Cisco MDS 9216 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco MDS 9216スイッチのイ ンストレーション
Cisco MDS 9216スイッチのインストレーション
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco MDS 9216スイッチのインストレーション

インストールの準備

取り付け方式

取り付けに関する注意事項

必要な機材

スイッチの開梱および検品

キャビネットまたはラックへのシャーシの設置

シャーシのアース接続

スイッチの起動

コンポーネントの取り外しおよび取り付け

スイッチング/サービス モジュールの取り外しおよび取り付け

Caching Services Moduleの取り外し

その他のスイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り外し

スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付け(CSMを含む)

スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付けの確認

CSMのメンテナンス

CSMのバッテリのメンテナンス

CSMのディスク ドライブのメンテナンス

電源装置の取り外しおよび取り付け

電源装置の取り外し

電源装置の取り付け

ファン モジュールの取り外しおよび取り付け

ファン モジュールの取り外し

ファン モジュールの取り付け

Cisco MDS 9216スイッチのインストレーション

この章では、Cisco MDS 9216スイッチおよびそのコンポーネントの取り付け手順について説明します。具体的な内容は次のとおりです。

「インストールの準備」

「キャビネットまたはラックへのシャーシの設置」

「シャーシのアース接続」

「スイッチの起動」

「コンポーネントの取り外しおよび取り付け」


) システムの設置、運用、保守を行う前に、『Regulatory Compliance and Safety
Information for the Cisco MDS 9000 Family
』を参照して、安全に関する重要事項を確認してください。



警告 安全のための重要事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。



警告 この装置は、立ち入り制限区域に設置することが前提となっています。立ち入り制限区域には、特殊なツール、錠/鍵、またはその他のセキュリティ機構を利用しない限り入れません。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 固定配線には、ただちに操作できる2極式切断器具を組み込んでおく必要があります。



) 新しいスイッチごとにライセンスが必要です。ライセンスのインストール手順については、『Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide』を参照してください。


インストールの準備

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「取り付け方式」

「取り付けに関する注意事項」

「必要な機材」

「スイッチの開梱および検品」

取り付け方式

Cisco MDS 9216スイッチは、次の方法で取り付けることができます。

開放型EIAラック ― 下記を使用

スイッチに付属しているラック キット

スイッチ付属のラック キットに加えてTelco/EIAシェルフ ブラケット キット

穴あきEIAキャビネット ― 下記を使用

スイッチに付属しているラック キット

スイッチ付属のラック キットに加えてTelco/EIAシェルフ ブラケット キット

1枚壁型EIAキャビネット ― 下記を使用

スイッチに付属しているラック キット

スイッチ付属のラック キットに加えてTelco/EIAシェルフ ブラケット キット

2支柱Telcoラック ― 下記を使用

スイッチ付属の前面ブラケットに加えてTelco/EIAシェルフ ブラケット キット

スイッチ付属のラック キットを使用してスイッチを取り付ける手順については、「キャビネットまたはラックへのシャーシの設置」を参照してください。

オプションのTelco/EIAシェルフ ブラケット キットを使用してスイッチを取り付ける手順については、「Cisco MDS 9000ファミリー用のTeco/EIAシェルフ ブラケット」を参照してください。


) Telco/EIAシェルフ ブラケット キットはオプションなので、スイッチには付属していません。このキットを発注される場合は、代理店にご連絡ください。


取り付けに関する注意事項

Cisco MDS 9216スイッチを取り付ける場合の注意事項は、次のとおりです。

シャーシを取り付ける前に、設置場所の構成を検討して準備を整えます。設置場所のプランニング作業については、 付録E「設置場所の準備およびメンテナンスの記録」 を参照してください。

スイッチを取り付けて設定するときに、 付録E「設置場所の準備およびメンテナンスの記録」 に記載された情報を記録します。

スイッチのメンテナンスができるように、また適切な通気が得られるように、スイッチの周囲に十分な空間を確保してください(通気の要件については、 付録C「技術仕様」 を参照)。

空調で 付録C「技術仕様」 に記載された放熱条件に対応できるようにしてください。

キャビネットまたはラックが 付録A「キャビネットおよびラックへの設置」 に記載された要件を満たすようにしてください。

シャーシに適切なアースを確保してください。アース付きラックにスイッチを搭載しない場合は、シャーシのシステム アースと電源装置のアースを両方ともアースに接続することを推奨します。

設置場所の電源が 付録C「技術仕様」 に記載された要件を満たしていなければなりません。電源障害対策として、できるだけUninterruptible Power Supply(UPS;無停電電源装置)を使用してください。


注意 鉄共振技術を採用したUPSは使用しないでください。Cisco MDS 9000ファミリーなどのシステムでは、データ トラフィック パターンの変動によって取り込む電流が大きく変動することがあり、この種のUPSでは安定性に欠ける可能性があります。

地域または国の規定に合った容量の回路を使用してください。北米では、845 Wの電源装置に15 Aまたは20 Aの回路が必要です。

北米で200/240 VAC電源を使用する場合は、2極式回路ブレーカーで回路を保護する必要があります。


注意 入力電源の損失を防止するには、スイッチに電力を供給する回路の最大負荷の合計が配線およびブレーカーの電流定格以内に収まるようにする必要があります。

スイッチを取り付けるときには、次のネジ トルクを使用します。

非脱落型ネジ:4 in-lbs

M3ネジ:4 in-lbs

M4ネジ:12 in-lbs

10-32ネジ:20 in-lbs

12-24ネジ:30 in-lbs

必要な機材

取り付け作業を始める前に、次の品目を手元に用意しておきます。

No. 1およびNo. 2プラス ドライバ(トルク機能付き)

3/16インチ マイナス ドライバ

巻き尺および水準器

リスト ストラップなどの静電気防止用機材

静電気防止用マットまたは静電気防止材

シャーシをアースするために、アクセサリ キットに含まれているアース材以外に次の品目が必要です。

アース線(6 AWGを推奨) ― 地域および国の設置条件に適合するサイズが必要です。アース線の長さはCisco MDS 9216スイッチから適切なアース設備までの距離によって異なります。

端子の太さに対応する圧着工具

ワイヤ ストリッパ

スイッチの開梱および検品


注意 スイッチのコンポーネントを取り扱うときには、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールはフレームのエッジだけを持ってください。シャーシにESDソケットが備わっています。ESDソケットを有効にするには、電源コード、シャーシのアース、またはアースされたラックとの金属どうしの接触のいずれかによって、シャーシをアースする必要があります。


ヒント 将来、シャーシの輸送が必要になった場合に備えて、輸送用コンテナを保管しておいてください。



) シスコのリセラーからこの製品を購入された場合は、テクニカル サポートについて、リセラーに直接お問い合わせください。シスコから直接購入された場合は、次のURLからシスコのテクニカル サポートにご連絡ください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml



) スイッチは厳密に検査したうえで出荷されています。輸送中に破損した場合または欠品があった場合は、ただちに代理店にご連絡ください。


次の手順で、梱包内容を点検します。


ステップ 1 代理店が用意した機材リストと梱包内容を比較し、下記を含めて全品目が揃っているかどうかを確認します。

印刷資料およびCD-ROM

アース端子キット

ラックマウント キット

静電気防止用リスト ストラップ

ケーブルおよびコネクタ

発注したオプション品目

ステップ 2 破損の有無を調べ、食い違いや損傷があった場合は、代理店に連絡します。その際、次の情報を準備しておいてください。

輸送業者の伝票番号(梱包伝票を参照)

破損している装置のモデルおよびシリアル番号

破損の状況

破損による設置作業への影響


 

キャビネットまたはラックへのシャーシの設置

ここでは、スイッチに付属しているラック キットを使用し、 付録A「キャビネットおよびラックへの設置」 に記載された要件を満たすキャビネットまたはラックに、Cisco MDS 9216スイッチを設置する手順について説明します。


注意 キャスタ付きラックの場合、ブレーキ機構または他の方法でラックが動かないようになっていることを確認してください。

表 2-1 に、スイッチ付属のラックマウント キットに含まれているものを示します。


表 2-1に記載されている部品がすべて揃っていない場合は、L型ブラケットだけで構成される旧バージョンのラックマウント キットの可能性があります。この場合、L型ブラケットだけでラックにスイッチを取り付けることもできます。または、購入された代理店に連絡し、最新バージョンのラックマウント キットを依頼してください。



) シスコのリセラーからこの製品を購入された場合は、テクニカル サポートについて、リセラーに直接お問い合わせください。シスコから直接購入された場合は、次のURLからシスコのテクニカル サポートにご連絡ください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml


 

表 2-1 Cisco MDS 9216用ラックマウント キットの内容

個数
部品名

L型ブラケット キット

2

L型ブラケット

12

M4×6 mmさらネジ

ケーブル ガイド キット

2

ケーブル ガイド

6

12-24×3/4インチ バインダヘッド ネジ

6

10-32×3/4インチ バインダヘッド ネジ

ラックマウント ブラケット キット

2

スライダ レール

2

C型ブラケット

6

12-24×3/4インチ バインダヘッド ネジ

6

10-32×3/4インチ バインダヘッド ネジ

4

M4×6 mmさらネジ

スイッチ付属のラック キットを使用して、キャビネットまたはラックにスイッチを搭載する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 次の手順で、L型ブラケットを取り付けます。

a. シャーシにL型ブラケットを重ね、ネジ穴を合わせて(図 2-1を参照)、6本のM4ネジでシャーシにL型ブラケットを取り付けます。

b. スイッチの反対側でも、残りのL型ブラケットを使用して手順を繰り返します。

図 2-1 Cisco MDS 9216スイッチへのL型ブラケットの取り付け

 

1

L型ブラケット

2

ネジ、M4

ステップ 2 スイッチにC型ブラケットを取り付けます。

a. C型ブラケットの1つをスイッチの側面に重ね、ネジ穴を合わせて(図 2-2および図 2-3を参照)、2本のフラットヘッドM4ネジでブラケットをスイッチに取り付けます。


) シャーシの通気口をふさぐことのないように、C型ブラケットの向きを工夫してください。穴がわずかにブラケットの底辺に寄っていて、ブラケットの背の文字が左右正しくなるようにします。


b. スイッチの反対側でも、残りのC型ブラケットを使用して手順を繰り返します。

図 2-2 Cisco MDS 9216スイッチへのC型ブラケットの取り付け

 

1

C型ブラケット

2

ネジ、M4

図 2-3 Cisco MDS 9216スイッチC型ブラケットの拡大図

 

ステップ 3 シャーシをラックに合わせ、前面マウント レールの間からシャーシの背面を差し込みます(図 2-4を参照)。さらに、(ラック タイプに応じて)12-24×3/4インチまたは10-32×3/4インチのネジを左右に3本ずつ使用して、マウント レールにL型ブラケットを取り付けます。

オプションのケーブル ガイドを取り付ける場合は、L型ブラケットの前面に取り付け、ケーブル ガイド、L型ブラケット、マウント レールの順にネジを通します。ケーブル ガイドは1つだけ取り付けることも、両方とも取り付けることもできます。1つだけ取り付ける場合は、左右どちらの側に取り付けてもかまいません。

図 2-4 Cisco MDS 9216スイッチのラックへの取り付け

 

1

マウント レール

3

ネジ、12-24または10-32

2

L型ブラケット

ステップ 4 ラック背面から、長い方のスライダ レールの耳がシャーシから遠ざかるようにして、シャーシ側面に取り付けたC型ブラケットにスライダ レールを差し込みます(図 2-5を参照)。

ステップ 5 シャーシを水平にして(後ろが下がりやすい)、12-24×3/4インチまたは10-32×3/4インチのネジを左右に3本ずつ使用し、マウント レールにスライダ レールを固定します。

図 2-5 スライダ レールの挿入および取り付け(背面図)

 

1

ネジ、12-24または10-32

3

C型ブラケット

2

スライダ レール

図 2-6に、ラックに完全に取り付けられた状態のCisco MDS 9216を示します。

図 2-6 ラックに取り付けられたCisco MDS 9216シャーシ

 


 

シャーシのアース接続

シャーシにはアース端子を取り付けるために、M4のネジ穴が2つあるアース パッドが備わっています。図 2-7に、Cisco MDS 9216スイッチのシステム アース位置を示します。


警告 装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



注意 ラックがすでにアースされている場合でも、シャーシのアース接続を推奨します。


注意 すべての電源装置をアースする必要があります。シャーシに電力を供給するためのAC電源コードのレセプタクルは、アース付きのタイプにしなければなりません。また、アース線を電源側の保護アースに接続する必要があります。

図 2-7 Cisco MDS 9216スイッチにおけるシステム アースの位置

 

1

ESDソケット(スイッチ上)

4

四角いコーン ワッシャ付きのM4ネジ

2

ESDプラグ

5

アース端子

3

アース ケーブル

6

スイッチ上のアース パッドの拡大図

次の手順で、アース端子とアース線をシャーシに取り付けます。


ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から約0.75インチ(19 mm)だけ、被覆をはぎ取ります。

ステップ 2 被覆をはがしたアース線の端を、アース端子の開放端に差し込みます。

ステップ 3 圧着工具を使用して、アース線をアース端子に圧着します。

ステップ 4 シャーシのアース パッドから接着ラベルをはがします。

ステップ 5 アース パッドにアース端子を重ね、金属どうしがぴったりと接触するようにします。さらに、ワッシャ付きM4ネジ2本を、アース端子の穴に通してアース パッドに差し込みます。

ステップ 6 端子とアース線が他の機器に干渉しないことを確認します。

ステップ 7 アース線の反対側の端を処理し、設置場所のアース ポイントに接続して、適切なアースが確保されるようにします。


 

スイッチの起動

ここでは、スイッチを起動し、コンポーネントが搭載されていることを確認する手順について説明します。


警告 システムの動作中はバックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが存在します。メンテナンス時には十分に注意してください。



警告 ブランク前面プレートおよびカバー パネルは、3つの重要な役割を果たします。その役割とは、シャーシ内部の危険な電圧/電流に接触しないように被い、他の装置を妨害する可能性のあるEMI(電磁波干渉)の発生を防止し、シャーシ全体に冷気が行き渡るようにすることです。すべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを取り付ける前に、システムを稼働させてはなりません。



注意 作業中はESD(静電気放電)によるスイッチの損傷を防止するために、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。


) スイッチの初期設定が完了するまでは、MGMT 10/100イーサネット ポートをLANに接続しないでください。スイッチの設定手順については、『Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide』を参照してください。コンソール ポートの接続手順については、「コンソール ポートの接続」を参照してください。


次の手順でスイッチを起動し、ハードウェアの動作を確認します。


ステップ 1 次の事項を確認します:空のモジュール スロットにフィラー パネルが取り付けられている。すべてのモジュールの前面プレートがシャーシ前面と水平になっている。イジェクト レバーが完全に閉じていて、モジュールの前面とほぼ平行になっている。電源装置、ファン モジュール、すべてのスーパバイザ モジュール、スイッチング モジュール、またはサービス モジュールについて、非脱落型ネジがしっかりと締まっている。

ステップ 2 電源装置およびファン モジュールが両方とも搭載されていることを確認します。

ステップ 3 両方の電源装置で電源スイッチがオフになっていることを確認したうえで、電源装置に電源コードを差し込み、誤ってコードが抜けないように、電源コード留めのネジを締めます。

ステップ 4 電源コードの反対側をAC電源に接続します。

ステップ 5 「シャーシのアース接続」に記載されているとおり、スイッチが適切にアースされていることを確認し、さらにAC電源電圧要件( 電源仕様に記載)を満たすコンセントに電源コードが接続されていることを確認します。

ステップ 6 電源装置の電源スイッチをオン(|)の位置にします。スイッチは自動的に起動します。

ステップ 7 ファンの動作音を聞きます。スイッチの電源が入るとファンが動作するはずです。


注意 短時間のファン モジュール交換作業時を除き、ファン モジュールが動作していないときは、スイッチを稼働させないでください。Cisco MDS 9000ファミリー スイッチは、ファン モジュールが動作しなくなってからわずか数分で、過熱状態になります。

ステップ 8 スイッチの起動が完了してから、LED表示が次のようになっているかどうかを確認します。

ファン モジュール:STATUS LEDがグリーン

電源装置:

INPUT OK LEDがグリーン

FAN OK LEDがグリーン

OUTPUT FAIL LEDが消灯

スーパバイザ、スイッチング、またはサービス モジュール:

スーパバイザ モジュールのSYSTEM LEDがグリーン。この場合、シャーシのすべての環境モニタがシステムの正常な動作を表示しています。このLEDがオレンジまたはレッドの場合、1つ以上の環境モニタが問題を表示しています。

スイッチング モジュールまたはサービス モジュールのSTATUS LEDは1回だけオレンジで点滅し、起動診断テストの間はオレンジで点灯、モジュールが動作状態(オンライン)になるとグリーンで点灯します。システム ソフトウェアが起動できない場合、このLEDはオレンジのままになるか、またはレッドになります。

ETHERNET PORT LINK LEDは、ケーブルを接続するまで点灯しません。


) Fibre ChannelポートのLEDは、ポートがイネーブルになるまでオレンジのままです。MGMT 10/100イーサネット ポートのLEDは、ポートが接続されるまで消灯しています。


初期起動プロセスの完了後、Fibre Channel ポート以外のLEDがオレンジまたはレッドになった場合は、詳細について 付録B「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 9 コンポーネントが正常に動作していない場合は、いったん取り外し、もう一度取り付けてみてください。それでも正常に動作しない場合は、代理店に連絡して交換を依頼してください。


) シスコのリセラーからこの製品を購入された場合は、テクニカル サポートについて、リセラーに直接お問い合わせください。シスコから直接購入された場合は、次のURLからシスコのテクニカル サポートにご連絡ください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml


ステップ 10 システム ソフトウェアが起動し、スイッチの初期化がエラー メッセージを伴わずに完了したかどうかを確認します。問題が発生した場合は、『Cisco MDS 9000
Family Troubleshooting Guide』または『Cisco MDS 9000 Family System Messages Guide』を参照してください。問題を解決できない場合は、代理店に連絡してください。

ステップ 11 今後の参考になるように、 付録E「設置場所の準備およびメンテナンスの記録」 のワークシートに記入します。


) スイッチの初回アクセス時には、セットアップ ユーティリティが自動的に起動するので、その指示に従うことによって、基本設定を完了できます。スイッチの設定手順およびモジュールの接続確認手順については、『Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide』を参照してください。



 

コンポーネントの取り外しおよび取り付け

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「スイッチング/サービス モジュールの取り外しおよび取り付け」

「CSMのメンテナンス」

「電源装置の取り外しおよび取り付け」

「ファン モジュールの取り外しおよび取り付け」


警告 システムの動作中はバックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが存在します。メンテナンス時には十分に注意してください。



注意 静電破壊を防止するために、作業中は静電気防止用リスト ストラップを着用し、モジュールを扱うときは必ず、フレーム エッジを持ってください。

スイッチング/サービス モジュールの取り外しおよび取り付け

スロット1は、16ポートのスイッチング モジュールを組み込んだスーパバイザ モジュール専用です。スロット2には、オプションの16または32ポート スイッチング モジュール、8ポートIPSモジュールなどのサービス モジュールを搭載できます。スロットの位置については、図 1-1を参照してください。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Caching Services Moduleの取り外し」

「その他のスイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り外し」

「スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付け(CSMを含む)」

「スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付けの確認」


警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を凝視したり、光機器を直視したりしないでください。



警告 指定された以外の制御、調整、または作業手順を使用すると、危険な放射にさらされる可能性があります。



警告 システムの動作中はバックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが存在します。メンテナンス時には十分に注意してください。



注意 静電破壊を防止するために、作業中は静電気防止用リスト ストラップを着用し、モジュールを扱うときは必ず、フレーム エッジを持ってください。


) モジュールを搭載する前に、Cisco MDS 9216スイッチをラックに設置してください。シャーシの設置手順については、「キャビネットまたはラックへのシャーシの設置」を参照してください。


図 2-8および図 2-9に、シャーシ内でモジュールの位置を合わせる手順を示します。

図 2-8 シャーシでのモジュールの位置合わせ

 

図 2-9 EMIガスケットの処置

 

Caching Services Moduleの取り外し


) 冗長性およびデータのバックアップを実現するために、各ファブリックに2つ以上のCaching Services Module(CSM)が必要です。



警告 バッテリの金属性の接触部に触れたり、接触部どうしを合わせたりしてはなりません。バッテリから誤って放電され、大やけどを負う可能性があります。



警告 この製品を廃棄処分する場合は、各国の法律または規則に従ってください。



注意 すべてのLEDが消灯してから、モジュールをシャーシから取り外してください。LEDが点灯している場合は、モジュールがまだ通電状態です。

シャーシからCSMモジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 CLIからモジュールの電源をオフにします。使用するコマンドについては、『 Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide 』を参照してください。

ステップ 2 モジュールのすべてのLEDが消灯したことを確認することによって、バックアップ プロセスの完了を確認します。所要時間は最大で10分です。

ステップ 3 モジュールの2本の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 4 次の手順で、シャーシからモジュールを取り外します。

a. 左右のイジェクト レバーに親指を当て(シャーシでのモジュールの位置合わせを参照)、レバーを同時に外側に回して、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。

b. モジュール前面の端を持ち、スロットの途中までモジュールを引き出します。モジュールの底面に反対側の手を当てて、モジュールの重量を支えます。モジュールの回路に触れないように注意してください。

ステップ 5 別のスロットにモジュールをただちに取り付けない場合は、静電気防止用マットまたは静電気防止材の上にモジュールを置きます。

ステップ 6 スロットを空にしておく場合は、フィラー パネルを取り付け、シャーシに埃が入らないように、また一定の通気が維持されるようにします。


警告 ブランク前面プレートおよびカバー パネルは、3つの重要な役割を果たします。その役割とは、シャーシ内部の危険な電圧/電流に接触しないように被い、他の装置を妨害する可能性のあるEMI(電磁波干渉)の発生を防止し、シャーシ全体に冷気が行き渡るようにすることです。すべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを取り付ける前に、システムを稼働させてはなりません。



 

その他のスイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り外し

シャーシからスイッチング モジュールまたはサービス モジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 モジュールに接続されているネットワーク インターフェイス ケーブルをすべて外します。

ステップ 2 モジュールの2本の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 次の手順で、シャーシからモジュールを取り外します。

a. 左右のイジェクト レバーに親指を当て(シャーシでのモジュールの位置合わせを参照)、レバーを同時に外側に回して、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。

b. モジュール前面の端を持ち、スロットの途中までモジュールを引き出します。モジュールの底面に反対側の手を当てて、モジュールの重量を支えます。モジュールの回路に触れないように注意してください。

ステップ 4 別のスロットにモジュールをただちに取り付けない場合は、静電気防止用マットまたは静電気防止材の上にモジュールを置きます。

ステップ 5 スロットを空にしておく場合は、フィラー パネルを取り付け、シャーシに埃が入らないように、また一定の通気が維持されるようにします。


警告 ブランク前面プレートおよびカバー パネルは、3つの重要な役割を果たします。その役割とは、シャーシ内部の危険な電圧/電流に接触しないように被い、他の装置を妨害する可能性のあるEMI(電磁波干渉)の発生を防止し、シャーシ全体に冷気が行き渡るようにすることです。すべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを取り付ける前に、システムを稼働させてはなりません。



 

スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付け(CSMを含む)

次の警告が当てはまるのは、CSMだけです。


警告 バッテリの金属性の接触部に触れたり、接触部どうしを合わせたりしてはなりません。バッテリから誤って放電され、大やけどを負う可能性があります。



) シャーシにモジュールを搭載する前に、シャーシをラックに設置しておくことを推奨します。「キャビネットまたはラックへのシャーシの設置」を参照してください。


シャーシのスロット2にモジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付近のコンポーネントに直接接続するインターフェイス デバイスが収まるだけのスペースがあるかどうかを確認します。

ステップ 2 フィラー パネルが取り付けてある場合は、フィラー パネルから2本のなべネジを抜いてパネルを取り外します。すでに搭載されているモジュールを取り外す場合は、「スイッチング/サービス モジュールの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

ステップ 3 新しいモジュールまたは交換用モジュールで、両方のイジェクト レバーを全開にします(シャーシでのモジュールの位置合わせを参照)。

ステップ 4 次の手順で、シャーシにモジュールを搭載します。

a. モジュールをスロットに合わせ、モジュール フレームの左右とスロットの左右のスロット ガイドを重ねます。

b. モジュール上端のEMIガスケットが真上のスーパバイザ モジュールと接触し、両方のイジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対して、それぞれ約45度の角度で閉じるまで、スロットにモジュールを静かに押し込みます(EMIガスケットの処置を参照)。

c. 両手の親指と人差し指で左右のイジェクト レバーを押し下げて、モジュールのEMIガスケットと真上のモジュールの間に0.040インチ(1 mm)の隙間を作ります(図 2-10を参照)。

図 2-10 イジェクト レバーを閉じる

 


注意 レバーを押し下げるときに、力を入れすぎないように注意してください。レバーが曲がることがあります。

d. 左右のイジェクト レバーを押し下げながら同時に閉じて、バックプレーン コネクタにモジュールを完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートに対して水平になります。


) イジェクト レバーが完全に閉じたことを確認してから、非脱落型ネジを締めます。モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されていないと、エラー メッセージが表示されます。


e. モジュールの2本の非脱落型ネジを締めます。


 

スイッチング モジュールまたはサービス モジュールの取り付けの確認

スロット2へのモジュールの取り付けを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 モジュールのイジェクト レバーが完全に閉じている(前面プレートに対して水平)かどうかを確認することによって、モジュールがバックプレーン コネクタに正しく装着されていることを確認します。

ステップ 2 モジュール、電源装置、およびファン モジュールの非脱落型ネジを確認し、緩んでいれば締めます。

ステップ 3 スロットが空のままの場合は、フィラー プレートが取り付けてあり、パネルを固定するネジがしっかりと締まっているかどうかを確認します。

ステップ 4 電源装置のスイッチをオンにして、システムを起動し、モジュールのLEDを確認します。


) モジュールの接続を確認する手順については、『Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide』を参照してください。



 

CSMのメンテナンス


注意 メンテナンスは、資格のあるエンジニアが行う必要があります。


) 冗長性およびデータのバックアップを実現するために、各ファブリックに2つ以上のCSMが必要です。


ここで説明する内容は、次のとおりです。

「CSMのバッテリのメンテナンス」

「CSMのディスク ドライブのメンテナンス」

CSMのバッテリのメンテナンス

CSMのバッテリの寿命は約3年です。バッテリの交換が必要になると、システム ログに次のメッセージが出力されます。

Dec 5 17:14:36 sw-90.21
%SVC_BATTERY-SLOT8-4-BATTERY_CAPACITY_LOW:
Battery capacity is below the required threshold.

メッセージは[show interface]コマンドの出力にも含まれます。

このメッセージが表示された場合は、代理店に連絡してサポートを依頼してください。バッテリを交換する場合は、他方のバッテリの状態も調べ、交換が必要かどうかを判別してください。


注意 CSMのバッテリは完全に充電された状態で出荷されます。正しく取り扱う必要があります。


警告 バッテリ交換に問題があると、爆発する危険性があります。製造元が推奨する同じバッテリまたは同等タイプのものと交換してください。使用済みバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。



警告 バッテリの金属性の接触部に触れたり、接触部どうしを合わせたりしてはなりません。バッテリから誤って放電され、大やけどを負う可能性があります。



警告 この製品を廃棄処分する場合は、各国の法律または規則に従ってください。


バッテリは、CSM上のSMBus適合レベルIIIスマート チャージャによって、定期的に自動充電されます。スマート チャージャはバッテリの充電状況を測定し、容量の90%未満になると再充電します。

バッテリは、定期的な自動再調整も一度に1つずつ行われます。再調整時には、バッテリの電力がすべて放出され、全面的に再充電されるので、約6時間かかります。再調整中は、「BATTERY」のステータスLEDがグリーンで点滅します。

図 2-11に、CSMにバッテリを取り付ける手順を示します。

図 2-11 CSMのバッテリの取り付け

 

1

ネジ(8本)

3

バッテリ 1

2

バッテリ 2

CSMのディスク ドライブのメンテナンス

ディスク ドライブの交換が必要になると、システム ログにメッセージが出力されます。このメッセージが表示された場合は、代理店に連絡してサポートを依頼してください。

ディスク ドライブが故障した場合は、CSMを交換しなければなりません。ファブリック内の他のCSM(複数可)に同じデータが格納されているので、交換作業中もキャッシュ サービスを引き続き提供できます。

電源装置の取り外しおよび取り付け

Cisco MDS 9216スイッチは、845 WのデュアルAC電源装置をサポートし、出力電圧をモニタしてスーパバイザ モジュールに状況を伝えます。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「電源装置の取り外し」

「電源装置の取り付け」

この作業には、マイナス ドライバまたはプラス ドライバが必要です。


警告 システムの稼働中はバックプレーンに電圧がかかっています。感電防止のために、電源装置ベイおよびバックプレーン付近を手や指で触れないでください。



警告 保護アースの連続性を維持するために、電源装置の非脱落型ネジを締める必要があります。



) 一方の電源装置が故障しても、もう一方の電源装置が動作している場合は、システムの稼働中に故障した電源装置を交換できます。


電源装置の取り外し

電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源スイッチをオフ(0)の位置にします。

ステップ 2 電源コード留めのネジを緩め、取り外そうとしている電源装置から電源装置コードを抜きます。

ステップ 3 電源装置の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 4 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから引き出します。

ステップ 5 電源装置ベイを空にしておく場合は、ブランク フィラー パネルを取り付けます。


 

電源装置の取り付け

電源装置を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 システムのアース接続が行われていることを確認します。アース接続の手順については、「シャーシのアース接続」を参照してください。

ステップ 2 電源装置装置ベイにフィラー パネルが取り付けられている場合は、パネルを固定しているネジを緩め、パネルを外します。

ステップ 3 取り付ける電源装置の電源スイッチが、オフ(0)の位置になっていることを確認します。電源スイッチの位置については、図 2-12を参照してください。

図 2-12 845 W AC電源装置の前面パネル

 

 

1

電源スイッチ

4

AC電源コネクタ

2

電源コード留め

5

非脱落型ネジ

3

電源装置のLED

ステップ 4 ハンドルで電源装置を持ち、図 2-13の向きで電源装置ベイに差し込み、ベイに完全に装着します。

図 2-13 845 W AC電源装置の持ち方

 

ステップ 5 電源装置の非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 電源装置に電源コードを差し込み、電源コード留めのネジを締めて、ケーブルが抜けないようにします。

ステップ 7 電源コードの反対側をAC電源に接続します。


注意 デュアル電源装置搭載システムでは、電源装置ごとに別々の電源に接続します。こうすることによって、電源障害が発生しても、もう1つの電源を使用できる可能性が高くなります。

ステップ 8 電源装置の電源スイッチをオン(|)の位置にします。

ステップ 9 電源装置のLEDが次の状態になっているかどうかを調べることによって、電源装置の動作を確認します。

INPUT OK LEDがグリーン

FAN OK LEDがグリーン

OUTPUT FAIL LEDが消灯

これらのLEDで電源に問題があることが示された場合は、「電源装置のトラブルシューティング」でトラブルシューティング方法を参照してください。


 

ファン モジュールの取り外しおよび取り付け

ファン モジュールは、システムの稼働中に取り外しおよび交換を行っても、迅速に交換すれば、感電事故やシステムの故障を引き起こさない設計になっています。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「ファン モジュールの取り外し」

「ファン モジュールの取り付け」

この作業には、マイナス ドライバまたはNo. 2プラス ドライバが必要です。

図 2-14に、Cisco MDS 9216スイッチに部分的に搭載されたファン モジュールを示します。

図 2-14 ファン モジュール

 

ファン モジュールの取り外し


警告 ファン トレイを取り外すときは、回転しているファンに触れないように注意してください。ファンが完全に止まってから、ファン トレイを取り外してください。


ファン モジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 必要に応じてマイナス ドライバまたはNo. 2プラス ドライバを使用し、ファン モジュールの2本の非脱落型ネジを左に回して緩めます。

ステップ 2 両手でファン モジュールを持って(必要に応じて軽く揺すりながら)引き出し、バックプレーンから電源コネクタを外します。

ステップ 3 シャーシからファン モジュールを抜き取ります。


 

ファン モジュールの取り付け

ファン モジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ファン モジュール上部のFAN STATUS LED周辺を持ちます(図 2-14を参照)。

ステップ 2 前面シャーシの空洞部分にファン モジュールをはめ込んでシャーシに載せ、
ファン モジュールをわずかに持ち上げながら、シャーシ上下のガイドに合わせます。さらにバックプレーンに装着され、非脱落型ネジがシャーシと接触するまで、ファン モジュールをシャーシに押し込み、非脱落型ネジを締めます。

ステップ 3 スイッチの電源をオンにして、ファンの音を聞きます。ただちに動作音が聞こえるはずです。聞こえない場合は、ファン モジュールがシャーシに完全に差し込まれていて、前面プレートがシャーシ外側の表面と水平になっているかどうかを確認します。

ステップ 4 FAN STATUS LEDがグリーンになっていることを確認します。LEDがグリーンにならない場合は、1つまたは複数のファンが故障しています。この場合、代理店に連絡して部品交換を依頼してください。


) シスコのリセラーからこの製品を購入された場合は、テクニカル サポートについて、リセラーに直接お問い合わせください。シスコから直接購入された場合は、次のURLからシスコのテクニカル サポートにご連絡ください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml