スイッチ : Cisco Catalyst 2960-X シリーズ スイッチ

Catalyst 2960-X スイッチ スタートアップ ガイド

スイッチ スタートアップ ガイド
発行日; 2014/01/09 |  ドキュメントご利用ガイド |ダウンロード ;   この章 pdf   |   フィードバック

目次

スイッチ スタートアップ ガイド

このマニュアルでは、Express Setup を使用して Catalyst スイッチを初めて設定する方法について説明します。 また、スイッチ管理オプション、基本的なラックへの設置、スタック構成に関する注意事項、ポートとモジュールの接続手順、トラブルシューティング ヘルプについても説明します。


(注)  


スイッチをインストールまたはアップグレードする前に、リリース ノートを参照してください。


梱包内容

図 1. 梱包内容

1

Catalyst 2960-X スイッチ1

9

No.10 なべネジ X 4(48-0627-01)

2

AC 電源コード

10

Catalyst 2960-X スイッチ用 No.8 フラットヘッド ネジ(48-2927-01)X 4

3

ゴム製の脚× 4

11

No.4 なべネジ X 2(48-0482-01)3

4

マニュアル

12

黒の小ネジ X 1(48-0654-01)

5

19 インチ用マウント ブラケット× 2

13

(任意)2 コンソール ケーブルまたは USB ケーブル

6

コネクタ3 冗長電源システム用カバー

14

(任意)2 Cisco FlexStack-Plus モジュール

4

7

ケーブル ガイド

15

(任意)2 4 Cisco FlexStack ケーブル

8

No.12 なべネジ X 4(48-0523-01)

16

(任意) 2 電源コード保持具(PWR-CLP)

1 Catalyst 2960X-48FPD-L スイッチを例として取り上げています。 スイッチのモデルによっては外観が異なる場合があります。
2 発注可能です。
3 アイテムは RPS ポートがあるモデルでのみ使用可能です。
4 アイテムは FlexStack ポート付きのスイッチにのみ使用可能です。

Express Setup の実行

はじめる前に

スイッチの初回設定時は、Express Setup を使用して初期 IP 情報を入力します。 これによって、スイッチをローカル ルータおよびネットワークに接続できるようになります。 その後、その IP アドレスでスイッチにアクセスし、その他の設定を実行できるようになります。


(注)  


CLI ベースの初期セットアップ プログラムを使用するには、Cisco.com のスイッチ ハードウェア ガイドを参照してください。


スイッチの設定には次の装置が必要です。

  • Windows Vista、XP、または 2000 がインストールされた PC。 使用可能なラップトップ コンピュータやブラウザは他にもあります。
  • JavaScript が有効な Web ブラウザ(Internet Explorer 5.5、 6.0、7.0、Firefox 1.5、2.0、3.0)
  • カテゴリ 5 または 6 のストレートまたはクロス イーサネット ケーブル

(注)  


Express Setup の実行前に、ブラウザ ソフトウェアのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC で実行しているワイヤレス クライアントをディセーブルにします。


手順
    ステップ 1   スイッチに何も接続されていないことを確認します。


    ステップ 2   Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバとして動作します。 PC に静的 IP アドレスが設定されている場合は、DHCP を使用するように PC の設定を一時的に設定してから次の手順に進みます。

    (注)     

    静的 IP アドレスを書き留めます。 この IP アドレスはステップ 12 で必要となります。

    ステップ 3   スイッチの電源モジュールおよびアースした AC 電源コンセントに AC 電源コードを接続し、スイッチに電源を入れます。


    ステップ 4   POST の実行結果を観察します。

    スイッチに電源を入れてから約 30 秒すると、電源投入時自己診断テスト(POST)が開始されます。POST の完了までには最大 5 分かかります。

    POST の実行中は、SYST(システム)LED が緑で点滅します。 POST が完了すると、SYST LED が緑の点灯状態になります。 スイッチがスタック マスターとして動作している場合は MAST(マスター)LED が緑で点灯します。

    POST が完了するまで待機してから、次の手順に進みます。

    (注)     

    SYST LED が緑で点灯しない場合、またはオレンジで点灯する場合は、POST が正常に実行されていません。 この場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。

    ステップ 5   SYST、MAST、および STAT LED が緑に点灯したら、MODE ボタンの横のすべての LED が緑に点灯するまで MODE ボタンを長押しします。

    3 秒以上押し続けることが必要な場合があります。

    これにより、スイッチは Express Setup モードになります。



    (注)     

    MODE ボタンを押すとボタンの横の LED が点滅する場合は、MODE ボタンを放します。 LED の点滅は、スイッチがすでに設定されていて、Express Setup モードを開始できないことを意味します。 スイッチのリセットを参照してください。

    ステップ 6   カテゴリ 5 または 6 イーサネット ケーブルを次のポートに接続します。


    • 任意の 10/100/1000 ポートまたは 10/100/1000 PoE+ イーサネット ポート
    • RJ-45 イーサネット管理ポート

    ケーブルのもう一端を PC のイーサネット ポートに接続します。

    スイッチと PC またはラップトップ コンピュータのポート LED がグリーンで点灯または点滅するまで待機します。 これらの LED が緑で点灯すれば、正常に接続されています。

    (注)     
    約 30 秒経過してもポート LED がグリーンにならない場合は、次を確認してください。
    • イーサネット ケーブルをダウンリンク スイッチ ポートのいずれか(コンソール ポートではなく)に接続していること。
    • 破損していないカテゴリ 5 またはカテゴリ 6 イーサネット ケーブルを使用していること。
    • その他のデバイスがオンになっていること。
    ステップ 7   PC でブラウザ セッションを開始し、IP アドレス https://10.0.0.1 を入力します。 要求された場合は、デフォルト パスワード cisco を入力します。

    (注)     

    ユーザ名フィールドのテキストは無視されます。

    [Express Setup] ウィンドウが表示されます。 [Express Setup] ウィンドウが表示されない場合は、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC やラップトップ コンピュータでワイヤレス クライアントがディセーブルされていることを確認します。

    ステップ 8   [Network Settings] フィールドに次の情報を入力します。

    (注)     

    情報はすべて英字で入力する必要があります。

    • [Management Interface (VLAN ID)] フィールドにデフォルト値の 1 を入力します。 デフォルトの VLAN 値を使用することを推奨します。 Express Setup 中は、VLAN 1 がスイッチで唯一の VLAN です。 スイッチを管理する管理インターフェイスを変更する場合に限り、新しい VLAN ID を入力します。 VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。
    • [IP Address] フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。
    • [Subnet Mask] フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、サブネット マスクを選択します。
    • [Default Gateway] フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。
    • [Switch Password] フィールドに自分のパスワードを入力します。 パスワードは、2 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。ここでは大文字と小文字が区別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には使用できません。 [Confirm Switch Password] フィールドに、もう一度パスワードを入力します。
    (注)     

    デフォルト パスワード cisco から、パスワードを変更する必要があります。

    (任意)[Ethernet Management Port Settings] フィールドに次の情報を入力します。

    • イーサネット管理ポートの IP アドレスを [IP Address] フィールドに入力します。
    • [Subnet Mask] フィールドでドロップダウン矢印をクリックし、[IP Subnet Mask] フィールドを選択し、ドロップダウン矢印をクリックし、[IP Subnet Mask] を選択します。
    ステップ 9   オプションのフィールドに情報を入力します。

    [Express Setup] ウィンドウで、その他の管理設定を入力できます。 たとえば、オプションの管理設定によって、スイッチを特定および同期し、管理を拡張します。 スイッチ クロックは、NTP を使用してネットワークと自動的に同期されます。 システムに別の時間を設定する場合は、システム クロック設定を手動で設定できます。

    ステップ 10   変更内容を保存し、初期設定を完了するには [Submit] をクリックします。

    [Submit] をクリックすると、次のようになります。

    • スイッチが設定されて Express Setup モードが終了します。
    • ブラウザに警告メッセージが表示されて、スイッチの以前の IP アドレスによる接続が試行されます。 設定されているスイッチの IP アドレスが、PC の IP アドレスとは異なるサブネット内にある場合は、通常、PC とスイッチ間の接続は失われます。 [Express Setup] のフィールドの詳細については、[Express Setup] ウィンドウのオンライン ヘルプを参照してください。
    ステップ 11   スイッチを PC から切り離して、スイッチをネットワークに設置します。
    ステップ 12   ステップ 2 で PC の固定 IP アドレスを変更した場合は、元の設定に戻します。
    ステップ 13   Cisco Network Assistant と Device Manager のいずれかまたは両方を使用してスイッチを管理できるようになっています。 スイッチの設定と管理については、「スイッチの管理」を参照してください。 Cisco.com から Cisco Network Assistant をダウンロードし、Cisco Network Assistant を使用してスイッチを管理することを強く推奨します。

    Device Manager を表示するには、次の手順に従います。

    • PC またはラップトップ コンピュータで Web ブラウザを起動します。
    • Web ブラウザでスイッチの IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードを入力し、Enter キーを押します。 [Device Manager] ページが表示されます。 Device Manager が表示されない場合は、次の点を確認します。
      • ネットワークに接続されているスイッチ ポートのポート LED がグリーンになっていることを確認します。
      • ネットワーク内の既知の Web サーバに接続し、スイッチへのアクセスに使用している PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されていることを確認します。 ネットワーク接続が設定されていない場合は、PC やラップトップ コンピュータでネットワーク設定のトラブルシューティングを実行してください。
      • ブラウザで入力したスイッチの IP アドレスが正しいことを確認します。
      • ブラウザに入力したスイッチの IP アドレスが正しく、スイッチ インターフェイスの LED がグリーンになっており、PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されている場合は、PC やラップトップ コンピュータをスイッチに再接続し、トラブルシューティングを続行します。 スイッチの IP アドレスと同じサブネット内の PC やラップトップ コンピュータで、静的 IP アドレスを設定します。 次に例を示します。
        • スイッチの IP アドレスが 172.20.20.85 であり、PC やラップトップ コンピュータの IP アドレスが 172.20.20.84 の場合は、両方のデバイスが同じネットワーク内にあります。
        • スイッチの IP アドレスが 172.20.20.85 であり、PC やラップトップ コンピュータの IP アドレスが 10.0.0.2 の場合は、デバイスが別のネットワーク内にあり、直接通信することができません。
      • デスクトップ PC やノート PC に接続されているスイッチ ポートの LED がグリーンの場合は、Web ブラウザにスイッチの IP アドレスを再入力し、Device Manager を表示します。 Device Manager が表示されたら、設定を続行できます。

    スイッチの管理

    Express Setup が完了してスイッチをネットワークに設置したら、次のいずれかの方法を使用してその他の設定を実行できます。

    Device Manager の使用

    スイッチを最も簡単に管理するには、スイッチ メモリの Device Manager を使用します。 この Web インターフェイスによって、設定とモニタリングをすばやく実行できます。 Device Manager には、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。

    手順
      ステップ 1   PC またはワークステーションで Web ブラウザを起動します。
      ステップ 2   スイッチの IP アドレスを Web ブラウザに入力し、Enter キーを押します。 [Device Manager] ページが表示されます。
      ステップ 3   Device Manager を使用して、スイッチの基本的な設定やモニタリングを実行します。 詳細については、Device Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
      ステップ 4   より詳細に設定するには、Cisco Network Assistant をダウンロードして実行します。これについては、次のセクションで説明します。

      Cisco Network Assistant の使用

      Cisco Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードして PC 上で実行するソフトウェア プログラムです。 スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなど、複数のデバイスの設定とモニタリングを行う詳細オプションが提供されます。 Cisco Network Assistant は無償です。ダウンロード、インストール、使用しても料金は発生しません。

      次の URL にアクセスします。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps5931/​index.html

      手順
        ステップ 1   [Download Software] リンクをクリックして、ダウンロードするバージョンを選択します。

        これには Cisco.com への登録が必要です(これ以外に必要なアクセス権限はありません)。

        ステップ 2   Network Assistant のインストーラを指定します。
        ステップ 3   Network Assistant インストーラをダウンロードして、実行します (Web から直接実行するオプションがブラウザにある場合は、これを選択できます)。
        ステップ 4   画面の指示に従ってインストーラを実行します。 最終画面で [Finish] をクリックし、Network Assistant のインストールを完了します。

        詳細については、Network Assistant のオンライン ヘルプおよびスタートアップ ガイドを参照してください。


        コマンドライン インターフェイスの使用

        Cisco IOS コマンドおよびパラメータは CLI によって入力できます。 CLI には、次のいずれかの方法でアクセスします。

        RJ-45 コンソール ポート

        手順
          ステップ 1   付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを、PC 標準の 9 ピン シリアル ポートに接続します。 ケーブルのもう一端をスイッチのコンソール ポートに接続します。
          ステップ 2   PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。
          ステップ 3   PC の端末エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。
          ステップ 4   CLI を使用してコマンドを入力し、スイッチを設定します。

          スイッチのイーサネット管理ポート

          手順
            ステップ 1   カテゴリ 5 イーサネット ケーブルを PC のイーサネット ポートに接続します。 ケーブルのもう一端をスイッチのイーサネット管理ポートに接続します。
            ステップ 2   PC で Telnet セッションを開始します。
            ステップ 3   Express Setup を使用して割り当てたスイッチの IP アドレスを入力します。
            ステップ 4   CLI を使用してコマンドを入力し、スイッチを設定します。

            スイッチの USB mini-B タイプ コンソール ポート

            手順
              ステップ 1   USB ケーブルを PC の USB ポートに接続します。 ケーブルのもう一端をスイッチのミニ B(5 ピン コネクタ)USB ポートに接続します。
              ステップ 2   PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。
              ステップ 3   PC の端末エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。
              ステップ 4   CLI を使用してコマンドを入力し、スイッチを設定します。 詳細については、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。

              (注)     

              RJ-45 コンソール ポートと USB コンソール ポートを同時に使用することはできません。 USB コンソール ポートと RJ-45 コンソール ポートの両方に接続している場合は、USB コンソール ポートが優先して機能します。


              その他の管理オプションの使用

              Cisco Prime Infrastructure は、Cisco Prime Network Control System(NCS)のワイヤレス機能および Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)の有線機能を、Cisco Prime Assurance Manager のアプリケーション パフォーマンス モニタリングおよびトラブルシューティングの機能と組み合わせます。 詳細については、Cisco.com で Cisco Prime Infrastructure のドキュメントを参照してください。

              スイッチ スタックの計画およびインストール(任意)


              (注)  


              このセクションは、Catalyst 2960-X スタック対応スイッチにのみ適用されます。


              スタックに関する注意事項

              • 混合スイッチ スタックの Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチのみを接続します。

                (注)  


                Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチでのみ混合スタックを作成できます(4 つのスイッチまで)。 他のスイッチとは混合スタックは作成できません。


              • FlexStack-Plus モジュールおよび FlexStack ケーブルを取り付けます。

                (注)  


                FlexStack-Plus モジュールはホットスワップ可能であり、スイッチの電源が入っているときに挿入できます。


              • 適切なケーブルを、シスコの営業担当者に発注してください。 FlexStack ケーブルの長さは、コンフィギュレーションによって異なります。 以下に、使用可能な各サイズを示します。
                • CAB-STK-E-0.5M=(0.5 m ケーブル)
                • CAB-STK-E-1M=(1 m ケーブル)
                • CAB-STK-E-3M=(3 m ケーブル)
              • スイッチの背面パネルとラックの背面にアクセスできることを確認してください。

              FlexStack-Plus モジュールの取り付け


              (注)  


              FlexStack-Plus モジュールが使用されない場合、スイッチには常にブランクのモジュールが取り付けられている必要があります。


              Catalyst 2960X-48P-L スイッチを例として示します。 示されるように、他のスイッチにモジュールをインストールできます。

              手順
                ステップ 1   No.2 プラス ドライバを使用して、スイッチ背面パネルにある FlexStack-Plus モジュールのブランク カバーを取り外します。


                ステップ 2   FlexStack-Plus モジュールの両端を持って、モジュール スロットに差し込みます。 正しい位置にはめ込まれるまで、モジュールを完全に押し込みます。


                ステップ 3   モジュールの両側のネジを固定します。


                (注)     

                締めすぎないように注意してください。


                スタックのケーブル接続

                図 2. 0.5 m の FlexStack ケーブルを使用したスイッチのスタック. 次の図は、垂直ラックまたは卓上にスタックされたスイッチを示しています。 この方法では、接続の冗長性が確保されています。

                図 3. 0.5 m および 3 m の FlexStack ケーブルを使用したスイッチのスタック

                スイッチの設置

                ここでは、基本的な 19 インチ ラックへの設置について説明します。 オプションで用意されている他のブラケットの詳細については、ハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。 24 インチ ラックや壁面への設置など、その他のスイッチ設置手順やケーブル接続情報については、Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

                工具および機器

                次の工具と機器を用意します。

                • スイッチをラックに搭載する場合は、No. 2 プラス ドライバ。

                取り付けに関するガイドライン

                スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項が守られていることを確認してください。

                • スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること。
                  • 前面パネルの LED が見やすいこと。
                  • ポートに無理なくケーブルを接続できること。
                  • AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチの背面パネル上のコネクタに届く。
                  • ラックの背面に、FlexStack ケーブルをスタック構成のスイッチに接続したり、オプションの Cisco Redundant Power Supply(RPS)2300 を接続するための十分な余裕があること。
                • ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。 また、ケーブルを損傷する可能性のある他の装置から離して安全に配線してください。
                • スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。
                • 装置周辺の温度が 45 °C(113 °F)を超えないこと。 閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。
                • スイッチの周辺湿度が 95% を超えないこと。
                • 設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。
                • 10/100/1000 固定ポートの場合、スイッチから接続先装置までの最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。
                • ファンやブロワーなどの冷却機構は、埃やその他の粒子が吸い込まれ、シャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。 この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(建設作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。

                設置に関する警告事項

                このマニュアルでは、設置に関する基本的な警告を説明します。 警告の各国語版は、Cisco.com にあるスイッチの規格および安全性に関するガイドに表示されます。


                警告


                ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。 - ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。 - ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。 - ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。 ステートメント 1006



                警告


                クラス 1 レーザー製品です。 ステートメント 1008



                警告


                この装置は、アースさせる必要があります。 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。 アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 ステートメント 1024



                警告


                システムの過熱を防止するために、周囲温度が次の推奨最高値を超える場所では使用しないでください。推奨最高温度: 45 °C(113 °F)。 ステートメント 1047



                警告


                通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。 ステートメント 1076


                Catalyst 2960-X スイッチのラックマウント ブラケットの取り付け

                手順
                2 本のフラットヘッド ネジを使用して、ブラケットの長い面をスイッチの両側にそれぞれ取り付けます。
                図 4. 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け

                1

                フロントマウントの位置

                3

                ミッドマウントの位置

                2

                No.8 フラットヘッド ネジ(48-2927-01)

                4

                リアマウントの位置


                ラックへの取り付け

                手順
                  ステップ 1   付属の 4 本の小ネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けます。
                  ステップ 2   黒の小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。


                  1

                  ケーブル ガイド

                  4

                  No.12 なべネジ(48-0523-01)または No.10 なべネジ(48-0627-01)

                  2

                  小ネジ、黒(48-0654-01)

                  5

                  ミッドマウントの位置

                  3

                  フロントマウントの位置

                  6

                  リアマウントの位置


                  FlexStack ケーブルの接続(任意)

                  スイッチの相互接続には、必ずシスコ認定の FlexStack ケーブルを使用してください。


                  (注)  


                  これは、スタック構成対応スイッチでのみサポートされます。



                  注意    


                  必ず承認されているケーブルを使用して、別の Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチにのみ接続してください。い。 承認されていないシスコ製ケーブルまたは機器に接続すると、機器が損傷するおそれがあります。


                  手順
                    ステップ 1   FlexStack ケーブルからダスト カバーを取り外し、後で使用できるように保管しておきます。
                    ステップ 2   FlexStack ケーブルの一端を最初のスイッチのスタック ポートに差し込みます。 ケーブルのもう一端を別のスイッチのスタック ポートに差し込みます。 正しい位置にはめ込まれるまで、ケーブルを完全に差し込んでください。


                    (注)     

                    FlexStack ケーブルを STACK 1 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの上に向けます。 FlexStack ケーブルを STACK 2 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの下に向けます。

                    ステップ 3   FlexStack ケーブルをコネクタから取り外したら、ダスト カバーを再び取り付けます。

                    注意       

                    FlexStack ケーブルの取り外しや取り付けを行うと、ケーブルの耐用期間が短くなる可能性があります。 必要な場合以外には、ケーブルの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。


                    スイッチ ポートへの接続

                    ここでは、固定スイッチ ポートと SFP モジュール ポートにデバイスを接続する方法について説明します。

                    10/100/100 または 10/100/1000 PoE+ ポートへの接続

                    Catalyst 2960-X Power over Ethernet Plus(PoE+)スイッチ上の固定ポートは以下を提供します。

                    • IEEE 802.3at 準拠の受電デバイスに対する PoE+ サポート
                    • IEEE 802.3af 準拠の受電デバイスに対する PoE サポート
                    • Cisco Enhanced PoE(ePoE)サポート

                    また、Cisco IP Phone と Cisco Aironet アクセス ポイントのシスコ先行標準 PoE もサポートします。 PoE 給電の詳細については、スイッチ ハードウェア ガイドを参照してください。 デフォルトの場合、スイッチの PoE ポートでは、ePoE、PoE、PoE+ など、準拠デバイスを接続すると電力が自動的に供給されます。


                    (注)  


                    Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能はデフォルトでイネーブルになっています。 スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、それに応じてインターフェイスを設定します。 したがって、接続先の装置のタイプにかかわらず、スイッチの銅線 10/100/1000 モジュール ポートには、クロス ケーブルまたはストレート ケーブルのどちらでも使用できます。


                    手順
                      ステップ 1   サーバ、ワーク ステーション、IP フォン、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、ストレートの 4 ツイスト ペア、カテゴリ 5 ケーブルをスイッチの 10/100/1000 ポートに差し込みます。 また、別のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、カテゴリ 5 の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。
                      ステップ 2   別のデバイスの RJ-45 ポートにケーブルのもう一端を差し込みます。

                      SFP および SFP+ モジュール スロットへの接続

                      スイッチ モデルには、SFP モジュール スロットを持つものと、SFP+ モジュール スロットを持つものがあります。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。 SFP+ スロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。 サポートされるモジュールのリストについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。 SFP モジュールの取り付け、取り外し、接続の詳細な手順については、SFP モジュールに付属のマニュアルを参照してください。


                      注意    


                      SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。 必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。


                      手順
                        ステップ 1   モジュールの両端を持ってスイッチのスロットに差し込み、コネクタを適切にはめ込みます。


                        ステップ 2   適切なケーブルをモジュールのポートに差し込みます。 ケーブルのもう一端を別のデバイスに差し込みます。

                        ポート接続の検証

                        スイッチのポートと別のデバイスを接続すると、スイッチがリンクを確立する間、ポート LED はオレンジに点灯します。 このプロセスには約 30 秒を要し、その後 LED はグリーンに変わります。 LED が消灯している場合は、接続先装置がオンになっていない、ケーブルに問題がある、または接続先装置に取り付けられたアダプタに問題がある、のいずれかの可能性があります。

                        トラブルシューティング

                        何らかの問題が発生した場合は、本セクションおよび Cisco.com をまず参照してください。 このセクションには、Express Setup のトラブルシューティング、スイッチのリセット方法、詳細情報の入手先が含まれます。

                        スイッチのリセット

                        スイッチをリセットするには、次の手順に従います。 次のような理由から、スイッチをリセットする場合があります。

                        • スイッチをネットワークに設置したが、誤った IP アドレスを割り当てたため、スイッチに接続できない。
                        • スイッチのパスワードをリセットする必要がある。

                          (注)  


                          スイッチをリセットするとスイッチが再起動します。


                        スイッチをリセットする方法

                        • MODE ボタンを押し続けます。 約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。
                        • そのまま MODE ボタンを押し続けます。 7 秒経過すると LED の点滅が停止し、スイッチが再起動されます。

                        これで、このスイッチは未設定のスイッチと同様に動作するようになります。 Express Setup を使用してスイッチの IP 情報を入力できます。

                        ヘルプへのオンライン アクセス

                        最初に、Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドのトラブルシューティング セクションで、問題の解決方法を探します。 シスコの Technical Support and Documentation Web サイトには、ハードウェアの既知の問題や、トラブルシューティングに関するさまざまなドキュメンテーションのリストがあります。

                        Express Setup のトラブルシューティング

                        Express Setup を実行できない場合、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合は、次の指示に従ってください。

                        Express Setup の起動前に POST が正常に実行されたことを確認しましたか。

                        確認していない場合は、SYST LED と STAT LED だけがグリーンに点灯していることを確認してから、MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始してください。

                        POST エラーは通常、修復不可能です。 スイッチが POST にパスしなかった場合は、シスコのテクニカル サポート担当者までお問い合わせください。

                        スイッチが POST を実行している間に MODE ボタンを押しましたか。

                        その場合は、POST が完了するまで待機します。 スイッチの電源を再投入します。 POST が完了するまで待機します。 SYST LED と STAT LED がグリーンに点灯していることを確認してから、 MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始します。

                        スイッチが Express Setup モードになったことを確認せずに作業を続けようとしましたか。

                        MODE ボタンの上にあるすべての LED がグリーンに点灯していることを確認します (RPS LED は消灯)。必要に応じて MODE ボタンを押し、Express Setup モードを開始します。

                        PC に固定 IP アドレスがありますか。

                        PC に固定 IP アドレスがある場合は、スイッチに接続する前に、DHCP を一時的に使用するように PC の設定を変更します。

                        スイッチのポートと PC のイーサネット ポートの間で、ストレート イーサネット ケーブルの代わりにクロス ケーブルを接続しましたか。

                        クロス ケーブルを接続した場合は、スイッチと PC のイーサネット ポートにストレート ケーブルを接続します。 30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。

                        スイッチの 10/100/1000 イーサネット ポートの代わりに、コンソール ポートにイーサネット ケーブルを接続しましたか。

                        その場合は、コンソール ポートからケーブルを取り外します。 次に、スイッチと PC のイーサネット ポートにケーブルを接続します。 30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。
                        (注)     

                        コンソール ポートの周囲は青、イーサネット ポートの周囲は黄色です。

                        スイッチと PC を接続した後、30 秒待機してからブラウザに IP アドレスを入力しましたか。

                        そのように操作していない場合は 30 秒待機し、ブラウザに 10.0.0.1 と再度入力して Enter キーを押します。

                        誤ったアドレスをブラウザに入力したか、エラー メッセージが表示されますか。

                        該当する場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再度入力して Enter キーを押します。

                        関連資料

                        スイッチのその他の設置方法や設定情報については、Cisco.com で提供されている Catalyst 2960-X のマニュアルを参照してください。 また、システム要件、重要な注意事項、制限事項、未修正および修正済みのバグ、最終更新に含まれていない更新などについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。 このマニュアルに記載されている警告の各国版については、Cisco.com のスイッチ RCSI ガイドを参照してください。

                        オンライン マニュアルの使用時には、スイッチで実行している Cisco IOS ソフトウェアのバージョンと一致するドキュメントを参照してください。 ソフトウェアのバージョンは、スイッチ背面パネルの Cisco IOS ラベルに記載されています。

                         

                        Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries. To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: http:/​/​www.cisco.com/​go/​trademarks. Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (1110R)