Cisco Virtualization Experience Client 2111/2211 PCoIP Firmware Release 4.0 アドミニストレーション ガイド
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発行日;2012/11/01   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

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[Diagnostics] メニューには、トラブルシューティングに役立つ可能性のあるランタイム情報および機能についてのページへのリンクが含まれています。


(注)  


OSD 内の診断オプションは、管理用 Web インターフェイスを通して使用可能なオプションのサブセットです。


イベント ログ メッセージの表示

[Event Log] ページでは、クライアントからのイベント ログ メッセージを表示およびクリアできます。 Web インターフェイスでは、ログに記録するメッセージを制御するための、デバイス上のログ フィルタ設定を変更できます。 フィルタを「terse」に設定すると、デバイスは簡潔なメッセージを記録します。

[Event Log] ページでは、プログラム メッセージを記録する場合の IETF 標準を満たすイベントの収集方法と報告方法として syslog を有効にして、定義することもできます。

Syslog 機能

  • メッセージを生成するソフトウェアと、メッセージを保存するシステムおよびメッセージを報告および分析するソフトウェアとを区別できます。
  • そうしなければ、問題またはパフォーマンスを管理者に通知する方法を通信できないデバイスを提供します。
  • コンピュータ システムの管理セキュリティ監査、さらに一般化された情報、分析、デバッグなどのメッセージに使用できます。
  • 複数のプラットフォームに渡るさまざまなデバイスや受信機に対応しています。
  • さまざまな種類のシステムのログ データを中央リポジトリへ統合する場合に使用できます。
  • 次のメッセージがあります。
    • ファシリティを参照する(auth、authpriv、daemon、cron、ftp、lpr、kern、mail、news、syslog、user、uucp、local0 ... local7)。
    • メッセージの送信者により優先度/レベルが割り当てられている([Emergency]、[Alert]、[Critical]、[Error]、[Warning]、[Notice]、[Info] または [Debug])。
  • さまざまなローカル デバイス(コンソール)、ファイル(/var/log/)またはリモート syslog デーモンにメッセージを送信できます。

(注)  


設定は注意して更新してください。メッセージ ファシリティやレベルを省略したり誤って指示すると、重要なメッセージが syslog により無視されたり、管理者により見逃されたりするおそれがあるためです。
図 1. [Event Log] Web ページ



図 2. OSD:[Event Log]



表 1 [Event Log] のパラメータ
パラメータ 説明
Event log Messages

[View]:クリックすると、デバイスに保存されているイベント ログ メッセージ(タイムスタンプ情報付き)を表示するブラウザ ページが開きます。 F5 を押すと、ブラウザ ページのログ情報を更新できます。

[Clear]:クリックすると、デバイスに保存されているすべてのイベント ログ メッセージが削除されます。

Event Log Filter Mode

プルダウン メニューをクリックして、イベント ログをフィルタします。 次のオプションがあります。

  • [Verbose]:これがデフォルト設定です。
  • [Terse]
Enable Syslog

イベント ログの syslog 標準を有効にします。 syslog が有効な場合、残りのフィールドを設定する必要があります(無効になっている場合は、それらのフィールドは編集できません)。

Identify Syslog Host By

ホストを IP アドレスまたは FQDN のどちらで識別するか選択します。 無効な IP アドレスまたは DNS 名を入力した場合は、修正するように求めるメッセージが表示されます。 パラメータは、選択した方法によって異なります。

  • [IP Address]:syslog ホストの IP アドレス
  • [FQDN]:syslog ホストの DNS 名
Syslog Host IP Address / Syslog Host DNS Name

[Identify Syslog Host By] フィールドを次に設定する場合:

  • [IP Address]:syslog ホストの IP アドレスを入力します。
  • [FQDN]:syslog ホストの DNS 名を入力します。
Syslog Host Port syslog ポート番号を設定します。
Syslog Facility

ファシリティは、各 syslog メッセージに付加された番号で、syslog メッセージのソースの分類に使用します。 ファシリティは、標準 syslog ヘッダーの部分で、すべての syslog サーバにより解釈できます。

ログのニーズに合わせたファシリティを入力します。 次に、可能な設定の例を示します。

  • ゼロ クライアントではファシリティ 19 を使用する
  • Cisco ルータではファシリティ 20 を使用する
  • VMware ESX ホストではファシリティ 21 を使用する
(注)     

デフォルトでは、ファシリティは「19 – local use 3」に設定されています。 Cisco ルータはデフォルトでは、「23 – local use 7」に設定されています。

Enhanced logging mode

このフィールドでは、次のいずれかのカテゴリの拡張されたログ メッセージを収集できます。 拡張ログ モードをオフにするには [Disable] をクリックします。

  • Audio
  • Management Console
  • Networking
  • Session Negotiation
  • Smart Card
  • システム
  • USB
  • ビデオ
(注)     

上記のカテゴリの拡張ログは、一度に 1 つのみ有効にできます。

セッション制御

[Session Control] Web ページでは、デバイス セッションを制御できます。

図 3. [Session Control] Web ページ



表 2 [Session Control] のパラメータ
パラメータ 説明
Connection State

このフィールドには、セッションの現在の状態が表示されます。 次のオプションがあります。

  • Disconnected
  • Connection Pending
  • Connected

[Connection State] フィールドの下に、次の 2 つのボタンが表示されます。

  • [Connect]:接続状態が [Disconnected] の場合、このボタンをクリックすると、クライアントとそのピア デバイス間の PCoIP セッションが開始します。 接続状態が [Connection Pending] または [Connected] の場合、このボタンは無効になっています。
  • [Disconnect]:接続状態が [Connected] または [Connection Pending] の場合、このボタンをクリックすると、デバイスの PCoIP セッションが終了します。 接続状態が [Disconnected] の場合、このボタンは無効になっています。
Peer IP Address ピア デバイスの IP アドレスを表示します。 セッション中でない場合、このフィールドは空白になります。
Peer MAC Address ピア デバイスの MAC アドレスを表示します。 セッション中でない場合、このフィールドは空白になります。

PCoIP プロトコルの統計情報の表示

管理用 Web インターフェイスおよび OSD の [Session Statistics] ページでは、セッションがアクティブな場合の現在の統計情報を表示できます。 セッションがアクティブではない場合は、前回のセッションの統計情報を表示できます。

図 4. [Session Statistics] Web ページ



図 5. OSD:[Session Statistics]



表 3 [Session Statistics] のパラメータ
パラメータ 説明
Connection State

PCoIP セッションの現在(または前回)の状態。 次の値を指定します。

  • Asleep
  • Canceling
  • Connected
  • Connection Pending
  • Disconnected
  • Waking
802.1X Authentication Status 802.1X 認証がデバイスで有効か、無効かを識別します。
PCoIP Packets Statistics

[PCoIP Packets Sent]:現在/前回のセッション中に送信した PCoIP パケットの合計数。

[PCoIP Packets Received]:現在/前回のセッション中に受信した PCoIP パケットの合計数。

[PCoIP Packets Lost]:現在/前回のセッション中に損失した PCoIP パケットの合計数。

Bytes

[Bytes Sent]:現在/前回のセッション中に送信したバイトの合計数。

[Bytes Received]:現在/前回のセッション中に受信したバイトの合計数。

Round Trip Latency

ミリ秒単位での最小、平均、および最大のラウンドトリップ PCoIP システム(たとえば、仮想マシンとクライアント間の往復)およびネットワーク遅延(+/- 1 ms)。

Bandwidth Statistics

[Transmit Bandwidth]:Tera1x00 プロセッサによって送信された最小、平均、および最大トラフィック。 [Active Bandwidth Limit] は、Tera1x00 プロセッサが現在生成可能な最大のネットワーク トラフィック量です。 この値は、設定された帯域幅のパラメータおよび現在(または前回)のネットワークの輻輳レベルに基づいて決まります。

[Receive Bandwidth]:Tera1x00 プロセッサによって受信された最小、平均、および最大トラフィック

Pipeline Processing rate イメージ エンジンによるイメージ データの現在の処理量(毎秒メガピクセル単位)
Endpoint Image Settings In Use 使用中のイメージ設定をクライアント内またはホスト内のいずれで設定するかを表示します。
Initial Image Quality 最高および最低の品質設定がデバイスの [Image] ページから取得されます。
Image Quality Preference この設定は、[Image] ページの [Image Quality Preference] フィールドから取得されます。 この値により、より滑らかなイメージかより鮮明なイメージに設定するかが決まります。
Build to Lossless 次のようなオプションがこのフィールドに表示される場合があります。
  • [Enabled]:[Image] ページの [Disable Build to Lossless] フィールドのチェックボックスがオフです。
  • [Disabled]:[Disable Build to Lossless] フィールドのチェックボックスがオンです。
Reset Statistics

このボタンをクリックすると、このページの統計情報がリセットされます。

(注)     

また、ホームページにレポートされている統計情報もリセットされます。

Display ディスプレイのポート番号
Maximum Rate この列には、接続されたディスプレイのリフレッシュ レートが表示されます。 [Image] ページの [Maximum Rate] フィールドが次に設定されている場合:
  • [0](制限なし):最大レートはモニタのリフレッシュ レートから取得されます。
  • [A value greater than 0]:リフレッシュ レートは「ユーザ定義」と表示されます。
Output Process Rate 仮想マシンのイメージ エンジンから現在クライアントに送信されているフレーム レート
Image Quality 接続されたディスプレイの現在のロスレス状態を表示します。
  • Lossy
  • Perceptually lossless
  • Lossless

オーディオ テスト トーン

[Audio] ページでは、クライアントからオーディオ テスト トーンを生成できます。


(注)  


オーディオ テスト中にヘッドフォンを着けないことを推奨します。 ヘッドフォンの音量が大きく、調整できないため、耳から約 60 cm 離して保持してください。


オーディオ テスト トーンを生成するには、[Start] をクリックしてテスト トーンを開始します。 [Stop] をクリックして、テストを停止します。


(注)  


[Audio] ページの機能は、クライアントが PCoIP セッション中ではない場合のみ、クライアントで使用できます。


図 6. [Audio] ページ



テスト パターン表示

[Display] Web ページでは、クライアント ディスプレイにテスト パターンを開始および表示できます。


(注)  


テスト パターンは、クライアントが PCoIP セッション中ではない場合のみ、[Display] ページに表示されます。 クライアントがセッション中に [Start] をクリックすると、エラー メッセージが表示されます。




図 7. [Display] Web ページ



表 4 表示パラメータ
パラメータ 説明
Test mode

接続されているモニタのテスト パターンのタイプを、次のように設定します。

  • Video Test Pattern Generator
  • Pseudo Random Bitstream
Test resolution

テスト パターンの解像度を、次のように設定します。

  • 1024x768
  • 1280x1024
  • 1600x1200
  • 1920x1200
[Start]/[Stop]

[Start] をクリックして、テスト パターンを開始します。 [Stop] をクリックして、テストを停止します。

デバイス プロセッサのリセット

[PCoIP Processor] ページでは、クライアントをリセットし、クライアント PCoIP プロセッサが最後にブートされてから経過した時間を表示できます。

図 8. [PCoIP Processor] Web ページ



図 9. OSD:[PCoIP Processor]



表 5 [PCoIP Process] のパラメータ
パラメータ 説明
Current Time

現在の時刻。 この機能では、NTP が有効化され、設定されている必要があります。 NTP 設定の詳細については、NTP パラメータの設定を参照してください。

Time Since Boot (Uptime)

PCoIP プロセッサが最後にブートされてから経過した時間を表示します。

Reset PCoIP Processor

このボタンをクリックすると、クライアントをリセットできます。

ping

[Ping] ページでは、デバイスに ping を実行し、IP ネットワークを介して到達可能であるかどうかを判断します。 これは、ブローカ サーバが到達可能かどうかを判断する場合に役立つ場合があります。 ファームウェアは ping コマンドの「do not fragment flag」を強制的に実行するため、この機能を使用して最大 MTU サイズを判断することもできます。


(注)  


[Ping] タブには、管理用 Web インターフェイスにあるメニューと同じメニューはありません。


図 10. OSD:[Ping]



表 6 Ping パラメータ
パラメータ 説明
Destination

ping を実行する IP アドレスまたは FQDN

Interval

ping パケット間の間隔

Packet Size

ping パケットのサイズ

Packets Sent

送信された ping パケット数

Packets Received

受信された ping パケット数