Cisco IE 2000 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 15.0(2)EB
インターフェイス特性の設定
インターフェイス特性の設定
発行日;2013/10/29 | 英語版ドキュメント(2012/07/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

インターフェイス特性の設定

機能情報の確認

インターフェイス特性の設定の制約事項

インターフェイス特性に関する情報

インターフェイス タイプ

ポートベースの VLAN

スイッチ ポート

アクセス ポート

トランク ポート

EtherChannel ポート グループ

デュアルパーパス アップリンク ポート

インターフェイスの接続

インターフェイス コンフィギュレーション モードの使用方法

イーサネット インターフェイスのデフォルト設定

インターフェイス速度およびデュプレックス モード

速度とデュプレックス モードの設定時の注意事項

IEEE 802.3x フロー制御

インターフェイスでの Auto-MDIX

SVI 自動ステート除外

システム MTU

インターフェイスの特性の設定方法

レイヤ 3 インターフェイスの設定

インターフェイスの設定

インターフェイス範囲の設定

インターフェイス範囲の制限

インターフェイス レンジ マクロの設定および使用方法

イーサネット インターフェイスの設定

デュアルパーパス アップリンク ポートのタイプの設定

インターフェイス速度およびデュプレックス パラメータの設定

IEEE 802.3x フロー制御の設定

インターフェイスでの Auto-MDIX の設定

インターフェイスに関する記述の追加

SVI 自動ステート除外の設定

システム MTU の設定

インターフェイス特性のモニタリングとメンテナンス

インターフェイス ステータスのモニタ

インターフェイスおよびカウンタのクリアとリセット

インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイス特性の設定例

インターフェイス範囲の設定:例

インターフェイス範囲マクロの設定:例

速度およびデュプレックス パラメータの設定:例

Auto-MDIX のイネーブル化:例

ポートの説明の追加:例

SVI 自動ステート除外の設定:例

その他の関連資料

関連資料

標準

MIB

RFC

インターフェイス特性の設定

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能が一部サポートされていない場合があります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

インターフェイス特性の設定の制約事項

EtherChannel ポート グループ インターフェイスは、LAN Base イメージを実行するスイッチでサポートされます。

インターフェイス特性に関する情報

インターフェイス タイプ

ここでは、スイッチによってサポートされる各種インターフェイス タイプについて説明するとともに、これらのインターフェイス タイプの設定に関する詳細情報が記載された章についても言及します。

「ポートベースの VLAN」

「スイッチ ポート」

「アクセス ポート」

「トランク ポート」

「EtherChannel ポート グループ」

「デュアルパーパス アップリンク ポート」

「インターフェイスの接続」

ポートベースの VLAN

VLAN は、ユーザの物理的な位置に関係なく、機能、チーム、またはアプリケーションなどで論理的に分割された、スイッチによるネットワークです。 VLAN の詳細については、「VLAN の設定」を参照してください。ポートで受信したパケットが転送されるのは、その受信ポートと同じ VLAN に属するポートに限られます。異なる VLAN 上のネットワーク デバイスは、VLAN 間でトラフィックをルーティングするレイヤ 3 デバイスがなければ、互いに通信できません。

VLAN に分割することにより、VLAN 内でトラフィック用の堅固なファイアウォールを実現します。また、各 VLAN には固有の MAC アドレス テーブルがあります。VLAN が認識されるのは、ローカル ポートが VLAN に対応するように設定されたとき、VLAN トランキング プロトコル(VTP)トランク上のネイバーからその存在を学習したとき、またはユーザが VLAN を作成したときです。

VLAN を設定するには、 vlan vlan-id グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。標準範囲 VLAN(VLAN ID 1 ~ 1005)の VLAN 設定は、VLAN データベースに保存されます。VTP がバージョン 1 または 2 の場合に、拡張範囲 VLAN(VLAN ID が 1006 ~ 4096)を設定するには、最初に VTP モードをトランスペアレントに設定する必要があります。トランスペアレント モードで作成された拡張範囲 VLAN は、VLAN データベースには追加されませんが、スイッチの実行コンフィギュレーションに保存されます。VTP バージョン 3 では、クライアントまたはサーバ モードで拡張範囲 VLAN を作成できます。これらの VLAN は VLAN データベースに格納されます。

switchport インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、VLAN にポートが追加されます。

インターフェイスを特定します。

トランク ポートには、トランク特性を設定し、必要に応じて、所属できる VLAN を定義します。

アクセス ポートには、所属する VLAN を設定して定義します。

スイッチ ポート

スイッチ ポートは、物理ポートに対応付けられたレイヤ 2 専用インターフェイスです。ポートは、アクセス ポートまたはトランク ポートに設定できます。また、ポート単位で Dynamic Trunking Protocol(DTP)を稼働させ、リンクのもう一端のポートとネゴシエートすることで、スイッチ ポート モードも設定できます。スイッチ ポートは、物理インターフェイスおよび対応するレイヤ 2 プロトコルの管理に使用されます。

スイッチ ポートの設定には、 switchport インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。レイヤ 3 モードのインターフェイスをレイヤ 2 モードにするには、 switchport コマンドと no キーワードを使用します。


) レイヤ 3 モードのインターフェイスをレイヤ 2 モードにした場合、影響のあるインターフェイスに関連する以前の設定情報が消失する可能性があり、インターフェイスはデフォルト設定に戻ります。


アクセス ポート特性およびトランク ポート特性の設定についての詳細については、「VLAN の設定」 を参照してください。


) LAN Base イメージでは、スタティック ルーティングがサポートされます。


アクセス ポート

アクセス ポートは(音声 VLAN ポートとして設定されている場合を除き)1 つの VLAN だけに所属し、その VLAN のトラフィックだけを伝送します。トラフィックは、VLAN タグが付いていないネイティブ形式で送受信されます。アクセス ポートに着信したトラフィックは、ポートに割り当てられている VLAN に所属すると見なされます。

2 種類のアクセス ポートがサポートされています。

スタティック アクセス ポートは、手動で VLAN に割り当てます。

ダイナミック アクセス ポートの VLAN メンバーシップは、着信パケットを通じて学習されます。デフォルトでは、ダイナミック アクセス ポートはどの VLAN のメンバーでもなく、ポートとの伝送はポートの VLAN メンバーシップが検出されたときにだけイネーブルになります。スイッチ上のダイナミック アクセス ポートは、VLAN Membership Policy Server(VMPS; VLAN メンバーシップ ポリシー サーバ)によって VLAN に割り当てられます。Catalyst 6500 シリーズ スイッチを VMPS にできます。このスイッチを VMPS サーバにすることはできません。

また、Cisco IP Phone と接続するアクセス ポートを、1 つの VLAN は音声トラフィック用に、もう 1 つの VLAN は Cisco IP Phone に接続しているデバイスからのデータ トラフィック用に使用するように設定できます。音声 VLAN ポートの詳細については、「音声 VLAN の設定」 を参照してください。

トランク ポート

トランク ポートは複数の VLAN のトラフィックを伝送し、デフォルトで VLAN データベース内のすべての VLAN のメンバとなります。

スイッチは IEEE 802.1Q トランク ポートだけをサポートします。IEEE 802.1Q トランク ポートは、タグ付きとタグなしの両方のトラフィックを同時にサポートします。IEEE 802.1Q トランク ポートは、デフォルトの Port VLAN ID(PVID; ポート VLAN ID)に割り当てられ、すべてのタグなしトラフィックはポートのデフォルト PVID 上を流れます。NULL VLAN ID を備えたすべてのタグなしおよびタグ付きトラフィックは、ポートのデフォルト PVID に所属するものと見なされます。発信ポートのデフォルト PVID と等しい VLAN ID を持つパケットは、タグなしで送信されます。残りのトラフィックはすべて、VLAN タグ付きで送信されます。

デフォルトでは、トランク ポートは、VTP に認識されているすべての VLAN のメンバですが、トランク ポートごとに VLAN の許可リストを設定して、VLAN メンバーシップを制限できます。許可 VLAN のリストは、その他のポートには影響を与えませんが、対応トランク ポートには影響を与えます。デフォルトでは、使用可能なすべての VLAN(VLAN ID 1 ~ 4096)が許可リストに含まれます。トランク ポートは、VTP が VLAN を認識し、VLAN がイネーブル状態にある場合に限り、VLAN のメンバーになることができます。VTP が新しいイネーブル VLAN を認識し、その VLAN がトランク ポートの許可リストに登録されている場合、トランク ポートは自動的にその VLAN のメンバになり、トラフィックはその VLAN のトランク ポート間で転送されます。VTP が、VLAN のトランク ポートの許可リストに登録されていない、新しいイネーブル VLAN を認識した場合、ポートはその VLAN のメンバーにはならず、その VLAN のトラフィックはそのポート間で転送されません。

トランク ポートの詳細については、「VLAN の設定」 を参照してください。

EtherChannel ポート グループ


) LAN Base イメージでは、EtherChannel ポート グループがサポートされます。


EtherChannel ポート グループは、複数のスイッチ ポートを 1 つのスイッチ ポートとして扱います。このようなポート グループは、スイッチ間、またはスイッチおよびサーバ間で高帯域接続を行う単一論理ポートとして動作します。EtherChannel は、チャネルのリンク全体でトラフィックの負荷を分散させます。EtherChannel 内のリンクで障害が発生すると、それまでその障害リンクで伝送されていたトラフィックが残りのリンクに切り替えられます。複数のトランク ポートを 1 つの論理トランク ポートに、複数のアクセス ポートを 1 つの論理アクセス ポートに、複数のトンネル ポートを 1 つの論理トンネル ポートに、または複数のルーテッド ポートを 1 つの論理ルーテッド ポートにグループ化できます。

ほとんどのプロトコルは単一のまたは集約スイッチ ポートで動作し、ポート グループ内の物理ポートを認識しません。例外は、DTP、Cisco Discovery Protocol(CDP)、およびポート集約プロトコル(PAgP)で、物理ポート上でしか動作しません。

EtherChannel を設定するとき、ポートチャネル論理インターフェイスを作成し、EtherChannel にインターフェイスを割り当てます。 channel-group インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、ダイナミックにポート チャネル論理インターフェイスを作成します。このコマンドは物理および論理ポートをバインドします。

レイヤ 3 インターフェイスの場合は、 interface port-channel グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して手動で論理インターフェイスを作成します。そのあと、 channel-group インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、手動で EtherChannel にインターフェイスを割り当てます。

詳細については、「EtherChannel の設定」 を参照してください。

デュアルパーパス アップリンク ポート

一部の 2960 スイッチでは、デュアルパーパス アップリンク ポートがサポートされています。各アップリンク ポートはデュアル フロント エンド(RJ-45 コネクタおよび Small Form-factor Pluggable モジュール コネクタ)を持つ 1 つのインターフェイスと見なされます。デュアル フロント エンドは冗長インターフェイスではありません。スイッチはペアのうちの 1 つのコネクタのみをアクティブにします。

デフォルトでは、スイッチは最初にリンクするインターフェイス タイプを動的に選択します。ただし、 media-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、手動で RJ-45 コネクタまたは SFP モジュール コネクタを選択できます。デフォルトの設定に戻すには、 media-type auto interface または no media-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

アップリンク ポートには、2 つの LED が付いています。1 つは RJ-45 ポートのステータスを示すもので、もう 1 つは SFP モジュール ポートのステータスを示すものです。ポート LED は、いずれかのコネクタがアクティブのときに点灯します。LED の詳細については、 ハードウェア インストレーション ガイド を参照してください。

スイッチにより両方のタイプが速度およびデュプレックスの自動ネゴシエーションに設定されます(デフォルト)。 auto-select を設定した場合、 speed および duplex インターフェイス コンフィギュレーション コマンドによる設定は行えません。

スイッチの電源を ON にした場合、または shutdown および no shutdown インターフェイス コンフィギュレーション コマンドでデュアルパーパス アップリンク ポートをイネーブル化した場合、SFP モジュール インターフェイスが選択されます。これ以外の場合、最初にアップの状態になったリンクのタイプに基づいて、アクティブなリンクが選択されます。

インターフェイスの接続

単一 VLAN 内のデバイスは、スイッチを通じて直接通信できます。異なる VLAN に属すポート間では、ルーティングデバイスを介さなければデータを交換できません。

標準のレイヤ 2 スイッチを使用すると、異なる VLAN のポートは、ルータを通じて情報を交換する必要があります。ルーティングがイネーブルに設定されたスイッチを使用することにより、IP アドレスを割り当てた SVI で VLAN 20 および VLAN 30 の両方を設定すると、外部ルータを使用せずに、スイッチを介してパケットをホスト A からホスト B に直接送信できます(図 15-1を参照)。

図 15-1 レイヤ 3 スイッチによる VLAN の接続

 

LAN Base イメージでは、基本的なルーティング(スタティック ルーティングと RIP)がサポートされます。高いパフォーマンスを維持するため、可能な場合は常にスイッチ ハードウェアによって転送を行います。ただし、ハードウェア内をルーティングできるのは、イーサネット II カプセル化機能を備えた IP バージョン 4 パケットだけです。 非 IP トラフィックと、他のカプセル化方式を使用しているトラフィックは、ハードウェアによってフォールバック ブリッジングできます。

ルーティング機能は、すべての SVI およびルーテッド ポートでイネーブルにできます。スイッチは、IP トラフィックだけをルーティングします。IP ルーティング プロトコル パラメータとアドレス設定が SVI またはルーテッド ポートに追加されると、このポートで受信した IP トラフィックはルーティングされます。詳細については、「スタティック IP ユニキャスト ルーティングの設定」を参照してください。

フォールバック ブリッジングを行うと、スイッチでルーティングされないトラフィックや、DECnet などのルーティングできないプロトコルに属するトラフィックが転送されます。また、フォールバック ブリッジングは、2 つ以上の SVI またはルーテッド ポート間のブリッジングによって、複数の VLAN を 1 つのブリッジ ドメインに接続します。フォールバック ブリッジングを設定する場合は、ブリッジ グループに SVI またはルーテッド ポートを割り当てます。各 SVI またはルーテッド ポートにはそれぞれ 1 つしかブリッジ グループが割り当てられません。同じグループ内のすべてのインターフェイスは、同じブリッジ ドメインに属します。

インターフェイス コンフィギュレーション モードの使用方法

スイッチは、次のインターフェイス タイプをサポートします。

物理ポート:スイッチ ポートおよびルーテッド ポート

VLAN:スイッチ仮想インターフェイス

ポート チャネル:EtherChannel インターフェイス

インターフェイス範囲も設定できます(「インターフェイス範囲の設定」を参照)。

物理インターフェイス(ポート)を設定するには、インターフェイス タイプ、およびスイッチ ポート番号を指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モード を開始します。

タイプ:スイッチでのサポートに応じたポート タイプ。 予想されるタイプには、10/100 Mb/s イーサネット対応のファスト イーサネット(fastethernet または fa)、10/100/1000 Mb/s イーサネット ポート対応のギガビット イーサネット(gigabitethernet または gi)、または Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール ギガビット イーサネット インターフェイスがあります。

ポート番号:スイッチ上の物理インターフェイスの番号。ファスト イーサネット ポートでの IE-2000-4TC スイッチ モデルのポート数は 1 ~ 4 であり、ギガビット イーサネット ポートの場合は 1 ~ 2 です。ファスト イーサネット ポートでの IE-2000-8TC スイッチ モデルのポート数は 1 ~ 8 であり、ギガビット イーサネット ポートの場合は 1 ~ 2 です。 表 15-1 に、スイッチとモジュールの組み合わせおよびインターフェイス番号を示します。

 

表 15-1 スイッチ インターフェイス番号

スイッチ モデル
インターフェイスの番号付け方式

IE-2000-4TS-L スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-4TS-B スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-4T-L スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-4T-B スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-4TS-G--L スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-4TS-G-B スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-8TC-L スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ファスト イーサネット 1/5、ファスト イーサネット 1/6、ファスト イーサネット 1/7、ファスト イーサネット 1/8、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

IE-2000-8TC-B スイッチ

ファスト イーサネット 1/1、ファスト イーサネット 1/2、ファスト イーサネット 1/3、ファスト イーサネット 1/4、ファスト イーサネット 1/5、ファスト イーサネット 1/6、ファスト イーサネット 1/7、ファスト イーサネット 1/8、ギガビット イーサネット 1/1、およびギガビット イーサネット 1/2

ファスト イーサネット 2/1、ファスト イーサネット 2/2、ファスト イーサネット 2/3、ファスト イーサネット 2/4、ファスト イーサネット 2/5、ファスト イーサネット 2/6、ファスト イーサネット 2/7、およびファスト イーサネット 2/8

ファスト イーサネット 3/1、ファスト イーサネット 3/2、ファスト イーサネット 3/3、ファスト イーサネット 3/4、ファスト イーサネット 3/5、ファスト イーサネット 3/6、ファスト イーサネット 3/7、およびファスト イーサネット 3/8

スイッチを確認することで物理インターフェイスを識別できます。 show 特権 EXEC コマンドを使用して、スイッチ上の特定のインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに関する情報を表示することもできます。

イーサネット インターフェイスのデフォルト設定

表に示されている VLAN パラメータの詳細については、「VLAN の設定」を参照してください。また、ポートへのトラフィック制御の詳細については、「ポート単位のトラフィック制御の設定」 を参照してください。


) インターフェイスがレイヤ 3 モードの場合に、レイヤ 2 パラメータを設定するには、パラメータを指定せずに switchport インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力し、インターフェイスをレイヤ 2 モードにする必要があります。これにより、インターフェイスがいったんシャットダウンしてから再度イネーブルになり、インターフェイスが接続しているデバイスに関するメッセージが表示されることがあります。レイヤ 3 モードのインターフェイスをレイヤ 2 モードにした場合、影響のあるインターフェイスに関連する以前の設定情報が消失する可能性があり、インターフェイスはデフォルト設定に戻ります。


 

表 15-2 レイヤ 2 イーサネット インターフェイスのデフォルト設定

機能
デフォルト設定

動作モード

レイヤ 2 または スイッチング モード switchport コマンド)

VLAN 許容範囲

VLAN 1 ~ 4096

デフォルト VLAN(アクセス ポート用)

VLAN 1(レイヤ 2 インターフェイスだけ)

ネイティブ VLAN(IEEE 802.1Q トランク用)

VLAN 1(レイヤ 2 インターフェイスだけ)

VLAN トランキング

switchport mode dynamic auto(DTP をサポート)(レイヤ 2 インターフェイスだけ)

ポート イネーブル ステート

すべてのポートがイネーブル

ポートの説明

未定義

速度

自動ネゴシエーション

デュプレックス モード

自動ネゴシエーション

フロー制御

フロー制御は receive : off に設定されます。送信パケットでは常にオフです。

EtherChannel(PAgP)

すべてのイーサネット ポートでディセーブル。「EtherChannel の設定」を参照してください。

ポート ブロッキング(不明マルチキャストおよび不明ユニキャスト トラフィック)

ディセーブル(ブロッキングされない)(レイヤ 2 インターフェイス限定)。

ブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャスト ストーム制御

ディセーブル

保護ポート

ディセーブル(レイヤ 2 インターフェイス限定)。

ポート セキュリティ

ディセーブル(レイヤ 2 インターフェイス限定)。

PortFast

ディセーブル

Auto-MDIX

イネーブル。

(注) 受電デバイスがクロス ケーブルでスイッチに接続されている場合、スイッチは、IEEE 802.3af に完全には準拠していない、Cisco IP Phone やアクセス ポイントなどの準規格の受電をサポートしていない場合があります。これは、スイッチ ポート上で Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MIDX)がイネーブルかどうかは関係ありません。

キープアライブ メッセージ

SFP モジュールでディセーブル。他のすべてのポートでイネーブル。

インターフェイス速度およびデュプレックス モード

サポートされるポート タイプに応じて、スイッチのイーサネット インターフェイスは、10、100、または 1000 Mb/s、または全二重または半二重モードで動作します。全二重モードの場合、2 つのステーションが同時にトラフィックを送受信できます。通常、10 Mbps ポートは半二重モードで動作します。これは、各ステーションがトラフィックを受信するか、送信するかのどちらか一方しかできないことを意味します。

スイッチ モデルには、ファスト イーサネット(10/100 Mb/s)ポート、ギガビット イーサネット(10/100/1000 Mb/s)ポート、および Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールをサポートする SFP モジュール スロットの組み合わせが含まれます。

速度とデュプレックス モードの設定時の注意事項

インターフェイス速度およびデュプレックス モードを設定するときには、次の注意事項に留意してください。

ファスト イーサネット(10/100 Mbps)ポートは、すべての速度およびデュプレックス オプションをサポートします。

ギガビット イーサネット(10/100/1000 Mbps)ポートは、すべての速度オプションとデュプレックス オプション(自動、半二重、全二重)をサポートします。ただし、1000 Mbps で稼働させているギガビット イーサネット ポートは、半二重モードをサポートしません。

SFP モジュール ポートの場合、次の SFP モジュール タイプによって速度とデュプレックスの CLI(コマンドライン インターフェイス)オプションが変わります。

1000 BASE- x x には、BX、CWDM、LX、SX、ZX が適宜入ります)SFP モジュール ポートは、 speed インターフェイス コンフィギュレーション コマンドで nonegotiate キーワードをサポートします。デュプレックス オプションはサポートされません。

1000BASE-T SFP モジュール ポートは、10/100/1000 Mbps ポートと同一の速度とデュプレックス オプションをサポートします。

100BASE- x x には、BX、CWDM、LX、SX、ZX が適宜入ります)SFP モジュール ポートは、100 Mbps のみサポートします。これらのモジュールは、全二重および半二重オプションをサポートしますが、自動ネゴシエーションをサポートしません。

スイッチでサポートされる SFP モジュールについては、各製品のリリース ノートを参照してください。

回線の両側で自動ネゴシエーションがサポートされる場合は、できるだけデフォルトの auto ネゴシエーションを使用してください。

一方のインターフェイスが自動ネゴシエーションをサポートし、もう一方がサポートしない場合は、両方のインターフェイス上でデュプレックスと速度を設定します。サポートする側で auto 設定を使用しないでください。

STP がイネーブルの場合にポートを再設定すると、スイッチがループの有無を調べるために最大で 30 秒かかる可能性があります。STP の再設定が行われている間、ポート LED はオレンジに点灯します。


注意 インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定を変更すると、再設定中にインターフェイスがシャットダウンし、再びイネーブルになる場合があります。

IEEE 802.3x フロー制御

フロー制御により、接続しているイーサネット ポートは、輻輳しているノードがリンク動作をもう一方の端で一時停止できるようにすることによって、輻輳時のトラフィック レートを制御できます。あるポートで輻輳が生じ、それ以上はトラフィックを受信できなくなった場合、ポーズ フレームを送信することによって、その状態が解消されるまで送信を中止するように、そのポートから相手ポートに通知します。ポーズ フレームを受信すると、送信側デバイスはデータ パケットの送信を中止するので、輻輳時のデータ パケット損失が防止されます。


) スイッチのポートは、ポーズ フレームを受信できますが、送信はできません。


flowcontrol インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、インターフェイスのポーズ フレームを受信( receive )する能力を on off 、または desired に設定します。デフォルトの状態は off です。

desired に設定した場合、インターフェイスはフロー制御パケットの送信を必要とする接続デバイス、または必要ではないがフロー制御パケットを送信できる接続デバイスに対して動作できます。

デバイスのフロー制御設定には、次のルールが適用されます。

receive on (または desired ):ポートはポーズ フレームを送信できませんが、ポーズ フレームを送信する必要のある、または送信できる接続デバイスと組み合わせて使用できます。ポーズ フレームの受信は可能です。

receive off :フロー制御はどちらの方向にも動作しません。輻輳が生じても、リンクの相手側に通知はなく、どちら側の装置も休止フレームの送受信を行いません。

インターフェイスでの Auto-MDIX

インターフェイス上の Auto-MDIX がイネーブルに設定されている場合、インターフェイスが必要なケーブル接続タイプ(ストレートまたはクロス)を自動的に検出し、接続を適切に設定します。Auto-MDIX 機能を使用せずにスイッチを接続する場合、サーバ、ワークステーション、またはルータなどのデバイスの接続にはストレート ケーブルを使用し、他のスイッチやリピータの接続にはクロス ケーブルを使用する必要があります。Auto-MDIX がイネーブルの場合、他のデバイスとの接続にはどちらのケーブルでも使用でき、ケーブルが正しくない場合はインターフェイスが自動的に修正を行います。ケーブル接続の詳細については、 ハードウェア インストレーション ガイド を参照してください。

Auto-MDIX はデフォルトでイネーブルです。Auto-MDIX をイネーブルに設定する場合、Auto-MDIX 機能が正しく動作するようにインターフェイスの速度およびデュプレックスを auto に設定する必要があります。

Auto-MDIX は、すべての 10/100 および 10/100/1000 Mb/s インターフェイスでサポートされます。1000BASE-SX または 1000BASE-LX SFP モジュール インターフェイスではサポートされません。

SVI 自動ステート除外

SVI のアクセスまたはトランク ポートに SVI 自動ステート除外を設定すると、同じ VLAN に属していた場合でも、SVI ステータスの計算(アップまたはダウン ライン ステート)からポートを除外できます。除外されたポートがアップ状態でも、VLAN 内の他のポートがすべてダウン状態であれば、SVI ステートはダウンに変更されます。

SVI ライン ステート アップを保持するには、VLAN で少なくとも 1 つのポートがアップで除外されていない必要があります。このコマンドを使用して、SVI のステータスを決定する際にモニタリング ポートのステータスを除外できます。

システム MTU

すべてのインターフェイスで送受信されるフレームのデフォルト最大伝送単位(MTU)サイズは、1500 バイトです。10 または 100 Mbps で動作するすべてのインターフェイスで MTU サイズを増やすには、 system mtu グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。また、 system mtu jumbo グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、すべてのギガビット イーサネット インターフェイス上でジャンボ フレームをサポートするように MTU サイズを増やすことができます。

system mtu routing グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、ルーテッド ポートの MTU サイズを変更できます。


) システム MTU サイズを超えるルーティング MTU サイズは設定できません。システム MTU サイズを現在設定されているルーティング MTU サイズより小さい値に変更すると、設定変更は受け入れられますが、次にスイッチをリセットするまで適用されません。設定変更が有効になると、ルーティング MTU サイズは自動的にデフォルトの新しいシステム MTU サイズになります。


system mtu コマンドはギガビット イーサネット ポートには影響せず、system mtu jumbo コマンドは 10/100 ポートには影響しません。 system mtu jumbo コマンドを設定していない場合、 system mtu コマンドの設定はすべてのギガビット イーサネット インターフェイスに適用されます。

個々のインターフェイスに MTU サイズを設定することはできません。すべての 10/100 インターフェイスまたはすべてのギガビット イーサネット インターフェイスに対して設定されます。システムまたはジャンボ MTU サイズを変更する場合、新規設定を有効にするにはスイッチをリセットする必要があります。 system mtu routing コマンドは、スイッチをリセットしなくても有効になります。

スイッチの CPU が受信できるフレーム サイズは、system mtu または system mtu jumbo コマンドで入力した値に関係なく、1998 バイトに制限されています。通常、転送またはルーティングされたフレームは CPU によって受信されませんが、場合によっては、制御トラフィック、SNMP、Telnet、またはルーティング プロトコルへ送信されたトラフィックなどのパケットが CPU へ送信されることがあります。

ルーテッド パケットは、出力ポートで MTU チェックの対象となります。ルーテッド ポートで使用される MTU 値は( system mtu jumbo 値ではなく)適用された system mtu 値から抽出されます。つまり、ルーテッド MTU はどの VLAN のシステム MTU よりも大きくなりません。ルーティング プロトコルは、隣接関係とリンクの MTU をネゴシエーションする場合にシステム MTU 値を使用します。たとえば、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルは、ピア ルータとの隣接関係を設定する前にこの MTU 値を使用します。特定の VLAN のルーテッド パケットの MTU 値を表示するには、 show platform port-asic mvid 特権 EXEC コマンドを使用します。


) レイヤ 2 ギガビット イーサネット インターフェイスが、10/100 インターフェイスより大きいサイズのフレームを受け取るように設定されている場合、レイヤ 2 ギガビット イーサネット インターフェイスに着信するジャンボ フレームとレイヤ 2 10/100 インターフェイスで発信されるジャンボ フレームはドロップされます。


インターフェイスの特性の設定方法

レイヤ 3 インターフェイスの設定

インターフェイスの設定

次の一般的な手順は、すべてのインターフェイス設定プロセスに当てはまります。


ステップ 1 特権 EXEC プロンプトに configure terminal コマンドを入力します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)#
 

ステップ 2 interface グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

ギガビット イーサネット ポート 1 でのインターフェイス タイプおよびインターフェイス番号の識別方法の例は、次のとおりです。

Switch(config)# interface gigabitethernet1/1
Switch(config-if)#
 

) インターフェイス タイプとインターフェイス番号の間に入れるスペースはオプションです。


ステップ 3 interface コマンドの後ろに、インターフェイスに必要なインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを続けて入力します。入力するコマンドによって、そのインターフェイスで稼働するプロトコルとアプリケーションが定義されます。別のインターフェイス コマンドまたは end を入力して特権 EXEC モードに戻ると、コマンドが収集されてインターフェイスに適用されます。

また、 interface range または interface range macro グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、一定範囲のインターフェイスを設定することもできます。ある範囲内で設定したインターフェイスは、同じタイプである必要があります。また、同じ機能オプションを指定して設定しなければなりません。

ステップ 4 インターフェイスを設定してから、「インターフェイス特性のモニタリングとメンテナンス」 に示した show 特権 EXEC コマンドで、そのステータスを確認してください。


 

show interfaces 特権 EXEC コマンドを使用して、スイッチ上のまたはスイッチ用に設定されたすべてのインターフェイスのリストを表示します。デバイスがサポートする各インターフェイスまたは指定したインターフェイスのレポートが出力されます。

インターフェイス範囲の設定

interface range グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、同じコンフィギュレーション パラメータを持つ複数のインターフェイスを設定できます。インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを開始すると、このモードを終了するまで、入力されたすべてのコマンド パラメータはその範囲内のすべてのインターフェイスに対するものと見なされます。

インターフェイス範囲の制限

ポート チャネルを指定して interface range コマンドを使用する場合は、先頭および最後のチャネル番号をアクティブなポート チャネルにする必要があります。

interface range コマンドが機能するのは、 interface vlan コマンドで設定された VLAN インターフェイスに限られます。 show running-config 特権 EXEC コマンドを使用すると、設定されている VLAN インターフェイスが表示されます。 show running-config コマンドで表示されない VLAN インターフェイスに interface range コマンドを使用することはできません。

ある範囲内のすべてのインターフェイスは、同じタイプ(すべてがファスト イーサネット ポート、すべてがギガビット イーサネット ポート、すべてが EtherChannel ポート、またはすべてが VLAN)でなければなりません。ただし、1 つのマクロ内で複数のインターフェイス タイプを組み合わせることができます。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface range { port-range | macro macro_name }

設定するインターフェイス範囲(VLAN または物理ポート)を指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

interface range :最大 5 つのポート範囲または定義済みマクロを 1 つ設定できます。

macro macro_name :最大 32 文字の文字列を指定します。

カンマで区切った port-range では、各エントリに対応するインターフェイス タイプを入力し、カンマの前後にスペースを含めます。

ハイフンで区切った port-range では、インターフェイス タイプの再入力は不要ですが、ハイフンの前後にスペースを入力する必要があります。

ステップ 3

この時点で、通常のコンフィギュレーション コマンドを使用して、範囲内のすべてのインターフェイスにコンフィギュレーション パラメータを適用します。各コマンドは、入力されたとおりに実行されます。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show interfaces [ interface-id ]

指定した範囲内のインターフェイスの設定を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

インターフェイス レンジ マクロの設定および使用方法

はじめる前に

インターフェイス レンジ マクロを作成すると、設定するインターフェイスの範囲を自動的に選択できます。interface range macro グローバル コンフィギュレーション コマンドで macro キーワードを使用するには、まず define interface-range グローバル コンフィギュレーション コマンドでマクロを定義する必要があります。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

define interface-range macro_name interface-range

インターフェイス範囲マクロを定義して、NVRAM に保存します。

macro macro_name :最大 32 文字の文字列を指定します。

マクロには、カンマで区切ったインターフェイスを 5 つまで指定できます。

interface-range :同じポート タイプで構成されます。

ステップ 3

interface range macro macro_name

macro_name の名前でインターフェイス範囲マクロに保存された値を使用することによって、設定するインターフェイスの範囲を選択します。

ここで、通常のコンフィギュレーション コマンドを使用して、定義したマクロ内のすべてのインターフェイスに設定を適用できます。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config | include define

定義済みのインターフェイス範囲マクロの設定を表示します。

イーサネット インターフェイスの設定

デュアルパーパス アップリンク ポートのタイプの設定

速度およびデュプレックスを設定できるようにアクティブにするするデュアルパーパス アップリンクを選択するには、この作業を実行します。この手順は任意です。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

設定するデュアルパーパス アップリンク ポートを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

media-type { auto-select | rj45 | sfp }

インターフェイスとデュアルパーパス アップリンク ポートのタイプを選択します。キーワードの意味は次のとおりです。

auto-select スイッチが動的にタイプを選択します。リンクがアップの状態になると、アクティブなリンクがダウンの状態になるまで、スイッチによりその他のタイプがディセーブル化されます。アクティブなリンクがダウンの状態になると、いずれかのリンクがアップの状態になるまで、スイッチにより両方のタイプがイネーブル化されます。auto-select モードでは、スイッチにより両方のタイプが速度およびデュプレックスの自動ネゴシエーションに設定されます(デフォルト)。インストールされている SFP モジュールのタイプによって、スイッチで自動的に選択が行えない場合もあります。

rj45 スイッチが SFP モジュール インターフェイスをディセーブル化します。このポートに SFP モジュールを接続する場合、RJ-45 側がダウンしている、または接続していない場合でも、リンクを確立することはできません。このモードでは、デュアルパーパス ポートは 10/100/1000BASE-TX インターフェイスと同様の動作をします。このインターフェイス タイプに対応した速度およびデュプレックスの設定が可能です。

sfp スイッチが RJ-45 インターフェイスをディセーブル化します。この RJ-45 ポートにケーブルを接続している場合、SFP モジュール側がダウンしている、または SFP モジュールが接続していない場合でも、リンクを確立することはできません。インストールされている SFP モジュールのタイプに基づいて、このインターフェイス タイプに対応した速度およびデュプレックスの設定が可能です。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show interfaces interface-id transceiver properties

設定を確認します。

インターフェイス速度およびデュプレックス パラメータの設定

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

設定する物理インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

speed { 10 | 100 | 1000 | auto [ 10 | 100 | 1000 ] | nonegotiate }

インターフェイスに対する適切な速度パラメータを入力します。

10 100 、または 1000 :インターフェイスの速度を設定します。 1000 キーワードを使用できるのは、10/100/1000 Mbps ポートに対してだけです。

auto :インターフェイスが接続されたデバイスと速度の自動ネゴシエーションを行うようにします。 auto キーワードと一緒に 10 100 、または 1000 キーワードを使用した場合、ポートは指定の速度でのみ自動ネゴシエートします。

nonegotiate :SFP モジュール ポートに対してのみ使用できます。SFP モジュール ポートは 1000 Mbps だけで動作しますが、自動ネゴシエーションをサポートしていないデバイスに接続されている場合は、ネゴシエートしないように設定できます。

ステップ 4

duplex { auto | full | half }

インターフェイスのデュプレックス パラメータを入力します。

半二重モードをイネーブルにします(10 または 100 Mbps のみで動作するインターフェイスの場合)。1000 Mbps で動作するインターフェイスには半二重モードを設定できません。

ステップ 5

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show interfaces interface-id

インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定を表示します。

IEEE 802.3x フロー制御の設定

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

設定する物理インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

flowcontrol { receive } { on | off | desired }

ポートのフロー制御モードを設定します。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show interfaces interface-id

インターフェイス フロー制御の設定を確認します。

インターフェイスでの Auto-MDIX の設定

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

設定する物理インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

speed auto

接続されたデバイスと速度の自動ネゴシエーションを行うようにインターフェイスを設定します。

ステップ 4

duplex auto

接続されたデバイスとデュプレックス モードの自動ネゴシエーションを行うようにインターフェイスを設定します。

ステップ 5

mdix auto

インターフェイスの Auto-MDIX をイネーブルにします。

ステップ 6

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 7

show controllers ethernet-controller interface-id phy

インターフェイスの Auto-MDIX 動作ステートを確認します。

インターフェイスに関する記述の追加

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

記述を追加するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

description string

インターフェイスに関する説明を追加します(最大 240 文字)。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show interfaces interface-id description

または

show running-config

入力を確認します。

SVI 自動ステート除外の設定

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

レイヤ 2 インターフェイス(物理ポートまたはポート チャネル)を指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switchport autostate exclude

SVI ライン ステート(アップまたはダウン)のステータスを定義する際、アクセスまたはトランク ポートを除外します。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running config interface interface-id

show interface interface-id switchport

(任意)実行コンフィギュレーションを表示します。

設定を確認します。

システム MTU の設定

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

system mtu bytes

(任意)10 または 100 Mb/s で動作するスイッチのすべてのインターフェイスに対して MTU サイズを変更します。

指定できる範囲は、1500 ~ 1998 バイトです。デフォルトは 1500 バイトです。

ステップ 3

system mtu jumbo bytes

(任意)スイッチのすべてのギガビット イーサネット インターフェイスに対して MTU サイズを変更します。

指定できる範囲は 1500 ~ 9000 バイトです。デフォルトは 1500 バイトです。

ステップ 4

system mtu routing bytes

(任意)ルーテッド ポートのシステム MTU を変更します。指定できる範囲は 1500 ~システム MTU 値で、すべてのポートにルーティング可能な最大 MTU 値です。

これより大きなパケットは受け入れられますが、ルーティングされません。

ステップ 5

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ステップ 7

reload

オペレーティング システムをリロードします。

ステップ 8

show system mtu

(任意)設定を確認します。

インターフェイス特性のモニタリングとメンテナンス

インターフェイス ステータスのモニタ

 

表 15-3 インターフェイス用の show コマンド

コマンド
目的

show interfaces [ interface-id ]

(任意)すべてのインターフェイスまたは特定のインターフェイスのステータスおよび設定を表示します。

と表示されます。

show interfaces interface-id status [ err-disabled ]

(任意)インターフェイスのステータス、または errdisable ステートにあるインターフェイスの一覧を表示します。

show interfaces [ interface-id ] switchport

(任意)スイッチング ポートの管理上および動作上のステータスを表示します。このコマンドを使用すると、ポートがルーティングまたはスイッチングのどちらのモードにあるかが判別できます。

show interfaces [ interface-id ] description

(任意)1 つのインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに関する記述とインターフェイスのステータスを表示します。

show ip interface [ interface-id ]

(任意)IP ルーティング用に設定されたすべてのインターフェイスまたは特定のインターフェイスについて、使用できるかどうかを表示します。

show interface [ interface-id ] stats

(任意)インターフェイスのスイッチング パスによる入出力パケットを表示します。

show interfaces transceiver properties

(任意)インターフェイスの速度およびデュプレックス設定を表示します。

show interfaces transceiver detail

(任意)インターフェイスの温度、電圧、電流量を表示します。

show interfaces [ interface-id ] [{ transceiver properties | detail }] module number ]

SFP モジュールに関する物理および動作ステータスを表示します。

show running-config interface [ interface-id ]

インターフェイスに対応する RAM 上の実行コンフィギュレーションを表示します。

show version

ハードウェア設定、ソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前と送信元、およびブート イメージを表示します。

show controllers ethernet-controller interface-id phy

インターフェイスの Auto-MDIX 動作ステートを表示します。

インターフェイスおよびカウンタのクリアとリセット

 

表 15-4 インターフェイス用の clear コマンド

コマンド
目的

clear counters [ interface-id ]

インターフェイス カウンタをクリアします。

コマンドで表示されるカウンタのみをクリアします。

clear interface interface-id

インターフェイスのハードウェア ロジックをリセットします。

clear line [ number | console 0 | vty number ]

非同期シリアル回線に関するハードウェア ロジックをリセットします。

インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスをシャットダウンすると、指定されたインターフェイスのすべての機能がディセーブルになり、使用不可能であることがすべてのモニタ コマンドの出力に表示されます。この情報は、すべてのダイナミック ルーティング プロトコルを通じて、他のネットワーク サーバに伝達されます。ルーティング アップデートには、インターフェイス情報は含まれません。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface { vlan vlan-id } | {{ fastethernet | gigabitethernet } interface-id } | { port-channel port-channel-number }

設定するインターフェイスを選択します。

ステップ 3

shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

ステップ 4

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

入力を確認します。

インターフェイス特性の設定例

インターフェイス範囲の設定:例

次の例では、 interface range グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、ポート 1 ~ 2 の速度を 100 Mb/s に設定する方法を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface range gigabitethernet1/1 - 2
Switch(config-if-range)# speed 100
 

この例では、カンマを使用して別のインターフェイス タイプ ストリングを追加し、ファスト イーサネット ポート 1 ~ 3 と、ギガビット イーサネット ポート 1 および 2 の両方をイネーブルにし、フロー制御ポーズ フレームを受信できるようにします。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface range fastethernet1/1 - 3, gigabitethernet1/1 - 2
Switch(config-if-range)# flowcontrol receive on
 

インターフェイス レンジ モードで複数のコンフィギュレーション コマンドを入力した場合、各コマンドは入力した時点で実行されます。インターフェイス レンジ モードを終了した後で、コマンドがバッチ処理されるわけではありません。コマンドの実行中にインターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを終了すると、一部のコマンドが範囲内のすべてのインターフェイスに対して実行されない場合もあります。コマンド プロンプトが再表示されるのを待ってから、インターフェイス範囲コンフィギュレーション モードを終了してください。

インターフェイス範囲マクロの設定:例

次に、 enet_list という名前のインターフェイス範囲マクロを定義して、ポート 1 および 2 を含め、マクロ設定を確認する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# define interface-range enet_list gigabitethernet1/1 - 2
Switch(config)# end
Switch# show running-config | include define
Switch# define interface-range enet_list gigabitethernet1/1 - 2
 

次に、複数のタイプのインターフェイスを含むマクロ macro1 を作成する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# define interface-range macro1 fastethernet1/1 - 2, gigabitethernet1/1 - 2
Switch(config)# end
 

次に、インターフェイス レンジ マクロ enet_list に対するインターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface range macro enet_list
Switch(config-if-range)#
 

次に、インターフェイス レンジ マクロ enet_list を削除し、処理を確認する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# no define interface-range enet_list
Switch(config)# end
Switch# show run | include define
Switch#

速度およびデュプレックス パラメータの設定:例

次に、10/100Mbps ポートでインターフェイスの速度を 10 Mbps に、デュプレックス モードを半二重に設定する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface fasttethernet1/3
Switch(config-if)# speed 10
Switch(config-if)# duplex half
 

次に、10/100/1000 Mbps ポートで、インターフェイスの速度を 100 Mbps に設定する例を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface gigabitethernet1/2
Switch(config-if)# speed 100

Auto-MDIX のイネーブル化:例

次の例では、ポートの Auto MDIX をイネーブルにする方法を示します。

Switch# configure terminal
Switch(config)# interface gigabitethernet1/1
Switch(config-if)# speed auto
Switch(config-if)# duplex auto
Switch(config-if)# mdix auto
Switch(config-if)# end

ポートの説明の追加:例

次に、ポートに記述を追加して、その説明を確認する例を示します。

Switch# config terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# interface gigabitethernet1/2
Switch(config-if)# description Connects to Marketing
Switch(config-if)# end
Switch# show interfaces gigabitethernet1/2 description
Interface Status Protocol Description
Gi1/2 admin down down Connects to Marketing

SVI 自動ステート除外の設定:例

次に、SVI のアクセスまたはトランク ポートを設定して、ステータス計算から除外する方法を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# interface gigabitethernet1/2
Switch(config-if)# switchport autostate exclude
Switch(config-if)# exit

その他の関連資料

ここでは、スイッチの管理に関連する参考資料を示します。

関連資料

関連項目
マニュアル タイトル

Cisco IE 2000 コマンド

Cisco IE 2000 Switch Command Reference , Release 15.0(1)EY』

Cisco IOS 基本コマンド

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

Cisco IOS インターフェイス コマンド

『Cisco IOS Interface Command Reference』

標準

標準
タイトル

この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

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MIB

MIB
MIB のリンク

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Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB を検索およびダウンロードするには、 http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml にある Cisco MIB Locator を使用し、[Cisco Access Products] メニューからプラットフォームを選択します。

RFC

RFC
タイトル

この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

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