Cisco Virtualization Experience Client 2112/2212 ICA ファームウェア Release 7.1_118 アドミニストレーション ガイド
使用する前に
使用する前に
発行日;2012/11/20   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

使用する前に

WTOS

Cisco VXC 2112/2212 は、WTOS ファームウェアを実行し、ICA および RDP で使用します。

WTOS は一元管理できるように設計されており、シスコが推奨する INI ファイルを使用して中央設定することで、更新と指定したデフォルト設定を、ご使用の WTOS 環境内のすべての Cisco VXC クライアント(ゼロ クライアント)に自動的にプッシュできます。 (中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)。

INI ファイルが検出されない場合は、(各ゼロ クライアントで)ローカル ダイアログボックスを使用して、使用可能な設定を行うことができます。 WTOS は、ローカルで設定した内容(解像度、マウス、キーボードなどの共通設定)の多くを、リブート後も維持されるように保存します。 ただし、INI ファイルが検出された場合は、リブートすると WTOS がステートレスになり(リブート後はローカルで設定した内容が無視されます)、INI ファイルに含まれる設定が使用されます。

中央設定を使用したリモート サーバ接続の設定

自動検出するように設定すると(INI ファイルを使用:『INI Files Reference Guide for Cisco Virtual Experience Client 2112/2212』を参照)、ゼロ クライアントは設定されたリモート サービスをブートアップ プロセス中に自動的に検出し、接続します。

電源ボタンを押すだけでゼロ クライアントがオンになり、[Login] ダイアログ ボックスが表示されます。 ユーザ名、パスワード、およびドメインを入力してから、[Login] をクリックします。 認証に成功すると、使用可能な接続が表示されます。


ヒント


ゼロ クライアントは INI の下位互換性を保つため、デフォルトで [Classic Desktop] に設定されますが、INI ファイルで SysMode=VDI パラメータを使用するか、ダイアログボックスでデスクトップ オプションを選択することで、ゼロ クライアントで Cisco VXC デスクトップが表示されるように設定できます(デスクトップ オプション:Cisco VXC デスクトップとクラシック デスクトップを参照)。


手動設定を使用したリモート サーバ接続の設定

中央設定用にまだセットアップしていない場合は、Cisco VXC ツールバーが表示されます。ここで、ログインする前に、[Remote Connections] ダイアログ ボックスを使用して初期サーバ接続を設定できます。 手動設定を使用したリモート仮想マシンへの接続を参照してください。

図 1. Cisco VXC ツールバー



この手動設定を行う必要があるのは 1 回だけ(または、リブートして工場出荷時のデフォルトに戻した後だけ)です。 ゼロ クライアントがサーバの場所を認識すると、その後ゼロ クライアントを起動したときに、ログインのためサーバに自動的に接続するようになります。 ご使用の環境で導入の準備が整ったことを確認した後、中央設定用に INI ファイルを作成できます。

手動設定を使用したリモート仮想マシンへの接続

Cisco VXC クライアントにログインするために必要な具体的な手順や情報については、システム管理者に確認してください。

Citrix Virtual Machine(VM)にログインするための標準的な方法の 1 つは、[Remote Connections] をクリックして [Citrix Xen] を選択し、Cisco VXC クライアントを再起動してから、ログイン クレデンシャルを入力することです。 ただし、システム管理者が別の手順を用意していることもあります。

  1. Cisco VXC ツールバーの [System Settings] アイコン をクリックして [System Settings] メニューを開き、[Remote Connections] をクリックして、[Remote Connections] ダイアログボックスを開きます。




  2. [Remote Connections] ダイアログ ボックスの [Broker Setup] タブを使用して、次のいずれかの接続を設定します。
    • ICA または RDP 接続([None] を選択し、[ICA] または [RDP] を選択して、[Configure Connection] をクリックし、ウィザードの指示に従います)
    • 特定のブローカ サーバ接続([Other]、[Citrix Xen]、または [VMware View] を選択してから、[Broker Server] フィールドにサーバの IP アドレスを入力します)





    (注)  


    詳細については、リモート接続の設定を参照してください。


  3. [OK] をクリックしてから、Cisco VXC ツールバーの [Shutdown] アイコン をクリックして [Shutdown] ダイアログボックスを開き、それを使用してゼロ クライアントを再起動します。
    • (ICA または RDP 接続を設定した場合)ゼロ クライアントを再起動した後、Cisco VXC ツールバーの [Home] アイコン をクリックして使用可能な接続のリストを開き、作成した ICA または RDP 接続をクリックしてログインします。




    • (特定のブローカ サーバを設定した場合)ゼロ クライアントの再起動後、サーバの [Login] ダイアログボックスが表示されます。




  4. [User Name]、[Password]、および [Domain] を入力して、[Login] をクリックします。 認証に成功したら、Cisco VXC ツールバーに、ブローカ サーバによって定義された割り当て済みの接続が表示されます。

Cisco VXC 2112 の VPN

ファームウェア リリース 9.3(1) 以降が実行されている Cisco IP Phone 8961、9951、または 9971 では、Cisco VXC 2112 に包括的な VPN 機能を提供する Cisco VXC VPN 機能がサポートされています。 この機能を使用して、Cisco VXC 2112 クライアントが Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 に接続されているときに、そのクライアントへの VPN トンネリングをイネーブルにできます。 この機能は、Cisco VXC 2212 ではサポートされません。

Cisco VXC クライアント側は、何も設定しなくても VPN がサポートされます。 すべての VPN 設定は、電話のみに対して行います。

Cisco VXC VPN 機能をサポートするには、Cisco VXC 2112 クライアントで最小限の ICA ファームウェア リリース 7.1_118 以降が実行されている必要があります。

詳細については、『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Release Notes for Firmware Release 9.3(1)』を参照してください。

デスクトップ オプション:Cisco VXC デスクトップとクラシック デスクトップ

サーバにログインした後に表示される内容は、管理者の設定によって異なります。

  • クラシック デスクトップを使用するユーザの場合:クラシック デスクトップにフル タスクバー、デスクトップ、および Connect Manager が表示されます。 このオプションは、公開されたアプリケーションのあるターミナル サーバ環境に推奨されます。 クラシック デスクトップの使用方法の詳細については、その他のクラシック デスクトップ機能を参照してください。
    図 2. クラシック デスクトップ



  • Cisco VXC デスクトップのユーザの場合:Cisco VXC デスクトップに割り当てられた接続のリストを示す Cisco VXC ツールバーが表示されます。このツールバーから接続を選択できます。 このオプションは、VDI やフルスクリーンのみの接続に推奨されます。 Cisco VXC デスクトップの使用方法の詳細については、その他の Cisco VXC デスクトップ機能を参照してください。
    図 3. Cisco VXC デスクトップ



いずれのデスクトップの場合でも、希望するデスクトップ オプション(クラシック デスクトップまたは Cisco VXC デスクトップ)を選択できます。また、[Remote Connections] ダイアログボックスの [Visual Experience] タブを使用して必要な接続を作成できます(リモート接続の設定を参照)。

[Remote Connections] ダイアログ ボックスを開くには、次のいずれかを行います。

  • クラシック デスクトップ:ユーザ名(ユーザ名はログインしているユーザの名前で、タスク バーの左下部に表示されています)をクリックして、[System Setup] > [Remote Connections] を選択します。
  • Cisco VXC デスクトップ:Cisco VXC ツールバーの [System Settings] アイコンをクリックして、[Remote Connections] を選択します。
    図 4. [Remote Connections] ダイアログボックス



クライアントと接続設定

ユーザが利用できるゼロ クライアント設定と接続設定には INI ファイルの使用が推奨されますが(中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)、ゼロ クライアントのダイアログボックスを使用して、次の操作を実行できます。

プリンタの接続

USB ポートを使用してパラレル プリンタをゼロ クライアントに接続するには、USB ポートにプリンタを接続するアダプタ ケーブル(付属していません)が必要です。 使用前に、プリンタ ドライバのインストール手順に従ってプリンタのドライバをインストールしなければならない場合があります。 プリンタ接続の詳細については、プリンタの設定を参照してください。

モニタ接続

ゼロ クライアントのハードウェアに応じて、VGA(アナログ)モニタ ポートまたは DVI(デジタル)モニタ ポート、および適切なケーブルやスプリッタを使用して、モニタを接続できます。 ディスプレイの設定については、表示設定を参照してください。


(注)  


デュアルモニタがサポートされているゼロ クライアントで、DVI から DVI/VGA へのスプリッタを VGA と DVI モニタで同時に使用する場合は、VGA モニタがプライマリ モニタになります。


ターミナル ロック

ユーザが許可なく他のユーザの個人情報にアクセスできないようにするため、WTOS では次のいずれかの処置を行うことでゼロ クライアントをロックし、ゼロ クライアントをロック解除して使用するにはクレデンシャルが要求されるように設定できます。

  • ショートカット メニューの [LockTerminal] および [Shutdown] ダイアログ ボックスの使用:クラシック デスクトップでは、デスクトップをクリックして [Lock Terminal] を選択するか、[Shutdown] ダイアログ ボックスを使用します(その他のクラシック デスクトップ機能を参照)。 Cisco VXC デスクトップでは、[Shutdown] ダイアログボックスを使用します(signoff と shutdownを参照)。 ゼロ クライアントを開いて使用するには、正しいパスワードを使用する必要があります。
  • スクリーン セーバーの使用:管理者が INI ファイルの ScreenSaver パラメータに LockTerminal=2 を設定している場合、スクリーン セーバーを使用すると、ゼロ クライアントがロックされます。 ゼロ クライアントを開いて使用するには、正しいパスワードを使用する必要があります。

signoff と shutdown

[Shutdown] ダイアログ ボックスを使用して(クラシック デスクトップの場合は、Connect Manager または [Desktop Menu] で [Shutdown] をクリックします。Cisco VXC デスクトップの場合は、Cisco VXC ツールバーの [Shutdown] アイコンをクリックします)、使用可能なオプションを選択します。


(注)  


また、[Remote Connections] ダイアログ ボックス(リモート接続の設定を参照)または wnos.ini ファイルの AutoSignoff パラメータ(中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)を使用して、すべてのデスクトップ セッションが閉じられた後の自動動作を設定できます。
図 5. [Shutdown] ダイアログボックス



次の手順に従って設定します(ユーザ特権によっては、一部のオプションを使用できない場合があります)。



表 1 [Shutdown] ダイアログ ボックスのオプション

オプション

機能

Sign-off from account

現在開いているアカウントからログインできます([Login] ダイアログボックスが表示され、別のユーザを選択できます)。

Lock Terminal

再度ログインするまで、ゼロ クライアントをロックして使用できないようにします。

Shutdown the system

ゼロ クライアントの電源を切ります。

Restart the system

ユーザ アカウントをログアウトします(ゼロ クライアントの再起動後、[Login] ダイアログ ボックスが表示されます)。

Reset the system setting to factory default

特権の高いユーザ、または管理者にのみ表示されます。 このオプションを使用すると、ゼロ クライアントを工場出荷時のデフォルトにリセットできます(G キー リセットを使用した出荷時の初期状態へのリセットを参照)。

その他の Cisco VXC デスクトップ機能

Cisco VXC インタラクティブ デスクトップのガイドライン

Cisco VXC デスクトップは、画面の左に Cisco VXC ツールバーが配置された、シスコのデフォルトの背景を持っています。

次の表に、使用できるショートカットを示します。



表 2 Cisco VXC インタラクティブ デスクトップのショートカット

アクション

キー

Cisco VXC ツールバーを表示します。

Ctrl-Alt-UpArrow

デスクトップと現在アクティブな接続を切り替える選択ボックスを開きます。

Ctrl-Alt-DownArrow

ゼロ クライアントをロックします。

Ctrl-Alt-Left Arrow

または

Ctrl-Alt-RightArrow

メニュー コマンドへのキーボード ショートカット

Left-Alt-UnderlinedLetter

注:Right-Alt-UnderlinedLetter の組み合わせは現在サポートされていません。

デスクトップ全体をクリップボードにキャプチャします。

Print Screen

アクティブなウィンドウをクリップボードにキャプチャします。

Alt-PrintScreen


注意    


アプリケーション セッション間およびセッションとデスクトップ間でコピー アンド ペーストできます。ただし、この機能は、セッション サーバの設定に依存します。



ヒント


ゼロ クライアントは、標準の 2 ボタン マウスの他にホイール マウス(スクロールに使用)をサポートしています。 他の同様なタイプのホイール マウスが、すべて動作するわけではありません。

左ボタンと右ボタンを切り替えるには、[Peripherals] ダイアログボックスを使用します(ペリフェラルの設定を参照)。


Cisco VXC ツールバー

通常は、Cisco VXC デスクトップの左端に Cisco VXC ツールバーが表示されます。 ただし、管理者の設定によっては、ツールバーが削除または非表示(マウス ポインタをデスクトップ画面の左端に移動した場合にのみ表示)となっている場合があります。


ヒント


管理者は、ダイアログボックス(リモート接続の設定を参照)を使用するか、または wnos.ini ファイル内の SysMode パラメータ(『INI Files Reference Guide for Cisco Virtual Experience Client 2112/2212』を参照)を使用して、ツールバーの設定を行うことができます。


次の表に、Cisco VXC ツールバー アイコンを示します。

表 3 Cisco VXC ツールバー アイコン

アイコン

機能

ホーム

使用可能な接続のリストを開きます(接続のリストを参照)。



System Information

ゼロ クライアントのシステム情報を表示します([System Information] ダイアログボックスを参照)。

System Settings

ゼロ クライアントのシステム設定と診断を実行するための [System Settings] メニューを開きます(接続オプションの設定ローカル設定の設定、および中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)。

Shutdown Terminal

[Shutdown Terminal] アイコンをクリックすると、ゼロ クライアントで使用可能な [Shutdown] オプションを使用できます(signoff と shutdownを参照)。

(注)     

[Admin Mode] ボタンを使用してシステム設定を行っている場合には、ツールバーに [Shutdown Terminal] アイコンが表示されません。


ヒント


(管理者によって)表示するように設定されている場合には、現在の日付と時刻が Cisco VXC ツールバーに表示されます。 ゼロ クライアントは、簡易ネットワーク タイム プロトコル(SNTP)サーバから提供される時刻に、自分のクロックを同期させることができます。


接続のリスト

[Cisco VXC] ツールバーで [Home] アイコンをクリックすると、割り当てられた接続のリストを開くことができます(リストには、デフォルトの接続のみ含まれている場合があります)。

図 6. 接続のリスト



次のガイドラインを使用します(ユーザの特権レベルによっては、使用できないオプションもあります)。



表 4 接続オプション
オプション 機能

接続の名前

使用するオプションを開きます(開いているすべての接続は、リスト内の接続名の左に青のアイコンで表示されます)。

[Restart] アイコン



接続を再開します(接続が正しく機能していない場合、または接続をリブートする必要がある場合に役立ちます)。

[Quick Disconnect] アイコン



接続を閉じます(開いていない接続に対しては、[Close] アイコンがグレイアウトされます)。

[Edit] アイコン



接続オプションを変更するために、[Connection Settings] ダイアログボックス(ICA および RDP 接続の詳細を参照)を開きます(特権レベルによっては、編集オプションを使用できない場合があります)。

グローバル接続の設定

INI ファイルを使用してグローバル接続設定を提供しない場合は、[Global Connection Settings] をクリックして [Global Connection Settings] ダイアログボックスを開き、リスト内のすべての接続に影響を与える設定を行います([Global Connection Settings] ダイアログボックスを参照)。

その他のクラシック デスクトップ機能

クラシック インタラクティブ デスクトップのガイドライン

クラシック デスクトップは、シスコのデフォルトの背景を持ち、画面の下部に水平にタスクバーが表示されます。

次のガイドラインに従います。

  • 使用可能なサーバ接続と公開済みアプリケーションを表すアイコンが、背景に表示されます。 マウス ポインタをアイコンに合わせると、その接続に関する情報がポップアップ表示されます。 アイコンを右クリック(または、マウス ボタンを反転した場合は左クリック)すると、[Connection Settings] ダイアログボックスが開き、接続に関する追加情報が表示されます。 デスクトップに表示できるアイコンの数は、デスクトップの解像度と管理者設定によって異なります。
  • デスクトップ アイコンをダブルクリックしてサーバ接続/公開済みアプリケーションを開くか、または Tab キーを使用してデスクトップ アイコンに移動し、Enter を押して接続を開始できます。
  • デスクトップを右クリックするとショートカット メニューが表示されます(ショートカット メニューを参照)。
  • ユーザ名(ユーザ名はログインしているユーザのことで、タスク バーの左下部に表示されています)をクリックするか、デスクトップをクリックすることで、デスクトップ メニューが開きます(デスクトップ メニューを参照)。

ヒント


(管理者によって)表示するように設定されている場合、タスクバーの右端に音量コントロールが表示され、また時刻にカーソルを合わせると現在の日時が表示されます。

ゼロ クライアントは、簡易ネットワーク タイム プロトコル(SNTP)サーバから提供される時刻に、自分のクロックを同期させることができます。


次の表に、クラシック デスクトップで使用できるショートカットを示します。



表 5 クラシック デスクトップのショートカット キー
アクション キー

ウィンドウのディスプレイ モードを切り替えます。

Ctrl-Alt-UpArrow

デスクトップ、接続マネージャ、および現在アクティブな接続を切り替える選択ボックスを開きます。

Ctrl-Alt-DownArrow

ゼロ クライアントをロックします。

Ctrl-Alt-LeftArrow

または

Ctrl-Alt-RightArrow

メニュー コマンドへのキーボード ショートカット

Left-Alt-UnderlinedLetter

(注)     

Right-Alt-UnderlinedLetter の組み合わせは現在サポートされていません。

デスクトップ全画面をキャプチャします。

Print Screen

アクティブなウィンドウをキャプチャします。

Alt-PrintScreen


注意    


アプリケーション セッション間およびセッションとデスクトップ間でコピー アンド ペーストできます。ただし、この機能は、セッション サーバの設定に依存します。



ヒント


ゼロ クライアントは、標準の 2 ボタン マウスの他にホイール マウス(スクロールに使用)をサポートしています。 他の同様なタイプのホイール マウスが、すべて動作するわけではありません。

左ボタンと右ボタンを切り替えるには、[System Preference] ダイアログボックスを使用します(システム プリファレンスの設定を参照)。


ショートカット メニュー

デスクトップを右クリックすると、次のオプションのあるショートカット メニューが表示されます。

  • [Administrator Mode]:管理者は、ゼロ クライアント上でローカルにさまざまな設定を行うことができます。
  • [Hide all windows]:デスクトップ全体をフォアグラウンドにします。
  • [Copy to clipboard]:画面全体のイメージ、現在のウィンドウ、またはイベント ログをクリップボードにコピーします。 クリップボードの内容は、その後 ICA または RDP セッションに貼り付けることができます。
  • [Purge clipboard]:クリップボードの内容を破棄し、メモリを解放します。
  • [Lock Terminal]:ユーザがパスワードを使用してシステムにログオンすると、ゼロ クライアントをロック状態にします。 同じパスワードを使用しないと、ゼロ クライアントのロックを解除できません。
  • [Group Sessions]:4 つ以上の ICA または 3 つの RDP または 3 つの ICA シームレス セッションを開くことができます。 セッションは、タスクバーにグループとして表示されます。
  • [Write Event Log to USB]:ゼロ クライアントのイベント ログを最後に接続した USB デバイスに書き込みます(System Toolsを参照)。
  • [Network Capture to USB]:ネットワーク トレースを最後に接続した USB デバイスにキャプチャします(System Toolsを参照)。
  • [Trace Action]:ネットワーク トレースをキャプチャ([capture] オプションの場合)または再生([playback] オプションの場合)します(System Toolsを参照)。
  • [Delay on Trace]:トレースの時間遅延をイネーブルにします(System Toolsを参照)。
  • [Trace to/from USB]:ゼロ クライアントに挿入されている USB ドライブへのネットワーク情報(ゼロ クライアントで送受信されるすべてのトラフィックのネットワーク トレース)のキャプチャをイネーブルにします(System Toolsを参照)。

デスクトップ メニュー

ユーザ名(ユーザ名とはログインしているユーザの名前であり、その名前はタスクバーの左下部に表示されます)をクリックするか、またはデスクトップをクリックすると、デスクトップ メニューが開き、次のオプションが表示されます(高特権ユーザまたは低特権ユーザのみ)。

図 7. デスクトップ メニュー



  • [System Setup]:次のローカル システム セットアップ ダイアログボックスにアクセスできます。
    • [Network Setup]:DHCP の選択またはネットワーク設定の手動入力を行うことができ、またゼロ クライアントの動作に必須のサーバの位置を入力できます。 低特権ユーザは、このメニューを選択できません。 ネットワーク設定を参照してください。
    • [Remote Connections]:ICA、RDP、Citrix Xen、およびその他のブローカ サーバ接続を含めて、ゼロ クライアント ネットワーク接続を設定できます。 リモート接続の設定を参照してください。
    • [Central Configuration]:ファイル サーバ設定やオプションの VXC Manager サーバ設定など、ゼロ クライアントの中央サーバ接続設定を行うことができます。 中央設定の設定を参照してください。
    • [WAN Setup]:ゼロ クライアントの WAN を設定できます。
    • [System Preference]:個人設定に関連するゼロ クライアント パラメータを、ユーザが選択できます。 システム プリファレンスの設定を参照してください。
    • [Display]:モニタ解像度とリフレッシュ レートを設定できます。 表示設定を参照してください。
    • [Peripherals]:キーボード、マウス、音量、およびタッチ スクリーンなど、ペリフェラル設定を選択できます。 ペリフェラルの設定を参照してください。
    • [Printer]:ゼロ クライアントに接続されたネットワーク プリンタとローカル プリンタを設定できます。 プリンタの設定を参照してください。
  • [System Information]:ゼロ クライアントのシステム情報を提供します。 [System Information] ダイアログボックスを参照してください。
  • [Applications]:ローカルに設定されたすべてのアプリケーションが含まれ、PNLite または PNAgent を使用してユーザがログオンすると、公開済みアプリケーションから値が入力されます。
  • [Network Test]:サブメニューが開き、そこから Ping ツールおよびトレース ルート ツールを使用して、ネットワーク接続の整合性をチェックできます。 [Ping] タブ[Trace Route] タブ を参照してください。
  • [System Tools]:サブメニューが開き、そこから wnos.ini ウィンドウと user.ini ウィンドウを開いて、ファイルの内容を表示できます。 System Toolsを参照してください。
  • [Shutdown]:[Shutdown]ダイアログボックスが開きます。 signoff と shutdownを参照してください。

Connect Manager

タスクバーの [Connect Manager] をクリックすると、[Connect Manager] が開きます。 [Connect Manager] には、接続エントリのリスト、および接続で使用できるコマンド ボタンのセットが表示されます。


ヒント


非特権ユーザは、[Connect Manager] を表示できません。


図 8. Connect Manager



使用できるコマンド ボタンはユーザの特権および管理者の設定によって異なります。一般的に、デフォルトは次の例のようになります。

  • 高特権ユーザ:[Connect]、[New]、[Settings]、および [Sign-off] が含まれます
  • 低特権ユーザ:[Connect]、[Settings]、および [Sign-off] が含まれます
  • スタンドアロン ユーザ:[Connect]、[New]、[Settings]、および [Sign-off] が含まれます

ヒント


管理者が設定している場合(user.ini/wnos.ini ファイルの enablelocal=yes)、高特権ユーザと低特権ユーザは、[Sign-off] コマンド ボタンの代わりに [Delete] コマンド ボタンを使用できます。


また、これらのコマンド ボタンに関連する用途も、ユーザの特権によって異なります。 たとえば、[Settings] の場合、高特権ユーザは接続定義を表示および編集できますが、低特権ユーザは接続定義の表示のみ行うことができます。


ヒント


ゲスト ユーザの特権は、管理者によって決定されます。


Connect Manager のコマンド ボタンには、次のものがあります。

  • [Connect]:接続を行うには、リストから接続を選択して [Connect] をクリックします。
  • [New]:[New] をクリックすると、[Connection Settings] ダイアログボックスが開きます。直接開く場合と、新しい接続定義を作成する [Connection Protocol] メニューを選択して開く場合があります([Connection Settings] ダイアログボックスの詳細については、ICA および RDP 接続の詳細を参照)。 新しくローカルに定義された接続は、接続リストに追加されます。 次の事項に注意してください。
    • 高特権ユーザ:一般に、ローカルに定義されたすべての接続定義は一時的なものであり、ユーザがログオフしたとき、およびゼロ クライアントが再起動またはシャットダウンしたときには失われます。 ただしそのような場合でも、管理者が設定(enablelocal=yes)している場合は、ローカルに定義された接続定義を保存できます。
    • スタンドアロン ユーザ:ゼロ クライアントを再起動またはシャットダウンしても、ローカルに定義された接続が維持されます(個別のサインインは存在しません)。 ネットワーク設定は、ローカルに行う必要があります。
  • [Properties]:[Properties] をクリックすると、選択した接続に対する [Connection Settings] ダイアログボックスが開きます([Connection Settings] ダイアログボックスの詳細については、ICA および RDP 接続の詳細を参照)。 次の事項に注意してください。
    • 高特権ユーザ:現在選択されている接続の定義を表示および編集できます。 ユーザがログオフすると、編集内容が恒久的に保持されるわけではありません。
    • 低特権ユーザ:接続の作成と編集は実行できません。ただし、接続定義を表示することはできます。
    • スタンドアロン ユーザ:永続的な接続を恒久的に変更できます(PNAgent/PNLite サービスの使用時を除く)。
  • [Sign-off]:ゼロ クライアントからログオフするには、[Sign-off] をクリックします。
  • [Delete]:接続を削除するには、リストから接続を選択して [Delete] をクリックします。
  • [Reset VM]:仮想接続をリセットするには、リストから仮想接続を選択して [Reset VM] をクリックします。
  • [Global Connection Settings]:INI ファイルを使用してグローバル接続設定を提供しない場合は、[Global Connection Settings] をクリックして [Global Connection Settings] ダイアログボックスを開き、リスト内のすべての接続に影響を与える設定を行います([Global Connection Settings] ダイアログボックスを参照)。

[Login] ダイアログボックスの機能

[Login] ダイアログボックスでは、サーバへのログインの他に、次の操作を行うことができます。

  • システム情報の取得
  • 管理者モードへのアクセスとゼロ クライアントの設定
  • ユーザ自身のパスワードの変更またはリセット、およびアカウントのロック解除
  • [Shutdown] ダイアログボックスのオープン
図 9. [Login] ダイアログボックス



次のガイドラインに従います。

  • [Sys Info]:[Sys Info] ボタンをクリックして [System Information] ダイアログボックスを開き、システム バージョン IP アドレス、ゼロ クライアントに接続されているデバイスの情報、イベント ログなどのゼロ クライアントのシステム情報を表示します([System Information] ダイアログボックスを参照)。
  • [Admin Mode]:[Admin Mode] ボタンをクリックすると、ゼロ クライアントの各種設定をローカルに設定できます(ブローカ デスクトップ設定ではありません)。 たとえば、リモート接続の設定に説明されているように、[Remote Connections] ダイアログボックスを使用して Citrix Xen Broker Server URL を手動設定する(またはファイル サーバで一元的に定義されている URL を上書きする)ように選択できます 管理者モードを終了するには、次の手順に従います。
    • クラシック デスクトップ:[Shutdown] ダイアログ ボックスで、[Leave Administrator Mode] オプションを使用します。
    • Cisco VXC デスクトップ:[Shutdown] ダイアログボックスで [Leave Administrator Mode] オプションを使用するか、[System Settings] メニューの右上にある [Leave Administrator Mode] アイコン([X] )を使用します。

    ヒント


    デフォルトでは、[Log on] ダイアログボックスには [Admin Mode] ボタンは表示されていません。 [Shutdown] ダイアログボックスで [Show local admin button] チェックボックスをオンにすることで表示できます(signoff と shutdownを参照)。



    注意    


    デフォルトでは、[Admin Mode] ボタンを使用するためにパスワードは必要ありません。 [Admin Mode] ボタンは、(ログイン クレデンシャルを要求する)パスワード保護をかけることができます。これには、wnos.ini ファイルの AdminMode パラメータを使用します(『INI Files Reference Guide for Cisco Virtual Experience Client 2112/2212』を参照)。


  • [Shutdown]:[Shutdown] ボタンをクリックし、[Shutdown] ダイアログボックスを開いて使用すると、ログアウト、シャットダウン、再起動、工場出荷時のデフォルト設定へのシステム設定のリセットなどを行えます(signoff と shutdownを参照)。
  • [Account Self-Service]:ご使用のパスワードを変更またはリセットしたり、アカウントのロックを解除したりするには、[Account Self-Service] アイコンをクリックして、[Account Self-Service] ダイアログボックスを開いて使用します(PasswordServer INI パラメータの AccountSelfService オプションをオンにして設定している場合に表示されます。『INI Files Reference Guide for Cisco Virtual Experience Client 2112/2212』を参照)。 このプロセスは、Windows 環境で、ユーザによりセキュリティに関する質問と答えが事前定義されていることを前提としています。 ユーザは、[Broker Setup] タブで、アカウント セルフサービス サーバ アドレスに(HTTP ではなく)HTTPS(https://IPAddress など)を使用している必要があります(リモート接続の設定を参照)。 セキュリティに関する質問に回答したら、新しいパスワードが設定されるか、またはアカウントのロックが解除されます。
    図 10. [Account Self-Service] ダイアログボックス



[System Information] ダイアログボックス

[System Information] ダイアログボックスを使用してシステム情報を表示します。

  • クラシック デスクトップ:デスクトップ メニューの [System Information] をクリックします。
  • Cisco VXC デスクトップ:[Cisco VXC] ツールバーの [System Information] アイコンをクリックします。

[System Information] ダイアログボックスには、次の内容が含まれます。

  • [General] タブ:システム バージョン、シリアル番号、ブート元、メモリ サイズ(合計と空き)、端末名、IP アドレス、ネット マスク、ゲートウェイ、および DHCP リースなどの一般的な情報が表示されます。
  • [Devices] タブ:CPU 速度、ROM サイズ、モニタ、パラレル ポート、イーサネット速度、メモリ速度、NAND サイズ、解像度、シリアル ポート、およびゼロ クライアント MAC アドレスなど、デバイスに関する情報が表示されます。

    (注)  


    [Device Viewer] ボタンをクリックすることで、認識されているデバイスを簡単に表示できます(この画面には、forcelocal= または forceredirect= INI パラメータに必要な PID および VID などの USB 情報が表示されます)。


  • [Copyright/Patents] タブ:ソフトウェアの著作権および特許情報が表示されます。
  • [Event Log] タブ:ゼロ クライアントの起動ステップ(通常はシステム バージョンからファームウェアのチェックまで)または問題のデバックに役立つエラー メッセージが表示されます。
  • [Status] タブ:TCP のパフォーマンスに関連するパラメータ、CPU ビジー、システムの稼働時間、空きメモリ、および残りの DHCP リース時間についてのステータス情報が表示されます。