Cisco Catalyst Blade Switch 3030 システム メッセージ ガイド Cisco IOS Release 12.2(58)SE
システム メッセージの概要
システム メッセージの概要
発行日;2012/06/12 | 英語版ドキュメント(2012/01/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージのトレースバック レポート

アウトプット インタープリタ

Bug Toolkit

TAC への連絡

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、スイッチ システム メッセージについて説明します。これらのメッセージは稼動中、システム ソフトウェアからコンソール(および任意で別のシステムのロギング サーバ)に送信されます。すべてのシステム メッセージがシステムの問題を示すわけではありません。通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。


) このスイッチに固有ではない Cisco IOS システム メッセージの詳細については、www.cisco.com で Cisco IOS Release 12.2 に対応する『Cisco IOS Software System Messages』を参照してください。


「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージのトレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム ログ メッセージは最大 80 文字と 1 つのパーセント記号(%)で構成され、設定されている場合にはその前に、オプションとしてシーケンス番号またはタイムスタンプ情報が付加されます。メッセージは、次のフォーマットで表示されます。

seq no:timestamp: %facility-severity-MNEMONIC:description

システム メッセージ出力はデフォルトで、ロギング プロセスに送信されます。

各システム メッセージはパーセント記号(%)から始まります。構成は次のとおりです。

%FACILITY-SEVERITY-MNEMONIC: Message-text

FACILITY は、メッセージが参照するファシリティを示す 2 文字以上の大文字です。ファシリティは、ハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールなどです。 表 1-1 に、スイッチのファシリティ コードを示します。

「メッセージおよび回復手順」で、ファシリティ コードのアルファベット順、重大度の高い(数字が小さい)エラーから先に、各メッセージについて説明します。

 

表 1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
参照先

ACLMGR

ACL マネージャ

「ACLMGR メッセージ」

AUTHMGR

認証マネージャ

「AUTHMGR メッセージ」

BACKUP_INTERFACE

Flex Link

「BACKUP_INTERFACE メッセージ」

BSPATCH

ブート ローダー パッチ

「BSPATCH メッセージ」

CMP

Cluster Membership Protocol

「CMP メッセージ」

DHCP_SNOOPING

DHCP スヌーピング

「DHCP_SNOOPING メッセージ」

DOT1X

IEEE 802.1x

「DOT1X メッセージ」

DOT1X_SWITCH

スイッチ用 IEEE 802.1x

「DOT1X_SWITCH メッセージ」

DTP

ダイナミック トランキング プロトコル

「DTP メッセージ」

DWL

Down-When-Looped

「DWL メッセージ」

EC

EtherChannel

「EC メッセージ」

EPM

適用ポリシー モジュール

「EPM メッセージ」

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

「ETHCNTR メッセージ」

FRNTEND_CTRLR

フロントエンド コントローラ

「FRNTEND_CTRLR メッセージ」

GBIC_SECURITY

ギガビット インターフェイス コンバータ(GBIC)モジュールおよび着脱可能小型フォーム ファクタ(SFP)モジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITY メッセージ」

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_CRYPT メッセージ」

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_UNIQUE メッセージ」

HARDWARE

ハードウェア

「HARDWARE メッセージ」

HLFM

ローカル フォワーディング マネージャ

「HLFM メッセージ」

HULC_LICENSE

ライセンス

「HULC_LICENSE メッセージ」

IDBMAN

インターフェイス記述ブロック マネージャ

「IDBMAN メッセージ」

IFMGR

インターフェイス マネージャ

「IFMGR メッセージ」

IGMP_QUERIER

インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)クエリア

「IGMP_QUERIER メッセージ」

ILET

Cisco IOS ライセンスの強制テスト

「ILET メッセージ」

IP_DEVICE_TRACKING_HA

ハイ アベイラビリティのための IP デバイス トラッキング

「IP_DEVICE_TRACKING_HA メッセージ」

MAC_LIMIT

MAC アドレス テーブル エントリ

「MAC_LIMIT メッセージ」

MAC_MOVE

ホスト アクティビティ

「MAC_MOVE メッセージ」

PHY

PHY

「PHY メッセージ」

PIMSN

Protocol Independent Multicast(PIM)スヌーピング

「PIMSN メッセージ」

PLATFORM

下位レベル プラットフォーム固有

「PLATFORM メッセージ」

PLATFORM_FBM

プラットフォームのフォールバック ブリッジング マネージャ

「PLATFORM_FBM メッセージ」

PLATFORM_HPLM

プラットフォームの疑似ラベル マネージャ

「PLATFORM_HPLM メッセージ」

PLATFORM_PBR

プラットフォームのポリシーベース ルーティング

「PLATFORM_PBR メッセージ」

PLATFORM_PM

プラットフォームのポート マネージャ

「PLATFORM_PM メッセージ」

PLATFORM_SPAN

プラットフォームのスイッチド ポート アナライザ

「PLATFORM_SPAN メッセージ」

PLATFORM_UCAST

プラットフォームのユニキャスト ルーティング

「PLATFORM_UCAST メッセージ」

PLATFORM_VLAN

プラットフォームの VLAN

「PLATFORM_VLAN メッセージ」

PLATFORM_WCCP

プラットフォームの WCCP

「PLATFORM_WCCP メッセージ」

PM

ポート マネージャ

「PM メッセージ」

PORT_SECURITY

ポート セキュリティ

「PORT_SECURITY メッセージ」

QOSMGR

QoS マネージャ

「QOSMGR メッセージ」

RMON

リモート ネットワークモニタリング(RMON)

「RMON メッセージ」

SCHED

スケジュール

「SCHED メッセージ」

SPAN

スイッチド ポート アナライザ

「SPAN メッセージ」

SPANTREE

スパニングツリー

「SPANTREE メッセージ」

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

「SPANTREE_FAST メッセージ」

SPANTREE_VLAN_SW

スパニングツリー VLAN スイッチ

「SPANTREE_VLAN_SW メッセージ」

STORM_CONTROL

ストーム制御

「STORM_CONTROL メッセージ」

SUPERVISOR

スーパーバイザ ASIC

「SUPERVISOR メッセージ」

SUPQ

スーパーバイザ キュー

「SUPQ メッセージ」

SW_DAI

ダイナミック ARP インスペクション

「SW_DAI メッセージ」

SW_MACAUTH

MAC アドレス認証

「SW_MACAUTH メッセージ」

SW_MATM

MAC アドレス テーブル マネージャ

「SW_MATM メッセージ」

SW_VLAN

VLAN マネージャ

「SW_VLAN メッセージ」

SWITCH_QOS_TB

QoS 信頼境界

「SWITCH_QOS_TB メッセージ」

TCAMMGR

Ternary Content Addressable Memory マネージャ

「TCAMMGR メッセージ」

UDLD

単方向リンク検出

「UDLD メッセージ」

VQPCLIENT

VLAN Query Protocol クライアント

「VQPCLIENT メッセージ」

WCCP

Web Cache Communication Protocol(WCCP)

「WCCP メッセージ」

重大度は 0 ~ 7 の 1 桁のコードで、状態の重大度を表します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-2 に、メッセージの重大度を示します。

表 1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0:緊急

システムは使用不能。

1:アラート

ただちに対応が必要な状態。

2:クリティカル

危険な状態。

3:エラー

エラー状態。

4:警告

警告状態。

5:通知

正常だが注意を要する状態。

6:情報

情報メッセージ。

7:デバッグ

デバッグ時に限り表示されるメッセージ。

ニーモニックは、メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージテキストは、状態を説明したテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。 表 1-3 に、メッセージ内の変数フィールドを示します。

 

表 1-3 メッセージの変数フィールド

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進整数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(たとえば 0000.FEED.00C0)

[hex]

16 進整数

[inet]

インターネット アドレス

次に、スイッチ システム メッセージの一部を示します。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet0/1, changed state to down 2 *Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 

エラー メッセージのトレースバック レポート

メッセージの中には、内部エラーが記述され、トレースバック情報が含まれているものがあります。テクニカルサポートの担当者に問題を報告するときは、この情報を提出してください。

次のメッセージ例にはトレースバック情報が含まれています。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

システム メッセージによっては、エラー メッセージをコピーしたうえでさらに対応を要求される場合があります。次のオンライン ツールからシステム エラー メッセージの詳細を得ることもできます。

ウトプット インタープリタ

アウトプット インタープリタは、 show tech-support 特権 EXEC コマンドなど、さまざまな CLI コマンドの出力に基づいて、詳細情報および推奨する対応策を提供します。

https://www.cisco.com/pcgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkit は、解決済みまたは未解決の問題点に関する情報を提供します。特定の Cisco IOS Release で既知のバグをすべて検索できます。

http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit/

TAC への連絡

エラーの種類を特定することができない場合は、「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」を参照してください。