Cisco Flexible NetFlow コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE リリース 3SE(Catalyst 3850 スイッチ)
Flexible NetFlow の設定
Flexible NetFlow の設定

目次

Flexible NetFlow の設定

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報および警告については、使用するプラットフォームおよびソフトウェア リリースの Bug Search Tool およびリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

前提条件

Flexible NetFlow の前提条件

次に、Flexible NetFlow コンフィギュレーションの前提条件を示します。

  • Flexible NetFlow の key フィールドについて、『Cisco IOS Flexible NetFlow Command Reference』の次のコマンドに定義されている内容をよく理解する必要があります。

    • 一致データ リンク:データリンク(レイヤ)フィールド

    • 一致フロー:フィールドを識別するフロー

    • 一致インターフェイス:[Interface]フィールド

    • match ipv4:IPv4フィールド

    • match ipv6:IPv6フィールド

    • 一致トランスポート:トランスポート層フィールド

  • Flexible NetFlow の nonkey フィールドについて、『Cisco IOS Flexible NetFlow Command Reference』で次のコマンドに定義されている内容をよく理解する必要があります。

    • [counterフィールドを収集します

    • collect flow:フィールドを識別するフロー

    • collect interface:[Interface]フィールド

    • タイムスタンプを収集します:TIMESTAMPフィールド

    • 転送を収集します:トランスポート層フィールド

IPv4 トラフィック

  • ネットワーキング デバイスが IPv4 ルーティング用に設定されていること。

  • シスコ エクスプレス フォワーディングまたは分散型シスコ エクスプレス フォワーディングのいずれかが、使用中のルータおよび Flexible NetFlow をイネーブルにするすべてのインターフェイスでイネーブルにされていること。

IPv6 トラフィック

  • ネットワーキング デバイスが、IPv6 ルーティング用に設定されていること。

  • シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 または分散型シスコ エクスプレス フォワーディングのいずれかが、使用中のルータおよび Flexible NetFlow をイネーブルにするすべてのインターフェイスでイネーブルにされていること。

ワイヤレス Flexible NetFlow の前提条件

次に、ワイヤレス Flexible NetFlow の前提条件を示します。

  • ネットワーキング デバイスで、ワイヤレス Flexible NetFlow をサポートする Cisco リリースが稼働していることを確認します。
  • ターゲットが WLAN に接続されていることを確認します。
  • ネットワーキング デバイスは、IP、 IPv6、およびデータリンクなどのプロトコル タイプをサポートするように設定されている必要があります。
  • フローを生成する前に、有効なフロー レコードおよびモニタが必要です。

制約事項

Flexible Netflow に関する制約事項

次に、Flexible NetFlow に関する制約事項を示します。

  • マイクロフロー ポリシング機能は FNF と NetFlow ハードウェア リソースを共有します。

  • インターフェイスごと、および方向ごとに 1 個のフロー モニタのみがサポートされています。

  • スイッチは、1 個または 2 個の ASIC をサポートできます。 各 TCAM が最大 6K 入力エントリおよび 12K 出力エントリを処理できる一方、各 ASIC は 8K 入力および 16 K 出力エントリを処理できます。

  • switch は、最大 個のフロー モニタをサポートしています。

  • NetFlow ソフトウェアの実装では、分散 NetFlow エクスポートがサポートされるため、フローが作成された同じswitchからフローがエクスポートされます。

ワイヤレス Flexible NetFlow の制限事項

  • ASIC ごとに最大 24 K の NetFlow をサポートします。
  • 各 WLAN で方向(入力と出力)ごとに、1 つのポリシーをサポートします。つまり、WLAN ごとに最大 2 つのモニタがサポートされます。
  • Flexible NetFlow v9 エクスポート フォーマットのみをサポートします。
  • ワイヤレス クライアントの QoS ポリシー機能は、Flexible NetFlow と NetFlow ハードウェア リソースを共有します。
  • QoS ポリシー機能では、フル フロー モードでのみ NetFlow を使用します。
  • インターフェイスごと、および方向ごとに、1 つのフロー モニタだけをサポートします。
  • サポートされているトラフィックのタイプは、レイヤ 2、IPv4、および IPv6 です。 特定の方向およびインターフェイスに対してフロー モニタを同時に適用できるのは、これらのタイプのうちのいずれか 1 つに限られます。
  • フル フロー アカウンティングのみをサポートします。
  • NetFlow テーブルは別のコンパートメントにあるため、組み合わせることはできません。 パケットを処理した ASIC のテーブルに応じて、対応した ASIC のテーブルにフローが作成されます。
  • Flexible NetFlow ハードウェア内ではハッシュ衝突が発生します。 内部の CAM でオーバーフローが発生しても、実際の NetFlow テーブルの使用率は約 80 % です。
  • フローに使用されるフィールドによって異なりますが、単一のフローは 2 個の連続したエントリを取得します。 IPv6 フローも 2 個のエントリを取得します。 したがって、NetFlow エントリによって事実上使用されるのは、テーブル サイズの半分です。 これは、ハッシュ衝突の制限とは別です。
  • 最大 63 個のフロー モニタをサポートします。 QoS ポリシーは、別個のフロー モニタのセットを使用します。
  • Flexible NetFlow ソフトウェアの実装では、分散 NetFlow エクスポートをサポートします。 フローは、そのフローが作成された同じswitchからエクスポートされます。
  • 入力フローは最初にフローのパケットを受信した ASIC にあります。 出力フローは、パケットが実際に switch セットアップを出た ASIC にあります。
  • バイト カウント フィールド(IN_BYTES)で報告される値は、レイヤ 2 パケット サイズから 18 バイトを引いた値です。 このフィールドは、従来のイーサネット トラフィックの場合にのみ正確です。 bytes layer2 フィールドを使用すると、常に正確なレイヤ 2 パケット サイズが報告されます。
  • コントローラは 3 個の ASIC をサポートします。
  • SSID ベースの NetFlow アカウンティングをサポートします。
  • IOS XE リリース 3E については、Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラでの IPFIX IPv4 エクスポートの使用は推奨されていません。
  • IOS XE リリース 3E では、出力ワイヤレス トラフィックの WLAN 設定に関して以下の制限事項があります。
    1. WLAN のすべて、またはその一部に出力フロー モニタが設定されている場合、いずれの WLAN にも出力マイクロフロー QoS は定義されません。

    2. WLAN のすべて、またはその一部に出力マイクロフロー QoS が定義されている場合、いずれの WLAN にも出力フロー モニタは設定されません。

  • IOS XE リリース 3E の場合、出力ネットフローおよび出力 WQoS を同時に有効にした 1 つの WLAN がサポートされます。

NetFlow について

NetFlow は、switchを通過するパケットの統計情報を提供するシスコ テクノロジーです。 NetFlow は、IP ネットワークから実際の IP データを取得するための標準規格です。 NetFlow は、ネットワークとセキュリティの監視、ネットワーク計画、トラフィック分析、および IP アカウンティングをイネーブルにするためのデータを提供します。 以前の NetFlow を改良するために、Flexible NetFlow には実際の要件に合わせてトラフィック分析パラメータをカスタマイズする機能が追加されています。 Flexible NetFlow では、トラフィック分析のための非常に複雑な構成を作成したり、再利用可能な構成コンポーネントを使用してデータをエクスポートすることが容易になります。

Flexible NetFlow の概要

Flexible NetFlow ではフローを使用して、アカウンティング、ネットワーク モニタリング、およびネットワーク プランニングに関連する統計情報を提供します。

フローは送信元インターフェイスに届く単方向のパケット ストリームで、キーの値は同じです。 キーは、パケット内のフィールドを識別する値です。 フローを作成するには、フロー レコードを使用して、フロー固有のキーを定義します。

switch は、ネットワーク異常とセキュリティ問題の高度な検出をイネーブルにする Flexible NetFlow 機能をサポートします。 Flexible NetFlow により、大量の定義済みフィールドの集合からキーを選択して、特定のアプリケーションに最適なフロー レコードを定義できます。

1 つのフローと見なされるパケットでは、すべてのキー値が一致している必要があります。 フローは、設定したエクスポート レコード バージョンに基づいて、関係のある他のフィールドを集めることもあります。 フローは Flexible NetFlow キャッシュに格納されます。

エクスポータを使用してFlexible NetFlowがフローのために収集するデータをエクスポートし、Flexible NetFlow コレクタなどのリモート システムにこのデータをエクスポートできます。 Flexible NetFlow コレクタは、IPv4 アドレスを使用できます。

モニタを使用してフローのために収集するデータのサイズを定義します。 モニタで、フロー レコードおよびエクスポータを Flexible NetFlow キャッシュ情報と結合します。

ワイヤレス Flexible NetFlow の概要

ワイヤレス Flexible NetFlow インフラストラクチャは次をサポートします。

  • Flexible NetFlow バージョン 9.0
  • ユーザ ベースのレート制限
  • microflow ポリシング
  • 音声およびビデオ フロー モニタリング
  • 再帰アクセス コントロール リスト(ACL)

マイクロフロー ポリシングとユーザ ベースのレート制限

マイクロフロー ポリシングは、NetFlow テーブル内の各フローに 2 カラー、1 レートのポリサーと関連ドロップ統計情報を関連付けます。 フロー マスクがすべてのパケット フィールドで構成される場合、この機能は「マイクロフロー ポリシング」と呼ばれます。 フロー マスクが送信元または宛先のみで構成される場合、この機能は「ユーザ ベースのレート制限」と呼ばれます。

音声およびビデオ フロー モニタリング

音声およびビデオ フローはフル フロー マスク ベースのエントリです。 ASIC は、ポリサー パラメータのプログラム、複数のフローでのポリサー共有、フローの IP アドレスとレイヤー 4 ポート番号の書き換えにおいて柔軟性を提供します。


(注)  


ダイナミック エントリの場合、NetFlow エンジンは、ポリシー(ACL/QoS ベース ポリシー)に基づいてフローに対して取得されたポリサー パラメータを使用します。 ダイナミック エントリは複数のフロー間でポリサーを共有できません。


再帰 ACL

再帰 ACL により、上位層セッション情報に基づいて IP パケットをフィルタリングできます。 ACL は発信トラフィックを許可し、信頼ネットワーク内で開始されたセッションに応じて、着信トラフィックを制限します。 再帰 ACL は、再帰的なエントリと一致するデータ パケットによりアクティブにされるまで、フィルタリング メカニズムに対して透過的です。 この時点では、一時 ACL エントリが作成され、IP 名付きアクセス リストに追加されています。 再帰 ACL エントリを生成するデータ パケットから取得した情報は、許可/拒否ビット、送信元 IP アドレス、送信元ポート、宛先 IP アドレス、ポート、およびプロトコル タイプです。 再帰 ACL エントリの評価において、プロトコル タイプが TCP または UDP の場合、ポート情報は正確に一致する必要があります。 他のプロトコルの場合、一致するポート情報はありません。 この ACL をインストールすると、通過する応答パケットに対してファイアウォールが開かれます。 この時点では、ハッカーがファイアウォールの背後にあるネットワークにアクセスする危険性があります。 この危険性を最小限に抑えるには、アイドル タイムアウト期間を定義できます。 ただし、TCP の場合、2 つの FIN ビットまたは RST が検出された場合、ACL エントリが削除される可能性があります。

フロー レコード

Flexible NetFlow では、キー フィールドと非キー フィールドの組み合わせをレコードと呼びます。 Flexible NetFlow のレコードは Flexible NetFlow フロー モニタに割り当てられ、フロー データの格納に使用されるキャッシュが定義されます。

フロー レコードでは、フロー内のパケットを識別するために Flexible NetFlow で使用するキーとともに、Flexible NetFlow がフローについて収集する他の関連 フィールドを定義します。 キーと関連フィールドを任意の組み合わせで指定して、フロー レコードを定義できます。 switchは、幅広いキー セットをサポートします。 フロー レコードでは、フロー単位で収集するカウンタのタイプも定義します。 64 ビットのパケットまたはバイト カウンタを設定できます。 switchは、フロー レコードの作成時に、デフォルトとして次の match フィールドをイネーブルにします。

  • match datalink:レイヤ 2 属性

  • match ipv4:IPv4 属性

  • match ipv6:IPv6 属性

  • match transport:トランスポート層フィールド

  • match wireless:ワイヤレス フィールド

Flexible NetFlow の match パラメータ

次の表で、Flexible NetFlow の match パラメータについて説明します。 フロー レコードごとに、次の match パラメータを 1 つ以上設定する必要があります。

表 1 match パラメータ

コマンド

目的

match datalink {dot1q | ethertype | mac | vlan }

データ リンクまたはレイヤ 2 フィールドとの一致を指定します。 次のコマンド オプションが使用可能です。

  • dot1q:dot1q フィールドと一致します。

  • ethertype:パケットの ethertype と一致します。

  • mac:送信元または宛先の MAC フィールドと一致します。

  • vlan:パケットが配置される VLAN と一致します(入力または出力)。

match flow direction

フローを識別するフィールドとの一致を指定します。

match interface {input | output}

インターフェイス フィールドとの一致を指定します。 次のコマンド オプションが使用可能です。

  • input:入力インターフェイスと一致します。

  • output:出力インターフェイスと一致します。

match ipv4{destination | protocol | source | tos | ttl | version}

IPv4 フィールドとの一致を指定します。 次のコマンド オプションが使用可能です。

  • destination:IPv4 宛先アドレス ベースのフィールドと一致します。

  • protocol:IPv4 プロトコルと一致します。

  • source:IPv4 送信元アドレス ベースのフィールドと一致します。

  • tos:IPv4 タイプ オブ サービス フィールドと一致します。

  • ttl:IPv4 存続時間フィールドと一致します。

  • version:IPv4 ヘッダーの IP バージョンと一致します。

match ipv6 {destination | hop-limit | protocol | source | traffic-class | version }

IPv6 フィールドとの一致を指定します。 次のコマンド オプションが使用可能です。

  • destination:IPv6 宛先アドレス ベースのフィールドと一致します。

  • hop-limit:IPv6 ホップ リミット フィールドと一致します。

  • protocol:IPv6 ペイロード プロトコル フィールドと一致します。

  • source:IPv6 送信元アドレス ベースのフィールドと一致します。

  • traffic-class:IPv6 トラフィック クラスと一致します。

  • version:IPv6 ヘッダーの IP バージョンと一致します。

match transport {destination-port | igmp | icmp | source-port}

トランスポート層フィールドとの一致を指定します。 次のコマンド オプションが使用可能です。

  • destination-port:転送先ポートと一致します。

  • icmp:ICMP IPv4 および IPv6 フィールドを含む ICMP フィールドと一致します。

  • igmp:IGMP フィールドと一致します。

  • source-port:転送元ポートと一致します。

Flexible NetFlow の collect パラメータ

次の表で、Flexible NetFlow の collect パラメータについて説明します。

表 2 collect パラメータ

コマンド

目的

collect counter { bytes { layer2 { long } | long } | packets { long } }

カウンタ フィールドの合計バイト数と合計パケット数を収集します。

collect interface {input | output}

入力または出力インターフェイスからフィールドを収集します。

collect timestamp absolute {first | last}

最初のパケットが確認された絶対時間、または最新のパケットが最後に確認された絶対時間のフィールドを収集します(ミリ秒)。

collect transport tcp flags

次の転送 TCP フラグを収集します。
  • ack:TCP 確認応答フラグ

  • cwr:TCP 輻輳ウィンドウ縮小フラグ

  • ece:TCP ECN エコー フラグ

  • fin:TCP 終了フラグ

  • psh:TCP プッシュ フラグ

  • rst:TCP リセット フラグ

  • syn:TCP 同期フラグ

  • urg:TCP 緊急フラグ

(注)     

switchでは、収集する TCP フラグを指定できません。 転送 TCP フラグの収集のみ指定できます。 すべての TCP フラグはこのコマンドで収集されます。

エクスポータ

エクスポータでは、Flexible NetFlow エクスポート パケットに関して、ネットワーク層およびトランスポート層の詳細を指定します。次の表は、エクスポータの設定オプションを示します。

表 3 Flexible NetFlow エクスポータの設定オプション

エクスポータの設定

説明

デフォルト

コマンドをデフォルト値に設定します。

説明

フロー エクスポータの説明を提供します。

destination

エクスポート先

dscp

任意の DSCP 値。

exit

フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードを終了します。

export-protocol

エクスポート プロトコルのバージョン。

no

コマンドまたはデフォルトを無効にします。

オプション

エクスポートのオプションを選択します。

source

NetFlow の発信元インターフェイス。

template

フロー エクスポータのテンプレート コンフィギュレーション。

transport

トランスポート層プロトコル。

ttl

任意の TTL またはホップ リミット。

  • アクティブ タイムアウト:フローは、フローが作成されてから過去 m 秒間パケットを保持します。

  • 非アクティブ タイムアウト:フローは、過去 n 秒間まったくパケットを保持しません。

エクスポート フォーマット

switchがサポートするのは、NetFlow バージョン 9 エクスポート フォーマットだけです。 NetFlow バージョン 9 エクスポート フォーマットは、次の特徴と機能を提供します。

  • 可変フィールド仕様フォーマット

  • IPv4 宛先アドレスのエクスポートのサポート

  • ネットワークをより効率的に利用可能


(注)  


Version 9 エクスポート フォーマットの詳細については、RFC 3954 を参照してください。

モニタ

モニタは、フロー レコードおよびフロー エクスポータを参照します。 モニタは、スイッチのインターフェイスに適用します。

サンプラー

サンプル モードを使用する場合は、サンプラーを使用してパケットのサンプリング レートを指定します。

関連タスク

サポートされている Flexible NetFlow フィールド

次の表では、さまざまなトラフィック タイプおよびトラフィック方向について、Flexible NetFlow(FNF)でサポートされるフィールドの統合リストを提供しています。

(注)  


パケットに VLAN フィールドがある場合、その長さは考慮されません。


フィールド

レイヤ 2 In

レイヤ 2 Out

IPv4 In

IPV4 Out

IPv6 In

IPv6 Out

注意

Key または Collect フィールド

インターフェイス入力

Yes

Yes

Yes

フロー モニタを入力方向に適用する場合:

  • match キーワードを使用し、入力インターフェイスを key フィールドとして使用します。

  • collect キーワードを使用し、出力インターフェイスを collect フィールドとして使用します。 このフィールドはエクスポートされるレコードに含まれますが、値は 0 になります。

インターフェイス出力

Yes

Yes

Yes

フロー モニタを出力方向に適用する場合:

  • match キーワードを使用し、出力インターフェイスを key フィールドとして使用します。

  • collect キーワードを使用し、入力インターフェイスを collect フィールドとして使用します。 このフィールドはエクスポートされるレコードに含まれますが、値は 0 になります。

フィールド

レイヤ 2 In

レイヤ 2 Out

IPv4 In

IPV4 Out

IPv6 In

IPv6 Out

注意

Key フィールド

フロー方向

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Ethertype

Yes

Yes

VLAN 入力

Yes

Yes

Yes

スイッチ ポートでのみサポートされています。

VLAN 出力

Yes

Yes

Yes

スイッチ ポートでのみサポートされています。

dot1q VLAN 入力

Yes

Yes

Yes

スイッチ ポートでのみサポートされています。

dot1q VLAN 出力

Yes

Yes

Yes

スイッチ ポートでのみサポートされています。

dot1q 優先度

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

スイッチ ポートでのみサポートされています。

MAC 送信元アドレス入力

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

MAC 送信元アドレス出力

MAC 宛先アドレス入力

Yes

Yes

Yes

MAC 送信先アドレス出力

Yes

Yes

Yes

IPv4 バージョン

Yes

Yes

Yes

Yes

IPv4 TOS

Yes

Yes

Yes

Yes

IPv4 プロトコル

Yes

Yes

Yes

Yes

送信元/宛先ポート、ICMP コード/タイプ、IGMP タイプ、TCP フラグのいずれかが使用されている場合に使用する必要があります。

IPv4 TTL

Yes

Yes

Yes

Yes

 

IPv4 発信元アドレス

Yes

Yes

IPv4 宛先アドレス

Yes

Yes

ICMP IPv4 タイプ

Yes

Yes

ICMP IPv4 コード

Yes

Yes

IGMP タイプ

Yes

Yes

フィールド

レイヤ 2 In

レイヤ 2 Out

IPv4 In

IPV4 Out

IPv6 In

IPv6 Out

注意

Key フィールド(続き)

IPv6 バージョン

Yes

Yes

Yes

Yes

IP バージョンと同じです。

IPv6 プロトコル

Yes

Yes

Yes

Yes

IP プロトコルと同じです。 送信元/宛先ポート、ICMP コード/タイプ、IGMP タイプ、TCP フラグのいずれかが使用されている場合に使用する必要があります。

IPv6 送信元アドレス

Yes

Yes

IPv6 宛先アドレス

Yes

Yes

IPv6 トラフィック クラス

Yes

Yes

Yes

Yes

IP TOS と同じです。

IPv6 ホップ リミット

Yes

Yes

Yes

Yes

IP TTL と同じです。

ICMP IPv6 タイプ

Yes

Yes

ICMP IPv6 コード

Yes

Yes

source-port

Yes

Yes

Yes

Yes

dest-port

Yes

Yes

Yes

Yes

フィールド

レイヤ 2 In

レイヤ 2 Out

IPv4 In

IPV4 Out

IPv6 In

IPv6 Out

注意

Collect フィールド

Bytes long

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

パケット サイズ =(FCS を含むイーサネット フレーム サイズ - 18 バイト)

推奨:

このフィールドを回避し、Bytes layer2 long を使用します。

Packets long

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Timestamp absolute first

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Timestamp absolute last

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

TCP フラグ

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

すべてのフラグを収集します。

Bytes layer2 long

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

デフォルト設定

次の表は、switchに対する Flexible NetFlow のデフォルト設定を示します。

表 4 デフォルトの Flexible NetFlow 設定

設定

デフォルト

フロー アクティブ タイムアウト

1800 秒

フロー タイムアウトの非アクティブ化

15 秒

Flexible NetFlow の設定方法

Flexible NetFlow を設定するには、次の一般的な手順に従います。

  1. フローにキー フィールドおよび非キー フィールドを指定して、フロー レコードを作成します。

  2. プロトコルを指定して任意のフロー エクスポータを作成し、宛先ポート、宛先、およびその他のパラメータを転送します。

  3. フロー レコードおよびフロー エクスポータに基づいて、フロー モニタを作成します。

  4. 任意のサンプラーを作成します。

  5. レイヤ 2 ポート、レイヤ 3 ポート、または VLAN にフロー モニタを適用します。

フロー レコードの作成

フロー レコードを作成し、照合するキー、および収集するフィールドをフロー内に追加できます。

手順の概要

    1.    configureterminal

    2.    flow recordname

    3.    DescriptionString

    4.    matchtype

    5.    collecttype

    6.    end

    7.    show flow record [namerecord-name]

    8.    copy running-config startup-config


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configureterminal


    例:
    
    Switch# configure terminal
    
    
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2flow recordname


    例:
    Switch(config)# flow record test
    Switch(config-flow-record)# 
    
    
     

    フロー レコードを作成し、フロー レコード コンフィギュレーション モードを開始します。

     

    ステップ 3DescriptionString


    例:
    Switch(config-flow-record)# description Ipv4Flow
    
    
     

    (任意)最大 63 文字で、このフローの説明を指定します。

     

    ステップ 4matchtype


    例:
    Switch(config-flow-record)# match ipv4 source address
    Switch(config-flow-record)# match ipv4 destination address
    Switch(config-flow-record)# match flow direction
    
    
     

    一致キーを指定します。 使用できる match キーの値については、Flexible NetFlow の match パラメータ を参照してください。

     

    ステップ 5collecttype


    例:
    Switch(config-flow-record)# collect counter bytes layer2 long
    Switch(config-flow-record)# collect counter bytes long
    Switch(config-flow-record)# collect timestamp absolute first
    Switch(config-flow-record)# collect transport tcp flags
    Switch(config-flow-record)# collect interface output
    
    
     

    コレクション フィールドを指定します。 使用できるコレクション フィールドの値については、Flexible NetFlow の collect パラメータ を参照してください。

    (注)     
    フロー モニタのフロー レコードで収集interface outputがコレクション フィールドである場合、出力インターフェイスが検出されるスイッチの宛先アドレスに基づいています。 したがって、フロー モニタのタイプに応じて、以下を設定する必要があります。
    • ipv4フロー モニタに設定して、「一致IP宛先アドレス」

    • IPv6フロー モニタに設定して、「match ipv6宛先アドレス」

    • データリンク フロー モニタに設定して、「出力」match datalink MAC

    collect interfaceのフィールドは、フローが次のアドレスのいずれかに作成されている場合、ヌルの値を返す:
    • L3 ブロードキャスト

    • L2 ブロードキャスト

    • L3 マルチキャスト

    • L2 マルチキャスト

    • L2 不明宛先

     
    ステップ 6end


    例:
    
    Switch(config-flow-record)#  end
    
    
     

    特権 EXEC モードに戻ります。

     
    ステップ 7show flow record [namerecord-name]


    例:
    Switch show flow record test 
    
    
     

    (任意)NetFlow のフロー レコード情報を表示します。

     

    ステップ 8copy running-config startup-config


    例:
    
    Switch# copy running-config 
    startup-config
    
    
     

    (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

     
    次の作業

    エクスポート フォーマット、プロトコル、宛先、およびその他のパラメータを指定することによって、任意でフロー エクスポータを定義します。

    関連コンセプト

    フロー エクスポータの作成

    フロー エクスポートを作成して、フローのエクスポート パラメータを定義できます。


    (注)  


    フロー エクスポータごとに、1 つ宛先のみがサポートされます。 複数の宛先にデータをエクスポートする場合は、複数のフロー エクスポータを設定してフロー モニタに割り当てる必要があります。

    IPv4 アドレスを使用した宛先にエクスポートできます。


    手順の概要

      1.    configureterminal

      2.    flow exportername

      3.    DescriptionString

      4.    destination {ipv4-address}

      5.    dscpvalue

      6.    source { }

      7.    transportudpnumber

      8.    ttl seconds

      9.    export-protocol {netflow-v9}

      10.    end

      11.    show flow exporter [namerecord-name]

      12.    copy running-config startup-config


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configureterminal


      例:
      
      Switch# configure terminal
      
      
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2flow exportername


      例:
      Switch(config)# flow exporter ExportTest
      
      
       

      フロー エクスポータを作成し、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードを開始します。

       

      ステップ 3DescriptionString


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# description ExportV9
      
      
       

      (任意)最大 63 文字で、このフローの説明を指定します。

       

      ステップ 4destination {ipv4-address}


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# destination 192.0.2.1 (IPv4 destination)
      
      
      
      
       

      このエクスポータに IPv4 宛先アドレスまたはホスト名を設定します。

       

      ステップ 5dscpvalue


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# dscp 0
      
      
       

      (任意)DiffServ コードポイント値を指定します。 範囲は 0 ~ 63 です。 デフォルトは 0 です。

       

      ステップ 6source { }


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# source gigabitEthernet1/0/1
      
      
       

      (任意)設定された宛先で NetFlow コネクタに到達するために使用するインターフェイスを指定します。 送信元として次のインターフェイスを設定できます。

       

      ステップ 7transportudpnumber


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# transport udp 200
      
      
       

      (任意)NetFlow コレクタに到達するために使用する UDP ポートを指定します。

       
      ステップ 8ttl seconds


      例:
      Switch(config-flow-exporter)# ttl 210
       

      (任意)エクスポータによって送信されるデータグラムの存続可能時間(TTL)値を設定します。 範囲は 1 ~ 255 秒です。 デフォルトは 255 です。

       
      ステップ 9export-protocol {netflow-v9}

      例:
      Switch(config-flow-exporter)# export-protocol netflow-v9
       

      エクスポータで使用される NetFlow エクスポート プロトコルのバージョンを指定します。

       
      ステップ 10end


      例:
      
      Switch(config-flow-record)#  end
      
      
       

      特権 EXEC モードに戻ります。

       
      ステップ 11show flow exporter [namerecord-name]


      例:
      Switch show flow exporter ExportTest 
      
      
       

      (任意)NetFlow のフロー エクスポータ情報を表示します。

       

      ステップ 12copy running-config startup-config


      例:
      
      Switch# copy running-config 
      startup-config
      
      
       

      (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

       
      次の作業

      フロー レコードおよびフロー エクスポータに基づいて、フロー モニタを定義します。

      関連コンセプト

      フロー モニタの作成

      フロー モニタを作成して、フロー レコードおよびフロー エクスポータと関連付けることができます。

      手順の概要

        1.    configureterminal

        2.    flow monitor name

        3.    description string

        4.    exporter name

        5.    record name

        6.    cache { timeout {active | inactive} seconds | type normal }

        7.    end

        8.    show flow monitor [name record-name]

        9.    copy running-config startup-config


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configureterminal


        例:
        
        Switch# configure terminal
        
        
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2flow monitor name


        例:
        Switch(config)# flow monitor MonitorTest
        Switch (config-flow-monitor)#
        
        
         

        フロー モニタを作成し、フロー モニタ コンフィギュレーション モードを開始します。

         

        ステップ 3description string


        例:
        Switch(config-flow-monitor)# description Ipv4Monitor
        
        
         

        (任意)最大 63 文字で、このフローの説明を指定します。

         
        ステップ 4exporter name


        例:
        Switch(config-flow-monitor)# exporter ExportTest
        
        
         

        フロー エクスポータとこのフロー モニタを関連付けます。

         

        ステップ 5record name


        例:
        Switch(config-flow-monitor)# record test
        
        
         

        フロー レコードを指定したフロー モニタと関連付けます。

         

        ステップ 6cache { timeout {active | inactive} seconds | type normal }


        例:
        Switch(config-flow-monitor)# cache timeout active 15000
        
        
         

        指定したフロー モニタとフロー キャッシュを関連付けます。

         

        ステップ 7end


        例:
        
        Switch(config-flow-monitor)#  end
        
        
         

        特権 EXEC モードに戻ります。

         
        ステップ 8show flow monitor [name record-name]


        例:
        Switch show flow monitor name MonitorTest 
        
        
         

        (任意)NetFlow のフロー モニタ情報を表示します。

         

        ステップ 9copy running-config startup-config


        例:
        
        Switch# copy running-config 
        startup-config
        
        
         

        (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

         
        次の作業

        レイヤ 2 インターフェイス、レイヤ 3 インターフェイス、または VLAN にフロー モニタを適用します。

        関連コンセプト

        サンプラーの作成

        サンプラーを作成し、フローの NetFlow サンプリング レートを定義できます。

        手順の概要

          1.    configureterminal

          2.    samplername

          3.    DescriptionString

          4.    mode {random}

          5.    end

          6.    show sampler [name]

          7.    copy running-config startup-config


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configureterminal


          例:
          
          Switch# configure terminal
          
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2samplername


          例:
          Switch(config)# sampler SampleTest
          Switch(config-flow-sampler)#
          
          
           

          サンプラーを作成し、サンプラー コンフィギュレーション モードを開始します。

           

          ステップ 3DescriptionString


          例:
          Switch(config-flow-sampler)# description samples
          
          
           

          (任意)最大 63 文字で、このフローの説明を指定します。

           

          ステップ 4mode {random}


          例:
          Switch(config-flow-sampler)# mode random 1 out-of 1024
          
          
           

          ランダム サンプル モードを定義します。

           

          ステップ 5end


          例:
          
          Switch(config-flow-sampler)#  end
          
          
           

          特権 EXEC モードに戻ります。

           
          ステップ 6show sampler [name]


          例:
          Switch show sample SampleTest
          
          
           

          (任意)NetFlow サンプラに関する情報を表示します。

           

          ステップ 7copy running-config startup-config


          例:
          
          Switch# copy running-config 
          startup-config
          
          
           

          (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

           
          次の作業

          送信元インターフェイス、サブインターフェイス、 VLAN インターフェイス、または VLAN にフロー モニタを適用します。

          関連コンセプト

          インターフェイスへのフローの適用

          フロー モニタおよびオプションのサンプラーをインターフェイスに適用できます。

          手順の概要

            1.    configureterminal

            2.    interfacetype

            3.    {ip flow monitor | ipv6 flow monitor}name [|samplername] { input}

            4.    end

            5.    show flow interface [interface-typenumber]

            6.    copy running-config startup-config


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1configureterminal


            例:
            
            Switch# configure terminal
            
            
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2interfacetype


            例:
            Switch(config)# interface GigabitEthernet1/0/1
            
            
             

            インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、インターフェイスを設定します。

            インターフェイス コンフィギュレーションのコマンド パラメータは次のとおりです。

             

            ステップ 3{ip flow monitor | ipv6 flow monitor}name [|samplername] { input}


            例:
            Switch(config-if)# ip flow monitor MonitorTest input
            
            
             

            入力または出力パケットに対応するインターフェイスに、IPv4 または IPv6 フロー モニタ、およびオプションのサンプラーを関連付けます。

             

            ステップ 4end


            例:
            
            Switch(config-flow-monitor)#  end
            
            
             

            特権 EXEC モードに戻ります。

             
            ステップ 5show flow interface [interface-typenumber]


            例:
            Switch# show flow interface
            
            
             

            (任意)インターフェイスの NetFlow 情報を表示します。

             

            ステップ 6copy running-config startup-config


            例:
            
            Switch# copy running-config 
            startup-config
            
            
             

            (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

             

            VLAN 上でのブリッジ型 NetFlow の設定

            フロー モニタおよびオプションのサンプラーを VLAN に適用できます。

            手順の概要

              1.    configureterminal

              2.    vlan [configuration] vlan-id

              3.    ip flow monitormonitor name [samplersampler name] {input}

              4.    copy running-config startup-config


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1configureterminal


              例:
              
              Switch# configure terminal
              
              
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2vlan [configuration] vlan-id


              例:
              Switch(config)# vlan configuration 30
              Switch(config-vlan-config)#
              
              
               

              VLAN または VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。

               

              ステップ 3ip flow monitormonitor name [samplersampler name] {input}


              例:
              Switch(config-vlan-config)# ip flow monitor MonitorTest input
              
              
               

              入力パケットに対応する VLAN に、フロー モニタおよびオプションのサンプラーを関連付けます。

               

              ステップ 4copy running-config startup-config


              例:
              
              Switch# copy running-config 
              startup-config
              
              
               

              (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

               

              レイヤ 2 NetFlow の設定

              Flexible NetFlow レコード内でレイヤ 2 キーを定義できます。このレコードを使用して、レイヤ 2 インターフェイスのフローをキャプチャできます。

              手順の概要

                1.    configureterminal

                2.    flow record name

                3.    match datalink {dot1q |ethertype | mac | vlan}

                4.    end

                5.    show flow record [name ]

                6.    copy running-config startup-config


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1configureterminal


                例:
                
                Switch# configure terminal
                
                
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2flow record name


                例:
                Switch(config)# flow record L2_record
                Switch(config-flow-record)#
                
                
                 
                フロー レコード コンフィギュレーション モードを開始します。

                 

                ステップ 3match datalink {dot1q |ethertype | mac | vlan}


                例:
                Switch(config-flow-record)# match datalink ethertype
                
                
                 

                レイヤ 2 属性をキーとして指定します。

                 

                ステップ 4end


                例:
                
                Switch(config-flow-record)#  end
                
                
                 

                特権 EXEC モードに戻ります。

                 

                ステップ 5show flow record [name ]


                例:
                Switch# show flow record
                
                
                 

                (任意)インターフェイスの NetFlow 情報を表示します。

                 

                ステップ 6copy running-config startup-config


                例:
                
                Switch# copy running-config 
                startup-config
                
                
                 

                (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

                 

                データ リンクの入出力方向にフロー モニタを適用する WLAN 設定

                手順の概要

                  1.    configure terminal

                  2.    wlan [wlan-name { wlan-id SSID_NetworkName | wlan_id} | wlan-name | shutdown}

                  3.    datalink flow monitor monitor-name {input | output}

                  4.    end

                  5.    show run wlanwlan-name


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 configure terminal


                  例:
                  Switch# configure terminal
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   

                  ステップ 2wlan [wlan-name { wlan-id SSID_NetworkName | wlan_id} | wlan-name | shutdown}


                  例:
                  Switch (config) # wlan wlan1
                   

                  WLAN コンフィギュレーション サブモードを開始します。

                  wlan-id はワイヤレス LAN の ID です。 指定できる範囲は 1 ~ 64 です。

                  SSID_NetworkName は、最大 32 文字の英数字からなる SSID です。

                  (注)      すでにこのコマンドを設定している場合は、wlanwlan-name コマンドを入力します。

                   
                  ステップ 3datalink flow monitor monitor-name {input | output}


                  例:
                  Switch (config-wlan) # datalink flow monitor flow-monitor-1 {input | output}
                   

                  目的の方向のレイヤ 2 トラフィックにフロー モニタを適用します。

                   

                  ステップ 4end


                  例:
                  Switch (config) # end
                   

                  特権 EXEC モードに戻ります。

                   

                  ステップ 5show run wlanwlan-name


                  例:
                  Switch # show wlan mywlan
                   

                  (任意)設定を確認します。

                   

                  IPV4 および IPv6 の入出力方向にフロー モニタを適用する WLAN 設定

                  手順の概要

                    1.    configure terminal

                    2.    wlan {wlan-name { wlan-id SSID_NetworkName | wlan_id} | wlan-name | shutdown}

                    3.    {ip | ipv6} flow monitor monitor-name {input | output}

                    4.    end

                    5.    show run wlanwlan-name


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 configure terminal


                    例:
                    Switch# configure terminal
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     

                    ステップ 2wlan {wlan-name { wlan-id SSID_NetworkName | wlan_id} | wlan-name | shutdown}


                    例:
                    Switch (config) # wlan wlan1
                     

                    WLAN コンフィギュレーション サブモードを開始します。

                    wlan-id はワイヤレス LAN の ID です。 指定できる範囲は 1 ~ 64 です。

                    SSID_NetworkName は、最大 32 文字の英数字からなる SSID です。

                    (注)      すでにこのコマンドを設定している場合は、wlanwlan-name コマンドを入力します。

                     

                    ステップ 3{ip | ipv6} flow monitor monitor-name {input | output}


                    例:
                    Switch (config-wlan) # ip flow monitor flow-monitor-1 input
                     

                    入力または出力パケットに対応する WLAN にフロー モニタを関連付けます。

                     

                    ステップ 4end


                    例:
                    Switch (config) # end
                     

                    特権 EXEC モードに戻ります。

                     

                    ステップ 5show run wlanwlan-name


                    例:
                    Switch # show wlan mywlan
                     

                    (任意)設定を確認します。

                     

                    Flexible NetFlow のモニタリング

                    次の表にあるコマンドを使用して、Flexible NetFlow をモニタリングできます。

                    表 5 Flexible NetFlow のモニタリング コマンド

                    コマンド

                    目的

                    show flow exporter [broker | export-ids | name | name | statistics | templates]

                    NetFlow のフロー エクスポータ情報と統計情報を表示します。

                    show flow exporter [ nameexporter-name]

                    NetFlow のフロー エクスポータ情報と統計情報を表示します。

                    show flow interface

                    NetFlow インターフェイスに関する情報を表示します。

                    show flow monitor [ nameexporter-name]

                    NetFlow のフロー モニタ情報と統計情報を表示します。

                    show flow monitor statistics

                    フロー モニタの統計情報を表示します。

                    show flow monitor cache format {table | record | csv}

                    指定された形式でフロー モニタのキャッシュの内容を表示します。

                    show flow record [ namerecord-name]

                    NetFlow のフロー レコード情報を表示します。

                    show flow ssid

                    WLAN の NetFlow モニタのインストール ステータスを表示します。

                    show sampler [broker | name | name]

                    NetFlow サンプラに関する情報を表示します。

                    show wlanwlan-name

                    デバイスで設定された WLAN を表示します。

                    Flexible NetFlow の設定例

                    例:フローの設定

                    フローを作成し、そのフローをインターフェイスに適用する例を示します。

                    
                    Switch# configure terminal 
                    Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
                    
                    Switch(config)# flow export export1
                    Switch(config-flow-exporter)# destination 10.0.101.254
                    Switch(config-flow-exporter)# transport udp 2055
                    Switch(config-flow-exporter)# exit
                    Switch(config)# flow record record1
                    Switch(config-flow-record)# match ipv4 source address
                    Switch(config-flow-record)# match ipv4 destination address
                    Switch(config-flow-record)# match ipv4 protocol
                    Switch(config-flow-record)# match transport source-port 
                    Switch(config-flow-record)# match transport destination-port
                     
                    Switch(config-flow-record)# collect counter byte long
                    Switch(config-flow-record)# collect counter packet long
                    Switch(config-flow-record)# collect timestamp absolute first
                    Switch(config-flow-record)# collect timestamp absolute last 
                    Switch(config-flow-record)# exit
                    Switch(config)# flow monitor monitor1
                    Switch(config-flow-monitor)# record record1
                    Switch(config-flow-monitor)# exporter export1
                    Switch(config-flow-monitor)# exit
                    Switch(config)# interface tenGigabitEthernet 1/0/1
                    Switch(config-if)# ip flow monitor monitor1 input
                    Switch(config-if)# end 
                    
                    

                    例:WLAN(入力方向)の IPv4 Flexible NetFlow の設定

                    次に、WLAN 入力方向で IPv4 Flexible NetFlow を設定する例を示します。

                    
                    Switch# configure terminal
                    Switch(config)# flow record fr_v4
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 destination address
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 source address
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 protocol
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 tos
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 ttl
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv4 version
                    Switch(config-flow-record)#	match wireless ssid
                    Switch(config-flow-record)#	collect wireless ap mac address
                    Switch(config-flow-record)#	collect counter packets long
                    Switch(config-flow-record)#	collect counter bytes long
                    Switch(config-flow-record)#	collect timestamp absolute first
                    Switch(config-flow-record)#	collect timestamp absolute last
                    Switch(config-flow-record)# exit
                    
                    Switch(config)# flow monitor fm_v4
                    Switch(config-flow-monitor)#	record fr_v4
                    Switch(config-flow-record)# exit
                    
                    Switch(config)#	wlan wlan_1
                    Switch(config-wlan)#	ip flow monitor fm_v4 in
                    Switch(config-wlan)# end
                    
                    Switch# show flow monitor fm_v4 cache

                    例:WLAN(出力方向)の IPv6 および転送フラグ Flexible NetFlow の設定

                    次に、WLAN 出力方向で IPv6 および転送フラグ Flexible NetFlow を設定する例を示します。

                    
                    Switch# configure terminal
                    Switch(config)#	flow record fr_v6
                    Switch(config-flow-record)# match ipv6 destination address
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv6 source address
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv6 hop-limit
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv6 protocol
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv6 traffic
                    Switch(config-flow-record)#	match ipv6 version
                    Switch(config-flow-record)#	match wireless ssid
                    Switch(config-flow-record)#	collect wireless ap mac address
                    Switch(config-flow-record)#	collect counter bytes long
                    Switch(config-flow-record)#	collect transport tcp flags
                    Switch(config-flow-record)# exit
                    
                    Switch(config)#	flow monitor fm_v6
                    Switch(config-flow-monitor)#	record fr_v6
                    Switch(config-flow-monitor)# exit
                    
                    Switch(config)#	wlan wlan_1
                    Switch(config-wlan)#	ipv6 flow monitor fm_v6 out
                    Switch(config-wlan)# end
                    
                    Switch# show flow monitor fm_v6 cache

                    (注)  


                    switchでは、収集する TCP フラグを指定できません。 転送 TCP フラグの収集のみ指定できます。


                    例:WLAN(入力および出力の両方向)の IPv6 Flexible NetFlow の設定

                    次に、双方向の WLAN 上で IPv6 Flexible NetFlow を設定する例を示します。

                    
                    Switch# configure terminal
                    Switch (config)# flow record fr_v6
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 destination address
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 source address
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 hop-limit
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 protocol
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 traffic
                    Switch (config-flow-record)# match ipv6 version
                    Switch (config-flow-record)#	match wireless ssid
                    Switch (config-flow-record)#	collect wireless ap mac address
                    Switch (config-flow-record)# collect counter packets long
                    Switch (config-flow-record)# exit
                    
                    Switch (config)# flow monitor fm_v6
                    Switch (config-flow-monitor)# record fr_v6
                    Switch (config-flow-monitor)# exit
                    
                    Switch (config)# wlan wlan_1
                    Switch (config-wlan)# ipv6 flow monitor fm_v6 in
                    Switch (config-wlan)# ipv6 flow monitor fm_v6 out
                    Switch (config-wlan)# end
                    
                    Switch# show flow monitor fm_v6 cache 

                    その他の参考資料

                    関連資料

                    関連項目 マニュアル タイトル

                    Flexible NetFlow の CLI コマンド

                    Flexible NetFlow Command Reference、Cisco IOS XE Release 3SE(Cisco WLC 5700 Series)

                    エラー メッセージ デコーダ

                    説明 Link

                    このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。

                    https:/​/​www.cisco.com/​cgi-bin/​Support/​Errordecoder/​index.cgi

                    標準および RFC

                    標準/RFC タイトル

                    RFC 3954

                    『Cisco Systems NetFlow Services Export Version 9』

                    MIB

                    MIB MIB のリンク

                    本リリースでサポートするすべての MIB

                    選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

                    http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

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                    説明 リンク

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