Cisco Virtualization Experience Client 2112/2212 ICA ファームウェア Release 7.1_118 アドミニストレーション ガイド
中央設定の設定
中央設定の設定
発行日;2012/11/20   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

中央設定の設定

自動更新および自動設定の設定

この付録では、WTOS を実行しているゼロ クライアントで自動更新および自動設定が行われるように、環境を 3 つの簡単なステップで設定する方法について説明します。


(注)  


ゼロ クライアントにネットワークおよびセッション サービスを提供するために必要なネットワーク アーキテクチャおよびエンタープライズ サーバ環境の詳細については、中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照してください。



ヒント


Cisco VXC クライアントには、デバイス管理ソフトウェアは必要ありません。 このクライアントは、IP アドレス、ファームウェアの場所および設定手順を DHCP サーバから取得するように設定されています。 ただし、Cisco Virtualization Experience Client Manager(Cisco VXC Manager)を使用して、ゼロ クライアントをより詳細に管理することもできます。 Cisco VXC Manager サーバと通信するようにゼロ クライアントを設定する方法の詳細については、DHCP オプションの設定および『INI Files Reference Guide for Cisco Virtualization Experience Client 2112/2212』で Cisco VXC Manager に関連する INI パラメータを参照してください。


WTOS を実行している Cisco VXC 2112/2212 ゼロ クライアントが正常に INI ファイルにアクセスし、サーバからそのクライアント自身を更新できるようにするには、サーバのフォルダ構成(INI ファイルおよびその他の更新ファイルが格納されている場所)を正しく設定し、ゼロ クライアントをサーバに案内してから、ゼロ クライアントをリブートまたは起動する必要があります。

DHCP およびサーバの設定が完了し、使用可能になると、ゼロ クライアントは(起動のたびに)定義済みのサーバに利用可能な更新がないかチェックします(DHCP オプション No. 161 はサーバ URL を指定し、DHCP オプション No. 162 はサーバへのルート パスを指定します)。 利用可能な更新がある場合、更新は自動的にインストールされます。

手順
    ステップ 1   サーバのルート ディレクトリおよびフォルダ構造を準備します。

    サーバの C:/inetpub/ftproot フォルダ(FTP の場合)または C:/inetpub/wwwroot フォルダの下(HTTP または HTTPS の場合)に次のフォルダ構造を設定し、説明に従って INI ファイルおよびその他の必要なファイルをその構造の中に配置します(このリストは、ルート ディレクトリから始まるフォルダ構造を示しています)。

    /cisco/

    (必須)ルート ディレクトリ。 wnos フォルダを格納します。

    /cisco/wnos

    (必須)メインの INI 設定フォルダ。

    wnos.ini ファイルおよび次の各オプション フォルダを格納します。

    • bitmap フォルダ
    • cacerts フォルダ
    • font フォルダ
    • inc フォルダ
    • ini フォルダ
    • locale フォルダ
    • trace フォルダ
    /cisco/wnos/bitmap

    (任意)使用予定のカスタム イメージを格納するフォルダです。

    /cisco/wnos/cacerts

    (任意)ゼロ クライアントにインポートできる CA 証明書を格納するフォルダです。

    (注)     

    証明書をゼロ クライアントにインポートするには、wnos.ini ファイルの AddCertificate INI パラメータを使用します。

    /cisco/wnos/font

    (任意)フォント ファイルを必要とする言語(簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語)で使用するフォント ファイルを格納するフォルダです。

    /cisco/wnos/inc

    (任意)mac.ini ファイルを格納するフォルダです(フォルダ構造で inc を使用したり、$MAC.ini を使用したりできるように、パラメータ Include=$mac.ini の使用で「/wnos/inc/ mac-address.ini」がロードされることに注意してください)。

    /cisco/wnos/ini

    (任意){username}.ini ファイルおよび {group} フォルダを格納するフォルダです。

    /cisco/wnos/locale

    (任意)ロケール メッセージ ファイルを格納するフォルダです。

    /cisco/wnos/trace

    (任意)キャプチャおよび再生できるトレース ファイルを格納するフォルダです(必ずパラメータ EnableTrace=yes をイネーブルにしてください)。

    必ず IIS の下(サイト単位)に、必要な 2 種類の MIME タイプ(「.ini」と「.」)を作成し、アクティブにして、ダウンロードできるようにしておいてください。 また、ゼロ クライアントで使用されるファイルのタイプを、Web サーバが識別できることを確認してください。

    「.ini」を作成しアクティブにするには、次の手順に従います。

    1. IIS サーバで、[File Types] メニューを使用して [New Type] を追加します。
    2. [File Type] ダイアログボックスで、[Associated extension] に「.ini」、[Content type (MIME)] に「 text/plain」と入力します。

    3. [OK] をクリックし、設定を保存します。

    「.」を作成しアクティブにするには、次の手順に従います。

    1. IIS サーバで、[File Types] メニューを使用して [New Type] を追加します。
    2. [File Type] ダイアログボックスで、[Associated extension] に「 .」、 [Content type (MIME)] に「 text/plain」と入力します。

    3. [OK] をクリックし、設定を保存します。

    必要な MIME タイプを追加する手順の詳細については、HTTPS/​SSL サーバの設定を参照してください。

    ステップ 2   DHCP オプションを使用した、サーバへのゼロ クライアントのダイレクト

    フォルダ構造を設定し、適切なファイルを格納したら、DHCP を使用してゼロ クライアントをサーバの場所へダイレクトする必要があります。

    サーバおよびルートディレクトリの情報は、次の DHCP オプションで取得できます。

    • 161:サーバ。
    • 162:ファイル サーバへのルート パス(ftp/http/https)。
      • ルート パスが定義されていない場合は、/cisco が前提となります。
      • ルート パスが定義されている場合は、追加のパスがオプション 161 で指定された URL に付加されます。
    • 184:(任意)サーバのユーザ名(オプション 161 で指定されたサーバに対するもの)
    • 185:(任意)サーバのパスワード(オプション 161 で指定されたサーバに対するもの)

    DHCP オプションの設定のガイドラインに従います。

    ステップ 3   ゼロ クライアントのリブートまたは起動

    ゼロ クライアントをリブートまたは起動すると、ゼロ クライアントは、定義されたルート パスに最新の利用可能なイメージおよび更新がないか、必要に応じて検索します。