音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony

Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony 8.0 Music On Hold 拡張機能

Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony 8.0 Music On Hold 拡張機能
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/05/31 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unified

機能情報の見つけ方

内容

Cisco Unified SRST 8.0 の前提条件

Cisco Unified SRST 8.0 の MOH 拡張機能に関する情報

Music On Hold 拡張機能

システム パフォーマンスを向上させるための MOH ファイルのキャッシュ

Cisco Unified SRST と Cisco Unified Communications Manager

Cisco Unified SRST 8.0 の新機能の設定方法

Cisco Unified SRST(フォールバック)に対する MOH グループの設定

前提条件

MOH ファイルのバッファ サイズの設定

前提条件

制約事項

MOH ファイルのキャッシュの確認

電話の内線とマルチキャスト アドレスのマッピング(スタンバイ モード)

Music On Hold 拡張機能の確認

その他の資料

関連資料

標準規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

Cisco Unified SRST 8.0 の機能情報

Cisco Unified
Survivable Remote Site Telephony 8.0
Music On Hold 拡張機能

 

 

 

本書では、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony 8.0(Cisco Unified SRST)で追加された Music On Hold 拡張機能について説明します。

機能情報の見つけ方

ご使用のソフトウェア リリースで、本モジュールに記載されているすべての機能がサポートされていないことがあります。最新の機能情報と捕捉説明については、ご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。本モジュールに記載されている機能についての情報と、各機能がサポートされているリリースの一覧については、「Cisco Unified SRST 8.0 の機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートと、Cisco IOS、Catalyst OS、および Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートについては、Cisco Feature Navigator を使用してください。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn にアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Cisco Unified SRST 8.0 の前提条件

Cisco Unified SRST 8.0

Cisco IOS Release 15.0(1)XA

Cisco Unified SRST 8.0 の MOH 拡張機能に関する情報

Music On Hold 拡張機能を設定するには、次の概念について理解する必要があります。

「Music On Hold 拡張機能」

「システム パフォーマンスを向上させるための MOH ファイルのキャッシュ」

「Cisco Unified SRST と Cisco Unified Communications Manager」

Music On Hold 拡張機能

Cisco Unified SRST 8.0 以降のバージョンでは、保留中の PSTN と VoIP G.711 の発信者に異なるメディア ストリームを再生することにより、MOH 機能が拡張されています。MOH 拡張機能を使用すると、ルータのフラッシュ メモリに格納されたさまざまなメディア ファイルから最大 5 種類の追加のメディア ストリームを設定でき、複数の MOH メディア ファイルをストリーミングするために個別のルータを準備する必要がありません。

Cisco Unified SRST 8.0 MOH 拡張機能は、Cisco Unified SRST 音声ゲートウェイ用の 5 つの MOH グループを作成し、電話機を内線番号に基づいて異なる MOH グループに関連付け、異なる MOH メディア ストリーム受信させることができます。Cisco Unified SRST がフォールバック モードになっている場合、MOH グループで定義された内線範囲に設定された内線番号への発信者は、保留されると MOH メディア ストリームを聞くことができます。

ブランチ内の異なる部門の ephone に対し、メディア ソース ファイルを使用して、最大 5 つの MOH グループを設定できます。各 MOH メディア ファイルの最大ファイル サイズは 100KB です。設定については、「Cisco Unified SRST(フォールバック)に対する MOH グループの設定」を参照してください。

ephone の発信者が保留されると、次の優先順位規則が適用されます。

ephone が、音声 MOH グループで定義されている内線範囲に収まっている場合は、その音声 MOH グループで定義されている MOH が優先されます。

音声 MOH グループで定義されているどの内線範囲にも収まらない ephone は、デフォルトで call-manager-fallback で定義されている MOH になります。


) MOH グループを定義するために、ブランチ内の部門には、重複のない内線番号とマルチキャスト宛先を設定することをお勧めします。


システム パフォーマンスを向上させるための MOH ファイルのキャッシュ

MOH ファイルをキャッシュすると、CPU 使用率が低下し、システムのパフォーマンスが向上します。ただし、キャッシュするには大きい MOH ファイルを格納するためのメモリ バッファが必要になります。将来使用する可能性がある MOH ファイルをキャッシュするためのバッファ ファイル サイズを設定できます。デフォルトの MOH ファイル バッファ サイズは 64KB(8 秒間)です。最大バッファ サイズ(ファイルあたり)は、64KB(8 秒間)~ 10,000KB(約 20 分間)の間で設定できます。将来の MOH ファイルのために MOH ファイル バッファを割り当てるには、moh-file-buffer コマンドを使用します(「MOH ファイルのバッファ サイズの設定」を参照)。ファイルがキャッシュされているかどうかを確認し、キャッシュされた MOH ファイルを更新する方法については、「MOH ファイルのキャッシュの確認」を参照してください。


) ファイル サイズが、割り当てられているバッファ サイズよりも大きい場合、キャッシュは無効になります。


Cisco Unified SRST と Cisco Unified Communications Manager

Cisco Unified SRST が「スタンバイ」モードの場合、Cisco Unified Communications Manager は動作しており、すべての ephone が Cisco Unified Communications Manager に登録されています。Cisco Unified SRST は、保留要求の処理に関与しません。メディア パケットは、さまざまな MOH ファイルからいくつものマルチキャスト アドレスおよびループバック アドレスにストリームされます。電話機が保留されたときに正しい MOH メディア ストリームが聞こえるためには、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified SRST ルータの間で、マルチキャスト アドレスと内線番号の正確なマッピングが必要です。詳細については、「電話の内線とマルチキャスト アドレスのマッピング(スタンバイ モード)」を参照してください。

Cisco Unified SRST 8.0 の新機能の設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「Cisco Unified SRST(フォールバック)に対する MOH グループの設定」

「電話の内線とマルチキャスト アドレスのマッピング(スタンバイ モード)」

「Music On Hold 拡張機能の確認」

Cisco Unified SRST(フォールバック)に対する MOH グループの設定

Cisco Unified SRST 上で音声 MOH グループを設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified SRST 8.0 以降のバージョン。

少なくとも 1 つの ephone および Directory Number(DN; 電話番号)を設定する必要があります。これは、ゲートウェイが Cisco Unified SRST に使用されない場合も同様です。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice moh-group moh-group-tag

4. description string

5. moh filename

6. multicast moh ip-address port port-number route ip-address-list

7. extension-range starting-extension to ending-extension

8. exit

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

moh-group tag

 

Router(conf)#voice moh-group 1

Router(conf-voice-moh-group)#

 

音声 MOH グループ コンフィギュレーション モードを開始します。保留中に Music On Hold オーディオ ファイルを受信する ephone 用に、最大 5 つの MOH グループを作成できます。音声 MOH グループの範囲は 1 ~ 5 です。

ステップ 4

description string

 

Router(config)#

Router(config)#voice moh-group 1#

Router(config-voice-moh-group)# descri ption this is a moh group for sales

(任意)音声 MOH グループの簡単な説明を追加できます。音声 MOH グループを説明するために、最大 64 文字を使用できます。

ステップ 5

Moh-filename

 
Router(config)# voice moh-group 1
Router(config-voice-moh-group)#description this is a moh group for sales
Router(config-voice-moh-group)#moh flash:/minuet.wav

フラッシュの G.711 オーディオ ファイルから Music On Hold を有効にします。このファイルはフラッシュ上に存在する必要があります。MOH ファイル名は、すべての MOH グループ中で一意であることが必要です。MOH ファイル名の長さの最大は 128 文字です。MOH ファイルのディレクトリとファイル名は URL 形式で指定する必要があります。例:moh flash:/minuet.au

このコマンドでファイルを指定し、後で別のファイルを使用する場合は、 no moh コマンドで最初のファイルの使用を無効にしてから、別のファイルを設定します。

ステップ 6

multicast moh

 
Router(config)# voice moh-group 1
Router(config-voice-moh-group) #description this is a moh group for sales
Router(config-voice-moh-group)# moh minuet.wav Router(config-voice-moh-group)# multicast moh 239.1.1.21 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

このオーディオ ストリームを、マルチキャストに加え、MOH でも使用することを指定します。マルチキャスト IP アドレスは、すべての MOH グループ中で一意である必要があります。

コマンドで MOH を有効にした後で設定する必要があります。

ip-address :マルチキャストの宛先 IP アドレス。

port port-number :マルチキャストのメディア ポート。範囲は 2000 ~ 65535 です。IP Phone とルータの間の通常の RTP メディア転送で使用されていることから、ポート 2000 の使用をお勧めします。

route :(任意)IP マルチキャスト パケット用の明示的なルータ インターフェイスのリスト。

ip-address-list :(任意)マルチキャスト MOH 用の、最大 4 つの明示的なルート。デフォルトでは、MOH マルチキャスト ストリームは、 ip source-address コマンドで設定したアドレスに対応するインターフェイス上で自動的に出力されます。

(注) 内部コールに対する MOH では、電話があるサブネットに対するパケット フローをイネーブルにする必要があります。

ステップ 7

Extension-range starting-extension to ending-extension

 
Router(config)# voice moh-group 1
Router(config-voice-moh-group)#description this is a moh group for sales

Router(config-voice-moh-group)# moh minuet.wav Router(config-voice-moh-group)# multicast moh 239.1.1.21 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

Router(config-voice-moh-group)# extension-range 1021 to 1021

(任意)Cisco Unified SRST フォールバック モード中に、MOH グループで指定された内線番号にコールしている MOH 発信者を示します。内線番号は、16 進の数値(0 ~ 9 または A ~ F)であることが必要です。内線範囲を追加するには、このコマンドを繰り返します。1 つの MOH グループに複数の内線範囲を定義できます。

starting-extension:MOH グループの開始内線番号のリストを指定します。

ending-extension:MOH グループの終了内線番号のリストを指定します。

(注) 終了内線番号は、開始内線番号よりも大きくなくてはなりません。内線範囲は、他の MOH グループで設定されている他の内線範囲と重なってはなりません。

(注) 電話番号がどの MOH グループの内線範囲とも一致しない場合、発信者はデフォルトで ccm-manager-fallback の MOH 設定になります。

ステップ 8

end

 

Router(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

MOH ファイルのバッファ サイズの設定

前提条件

Cisco Unified SRST 8.0 以降のバージョン

制約事項

MOH グループ 0 に対してライブ フィードがイネーブルになっている場合は、MOH ファイルのキャッシュは禁止されます。

MOH ファイル バッファ サイズは、キャッシュする必要がある MOH ファイルのサイズよりも大きくなくてはなりません。

MOH ファイルをキャッシュするためには、十分なシステム メモリが使用できる必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. call-manager-fallback

4. moh-file-buffer file size

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

call-manager-fallback

 

Router(config-cm-fallback)#

call-manager-fallback コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

moh-file-buffer file size

 

Router(config-telephony)#moh-file-buffer 2000

(任意)MOH ファイル サイズのバッファを設定します。最大ファイル バッファ サイズ(ファイルあたり)を、64KB(8 秒間)~ 10,000KB(約 20 分間)の間で設定できます。デフォルトの moh-file-buffer サイズは 64KB(8 秒間)です。

(注) 最も大きい MOH ファイルをキャッシュし、システムのパフォーマンスを向上させるためには、大きいバッファ サイズを設定することをお勧めします。

ステップ 5

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次に、call-manager-fallback コンフィギュレーション モードで、moh-file-buffer サイズ 2,000KB を将来の MOH ファイルに割り当てる例を示します。

!

!

!

!

call-manager-fallback

max-conferences 8 gain -6

transfer-system full-consult

moh-file-buffer 2000

!

!

line con 0

exec-timeout 0 0

line aux 0

MOH ファイルのキャッシュの確認


ステップ 1 MOH ファイルがキャッシュされているかどうかを確認するには、show ephone moh コマンドを使用します。次の例では、MOH グループ 1 の音楽ファイル minuet.au がキャッシュされていないことを示します。MOH ファイルがキャッシュされていることを確認するには、手順 a ~ d を実行します。

Router #show ephone moh
Skinny Music On Hold Status (moh-group 1)
Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0
File flash:/minuet.au (not cached) type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes
Moh multicast 239.10.16.6 port 2000
 

a. 上の例の MOH グループ 1 のように、ファイルがキャッシュされていない場合は、フラッシュ中のファイル サイズを確認してください。

次に例を示します。

Router# dir flash:/minuet.au
Directory of flash:/minuet.au 32 -rw- 1865696 Apr 25 2009 00:47:12 +00:00 moh1.au

 

b. telephony-service で、「moh-file-buffer <file size>」を設定します。デフォルトのファイル サイズは 64KB(8 秒間)です。将来使用する可能性がある大きい MOH ファイルをキャッシュするためには、大きいファイル サイズを入力します。

次に例を示します。

Router(config)# telephony-service
Router(config-telephony)# moh-file-buffer 2000
 

 

c. 「voice moh-group (group tag)」の下で、「no moh」を設定し、すぐに「moh (filename)」を設定します。これによりシステムは、すぐにフラッシュからファイルを読み込み直します。

次に例を示します。

Router(config-telephony)# voice moh-group 1
Router(config-voice-moh-group)# no moh
Router(config-voice-moh-group)# moh flash:/minuet.au
 

d. ファイルのサイズによっては、数分(約 2 分)後に MOH ファイルのキャッシュを確認できます。

次に例を示します。

Router #show ephone moh
Skinny Music On Hold Status - group 1
Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0
File flash:/moh1.au (cached) type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes
Moh multicast 239.10.16.6 port 2000

 

電話の内線とマルチキャスト アドレスのマッピング(スタンバイ モード)

マルチキャスト アドレスと内線番号を、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified SRST ルータの間でマッピングするには、Cisco Unified Communications Manager バージョン 5.0 以降のプラットフォームの CLI で、次のコマンドを使用します。

un sql select D.name, M.mohaudiosourceid, M.multicastaddress, M.multicastport, C.name codec from mohservermulticastinfo as M, device AS D, OUTER typemohcodec as C WHERE M.fkdevice = D.pkid AND M.tkmohcodec = C.enu


) Cisco Unified Communications Manager バージョン 5.0 以降のプラットフォームの CLI で上記のコマンドを実行すると、MOH グループが使用しているマルチキャスト アドレスを知ることができます。


表 1 に、ベース IP アドレス 239.1.1.1 とベース ポート番号 16384 を使用した場合の、IP アドレスの増分とポート番号の増分の間の違いを示します。この表は、Cisco Unified Communications Manager のオーディオ ソースおよびコーデックと、IP アドレスおよびポート番号の対応も示しています。

 

表 1 IP アドレスの増分によるマルチキャストとポート番号の増分によるマルチキャストの違いの例

MOH グループ
コーデック
IP アドレスの増分によるマルチキャスト
ポート番号の増分によるマルチキャスト
宛先 IP アドレス
宛先ポート
宛先 IP アドレス
宛先
ポート

1

G.711 mu-law

239.1.1.1

16384

239.1.1.1

16384

1

G.711 a-law

239.1.1.2

16384

239.1.1.1

16386

1

G.729

239.1.1.3

16384

239.1.1.1

16388

1

ワイド バンド

239.1.1.4

16384

239.1.1.1

16390

2

G.711 mu-law

239.1.1.5

16384

239.1.1.1

16392

2

G.711 a-law

239.1.1.6

16384

239.1.1.1

16394

2

G.729

239.1.1.7

16384

239.1.1.1

16396

2

ワイド バンド

239.1.1.8

16384

239.1.1.1

16398

たとえば、 表 1 のように、G.711 mu-law コーデック用の IP アドレス 239.1.1.1 ポート 16384 は、オーディオ ソース グループ 1 に割り当てられており、G.711 mu-law 用の 239.1.1.5 ポート 16384 は、オーディオ ソース グループ 2 に割り当てられています。Cisco Unified SRST マルチキャスト MOH に対して、G.711 オーディオ ソースを使用する Cisco Unified Communications Manager の IP アドレスとポート番号を設定することが重要です。

[MOH Server Configuration] ウィンドウでは、MOH サーバのマルチキャスト オーディオ ソースも設定します。Cisco Unified SRST マルチキャスト MOH の場合、Cisco Unified Communications Manager MOH サーバは 1 つのオーディオ ソースだけを使用できます。オーディオ ソースは、オーディオ ソースの最大ホップ数を入力することによって選択されます。

Max Hops 設定では、オーディオ ソース パケットの伝送の長さを設定します。ホップ数の制限は、オーディオ パケットが WAN に到達しないようにすることで Cisco Unified Communications Manager をスプーフィングし、Cisco Unified SRST が MOH をマルチキャストできるようにするための 1 つの方法です。すべてのブランチが Cisco Unified SRST を実行する場合は、小さいホップ数を使用して、オーディオ ソース パケットが WAN を通過しないようにします。Cisco Unified SRST を実行しないルータがシステム構成に含まれている場合は、大きいホップ数を入力して、ソース パケットが WAN を通過できるようにします。Cisco Unified Communications Manager での MOH の設定の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。

Music On Hold 拡張機能の確認


ステップ 1 MOH グループの設定を 1 つまたは全部表示するには、 show voice moh-group コマンドを使用します。次の例は、6 つの(MOH グループ 0 を含む)MOH グループを示します。MOH グループ 0 は、call-manager-fallback コンフィギュレーションで設定され、その他すべての MOH グループは、音声 MOH グループの下で設定されています。

Router# sh voice moh-group

call-manager-fallback

moh flash:/alaska.wav

Moh multicast 239.1.1.1 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

 

voice moh-group 1

description (not configured)

moh flash:/1001.au

multicast moh 239.1.1.5 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

extension-range 1001 to 1001

 

voice moh-group 2

description (not configured)

moh RedRedWine8bitmulawg711.wav

multicast moh 239.1.1.9 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

extension-range 1006 to 1006

 

voice moh-group 3

description (not configured)

moh flash2:/enter_dest1.au

multicast moh 239.1.1.13 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

extension-range 1011 to 1011

 

voice moh-group 4

description (not configured)

moh flash:/audio/dir_menu.au

multicast moh 239.1.1.17 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

extension-range 1016 to 1016

 

voice moh-group 5

description (not configured)

moh flash:/moh-f1004-on1s-off1s-g711u.wav

multicast moh 239.1.1.21 port 16384 route 10.1.4.31 10.1.1.2

extension-range 1021 to 1021

ステップ 2 ephone に対して設定されているさまざまな MOH グループのステータスを表示するには、show ephone moh を使用します。次の例は、ephone に対して設定されている 5 つの MOH グループを示します。

Router #show ephone moh

Skinny Music On Hold Status (moh-group 1)

Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0

File flash:/minuet.au (not cached) type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes

Moh multicast 239.10.16.6 port 2000

 

Skinny Music On Hold Status (moh-group 2)

Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0

File flash:/audio/hello.au type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes

Moh multicast on 239.10.16.6 port 2000 via 0.0.0.0

 

Skinny Music On Hold Status (moh-group 3)

Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0

File flash:/bells.au type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes

Moh multicast on 239.10.16.5 port 2000 via 0.0.0.0

 

Skinny Music On Hold Status (moh-group 4)

Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0

File flash:/3003.au type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes

Moh multicast on 239.10.16.7 port 2000 via 0.0.0.0

 

Skinny Music On Hold Status (moh-group 5)

Active MOH clients 0 (max 830), Media Clients 0

File flash:/4004.au type AU Media_Payload_G711Ulaw64k 160 bytes

Moh multicast on 239.10.16.8 port 2000 via 0.0.0.0

ステップ 3 MOH サブシステム統計情報を表示するには、show voice moh-group statistics コマンドを使用します。次の例で、MOH Group Streaming Interval Timing Statistics は、ストリーミング間隔の間のメディア パケット カウントを示します。

MOH Group Packet Transmission Timing Statistics は、MOH グループがパケットを送出するために要した時間を示します。これは、最大と最小のマイクロ秒です。

MOH Group Loopback Interval Timing Statistics は、SRST の場合と同様に、マルチキャスト MOH ルータとしてループバック インターフェイスが設定されている場合に使用できます。これらのカウントは、特定のストリーミング タイミング間隔内のループバック パケット カウントです。

Router# show voice moh-group statistics

MOH Group Streaming Interval Timing Statistics:

Grp# ~19 msec 20~39 40~59 60~99 100~199 200+ msec

==== ========== ========== ========== ========== ========= ==========

0: 25835 17559966 45148 0 0 1

1: 19766 17572103 39079 0 0 1

2: 32374 17546886 51687 0 0 1

3: 27976 17555681 47289 0 0 1

4: 34346 17542940 53659 0 0 1

5: 14971 17581689 34284 0 0 1

 

MOH Group Packet Transmission Timing Statistics:

Grp# max(usec) min(usec)

==== ========= ==========

0: 97 7.

1: 95 7.

2: 97 7.

3: 96 7.

4: 94 7.

5: 67 7.

 

MOH Group Loopback Interval Timing Statistics:

loopback event array: svc_index=1542, free_index=1549, max_q_depth=31

Grp# ~19 msec 20~39 40~59 60~99 100~199 200+ msec

==== ========== ========== ========== ========== ========== ==========

0: 8918821 8721527 10023 0 1 1

1: 9007373 8635813 7184 0 1 1

2: 8864760 8772851 12758 0 1 1

3: 8924447 8715457 10464 0 1 1

4: 8858393 8778957 13017 0 1 1

5: 9005511 8639936 4919 0 1 1

 

Statistics collect time: 4 days 2 hours 5 minutes 39 seconds.

ステップ 4 MOH サブシステム統計情報の表示をクリアするには、clear voice moh-group statistics コマンドを使用します。

 
Router# clear voice moh-group statistics

All moh group stats are cleared

その他の資料

次の各項では、Cisco Unified SRST に関連するその他の資料について説明します。

関連資料

関連項目
資料のタイトル

Cisco Unified SRST の設定

Cisco Unified SIP SRST System Administrator Guide

Cisco Unified SRST System Administrator Guide

Cisco Unified SRST and SIP SRST Command Reference

Cisco IOS の音声設定

Cisco IOS Voice Configuration Library

Cisco IOS Voice Command Reference

標準規格

標準
タイトル

この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

--

MIB

MIB
MIB のリンク

この機能でサポートされる新規の MIB または変更された MIB はありません。また、既存の MIB のサポートは変更されていません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能でサポートされる新規の RFC または変更された RFC はありません。また、既存の RFC のサポートは変更されていません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

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( http://www.cisco.com/techsupport )の、利用頻度の高いドキュメントを日本語で提供しています。Japan テクニカル サポート Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。http://www.cisco.com/jp/go/tac

http://www.cisco.com/techsupport

コマンド リファレンス

このモジュールによって記載されている機能により、次のコマンドが追加または変更されています。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco Unified SRST and SIP SRST Command Reference 』を参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cusrst/command/reference/srstcr.html にあります。

すべての Cisco IOS コマンドについては、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、『 Cisco IOS Master Command List, All Releases 』を参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/allreleasemcl/all_book.html にあります。

clear voicemoh-group statistics

description (moh-group)

extension-range

moh-file-buffer

moh(voice-moh-group)

show ephone moh

show ephone summary

show voice moh-group

show moh-group statistics

voice moh-group

Cisco Unified SRST 8.0 の機能情報

表 2 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースですべてのコマンドが使用できない場合があります。特定のコマンドのリリース情報については、コマンド解説資料を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 2 には、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインにおける特定の機能のサポートが追加された Cisco IOS ソフトウェア リリースの一覧だけが示されています。特に明記しない限り、その Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでも、その機能がサポートされています。


 

表 2 Cisco Unified SRST 8.0 の機能情報

機能名
リリース
機能情報

Cisco Unified SRST 8.0

15.0(1)XA

Music On Hold 拡張機能のサポートを追加。