルのプライオリティ サービスに設定されると、そのレベルのプライオリティに 1 つのクラスが設定されている場合のみ、queue-limit コマンドと random-detect コマンドが使用できます。

任意のプライオリティ レベルのプライオリティ キューとしてデフォルト キューを設定することはできません。

Cisco 10000 シリーズ ルータ、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータ、および Cisco ASR 903 シリーズ ルータ

Cisco 10000 シリーズ ルータ、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータ、および Cisco ASR 903 シリーズ ルータは、2 つのレベルのプライオリティ サービス(レベル 1(高)とレベル 2(低))をサポートします。 プライオリティ レベルを指定しなかった場合、ルータはデフォルト レベルの 1 を使用します。 トラフィック クラスに低遅延動作を指定する必要があることをレベル 1 で指定します。 高レベル キューは、次のレベルのキューおよび非プライオリティ キューの前に空になるまで処理されます。

次に、複数のプライオリティ キューを設定する例を示します。 例では、Customer1 というトラフィック クラスには、高いプライオリティ(レベル 1)が指定され、Customer2 というクラスにはレベル 2 のプライオリティが指定されます。 Customer2 トラフィックで帯域幅不足が発生しないようにするため、Customer1 トラフィックは使用可能な帯域幅の 30% でポリシングされます。

Router> enable
Router# config terminal
Router(config)# policy-map Business
Router(config-pmap)# class Customer1
Router(config-pmap-c)# priority level 1
Router(config-pmap-c)# police 30
Router(config-pmap-c)# exit
Router(config-pmap)# class Customer2
Router(config-pmap-c)# priority level 2

関連コマンド

コマンド

説明

bandwidth

ポリシー マップに属するクラスに割り当てる帯域幅を指定または変更します。

priority

トラフィック クラスにプライオリティを割り当てます。

show policy-map interface

指定したインターフェイスまたはサブインターフェイス上か、インターフェイス上の特定の PVC に対し、すべてのサービス ポリシーに対して設定されているすべてのクラスのパケット統計情報を表示します。 設定されているすべてのプライオリティ レベルの統計情報を表示します。

priority-list default

プライオリティ リストの他のどのルールにも一致しないパケットにプライオリティ キューを割り当てるには、グローバル コンフィギュレーション モードで priority-listdefault コマンドを使用します。 デフォルトに戻す場合やデフォルトとして normal を割り当てるには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority-list list-number default { high | medium | normal | low }

no priority-list list-number default

構文の説明

list-number

プライオリティ リストを識別する 1~16 の番号。

high | medium | normal | low

プライオリティ キューのレベル。 このコマンドの no 形式を使用すると、normal キューが使用されます。

コマンド デフォルト

このコマンドはデフォルトではディセーブルになっています。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.0

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

複数のルールを使用すると、システムが出現順にプライオリティ設定を読み取ることに注意してください。 パケットを分類すると、一致するプロトコルまたはインターフェイスのタイプについて、priority-list コマンドで指定されたルールのリストを検索します。 一致が見つかると、システムは適切なキューにパケットを割り当てます。 システムは、指定された順序でリストを検索し、最初に一致するルールで検索が終了します。

次に、プライオリティ リストの他のどのルールにも一致しないパケット用のプライオリティ キューを低プライオリティに設定する例を示します。

priority-list 1 default low

関連コマンド

コマンド

説明

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

priority-list protocol

プロトコル タイプに基づいてキューイングの優先順位を設定します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットのキューイング優先度を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで priority-listinterface コマンドを使用します。 リストからエントリを削除するには、適切な引数を指定してこのコマンドの no 形式を使用します。

priority-list list-number interface interface-type interface-number { high | medium | normal | low }

no priority-list list-number interface interface-type interface-number { high | medium | normal | low }

構文の説明

list-number

プライオリティ リストを識別する 1~16 の番号。

interface-type

インターフェイスのタイプ。

interface-number

インターフェイスの番号。

high | medium | normal | low

プライオリティ キューのレベル。

コマンド デフォルト

キューイング プライオリティはデフォルトで設定されていません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.0

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

複数のルールを使用すると、システムが出現順にプライオリティ設定を読み取ることに注意してください。 パケットを分類すると、一致するプロトコルまたはインターフェイスのタイプについて、priority-list コマンドで指定されたルールのリストを検索します。 一致が見つかると、システムは適切なキューにパケットを割り当てます。 システムは、指定された順序でリストを検索し、最初に一致するルールで検索が終了します。

次に、ミディアム プライオリティ キュー レベルにシリアル インターフェイス 0 に着信するリストを割り当てる例を示します。

priority-list 3 interface serial 0 medium

(注)  


このコマンドは、パケットがインターフェイスに接続されるする方法を規定するルールを定義します。 ルールが定義されると、パケットは priority-group コマンドを使用して、インターフェイスに実際に接続されます。


関連コマンド

コマンド

説明

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

priority-list default

プライオリティ リストの他のルールに一致しないパケット用にプライオリティ キューを割り当てます。

priority-list protocol

プロトコル タイプに基づいてキューイングの優先順位を設定します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

priority-list protocol

プロトコル タイプに基づいてキューイングの優先順位を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで priority-listprotocol コマンドを使用します。 プロトコル タイプによって割り当てられたプライオリティ リスト エントリを削除するには、適切な引数を指定してこのコマンドの no 形式を使用します。

priority-list list-number protocol protocol-name { high | medium | normal | low } queue-keyword keyword-value

no priority-list list-number protocol protocol-name { high | medium | normal | low } queue-keyword keyword-value

構文の説明

list-number

プライオリティ リストを識別する 1~16 の番号。

protocol-name

プロトコル タイプ:aarpappletalkarpbridge (transparent)、clnsclns_esclns_iscompressedtcpcmnsdecnetdecnet_nodedecnet_router-l1decnet_router-l2dlswipipxpadrsrbstun、および x25

high | medium | normal | low

プライオリティ キューのレベル。

queue-keyword keyword-value

利用可能なキーワードは、fragmentsgtlistlttcp、および udp です。 キーワードと値に関する詳細については、「使用上のガイドライン」の項の表 20 を参照してください。

コマンド デフォルト

キューイングの優先度は設定されていません。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション(config)

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.0

このコマンドが導入されました。

12.2(13)T

このコマンドが変更されました。 apollovines、および xns キーワードは、プロトコル タイプのリストから除外されました。 これらのプロトコルは、Apollo Domain、Banyan VINES、Xerox Network Systems(XNS)が Release 12.2(13)T で廃止されたため、削除されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

単一プロトコルに複数のルールを使用すると、システムが出現順にプライオリティ設定を読み取ることに注意してください。 パケットを分類すると、一致するプロトコルのタイプについて、priority-list コマンドで指定されたルールのリストを検索します。 一致が見つかると、システムは適切なキューにパケットを割り当てます。 システムは、指定された順序でリストを検索し、最初に一致するルールで検索が終了します。

decnet_router-l1 キーワードは、エリア内ルータである、すべてのレベル 1 ルータのマルチキャスト アドレスを示し、decnet_router-l2 キーワードは、エリア間ルータである、すべてのレベル 2 ルータを示します。

dlswrsrb、および stun キーワードはダイレクト カプセル化だけを示します。

システムのキューイング プライオリティを設定するには、次の表を使用します。

表 1 プロトコルのプライオリティ キューのキーワードと値

オプション

説明

fragments

フラグメント化された IP パケットに定義済みのプライオリティ レベルを割り当てます(IP のみで使用)。 具体的には、このコマンドは、フラグメント オフセット フィールドがゼロ以外の IP パケットに一致します。 フラグメント化された IP パケットの初期フラグメントには、ゼロのフラグメント オフセットがあるため、そのようなパケットは、このコマンドと一致しません。

(注)     

ゼロ以外のフラグメント オフセットが設定されたパケットには、TCP ヘッダーまたはユーザ データグラム プロトコル(UDP)ヘッダーが含まれないため、tcp キーワードまたは udp キーワードを使用するこのコマンドの他のインスタンスは、このようなパケットに一致しません。

gt byte-count

より大きい数を指定します。 割り当てられたプライオリティ レベルは、パケット サイズが byte-count 引数に入力した値を超えると有効になります。

(注)     

発信インターフェイス上での MAC カプセル化のため、パケットのサイズに追加バイトが含まれている必要もあります。

list list-number

AppleTalk、ブリッジング、IP、IPX、VINES、または XNS で使用されるときに、指定されたリストに従ってトラフィック プライオリティを割り当てます。 list-number 引数は、指定された protocol-name に対する access-list グローバル コンフィギュレーション コマンドによって指定されるアクセス リスト番号です。 たとえば、プロトコルが AppleTalk の場合は、list-number は有効な AppleTalk アクセス リスト番号である必要があります。

lt byte-count

より少ない数を指定します。 割り当てられたプライオリティ レベルは、パケット サイズが byte-count 引数に入力した値よりも小さいと有効になります。

(注)     

発信インターフェイス上での MAC カプセル化のため、パケットのサイズに追加バイトが含まれている必要もあります。

tcp port

指定されたポートから発信する、またはポートを宛先とする TCP セグメントに定義済みのプライオリティ レベルを割り当てます(IP のみで使用)。 表 21 に、共通 TCP サービスおよびポート番号を示します。

udp port

指定されたポートから発信する、またはポートを宛先とする UDP パケットに定義済みのプライオリティ レベルを割り当てます(IP のみで使用)。 表 22 に、共通 UDP サービスおよびポート番号を示します。

表 2 共通 TCP サービスおよびポート番号

サービス

ポート

FTP データ

20

FTP

21

シンプル メール転送プロトコル(SMTP)

25

Telnet

23


(注)  


TCP サービスおよびポート番号の完全なリストを表示するには、次の例のようなヘルプ ストリングを入力してください:Router(config)#prioritylist4protocolipmediumtcp?


表 3 共通 UDP サービスとポート番号

サービス

ポート

ドメイン ネーム システム(DNS)

53

ネットワーク ファイル システム(NFS)

2049

リモート プロシージャ コール(RPC)

111

SNMP

161

TFTP

69


(注)  


UDP サービスとポート番号の完全なリストを表示するには、次の例のようなヘルプ ストリングを入力してください:Router(config)#prioritylist4protocolipmediumudp?



(注)  


表の上部には、共通の TCP および UDP ポート番号の一部が含まれます。 順位付けするすべてのポート番号を指定することができます。ここにリストされている番号には限定されません。 TFTP や FTP などの一部のプロトコルでは、最初の要求だけがポート 69 を使用します。 後続のパケットは任意に選択されているポート番号を使用します。 このようなタイプのプロトコルの場合は、ポート番号の使用はキュー トラフィックを管理する効率的な方法ではありません。


次に、1 を任意のプライオリティ リスト番号として割り当て、DECnet をプロトコル タイプとして指定し、このインターフェイスで送信される DECnet パケットに高プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 1 protocol decnet high

次に、サイズが 200 バイトよりも大きいすべての DECnet パケットにミディアム プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 2 protocol decnet medium gt 200

次に、サイズが 200 バイトよりも小さいすべての DECnet パケットにミディアム プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 4 protocol decnet medium lt 200

次に、IP アクセス リスト 10 に一致するトラフィックに高プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 1 protocol ip high list 10

次に、Telnet パケットにミディアム プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 4 protocol ip medium tcp 23

次に、UDP DNS パケットにミディアム プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 4 protocol ip medium udp 53

次に、イーサネット アクセス リスト 201 に一致するトラフィックに高プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 1 protocol bridge high list 201

次に、TCP カプセル化を使用したデータリンク スイッチング プラス(DLSw+)トラフィックに高プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 1 protocol ip high tcp 2065

次に、直接カプセル化を使用した DLSw+ トラフィックに高プライオリティ レベルを割り当てる例を示します。

priority-list 1 protocol dlsw high

(注)  


このコマンドは、パケットがインターフェイスに接続される方法を規定するルールを定義します。 ルールが定義されると、パケットは priority-group コマンドを使用して、インターフェイスに実際に接続されます。


関連コマンド

コマンド

説明

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

priority-list default

プライオリティ リストの他のルールに一致しないパケット用にプライオリティ キューを割り当てます。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで priority-listqueue-limit コマンドを使用します。 標準キューを選択するには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority-list list-number queue-limit high-limit medium-limit normal-limit low-limit

no priority-list list-number queue-limit

構文の説明

list-number

プライオリティ リストを識別する 1~16 の番号。

high-limit medium-limit normal-limit low-limit

プライオリティ キューの最大長。 この 4 個の引数うち、いずれかの値が 0 の場合、キューは、その特定のキューの無制限サイズにできることを意味します。 これらの引数のデフォルト値については、次の表を参照してください。

コマンド デフォルト

なし。 デフォルトのキュー制限引数のリストについては、このコマンドの「使用上のガイドライン」の項に含まれる以下の表を参照してください。

コマンド モード


グローバル コンフィギュレーション(config)

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.0

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

使用上のガイドライン

プライオリティ キューでオーバーフローが生じた場合、超過パケットは廃棄され、必要に応じてプロトコルに関するメッセージが送信される場合があります。

デフォルトのキュー制限値は次の表のとおりです。

表 4 デフォルトのプライオリティ キューのパケット制限

プライオリティ キューの引数

パケットの制限

high-limit

20

medium-limit

40

normal-limit

60

low-limit

80


(注)  


プライオリティ キューイングがイネーブルで、キューにアクティブな Integrated Services Digital Network(ISDN)コールが存在する場合、priority-listqueue-limit コマンドの設定を変更すると、キューからコールがドロップされます。 プライオリティ キューイングの詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』を参照してください。


次に、プライオリティ キュー 10 に最大パケットを設定する例を示します。

Router(config)# priority-list 2 queue-limit 10 40 60 80

関連コマンド

コマンド

説明

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

priority-list default

プライオリティ リストの他のルールに一致しないパケット用にプライオリティ キューを割り当てます。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

priority-list protocol

プロトコル タイプに基づいてキューイングの優先順位を設定します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

service-policy

入力インターフェイス、仮想回線(VC)、出力インターフェイス、または、インターフェイスか VC のサービス ポリシーとして使用される VC に、ポリシー マップを付加するには、適切なコンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用します。 入力インターフェイス、出力インターフェイス、入力 VC、出力 VC からサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy [ type access-control ] { input | output } policy-map-name

no service-policy [ type access-control ] { input | output } policy-map-name

Cisco 10000 Series and Cisco 7600 Series Routers

service-policy [ history | { input | output } policy-map-name | type control control-policy-name ]

no service-policy [ history | { input | output } policy-map-name | type control control-policy-name ]

構文の説明

type access-control

(任意)該当するプロトコル スタックで検索する完全一致パターンを決定します。

input

指定されたポリシー マップを入力インターフェイスまたは入力 VC に対応付けます。

output

指定されたポリシー マップを出力インターフェイスまたは出力 VC に対応付けます。

policy-map-name

付加されるサービス ポリシー マップ(policy-map コマンドを使用して作成)の名前。 名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。

history

(任意)Quality of Service(QoS)メトリックの履歴を保持します。

type control control-policy-name

(任意)コンテキストに適用されるクラスベースのポリシー言語(CPL)制御ポリシー マップを作成します。

コマンド デフォルト

サービス ポリシーは指定されていません。 コントロール ポリシーは、コンテキストには適用されません。 ポリシー マップは適用されません。

コマンド モード

ATM VC バンドル コンフィギュレーション(config-atm-bundle)

ATM PVP コンフィギュレーション(config-if-atm-l2trans-pvp)

ATM VC コンフィギュレーション モード(config-if-atm-vc)

イーサネット サービス コンフィギュレーション(config-if-srv)

グローバル コンフィギュレーション(config)

インターフェイス コンフィギュレーション(config-if)

スタティック マップ クラス コンフィギュレーション(config-map-class)

ATM PVC-in-range コンフィギュレーション(cfg-if-atm-range-pvc)

サブインターフェイス コンフィギュレーション(config-subif)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(5)T

このコマンドが導入されました。

12.0(5)XE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。

12.0(7)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)S に統合されました。

12.0(17)SL

このコマンドが Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

12.1(1)E

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(1)E に統合されました。

12.1(2)T

このコマンドは、フレーム リレー VC で低遅延キューイング(LLQ)をイネーブルにするよう、変更されました。

12.2(14)SX

このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータに実装されました。 出力ポリシー マップのサポートが追加されました。

12.2(15)BX

このコマンドが ESR-PRE2 に実装されました。

12.2(17d)SXB

このコマンドは Supervisor Engine 2 に実装され、Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.4(2)T

このコマンドが変更されました。 ATM VC でのポリシー マップ機能を ATM VC 範囲に拡張できるように、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードと ATM PVC-in-range コンフィギュレーション モードのサポートが追加されました。

12.4(4)T

Flexible Packet Matching(FPM)をサポートするため、type stack キーワードと type control キーワードが追加されました。

12.2(28)SB

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合され、Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

12.2(31)SB2

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 に統合されました。

12.3(7)XI2

このコマンドは、Cisco 10000 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 シリーズ ルータでの ATM VC についてサブインターフェイスコンフィギュレーション モードと ATM PVC-in-range コンフィギュレーション モードをサポートするように変更されました。

12.2(18)ZY

type stack キーワードと type control キーワードが、Programmable Intelligent Services Accelerator(PISA)に搭載されている Catalyst 6500 シリーズ スイッチの Cisco IOS Release 12.2(18)ZY に統合されました。

12.2(33)SRC

このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータで拡張されました。

12.2(33)SB

このコマンドが変更されました。 コマンドは、PRE3 と PRE4 の Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

Cisco IOS XE Release 2.3

このコマンドは、ATM PVP コンフィギュレーション モードをサポートするよう、変更されました。

12.4(18e)

このコマンドは、従来のトラフィック シェーピングと、Cisco モジュラ QoS CLI(MQC)シェーピングを同じインターフェイスに同時に設定することを防ぐために変更されました。

Cisco IOS XE Release 3.3S

このコマンドは、イーサネット サービス コンフィギュレーション モードをサポートするように変更されました。

Cisco IOS XE Release 3.5S

このコマンドが変更されました。 ip subscriber interface コマンドがインターフェイスにすでに設定されいて、service-policy input コマンドまたは service-policy output コマンドを設定しようとするとエラーが表示されます。

15.2(1)S

同時非キューイング ポリシーをサブインターフェイスでイネーブルにできるように、このコマンドが変更されました。

使用上のガイドライン

次の表に、コマンドの使用目的に基づいて選択するコンフィギュレーション モードを示します。

表 5 コマンド アプリケーションに基づくコンフィギュレーション モード

アプリケーション

モード

独立型 VC

ATM VC サブモード

ATM VC バンドル メンバー

ATM VC バンドル コンフィギュレーション

ATM PVC の範囲

サブインターフェイス コンフィギュレーション

PVC 範囲内の個別の PVC

ATM PVC-in-range コンフィギュレーション

フレーム リレー VC

スタティック マップ クラス コンフィギュレーション

イーサネット サービス、イーサネット VC(EVC)

イーサネット サービス コンフィギュレーション

1 つまたは複数のインターフェイスや、1 つまたは複数の VC に、1 つのポリシー マップを付加し、これらのインターフェイスまたは VC にサービス ポリシーを指定できます。

クラスベース WFQ(CBWFQ)。 ポリシー マップに含まれるクラス ポリシーは、そのクラスのクラス マップの一致基準を満たすパケットに適用されます。

インターフェイスまたは ATM VC にポリシー マップを付加する前に、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 75%(Cisco 10008 ルータの 99%)以下である必要があります。

フレーム リレー(プライオリティ キューイング(PQ)/CBWFQ)の低遅延キューイング(LLQ)をイネーブルにするには、先にインターフェイス コンフィギュレーション モードで frame-relay traffic-shaping コマンドを使用してインターフェイスでフレーム リレー トラフィック シェーピング(FRTS)をイネーブルにしておく必要があります。 次にスタティック マップ クラス コンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用してフレーム リレー VC に出力サービス ポリシーを付加します。

インターフェイスまたは ATM VC にポリシー マップを付加するには、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 75% 以下である必要があります。 フレーム リレー VC に割り当てられている帯域幅の合計は、frame-relay voice bandwidth または frame-relay ip rtp priority スタティック マップ クラス コンフィギュレーション モード コマンドで予約された、VC の少ないすべての帯域幅に設定されている最小認定情報レート(CIR)を超えてはいけません。 これらの値が設定されていない場合、最小 CIR のデフォルトは CIR の半分になります。

物理インターフェイスでの CBWFQ は、インターフェイスがデフォルトのキューイング モードにある場合のみ設定可能です。 E1(2.048 Mbps)以下のシリアル インターフェイスでは、重み付け均等化キューイング(WFQ)がデフォルトで使用されます。 他のインターフェイスでは、先入れ先出し(FIFO)がデフォルトで使用されます。 物理インターフェイスで CBWFQ をイネーブルにすると、デフォルトのインターフェイス キューイング方式が上書きされます。 ATM 相手先固定接続(PVC)で CBWFQ をイネーブルにしても、デフォルトのキューイング方式は無効になりません。

インターフェイスで CBWFQ がイネーブルになっているサービス ポリシーを付加する場合、ファンシー キューイングに関連するコマンド(均等化キューイング、カスタム キューイング、プライオリティ キューイング、重み付けランダム早期検出(WRED)に関連するコマンドなど)は、モジュラ QoS CLI(MQC)を使用して利用できます。 ただし、インターフェイスからポリシー マップを削除するまで、インターフェイス上でこの機能を直接設定することはできません。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(18e) 以降は、トラフィック シェーピング レートと MQC シェーピングを同じインターフェイス上に同時に設定することはできません。 サービス ポリシーを付加する前に、インターフェイス上に設定されているトラフィック シェーピング レートを削除する必要があります。 たとえば、service-policy {input | output} policy-map-name コマンドを traffic-shape rate コマンドがすでに有効な場合に入力しようとすると、次のメッセージが表示されます。
Remove traffic-shape rate configured on the interface before attaching the service-policy.
MQC シェーパーが最初に付加されていて、同じインターフェイスで従来の traffic-shape rate コマンドを入力すると、コマンドは拒否され、エラー メッセージが表示されます。

マップを構成するクラスいずれかの帯域幅を変更するインターフェイスまたは VC に付加されたポリシー マップを変更できます。 付加されたポリシー マップに対して行った帯域幅の変更が有効なのは、変更されたクラス帯域幅を含む、ポリシー マップを構成するすべてのクラスの帯域幅の合計が、インターフェイス帯域幅または VC 帯域幅の 75 パーセント以下の場合のみです。 新しい集約帯域幅の量がインターフェイス帯域幅または VC 帯域幅の 75% を超えると、ポリシー マップは変更されません。

サービス クラス(CoS)ビットを設定するため、service-policy コマンドをイーサネット インターフェイスに適用した後も、8021.Q またはスイッチ間リンク(ISL)トランキングを実行しているサブインターフェイスがある限り、ポリシーはアクティブな状態を維持します。 ただし、リロード時には、サービス ポリシーは、次のエラー メッセージを出して設定から削除されます。

Process "set" action associated with class-map voip failed: Set cos supported only with IEEE 802.1Q/ISL interfaces.

(注)  


service-policy input コマンドと service-policy output コマンドは、ip subscriber interface コマンドがすでに設定されている場合は設定できません。これらのコマンドは相互に排他的です。


同時非キューイング QoS ポリシー

Cisco IOS Release 15.2(1)S 以降では、ATM サブインターフェイス、ATM PVC、フレーム リレー(FR)のサブインターフェイスとデータ リンク接続識別子(DLCI)に同時非キューイング QoS ポリシーを設定できます。 ただし、同時キューイング ポリシーは、階層型キューイング フレームワーク層の競合を作成するため、引き続き許可されません。 同時キューイング ポリシーを設定しようとすると、ポリシーは拒否され、ルータはエラー メッセージを表示します。

(注)  


PVC または DLCI およびサブインターフェイス ポリシーの両方が同じサブインターフェイスに適用された場合、PVC または DLCI のポリシーが優先され、サブインターフェイス ポリシーは有効になりません。


Cisco 10000 シリーズ ルータの使用上のガイドライン

Cisco 10000 シリーズ ルータは、未指定ビット レート(UBR)VC に対する CBWFQ ポリシーの適用をサポートしません。

インターフェイスまたは VC にポリシー マップを付加するには、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 99% 以下である必要があります。 クラスに割り当てられた帯域幅の合計が、使用可能な帯域幅の 99% よりも多い場合にインターフェイスにポリシー マップを付加しようとすると、ルータは警告メッセージを記録し、すべてのクラスには要求された帯域幅が割り当てられません。 ポリシー マップが他のインターフェイスにすでに付加されている場合、そのインターフェイスから削除されます。

総帯域幅は物理インターフェイスの ATM 層の速度(レート)です。 ルータは、指定した最小帯域幅をインターフェイス速度の 1/255(ESR-PRE1)または 1/65,535(ESR-PRE2)の倍数に最も近い値に変換します。 1/255 または 1/65,535 の倍数でない値が要求されると、ルータは最も近い倍数を選択します。

帯域幅の割合は、インターフェイスの帯域幅に基づきます。 階層型ポリシーでは、帯域幅の割合は、最も近い親シェーピング レートに基づいています。

デフォルトでは、最小帯域幅によって保証されるキューには、ライン レートで 32 パケット以上、最大 50 ミリ秒の 256 バイトのパケットのバッファがあります。

Cisco IOS Release 12.0(22)S 以降のリリースでは、Cisco 10000 シリーズ ルータでのフレーム リレー(プライオリティ キューイング(PQ)/CBWFQ)の LLQ をイネーブルにするには、最初にポリシー マップを作成し、定義したトラフィック クラスに priority コマンドを使用して優先順位を割り当てます。 たとえば、保証された 8000 kb/s の帯域幅を含むプライオリティ キューを設定する方法の例を示します。 この例では、「map1」という名前のポリシー マップのビジネス クラスがプライオリティ キューとしてが設定されます。 map1 ポリシーには、48 kb/s の最小帯域幅保証を含む、非ビジネス クラスも含まれます。 map1 ポリシーは、発信方向のシリアル インターフェイス 2/0/0 に付加されます。

class-map Business
	match ip precedence 3
policy-map map1
	class Business
	priority 
	police 8000
	class Non-Business
	bandwidth 48
interface serial 2/0/0
	frame-relay encapsulation
	service-policy output map1

PRE2 では、service-policy コマンドを使用して ATM サブインターフェイスまたは PVC に QoS ポリシーを付加することができます。 ただし、PRE3 で QoS ポリシーを付加できるのは PVC に対してのみです。

Cisco 7600 シリーズ ルータ

output キーワードは、Supervisor Engine 2 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータではサポートされません。

EtherChannel のメンバーであるポートに、サービス ポリシーを付加しないでください。

CLI を使用すると、OC-12 ATM オプティカル サービス モジュール(OSM)の WAN ポートおよびチャネライズド OSM の WAN ポートにあるポリシー機能カード(PFC)に基づいて QoS を設定できますが、PFC ベースの QoS はこれらの OSM の WAN ポートではサポートされていません。 OSM は、Supervisor Engine32 が搭載された Catalyst 7600 シリーズ ルータではサポートされません。

PFC QoS は、VLAN インターフェイス上だけで output キーワード(任意)をサポートします。 VLAN インターフェイスには、入力ポリシーマップおよび出力ポリシーマップの両方を対応付けられます。

Cisco 10000 シリーズ ルータ制御ポリシー マップ

コンテキストに適用することによって制御ポリシー マップをアクティブ化します。 制御ポリシー マップは、優先順位の高い順にリストされている次のタイプのコンテキストの 1 つ以上に適用できます。

  1. グローバル
  2. インターフェイス
  3. サブインターフェイス
  4. 仮想テンプレート
  5. VC クラス
  6. PVC

一般的に、より限定的なコンテキストに適用される制御ポリシー マップが、より汎用的なコンテキストに適用されるポリシー マップよりも優先されます。 このリストは、コンテキストのタイプを優先順位の高い順から番号付けされます。 たとえば、相手先固定接続(PVC)に適用される制御ポリシー マップは、インターフェイスに適用される制御ポリシー マップよりも優先されます。

コンテキストでホストされるすべてのセッションに制御ポリシーが適用されます。 特定のコンテキストに適用できる制御ポリシー マップは 1 つだけです。

service-policy コマンドの省略形

Cisco IOS Release 12.2(33)SB 以降のリリースでは、ルータは、service-policy コマンドの省略形(ser)を受け入れません。 代わりに、ルータがコマンドを受け入れる前にコマンド名 service- を明記する必要があります。 たとえば、service-policy コマンドの省略形を使用しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

interface GigabitEthernet1/1/0
 ser out ?
% Unrecognized command
 ser ?
% Unrecognized command

次の例に示すように、コマンドを service- として入力し、その後に 1 個のスペースを入れると、ルータはコマンドを service-policy として分析します。 疑問符を入力すると、ルータは、service-policy コマンドのコマンド オプションを表示します。

service- ?
input	Assign policy-map to the input of an interface
output	Assign policy-map to the output of an interface
type	Configure CPL Service Policy

Cisco IOS Release 12.2(33)SB 以前のリリースでは、ルータは、service-policy コマンドの省略形を受け入れます。 たとえば、ルータは次のコマンドを受け入れます。

interface GigabitEthernet1/1/0
 ser out test

次に、ポリシー マップをファスト イーサネット インターフェイスに付加する例を示します。

interface fastethernet 5/20
 service-policy input pmap1

次に、出力シリアル インターフェイス 1 上の DLCI 100 に「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを付加する方法を示し、フレーム リレー向けに LLQ をイネーブルにします。

interface Serial1/0.1 point-to-point
 frame-relay interface-dlci 100
 class fragment
 map-class frame-relay fragment
 service-policy output policy9

次に、「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを入力シリアル インターフェイス 1 に付加する例を示します。

interface Serial1
 service-policy input policy9

次に、「cisco」という名前の入力 PVC に「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを付加する例を示します。

pvc cisco 0/34 
service-policy input policy9
vbr-nt 5000 3000 500
precedence 4-7

次に、インターフェイスにサービス ポリシーを指定し、インターフェイス上で CBWFQ をイネーブルにするように、「policy9」という名前のサービス ポリシーを出力シリアル インターフェイス 1 に付加する例を示します。

interface serial1
 service-policy output policy9

次に、「cisco」という名前の出力 PVC に「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを付加する例を示します。

pvc cisco 0/5 
service-policy output policy9
vbr-nt 4000 2000 500
precedence 2-3

次に、発信パケットのシリアル サブインターフェイス 1/0/0.1 上の DLCI 100 に「userpolicy」という名前のサービス ポリシーを付加する例を示します。

interface serial 1/0/0.1 point-to-point
 frame-relay interface-dlci 100
 service-policy output userpolicy

(注)  


ポリシーをこのように DLCI に付加するには、Cisco IOS Release 12.0(22)S 以降のリリースを実行している必要があります。 Cisco IOS Release 12.0(22)S 以前のリリースを実行している場合は、「出力シリアル インターフェイス 1 上の DLCI 100 に「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを付加し、フレーム リレー向けに LLQ をイネーブルにする方法」の例で示す、従来の Frame Relay コマンドを使用する以前の設定例に従い、サービス ポリシーを付加します。


次に、着信トラフィックの ATM サブインターフェイス 3/0/0.1 上で PVC 0/101 に「map2」という名前の QoS サービス ポリシーを適用する例を示します。

interface atm 3/0/0
 atm pxf queueing
interface atm 3/0/0.1
 pvc 0/101
 service-policy input map2

(注)  


atm pxf queueing コマンドは、PRE3 と PRE4 ではサポートされません。


次に、着信トラフィックの物理ギガビット イーサネット インターフェイス 1/0/0 に「myQoS」という名前のサービス ポリシーを付加する例を示します。 ギガビット イーサネット サブインターフェイス 1/0/0.3 に設定された VLAN 4 は、物理ギガビット イーサネット インターフェイス 1/0/0 のサービス ポリシーを継承します。

interface GigabitEthernet 1/0/0
 service-policy input myQoS
interface GigabitEthernet 1/0/0.3
 encapsulation dot1q 4

次に、「policy1」という名前のポリシー マップを、すべての着信トラフィックの「virtual-template1」という名前の仮想テンプレートに付加する例を示します。 この例では、仮想テンプレート設定には、チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)認証と PPP 許可およびアカウンティングも含まれます。

interface virtual-template1
 ip unnumbered Loopback1
 no peer default ip address
 ppp authentication chap vpn1
 ppp authorization vpn1
 ppp accounting vpn1
 service-policy input policy1

次に、合計 3 個の PVC の PVC 範囲内の ATM VC 2/0/0 に「voice」という名前のサービス ポリシー マップを付加し、ポイントツーポイント サブインターフェイスが範囲内の各 PVC に対して作成されるサブインターフェイス コンフィギュレーション モードをイネーブルにする例を示します。 範囲の一部として作成された各 PVC に、付加されている音声サービス ポリシーがあります。

configure terminal
 interface atm 2/0/0
 range pvc 1/50 1/52
 service-policy input voice

次に、PVC 範囲内の ATM VC 2/0/0 に「voice」という名前のサービス ポリシー マップを付加する例を示します。ここでは範囲の一部として作成された各 VC に、付加されている音声サービス ポリシーがあります。 例外は PVC 1/51 で、範囲内の個々の PVC として設定され、ATM PVC-in-range コンフィギュレーション モードで「data」という名前の別のサービス ポリシーが付加されています。

configure terminal
 interface atm 2/0/0
 range pvc 1/50 1/52
 service-policy input voice
 pvc-in-range 1/51
 service-policy input data

次に、「PREMIUM-SERVICE」という名前のサービス グループを設定し、「PREMIUM-MARK-IN」という名前の入力ポリシーと「PREMIUM-OUT」という名前の出力ポリシーをサービス グループに適用する例を示します。

policy-map type service PREMIUM-SERVICE
 service-policy input PREMIUM-MARK-IN
 service-policy output PREMIUM-OUT

次に、同時非キューイング ポリシーをサポートするポリシー マップおよびインターフェイス設定を示します。

 
Policy-map p-map
class c-map
set mpls experimental imposition 4

interface ATM1/0/0.1 multipoint
no atm enable-ilmi-trap
xconnect 10.1.1.1 100001 encapsulation mpls
service-policy input p-map
pvc 1/41 l2transport
no epd
!
pvc 1/42 l2transport
no epd
!
pvc 1/43 l2transport
no epd
interface ATM1/0/0.101 multipoint
no atm enable-ilmi-trap
pvc 9/41 l2transport
xconnect 10.1.1.1 1001011 encapsulation mpls
service-policy input p-map
!
pvc 10/41 l2transport
xconnect 10.1.1.1 1001012 encapsulation mpls
!

次に、ATM サブインターフェイスと ATM PVC での同時非キューイング QoS ポリシーを付加する例を示します。

interface atm 1/0/0.101 
pvc 9/41 
service-policy input p-map

関連コマンド

コマンド

説明

class-map

QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードにアクセスし、QoS クラス マップを設定します。

frame-relay ip rtp priority

UDP 宛先ポートの範囲に属する一連の RTP パケット フローに対して、フレーム リレー PVC 上に完全プライオリティ キューを予約します。

frame-relay traffic-shaping

フレーム リレー インターフェイス上のすべての PVC および SVC について、トラフィック シェーピングと仮想回線単位のキューイングの両方をイネーブルにします。

frame-relay voice bandwidth

特定の DLCI 上の音声トラフィック用に予約する帯域幅の量を指定します。

ip subscriber interface

ISG IP インターフェイス セッションを作成します。

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

priority

ポリシー マップに属するトラフィックのクラスにプライオリティを与えます。

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定、または、すべての既存ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定を表示します。

show policy-map interface

指定されたインターフェイスのすべてのサービス ポリシーに対して設定されている、全クラスの設定を表示するか、または、インターフェイス上の特定の PVC に対するサービス ポリシーのクラスを表示します。

traffic-shape rate

インターフェイス上で発信トラフィックのトラフィック シェーピングをイネーブルにします。

set cos

発信パケットでレイヤ 2 サービス クラス(CoS)の値を設定するには、ポリシー マップ コンフィギュレーション モードで setcos コマンドを使用します。 特定の CoS 値設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

set cos { cos-value | from-field [ table table-map-name ] }

no set cos { cos-value | from-field [ table table-map-name ] }

Cisco CMTS and 10000 Series Router

set cos cos-value

構文の説明

cos-value

0 ~ 7 の特定の IEEE 802.1Q CoS 値です。

from-field

パケットの CoS 値の設定に使用される特定のパケットマーキング カテゴリです。 パケットマーキング値のマッピングと変換用テーブル マップを使用している場合、このテーブル マップが「map-from」パケットマーキング カテゴリを確立します。 パケットマーキング カテゴリ キーワードは次のとおりです。

  • Precedence
  • dscp

table

(任意)指定のテーブル マップに設定された値が CoS 値の設定に使用されることを示します。

table-map-name

(任意)CoS 値の指定に使用されるテーブル マップ名です。 テーブル マップ名には、最大 64 の英数字を使用できます。

コマンド デフォルト

発信パケットには CoS 値は設定されていません。

コマンド モード


ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.1(5)T

このコマンドが導入されました。

12.2(13)T

このコマンドは、拡張パケット マーキングで、マッピング テーブル(テーブル マップ)を使用して packet-marking の値を変換し、送信できるよう、変更されました。

12.0(16)BX

このコマンドは、ESR-PRE2 用の Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(31)SB

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(31)SB に統合され、Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.2(33)SCF

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SCF に統合されました。

3.2SE

このコマンドが Cisco IOS XE Release 3.2SE に統合されました。

使用上のガイドライン

CoS パケット マーキングは、シスコ エクスプレス フォワーディングのスイッチング パスでのみサポートされます。

スイッチに送信中のパケットにマーク付けをする場合、ルータによって setcos コマンドが使用される必要があります。 スイッチは、CoS 値のマーキングを含むレイヤ 2 ヘッダー情報を利用できます。

setcos コマンドは、インターフェイスの出力方向に対応付けられたサービス ポリシーでのみ使用できます。 インターフェイスが受信するパケットは、CoS 値で設定できません。

matchcos コマンドと setcos コマンドを併用すると、CoS マーキングに基づいて、ルータとスイッチが相互動作し、Quality of Service(QoS)を提供できます。

スイッチにより、CoS 値がすでに一致および設定できるため、CoS 値の一致によってレベル 2 とレベル 3 のマッピングを設定できます。 ユーザ定義 QoS サービスを区別するようマーク付けする必要があるパケットが、ルータから出てスイッチに入る場合、スイッチではレイヤ 2 ヘッダーを処理できるため、ルータによりパケットの CoS 値を設定する必要があります。

拡張パケット マーキング機能でのこのコマンドの使用

このコマンドを、拡張パケット マーキング機能の一部として使用すると、CoS 値のマッピングと設定に使用されるパケット マーキング カテゴリ「from-field」を指定できます。 「from-field」パケット マーキング カテゴリは次のとおりです。

  • Precedence
  • Diffserv コード ポイント(DSCP)

「from-field」カテゴリを指定したものの table キーワードと適用可能な table-map-name 引数を指定していない場合、デフォルト アクションは、「from-field」カテゴリに関連付けられた値を CoS 値としてコピーすることです。 たとえば、setcosprecedence コマンドを設定する場合、precedence 値がコピーされ、CoS 値として使用されます。

DSCP マーキング カテゴリに対して同じことを行うことができます。 つまり、setcosdscp コマンドを設定できます。この場合、DSCP 値がコピーされ、CoS 値として使用されます。


(注)  


setcosdscp コマンドを設定する場合、DSCP フィールドの最初の 3 ビット(クラス セレクタ ビット)のみが使用されます。


次の例では、異なるタイプのトラフィックに対して異なる CoS 値を割り当てるために、「cos-set」という名前のポリシー マップが作成されます。 この例では、「voice」および「video-data」のクラス マップがすでに作成されているものと想定しています。

Router(config)#
 
policy-map cos-set

Router(config-pmap)#
 
class voice

Router(config-pmap-c)#
 
set cos 1

Router(config-pmap-c)#
 
exit

Router(config-pmap)#
 
class video-data

Router(config-pmap-c)#
 
set cos 2

Router(config-pmap-c)#
 
end

次の例では、定義されている「table-map1」というテーブル マップで値を使用する場合は、「policy-cos」というポリシー マップが作成されます。 「table-map1」というテーブル マップは、table-map(値マッピング)コマンドで前に作成されたものです。 table-map(値マッピング)コマンドの詳細については、table-map(値マッピング)コマンド ページを参照してください。

この例では、CoS 値の設定は、「table-map1」に定義されている precedence 値に基づいています。

Router(config)#
 
policy-map policy-cos

Router(config-pmap)#
 
class class-default

Router(config-pmap-c)#
 
set cos precedence table table-map1
Router(config-pmap-c)#
 
end

次に、802.1p ドメインのサービス クラスを設定する例を示します。

Router(config)# policy-map cos7
Router(config-pmap)# class cos7
Router(config-pmap-c)# set cos 2
Router(config-pmap-c)# end

(注)  


QoS ポリシー マップ コンフィギュレーション モードでサービス ポリシーを作成し、インターフェイスまたは ATM 仮想回線(VC)にサービス ポリシーを付加する場合、setcos コマンドを使用します。 サービス ポリシーの付加についての詳細は、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Modular Quality of Service Command-Line Interface Overview」の章を参照してください。


関連コマンド

コマンド

説明

match cos

レイヤ 2 CoS マーキングに基づいて、パケットを一致させます。

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

service-policy

入力インターフェイスまたは VC、あるいは出力インターフェイスまたは VC に、そのインターフェイスまたは VC のサービス ポリシーとして使用するポリシー マップを対応付けます。

set dscp

ToS バイトにレイヤ 3 DSCP 値を設定することにより、パケットにマーク付けします。

set precedence

パケット ヘッダーに precedence 値を設定します。

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定、または、すべての既存ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定を表示します。

show policy-map class

指定されたポリシー マップの指定されたクラスの設定を表示します。

show policy-map interface

指定されたインターフェイスのすべてのサービス ポリシーに対して設定されている、全クラスの設定を表示するか、または、インターフェイス上の特定の PVC に対するサービス ポリシーのクラスを表示します。

set qos-group

あとでパケットの分類に使用できる QoS(Quality of Service)グループ ID を設定するには、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードで setqos-group コマンドを使用します。 グループ ID を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

Supported Platforms Except the Cisco 10000 Series Router

set qos-group { group-id | from-field [ table table-map-name ] }

no set qos-group { group-id | from-field [ table table-map-name ] }

Cisco 10000 Series Router

set qos-group group-id

no set qos-group group-id

構文の説明

group-id

グループ ID 番号の範囲は 0 ~ 99 です。

from-field

パケットの QoS グループ値を設定するために使用される、特定の packet-marking のカテゴリ。 パケットマーキング値のマッピングと変換用テーブル マップを使用している場合、このテーブル マップが「map-from」パケットマーキング カテゴリを確立します。 パケットマーキング カテゴリ キーワードは次のとおりです。

  • cos:QoS グループ値が、パケットのオリジナル 802.1P サービス クラス(CoS)フィールドから設定されることを指定します。
  • precedence:QoS グループ値が、パケットのオリジナル IP precedence フィールドから設定されることを指定します。
  • dscp:QoS グループ値が、パケットのオリジナル Diffserv コード ポイント(DSCP)フィールドから設定されることを指定します。
  • mpls exp topmost:QoS グループ値が、パケットのオリジナル最上位 MPLS EXP フィールドから設定されることを指定します。

table table-map-name

(任意)from-field 引数とともに使用します。 table-map-name によって指定されたテーブル マップに設定されている値が、QoS グループ値の設定に使用されることを示します。

コマンド デフォルト

グループ ID は指定されていません。

コマンド モード


ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション(config-pmap-c)

コマンド履歴

リリース

変更内容

11.1CC

このコマンドが導入されました。

12.0(5)XE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。

12.0(17)SL

このコマンドが Cisco 10000 シリーズ ルータに追加されました。

12.2(13)T

このコマンドは、random-detectdiscard-class-based コマンドとともに使用でき、拡張パケット マーキング機能にあわせて変更されました。 マッピング テーブル(テーブル マップ)を使用して、packet-marking の値を変換し、送信できます。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS 12.2(18)SXE に統合され、cos キーワードが追加されました。

12.2(31)SB

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(31)SB に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.1

このコマンドが Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

15.1(2)SNH

このコマンドが、Cisco ASR 901 シリーズの集約サービス ルータに実装されました。

使用上のガイドライン

setqos-group コマンドでは、グループ ID をパケットと関連付けることができます。 後でグループ ID を使用して、プレフィックス、自律システム、コミュニティ ストリングに基づいて、パケットを QoS グループに分類できます。

QoS グループと廃棄クラスは、入力 Per-Hop Behavior マーキング(PHB)を使用して出力インターフェイスのパケットが分類される場合に必要です。

拡張パケット マーキング機能でのこのコマンドの使用

このコマンドを、拡張パケット マーキング機能の一部として使用すると、このコマンドを使用して、precedence 値のマッピングと設定に使用されるパケット マーキングカテゴリ「from-field」を指定できます。

「from-field」カテゴリを指定したものの table キーワードと適用可能な table-map-name 引数を指定していない場合、デフォルト アクションは、「from-field」カテゴリに関連付けられた値を precedence 値としてコピーすることです。 たとえば、setqos-groupprecedence コマンドを入力する場合、precedence 値がコピーされ、QoS グループ値として使用されます。

パケットは、ルータ内で処理中の間だけ、QoS グループ値でマーク付けされます。 パケットが出力インターフェイスを介して送信される場合、QoS グループ値はパケットのヘッダーに含めることはできません。 ただし、QoS グループ値を使用すると(MPLS EXP、CoS、DSCP フィールドなど)、パケットのヘッダーの一部として含まれるレイヤ 2 フィールドまたは Layer 3 フィールドの値を設定できます。


(注)  


setqos-groupcos コマンドと setqos-groupprecedence コマンドは、mlsqostrustcos コマンドと mlsqostrustprec コマンドと同じです。



ヒント


ポリシー マップ コンフィギュレーション モードでサービス ポリシーを作成し、インターフェイスまたは ATM 仮想回線(VC)にサービス ポリシーを付加するまで、setqos-group コマンドは適用されません。 サービス ポリシーの付加についての詳細は、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Modular Quality of Service Command-Line Interface Overview」の章を参照してください。


次に、class1 という名前のクラス マップの一致基準を満たすすべてのパケットの QoS を 1 に設定する例を示します。 これらのパケットは、QoS グループ ID に基づいてレートが制限されます。

Router(config)#
 
policy-map policy1
Router(config-pmap)#
 
class class1
Router(config-pmap-c)#
 
set qos-group 1
Router(config-pmap-c)#
 
end

次に、パケットのオリジナル 802.1P CoS 値に基づいて、QoS グループ値を設定する例を示します。

Router(config)# policy map policy1
 
Router(config-pmap)# class class-default
 
Router(config-pmap-c)#
 
set qos-group cos
 
Router(config-pmap-c)#
 
end
 

次に、table-map1 という名前のテーブル マップで定義される値に基づいて、QoS グループ値を設定する例を示します。 このテーブル マップは、policy1 という名前のポリシー マップで設定されます。 ポリシー マップ policy1 により、table-map1 に定義されている値に従って QoS 値が変換され、送信されます。

この例では、table-map1 に定義されている precedence の値に従って、QoS グループの値が設定されます。

Router(config)# policy map policy1
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)#
 
set qos-group precedence table table-map1
Router(config-pmap-c)#
 
end

関連コマンド

コマンド

説明

match input vlan

特定の VLAN ID を持つ着信パケットに一致するクラス マップを設定します。

match qos-group

一致基準として特定の QoS グループ値を指定します。

mls qos trust

保存する必要があるパケットの着信 QoS フィールドを決めるために、インターフェイスの信頼状態を設定します。

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

service-policy

入力インターフェイスまたは VC、あるいは出力インターフェイスまたは VC に、そのインターフェイスまたは VC のサービス ポリシーとして使用するポリシー マップを対応付けます。

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定、または、すべての既存ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定を表示します。

show policy-map interface

指定されたインターフェイスのすべてのサービス ポリシーに対して設定されている、全クラスの設定を表示するか、または、インターフェイス上の特定の PVC に対するサービス ポリシーのクラスを表示します。

show auto discovery qos

AutoQoS for the Enterprise 機能の自動検出(データ収集)フェーズで収集されたデータを表示するには、特権 EXEC モードで showautodiscoveryqos コマンドを使用します。

show auto discovery qos [ interface [ type number ] ]

構文の説明

interface

(任意)特定のインターフェイス タイプの設定が表示されることを示します。

type number

(任意)インターフェイス タイプおよび番号を指定します。

コマンド デフォルト

すべてのインターフェイス タイプに対して作成した設定を表示します。

コマンド モード


特権 EXEC

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.3(7)T

このコマンドが導入されました。

12.3(11)T

提案されたポリシー マップ情報を含むようにコマンド出力が変更されました。

使用上のガイドライン

提示されたポリシーの出力(以下の例で示した)により、インターフェイスで autoqos コマンドを発行する前にクラス マップとポリシー マップをプレビューすることができます。 より多くのデータを収集するまで自動検出フェーズを引き続き続行するか、既存のデータをカット アンド ペーストし、必要に応じて編集することができます。

次に、showautodiscoveryqos コマンドの出力例を示します。 この例は、信頼モードで DSCP 分類を使用して自動検出(データ収集)フェーズで収集されたデータを表示し、提示されたポリシー マップ情報を示します。

Router# show auto discovery qos
Serial2/1.1 
 AutoQoS Discovery enabled for trusted DSCP
 Discovery up time: 2 hours, 42 minutes
 AutoQoS Class information:
 Class Voice: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 118 Kbps/1% (PeakRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  46/ef              106/1              118/1              129510064         
 Class Interactive Video: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 25 Kbps/<1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  34/af41            25/<1              28/<1              31084292          
 Class Signaling: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 50 Kbps/<1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  24/cs3             50/<1              56/<1              61838040          
 Class Streaming Video: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 79 Kbps/<1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  32/cs4             79/<1              88/<1              96451788          
 Class Transactional: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 105 Kbps/1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  18/af21            105/1              117/1              127798678         
 Class Bulk: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 132 Kbps/1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  10/af11            132/1              147/1              160953984         
 Class Scavenger: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 24 Kbps (AverageRate)/0% (fixed)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  8/cs1              24/<1              27/<1              30141238          
 Class Management: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 34 Kbps/<1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  16/cs2             34/<1              38/<1              41419740          
 Class Routing: 
  Recommended Minimum Bandwidth: 7 Kbps/<1% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  48/cs6             7/<1               7/<1               8634024           
 Class Best Effort: 
  Current Bandwidth Estimation: 820 Kbps/8% (AverageRate)
  Detected DSCPs and data:
  DSCP value         AverageRate        PeakRate           Total             
                     (kbps/%)           (kbps/%)           (bytes)           
  -----------        -----------        --------           ------------      
  0/default          820/8              915/9              997576380         
Suggested AutoQoS Policy based on a discovery uptime of 2 hours, 42 minutes:
 !
 class-map match-any AutoQoS-Voice-Trust
  match ip dscp ef
 !
 class-map match-any AutoQoS-Inter-Video-Trust
  match ip dscp af41
 !
 class-map match-any AutoQoS-Signaling-Trust
  match ip dscp cs3
 !
 class-map match-any AutoQoS-Stream-Video-Trust
  match ip dscp cs4
 !
 class-map match-any AutoQoS-Transactional-Trust
  match ip dscp af21
  match ip dscp af22
  match ip dscp af23
 !
 class-map match-any AutoQoS-Bulk-Trust
  match ip dscp af11
  match ip dscp af12
  match ip dscp af13
 !
 class-map match-any AutoQoS-Scavenger-Trust
  match ip dscp cs1
 !
 class-map match-any AutoQoS-Management-Trust
  match ip dscp cs2
 !
 class-map match-any AutoQoS-Routing-Trust
  match ip dscp cs6
 !
 policy-map AutoQoS-Policy-S2/1.1Trust
  class AutoQoS-Voice-Trust
   priority percent 1
  class AutoQoS-Inter-Video-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class AutoQoS-Signaling-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class AutoQoS-Stream-Video-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class AutoQoS-Transactional-Trust
   bandwidth remaining percent 1
   random-detect dscp-based
  class AutoQoS-Bulk-Trust
   bandwidth remaining percent 1
   random-detect dscp-based
  class AutoQoS-Scavenger-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class AutoQoS-Management-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class AutoQoS-Routing-Trust
   bandwidth remaining percent 1
  class class-default
   fair-queue

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 6 show auto discovery qos フィールドの説明

フィールド

説明

Serial2/1.1

データが収集されているインターフェイスまたはサブインターフェイス。

AutoQoS Discovery enabled for trusted DSCP

AutoQoS のデータ収集フェーズがイネーブルにされていることを示します。

Discovery up time

データを収集する期間を表示します。

AutoQoS Class information

各 AutoQoS の情報を表示します。

Class Voice

検出されたアプリケーションに関するデータと名前付きクラスの情報。 このデータには、DSCP 値、平均レート(キロビット/秒(kbps))、ピーク レート(kbps)、および合計パケット(バイト)が含まれています。

Suggested AutoQoS Policy based on a discovery uptime of hours and minutes

指定検出時間に基づくポリシー マップとクラス マップ統計情報。

関連コマンド

コマンド

説明

auto qos

AutoQoS for the Enterprise 機能によって作成される QoS クラス マップとポリシー マップをインストールします。

auto discovery qos

AutoQoS for the Enterprise 機能を設定するため、データの検出と収集を開始します。

show auto qos

特定のインターフェイスまたはすべてのインターフェイス上で AutoQoS により作成されたインターフェイス設定、ポリシー マップ、クラス マップを表示します。

show auto qos

特定のインターフェイスまたはすべてのインターフェイス上で AutoQoS により作成されたインターフェイス設定、ポリシー マップ、クラス マップを表示するには、特権 EXEC モードで showautoqos コマンドを使用します。

show auto qos [ interface [ type slot/ port ] ]

構文の説明

interface

(任意)AutoQoS--VoIP 機能がイネーブルになっているすべてのインターフェイスまたは PVC で、AutoQoS--VoIP 機能で作成された設定を表示します。

  • interface キーワードが設定されていて、インターフェイス タイプを指定しない場合、showautoqosinterface コマンドは、AutoQoS--VoIP 機能がイネーブルになっているすべてのインターフェイスまたは PVC で、AutoQoS--VoIP によって作成された設定を表示します。

type

(任意)インターフェイス タイプ。有効な値は、atmethernetfastethernetge-wangigabitethernetpos、および tengigabitethernet です。

slot / port

(任意)スロット番号およびポート番号。

コマンド デフォルト

引数またはキーワードを指定しない場合、すべてのインターフェイス タイプに対して作成された構成が表示されます。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.2(15)T

このコマンドは、AutoQoS--VoIP 機能の一部として導入されました。

12.3(7)T

このコマンドは、AutoQoS for the Enterprise 機能のために変更されました。 この出力は、AutoQoS for the Enterprise 機能の自動検出フェーズで収集されたデータに基づいて作成されたクラス、クラス マップとポリシー マップを表示するために変更されました。

12.2(33)SXH

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されました。

15.2(1)T

このコマンドが変更されました。 出力には、フレーム リレー トラフィック シェーピングの設定は表示されません。

使用上のガイドライン

showautoqosinterface コマンドは、フレーム リレー データ リンク接続識別子(DLCI)と ATM PVC で使用できます。

AutoQoS--VoIP 機能または AutoQos for the Enterprise 機能がイネーブルになっていると、各インターフェイスまたは PVC に対して設定が生成されます。 これらの設定は、ネットワークで使用するインターフェイス設定、ポリシー マップ、クラス マップ、およびアクセス コントロール リスト(ACL)を作成するために使用されます。 showautoqos コマンドは、インターフェイス設定、ポリシー マップ、クラス マップ、および ACL の内容を確認するために使用できます。

Catalyst 6500 シリーズ スイッチ

AutoQoS は次のモジュールでサポートされています。

  • WS-X6548-RJ45
  • WS-X6548-RJ21
  • WS-X6148-GE-TX
  • WS-X6548-GE-TX-CR
  • WS-X6148-RJ45V
  • WS-X6148-RJ21V
  • WS-X6348-RJ45
  • WS-X6348-RJ21
  • WS-X6248-TEL

showautoqosinterfacetypeslot/port コマンドは、指定したインターフェイス上の AutoQoS--VoIP 機能によって作成された設定を表示します。

次の例では、シリアル サブインターフェイス 6/1.1 が指定されました。

Router# show auto qos interface serial 6/1.1
S6/1.1: DLCI 100 - 
! 
interface Serial6/1.1 point-to-point 
 frame-relay interface-dlci 100 
  class AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
 frame-relay ip rtp header-compression 
! 
map-class frame-relay AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
 frame-relay cir 512000 
 frame-relay bc 5120 
 frame-relay be 0 
 frame-relay mincir 512000 
 service-policy output AutoQoS-Policy-UnTrust 
 frame-relay fragment 640 

interface キーワードが設定されていて、インターフェイス タイプを指定しない場合、showautoqosinterface コマンドは、AutoQoS--VoIP 機能がイネーブルになっているすべてのインターフェイスまたは PVC で、AutoQoS--VoIP によって作成された設定を表示します。

Router# show auto qos interface
Serial6/1.1: DLCI 100 - 
! 
interface Serial6/1.1 point-to-point 
 frame-relay interface-dlci 100 
  class AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
 frame-relay ip rtp header-compression 
! 
map-class frame-relay AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
 frame-relay cir 512000 
 frame-relay bc 5120 
 frame-relay be 0 
 frame-relay mincir 512000 
 service-policy output AutoQoS-Policy-UnTrust 
 frame-relay fragment 640 
ATM2/0.1: PVC 1/100 - 
! 
interface ATM2/0.1 point-to-point 
 pvc 1/100 
  tx-ring-limit 3 
  encapsulation aal5mux ppp Virtual-Template200 
! 
interface Virtual-Template200 
 bandwidth 512 
 ip address 10.10.107.1 255.255.255.0 
 service-policy output AutoQoS-Policy-UnTrust 
 ppp multilink 
 ppp multilink fragment-delay 10 
 ppp multilink interleave 

次の例では、AutoQoS--VoIP 機能によって作成された設定をすべて表示する例を示します。

Router# show auto qos
Serial6/1.1: DLCI 100 - 
! 
interface Serial6/1.1 point-to-point 
 frame-relay interface-dlci 100 
  class AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
frame-relay ip rtp header-compression 
! 
map-class frame-relay AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 
 frame-relay cir 512000 
 frame-relay bc 5120 
 frame-relay be 0 
 frame-relay mincir 512000 
 service-policy output AutoQoS-Policy-UnTrust 
 frame-relay fragment 640 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 7 show auto qos のフィールドの説明(AutoQoS--VoIP 機能が設定済み)

フィールド

説明

class AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100

AutoQoS-VoIP 機能により作成されたクラスの名前。 この場合、クラス名は、AutoQoS-VoIP-FR-Serial6/1-100 です。

service-policy output AutoQoS-Policy-UnTrust

「AutoQoS ポリシー UnTrust」というポリシー マップが、インターフェイスの発信方向のインターフェイスに付加されていることを示します。

show auto qos interface コマンド:AutoQoS for the Enterprise 機能の場合に設定

次に、showautoqos コマンドの出力例を示します。 このテンプレートでは、AutoQoS for the Enterprise 機能の自動検出フェーズで収集されたデータに基づいて作成されたクラス、クラス マップとポリシー マップを表示します。

Router# show auto qos
 !
  policy-map AutoQoS-Policy-Se2/1.1
   class AutoQoS-Voice-Se2/1.1
    priority percent 70
    set dscp ef
   class AutoQoS-Inter-Video-Se2/1.1
    bandwidth remaining percent 10
    set dscp af41
   class AutoQoS-Stream-Video-Se2/1.1
    bandwidth remaining percent 1
    set dscp cs4
   class AutoQoS-Transactional-Se2/1.1
    bandwidth remaining percent 1
    set dscp af21
   class AutoQoS-Scavenger-Se2/1.1
    bandwidth remaining percent 1
    set dscp cs1
   class class-default
    fair-queue
 !
policy-map AutoQoS-Policy-Se2/1.1-Parent
   class class-default
    shape average 1024000
    service-policy AutoQoS-Policy-Se2/1.1
 !
 class-map match-any AutoQoS-Stream-Video-Se2/1.1
  match protocol cuseeme
 !
 class-map match-any AutoQoS-Transactional-Se2/1.1
  match protocol sqlnet
 !
class-map match-any AutoQoS-Voice-Se2/1.1
  match protocol rtp audio
	!
 class-map match-any AutoQoS-Inter-Video-Se2/1.1
  match protocol rtp video
 !
 rmon event 33333 log trap AutoQoS description "AutoQoS SNMP traps for Voice Drops" owner AutoQoS
Serial2/1.1: DLCI 58 -
 !
 interface Serial2/1.1 point-to-point
  frame-relay interface-dlci 58
   class AutoQoS-FR-Serial2/1-58
 !
 map-class frame-relay AutoQoS-FR-Serial2/1-58
  frame-relay cir 1024000
frame-relay bc 10240
  frame-relay be 0
  frame-relay mincir 1024000
  service-policy output AutoQoS-Policy-Se2/1.1-Parent

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 8 show auto qos のフィールドの説明(AutoQoS for the Enterprise 機能が設定済み)

フィールド

説明

policy-map AutoQoS-Policy-Se2/1.1

AutoQoS 機能により作成されたポリシー マップの名前。 この場合、ポリシー マップ名は AutoQoS-Policy-Se2/1.1 です。

class AutoQoS-Voice-Se2/1.1

priority percent 70 set dscp ef

AutoQoS 機能により作成されたクラスの名前。 この場合、クラス名は、AutoQoS-Voice-Se2/1.1 です。 クラス名に続いて、クラスに設定された特定の QoS 機能が表示されます。

class-map match-any AutoQoS-Stream-Video-Se2/1.1

match protocol cuseeme

指定したクラスとパケットの一致基準の名前。

関連コマンド

コマンド

説明

auto discovery qos

AutoQoS for the Enterprise 機能を設定するため、データの検出と収集を開始します。

auto qos

AutoQoS for the Enterprise 機能によって作成される QoS クラス マップとポリシー マップをインストールします。

auto qos voip

インターフェイスに AutoQoS--VoIP 機能を設定します。

show auto discovery qos

AutoQoS for the Enterprise 機能の自動検出フェーズで収集されたデータを表示します。

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップのすべてのクラスまたは既存のポリシー マップのすべてのクラスの設定を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで showpolicy-map コマンドを使用します。

show policy-map [policy-map]

構文の説明

policy-map

(任意)全設定を表示するサービス ポリシー マップの名前 最大 40 字の名前を指定できます。

コマンド デフォルト

すべての既存のポリシー マップ コンフィギュレーションが表示されます。

コマンド モード


ユーザ EXEC(>)特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(5)T

このコマンドが導入されました。

12.0(5)XE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。

12.0(7)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)S に統合されました。

12.1(1)E

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(1)E に統合されました。

12.2(4)T

2 レート トラフィック ポリシングに対してバースト パラメータおよび関連付けられたアクションを表示するようにこのコマンドは変更されました。

12.2(8)T

このコマンドは、Policer Enhancement(Multiple Actions 機能)および Weighted Random Early Detection(WRED)(明示的輻輳通知(ECN)機能)のために変更されました。

12.2(13)T

次の点が変更されました。

  • パーセントベース ポリシングおよびシェーピング機能のために出力が変更されました。
  • このコマンドはモジュラ QoS コマンドライン インターフェイス(MQC)無条件パケット廃棄機能の一部として変更されました。 トラフィック クラスは、特定のクラスに属するパケットを廃棄するように設定されます。
  • このコマンドは、拡張パケット マーキング機能のために変更されました。 マッピング テーブル(テーブル マップ)を使用して、packet-marking の値を変換し、送信できます。

12.2(15)T

フレーム リレーの音声適応トラフィック シェーピング情報の表示をサポートするように変更されました。

12.0(28)S

このコマンドの出力が変更され、QoS(パーセントベース ポリシング機能)が、認定(適合)バースト サイズ(bc)および超過(ピーク)バースト サイズ(be)をミリ秒(ms)単位で表示するようになりました。

12.2(14)SX

このコマンドのサポートが Supervisor Engine 720 に追加されました。

12.2(17d)SXB

このコマンドは Supervisor Engine 2 に実装され、Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に統合されました。

12.2(28)SB

このコマンドは Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合され、レイヤ 2 トンネル プロトコル バージョン 3(L2TPv3)トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更されました。

12.2(31)SB2

このコマンドは、トラフィック クラスに関して設定された帯域幅残量割合および ATM オーバーヘッド アカウンティングを表示するように機能拡張され、Cisco 10000 シリーズ ルータ PRE3 に実装されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SRC

Cisco 7600 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

12.4(15)T2

このコマンドは、Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更されました。

(注)     

このリリースの場合、Cisco MGX ルート プロセッサ モジュール(RPM-XF)プラットフォームだけで GRE トンネル マーキングがサポートされます。

12.2(33)SB

このコマンドは、GRE トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更され、Cisco 7300 シリーズ ルータのサポートが追加されました。 このコマンドの出力は、PRE3 用と PRE4 用の Cisco 10000 シリーズ ルータで変更されました。

Cisco IOS XE 2.1

このコマンドは Cisco IOS XE Release 2.1 に統合され、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータ上に実装されました。

12.4(20)T

このコマンドが変更されました。 モジュラ Quality of Service(QoS)コマンドライン インターフェイス(CLI)(MQC)を使用した階層型キューイング フレームワーク(HQF)のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

showpolicy-map コマンドは、policy-map コマンドを使用して作成されたポリシー マップ コンフィギュレーションを表示します。 ポリシー マップがインターフェイスに付加されているかどうかにかかわらず、showpolicy-map コマンドを使用して、既存のサービス ポリシー マップを構成するすべてのクラス設定を表示できます。 コマンドは次を表示します。

  • インターフェイスで ECN がイネーブルである場合にかぎり、ECN マーキング情報。
  • 輻輳時にクラス キューに割り当てるために未使用(過剰)帯域幅の量を計算するように設定および使用されている場合は、帯域幅残量割合設定および統計情報。

Cisco 10000 シリーズ ルータ

Cisco IOS Release 12.2(33)SB では、show policy-map コマンドの出力は、ポリシーが階層型である以前のリリースとは多少異なります。

たとえば、show policy-map コマンドに階層型ポリシーを指定すると、Cisco IOS Release 12.2(33)SB では次に類似した出力が表示されます。

Router# show policy-map Bronze
policy-map bronze
	class class-default
	shape average 34386000
	service-policy Child

show policy-map コマンドに階層型ポリシーを指定すると、Cisco IOS Release 12.2(31)SB では次に類似した出力が表示されます。

Router# show policy-map Gold
policy-map Gold
	Class class-default
	Average Rate Traffic Shaping
	cir 34386000 (bps)
	service-policy Child2

Cisco IOS Release 12.2(33)SB では、show policy-map コマンドの出力は、次の出力例のように、別々の行にポリシング アクションを表示します。

Router# show policy-map Premium
Policy Map Premium
	Class P1
	priority
	police percent 50 25 ms 0 ms
	conform-action transmit
	exceed-action transmit
	violate-action drop

Cisco IOS Release 12.2(31)SB では、show policy-map コマンドの出力は、次の出力例のように、1 行にポリシング アクションを表示します。

Router# show policy-map Premium
Policy Map Premium
	Class P2
	priority
	police percent 50 25 ms 0 ms conform-action transmit exceed-action transmit violate- action drop

このセクションは、一般的な showpolicy-map コマンドのサンプル出力を示します。 使用されるインターフェイスまたはプラットフォーム、および、イネーブルにされたオプション(Weighted Fair Queueing(WFQ)など)によって、表示される出力は次に示すものと若干異なります。

重み付け均等化キューイング:例

次に、po1 というサービス ポリシー マップの内容を表示する例を示します。 この例では、WFQ はイネーブルです。

Router# show policy-map po1
Policy Map po1
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
       Bandwidth 937 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class5
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class6
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class7
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class8
         Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)

次に、ルータ上のすべてのポリシー マップの内容を表示する例を示します。 WFQ は再びイネーブルになります。

Router# show policy-map
 
Policy Map poH1
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
       Bandwidth 937 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class5
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class6
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class7
Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class8
         Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
Policy Map policy2
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
       Bandwidth 300 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 300  (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class5
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class6
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets) 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 9 show policy-map のフィールドの説明 -- WFQ の場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

ポリシー マップ名です。

Class

クラス名です。

Bandwidth

クラスに割り当てる帯域幅の量(kbps 単位)。

Max thresh

パケット数での最大しきい値。

フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピング:例

次は、show-policymap コマンドの出力例で、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングがポリシーマップ MQC-SHAPE-LLQ1 で、class-default クラスで設定され、非アクティブ化タイマーが 30 秒に設定されていることを示します。

Router# show policy-map
  Policy Map VSD1
    Class VOICE1
      Strict Priority
      Bandwidth 10 (kbps) Burst 250 (Bytes)
    Class SIGNALS1
      Bandwidth 8 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
    Class DATA1
      Bandwidth 15 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
  Policy Map MQC-SHAPE-LLQ1
    Class class-default
      Traffic Shaping
         Average Rate Traffic Shaping
                 CIR 63000 (bps) Max. Buffers Limit 1000 (Packets)
                 Adapt to 8000 (bps)
                 Voice Adapt Deactivation Timer 30 Sec 
      service-policy VSD1

(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T では、ポリシー マップで設定されたインターフェイスが大量のトラフィックで満たされている場合、暗黙のポリサーにより、各トラフィック クラスの bandwidth ステートメントで定義されているトラフィックが許可されます。


下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 10 show policy-map のフィールドの説明 -- フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピングの場合に設定

フィールド

説明

Strict Priority

このクラスのトラフィックに割り当てられるキューイングの優先順位を示します。

Burst

トラフィック バースト サイズ(バイト単位)を指定します。

Traffic Shaping

トラフィック シェーピングがイネーブルであることを示します。

Average Rate Traffic Shaping

トラフィック シェーピングのタイプがイネーブルであることを示します。 ピーク レート トラフィック シェーピングまたは平均レート トラフィック シェーピングを選択することができまです。

CIR

認定情報レート(CIR)(バイト単位)。

Max. Buffers Limit

最大メモリ バッファ サイズ(パケット単位)。

Adapt to

シェーピングがアクティブな場合のトラフィック レート。

Voice Adapt Deactivation Timer

フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピングが設定され、非アクティブ化タイマーが 30 秒に設定されていることを示します。

service-policy

ポリシー マップ「MQC-SHAPE-LLQ1」で設定したサービス ポリシーの名前。

トラフィック ポリシング:例

次は、showpolicy-map コマンドのサンプル出力です。 この出力例では、policy1 というポリシー マップの内容を表示します。 policy 1 では、20% の認定情報レート(CIR)に基づくトラフィック ポリシングが設定され、bc と be がミリ秒単位で指定されます。 トラフィック ポリシング設定の一部として、オプションの一致(conform)、超過(exceed)、および違反(violate)アクションが指定されています。

Router# show policy-map policy1
  Policy Map policy1
    Class class1
     police cir percent 20 bc 300 ms pir percent 40 be 400 ms
       conform-action transmit 
       exceed-action drop 
       violate-action drop 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 11 show policy-map のフィールドの説明 -- トラフィック ポリシングの場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されたポリシー マップ内に設定されたクラスの名前

police

帯域幅の割合に基づいたトラフィック ポリシングがイネーブルにされていることを示します。 認定バースト(Bc)サイズおよび超過バースト(Be)サイズがミリ秒(ms)単位で設定されており、任意の適合アクション、超過アクションおよび違反アクションが指定されています。

2 レート トラフィック ポリシング:例

次に、2 レート トラフィック ポリシングが設定されている場合の show policy-map コマンドの出力例を示します。 次に示すように、2 レート トラフィック ポリシングは police というクラスに設定されました。 次に、police というクラスは、policy1 というポリシー マップで設定されます。 2 レート トラフィック ポリシングは、500 kbps の平均認定レートと 1 Mbps のピーク レートのトラフィックを制限するように設定されています。

Router(config)# class-map police
Router(config-cmap)# match access-group 101
Router(config-cmap)# policy-map policy1
Router(config-pmap)# class police
Router(config-pmap-c)# police cir 500000 bc 10000 pir 1000000 be 10000 conform-action
transmit exceed-action set-prec-transmit 2 violate-action drop
Router(config-pmap-c)# interface serial3/0
Router(config-pmap-c)# exit
Router(config-pmap)# exit
Router(config)# interface serial3/0
Router(config-if)# service-policy output policy1
Router(config-if)# end
The following sample output shows the contents of the policy map called policy1 :
Router# show policy-map policy1

 Policy Map policy1
  Class police
   police cir 500000 conform-burst 10000 pir 1000000 peak-burst 10000 conform-action
   transmit exceed-action set-prec-transmit 2 violate-action drop

平均認定レート(500 kbps)に準拠するとしてマークされたトラフィックは、そのまま送信されます。 500 kbps を超過しているものの 1 Mbps は超過していないとマークされたトラフィックは、IP precedence 2 でマークされてから送信されます。 1 Mbps を超過するすべてのトラフィックは、ドロップされます。 バースト パラメータは 10000 バイトに設定されています。

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 12 show policy-map のフィールドの説明 --2 レート トラフィック ポリシングの場合に設定

フィールド

説明

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。 また、パケットのマーキングに使用される、指定された CIR、認定バースト サイズ(bc)、ピーク情報レート(PIR)、および、ピーク バースト(BE)サイズも表示します。

conform-action

指定した比率に適合するパケットに実行されるアクションを表示します。

exceed-action

指定した比率を超えるパケットに実行されるアクションを表示します。

violate-action

指定した比率に違反するパケットに実行されるアクションを表示します。

複数トラフィック ポリシング アクション:例

次に、Policer Enhancement(Multiple Actions 機能)が設定されている場合の showpolicy-map コマンドの出力例を示します。 次の出力例は、showpolicy-map コマンドを使用してポリシー マップ「police」の設定を表示する方法を示します。 このサービス ポリシーでは、トラフィック ポリシングは、例に示す CIR または PIR に対する準拠、超過、または違反としてマーキングされたパケットの複数アクションを許可するように設定されています。

Router# show policy-map police
  Policy Map police
    Class class-default
     police cir 1000000 bc 31250 pir 2000000 be 31250
       conform-action transmit 
       exceed-action set-prec-transmit 4
       exceed-action set-frde-transmit 
       violate-action set-prec-transmit 2
       violate-action set-frde-transmit 

指定された CIR(1,000,000 bps)に適合しているパケットは適合パケットとしてマーキングされます。 これらは変更なしに送信されます。

指定された CIR を超過しているが、指定された PIR(2,000,000 bps)を超えていないパケットは、超過パケットとしてマーキングされます。 これらのパケットは、IP precedence レベルが 4 に、Discard Eligibility(DE)ビットが 1 に設定されて送信されます。

指定された PIR を超えているパケットは、違反パケットとしてマーキングされます。 これらのパケットは、IP precedence レベルが 2 に、DE ビットが 1 に設定されて送信されます。


(注)  


アクションは、police コマンドの action 引数を使用して指定されます。 使用可能なアクションの詳細については、police コマンドのリファレンス ページを参照してください。


下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 13 show policy-map のフィールドの説明 -- 複数のトラフィック ポリシング アクションの場合に設定

フィールド

説明

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。 また、パケットのマーキングに使用される、指定された CIR、BC、PIR、および、BE も表示します。

conform-action

指定した比率に適合するパケットに実行されるアクションを表示します。

exceed-action

指定した比率を超えるパケットに実行されるアクションを表示します。

violate-action

指定した比率に違反するパケットに実行されるアクションを表示します。

明示的輻輳通知:例

次に、WRED--Explicit(明示的輻輳通知(ECN)機能)が設定されている場合の showpolicy-map コマンドの出力例を示します。 出力に含まれる「explicit congestion notification」という単語(および ECN マーキング情報)は ECN がイネーブルにされていることを示します。

Router# show policy-map
   Policy Map pol1
     Class class-default
       Weighted Fair Queueing
             Bandwidth 70 (%)
             exponential weight 9
             explicit congestion notification
             class    min-threshold    max-threshold    mark-probability
             ----------------------------------------------------------
             ----------------------------------------------------------
 
             0        -                -                1/10
             1        -                -                1/10
             2        -                -                1/10
             3        -                -                1/10
             4        -                -                1/10
             5        -                -                1/10
             6        -                -                1/10
             7        -                -                1/10
             rsvp     -                -                1/10

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 14 show policy-map のフィールドの説明 --ECN の場合に設定

フィールド

説明

explicit congestion notification

明示的輻輳通知がイネーブルであることを示します。

class

IP precedence 値

min-threshold

最小しきい値を表します。 パケット数の WRED 最小しきい値。

max-threshold

最大しきい値を表します。 パケット数の WRED 最大しきい値。

mark-probability

平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

モジュラ QoS CLI(MQC)の無条件パケット廃棄:例

次に、policy1 というポリシー マップの内容を表示する例を示します。 c1 というクラスに属するすべてのパケットは廃棄されます。

Router# show policy-map
 policy1
 Policy Map policy1
  Class c1
   drop

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 15 show policy-map のフィールドの説明 --MQC の無条件パケット廃棄の場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

drop

特定のクラスに属するすべてのパケットに対するアクションを廃棄するパケットが設定されていることを示します。

パーセントベース ポリシングおよびシェーピング:例

次に、2 個のサービス ポリシー マップ(policy1 と policy2)の内容を表示する例を示します。 policy1 では、50% の CIR に基づくトラフィック ポリシングが設定されています。 policy2 では、35% の平均レートに基づいたトラフィック シェーピングが設定されています。

Router# show policy-map policy1
Policy Map policy1
 class class1
    police cir percent 50
Router# show policy-map policy2
Policy Map policy2
 class class2
    shape average percent 35

次に、po1 というサービス ポリシー マップの内容を表示する例を示します。

Router# show policy-map po1
Policy Map po1
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
Bandwidth 937 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)

次に、ルータ上のすべてのポリシー マップの内容を表示する例を示します。

Router# show policy-map
 
Policy Map poH1
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
       Bandwidth 937 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 937 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
Policy Map policy2
 Weighted Fair Queueing
    Class class1
       Bandwidth 300 (kbps) Max thresh 64 (packets)
    Class class2
        Bandwidth 300  (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class3
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets)
    Class class4
        Bandwidth 300 (kbps)  Max thresh 64 (packets)

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 16 show policy-map のフィールドの説明 -- パーセント ベース ポリシングおよびシェーピングの場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Weighted Fair Queueing

Weighted Fair Queueing(WFQ)がイネーブルにされていることを示します。

Class

表示されたポリシー マップ内に設定されたクラスの名前

Bandwidth

このクラスに設定された帯域幅(単位:kbps)

Max threshold

最大しきい値を表します。 パケット数の WRED 最大しきい値。

拡張パケット マーキング:例

showpolicy-map コマンドの出力例は、policy1 と policy2 というポリシー マップの設定を表示します。

policy1 では、table-map-cos1 というテーブル マップがサービス クラス(CoS)の値に基づいて優先順位を指定するように設定されました。 ポリシー マップ policy 1 は、table-map-cos1 というテーブル マップで定義されたパケット マーキングを変換し、伝播します。

showpolicy-map コマンドの出力例は、policy1 と policy2 というサービス ポリシーの設定を表示します。 policy1 では、table-map1 というテーブル マップが CoS の値に基づいて優先順位を指定するように設定されました。 policy2 では、table-map2 というテーブル マップが優先順の値に応じて Cos 値を指定するように設定されました。

Router# show policy-map policy1
  Policy Map policy1
    Class class-default
      set precedence cos table table-map1
Router# show policy-map policy2
   Policy Map policy2
    Class class-default
      set cos precedence table table-map2

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。

表 17 show policy-map のフィールドの説明 -- 拡張パケット マーキングの場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

set precedence cos table table-map1

または

set cos precedence table table-map2

指定した値の設定に使用される set コマンドの名前。

たとえば、set precedence cos table table-map1 は、table-map1 というテーブル マップが、テーブル マップで定義された値に基づいて優先順位値を指定するように設定されていることを示します。

また、set cos precedence table table-map2 は、table-map2 というテーブル マップが、テーブル マップで定義された値に基づいて CoS 値を指定するように設定されていることを示します。

帯域幅残量割合:例

次に、vlan10_policy という名前のポリシーマップの class-default クラスの帯域幅残量割合が 10 であることを示す show policy-map コマンドの出力例を示します。 輻輳が発生すると、スケジューラは class-default トラフィックに他のサブインターフェイスに関して割り当てられている未使用の帯域幅の 10 倍を割り当てます。

Router# show policy-map vlan10_policy
  Policy Map vlan10_policy
    Class class-default
      Average Rate Traffic Shaping
      cir 1000000 (bps)
      bandwidth remaining ratio 10
      service-policy child_policy

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。

表 18 show policy-map のフィールドの説明 --帯域幅残量割合の場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

Average Rate Traffic Shaping

平均レート トラフィック シェーピングが設定されていることを示します。

cir

トラフィックのシェーピングに使用される認定情報レート(CIR)

bandwidth remaining ratio

超過帯域幅の割り当てに使用される比率を示します。

ATM オーバーヘッド アカウンティング:例

show policy-map コマンドの次の出力例は、ATM オーバーヘッド アカウンティングが class-default クラスでイネーブルにされていることを示します。 BRAS-DSLAM カプセル化は dot1q で、加入者カプセル化は AAL5 サービスで snap-rbe です。

Policy Map unit-test
Class class-default
Average Rate Traffic Shaping
cir 10% account dot1q aal5 snap-rbe

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 19 show policy-map のフィールドの説明 --ATM オーバーヘッド アカウンティングの場合に設定

フィールド

説明

Average Rate

認定バースト(BC)は、各間隔で送信される最大ビット数です。

cir 10%

認定情報レート(CIR)は、使用可能なインターフェイス帯域幅の 10% です。

dot1q

BRAS-DSLAM カプセル化は 802.1Q VLAN です。

aal5

DSLAM-CPE カプセル化タイプは、ATM アダプテーション層 5 サービスに基づいています。 AAL5 はコネクション型可変ビット レート(VBR)サービスをサポートします。

snap-rbe

加入者のカプセル化タイプ。

トンネル マーキング:例

この showpolicy-map コマンドの出力例では、文字列「ip precedence tunnel 4」が、トンネル マーキング(L2TPv3 または GRE)が設定されており、トンネリングされるパケット ヘッダーで IP precedence 値を 4 に指定するように設定されていることを示しています。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(15) T2 では、GRE トンネル マーキングは、RPM-XF プラットフォームだけでサポートされます。


Router# show policy-map
Policy Map TUNNEL_MARKING
    Class MATCH_FRDE
      set ip precedence tunnel 4

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。

表 20 show policy-map のフィールドの説明 -- トンネル マーキングの場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

set ip precedence tunnel

トンネル マーキングが設定されていることを示します。

HQF:例 1

show policy-map コマンドの出力例は、test1 というポリシー マップの設定を表示します。

Router# show policy-map test1
  Policy Map test1
    Class class-default
      Average Rate Traffic Shaping
      cir 1536000 (bps)
      service-policy test2

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。

表 21 show policy-map のフィールドの説明 --HQF の場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

Average Rate Traffic Shaping

平均レート トラフィック シェーピングが設定されていることを示します。

cir

認定情報レート(CIR)(バイト単位)。

service-policy

ポリシー マップ「test1」で設定したサービス ポリシーの名前。

HQF:例 2

show policy-map コマンドの出力例は、test2 というポリシー マップの設定を表示します。

Router# show policy-map test2
  Policy Map test2
    Class RT
      priority 20 (%)
    Class BH
      bandwidth 40 (%)
      queue-limit 128 packets
    Class BL
      bandwidth 35 (%)
       packet-based wred, exponential weight 9
 
      dscp    min-threshold    max-threshold    mark-probablity
      ----------------------------------------------------------
      af21 (18)     100              400              1/10
      default (0)   -                -                1/10

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。

表 22 show policy-map のフィールドの説明 --HQF の場合に設定

フィールド

説明

Policy Map

表示されているポリシー マップの名前

Class

表示されているポリシー マップ内のクラスの名前

Average Rate Traffic Shaping

平均レート トラフィック シェーピングが設定されていることを示します。

priority

このクラスのトラフィックに割り当てられるキューイングの優先順位の割合を示します。

bandwidth

このクラスのトラフィックに割り当てられる帯域幅の割合を示します。

queue-limit

このトラフィック クラスのキュー制限をパケット単位で示します。

packet-based wred, exponential weight

ランダム検出が適用され、検出で使用される単位はパケットであることを示します。 指数重みは、WRED で使用される平均キュー サイズを計算するための係数です。

dscp

Diffserv コード ポイント(DSCP)。 有効な値は次のとおりです。

  • 0~63:数値の DSCP 値。 デフォルト値は 0 です
  • af1~af43:相対的優先転送(AF)の DSCP 値。
  • cs1~cs7:タイプ オブ サービス(ToS)の優先順位の値。
  • default:デフォルトの DSCP 値。
  • ef:急送型転送(EF)の DSCP 値。

min-threshold

最小しきい値を表します。 パケット数の WRED 最小しきい値。

max-threshold

最大しきい値を表します。 パケット数の WRED 最大しきい値。

mark-probability

平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

関連コマンド

コマンド

説明

bandwidth

ポリシー マップに属するクラスに対して割り当てられる帯域幅を指定、または変更し、ATM オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

bandwidth remaining ratio

未使用の帯域幅の量を計算して、輻輳時にキューに割り当てるために、クラス キューおよびサブインターフェイスレベル キューの帯域幅残量割合を指定します。

class(policy map)

クラスのポリシーを設定する前に、ポリシーを作成または変更するクラスの名前、およびデフォルト クラス(一般に class-default クラスとして知られるクラス)を指定します。

class-map

指定したクラスへのパケットのマッチングに使用するクラス マップを作成します。

drop

特定のクラスに属するパケットを廃棄するトラフィック クラスを設定します。

police

トラフィック ポリシングを設定します。

police(2 レート)

2 レート、CIR および PIR を使用してトラフィック ポリシングを設定します。

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

random-detect ecn

ECN をイネーブルにします。

shape

指定されたアルゴリズムに従って指示されたビット レートにトラフィックをシェーピングし、ATM オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

show policy-map class

指定されたポリシー マップの指定されたクラスの設定を表示します。

show policy-map interface

指定したインターフェイスまたはサブインターフェイス上か、インターフェイス上の特定の PVC に対し、すべてのサービス ポリシーに対して設定されているすべてのクラスのパケット統計情報を表示します。

show running-config

ルータの現在の設定を表示します。 設定すると、コマンド出力に ATM オーバーヘッド アカウンティングに関する情報が含まれます。

show table-map

指定されたテーブル マップまたはすべてのテーブル マップの設定を表示します。

table-map(値マッピング)

1 つの packet-marking 値を別の値にマッピングおよび変換するための、マッピング テーブルを作成します。

show policy-map class

指定したポリシー マップの指定クラスの設定を表示するには、EXEC モードで showpolicy-mapclass コマンドを使用します。

show policy-map policy-map class class-name

構文の説明

policy-map

表示するクラス設定を含むポリシー マップの名前。

class-name

表示する設定のクラスの名前。

コマンド モード


EXEC

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(5)T

このコマンドが導入されました。

12.0(5)XE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。

12.0(7)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)S に統合されました。

12.1(1)E

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(1)E に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

Cisco IOS XE Release 2.1

このコマンドが Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

使用上のガイドライン

指定したサービス ポリシー マップがインターフェイスに付加されているかどうかにかかわらず、showpolicy-mapclass コマンドを使用して、すべてのサービス ポリシー マップに対する単一のクラス設定を表示できます。

次に、po1 というポリシー マップに属する class7 というクラスの設定を表示する例を示します。

Router# show policy-map po1 class class7


Class class7
 Bandwidth 937 (kbps) Max Thresh 64 (packets)

関連コマンド

コマンド

説明

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定、または、すべての既存ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定を表示します。

show policy-map interface

指定されたインターフェイスのすべてのサービス ポリシーに対して設定されている、全クラスの設定を表示するか、または、インターフェイス上の特定の PVC に対するサービス ポリシーのクラスを表示します。

show policy-map interface

インターフェイスに付加された入力ポリシーおよび出力ポリシーの統計情報と設定を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show policy-map interface コマンドを使用します。

ATM Shared Port Adapters

show policy-map interface slot/subslot/port . [subinterface]

Cisco CMTS Routers

show policy-map interface interface-type slot/subslot/port

Cisco 3660, 3845, 7200, 7400, 7500, Cisco ASR 903 Series Routers, and Cisco ASR 1000 Series Routers

show policy-map interface type type-parameter [ vc [vpi] [/] vci ] [ dlci dlci ] [ input | output ] [ class class-name ]

Cisco 6500 Series Switches

show policy-map interface [ interface-type interface-number | vlan vlan-id ] [detailed] [ { input | output } [ class class-name ] ]

show policy-map interface [ port-channel channel-number [ class class-name ] ]

Cisco 7600 Series Routers

show policy-map interface [ interface-type interface-number | null 0 | vlan vlan-id ] [ input | output ]

構文の説明

slot

(CMTS および ATM 共有ポート アダプタのみ)シャーシ スロット番号。 スロット情報については該当するハードウェア マニュアルを参照してください。 SPA インターフェイス プロセッサ(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイドまたはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア設定ガイドの対応する「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」トピックを参照してください。

/subslot

(CMTS および ATM 共有ポート アダプタのみ)SPA がインストールされている場合の SPA インターフェイス プロセッサ(SIP)の第 2 スロット番号。 サブスロット情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイドおよびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア設定ガイドの対応する「Specifying the Interface Address on an SPA」トピックを参照してください。

port

(CMTS および ATM 共有ポート アダプタのみ)ポートまたはインターフェイス番号。 ポート情報については該当するハードウェア マニュアルを参照してください。 SPA については、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア設定ガイドの対応する「Specifying the Interface Address」トピックを参照してください。

.subinterface

(ATM 共有ポート アダプタのみ、任意)サブインターフェイス番号。 期間に優先する番号は、このサブインターフェイスが属する番号に一致する必要があります。 指定できる値の範囲は 1 ~ 4,294,967,293 です。

type

ポリシー設定が表示されるサブインターフェイスのインターフェイス タイプ。

type-parameter

インターフェイスまたはサブインターフェイス タイプに関連付けられたポート、コネクタ、インターフェイス カード番号、クラス マップ名または他のパラメータ

vc

(任意)ATM インターフェイスの場合にだけ、指定された PVC のポリシー設定を表示します。

vpi /

(任意)この相手先固定接続(PVC)の ATM ネットワーク仮想パス識別子(VPI)。 Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータで、この値範囲は 0 ~ 255 です。

vpi および vci 引数は両方を 0 に設定できません。一方が 0 の場合、もう一方は 0 にできません。

前方スラッシュ(/)と vpi 値の両方がない場合、vpi 値のデフォルトは 0 です。 この値が省略されたときは、指定された ATM インターフェイスまたはサブインスタンスの仮想回線(VC)の情報が表示されます。

vci

(任意)この PVC の ATM ネットワーク仮想チャネル識別子(VCI)。 この値は 0~1 の範囲で、atmvc-per-vp コマンドによってこのインターフェイスに対して設定された最大値未満です。 一般的に、0 ~ 31 の低いほうの値は、特定のトラフィック(F4 Operation, Administration, and Maintenance(OAM)、相手先選択接続(SVC)シグナリング、統合ローカルマネジメント インターフェイス(ILMI)など)のために予約されており、使用できません。

VCI は、ATM セルのヘッダーの 16 ビット フィールドです。 VCI 値はローカルにだけ意味があるため、単一リンク上でだけ一意であり、ATM ネットワーク全体では一意ではありません。

vpi および vci 引数は両方を 0 に設定できません。一方が 0 の場合、もう一方は 0 にできません。

dlci

(任意)ポリシー設定が表示される特定の PVC を示します。

dlci

(任意)インターフェイスで使用される、特定のデータリンク接続識別子(DLCI)番号。 DLCI が指定された場合、対応する PVC のポリシー設定が表示されます。

input

(任意)入力ポリシーに添付された統計情報が表示されることを示します。

output

(任意)出力ポリシーに添付された統計情報が表示されることを示します。

class class-name

(任意)指定したクラスの QoS ポリシー アクションを表示します。

interface-type

(任意)インターフェイス タイプ。有効な値は、atmethernetfastethernetge-wan gigabitethernetpospseudowire および tengigabitethernet です。

interface-number

(任意)モジュールおよびポート番号。有効値については「使用上のガイドライン」の項を参照してください。

vlan vlan-id

(任意)VLAN ID を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 4094 です。

detailed

(任意)その他の統計情報を表示します。

port-channel channel-number

(任意)EtherChannel ポートチャネル インターフェイスを表示します。

null 0

(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効値は 0 だけです。

コマンド デフォルト

指定されたインターフェイスまたはサブインターフェイス、あるいはそのインターフェイス上の特定の相手先固定接続(PVC)のすべてのサービス ポリシーに設定されているすべてのクラスのパケット統計情報を表示します。

ATM 共有ポート アダプタを使用する場合は、このコマンドにデフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード


特権 EXEC(#)

ATM 共有ポート アダプタ(SPA)


ユーザ EXEC (>)

特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

12.0(5)T

このコマンドが導入されました。

12.0(5)XE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。

12.0(7)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)S に統合されました。

12.0(28)S

このコマンドが変更され、QoS(パーセントベース ポリシング機能)が、認定(適合)バースト(bc)サイズおよび超過(ピーク)バースト(be)サイズを計算する場合にミリ秒を含めるようになりました。

12.1(1)E

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(1)E に統合されました。

12.1(2)T

このコマンドは、インターフェイス上のすべてのフレーム リレー PVC のポリシー、または、DLCI が指定された場合は指定された PVC のポリシーに関する情報を表示するように変更されました。 また、このコマンドは、Quality of Service(QoS)設定アクションによってマーキングされたパケットの合計数を表示するように変更されました。

12.1(3)T

このコマンドはクラスごとのアカウンティング統計情報を表示するように変更されました。

12.2(4)T

このコマンドは、2 レート トラフィック ポリシングのために変更され、バースト パラメータと関連するアクションを表示します。

12.2(8)T

このコマンドは、Policer Enhancement(Multiple Actions 機能)および WRED(明示的輻輳通知(ECN)機能)のために変更されました

Policer Enhancement(Multiple Actions 機能)の場合、このコマンドは特定のレートに対する適合パケット、超過パケットおよび違反パケットに設定された複数のアクションを表示するように変更されました。

WRED(明示的輻輳通知(ECN)機)の場合、このコマンドは ECN マーキング情報を表示します。

12.2(13)T

次の点が変更されました。

  • このコマンドは、パーセントベース ポリシング機能とシェーピング機能のために、変更されました。
  • このコマンドは、クラスベースの RTP および TCP ヘッダー圧縮のために変更されました。
  • このコマンドはモジュラ QoS コマンドライン インターフェイス(MQC)無条件パケット廃棄機能の一部として変更されました。 ポリシー マップのトラフィック クラスは、特定のクラスに属するパケットを廃棄するように設定されます。
  • このコマンドは、クラスマップ内のトラフィックの一致基準として、フレーム リレー DLCI 番号を表示するように変更されました。
  • このコマンドは、クラスマップ内のトラフィックの一致基準として、レイヤ 3 パケット長を表示するように変更されました。
  • このコマンドは、拡張パケット マーキング機能のために変更されました。 マッピング テーブル(テーブル マップ)を使用して、packet-marking の値を変換し、送信できます。

12.2(14)SX

このコマンドが変更されました。 このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータに追加されました。

12.2(15)T

このコマンドは、フレーム リレーの音声適応トラフィック シェーピング情報を表示するように変更されました。

12.2(17d)SXB

このコマンドは Supervisor Engine 2 に実装され、Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に統合されました。

12.3(14)T

このコマンドは、帯域幅見積もりパラメータを表示するように変更されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。 このコマンドは、ATM 共有ポート アダプタの集約 WRED 統計情報を表示するように変更されました。 構文、デフォルト値、および、コマンド モードが変更されたことに注意してください。 これらの変更には、「ATM Shared Port Adapter」のラベルが付けられています。

12.4(4)T

このコマンドが変更されました。 Flexible Packet Matching(FPM)をサポートするため、typeaccess-control キーワードが追加されました。

12.2(28)SB

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合され、次の変更が実施されました。

  • このコマンドは、フレーム リレー インターフェイスまたは PVC のレガシー QoS パラメータまたは階層型キューイング フレームワーク(HQF)パラメータのいずれかを表示するように変更されました。
  • このコマンドは、レイヤ 2 トンネル プロトコル バージョン 3(L2TPv3)トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更されました。

12.2(31)SB2

次の点が変更されました。

  • このコマンドは、設定されたプライオリティ サービスの各レベルに対する統計情報、および、帯域幅残量割合に関する情報を表示するように拡張され、Cisco 10000 シリーズ ルータ PRE3 に実装されました。
  • このコマンドは、VLAN ID 番号に基づく一致パケットの統計情報を表示するように変更されました。 Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 の時点で、VLAN ID 番号に基づく一致パケットは、Cisco 10000 シリーズ ルータだけでサポートされます。

12.2(33)SRC

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRC に統合されました。

12.4(15)T2

このコマンドは、Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更されました。

(注)     

このリリースの時点で、Cisco MGX ルート プロセッサ モジュール(RPM-XF)プラットフォームだけで GRE トンネル マーキングがサポートされます。

12.2(33)SB

このコマンドは、GRE トンネル マーキングに関する情報を表示するように変更され、Cisco 7300 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

Cisco IOS XE 2.1

このコマンドは Cisco IOS XE Release 2.1 に統合され、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータ上に実装されました。

12.4(20)T

このコマンドが変更されました。 モジュラ Quality of Service(QoS)コマンドライン インターフェイス(CLI)(MQC)を使用した階層型キューイング フレームワーク(HQF)のサポートが追加されました。

12.2(33)SXI

このコマンドは、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに実装され、プライオリティ機能の厳密なレベルおよびレベルごとのカウントを表示するように変更されました。

12.2(33)SRE

このコマンドは、MQC ポリシング ポリシー マップで、bc 値と be 値をインターフェイスの MTU サイズに自動的に丸めるように変更されました。

Cisco IOS XE Release 2.6

コマンド出力では、加入者 QoS 統計情報に関する情報を表示するように変更されました。

12.2(54)SG

このコマンドは、ポリサー統計情報の適切な数だけを表示するように変更されました。

12.2(33)SCF

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SCF に統合されました。

Cisco IOS XE Release 3.7S

このコマンドが Cisco ASR 903 シリーズ ルータに実装されました。

Cisco IOS XE Release 3.8S

このコマンドが変更されました。 pseudowire インターフェイス タイプが追加されました。

Cisco IOS XE Release 3.8S

このコマンドが変更されました。 pseudowire インターフェイス タイプが Cisco 1000 シリーズ ルータに追加されました。

Cisco IOS Release 15.3(1)S

このコマンドが変更されました。 pseudowire インターフェイス タイプが追加されました。

使用上のガイドライン

Cisco 3660、3845、7200、7400、7500、Cisco ASR 903 シリーズ ルータ、および Cisco ASR 1000 シリーズ ルータ

show policy-map interface コマンドは、指定されたインターフェイスのクラスのパケット統計情報、または、サービス ポリシーがインターフェイスまたは PVC に付加されている場合にかぎり、指定された PVC のクラスのパケット統計情報を表示します。

show policy-map interface コマンドの入力後に表示されるカウンタは、インターフェイスで輻輳が存在する場合にだけ更新されます。

show policy-map interface コマンドは、フレーム リレー トラフィック シェーピング(FRTS)がインターフェイスでイネーブルの場合に限り、フレーム リレー PVC に関するポリシー情報を表示します。

show policy-map interface コマンドは、インターフェイスで ECN がイネーブルの場合にだけ、ECN マーキング情報を表示します。

シェーピングが HQF でアクティブであるかどうかを判断するには、show policy-map interface コマンド出力の「(queue depth/total drops/no-buffer drops)」行の queue depth フィールドを検査します。

Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降の HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。

Cisco 7600 シリーズ ルータおよび Catalyst 6500 シリーズ スイッチ

Supervisor Engine 720 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータまたは Catalyst 6500 シリーズ スイッチでは、pos、atm、ge-wan インターフェイスはサポートされていません。

Supervisor Engine 2 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータおよび Catalyst 6500 シリーズ スイッチではパケット カウンタが表示されます。

Supervisor Engine 720 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータおよび Catalyst 6500 シリーズ スイッチではバイト カウンタが表示されます。

ポリシング済みカウンタ情報は出力されないで、代わりに 0 が表示されます(0 パケット、0 バイトなど)。 ドロップまたは転送されたポリシング済みカウンタ情報を表示するには、show mls qos コマンドを入力します。

Cisco 7600 シリーズ ルータの OSM WAN インターフェイスに限り、ポリシー マップ内にポリシングを設定する場合、ハードウェア カウンタが表示され、class-default カウンタは表示されません。 ポリシー マップ内のポリシングを設定しない場合、デフォルト クラスのカウンタが表示されます。

Catalyst 6500 シリーズ スイッチでは、show policy-map interface コマンドは、プライオリティ機能の厳密なレベルおよびレベルごとのカウントを表示します。

interface-number 引数では、モジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効な値は、指定するインターフェイス タイプと、使用するシャーシおよびモジュールによって異なります。 たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。

HQF

HQF を設定すると、show policy-map interface コマンドは、DiffServ コード ポイント(DSCP)値、WRED 統計情報(バイト単位)、WRED によって送信されたパケット数、および各クラスで出力されたパケット数またはバイト数を表示するカウンタが含まれる追加フィールドを表示します。

このセクションは、一般的な show policy-map interface コマンドのサンプル出力を示します。 使用されるインターフェイスまたはプラットフォーム、および、イネーブルにされたオプションによって、表示される出力は次に示すものと若干異なります。

次の show policy-map interface コマンド出力例では、mypolicy という名前のサービス ポリシー(設定は次のとおり)が付加されたシリアル 3/1 インターフェイスの統計情報が表示されています。 重み付け均等化キューイング(WFQ)は、このインターフェイスでイネーブルになっています。 コマンド出力に共通して表示される主なフィールドの説明については、次の表を参照してください。

policy-map mypolicy
 class voice
  priority 128
 class gold
  bandwidth 100
 class silver
  bandwidth 80
  random-detect
Router# show policy-map interface serial3/1 output

 Serial3/1 
  Service-policy output: mypolicy
    Class-map: voice (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: ip precedence 5 
      Weighted Fair Queueing
        Strict Priority
        Output Queue: Conversation 264 
        Bandwidth 128 (kbps) Burst 3200 (Bytes)
        (pkts matched/bytes matched) 0/0
        (total drops/bytes drops) 0/0
    Class-map: gold (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: ip precedence 2 
      Weighted Fair Queueing
        Output Queue: Conversation 265 
        Bandwidth 100 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
        (pkts matched/bytes matched) 0/0
        (depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
    Class-map: silver (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: ip precedence 1 
      Weighted Fair Queueing
        Output Queue: Conversation 266 
        Bandwidth 80 (kbps)
        (pkts matched/bytes matched) 0/0
        (depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
         exponential weight: 9
         mean queue depth: 0
class     Transmitted       Random drop      Tail drop    Minimum Maximum  Mark
          pkts/bytes        pkts/bytes       pkts/bytes    thresh  thresh  prob
0             0/0               0/0              0/0           20      40  1/10
1             0/0               0/0              0/0           22      40  1/10
2             0/0               0/0              0/0           24      40  1/10
3             0/0               0/0              0/0           26      40  1/10
4             0/0               0/0              0/0           28      40  1/10
5             0/0               0/0              0/0           30      40  1/10
6             0/0               0/0              0/0           32      40  1/10
7             0/0               0/0              0/0           34      40  1/10
rsvp          0/0               0/0              0/0           36      40  1/10
Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 

次の show policy-map interface コマンド出力例では、p1 という名前のサービス ポリシー(設定は次のとおり)が付加されたシリアル 3/2 インターフェイスの統計情報が表示されています。 このインターフェイス上では、トラフィック シェーピングがイネーブルにされています。 コマンド出力に共通して表示される主なフィールドの説明については、次の表を参照してください。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降の HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。


policy-map p1
 class c1
  shape average 320000
Router# show policy-map interface serial3/2 output

 Serial3/2 
  Service-policy output: p1
    Class-map: c1 (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: ip precedence 0 
      Traffic Shaping
        Target    Byte   Sustain   Excess    Interval  Increment Adapt
        Rate      Limit  bits/int  bits/int  (ms)      (bytes)   Active
        320000    2000   8000      8000      25        1000      -
        Queue     Packets   Bytes     Packets   Bytes     Shaping
        Depth                         Delayed   Delayed   Active
        0         0         0         0         0         no
    Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 

次の表は、一般に表示される重要なフィールドについて説明します。 表のフィールドは、関連する QoS 機能に従ってグループ化されています。 サービス ポリシー出力名、クラス マップ名、および、一致基準情報に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 23 show policy-map interface のフィールドの説明

フィールド

説明

クラスまたはサービス ポリシーに関連付けられたフィールド

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets and bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

(注)     

分散アーキテクチャ プラットフォーム(Cisco 7500 シリーズ プラットフォームなど)では、offered rate カウンタとドロップ レート カウンタの差として計算される送信レートの値が、散発的に平均から 20 % またはそれ以上逸脱することがあります。 独立したトラフィック分析装置によって対応するバーストが示されないにもかかわらず、発生することがあります。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、IP precedence、IP Diffserv コード ポイント(DSCP)値、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)Experimental(EXP)値、アクセス グループ、および、QoS グループなどの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

キューイングに対応付けられているフィールド(イネーブルの場合)

Output Queue

このトラフィックのクラスに割り当てられている Weighted Fair Queueing(WFQ)カンバセーション。

Bandwidth

このクラスに設定されている帯域幅(kbps または割合のいずれか)、および、バーストサイズ

pkts matched/bytes matched

キューに入れられた、このクラスに一致するパケット数(バイト単位でも表示)。 この数は、任意の時点でキューイングされた一致パケットの合計数を表します。 このクラスに一致するパケットは、輻輳が存在するときだけキューイングされます。 パケットがクラスに一致しているが、ネットワークが混雑していないためにキューイングされなかった場合、それらのパケットはこの合計に含まれません。 しかし、プロセス スイッチングが使用されている場合は、ネットワークが混雑していない場合でもパケット数は常に加算されます。

depth/total drops/no-buffer drops

このクラスに対して廃棄されたパケット数。 No-buffer は、パケットをサービスするメモリ バッファが存在しないことを示します。

Weighted Random Early Detection(WRED)に対応付けられているフィールド(イネーブルである場合)

exponential weight

WRED パラメータ グループのために平均キュー サイズの計算に使用される指数。

mean queue depth

インターフェイスの実際のキューの深さおよび指数重み付け定数に基づいたキューの深さの平均。 これは、変動する平均です。 最小しきい値および最大しきい値と、この値とを比較してドロップの是非を決定します。

class

IP precedence レベル。

Transmitted pkts/bytes

WRED を通過し、WRED にドロップされなかったパケット数(バイト単位でも表示)。

(注)     

パケットを格納するのに十分なメモリがバッファにない場合、パケットが WRED を通過したでドロップされます。 バッファに十分なメモリがないためにドロップされた(「ノーバッファ ドロップ」とも呼ばれる)パケットは、WRED パケット カウンタに算入されます。

Random drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence レベルの最小しきい値と最大しきい値の間である場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Tail drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence レベルの最大しきい値を上回る場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Minimum thresh

最小しきい値を表します。 パケット数の WRED 最小しきい値。

Maximum thresh

最大しきい値を表します。 パケット数の WRED 最大しきい値。

Mark prob

マーク確率。 平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

トラフィック シェーピングと対応付けられたフィールド(イネーブルである場合)

Target Rate

シェーピング トラフィックに使用されるレート。

Byte Limit

インターバルあたりの送信最大バイト数。 次のように計算されます。

((Bc+Be) /8) x 1

Sustain bits/int

認定バースト(Bc)レート。

Excess bits/int

超過バースト(Be)レート。

Interval (ms)

ミリ秒(ms)単位の時間間隔の値。

Increment (bytes)

各時間間隔の間にトラフィック シェーピングのトークン バケット内に受信したクレジット数(単位:バイト)。

Queue Depth

トラフィック シェーパーの現在のキューの深さ。

Packets

トラフィック シェーパー システムに入ったパケットの合計数。

Bytes

トラフィック シェーパー システムに入ったバイト合計数。

Packets Delayed

送信される前に、トラフィック シェーパーのキュー内で遅延したパケットの合計数。

Bytes Delayed

送信される前に、トラフィック シェーパーのキュー内で遅延したバイトの合計数。

Shaping Active

トラフィック シェーパーがアクティブかどうかを示します。 たとえば、トラフィック シェーパーがアクティブであり、送信されたトラフィックがトラフィック シェーピング レートを上回る場合、フィールドに「yes」が表示されます。

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、prec-aggr-wred というサービス ポリシー(設定は次のとおり)が付加された ATM 共有ポート アダプタ インターフェイス 4/1/0.10 の統計情報が表示されています。 集約 WRED がこのインターフェイスでイネーブルになっているため、Marl Prob 統計情報によるクラス はサブクラスによって集約されます。 コマンド出力に共通して表示される主なフィールドの説明については、次の表を参照してください。

Router(config)# policy-map prec-aggr-wred
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)# random-detect aggregate
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 0 1 2 3 minimum thresh 10 maximum-thresh 100 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 4 5 minimum-thresh 40 maximum-thresh 400 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 6 minimum-thresh 60 maximum-thresh 600 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 7 minimum-thresh 70 maximum-thresh 700 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# exit
Router(config-pmap)# exit
Router(config)# interface ATM4/1/0.10 point-to-point
Router(config-if)# ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
Router(config-if)# pvc 10/110
Router(config-if)# service-policy output prec-aggr-wred
Router# show policy-map interface atm4/1/0.10

 ATM4/1/0.10: VC 10/110 -
  Service-policy output: prec-aggr-wred
    Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 
        Exp-weight-constant: 9 (1/512)
        Mean queue depth: 0
        class       Transmitted     Random drop      Tail drop     Minimum   Maximum  Mark
	pkts/bytes	pkts/bytes	pkts/bytes	thresh	thresh	prob
        
        0  1  2  3       0/0               0/0              0/0           10     100  1/10
        4  5             0/0               0/0              0/0           40     400  1/10
        6                0/0               0/0              0/0           60     600  1/10
        7                0/0               0/0              0/0           70     700  1/10

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、dscp-aggr-wred というサービス ポリシー(設定は次のとおり)が付加された ATM 共有ポート アダプタ インターフェイス 4/1/0.11 の統計情報が表示されています。 集約 WRED がこのインターフェイスでイネーブルになっているため、Marl Prob 統計情報によるクラスはサブクラスによって集約されます。 コマンド出力に共通して表示される主なフィールドの説明については、次の表を参照してください。

Router(config)# policy-map dscp-aggr-wred
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)# random-detect dscp-based aggregate minimum-thresh 1 maximum-thresh 10 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# random-detect dscp values 0 1 2 3 4 5 6 7 minimum-thresh 10 maximum-thresh 20 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# random-detect dscp values 8 9 10 11 minimum-thresh 10 maximum-thresh 40 mark-prob 10
Router(config-pmap-c)# exit
Router(config-pmap)# exit
Router(config)# interface ATM4/1/0.11 point-to-point
Router(config-subif)# ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
Router(config-subif)# pvc 11/101
Router(config-subif)# service-policy output dscp-aggr-wred
Router# show policy-map interface atm4/1/0.11

 ATM4/1/0.11: VC 11/101 -
  Service-policy output: dscp-aggr-wred
    Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 
        Exp-weight-constant: 0 (1/1)
        Mean queue depth: 0
        class       Transmitted     Random drop      Tail drop     Minimum   Maximum  Mark
                  	pkts/bytes	pkts/bytes	pkts/bytes	thresh	thresh	prob
        default          0/0               0/0              0/0            1      10  1/10
        0  1  2  3 
        4  5  6  7       0/0               0/0              0/0           10      20  1/10
        8  9  10 11      0/0               0/0              0/0           10      40  1/10

次の表は、集約 WRED が ATM 共有ポート アダプタに設定されている場合の出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 24 show policy-map interface のフィールドの説明:ATM 共有ポート アダプタの集約 WRED の場合に設定

フィールド

説明

exponential weight

重み付きランダム早期検出(WRE)パラメータ グループの平均キュー サイズの計算に使用される指数。

mean queue depth

インターフェイスの実際のキューの深さおよび指数重み付け定数に基づいたキューの深さの平均。 これは、変動する平均です。 最小しきい値および最大しきい値と、この値とを比較してドロップの是非を決定します。

(注)     

集約重み付きランダム早期検出(WRED)がイネーブルの場合、次の WRED 統計情報がサブクラス(IP precedence または DiffServ コード ポイント(DSCP)値)に基づいて集約されます。

class

IP precedence レベルまたは DiffServ コード ポイント(DSCP)値。

Transmitted pkts/bytes

WRED を通過し、WRED にドロップされなかったパケット数(バイト単位でも表示)。

(注)     

パケットを格納するのに十分なメモリがバッファにない場合、パケットが WRED を通過したでドロップされます。 バッファに十分なメモリがないためにドロップされた(「ノーバッファ ドロップ」とも呼ばれる)パケットは、WRED パケット カウンタに算入されます。

Random drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence レベルまたは DSCP 値の最小しきい値と最大しきい値の間である場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Tail drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence レベルまたは DSCP 値の最大しきい値を上回る場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Minimum thresh

最小しきい値を表します。 パケット数の WRED 最小しきい値。

Maximum thresh

最大しきい値を表します。 パケット数の WRED 最大しきい値。

Mark prob

マーク確率。 平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

次は、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングが現在アクティブで、非アクティブ化タイマーが 29 秒残っている出力例です。 トラフィック シェーピングがアクティブで、非アクティブ化時刻が設定されていると、DLCI 201 の現在の送信レートが minCIR で、音声パケットが 29 秒間検出されない場合、送信レートが CIR に増加することを意味します。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降の HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。


Router# show policy interface Serial3/1.1

 Serial3/1.1:DLCI 201 -
  Service-policy output:MQC-SHAPE-LLQ1
    
    Class-map:class-default (match-any)
      1434 packets, 148751 bytes
      30 second offered rate 14000 bps, drop rate 0 bps
      Match:any
      Traffic Shaping
           Target/Average   Byte   Sustain   Excess    Interval  Increment
             Rate           Limit  bits/int  bits/int  (ms)      (bytes)
            63000/63000     1890   7560      7560      120       945
    
        Adapt  Queue     Packets   Bytes     Packets   Bytes     Shaping
        Active Depth                         Delayed   Delayed   Active
        BECN   0         1434      162991    26        2704      yes
        Voice Adaptive Shaping active, time left 29 secs 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。 次の表で説明されていない重要なフィールドは、上記の表(「show policy-map interface のフィールドの説明」)に記載されています。

表 25 show policy-map interface のフィールドの説明:フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピングの場合に設定

フィールド

説明

Voice Adaptive Shaping active/inactive

フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピングがアクティブまたは非アクティブかどうかを示します。

Time left

フレーム リレー音声適応型トラフィック シェーピングの非アクティブ化タイマーの残り秒数。

次に 2 レート トラフィック ポリシングが設定されている場合の show policy-map interface コマンドの出力例を示します。 次の例では、1.25 Mbps のトラフィックがポリサー クラスに送信(「offered」)されます。

Router# show policy-map interface serial3/0


 Serial3/0
  Service-policy output: policy1
   Class-map: police (match all)
    148803 packets, 36605538 bytes
    30 second offered rate 1249000 bps, drop rate 249000 bps
    Match: access-group 101
    police:
     cir 500000 bps, conform-burst 10000, pir 1000000, peak-burst 100000
     conformed 59538 packets, 14646348 bytes; action: transmit
     exceeded 59538 packets, 14646348 bytes; action: set-prec-transmit 2
     violated 29731 packets, 7313826 bytes; action: drop
     conformed 499000 bps, exceed 500000 bps violate 249000 bps
   Class-map: class-default (match-any)
    19 packets, 1990 bytes
    30 seconds offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
    Match: any

2 レート トラフィック ポリサーにより、500 kbps のトラフィックが適合とマーク付けされ、500 kbps のトラフィックが超過とマーク付けされ、250 kbps のトラフィックが指定されたレートに違反とマーク付けされています。 適合とマーク付けされているパケットはそのまま送信され、超過とマーク付けされているパケットは、IP precedence 2 とマーク付けされて送信されます。 指定されたレートに違反するとマーク付けされているパケットはドロップされます。

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 26 2 レート トラフィック ポリシングの場合に設定される show policy-map interface のフィールドの説明

フィールド

説明

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。 また、パケットのマーキングに使用される、指定された CIR、認定バースト サイズ、ピーク情報レート(PIR)、および、ピーク バースト サイズも表示します。

conformed

指定した比率に適合するパケットに実行されるアクションを表示します。 アクションが実施されたパケット数とバイト数を表示します。

exceeded

指定した比率を超えるパケットに実行されるアクションを表示します。 アクションが実施されたパケット数とバイト数を表示します。

violated

指定した比率に違反するパケットに実行されるアクションを表示します。 アクションが実施されたパケット数とバイト数を表示します。

次に、Policer Enhancement(Multiple Actions 機能)が設定されている場合の show policy-map コマンドの出力例を示します。 次の show policy-map interface コマンド出力例では、「police」という名前のサービス ポリシー(設定は次のとおり)が付加されたシリアル 3/2 インターフェイスの統計情報が表示されています。

policy-map police
 class class-default
  police cir 1000000 pir 2000000
   conform-action transmit 
   exceed-action set-prec-transmit 4
   exceed-action set-frde-transmit 
   violate-action set-prec-transmit 2
   violate-action set-frde-transmit 

Router# show policy-map interface serial3/2

Serial3/2: DLCI 100 -
Service-policy output: police
    Class-map: class-default (match-any)
      172984 packets, 42553700 bytes
      5 minute offered rate 960000 bps, drop rate 277000 bps
      Match: any 
     police:
         cir 1000000 bps, bc 31250 bytes, pir 2000000 bps, be 31250 bytes
       conformed 59679 packets, 14680670 bytes; actions:
         transmit 
exceeded 59549 packets, 14649054 bytes; actions:
         set-prec-transmit 4
         set-frde-transmit 
       violated 53758 packets, 13224468 bytes; actions: 
         set-prec-transmit 2
         set-frde-transmit 
       conformed 340000 bps, exceed 341000 bps, violate 314000 bps

show policy-map interface コマンドの出力は、次の内容を示しています。

  • 59679 個のパケットが、適合パケット(つまり、CIR に適合するパケット)としてマーキングされ、変更なしに送信されました。
  • 59549 個のパケットが、超過パケット(つまり、CIR を超えているが、PIR を超えないパケット)としてマーキングされました。 したがって、これらのパケットの IP Precedence 値は、IP Precedence レベル 4 に変更され、Discard Eligibility(DE)ビットは 1 に設定され、パケットはこのように変更された状態で送信されました。
  • 53758 個のパケットが違反パケット(つまり、PIR を超えているパケット)としてマーキングされました。 したがって、これらのパケットの IP Precedence 値は、IP Precedence レベル 2 に変更され、DE ビットは 1 に設定され、パケットはこのように変更された状態で送信されました。

(注)  


アクションは、police コマンドの action 引数を使用して指定されます。 使用可能なアクションの詳細については、police コマンドのリファレンス ページを参照してください。


下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 27 複数トラフィック ポリシング アクションの場合に設定される show policy-map interface のフィールドの説明

フィールド

説明

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。 また、パケットのマーキングに使用される、指定された CIR、適合バーストサーズ(BC)、PIR、およびピーク バースト サイズ(BE)も表示します。

conformed, packets, bytes, actions

指定されたレートに適合するとしてマーキングされたパケット数(バイト単位でも表示)とパケットに実施されたアクションを表示します。 複数のアクションがある場合は、アクションごとに別々にリストされます。

exceeded, packets, bytes, actions

指定されたレートに超過するとしてマーキングされたパケット数(バイト単位でも表示)とパケットに実施されたアクションを表示します。 複数のアクションがある場合は、アクションごとに別々にリストされます。

violated, packets, bytes, actions

指定されたレートに違反するとしてマーキングされたパケット数(バイト単位でも表示)とパケットに実施されたアクションを表示します。 複数のアクションがある場合は、アクションごとに別々にリストされます。

次に、WRED(明示的輻輳通知(ECN)機能)が設定されている場合の show policy-map interface コマンドの出力例を示します。 出力に含まれる「explicit congestion notification」という単語は ECN がイネーブルにされていることを示します。

Router# show policy-map interface Serial4/1

 Serial4/1
  Service-policy output:policy_ecn
        Class-map:prec1 (match-all)
          1000 packets, 125000 bytes
          30 second offered rate 14000 bps, drop rate 5000 bps
          Match:ip precedence 1
          Weighted Fair Queueing
            Output Queue:Conversation 42
            Bandwidth 20 (%)
            Bandwidth 100 (kbps)
            (pkts matched/bytes matched) 989/123625
        (depth/total drops/no-buffer drops) 0/455/0
             exponential weight:9
             explicit congestion notification
             mean queue depth:0
     class   Transmitted  Random drop  Tail drop   Minimum     Maximum     Mark
             pkts/bytes   pkts/bytes    pkts/bytes threshold   threshold   probability
       0       0/0          0/0          0/0          20          40        1/10
       1     545/68125      0/0          0/0          22          40        1/10
       2       0/0          0/0          0/0          24          40        1/10
       3       0/0          0/0          0/0          26          40        1/10
       4       0/0          0/0          0/0          28          40        1/10
       5       0/0          0/0          0/0          30          40        1/10
       6       0/0          0/0          0/0          32          40        1/10
       7       0/0          0/0          0/0          34          40        1/10
     rsvp      0/0          0/0          0/0          36          40        1/10
     class   ECN Mark 
            pkts/bytes
       0     0/0
       1    43/5375
       2     0/0
       3     0/0
       4     0/0
       5     0/0
       6     0/0
       7     0/0
     rsvp    0/0

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 28 show policy-map interface のフィールドの説明:ECN の場合に設定

フィールド

説明

explicit congestion notification

明示的輻輳通知がイネーブルであることを示します。

mean queue depth

インターフェイスの実際のキューの深さおよび指数重み付け定数に基づいたキューの深さの平均。 移動平均値です。 最小しきい値および最大しきい値と、この値とを比較してドロップの是非を決定します。

class

IP precedence 値

Transmitted pkts/bytes

WRED を通過し、WRED にドロップされなかったパケット数(バイト単位でも表示)。

(注)     

パケットを格納するのに十分なメモリがバッファにない場合、パケットが WRED を通過したでドロップされます。 バッファに十分なメモリがないためにドロップされた(「ノーバッファ ドロップ」とも呼ばれる)パケットは、WRED パケット カウンタに算入されます。

Random drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence 値の最小しきい値と最大しきい値の間である場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Tail drop pkts/bytes

キューの深さの平均が、指定された IP precedence 値の最大しきい値を上回る場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Minimum threshold

パケット数の WRED 最小しきい値。

Maximum threshold

パケット数の WRED 最大しきい値。

Mark probability

平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

ECN Mark pkts/bytes

ECN によってマーキングされたパケット数(バイト単位でも表示)。

次の show policy-map interface コマンドの出力例は、RTP ヘッダー圧縮が「p1」というポリシー マップで「prec2」というクラスに設定されたことを示します。

show policy-map interface コマンドの出力には、設定されたヘッダー圧縮のタイプ(RTP)、「p1」というポリシー マップが付加されている(シリアル 4/1)インターフェイス、パケットの総数、圧縮されたパケット数、保存されたパケット数、送信されたパケット数、パケットが圧縮されたレート(ビット/秒(bps))が表示されます。

この例では、ユーザ データグラム プロトコル(UDP)/RTP ヘッダー圧縮が設定されており、表示の最後に圧縮統計情報が含まれます。

Router# show policy-map interface Serial4/1

Serial4/1
Service-policy output:p1
    Class-map:class-default (match-any)
      1005 packets, 64320 bytes
      30 second offered rate 16000 bps, drop rate 0 bps
      Match:any
compress:
          header ip rtp
          UDP/RTP Compression:
          Sent:1000 total, 999 compressed,
                41957 bytes saved, 17983 bytes sent
                3.33 efficiency improvement factor
                99% hit ratio, five minute miss rate 0 misses/sec, 0 max
                 rate 5000 bps

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 29 show policy-map interface のフィールドの説明:クラス ベースの RTP および TCP ヘッダー圧縮の場合に設定

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

UDP/RTP Compression

RTP ヘッダー圧縮がクラスに設定されたことを示します。

Sent total

圧縮パケットとフル ヘッダー パケットの両方の、すべての送信済みパケットの数。

Sent compressed

送信された圧縮パケットの数。

bytes saved

削減されるバイト(送信する必要がないバイト)の総数。

bytes sent

圧縮パケットとフル ヘッダーパケットの両方に送信されたバイトの総数。

efficiency improvement factor

ヘッダー圧縮の結果として増加した帯域幅の効率の割合。 たとえば、RTP ストリームの場合、効率向上係数は 2.9(または 290)となります。

hit ratio

これは主にトラブルシューティングのために使用され、コンテキスト データベースで見つかったパケットの割合です。 ほとんどの場合、この割合は大きくなっています。

five minute miss rate

最近の 5 分で見つかった新しいトラフィック フローの数。

misses/sec max

新しく見つかったトラフィック フローの平均数(秒単位)および新しいトラフィック フローの現時点で最高速度のもの。

rate

パケット圧縮後の実際のトラフィック レート(ビット/秒)。


(注)  


サービス ポリシー出力名、および、クラス マップ名に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。


次の show policy-map interface コマンドの出力例は、「policy1」というポリシー マップが Serial2/0 インターフェイスに付加された際の統計情報を表示します。 廃棄アクションは、「c1」というクラスに属するすべてのパケットに指定されます。この例では、32000 bps のトラフィックがクラスに送信(「offered」)され、すべてがドロップされます。 したがって、廃棄レートは 32000 bps を示します。

Router# show policy-map interface

 Serial2/0
 Serial2/0 
  Service-policy output: policy1
    Class-map: c1 (match-all)
       10184 packets, 1056436 bytes
       5 minute offered rate 32000 bps, drop rate 32000 bps
       Match: ip precedence 0
       drop

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 30 show policy-map interface のフィールドの説明:MQC の無条件パケット廃棄の場合に設定

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

(注)     

分散アーキテクチャ プラットフォーム(Cisco 7500 など)では、offered rate カウンタとドロップ レート カウンタの差として計算される送信レートの値が、散発的に平均から 20 % またはそれ以上逸脱することがあります。 独立したトラフィック分析装置によって対応するバーストが示されないにもかかわらず、発生することがあります。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、Layer 3 パケット長、IP precedence、IP DSCP 値、MPLS EXP 値、アクセス グループ、QoS グループなどの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

drop

特定のクラスに属するすべてのパケットに対するアクションを廃棄するパケットが設定されていることを示します。


(注)  


サービス ポリシー出力名、および、クラス マップ名に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。


次の show policy-map interface コマンドの出力例は、帯域幅の 20% に基づいた CIR を使用してトラフィック ポリシングが設定されていることを示しています。 CIR およびミリ秒(ms)単位の認定バースト(BC)も表示に含まれています。

Router# show policy-map interface Serial3/1 

  Service-policy output: mypolicy
    Class-map: gold (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any
      police:
          cir 20 % bc 10 ms
          cir 2000000 bps, bc 2500 bytes
          pir 40 % be 20 ms
          pir 4000000 bps, be 10000 bytes
     conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
      transmit
     exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
       drop
      violated 0 packets, 0 bytes; actions:
       drop
      conformed 0 bps, exceed 0 bps, violate 0 bps

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。 サービス ポリシー出力名、および、クラス マップ名に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 31 show policy-map interface のフィールドの説明:パーセントベース ポリシングおよびシェーピングの場合に設定

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

police

帯域幅の割合に基づいたトラフィック ポリシングがイネーブルにされていることを示します。 帯域幅の割合、CIR およびミリ秒単位の認定バースト(BC)も表示します。

conformed, actions

指定されたレートに適合するとしてマーキングされたパケット数とバイト数、および、パケットに実施されたアクションを表示します。

exceeded, actions

指定されたレートを超過するとしてマーキングされたパケット数とバイト数、および、パケットに実施されたアクションを表示します。

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、(次のとおり)シリアル 3/2 インターフェイスの統計情報が表示されています。 このインターフェイス上でトラフィック シェーピングがイネーブルにされており、帯域幅の 20% の平均レートが指定されています。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降の HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。


Router# show policy-map interface Serial3/2

Serial3/2 
  Service-policy output: p1
    Class-map: c1 (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any
      Traffic Shaping
        Target/Average      Byte   Sustain    Excess      Interval  Increment  Adapt
        Rate              Limit  bits/int  bits/int    (ms)     (bytes)   Active
         20 %                       10 (ms)    20 (ms)
        201500/201500       1952   7808       7808        38         976       -
        Queue     Packets   Bytes     Packets   Bytes     Shaping
        Depth                         Delayed   Delayed   Active
        0         0         0         0         0         no

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。 サービス ポリシー出力名、クラス マップ名、および、一致基準情報に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 32 show policy-map interface のフィールドの説明:パーセントベース ポリシングおよびシェーピング(トラフィック シェーピングはイネーブル)の場合に設定

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、Layer 3 パケット長、IP precedence、IP DSCP 値、MPLS EXP 値、アクセス グループ、Quality of Service(QoS)グループなどの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

Traffic Shaping

帯域幅の割合に基づいたトラフィック シェーピングがイネーブルにされていることを示します。

Target/Average Rate

シェーピング トラフィックに使用されるレート(割合)およびそのレートに一致するパケット数。

Byte Limit

インターバルあたりの送信最大バイト数。 次のように計算されます。

((Bc+Be) /8 ) x 1

Sustain bits/int

認定バースト(Bc)レート。

Excess bits/int

超過バースト(Be)レート。

Interval (ms)

ミリ秒(ms)単位の時間間隔の値。

Increment (bytes)

各時間間隔の間にトラフィック シェーピングのトークン バケット内に受信したクレジット数(単位:バイト)。

Adapt Active

適応可能なシェーピングがイネーブルであるかどうかを示します。

Queue Depth

トラフィック シェーパーの現在のキューの深さ。

Packets

トラフィック シェーパー システムに入ったパケットの合計数。

Bytes

トラフィック シェーパー システムに入ったバイト合計数。

Packets Delayed

送信される前に、トラフィック シェーパーのキュー内で遅延したパケットの合計数。

(注)     

Cisco IOS Release 12.4(20)T では、このカウンタは廃止されました。

Bytes Delayed

送信される前に、トラフィック シェーパーのキュー内で遅延したバイトの合計数。

(注)     

Cisco IOS Release 12.4(20)T では、このカウンタは廃止されました。

Shaping Active

トラフィック シェーパーがアクティブかどうかを示します。 たとえば、トラフィック シェーパーがアクティブであり、送信されたトラフィックがトラフィック シェーピング レートを上回る場合、フィールドに「yes」が表示されます。

次の show policy-map interface コマンドの出力例は、「mypolicy」というサービス ポリシーが Ethernet4/1 インターフェイスに付加された際のパケット統計情報を表示します。 レイヤ 3 パケット長は、「class1」というクラスのトラフィックの一致条件として指定されました。

Router# show policy-map interface Ethernet4/1

  Ethernet4/1 
  Service-policy input: mypolicy
    Class-map: class1 (match-all)
       500 packets, 125000 bytes
       5 minute offered rate 4000 bps, drop rate 0 bps
       Match: packet length min 100 max 300
       QoS Set
         qos-group 20
           Packets marked 500

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。 サービス ポリシー入力名、クラス マップ名、および、一致基準情報に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 33 show policy-map interface のフィールドの説明:レイヤ 3 パケット長に基づくパケット分類の場合に設定

フィールド

説明

Service-policy input

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている入力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

(注)     

発信インターフェイス全体でパケットが圧縮されている場合、パケット圧縮によって達成された改善パケット レートは、offered rate には反映されません。 また、パケットがトンネルの組み合わせ(例:Generic Routing Encapsulation(GRE)トンネルおよび IP Security(IPSec)トンネル)に入る前に圧縮されている場合、offered rate は、一般にトンネル カプセル化に関連付けられたすべての追加オーバーヘッドを含みません。 offered rate は、設定に応じて、オーバーヘッドを含まない、1 つのトンネル カプセル化だけのオーバーヘッドを含む、または、すべてのトンネル カプセル化のオーバーヘッドを含むのいずれかです。 GRE および IPSec トンネル設定の多くで、offered rate は、GRE トンネル カプセル化のオーバーヘッドだけを含みます。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、Layer 3 パケット長、IP precedence、IP DSCP 値、MPLS EXP 値、アクセス グループ、QoS グループなどの基準があります。

QoS Set, qos-group, Packets marked

QoS グループに基づくクラス ベース パケット マーキングが設定されていることを示します。 マーキングされた QoS グループ番号およびパケット数が含まれます。

show policy-map interface コマンドの出力例は、FastEthernet サブインターフェイスに付加するサービス ポリシーを示します。 この例では、「policy1」というサービス ポリシーが付加されました。 「policy1」では「table-map1」というマップが設定されました。 「table-map1」の値は、対応するサービス クラス (CoS) 値に優先順位をマッピングするために使用されます。

Router# show policy-map interface

 FastEthernet1/0.1 
  Service-policy input: policy1
    Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 
      QoS Set
        precedence cos table table-map1
          Packets marked 0

次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。 サービス ポリシー入力名、および、クラス マップ名に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 34 show policy-map interface のフィールドの説明:拡張パケット マーキングの場合に設定

フィールド

説明

Service-policy input

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている入力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、Precedence、IP Diffserv コード ポイント(DSCP)値、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)Experimental(EXP)値、アクセス グループ、および、Quality of Service(QoS)グループ(セット)などの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

QoS Set

QoS グループ(セット)が特定のクラスに設定されていることを示します。

precedence cos table table-map1

優先順位値の決定にテーブル マップ(「table-map1」と呼ばれる)が使用されていることを示します。 優先順位値はテーブル マップで定義されている CoS 値に基づいて設定されます。

Packets marked

特定のクラスに対してマーキングされたパケットの総数。

次は、show policy-map interface コマンドのサンプル出力です。 このサンプルには、トラフィック ポリシングがイネーブルにされている、シリアル 2/0 インターフェイスの統計情報が表示されています。 認定(適合)バースト(bc)、および超過(ピーク)バーストがミリ秒単位(ms)で指定されています。

Router# show policy-map interface serial2/0

 Serial2/0 
  Service-policy output: policy1 (1050)
    Class-map: class1 (match-all) (1051/1)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: ip precedence 0  (1052)
      police:
          cir 20 % bc 300 ms
          cir 409500 bps, bc 15360 bytes
          pir 40 % be 400 ms
          pir 819000 bps, be 40960 bytes
        conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
          transmit 
        exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
          drop 
        violated 0 packets, 0 bytes; actions:
          drop 
        conformed 0 bps, exceed 0 bps, violate 0 bps
    Class-map: class-default (match-any) (1054/0)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any  (1055)
        0 packets, 0 bytes
        5 minute rate 0 bps

この例では、CIR および PIR は、bps で表示され、認定バースト(bc)、および超過バースト(be)の両方が、ビットで表示されます。

CIR、PIR、bc、および be は、以下に説明する式に基づいて計算されます。

CIR を計算する場合は、次の式を使用します。

  • 指定された CIR 割合(show policy-map コマンドの出力に表示される)×インターフェイスの帯域幅(BW)(show interfaces コマンドの出力に表示される)= 1 秒あたりの合計ビット数

シリアル 2/0 インターフェイスの show interfaces コマンドの出力によると、インターフェイスの帯域幅(BW)は 2048 kbps です。

Router# show interfaces serial2/0

Serial2/0 is administratively down, line protocol is down 
  Hardware is M4T
  MTU 1500 bytes, BW 2048 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255 

CIR の計算には次の値を使用します。

20 % X 2048 kbps = 409600 bps

PIR を計算する場合は、次の式を使用します。

  • 指定された PIR 割合(show policy-map コマンドの出力に表示される)× インターフェイスの帯域幅(BW)(show interfaces コマンドの出力に表示される)= 1 秒あたりの合計ビット数

シリアル 2/0 インターフェイスの show interfaces コマンドの出力によると、インターフェイスの帯域幅(BW)は 2048 kbps です。

Router# show interfaces serial2/0

Serial2/0 is administratively down, line protocol is down 
  Hardware is M4T
  MTU 1500 bytes, BW 2048 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255 

次の値が PIR の計算に使用されます。

40 % X 2048 kbps = 819200 bps


(注)  


この合計と show policy-map interface コマンドの出力に表示される合計との違いは、丸め計算または特定のインターフェイス設定に関する違いが原因です。


bc を計算する場合は、次の式を使用します。

  • ミリ秒単位の bc(show policy-map コマンドに示すとおり)X ビット/秒単位の CIR = 合計バイト数

次の値が bc の計算に使用されます。

300 ms X 409600 bps = 15360 バイト

bc および be を計算する場合は、次の式を使用します。

  • ミリ秒単位の be(show policy-map コマンドに示すとおり)X ビット/秒単位の PIR = 合計バイト数

次の値が be の計算に使用されます。

400 ms X 819200 bps = 40960 バイト

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 35 show policy-map interface のフィールドの説明

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets and bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、Layer 3 パケット長、IP precedence、IP Diffserv コード ポイント(DSCP)値、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)Experimental(EXP)値、アクセス グループ、および、Quality of Service(QoS)グループなどの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

police

トラフィック ポリシングがイネーブルにされていることを示します。 表示には、CIR と PIR(帯域幅の割合と bps の両方)、および、bc と be(バイト数およびミリ秒単位)が含まれます。 任意の適合アクション、超過アクションおよび違反アクションがあれば表示され、それらの任意のアクションに関係する統計情報が表示されます。

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、Quality of Service(QoS)ターゲットに対する帯域幅の見積もりが生成されるファスト イーサネット 0/1 インターフェイスの統計情報が表示されます。

帯域幅見積もりの項では、QoS ターゲットの帯域幅見積もりが定義されていることを示します。 これらのターゲットには、パケット損失率、パケット遅延のレートおよびミリ秒単位の期間が含まれます。 Confidence はターゲットの drop-one-in 値(パーセンテージ)を示します。 Corvil Bandwidth は、kbps 単位の帯域幅見積もりを意味します。

ドロップ ターゲットまたは遅延ターゲットが指定されていない場合、「none specified, falling back to drop no more than one packet in 500」が出力に表示されます。

Router# show policy-map interface FastEthernet0/1

 FastEthernet0/1
  Service-policy output: my-policy
    Class-map: icmp (match-all)
      199 packets, 22686 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: access-group 101
      Bandwidth Estimation:
        Quality-of-Service targets:
          drop no more than one packet in 1000 (Packet loss < 0.10%)
          delay no more than one packet in 100 by 40 (or more) milliseconds
            (Confidence: 99.0000%)
        Corvil Bandwidth: 1 kbits/sec
    Class-map: class-default (match-any)
      112 packets, 14227 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any
      Bandwidth Estimation:
        Quality-of-Service targets:
          <none specified, falling back to drop no more than one packet in 500
        Corvil Bandwidth: 1 kbits/sec

次の show policy-mapinterface コマンドの出力例では、シリアル 4/3 インターフェイスでイネーブルな HQF でシェーピングがアクティブであることを示します(queue depth フィールドに表示されます)。 すべてのトラフィックは class-default キューに分類されます。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降の HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。


Router# show policy-map interface serial4/3

 Serial4/3
  Service-policy output: shape
    Class-map: class-default (match-any)
      2203 packets, 404709 bytes
      30 second offered rate 74000 bps, drop rate 14000 bps
      Match: any
      Queueing
      queue limit 64 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 64/354/0
      (pkts output/bytes output) 1836/337280
      shape (average) cir 128000, bc 1000, be 1000
      target shape rate 128000
        lower bound cir 0,  adapt to fecn 0
      Service-policy : LLQ
        queue stats for all priority classes:
         
          queue limit 64 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
        Class-map: c1 (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip precedence 1
          Priority: 32 kbps, burst bytes 1500, b/w exceed drops: 0
        Class-map: class-default (match-any)
          2190 packets, 404540 bytes
          30 second offered rate 74000 bps, drop rate 14000 bps
          Match: any
          queue limit 64 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 63/417/0
          (pkts output/bytes output) 2094/386300


(注)  


Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 の時点で、VLAN ID 番号に基づく一致パケットは、Catalyst 1000 プラットフォームだけでサポートされます。


次に、パケットが VLAN ID 番号に基づいて照合され、分類される設定例を示します。 この設定例では、VLAN ID 番号 150 に一致するパケットは、「class1」というクラスに配置されます。

Router# show class-map

Class Map match-all class1 (id 3)
Match vlan 150

「class1」は「policy1」というポリシー マップの一部として設定されます。ポリシー マップは、ファスト イーサネット サブインターフェイス 0/0.1 に付加されます。

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、ファスト イーサネット サブインターフェイス 0/0.1 に付加されたポリシー マップのパケット統計情報が表示されます。 class1 設定された policy1 の統計情報も表示されます。

Router# show policy-map interface

FastEthernet0/0.1
! Policy-map name.
Service-policy input: policy1
! Class configured in the policy map.
Class-map: class1 (match-all)
0 packets, 0 bytes
5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
! VLAN ID 150 is the match criterion for the class.
Match: vlan 150
police:
cir 8000000 bps, bc 512000000 bytes
conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
transmit
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
drop
conformed 0 bps, exceed 0 bps
Class-map: class-default (match-any)
10 packets, 1140 bytes
5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match: any
10 packets, 1140 bytes
5 minute rate 0 bps

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。 サービス ポリシー入力名、および、クラス マップ名に続いて、丸カッコに囲まれた数字が表示されます。 この番号は、Cisco 内部だけで使用されるものであり、無視できます。

表 36 show policy-map interface のフィールドの説明:VLAN ID 番号に基づく一致パケット

フィールド

説明

Service-policy input

指定されたインターフェイスまたは VC に適応されている入力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、VLAN ID 番号、優先順位、IP Diffserv コード ポイント(DSCP)値、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)Experimental(EXP)値、アクセス グループ、および Quality of Service(QoS)グループ(セット)などの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

次に、Cisco 7600 シリーズ ルータのインターフェイスに付加されているすべての入出力ポリシーの統計情報および設定を表示する例を示します。

Router# show policy-map interface

 FastEthernet5/36
  service-policy input: max-pol-ipp5
    class-map: ipp5 (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute rate 0 bps
      match: ip precedence 5
  class ipp5
    police 2000000000 2000000 conform-action set-prec-transmit 6 exceed-action p
policed-dscp-transmit

次に、Cisco 7600 シリーズ ルータの特定のインターフェイスの入力ポリシー統計情報および設定を表示する例を示します。

Router# show policy-map interface fastethernet 5/36 input

 FastEthernet5/36
  service-policy input: max-pol-ipp5
    class-map: ipp5 (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      5 minute rate 0 bps
      match: ip precedence 5
  class ipp5
    police 2000000000 2000000 conform-action set-prec-transmit 6 exceed-action p
policed-dscp-transmit

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 37 show policy-map interface のフィールドの説明:Cisco 7600 シリーズ ルータ

フィールド

説明

service-policy input

指定されたインターフェイスに適応されている入力サービス ポリシーの名前。

class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

minute rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 選択要素には、VLAN ID 番号、優先順位、IP Diffserv コード ポイント(DSCP)値、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)Experimental(EXP)値、アクセス グループ、および Quality of Service(QoS)グループ(セット)などの基準があります。 使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

class

優先順位値。

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。

次に、MQC ポリシング ポリシー マップで、bc 値と be 値を Cisco 7200 シリーズ ルータのインターフェイスの MTU サイズに自動的に丸める例を示します。 丸め処理は、bc 値と be 値がインターフェイスの MTU サイズよりも小さい場合にのみ行われます。

Router# show policy-map interface

Service-policy output: p2
Service-policy output: p2
    Class-map: class-default (match-any)
      2 packets, 106 bytes
      30 second offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps
      Match: any 
        2 packets, 106 bytes
        30 second rate 0 bps
      police:
          cir 10000 bps, bc 4470 bytes
          pir 20000 bps, be 4470 bytes
        conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
          transmit
        exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
          drop
        violated 0 packets, 0 bytes; actions:
          drop
								conformed 0000 bps, exceed 0000 bps, violate 0000 bps

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、複数のプライオリティ キューを設定する際に表示される統計情報のタイプを示します。 使用されるインターフェイス、およびイネーブルにされたオプションによって、表示される出力は次に示すものと若干異なります。

Router# show policy-map interface

Serial2/1/0
Service-policy output: P1
Queue statistics for all priority classes:
.
.
.
Class-map: Gold (match-all)
0 packets, 0 bytes			/*Updated for each priority level configured.*/
5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match: ip precedence 2
Priority: 0 kbps, burst bytes 1500, b/w exceed drops: 0
Priority Level 4:
0 packets, 0 bytes

次の show policy-map interface コマンドの出力例では、帯域幅余剰比率がクラス キューに設定されていることを示します。 この例に示すように、precedence_0、precedence_1、precedence_2 の帯域幅余剰比率はそれぞれ、20、40、60 となります。

Router# show policy-map interface GigabitEthernet1/0/0.10

  Service-policy output: vlan10_policy
    Class-map: class-default (match-any)
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any
        0 packets, 0 bytes
        30 second rate 0 bps
      Queueing
      queue limit 250 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 0/0
      shape (average) cir 1000000, bc 4000, be 4000
      target shape rate 1000000
      bandwidth remaining ratio 10
      Service-policy : child_policy
        Class-map: precedence_0 (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip precedence 0
          Queueing
          queue limit 62 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
          shape (average) cir 500000, bc 2000, be 2000
          target shape rate 500000
          bandwidth remaining ratio 20
        Class-map: precedence_1 (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip precedence 1
          Queueing
          queue limit 62 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
          shape (average) cir 500000, bc 2000, be 2000
          target shape rate 500000
          bandwidth remaining ratio 40
        Class-map: precedence_2 (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip precedence 2
          Queueing
          queue limit 62 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
          shape (average) cir 500000, bc 2000, be 2000
          target shape rate 500000
          bandwidth remaining ratio 60
        Class-map: class-default (match-any)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: any
            0 packets, 0 bytes
            30 second rate 0 bps
         
          queue limit 62 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 38 show policy-map interface のフィールドの説明:帯域幅余剰比率の場合に設定

フィールド

説明

Service-policy output

指定されたインターフェイスに適応されている出力サービス ポリシーの名前。

Class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

bandwidth remaining ratio

超過帯域幅の割り当てに使用される比率を示します。

この show policy-map interface コマンドの出力例では、文字列「ip dscp tunnel 3」が、L2TPv3 トンネル マーキングが設定されており、トンネリングされるパケット ヘッダーで DSCP 値を 3 に設定することを示しています。

Router# show policy-map interface

 Serial0 
  Service-policy input: tunnel
    Class-map: frde (match-all)
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: fr-de 
      QoS Set
        ip dscp tunnel 3
          Packets marked 0
    Class-map: class-default (match-any) 
      13736 packets, 1714682 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 
        13736 packets, 1714682 bytes
        30 second rate 0 bps

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 39 show policy-map のフィールドの説明:トンネル マーキングの場合に設定

フィールド

説明

service-policy input

指定されたインターフェイスに適応されている入力サービス ポリシーの名前。

class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 この例では、フレーム リレー Discard Eligible(DE)ビットを一致基準として指定しています。

使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

ip dscp tunnel

トンネリングされるパケット ヘッダーの DSCP 値を 3 に設定するようにトンネル マーキングが設定されていることを示します。

次の show policy-map interface コマンドの出力は、ATM オーバーヘッド アカウンティングがシェーピングに対してイネーブルになっているが、帯域幅に対してディセーブルになっていることを示しています。

Router# show policy-map interface

Service-policy output:unit-test
Class-map: class-default (match-any)
100 packets, 1000 bytes
30 second offered rate 800 bps, drop rate 0 bps
Match: any
shape (average) cir 154400, bc 7720, be 7720
target shape rate 154400
overhead accounting: enabled
bandwidth 30% (463 kbps)
overhead accounting: disabled
queue limit 64 packets
(queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
(packets output/bytes output) 100/1000

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 40 show policy-map interface のフィールドの説明:ATM のトラフィック シェーピング オーバーヘッド アカウンティングの場合に設定

フィールド

説明

service-policy output

指定されたインターフェイスに適応されている出力サービス ポリシーの名前。

class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。 この例では、フレーム リレー Discard Eligible(DE)ビットを一致基準として指定しています。

使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

target shape rate

トラフィック シェーピングが指定されたレートでイネーブルであることを示します。

overhead accounting

オーバーヘッド アカウンティングがトラフィック シェーピングに対してイネーブルまたはディセーブルかどうかを示します。

bandwidth

トラフィック キューイングに割り当てられる帯域幅の割合を示します。

overhead accounting:

オーバーヘッド アカウンティングがトラフィック キューイングに対してイネーブルまたはディセーブルかどうかを示します。

次の show policy-map interface コマンドの出力は、ファスト イーサネット インターフェイス 0/0 の設定を表示します。


(注)  


Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降のリリースの HQF イメージでは、遅延パケット カウンタおよび遅延バイト カウンタはトラフィック シェーピング クラスで廃止されました。


Router# show policy-map interface FastEthernet0/0
 FastEthernet0/0 
 
  Service-policy output: test1
 
    Class-map: class-default (match-any)
      129 packets, 12562 bytes
      30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
      Match: any 
      Queueing
      queue limit 64 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 129/12562
      shape (average) cir 1536000, bc 6144, be 6144
      target shape rate 1536000
 
      Service-policy : test2
 
        queue stats for all priority classes:
          
          queue limit 64 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
 
        Class-map: RT (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip dscp ef (46)
          Priority: 20% (307 kbps), burst bytes 7650, b/w exceed drops: 0
          
 
        Class-map: BH (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip dscp af41 (34)
          Queueing
          queue limit 128 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
          bandwidth 40% (614 kbps)
 
        Class-map: BL (match-all)
          0 packets, 0 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: ip dscp af21 (18)
          Queueing
          queue limit 64 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 0/0
          bandwidth 35% (537 kbps)
            Exp-weight-constant: 9 (1/512)
            Mean queue depth: 0 packets
            dscp     Transmitted   Random drop   Tail drop   Minimum   Maximum   Mark
                     pkts/bytes    pkts/bytes    pkts/bytes  thresh    thresh    prob
            
            af21     0/0           0/0           0/0         100       400       1/10
 
        Class-map: class-default (match-any)
          129 packets, 12562 bytes
          30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
          Match: any 
          
          queue limit 64 packets
          (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
          (pkts output/bytes output) 129/12562

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 41 show policy-map interface のフィールドの説明:HQF の場合に設定

フィールド

説明

FastEthernet

インターフェイスの名前。

service-policy output

指定されたインターフェイスに適応されている出力サービス ポリシーの名前。

class-map

表示されるトラフィックのクラス。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

offered rate

クラスに着信するパケットのレート(単位:kbps)。

drop rate

クラスからパケットがドロップされるレート(単位:kbps)。 ドロップ レートは、offered rate から正常に送信されたパケット数を引いて計算されます。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。

(注)     

使用可能な各種の一致条件の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Classifying Network Traffic」モジュールを参照してください。

Queueing

キューイングがイネーブルであることを示します。

queue limit

ポリシー マップに設定されたクラス ポリシー用にキューが保持できる最大パケット数。

bandwidth

トラフィック キューイングに割り当てられる帯域幅の割合を示します。

dscp

Diffserv コード ポイント(DSCP)。 有効な値は次のとおりです。

  • 0~63:数値の DSCP 値。 デフォルト値は 0 です
  • af1~af43:相対的優先転送(AF)の DSCP 値。
  • cs1~cs7:タイプ オブ サービス(ToS)の優先順位の値。
  • default:デフォルトの DSCP 値。
  • ef:急送型転送(EF)の DSCP 値。

次に、加入者統計に関して Cisco IOS XE Release 2.6 から備えられた QoS:ポリシーの集約機能強化に関連付けられている新しい出力フィールドの例を示します。 新しい出力フィールドは「Account QoS Statistics」ラベルで始まります。

Router# show policy-map interface port-channel 1.1

Port-channel1.1 
   Service-policy input: input_policy 
     Class-map: class-default (match-any) 
       0 packets, 0 bytes 
       5 minute offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps 
       Match: any 
       QoS Set 
       dscp default 
       No packet marking statistics available 
   Service-policy output: Port-channel_1_subscriber 
     Class-map: EF (match-any) 
       105233 packets, 6734912 bytes 
       5 minute offered rate 134000 bps, drop rate 0000 bps 
       Match: dscp ef (46) 
       Match: access-group name VLAN_REMARK_EF 
       Match: qos-group 3 
       Account QoS statistics 
         Queueing 
           Packets dropped 0 packets/0 bytes 
       QoS Set 
       cos 5 
       No packet marking statistics available 
       dscp ef 
       No packet marking statistics available 
     Class-map: AF4 (match-all) 
       105234 packets, 6734976 bytes 
       5 minute offered rate 134000 bps, drop rate 0000 bps 
       Match: dscp cs4 (32) 
       Account QoS statistics 
         Queueing 
           Packets dropped 0 packets/0 bytes 
       QoS Set 
       cos 4 
       No packet marking statistics available 
     Class-map: AF1 (match-any) 
       315690 packets, 20204160 bytes 
       5 minute offered rate 402000 bps, drop rate 0000 bps 
       Match: dscp cs1 (8) 
       Match: dscp af11 (10) 
       Match: dscp af12 (12) 
       Account QoS statistics 
         Queueing 
           Packets dropped 0 packets/0 bytes 
       QoS Set 
       cos 1 
       No packet marking statistics available 
     Class-map: class-default (match-any) fragment Port-channel_BE 
       315677 packets, 20203328 bytes 
       5 minute offered rate 402000 bps, drop rate 0000 bps 
       Match: any 
       Queueing 
         queue limit 31250 bytes 
         (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0 
         (pkts output/bytes output) 315679/20203482 
         bandwidth remaining ratio 1

次に、ポリサー統計情報を表示する例を示します(パケットおよびバイト数)。 出力には、実際の数が設定された適切なカウント(パケットまたはバイト)だけが表示されます。

Router# show policy-map interface GigabitEthernet 3/1 input

GigabitEthernet3/1 
  Service-policy input: in1
    Class-map: p1 (match-all)
      0 packets
      Match:  precedence 1 
           QoS Set
             ip precedence 7
      police:
          cir 20 %
          cir 200000000 bps, bc 6250000 bytes
        conformed 0 bytes; actions:
          transmit 
        exceeded 0 bytes; actions:
          drop 
        conformed 0000 bps, exceed 0000 bps
    Class-map: class-default (match-any)
      10000000 packets
      Match: any 
      police:
          cir 20 %
          cir 200000000 bps, bc 6250000 bytes
        conformed 174304448 bytes; actions: 
          transmit 
        exceeded 465695552 bytes; actions:
          drop 
        conformed 4287000 bps, exceed 11492000 bps

次に、インターフェイスに付加されている入出力サービス ポリシーの統計情報および設定を表示する例を示します。

Router# show policy-map interface GigabitEthernet 1/2/0

Load for five secs: 1%/0%; one minute: 1%; five minutes: 1%
Time source is hardware calendar, *23:02:40.857 pst Thu Mar 3 2011

 GigabitEthernet1/2/0

  Service-policy input: policy-in

    Class-map: class-exp-0 (match-all)
      6647740 packets, 9304674796 bytes
      30 second offered rate 3234000 bps, drop rate 0 bps
      Match: mpls experimental topmost 0
      QoS Set
        precedence 3
          Packets marked 6647740

    Class-map: class-default (match-any)
      1386487 packets, 1903797872 bytes
      30 second offered rate 658000 bps, drop rate 0 bps
      Match: any

  Service-policy output: policy-out

    Class-map: class-pre-1 (match-all)
      2041355 packets, 2857897000 bytes
      30 second offered rate 986000 bps, drop rate 0 bps

      Match: ip precedence 1
      QoS Set
        mpls experimental topmost 1
          Packets marked 2041355

    Class-map: class-default (match-any)
      6129975 packets, 8575183331 bytes
      30 second offered rate 2960000 bps, drop rate 0 bps
      Match: any

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 42 show policy-map interface のフィールドの説明:Cisco Catalyst 4000 シリーズ ルータ

フィールド

説明

class-map

トラフィック クラスを表示します。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

conformed

指定した比率に適合するパケットに実行されるアクションを表示します。 アクションが実施されたパケット数とバイト数も表示します。

drop

特定のクラスに属するすべてのパケットに対するアクションを廃棄するパケットが設定されていることを示します。

exceeded

指定した比率を超えるパケットに実行されるアクションを表示します。 アクションが実施されたパケット数とバイト数を表示します。

match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

police

トラフィック ポリシングをイネーブルにするために police コマンドが設定されていることを示します。 また、パケットのマーキングに使用される、指定された CIR、認定バースト サイズ、ピーク情報レート(PIR)、および、ピーク バースト サイズも表示します。

QoS Set

QoS グループ(セット)が特定のクラスに設定されていることを示します。

service-policy input

指定されたインターフェイスに適応されている入力サービス ポリシーの名前。

次に、疑似回線インターフェイス用に設定されたクラス マップを表示する例を示します。

Router# show policy-map interface pseudowire2
 pseudowire2 
  Service-policy output: pw_brr

    Class-map: prec1 (match-all)  
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps
      Match: ip precedence 1 
      Queueing
      queue limit 4166 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 0/0
      bandwidth remaining ratio 1 

    Class-map: prec2 (match-all)  
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps
      Match: ip precedence 2 
      Queueing
      queue limit 4166 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 0/0
      bandwidth remaining ratio 2 
          
    Class-map: prec3 (match-all)  
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps
      Match: ip precedence 3 
      Queueing
      queue limit 4166 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 0/0
      bandwidth remaining ratio 3 

    Class-map: class-default (match-any)  
      0 packets, 0 bytes
      30 second offered rate 0000 bps, drop rate 0000 bps
      Match: any 
      Queueing
      queue limit 4166 packets
      (queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
      (pkts output/bytes output) 0/0
      bandwidth remaining ratio 4 
Device#

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 43 show policy-map interface のフィールドの説明:疑似回線ポリシー マップ情報

フィールド

説明

bandwidth

トラフィック キューイングに割り当てられる帯域幅の割合を示します。

Class-map

トラフィック クラスを表示します。 ポリシーに設定されている各クラスに対して出力が表示されます。 クラス一致の実装の選択(match-all、match-any など)もトラフィック クラスの横に表示されます。

Match

トラフィックのクラスに指定された一致基準。

packets, bytes

表示されているトラフィックのクラスに属すると確認されたパケット数(バイト単位でも表示)。

Queueing

キューイングがイネーブルであることを示します。

queue limit

ポリシー マップに設定されたクラス ポリシー用にキューが保持できる最大パケット数。

service-policy output

指定されたインターフェイスに適応されている出力サービス ポリシーの名前。

関連コマンド

コマンド

説明

bandwidth remaining ratio

未使用の帯域幅の量を計算して、輻輳時にキューに割り当てるために、クラス キューおよびサブインターフェイスレベル キューの帯域幅残量割合を指定します。

class-map

指定したクラスへのパケットのマッチングに使用するクラス マップを作成します。

compression header ip

特定のクラスに RTP または TCP IP ヘッダー圧縮を設定します。

drop

特定のクラスに属するパケットを廃棄するトラフィック クラスを設定します。

match fr-dlci

クラス マップの一致基準としてフレームリレー DLCI 番号を指定します。

match packet length(クラス マップ)

IP ヘッダーのレイヤ 3 パケットの長さをクラス マップ内の一致条件として指定します。

police

トラフィック ポリシングを設定します。

police(パーセント)

インターフェイスで利用可能な帯域幅の割合に基づいてトラフィック ポリシングを設定します。

police(2 レート)

2 レート、CIR および PIR を使用してトラフィック ポリシングを設定します。

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

priority

トラフィック クラスには、低遅延動作が指定されなければならないことを指定し、複数のプライオリティ キューを設定します。

random-detect ecn

ECN をイネーブルにします。

shape(パーセント)

インターフェイスで使用可能な帯域幅の割合(%)に基づいて、平均レート トラフィック シェーピングとピーク レート トラフィック シェーピングを指定します。

show class-map

すべてのクラス マップおよびその一致基準を表示します。

show frame-relay pvc

フレームリレー インターフェイス対応 PVC に関する統計情報を表示します。

show interfaces

ルータまたはアクセス サーバ上に設定されているすべてのインターフェイスの統計情報を表示します。

show mls qos

MLS QoS 情報を表示します。

show policy-map

指定されたサービス ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定、または、すべての既存ポリシー マップに対するすべてのクラスの設定を表示します。

show policy-map class

指定されたポリシー マップの指定されたクラスの設定を表示します。

show table-map

指定されたテーブル マップまたはすべてのテーブル マップの設定を表示します。

table-map(値マッピング)

1 つの packet-marking 値を別の値にマッピングおよび変換するための、マッピング テーブルを作成します。

show queue


(注)  


Cisco IOS XE Release 2.6、Cisco IOS Release 15.0(1)S、Cisco IOS Release 15.1(3)T 以降、show queue コマンドは非表示です。 このコマンドは、Cisco IOS ソフトウェアでも使用できますが、CLI 対話型ヘルプは、コマンドラインに疑問符を入力して表示しようとしても表示されません。 このコマンドは、将来のリリースで完全に廃止されます。これは、適切な交換用コマンド(または一連のコマンド)を使用する必要があることを意味します。 詳細(交換用コマンドのリストを含む)については、『Cisco IOS XE Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルまたは『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルを参照してください。



(注)  


Cisco IOS XE Release 3.2S 以降、show queue コマンドはモジュラ QoS CLI(MQC)コマンド(または一連の MQC コマンド)で置き換えられます。 適切な交換用コマンド(または一連のコマンド)については、『Cisco IOS XE Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルを参照してください。


特定のインターフェイスまたは仮想回線(VC)のキュー内部のパケットのコンテンツを表示するには、show queue コマンドをユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで使用します。

show queue interface-name interface-number [ queue-number ] [ vc vpi/ vci ]

構文の説明

interface-name

インターフェイスの名前。

interface-number

インターフェイスの番号。

queue-number

(任意)キューの番号。 キューの番号は 1~16 の数字です。

vc

(任意)ATM インターフェイスの場合にだけ、指定された相手先固定接続(PVC)の均等化キューイング設定を表示します。 名前には最大 16 文字の長さを使用できます。

vpi /

(任意)この PVC の ATM ネットワーク仮想パス識別子(VPI)。 「/」と vpi 値がない場合、vpi 値のデフォルトは 0 です。

Cisco 7200 および Cisco 7500 シリーズ ルータでは、この値範囲は 0~255 です。

vpi および vci 引数は両方を 0 に設定できません。一方が 0 の場合、もう一方は 0 にできません。

この値が省略されたときは、指定された ATM インターフェイスまたはサブインスタンスのすべての VC の情報が表示されます。

vci

(任意)この PVC の ATM ネットワーク仮想チャネル識別子(VCI)。 この値は 0~1 の範囲で、atmvc-per-vp コマンドによってこのインターフェイスに対して設定された最大値未満です。 一般的に、0 ~ 31 の低いほうの値は、特定のトラフィック(F4 Operation, Administration, and Maintenance(OAM)、相手先選択接続(SVC)シグナリング、統合ローカルマネジメント インターフェイス(ILMI)など)のために予約されており、使用できません。

VCI は、ATM セルのヘッダーの 16 ビット フィールドです。 VCI 値はローカルにだけ意味があるため、単一リンク上でだけ一意であり、ATM ネットワーク全体では一意ではありません。

vpi および vci 引数は両方を 0 に設定できません。一方が 0 の場合、もう一方は 0 にできません。

コマンド モード


ユーザ EXEC(>)特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.2

このコマンドが導入されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.4(20)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(20)T に統合されましたが、階層型キューイング フレームワーク(HQF)はサポートされていません。 詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。

Cisco IOS XE Release 2.6

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

15.0(1)S

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

15.1(3)T

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

Cisco IOS XE Release 3.2S

このコマンドは MQC コマンド(または一連の MQC コマンド)によって置き換えられました。

使用上のガイドライン

このコマンドは、特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

このコマンドは、VIP Distributed Weighted Random Early Detection WRED(DWRED)をサポートしません。 vc キーワードおよび show queue コマンド引数を使用すると、VC 単位のキューイングをサポートする拡張 ATM ポート アダプタ(PA-A3)のみの PVC に対する出力を表示することができます。

このコマンドは HQF をサポートしません。 HQF 情報および統計情報を収集するには、show policy-map コマンドと show policy-map interface コマンドを使用します。

次に、show queue コマンドが入力され、重み付け均等化キューイング(WFQ)、WRED、またはフロー ベースの WRED が設定された場合の出力例を示します。

次に、atm2/0.33 ATM サブインターフェイスでの PVC に関する show queue コマンドの出力例を示します。 このインターフェイスでは 2 件の会話がアクティブです。 WFQ では、両方のデータ ストリームは、メッセージがパイプラインに含まれている間、インターフェイス上で同じ帯域幅を受信します。

Router# show queue
 atm2/0.33 vc 33
Interface ATM2/0.33 VC 0/33
  Queueing strategy: weighted fair
  Total output drops per VC: 18149
  Output queue: 57/512/64/18149 (size/max total/threshold/drops)
     Conversations  2/2/256 (active/max active/max total)
     Reserved Conversations 3/3 (allocated/max allocated)
  (depth/weight/discards/tail drops/interleaves) 29/4096/7908/0/0
  Conversation 264, linktype: ip, length: 254
  source: 10.1.1.1, destination: 10.0.2.20, id: 0x0000, ttl: 59,
  TOS: 0 prot: 17, source port 1, destination port 1
  (depth/weight/discards/tail drops/interleaves) 28/4096/10369/0/0
  Conversation 265, linktype: ip, length: 254
  source: 10.1.1.1, destination: 10.0.2.20, id: 0x0000, ttl: 59,
  TOS: 32 prot: 17, source port 1, destination port 2

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 44 WFQ の show queue のフィールドの説明

フィールド

説明

Queueing strategy

このインターフェイスでアクティブなキューイングのタイプ。

Total output drops per VC

出力パケット ドロップの総計。

Output queue

出力キュー サイズ(パケット単位)。 max total ですべての WFQ フローの集約キュー サイズを定義します。 threshold は、各会話の個々のキュー サイズです。 drops は WFQ のすべての会話からドロップされたパケットです。

Conversations

WFQ 会話番号。 会話のキューが空の場合、会話は非アクティブになるか、タイムアウトになります。 WFQ の各トラフィック フローはキューに基づき、会話によって表されます。 max active は、キューイング機能が設定されてから発生したアクティブな会話の数です。 max total は、同時に許可される会話の数です。

Reserved Conversations

bandwidth コマンドで設計されたクラスベースの重み付け均等化キューイング(CBWFQ)やリソース予約プロトコル(RSVP)フローなどの、WFQ でキャプチャされないトラフィック フローには、予約会話によって表されている別のキューがあります。 allocated は予約会話の現在の数です。 max allocated は、発生している割り当て済みの予約会話の最大数です。

depth

会話のキューの深さ(パケット単位)。

weight

WFQ で使用される重み。

discards

会話のキューからドロップされるパケットの数。

tail drops

キューがいっぱいになった場合に会話からドロップされるパケットの数。

interleaves

インターリーブされたパケットの数。

linktype

プロトコル名。

length

パケット長。

source

発信元の IP アドレス。

destination

宛先の IP アドレス。

id

パケット ID。

ttl

存続可能時間カウント。

TOS

IP タイプ オブ サービス。

prot

レイヤ 4 プロトコル番号。

次に、フロー ベースの WRED が設定されたシリアル インターフェイス 1 用に作成された showqueue コマンドの出力例を示します。 この出力では、キューの各パケットに関する情報を示します。データは、番号別のパケット、パケットが属するフロー ベースのキュー、使用されるプロトコルなどを特定します。

Router# show queue Serial1
   Output queue for Serial1 is 2/0
   
   Packet 1, flow id:160, linktype:ip, length:118, flags:0x88
     source:10.1.3.4, destination:10.1.2.2, id:0x0000, ttl:59,
     TOS:32 prot:17, source port 1, destination port 515
       data:0x0001 0x0203 0x0405 0x0607 0x0809 0x0A0B 0x0C0D 
             0x0E0F 0x1011 0x1213 0x1415 0x1617 0x1819 0x1A1B 
   
   Packet 2, flow id:161, linktype:ip, length:118, flags:0x88
     source:10.1.3.5, destination:10.1.2.2, id:0x0000, ttl:59,
     TOS:64 prot:17, source port 1, destination port 515
       data:0x0001 0x0203 0x0405 0x0607 0x0809 0x0A0B 0x0C0D 
             0x0E0F 0x1011 0x1213 0x1415 0x1617 0x1819 0x1A1B 

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 45 フロー ベースの WRED の show queue のフィールドの説明

フィールド

説明

Packet

パケット番号。

flow id

フロー ベースの WRED の数。

linktype

プロトコル名。

length

パケット長。

flags

内部バージョン固有のフラグ。

source

発信元の IP アドレス。

destination

宛先の IP アドレス。

id

パケット ID。

ttl

存続可能時間カウント。

prot

レイヤ 4 プロトコル番号。

data

パケット データ。

次に、WRED が設定されたシリアル インターフェイス 3 用に作成された showqueue コマンドの出力例を示します。 24 パケットのうち 2 パケットのみを示すために、出力を省略しました。

Router# show queue Serial3
   Output queue for Serial3 is 24/0
   
   Packet 1, linktype:ip, length:118, flags:0x88
     source:10.1.3.25, destination:10.1.2.2, id:0x0000, ttl:59,
     TOS:192 prot:17, source port 1, destination port 515
       data:0x0001 0x0203 0x0405 0x0607 0x0809 0x0A0B 0x0C0D 
             0x0E0F 0x1011 0x1213 0x1415 0x1617 0x1819 0x1A1B 
   
   Packet 2, linktype:ip, length:118, flags:0x88
     source:10.1.3.26, destination:10.1.2.2, id:0x0000, ttl:59,
     TOS:224 prot:17, source port 1, destination port 515
       data:0x0001 0x0203 0x0405 0x0607 0x0809 0x0A0B 0x0C0D 
             0x0E0F 0x1011 0x1213 0x1415 0x1617 0x1819 0x1A1B 

関連コマンド

コマンド

説明

atm vc-per-vp

VPI 単位にサポートする VCI の最大数を設定します。

custom-queue-list

インターフェイスにカスタム キュー リストを割り当てます。

fair-queue(class-default)

デフォルト クラス ポリシーの一部として class-default クラスで使用するために予約するダイナミック キューの数を指定します。

fair-queue(WFQ)

インターフェイスに対して WFQ をイネーブルにします。

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

random-detect(インターフェイス)

WRED または DWRED をイネーブルにします。

random-detect flow

フローベース WRED をイネーブルにします。

show frame-relay pvc

VIP ベースのインターフェイスの WFQ について、情報と統計情報を表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

show queueing


(注)  


Cisco IOS XE Release 2.6、Cisco IOS Release 15.0(1)S、Cisco IOS Release 15.1(3)T 以降、showqueueing コマンドは非表示です。 このコマンドは、Cisco IOS ソフトウェアでも使用できますが、CLI 対話型ヘルプは、コマンドラインに疑問符を入力して表示しようとしても表示されません。 このコマンドは、将来のリリースで完全に廃止されます。これは、適切な交換用コマンド(または一連のコマンド)を使用する必要があることを意味します。 詳細(交換用コマンドのリストを含む)については、『Cisco IOS XE Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルまたは『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルを参照してください。



(注)  


Cisco IOS XE Release 3.2S 以降、showqueueing コマンドはモジュラ QoS CLI(MQC)コマンド(または一連の MQC コマンド)で置き換えられます。 適切な交換用コマンド(または一連のコマンド)については、『Cisco IOS XE Quality of Service Solutions Configuration Guide』の「Legacy QoS Command Deprecation」機能マニュアルを参照してください。


すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで showqueueing コマンドを使用します。

show queueing [ custom | fair | priority | random-detect [ interface atm-subinterface [ vc [ [vpi] vci ] ] ] ]

構文の説明

custom

(任意)カスタム キューイングのリスト設定のステータス。

fair

(任意)均等化キューイング設定のステータス。

priority

(任意)プライオリティ キューイングのリスト設定のステータス。

random-detect

(任意)フロー ベースの WRED 設定を含む、Weighted Random Early Detection(WRED)および分散 WRED(DWRED)設定のステータス。

interface atm-subinterface

(任意)指定された ATM サブインターフェイスでイネーブルにしたすべての仮想回線(VC)の WRED パラメータを表示します。

vc

(任意)特定の VC に関連付けられた WRED パラメータを表示します。 必要に応じて、仮想パス ID(VPI)値と仮想回線 ID(VCI)値の両方とも、あるいは VCI 値のみを指定できます。

vpi /

(任意)VPI を指定します。 vpi 引数を省略した場合、相手先固定接続(PVC)を見つけるための VPI 値として 0 が使用されます。 vpi 引数が指定されている場合、/区切り文字が必要です。

vci

(任意)VCI を指定します。

コマンド デフォルト

オプションのキーワードを指定しないと、このコマンドはすべてのインターフェイスの設定を示します。

コマンド モード


ユーザ EXEC(>)特権 EXEC(#)

コマンド履歴

リリース

変更内容

10.3

このコマンドが導入されました。

12.0(4)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(4)T に統合されました。 red キーワードは random-detect に変わりました。

12.1(2)T

このコマンドが変更されました。 このコマンドは、フレーム リレー PVC インターフェイス プライオリティ キューイング(FR PIPQ)機能に関する情報が含まれるように変更されました。

12.2(2)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(2)T に統合されました。

12.0(24)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(24)S に統合されました。

12.2(14)S

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(14)S に統合されました。

12.2(18)SXF2

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF2 に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

Cisco IOS XE Release 2.6

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

15.0(1)S

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

15.1(3)T

このコマンドが変更されました。 このコマンドは非表示です。

Cisco IOS XE Release 3.2S

このコマンドは MQC コマンド(または一連の MQC コマンド)によって置き換えられました。

使用上のガイドライン

このコマンドは HQF をサポートしません。 HQF 情報および統計情報を収集するには、show policy-map コマンドと show policy-map interface コマンドを使用します。

ここでは、showqueueing コマンドのサンプル出力を示します。 使用されるインターフェイスまたはプラットフォーム、および、イネーブルにされたオプションによって、表示される出力は次の例と若干異なります。

次の出力例は、FR PIPQ(「DLCI プライオリティ キュー」と呼ばれる)がシリアル インターフェイス 0 に設定されていることを示します。 出力には、4 個のデータリンク接続識別子(DLCI)のプライオリティ キューのサイズも示されます。

Router# show queueing
Current fair queue configuration:
  Interface           Discard     Dynamic      Reserved
                      threshold   queue count  queue count  
  Serial3/1           64          256          0
  Serial3/3           64          256          0
Current DLCI priority queue configuration: 
  Interface           High    Medium  Normal  Low 
                      limit   limit   limit   limit 
  Serial0             20      40      60      80 
Current priority queue configuration:
List   Queue  Args  
1      low    protocol ipx
1      normal protocol vines
1      normal protocol appletalk
1      normal protocol ip  
1      normal protocol decnet
1      normal protocol decnet_node
1      normal protocol decnet_rout
1      normal protocol decnet_rout
1      medium protocol xns
1      high   protocol clns
1      normal protocol bridge
1      normal protocol arp
Current custom queue configuration:
Current random-detect configuration:

次に、showqueueing コマンドの出力例を示します。 シリアル インターフェイス 0 に 2 個のアクティブな会話があります。 重み付け均等化キューイング(WFQ)では、この両方の IP データ ストリームは、両方とも TCP を使用して、リモート プロシージャ コール(RCP)データよりも多くの FTP データがキューにあっても、パイプラインにメッセージが含まれている間、インターフェイスで同じ帯域幅を受信します。

Router# show queueing
Current fair queue configuration:
Interface           Discard     Dynamic      Reserved
                    threshold   queue count  queue count
  Serial0             64          256          0    
  Serial1             64          256          0    
  Serial2             64          256          0    
  Serial3             64          256          0    
Current priority queue configuration:
List   Queue  Args
1      high   protocol cdp         
2      medium interface Ethernet1  
Current custom queue configuration:
Current random-detect configuration:
  Serial5
    Queueing strategy:random early detection (WRED)
    Exp-weight-constant:9 (1/512)
    Mean queue depth:40
    Class   Random       Tail    Minimum    Maximum     Mark 
              drop       drop  threshold  threshold  probability 
      0       1401       9066        20         40      1/10 
      1          0          0        22         40      1/10 
      2          0          0        24         40      1/10 
      3          0          0        26         40      1/10 
      4          0          0        28         40      1/10 
      5          0          0        31         40      1/10 
      6          0          0        33         40      1/10 
      7          0          0        35         40      1/10 
      rsvp       0          0        37         40      1/10

次に、showqueueingcustom コマンドの出力例を示します。

Router# show queueing custom
Current custom queue configuration:
List   Queue  Args
3      10     default
3      3      interface Tunnel3
3      3      protocol ip
3      3      byte-count 444 limit 3

次に、showqueueingrandom-detect コマンドの出力例を示します。 この出力は、フロー間の均等なパケット ドロップを保障するために、フロー ベースの WRED にインターフェイスが設定されていることを示します。 random-detectflowaverage-depth-factor コマンドは、このインターフェイスに対する 8 のスケール係数を設定するために使用されました。 スケール係数は、フローごとに使用可能なバッファ数を位取りし、キューがパケット ドロップの影響を受けやすくなる前に、各アクティブ フローの出力キューに保存できるパケット数を指定するために使用します。 このインターフェイスの最大フロー カウントは、random-detectflowcount コマンドで 16 に設定されました。

Router# show queueing random-detect
    Current random-detect configuration:
      Serial1
        Queueing strategy:random early detection (WRED)
        Exp-weight-constant:9 (1/512)
        Mean queue depth:29
        Max flow count:16       Average depth factor:8
        Flows (active/max active/max):39/40/16
    
        Class   Random       Tail    Minimum    Maximum     Mark
                  drop       drop  threshold  threshold  probability
          0         31          0         20         40     1/10
          1         33          0         22         40     1/10
          2         18          0         24         40     1/10
          3         14          0         26         40     1/10
          4         10          0         28         40     1/10
          5          0          0         31         40     1/10
          6          0          0         33         40     1/10
          7          0          0         35         40     1/10
         rsvp        0          0         37         40     1/10

次に、DWRED の showqueueingrandom-detect コマンドの出力例を示します。

    Current random-detect configuration:
      Serial1
        Queueing strategy:random early detection (WRED)
        Exp-weight-constant:9 (1/512)
        Mean queue depth:29
        Max flow count:16       Average depth factor:8
        Flows (active/max active/max):39/40/16
    
        Class   Random       Tail    Minimum    Maximum     Mark
                  drop       drop  threshold  threshold  probability
          0         31          0         20         40     1/10
          1         33          0         22         40     1/10
          2         18          0         24         40     1/10
          3         14          0         26         40     1/10
          4         10          0         28         40     1/10
          5          0          0         31         40     1/10
          6          0          0         33         40     1/10
          7          0          0         35         40     1/10
         rsvp        0          0         37         40     1/10
Current random-detect configuration:
  FastEthernet2/0/0
    Queueing strategy:fifo
    Packet drop strategy:VIP-based random early detection (DWRED)
    Exp-weight-constant:9 (1/512)
    Mean queue depth:0
    Queue size:0       Maximum available buffers:6308
    Output packets:5  WRED drops:0  No buffer:0
    Class   Random       Tail    Minimum    Maximum     Mark       Output
              drop       drop  threshold  threshold  probability  Packets
      0          0          0       109        218      1/10            5
      1          0          0       122        218      1/10            0
      2          0          0       135        218      1/10            0
      3          0          0       148        218      1/10            0
      4          0          0       161        218      1/10            0
      5          0          0       174        218      1/10            0
      6          0          0       187        218      1/10            0
      7          0          0       200        218      1/10            0

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 46 show queueing のフィールドの説明

フィールド

説明

Discard threshold

各キューで許可されたメッセージの数。

Dynamic queue count

ベスト エフォートの会話に使用されるダイナミック キューの数。

Reserved queue count

予約された会話に使用する予約可能なキューの数。

High limit

最大パケット数における高プライオリティの DLCI キューのサイズ。

Medium limit

最大パケット数におけるミディアム プライオリティの DLCI キューのサイズ。

Normal limit

最大パケット数における通常プライオリティの DLCI キューのサイズ。

Low limit

最大パケット数における低プライオリティの DLCI キューのサイズ。

List

カスタム キューイング:キュー番号のリスト。

プライオリティ キューイング:プライオリティ番号のリスト。

Queue

カスタム キューイング:キューの数。

プライオリティ キューイング:プライオリティ キューのレベル(highmediumnormal、または low キーワード)。

Args

そのキューの基準に一致するパケット。

Exp-weight-constant

指数加重係数。

Mean queue depth

キューの深さの平均。 インターフェイスの実際のキューの深さおよび指数重み付け定数に基づいて計算されます。 移動平均値です。 最小しきい値および最大しきい値と、この値とを比較してドロップの是非を決定します。

Class

IP Precedence 値です。

Random drop

キューの深さの平均が、指定された IP Precedence 値の最小しきい値と最大しきい値の間である場合に、ランダムにドロップされたパケット数。

Tail drop

キューの深さの平均が、指定された IP precedence 値の最大しきい値を上回る場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Minimum threshold

パケット数の WRED 最小しきい値。

Maximum threshold

パケット数の WRED 最大しきい値。

Mark probability

平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

関連コマンド

コマンド

説明

custom-queue-list

インターフェイスにカスタム キュー リストを割り当てます。

exponential-weighting-constant

WRED パラメータ グループの平均キュー サイズ計算のための指数加重係数を設定します。

fair-queue(WFQ)

インターフェイスに対して WFQ をイネーブルにします。

frame-relay interface-queue priority

FR PIPQ 機能をイネーブルにします。

precedence(WRED グループ)

特定の IP Precedence に対して WRED グループを設定します。

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

priority-list interface

特定のインターフェイスから着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

priority-list queue-limit

各プライオリティ キューで待機できるパケットの最大数を指定します。

queue-list interface

インターフェイスに着信するパケットにキューイングの優先順位を設定します。

queue-list queue byte-count

システムが特定のサイクル中に所定のキューから送信できるバイト数を指定します。

random-detect(インターフェイス)

WRED または DWRED をイネーブルにします。

random-detect flow average-depth-factor

フロー ベースの WRED をイネーブルにしたときの平均深さ要因の決定で使用する乗数を設定します。

random-detect flow count

フローベース WRED のフロー カウントを設定します。

show interfaces

シリアル インターフェイスに固有の統計情報を表示します。

show queue

特定のインターフェイスまたは VC のキュー内部のパケットのコンテンツを表示します。

show queueing interface

インターフェイスまたは VC のキューイングの統計情報を表示します。

show queueing interface

インターフェイスのキューイングの統計情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで showqueueinginterface コマンドを使用します。

show queueing interface type number [ vc [ [vpi/] vci ] ]

Catalyst 6500 Series Switches

show queueing interface { type number | null 0 | vlan vlan-id } [detailed]

Cisco 7600 Series Routers

show queueing interface { type number | null 0 | vlan vlan-id }

構文の説明

type number

インターフェイス タイプとインターフェイス番号。

Cisco 7600 シリーズ ルータの場合、有効なインターフェイス タイプは ethernetfastethernetgigabitethernettengigabitethernetposatm、および ge-wan です。

Cisco 7600 シリーズ ルータの場合、インターフェイス番号は、モジュールおよびポート番号です。 詳細については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。

vc

(任意)特定の仮想回線(VC)に関連付けられている重み付け均等化キューイング(WFQ)パラメータおよび Weighted Random Early Detection(WRED)パラメータを示します。 必要に応じて、仮想パス ID(VPI)値と仮想チャネル ID(VCI)値の両方とも、あるいは VCI 値のみを指定できます。

vpi /

(任意)VPI。 vpi 引数を省略した場合、相手先固定接続(PVC)を見つけるための VPI 値として 0 が使用されます。 vpi 引数が指定されている場合、/区切り文字が必要です。

vci

(任意)VCI。

null 0

(任意)ヌル インターフェイス番号を指定します。有効値は 0 だけです。

vlan vlan-id

VLAN ID 番号を指定します。有効な値は 1~4094 です。

detailed

(任意)ポリシー クラスごとの詳細な統計情報を表示します。

コマンド モード


ユーザ EXEC(>)特権 EXEC(#)

Cisco 7600 シリーズ ルータ


ユーザ EXEC (>)

コマンド履歴

リリース

変更内容

11.1(22)CC

このコマンドが導入されました。

12.2(14)SX

このコマンドがスーパーバイザ エンジン 720 に実装されました。

12.2(17d)SXB

このコマンドは Supervisor Engine 2 に実装され、Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に統合されました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(33)SXI

detailed キーワードが追加されました。

使用上のガイドライン

Cisco 7600 シリーズ ルータ

pos、atm、および ge-wan インターフェイスは、Supervisor Engine 2 のみで設定される Cisco 7600 シリーズ ルータでサポートされます。

interface キーワードで使用される typenumber 引数は、モジュール番号とポート番号を指定します。 有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。 たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1~13、ポート番号の有効値は 1~48 になります。

showqueueinginterface コマンドは、ハードウェアにプログラミングされた絶対値を表示しません。 ハードウェアにプログラミングされた値を確認するには、showqm-spport-data コマンドを使用します。

Catalyst 6500 シリーズ スイッチ

Cisco IOS Release 12.2(33) SXI 以降のリリースでは、オプションの detailed キーワードを使用できます。 showqueueinginterfacedetailed コマンド出力には次の情報が含まれます。

  • 最後の 30 秒単位のカウンタが表示されます。
  • 最後の 5 分間にわたり、ピーク時の 30 秒単位のカウンタを表示します。
  • 5 分単位の平均レートおよびピーク bps レートが表示されます。
  • ピーク レートは 10 秒単位の解決時間で監視されます。 Cisco IOS Release 12.2(33)SXI 以前のリリースでは、30 秒単位の解決時間で監視されていました。

次に、showqueueinginterface コマンドの出力例を示します。 この例では、WRED が使用するキューイング戦略です。 出力は、使用するキューイング戦略によって異なります。

Router# show queueing interface atm 2/0
  Interface ATM2/0 VC 201/201 
  Queueing strategy:random early detection (WRED)
    Exp-weight-constant:9 (1/512)
    Mean queue depth:49
    Total output drops per VC:759
    Class   Random       Tail    Minimum    Maximum     Mark
              drop       drop  threshold  threshold  probability
      0        165         26         30         50     1/10
      1        167         12         32         50     1/10
      2        173         14         34         50     1/10
      3        177         25         36         50     1/10
      4          0          0         38         50     1/10
      5          0          0         40         50     1/10
      6          0          0         42         50     1/10
      7          0          0         44         50     1/10
     rsvp        0          0         46         50     1/10

下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。

表 47 show queueing interface のフィールドの説明

フィールド

説明

Queueing strategy

使用するキューイング戦略の名前(WRED など)。

Exp-weight-constant

指数加重定数。 WRED パラメータ グループのために平均キュー サイズの計算に使用される指数。

Mean queue depth

インターフェイスの実際のキューの深さおよび指数重み付け定数に基づいたキューの深さの平均。 これは、変動する平均です。 最小しきい値および最大しきい値と、この値とを比較してドロップの是非を決定します。

Class

IP precedence レベル。

Random drop

キューの深さの平均が、指定された IP Precedence 値の最小しきい値と最大しきい値の間である場合に、ランダムにドロップされたパケット数。

Tail drop

キューの深さの平均が、指定された IP precedence レベルの最大しきい値を上回る場合に、ランダムにドロップされたパケット数(バイト単位でも表示)。

Minimum threshold

WRED 最小しきい値(パケット単位)。

Maximum threshold

WRED 最大しきい値(パケット単位)。

Mark probability

平均キューの深さが最大しきい値の場合にドロップされたパケットの割合。

次に、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI 以降のリリースの、showqueueinginterface コマンドの出力例を示します。

Router# show queueing interface gigabitethernet 3/27 detailed
 
.
.
.
  Packets dropped on Transmit:
    BPDU packets:  0
    queue  Total pkts   30-s pkts / peak   5 min average/peak pps   [cos-map]
 ----------------------------------------------------------------------------
    1      443340       55523 / 66671      3334 / 44455             [0 1 ]
    1      7778888      555555 / 666666    233333 / 340000          [2 3 ]
    2      0            0 / 0              0 / 0                    [4 5 ]
    2      0            0 / 0              0 / 0                    [6 7 ]
.
.
.

次の表で、detailed キーワードを入力した場合に追加された重要なフィールドについて説明します。

表 48 show queueing interface detailed のフィールドの説明

フィールド

説明

Packets dropped on Transmit

送信でドロップされたパケットに関する情報を表示します。

BPDU packets

ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)パケットの数。

queue

キュー番号。

Total pkts

最後の 30 秒単位のカウンタが表示されます。

30-s pkts / peak

最後の 5 分間にわたり、ピーク時の 30 秒単位のカウンタを表示します。

5 min average/peak pps

5 分単位の平均レートおよびピーク レート(パケット/秒)(pps)が表示されます。

cos-map

サービス クラス(CoS)マップ。

関連コマンド

custom-queue-list

インターフェイスにカスタム キュー リストを割り当てます。

fair-queue(class-default)

デフォルト クラス ポリシーの一部として class-default クラスで使用するために予約するダイナミック キューの数を指定します。

fair-queue(WFQ)

インターフェイスに対して WFQ をイネーブルにします。

priority-group

インターフェイスに指定されたプライオリティ リストを割り当てます。

random-detect flow

フローベース WRED をイネーブルにします。

random-detect(インターフェイス)

WRED または DWRED をイネーブルにします。

random-detect(per VC)

per-VC WRED または per-VC DWRED をイネーブルにします。

show frame-relay pvc

VIP ベースのインターフェイスの WFQ について、情報と統計情報を表示します。

show policy-map interface

指定されたインターフェイスのすべてのサービス ポリシーに対して設定されている、全クラスの設定を表示するか、または、インターフェイス上の特定の PVC に対するサービス ポリシーのクラスを表示します。

show qm-sp port-data

QoS マネージャ スイッチ プロセッサに関する情報を表示します。

show queueing

すべてまたは選択した設定済みキューイング戦略を表示します。

vbr-nrt

ATM 相手先固定チャネル(PVC)、PVC 範囲、相手先選択接続(SVC)、VC クラス、または、VC バンドル メンバーの可変ビット レート非リアルタイム(VBR-NRT)Quality of Service(QoS)を設定し、出力ピーク セル レート(PCR)、出力平均セル レート(SCR)、および、出力最大バースト セル サイズを指定するには、該当するコマンドモードで vbr-nrt コマンドを使用します。 VBR-NRT パラメータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

vbr-nrt output-pcr output-scr output-maxburstsize [input-pcr] [input-scr] [input-maxburstsize]

no vbr-nrt output-pcr output-scr output-maxburstsize [input-pcr] [input-scr] [input-maxburstsize]

Cisco 10000 Series Router

vbr-nrt output-pcr output-scr output-maxburstsize

no vbr-nrt output-pcr output-scr output-maxburstsize

構文の説明

output-pcr

出力 PCR(単位:キロバイト/秒(kbps))

output-scr

kbps 単位の出力 SCR

output-maxburstsize

出力最大バースト セル サイズ(セルの数で示される)。

input-pcr

(SVC の場合だけの任意)kbps 単位の入力 PCR。

input-scr

(SVC の場合だけの任意)kbps 単位の入力 SCR。

input-maxburstsize

(SVC の場合だけの任意)入力最大バースト セル サイズ(セルの数で示される)。

コマンド デフォルト

物理インターフェイスの最大ライン レートでの未指定ビット レート(UBR)QoS がデフォルトです。

コマンド モード


ATM PVC-in-range コンフィギュレーション(PVC 範囲内の個々の PVC の場合)ATM PVC 範囲コンフィギュレーション(ATM PVC 範囲の場合)ATM PVP コンフィギュレーション Bundle-vc コンフィギュレーション(ATM VC バンドル メンバーの場合)Interface-ATM-VC コンフィギュレーション(ATM PVC または SVC の場合)VC-class コンフィギュレーション(VC クラスの場合)

コマンド履歴

リリース

変更内容

11.3T

このコマンドが導入されました。

12.0(3)T

このコマンドは、ATM バンドル メンバーおよび VC バンドル メンバーに対する、BR-NRT QoS の設定、および、出力 PCR、出力 SCR、および、出力最大バースト セル サイズの指定をサポートするために拡張されました。

12.0(25)SX

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(25)SX に統合され、Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。

12.1(5)T

このコマンドが、PVC 範囲コンフィギュレーション モードおよび PVC-in-range コンフィギュレーション モードで使用できるようになりました。

12.2(33)SRA

このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。

12.2(31)SB2

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

Cisco IOS XE Release 2.3

このコマンドが、ATM PVP コンフィギュレーション モードで使用できるようになりました。

使用上のガイドライン

ubrubr+、または vbr-nrt コマンドを使用して QoS パラメータを設定します。 最後に入力したコマンドが、該当する PVC または SVC に適用されます。

ATM PVC または SVC 上で、vbr-nrt コマンドが明示的に設定されない場合、VC は次のデフォルト設定を継承します(優先順位の順にリストされています)。

  • PVC または SVC 自身に割り当てられた VC クラスの任意の QoS コマンド(ubrubr+、または vbr-nrt)の設定
  • PVC の ATM サブインターフェイスまたは SVC の ATM サブインターフェイスに割り当てられた VC クラスの任意の QoS コマンド(ubrubr+、または vbr-nrt)の設定
  • PVC の ATM メインインターフェイスまたは SVC の ATM メインインターフェイスに割り当てられた VC クラスの任意の QoS コマンド(ubrubr+、または vbr-nrt)の設定
  • グローバル デフォルト:PVC または SVC の最大ライン レートの UBR QoS

このコマンドを VC-class コンフィギュレーション モードで使用するには、vc-classatm グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力してから vbr-nrt コマンドを入力します。 コマンドを含む VC クラスがスタンドアロン VC(バンドル メンバーではない VC)に付加されている場合、このコマンドは効果がありません。

このコマンドを bundle-VC コンフィギュレーション モードで使用するには、pvc-bundle コンフィギュレーション コマンドを入力し、VC をバンドル メンバーとして追加します。

VC バンドルの VC は、次の設定継承規則に従います(優先順位の順にリストされています)。

  • bundle-VC モードの VC 設定
  • バンドル モードのバンドル設定(および、割り当てられた VC-class コンフィギュレーションの影響)
  • サブインターフェイス モードのサブインターフェイス設定

Cisco 10000 シリーズ ルータ

入力 PCR、入力 SCR、入力最大バースト サイズ(MBS)はサポートされません。

Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 以降のリリースでは、出力 PCR と出力 SCR に同じ値を設定すると、Cisco IOS ソフトウェアで最大バースト セル サイズ 1 を使用できるようになりました。 次に例を示します。

Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 以前

interface ATM2/0/0.81801 point-to-point
 bandwidth 11760
 pvc 81/801 
  vbr-nrt 11760 11760 32
  encapsulation aal5snap
  protocol pppoe

Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 以降のリリース

interface ATM2/0/0.81801 point-to-point
 bandwidth 11760
 pvc 81/801 
  vbr-nrt 11760 11760 1
  encapsulation aal5snap
  protocol pppoe

次の例では、ATM PVC の出力 PCR に 100,000 kbps を、出力 SCR に 50,000 kbps を、出力 MBS に 64 を指定しています。

pvc 1/32
 vbr-nrt 100000 50000 64

次の例では、ATM SVC の VBR-NRT 出力パラメータ、および入力パラメータを指定しています。

svc atm-svc1 nsap 47.0091.81.000000.0040.0B0A.2501.ABC1.3333.3333.05
 vbr-nrt 10000 5000 32 20000 10000 64

関連コマンド

コマンド

説明

abr

ABR QoS を選択し、ATM PVC または仮想回線クラスに出力ピーク セル レートと出力最小保証セル レートを設定します。

broadcast

VC クラスは、ATM VC クラス、PVC、SVC、VC バンドルのブロードキャスト パケットの重複と送信を設定します。

bump

仮想回線バンドルに割り当てることができる仮想回線クラスのバンピング ルールを設定します。

bundle

バンドルを作成し、バンドル コンフィギュレーション モードを開始するように既存のバンドルを変更します。

class-int

VC クラスを ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに割り当てます。

class-vc

VC クラスを ATM PVC、SVC、または VC バンドル メンバーに割り当てます。

encapsulation

インターフェイスで使用するカプセル化方式を設定します。

inarp

ATM PVC、VC クラス、または VC バンドルの Inverse ARP 期間を設定します。

oam-bundle

仮想回線バンドルに適用できる仮想回線クラス用のエンドツーエンド F5 OAM ループバック セルの生成および OAM 管理をイネーブルにします。

oam retry

ATM PVC、SVC、VC クラス、または VC バンドルの OAM 管理に関連するパラメータを設定します。

Precedence

仮想回線バンドルに割り当てられ、そのバンドルのすべての仮想回線メンバーに適用できる仮想回線クラスに precedence レベルを設定します。

protect

保護グループまたは保護仮想回線ステータスを使用して、仮想回線バンドル メンバーに、アプリケーションに対する仮想回線クラスを設定します。

protocol(ATM)

ATM PVC、SVC、VC クラス、または VC バンドルのスタティック マップを設定します。次に、直接 PVC 上、VC バンドル上、または VC クラス内で Inverse ARP を設定することによって、ATM PVC の Inverse ARP または Inverse ARP ブロードキャストをイネーブルにします(IP および IPX プロトコルだけに適用)。

pvc-bundle

PVC をバンドルのメンバーとしてバンドルに追加し、その PVC バンドル メンバーを設定するためにバンドル VC コンフィギュレーション モードを開始します。

ubr

UBR QoS を設定し、ATM PVC、SVC、VC クラス、または VC バンドル メンバーの出力ピーク セル レートを指定します。

ubr+

UBR QoS を設定し、ATM PVC、SVC、VC クラス、または VC バンドル メンバーの出力ピーク セル レートと出力最小保証セル レートを指定します。

vc-class atm

ATM PVC、SVC、または ATM インターフェイス用に VC クラスを作成し、vc クラス コンフィギュレーション モードを開始します。