Cisco Catalyst Switch Module 3110/3012 for IBM BladeCenter コマンド リファレンス
Cisco Catalyst Switch Module 3110/3012 for IBM BladeCenter ブート ローダ コマン ド
Cisco Catalyst Switch Module 3110/3012 for IBM BladeCenter ブート ローダ コマンド
発行日;2012/02/14 | 英語版ドキュメント(2010/08/13 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco Catalyst Switch Module 3110/3012 for IBM BladeCenter ブート ローダ コマンド

arp

boot

cat

copy

delete

dir

flash_init

format

fsck

help

memory

mgmt_clr

mgmt_init

mgmt_show

mkdir

more

rename

reset

rmdir

set

type

unset

version

Cisco Catalyst Switch Module 3110/3012 for IBM BladeCenter ブート ローダ コマンド

この付録では、スイッチのブート ローダ コマンドについて説明します。

通常のブート ローダ処理中は、ブート ローダ コマンドライン プロンプトが表示されません。ブート ローダ コマンド ラインを使用できるのは、スイッチを手動でブートするように設定している場合、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)DRAM テスト中にエラーが発生した場合、またはオペレーティング システム(破壊された Cisco IOS イメージ)のロード中にエラーが発生した場合です。スイッチのパスワードを忘れた場合にも、ブート ローダを使用できます。


) スイッチのデフォルトの設定を使用すると、スイッチに物理的にアクセスするエンド ユーザは、スイッチの電源投入時にブート プロセスを中断して新しいパスワードを入力することにより、パスワードを失った状態から回復できます。パスワード回復ディセーブル機能を使用すると、システム管理者は、この機能の一部をディセーブルにし、システムをデフォルト設定に戻すことに同意するだけでユーザがブート プロセスを中断できるようにすることにより、スイッチのパスワードへのアクセスを防止できます。パスワード回復をディセーブルにすることにより、ユーザはブート プロセスを中断してパスワードを変更できますが、コンフィギュレーション ファイル(config.text)と VLAN データベース ファイル(vlan.dat)は削除されます。詳細については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


ブート ローダには、9600 b/s のスイッチ コンソール接続を介してアクセスできます。エンクロージャからスイッチを取り外し、スイッチをエンクロージャに挿入して、スイッチの Mode ボタンを押します。すると、ブート ローダの Switch: プロンプトが表示されます。ブート ローダは、低レベルの CPU 初期化および POST を実行し、デフォルトのオペレーティング システム イメージをメモリにロードします。

arp

Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)テーブルの内容を表示するには、 arp ブート ローダ コマンドを使用します。

arp [ ip_address ]

 
構文の説明

ip_address

(任意)特定の IP アドレスの ARP テーブルまたはマッピングを表示します。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ARP テーブルには、IP アドレス/MAC アドレスのマッピングがあります。

次の例では、ARP テーブルを表示する方法を示します。

switch: arp 172.20.136.8
arp'ing 172.20.136.8...
172.20.136.8 is at 00:1b:78:d1:25:ae, via port 0

boot

実行可能イメージをロードおよびブートして、コマンドライン インターフェイスを開始するには、 boot ブート ローダ コマンドを使用します。

boot [ -post | -n | -p | flag ] filesystem:/file-url ...

 
構文の説明

-post

(任意)拡張および総合 Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)によってロードされたイメージを実行します。このキーワードを使用すると、POST の完了に要する時間が長くなります。

-n

(任意)起動後すぐに、Cisco IOS デバッガが休止します。

-p

(任意)イメージをロードした直後、JTAG デバッガのために一時停止します。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

(任意)ブート可能イメージのパス(ディレクトリ)および名前です。各イメージ名はセミコロンで区切ります。

 
デフォルト

スイッチは、BOOT 環境変数内の情報を使用して、システムを自動的にブートしようとします。この変数が設定されていない場合、スイッチは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

引数を何も指定しないで boot コマンドを入力した場合、スイッチは、BOOT 環境変数が設定されていればその中の情報を使用して、システムを自動的にブートしようとします。 file-url 変数にイメージ名を指定した場合、 boot コマンドは指定されたイメージをブートしようとします。

ブート ローダ boot コマンドのオプションを設定した場合は、このコマンドがただちに実行され、現在のブート ローダ セッションにのみ適用されます。これらの設定が保存されて次回のブート処理に使用されることはありません。

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

次の例では、 new-image.bin イメージを使用してスイッチをブートする方法を示します。

switch: boot flash:/new-images/new-image.bin
 

このコマンドを入力すると、セットアップ プログラムを開始するように求められます。

 
関連コマンド

コマンド
説明

set

コマンドに BOOT キーワードを追加して、特定のイメージをブートするように BOOT 環境変数を設定します。

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 cat ブート ローダ コマンドを使用します。

cat filesystem :/ file-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定した場合は、各ファイルの内容が順に表示されます。

次の例では、次のファイルの内容を表示する方法を示します。

switch: cat flash:cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2/info
version_suffix: universal-122-40.EX2
version_directory: cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2
image_system_type_id: 0x00000002
image_name: cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2.bin
ios_image_file_size: 8919552
total_image_file_size: 11592192
image_feature: IP|LAYER_3|PLUS|MIN_DRAM_MEG=128
image_family: CBS31x0
stacking_number: 1.34
board_ids: 0x00000068 0x00000069 0x0000006a 0x0000006b
info_end:

 
関連コマンド

コマンド
説明

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

copy

ファイルをコピー元からコピー先にコピーするには、 copy ブート ローダ コマンドを使用します。

copy [ -b block-size ] filesystem :/ source-file-url filesystem :/ destination-file-url

 
構文の説明

-b block-size

(任意)このオプションは、内部開発およびテスト専用です。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ source-file-url

コピー元のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。

/ destination-file-url

コピー先のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。

 
デフォルト

デフォルトのブロック サイズは 4 KB です。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 45 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。

指定できるファイル名は最大 45 文字です。ファイル名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。

ファイルを別のディレクトリにコピーする場合は、そのディレクトリが存在している必要があります。

次の例では、ルートにあるファイルをコピーする方法を示します。

switch: copy flash:test1.text flash:test4.text
.
File "flash:test1.text" successfully copied to "flash:test4.text"
 

ファイルがコピーされたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

delete

指定されたファイル システムから 1 つまたは複数のファイルを削除します。

delete

指定されたファイル システムから 1 つまたは複数のファイルを削除するには、 delete ブート ローダ コマンドを使用します。

delete filesystem :/ file-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

削除するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

各ファイルを削除する前に、確認を求めるプロンプトが表示されます。

次の例では、2 つのファイルを削除します。

switch: delete flash:test2.text flash:test5.text
Are you sure you want to delete "flash:test2.text" (y/n)?y
File "flash:test2.text" deleted
Are you sure you want to delete "flash:test5.text" (y/n)?y
File "flash:test2.text" deleted
 

ファイルが削除されたかどうかを確認するには、 dir flash: ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy

コピー元からコピー先にファイルをコピーします。

dir

指定されたファイル システム上のファイルおよびディレクトリのリストを表示するには、 dir ブート ローダ コマンドを使用します。

dir filesystem :/ file-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

(任意)内容を表示するパス(ディレクトリ)およびディレクトリ名です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ディレクトリ名は、大文字と小文字が区別されます。

次の例では、フラッシュ メモリ内のファイルを表示する方法を示します。

switch: dir flash:
Directory of flash:/
2 -rwx 5752 Mar 1 1993 00:06:02 +00:00 config.text
3 -rwx 24 Mar 1 1993 00:06:02 +00:00 private-config.text
4 -rwx 9995193 Mar 1 1993 00:04:31 +00:00 cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2
6 -rwx 1147 Mar 1 1993 00:40:29 +00:00 FHH105002F6_IPBase.lic
9 -rwx 1155 Mar 1 1993 23:55:57 +00:00 FHH105002F6_IPServ.lic
10 -rwx 1161 Mar 1 1993 23:56:21 +00:00 FHH105002F6_AdvIPServ.lic
8 -rwx 8016 Mar 1 1993 00:00:51 +00:00 vlan.dat
57931776 bytes total (35725824 bytes free)
 

表 A-1 に、表示されるフィールドの説明を示します。

 

表 A-1 dir のフィールドの説明

フィールド
説明

2

ファイルのインデックス番号

-rwx

ファイルのアクセス権(次のいずれか、またはすべて)

d:ディレクトリ

r:読み込み可能

w:書き込み可能

x:実行可能

1644045

ファイルのサイズ

date

最終変更日

env_vars

ファイル名

 
関連コマンド

コマンド
説明

mkdir

1 つまたは複数のディレクトリを作成します。

rmdir

1 つまたは複数のディレクトリを削除します。

flash_init

フラッシュ ファイル システムを初期化するには、 flash_init ブート ローダ コマンドを使用します。

flash_init

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

フラッシュ ファイル システムは、通常のシステム動作中に自動的に初期化されます。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

フラッシュ ファイル システムは、通常のブート プロセス中に自動的に初期化されます。

このコマンドは、フラッシュ ファイル システムを手動で初期化します。たとえば、パスワードを忘れた場合には、回復手順中にこのコマンドを使用します。

format

指定されたファイル システムをフォーマットし、そのファイル システム内のすべてのデータを破棄するには、 format ブート ローダ コマンドを使用します。

format filesystem :

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン


注意 このコマンドは慎重に使用してください。ファイル システム内のすべてのデータが破棄され、システムが使用不可能になります。

fsck

ファイル システムの一貫性を確認するには、 fsck ブート ローダ コマンドを使用します。

fsck [ -test | -f ] filesystem :

 
構文の説明

-test

(任意)ファイル システム コードを初期化し、フラッシュ メモリ上で新しい POST を実行します。ファイル システムを構成するバイトごとに、広範なメモリ テストを実行します(メモリは破壊されません)。

-f

(任意)ファイル システム コードを初期化し、高速ファイル一貫性チェックを実行します。フラッシュ セクタ内の Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)は実行されません。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

 
デフォルト

ファイル システム チェックは実行されません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

進行中のファイル システム一貫性チェックを停止するには、スイッチの電源を切断してから、電源を再接続します。

次の例では、フラッシュ メモリ上で広範なファイル システム チェックを実行する方法を示します。

switch: fsck -test flash:
 

help

使用可能なコマンドを表示するには、 help ブート ローダ コマンドを使用します。

help

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

疑問符(?)を使用して、使用可能なブート ローダ コマンドのリストを表示することもできます。

memory

メモリ ヒープ使用率情報を表示するには、 memory ブート ローダ コマンドを使用します。

memory

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

次の例では、メモリ ヒープ使用率情報を表示する方法を示します。

switch: memory
Text: 0x00700000 - 0x0071cf24 (0x0001cf24 bytes)
Rotext: 0x00000000 - 0x00000000 (0x00000000 bytes)
Data: 0x0071cf24 - 0x00723a0c (0x00006ae8 bytes)
Bss: 0x0072529c - 0x00746f94 (0x00021cf8 bytes)
Stack: 0x00746f94 - 0x00756f94 (0x00010000 bytes)
Heap: 0x00756f98 - 0x00800000 (0x000a9068 bytes)
 
Bottom heap utilization is 22 percent.
Top heap utilization is 0 percent.
Total heap utilization is 22 percent.
Total bytes: 0xa9068 (692328)
Bytes used: 0x26888 (157832)
Bytes available: 0x827e0 (534496)
 
Alternate heap utilization is 0 percent.
Total alternate heap bytes: 0x6fd000 (7327744)
Alternate heap bytes used: 0x0 (0)
Alternate heap bytes available: 0x6fd000 (7327744)
 

表 A-2 に、表示されるフィールドの説明を示します。

 

表 A-2 memory のフィールドの説明

フィールド
説明

Text

テキスト記憶領域の先頭および末尾アドレス。

Rotext

読み取り専用テキスト記憶領域の先頭および末尾アドレス。データ セグメントのこの部分は、Text エントリとともにグループ化されます。

Data

データ セグメント記憶領域の先頭および末尾アドレス。

Bss

Block Started by Symbol(Bss)記憶領域から始まるブロックの先頭および末尾アドレス。ゼロに初期化されています。

Stack

自動変数、リターン アドレスなどを格納するためにソフトウェアに割り当てられたメモリ領域の先頭および末尾アドレス

Heap

メモリの割り当ておよび解放が動的に行われるメモリ領域の先頭および末尾アドレス。

mgmt_clr

イーサネット管理ポートの統計情報をクリアするには、 mgmt_clr ブート ローダ コマンドを使用します。

mgmt_clr

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

次の例では、イーサネット管理ポートの統計情報をクリアする方法を示します。

switch: mgmt_clr

mgmt_init

イーサネット管理ポートを初期化するには、 mgmt_init ブート ローダ コマンドを使用します。

mgmt_init

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

mgmt_init コマンドは、イーサネット管理ポートのデバッグ時のみ使用します。

次の例では、イーサネット管理ポートを初期化する方法を示します。

switch: mgmt_init

mgmt_show

イーサネット管理ポートの統計情報を表示するには、 mgmt_show ブート ローダ コマンドを使用します。

mgmt_show

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

次の例では、イーサネット管理ポートの統計情報を表示する方法を示します。

switch: mgmt_show
Statistics Received Transmitted
---------------------------------------------------
good frame bytes : 60 120
good frames : 1 2
bad frames : 0 0
dropped frames : 0 0
queue overflowed : 0 0
memory access errors : 0 0
 

mkdir

指定されたファイル システムに 1 つまたは複数のディレクトリを新規作成するには、 mkdir ブート ローダ コマンドを使用します。

mkdir filesystem :/ directory-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ directory-url

作成するディレクトリの名前です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ディレクトリ名は、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 45 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。

次の例では、ディレクトリ Saved_Configs を作成する方法を示します。

switch: mkdir flash:Saved_Configs
Directory "flash:Saved_Configs" created
 

次の例では、2 つのディレクトリを作成する方法をします。

switch: mkdir flash:Saved_Configs1 flash:Test
Directory "flash:Saved_Configs1" created
Directory "flash:Test" created
 

ディレクトリが作成されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

dir

指定されたファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示します。

rmdir

指定されたファイル システムから 1 つまたは複数のディレクトリを削除します。

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 more ブート ローダ コマンドを使用します。

more filesystem :/ file-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定した場合は、各ファイルの内容が順に表示されます。

次の例では、次のファイルの内容を表示する方法を示します。

switch: more flash:cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2/info
version_suffix: universal-122-40.EX2
version_directory: cbs-universal-mz.122-40.EX2
image_system_type_id: 0x00000002
image_name: cbs-universal-mz.122-40.EX2.bin
ios_image_file_size: 8919552
total_image_file_size: 11592192
image_feature: IP|LAYER_3|PLUS|MIN_DRAM_MEG=128
image_family: CBS31x0
stacking_number: 1.34
board_ids: 0x00000068 0x00000069 0x0000006a 0x0000006b
info_end:

 
関連コマンド

コマンド
説明

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

rename

ファイルの名前を変更するには、 rename ブート ローダ コマンドを使用します。

rename filesystem :/ source-file-url filesystem :/ destination-file-url

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ source-file-url

元のパス(ディレクトリ)およびファイル名です。

/ destination-file-url

新しいパス(ディレクトリ)およびファイル名です。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 45 文字です。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。

指定できるファイル名は最大 45 文字です。ファイル名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、およびコロンは使用できません。

次の例では、ファイル config.text の名前を config1.text に変更します。

switch: rename flash:config.text flash:config1.text
 

ファイル名が変更されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy

コピー元からコピー先にファイルをコピーします。

reset

システムのハード リセットを実行するには、 reset ブート ローダ コマンドを使用します。ハード リセットを行うと、スイッチの電源切断後に電源を投入する手順と同様に、プロセッサ、レジスタ、およびメモリの内容が消去されます。

reset

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

次の例では、システムをリセットする方法を示します。

switch: reset
Are you sure you want to reset the system (y/n)?y
System resetting...

 
関連コマンド

コマンド
説明

boot

実行可能イメージをロードおよびブートして、コマンドライン インターフェイスを開始します。

rmdir

指定されたファイル システムから 1 つまたは複数の空のディレクトリを削除するには、 rmdir ブート ローダ コマンドを使用します。

rmdir filesystem :/ directory-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ directory-url

削除する空のディレクトリのパス(ディレクトリ)および名前です。ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

スラッシュ(/)間に指定できるディレクトリ名は最大 45 文字で、大文字と小文字の区別があります。ディレクトリ名には制御文字、スペース、削除文字、スラッシュ、引用符、セミコロン、コロンは使用できません。

ディレクトリを削除する前に、まずディレクトリ内のファイルをすべて削除する必要があります。

各ディレクトリを削除する前に、確認を求めるプロンプトが表示されます。

次の例では、ディレクトリを 1 つ削除する方法を示します。

switch: rmdir flash:Test
 

ディレクトリが削除されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

dir

指定されたファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示します。

mkdir

指定されたファイル システムに 1 つまたは複数のディレクトリを新規作成します。

set

ブート ローダまたはスイッチ上で稼動している他のソフトウェアを制御するために使用できる環境変数を設定したり、表示したりするには、 set ブート ローダ コマンドを使用します。

set variable value

 
構文の説明

variable value

variable および value には、次に示すキーワードのいずれかを使用します。

MANUAL_BOOT :スイッチを自動でブートするか、または手動でブートするかを決定します。

有効値は 1、yes、0、および no です。no または 0 に設定されている場合、ブート ローダーはシステムを自動的にブートしようとします。それ以外に設定されている場合は、ブート ローダー モードから手動でスイッチをブートする必要があります。

BOOT filesystem :/ file-url :自動ブート時にロードおよび実行される実行可能ファイルのセミコロン区切りリストです。

BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムはフラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に見つかった実行可能イメージをロードして実行しようとします。BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできない場合は、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に見つかったブート可能ファイルをブートしようとします。

ENABLE_BREAK :コンソール上の Break キーを使用して自動ブート プロセスを中断できるかどうかを決定します。

有効値は 1、yes、on、0、no、および off です。1、yes、または on に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にコンソール上で Break キーを押して、自動ブート プロセスを中断できます。

HELPER filesystem :/ file-url :ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリスト。ヘルパー ファイルは、ブート ローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。

PS1 prompt :ブート ローダ モードの場合に、コマンドライン プロンプトとして使用される文字列です。

CONFIG_FILE flash:/ file-url :Cisco IOS がシステム設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名です。

BAUD rate :コンソールで使用されるビット/秒(b/s)単位の速度です。コンフィギュレーション ファイルに別の設定が指定されていないかぎり、Cisco IOS ソフトウェアはブート ローダからボー レート設定を継承し、この値を引き続き使用します。指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 b/s です。有効値は、50、75、110、150、300、600、1200、1800、2000、2400、3600、4800、7200、9600、14400、19200、28800、38400、56000、57600、115200、および 128000 です。

最も一般的な値は、300、1200、2400、9600、19200、57600、および 115200 です。

HELPER_CONFIG_FILE filesystem :/ file-url :Cisco IOS ヘルパー イメージで使用されるコンフィギュレーション ファイルの名前です。この名前が設定されていない場合は、CONFIG_FILE 環境変数で指定されたファイルが、ロードされるすべてのバージョンの Cisco IOS(ヘルパー イメージを含む)で使用されます。この変数は、内部開発およびテスト専用です。

 
デフォルト

環境変数のデフォルト値は、次のとおりです。

MANUAL_BOOT:No(0)

BOOT:ヌル ストリング

ENABLE_BREAK:no(off または 0)(コンソール上で Break キーを押して自動ブート プロセスを中断することはできません)

HELPER:デフォルト値はありません(ヘルパー ファイルは自動的にロードされません)

PS1:switch:

CONFIG_FILE:config.text

BAUD:9600 b/s

HELPER_CONFIG_FILE:デフォルト値はありません(ヘルパー コンフィギュレーション ファイルは指定されません)。

SWITCH_NUMBER:1

SWITCH_PRIORITY:1


) 値が設定された環境変数は、各ファイルのフラッシュ ファイル システムに保存されています。これらのファイルの各行に、環境変数名と等号、そのあとに変数の値が格納されています。このファイルに表示されていなければ、その変数には値がありません。表示されていればヌル ストリングであっても値があります。ヌル ストリング(たとえば " ")に設定されている変数は、値が設定された変数です。多くの環境変数は事前に定義されており、デフォルト値が設定されています。


 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

環境変数は大文字と小文字の区別があり、指定どおりに入力する必要があります。

値が設定された環境変数は、フラッシュ ファイル システム外のフラッシュ メモリに保存されています。

通常の環境では、環境変数の設定を変更する必要はありません。

MANUAL_BOOT 環境変数は、 boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

BOOT 環境変数は、 boot system filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

ENABLE_BREAK 環境変数は、 boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

HELPER 環境変数は、 boot helper filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

CONFIG_FILE 環境変数は、 boot config-file flash:/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

HELPER_CONFIG_FILE 環境変数は、boot helper-config-file filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

スタック対応スイッチの場合、SWITCH_NUMBER 環境変数は、 switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

スタック対応スイッチの場合、SWITCH_PRIORITY 環境変数は、 switch stack-member-number priority priority-number グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することもできます。

ブート ローダのプロンプト ストリング(PS1)には、等号(=)を除く、出力可能な文字列を 120 文字まで指定できます。

次の例では、ブート ローダのプロンプトを確認する方法を示します。

switch: set PS1 loader:
loader:
 

設定を確認するには、 set ブート ローダ コマンドを使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

unset

1 つまたは複数の環境変数を元の設定に戻します。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 type ブート ローダ コマンドを使用します。

type filesystem :/ file-url ...

 
構文の説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスに対して flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定した場合は、各ファイルの内容が順に表示されます。

次の例では、次のファイルの内容を表示する方法を示します。

switch: type flash:cbs31x0-universal-mz.122-40.EX2/info
version_suffix: universal-122-40.EX2
version_directory: cbs-universal-mz.122-40.EX2
image_system_type_id: 0x00000002
image_name: cbs-universal-mz.122-40.EX2.bin
ios_image_file_size: 8919552
total_image_file_size: 11592192
image_feature: IP|LAYER_3|PLUS|MIN_DRAM_MEG=128
image_family: CBS31x0
stacking_number: 1.34
board_ids: 0x00000068 0x00000069 0x0000006a 0x0000006b
info_end:

 
関連コマンド

コマンド
説明

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

unset

1 つまたは複数の環境変数をリセットするには、 unset ブート ローダ コマンドを使用します。

unset variable ...

 
構文の説明

variable

variable には、次に示すキーワードのいずれかを使用します。

MANUAL_BOOT :スイッチを自動でブートするか、または手動でブートするかを決定します。

BOOT :自動ブート時に、実行可能ファイルのリストをリセットして、ロードおよび実行します。BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に見つかった実行可能イメージをロードして実行しようとします。BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできない場合は、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に見つかったブート可能ファイルをブートしようとします。

ENABLE_BREAK :フラッシュ ファイル システムの初期化後に、コンソール上の Break キーを使用して自動ブート プロセスを中断できるかどうかを決定します。

HELPER :ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストです。ヘルパー ファイルは、ブート ローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。

PS1 :ブート ローダ モードの場合に、コマンドライン プロンプトとして使用される文字列です。

CONFIG_FILE :Cisco IOS がシステム設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名をリセットします。

BAUD :コンソールで使用されるビット/秒(b/s)単位の速度をリセットします。コンフィギュレーション ファイルに別の設定が指定されていないかぎり、Cisco IOS ソフトウェアはブート ローダからボー レート設定を継承し、この値を引き続き使用します。

HELPER_CONFIG_FILE :Cisco IOS ヘルパー イメージで使用されるコンフィギュレーション ファイルの名前をリセットします。この名前が設定されていない場合は、CONFIG_FILE 環境変数で指定されたファイルが、ロードされるすべてのバージョンの Cisco IOS(ヘルパー イメージを含む)で使用されます。この変数は、内部開発およびテスト専用です。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

通常の環境では、環境変数の設定を変更する必要はありません。

MANUAL_BOOT 環境変数は、 no boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

BOOT 環境変数は、 no boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

ENABLE_BREAK 環境変数は、 no boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

HELPER 環境変数は、 no boot helper グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

CONFIG_FILE 環境変数は、 no boot config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

HELPER_CONFIG_FILE 環境変数は、 no boot helper-config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してリセットすることもできます。

次の例では、プロンプト ストリングを元の設定にリセットする方法を示します。

switch: unset PS1
switch:

 
関連コマンド

コマンド
説明

set

環境変数を設定または表示します。

version

ブート ローダのバージョンを表示するには、 version ブート ローダ コマンドを使用します。

version

 
構文の説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(40)EX2

このコマンドが追加されました。

次の例では、スイッチのブート ローダのバージョンを表示する方法を示します。

CBS31X0 Boot Loader (C31X0-HBOOT-M) Version 12.2(40r)EX2
 
Compiled Fri 05-Oct-07 01:05 by myl
 
switch: