Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
ポートのトラブルシューティング
ポートのトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

ポートのトラブルシューティング

概要

ベスト プラクティス

ライセンスの要件

トラブルシューティングの初期チェックリスト

制限事項と制約

FC-MAC ドライバおよび Port Manager の概要

Port Manager の概要

Device Manager によるポート ステートのトラブルシューティング

Device ビュー

Device Manager: Summary ビュー

Device Manager:ポート選択

Device Manager:ポート モニタリング

Device Manager によるポートの問題の特定

CLI によるポート ステートのトラブルシューティング

ポート デバッグ コマンドの使用

FC-MAC レベルで役立つコマンド

CLI によるポートの問題の特定

ポート インターフェイスの一般的な問題

ポートが Link failure or not-connected ステートのままになる

ポートの問題のトラブルシューティング

ポートが initializing ステートのままになる

CLI によるポートの登録に関する問題のトラブルシューティング

予期しないリンク フラップの発生

リンクの初期化フロー

ポート カウンタの表示

ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す

CLI によるELP の問題のトラブルシューティング

ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる

Fabric Manager による E ポート隔離のトラブルシューティング

CLI によるE ポート隔離のトラブルシューティング

ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す

ポートが ErrDisabled ステートになる

CLI によるErrDisabled ステートの確認

Fx ポートの障害のトラブルシューティング

症状の概要

ポートのトラブルシューティング

この章では、Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ ディレクタおよびファブリック スイッチのポートで発生する可能性がある問題を識別して解決する方法について説明しています。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「概要」

「ベスト プラクティス」

「ライセンスの要件」

「トラブルシューティングの初期チェックリスト」

「FC-MAC ドライバおよび Port Manager の概要」

「ポート インターフェイスの一般的な問題」

概要

スイッチで 1 つのデータ リンクから別のデータ リンクへのフレーム リレーを行うには、フレームが送受信されるインターフェイスの特性を定義する必要があります。設定されるインターフェイスは、ファイバ チャネル インターフェイス、ギガビット イーサネット インターフェイス、管理インターフェイス(mgmt0)、または VSAN インターフェイス(IPFC)になります。

スイッチ内の個々の物理ファイバ チャネル インターフェイスは、複数あるポート モードのいずれかで動作できます。これらのモードは、E ポート、F ポート、FL ポート、TL ポート、TE ポート、SD ポート、および B ポートです。これらのモードに加えて、各インターフェイスを auto ポート モードまたは Fx ポート モードに設定できます。これらのモードでは、インターフェイスの初期化中にポート タイプが判別されます。

各インターフェイスには、管理設定と動作ステータスが関連付けられています。

管理設定は、修正を加えない限り変更されることはありません。この設定には、管理モードで設定できる各種の属性があります。

動作ステータスでは、インターフェイス速度のような指定された属性の現在のステータスを表します。このステータスは読み取り専用なので、変更することはできません。インターフェイスがダウンしているときは、値の一部が有効にならない場合があります(動作速度など)。

ポート モード、管理ステート、および動作ステートの詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide 』および『 Cisco MDS 9000 Fabric Manager Configuration Guide 』を参照してください。

ベスト プラクティス

次のベスト プラクティスに従えば、ポート インターフェイスを設定する際の潜在的問題を回避できます。

スイッチの設定を開始する前に、シャーシ内のモジュールが設計どおりに機能していることを確認してください。設定を続行する前に、Fabric Manager で Switches > Hardware を選択するか、または show module CLI コマンドを使用して、モジュールが OK またはアクティブであることを確認してください。

現在のコンフィギュレーションで、ファイバ チャネル ポートが適切なポート モードに設定されていることを確認してください。デフォルトのポート モードは、16 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは auto、また 32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは Fx です。

TL ポートに接続された装置は、ゾーン内に設定してください。

32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールまたは Cisco MDS 9100 シリーズを設定する際は、次のガイドラインに従ってください。これらのホスト最適化ポートを設定する場合は、ポート モードに関する次の注意事項が適用されます。

それぞれの 4 ポート グループでは、先頭のポートだけを E ポートとして設定できます(たとえば、ポート 1 ~ 4 のポート 1、ポート 5 ~ 8 のポート 5)。グループの先頭のポートが E ポートとして設定されると、各グループの残りの 3 つのポート(ポート 2 ~ 4、6 ~ 8 など)は使用不能になり、シャットダウンされたままになります。

他の 3 つのポートのいずれかがイネーブルになっている場合は、先頭のポートを E ポートとして設定できません。他の 3 つのポートは、引き続きイネーブルのままになります。

32 ポート スイッチング モジュールで write erase コマンドを実行してから、保存した設定を no system default switchport shutdown コマンドを含んだテキスト ファイルからスイッチにコピーする場合、手動設定なしで E ポートを起動するようにするには、テキスト ファイルを スイッチに再度コピーする必要があります。

auto モードは、32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール、または Cisco 9100 シリーズのホスト最適化ポート(Cisco MDS 9120 スイッチの 16 個のホスト最適化ファイバ チャネル ポートおよび Cisco MDS 9140 スイッチの 32 個のホスト最適化ファイバ チャネル ポート)では使用できません。

デフォルトのポート モードは、32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールおよび Cisco 9100 シリーズのホスト最適化ファイバ チャネル ポートでは Fx(Fx は、F または FL にネゴシエート)です。

32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールは、すでに FICON に適合しています。

ライセンスの要件

Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでのポート設定には、ライセンスは必要ありません。

トラブルシューティングの初期チェックリスト

SAN の問題のトラブルシューティングでは、個々のデバイスおよび SAN ファブリック全体の設定と接続に関する情報を収集する必要があります。ポート インターフェイスの場合は、トラブルシューティングの作業を次のように開始します。

 

チェックリスト
確認済み

物理メディアを点検して、損傷部分がないことをチェックします。

 

使用中の Small Form Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)デバイスが、シスコによって認定されているデバイスであり、故障していないことを確認します。

 

Device Manager でポートを右クリックして [enable] を選択するか、または no shut CLI コマンドを使用して、ポートがすでにイネーブルになっていることを確認します。

 

Device Manager でポートを右クリックするか、または show interface CLI コマンドを使用して、インターフェイスのステートを確認します。ポートの動作ステータスが down になる原因については、 表8-1 を参照してください。

 

1 つのホスト最適化ポートが Inter-Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)として設定されており、ポート グループ内にある他の 3 つのポートが接続されていないことを確認します。

 

第 2 世代モジュール上でアウトオブサービスになっているポートがないことを確認します。

 


) Cisco SAN-OS Release 3.0(1) 以降でインターフェイス設定を表示するには、show running interface CLI コマンドを使用してください。show running-config CLI コマンドによるインターフェイス設定の表示は、現在はサポートされていません。


 

表8-1 動作不能ステートの原因コード

原因コード
説明
適用可能なモード

Link failure or not connected

物理層リンクが正常に動作していません。

すべて

SFP not present

SFP ハードウェアが接続されていません。

Initializing

物理層リンクが正常に動作しており、プロトコルの初期化が進行中です。

Reconfigure fabric in progress

現在、ファブリックが再設定されています。

Offline

Cisco SAN-OS ソフトウェアは指定された R_A_TOV 時間だけ待機してから、初期化を再試行します。

Inactive

インターフェイスの VSAN は、削除されているか、または suspended ステートになっています。

インターフェイスを正常に動作させるには、設定済みのアクティブな VSAN にポートを割り当てます。

Hardware failure

ハードウェア障害が検出されました。

Error disabled

エラー状態では、管理上の注意が必要です。さまざまな原因によってインターフェイスがエラーディセーブルになります。たとえば、次のような原因が考えられます。

設定の失敗

互換性のない Buffer-to-Buffer credit(BB_credit)設定

インターフェイスを動作させるには、最初にこの状況の原因となっているエラー状態を修正してから、インターフェイスを管理上のシャットダウンにするか、または再びイネーブルにします。

Isolation due to ELP failure

ポートのネゴシエーションが失敗しました。

E ポートおよび TE ポートのみ

Isolation due to ESC failure

ポートのネゴシエーションが失敗しました。

Isolation due to domain overlap

Fibre Channel Domain(fcdomain)が重複しています。

Isolation due to domain ID assignment failure

割り当てられたドメイン ID が無効です。

Isolation due to other side E port isolated

リンクの他端の E ポートが隔離されています。

Isolation due to invalid fabric reconfiguration

ファブリックの再設定によりポートが隔離されました。

Isolation due to domain manager disabled

fcdomain 機能がディセーブルです。

Isolation due to zone merge failure

ゾーン結合の操作が失敗しました。

Isolation due to VSAN mismatch

ISL の両端で VSAN が異なります。

Nonparticipating

FL ポートがループ動作に参加できません。同一ループに 2 つ以上の FL ポートが存在すると、発生する可能性があります。この場合、ループ内の 1 つの FL ポートを除き、すべてのポートが自動的に不参加モードになります。

FL ポートおよび RL ポートのみ

PortChannel administratively down

ポートチャネルに所属するインターフェイスがダウンしています。

ポートチャネル インターフェイスのみ

Suspended due to incompatible speed

ポートチャネルに所属するインターフェイスに互換性のない速度が存在します。

Suspended due to incompatible mode

ポートチャネルに所属するインターフェイスに互換性のないモードが存在します。

Suspended due to incompatible remote switch WWN

不適切な接続が検出されました。ポートチャネルのすべてのインターフェイスが同一のスイッチ ペアに接続されている必要があります。


) T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。このコマンドは、隔離問題が発生している VSAN だけでなく、EISL にまたがるすべての VSAN に影響します。


制限事項と制約

no shut コマンドでポートを管理上のイネーブルにする必要があります。インターフェイスがイネーブルにされると、ポートの管理ステートは up になります。 shut コマンドでインターフェイスを管理上のディセーブルにした場合、ポートの管理ステートは down になり、物理リンク層ステートの変化は無視されます。

ポートの動作ステートを up にしてトラフィックの送受信ができるようにするには、インターフェイスの管理ステートを管理上の up にすること、インターフェイス リンク レイヤ ステートを up にすること、およびインターフェイスの初期化が完了していることが必要です。

インターフェイスでは、ポートの動作ステートが down になっているとデータの送受信ができません。

ポートの動作ステートが trunking の場合、インターフェイスは TE モードで動作します。

FC-MAC ドライバおよび Port Manager の概要

ここでは、Cisco SAN-OS のポートに関連したコンポーネントの内部について詳細に説明します。この情報は、ポートに関係する問題を発生させる可能性がある基礎的な機能について理解するのに役立ちます。

FC-MAC ドライバは、Cisco MDS 9000 ファミリ SAN-OS ソフトウェアのモジュール コンポーネントに常駐しています。このドライバは、次の機能を実行します。

FC-MAC ASIC の初期化

速度のネゴシエーション

リンク ポートとループ ポートの初期化およびクレジットの復元

統計情報の収集

エラー処理(主にエラー割り込みによって実行)

SFP 検出およびハウスキーピング

統計情報の収集

モジュール上の show hardware internal fc-mac コマンドでサポートされているデバッグ コマンド

FC-MAC ドライバでは、FLOGI、RSCN、またはコンフィギュレーション管理の処理は行いません。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Port Manager の概要」

「Device Manager によるポート ステートのトラブルシューティング」

「Device Manager によるポートの問題の特定」

「ポート デバッグ コマンドの使用」

「FC-MAC レベルで役立つコマンド」

Port Manager の概要

Port Manager は、スーパーバイザ モジュール上で稼働する管理ソフトウェアです。Port Manager では、次のタスクを処理します。

ポート設定の管理

リンク イベント(スーパーバイザ モジュール上の登録済みアプリケーションへの通知を含む)

E ポートまたは TE ポートの初期化

SFP の検証

FC-MAC では、次のいずれかの状態にあるポートを検出します。

ディセーブル ― ポートは管理上のディセーブルにされています。

イネーブル ― ポートは管理上のイネーブルにされています。この状態では、ポートは速度の初期化、ループ初期化、リンク(ポイントツーポイント接続)の初期化が行われているか、またはリンクアップ状態になっている可能性があります。

ハードウェア障害 ― ハードウェア障害が原因でポートが不良と判断されました。

一時停止 ― リンクがダウンしたあと、ポートのイネーブル化によって初期化が開始されるまでの中間的な状態です。

次のコマンドを使用してモジュールに接続すると、ポートの状態をチェックできます。

show hardware internal fc-mac port port port-info


) これらの FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


FLOGI サーバは、Nx ポートに対する FLOGI プロセスを管理する独立したアプリケーションです。

Device Manager によるポート ステートのトラブルシューティング

Device Manager では、次の 3 つの方法でポートをモニタできます。

Device ビュー

Summary ビュー

ポート選択

ポート モニタリング

Device ビュー

Device Manager を使用した基本的なポート モニタリングは、Device ビュー(図8-1)の仮想ディスプレイから開始されます。ポートのステートは、次のボックスおよび×記号で表示されます。

グリーンのボックス ― 正常なファブリック ログインが発生し、接続はアクティブです。

レッドの× ― SFP トランシーバが存在していますが、接続がありません。これは、ケーブルの接続解除や不良、またはアクティブなデバイス接続が存在しないことを示している可能性があります。

レッドのボックス ― SFP は存在していますが、ファブリック ログイン(FLOGI)が失敗しました。一般に、このような場合は、隣接するデバイスとの間でポートまたはファブリック パラメータのミスマッチが起きています。たとえば、ノード デバイスが E ポートとして設定されているポートに接続されていた場合、ポート パラメータのミスマッチが発生します。ファブリック パラメータのミスマッチの例はタイムアウト値によって異なります。

イエローのボックス ― Device Manager により、ポートはすでに選択されています。

グレーのボックス ― ポートは管理上のディセーブルにされています。

ブラックのボックス ― SFP が存在していません。

図8-1 Device Manager: Device ビュー

 

Device Manager: Summary ビュー

Device Manager で Summary ビュー(図8-2)を選択すると、ポート モニタリングで取得した情報が表示されます。Summary ビューでは、次の情報が表示されます。

VSAN の割り当て

N ポートの場合は、ポートの World Wide Name(pWWN)および接続されているデバイスのファイバ チャネル ID(FC ID)

ISL の場合は、接続されているスイッチの IP アドレス

速度

送受信されたフレーム

CPU、ダイナミック メモリ、およびフラッシュ メモリの使用率(%)

図8-2 Device Manager: Summary ビュー

 

Device Manager:ポート選択

ポートの詳細な追加情報を得るには、Device ビューまたは Summary ビューを使用し、ポートをダブルクリックします。初期画面(図8-3)には、モード、速度、およびステータスの管理設定に加えて、現在の動作ステータス、障害の原因、および最後の設定変更の日付が表示されます。

次の追加タブがあります。

Rx BB Credit ― Buffer-to-Buffer credit(BB_credit)を設定および表示します。

Other ― ポートチャネル ID、WWN、最大伝送ユニット(maximum transmission unit; MTU)を表示、および最大受信バッファ サイズを設定します。

FLOGI ― N ポート接続の FC ID、pWWN、nWWN、BB_credit、およびサービス クラスを表示します。

ELP ― ISL の pWWN、nWWN、BB_credit、およびサポートされているサービス クラスを表示します。

Trunk Config ― トランク モードと許可される VSAN を表示および設定します。

Trunk Failure ― ISL の障害の原因を表示します。

Physical ― ビーコンを設定し、SFP 情報を表示します。

Capability ― 現在のポート機能のホールドダウン タイマー、BB_credit、および最大受信バッファ サイズを表示します。

図8-3 Device Manager: ポート選択

 

Device Manager:ポート モニタリング

ポート トラフィックの詳細な追加情報を表示するには、Device ビューまたは Summary ビューを使用します。Device ビューでは、1 つまたは複数のポートを選択し、右クリックしてポップアップ メニューから Monitoring を選択します。Summary ビューでは、1 つまたは複数のインターフェイスを選択して、Monitor ツールを選択します。初期画面(図8-4)には、送受信されるバイトおよびフレーム数などのトラフィック情報が、選択した間隔で表示されます。

次の追加タブがあります。

Protocol ― プロトコル関連トラフィックとエラー統計情報を表示します。これには、リンクのリセット カウント、オフラインおよび非動作シーケンス エラー、リセット プロトコル エラー、バッファ間フロー制御に関する統計情報が含まれています。

Discards ― ポートで廃棄されたフレーム数を表示します。これには、クラス 2、クラス 3、およびクラス F フレーム、EISL フレーム、および合計が含まれています。

Link Errors ― リンク エラー数が表示されます。これには、リンク障害、信号損失、同期障害、無効な伝送ワード、デリミタおよびアドレス ID エラー等が含まれています。

Frame Errors ― フレーム エラー統計情報が含まれています。無効な CRC のあるフレーム数、受領時に廃棄されたクラス 3 フレーム、選択した状況でのFBSY リターン、ファブリックによるフレーム拒否の結果である FRJT リターンなどが含まれています。

Class 2 Traffic ― 選択した間隔でのクラス 2 トラフィック量を表示します。

Class 2 Errors ― クラス 2 トラフィックのエラー統計情報を表示します。これには、ビジー フレーム応答やポート拒否などが含まれています。

FICON ― FICON エラー統計情報を表示しています。これには、ペーシング、不均衡、EOF、OOF、順序付セット エラーなどが含まれています。

図8-4 Device Manager: Port Monitoring Traffic タブ

 

Port Monitoring ビューからグラフ化ツールにアクセスすることもできます。対象となるセルを選択して、グラフ化ツールの 1 つをクリックして関連する折れ線グラフ(図8-5)、棒グラフ、面グラフ、円グラフを表示します。

図8-5 Device Manager: ポート モニタリングの折れ線グラフ

 

 

Device Manager によるポートの問題の特定

Device Manager を使用してポートの問題を特定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Interfaces > FC ALL を選択して Status Oper フィールドが up であることを確認し、ホスト HBA およびストレージ ポートがリンク レベルの接続を各スイッチに提供できるかどうかを判別します。

インターフェイスが動作不能となる原因の詳細については、 表8-1 を参照してください。

ステップ 2 ポートがダウンまたはオフラインになっている場合は、Admin Status を up に設定し、Apply をクリックしてポートをオンラインにします。

ステップ 3 Interfaces > FC ALL を選択して Status Oper フィールドが up であることを確認し、ホスト HBA およびストレージ ポートがリンク レベルの接続を各スイッチに提供できるかどうかを判別します。 を繰り返して、ポートがオンラインかどうかを判別します。

いずれかのポートが online ステートを維持できない場合は、GBIC、ケーブル配線、または HBA ポートやサブシステム ポートで障害が発生している可能性があります。

ステップ 4 両方のポートがオンラインの場合は、FLOGI を選択して、ホストとストレージのファイバ チャネル ポートが Fabric Login(FLOGI; ファブリック ログイン)をすでに実行し、それぞれのスイッチと通信していることを確認します。

ステップ 5 FC > Name Server を選択し、FLOGI がネーム サーバ データベースに存在している間に FCID が割り当てられたことを確認します。


 

この時点で、HBA ポートとサブシステム ポートはすでにリンク レベルの接続を正常に確立しており、またそれぞれのポートがファブリック内でローカルに接続されたスイッチと通信できるようになっています。次の段階では、ゾーン メンバシップを確認します。VSAN およびゾーンの詳細な解説と説明については、 第14章「ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング」 を参照してください。

CLI によるポート ステートのトラブルシューティング

インターフェイスの完全な情報を表示するには、 show interface コマンドを使用します。ポートのステートに加えて、このコマンドでは次の情報も表示されます。

ポートの WWN

速度

トランク VSAN のステータス

設定されている Buffer-to-Buffer credit の送受信およびその残り

最大受信バッファ サイズ

送受信されたフレームの数

伝送エラー(破棄、エラー、CRC、および不正なフレームなど)

例8-1 に、show interface コマンドの出力例を示します。

例8-1 show interface コマンドの出力

switch# show interface fc1/3
fc1/3 is trunking
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:03:00:0b:fd:8c:f8:80
Peer port WWN is 20:10:00:0b:fd:2c:8c:00
Admin port mode is auto, trunk mode is on
Port mode is TE
Port vsan is 161
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 255
Receive B2B Credit is 255
Receive data field Size is 2112
 

ポート デバッグ コマンドの使用

ポートのデバッグを行うには、 show hardware internal debug-info interface fc CLI を使用します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


これらのコマンドは、たとえば次のような場合に使用されます。

リンク障害、admin-up 操作、または新規の接続などのイベントのあとで、ファイバ チャネル ポートが up ステートへの移行に失敗する場合

予期しないリンク フラップが発生する場合

ポートが「Error disabled」ステートになる場合

(可能であれば)これらの問題の発生以前にモジュールの情報セットを保存し、またこれらの問題の発生以後に別の情報セットを収集します。

FC-MAC レベルで役立つコマンド

ポートの問題のトラブルシューティングでは、FC-MAC ドライバ(または MDS 9120、MDS 9140、MDS 9216i、および MPS-14/2 モジュールの場合は FC-MAC2 ドライバ)によって提供されるデバッグ機能の分析が必要です。 表8-2 に、FC-MAC レベルの CLI デバッグ コマンドを示します。


) これらの FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。



) MDS 9120、MDS 9140、MDS 9216i、および MPS-14/2 モジュールに対しては、fcmac2 キーワードを使用してください。


 

表8-2 役に立つ FC-MAC CLI コマンド

CLI コマンド
説明

show hardware internal fc-mac port port link-status

問題を特定するために一連のチェックを実行します。

show hardware internal fc-mac2 port port link-status

show hardware internal fc-mac port port port-info

ポートの現在のステートおよび設定を表示します。

show hardware internal fc-mac2 port port port-info

show hardware internal fc-mac port port statistics

ポートに関するゼロ以外のすべての統計情報を表示します。

show hardware internal fc-mac2 port port statistics

show hardware internal fc-mac port port gbic-info

SFP の現在のステートを表示します。

show hardware internal fc-mac2 port port gbic-info

show hardware internal error

モジュール全体に関する割り込み統計情報、エラー統計情報、および例外ログの情報を収集します。

show hardware internal debug-info interface fc-interface

すべての ASIC から多数のデバッグ コマンドを集約して、情報を表示します。この情報には、FC-MAC ドライバによって提供される割り込み統計情報、エラー統計情報、例外ログ、リンク イベント、およびすべてのデバッグ情報が含まれます。


internal キーワードを含む CLI コマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


CLI によるポートの問題の特定

CLI を使用してポートの問題を特定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface を使用して、ホスト HBA およびストレージ ポートがリンク レベルの接続をそれぞれのスイッチに提供できるかどうかを判別します。

NPI1# show interface fc2/5 status
fc2/5 is down (Offline)
 
NPI2# show interface fc2/5 status
fc1/5 is up Port mode is F
 

インターフェイスが動作不能となる原因の詳細については、 表8-1 を参照してください。

ステップ 2 ポートがダウンおよびオフラインになっている場合は、no shutdown コマンドを使用してポートをオンラインにします。

NPI1# config t
NPI1(config)# interface fc 2/5
NPI1(config-if)# no shutdown
 

ステップ 3 show interface を使用して、ホスト HBA およびストレージ ポートがリンク レベルの接続をそれぞれのスイッチに提供できるかどうかを判別します。 を繰り返して、ポートがオンラインかどうかを判別します。

いずれかのポートが online ステートを維持できない場合は、GBIC、ケーブル配線、または HBA ポートやサブシステム ポートで障害が発生している可能性があります。

ステップ 4 両方のポートがオンラインの場合は、show flogi コマンドを使用して、ホストとストレージのファイバ チャネル ポートが FLOGI をすでに実行し、それぞれのスイッチと通信していることを確認します。

例8-2 show flogi コマンドの使用

NPI1# sh flogi
INTERFACE VSAN FCID PORT NAME NODE NAME
-------------------- ---- -------- ----------------------- -----------------------
fc2/5 1 0x7e0200 21:00:00:e0:8b:08:d3:20 20:00:00:e0:8b:08:d3:20
fc2/7 1 0x7e0300 20:00:00:e0:69:41:98:93 10:00:00:e0:69:41:98:93
fc2/11 1 0x7e0100 21:00:00:e0:8b:07:ca:39 20:00:00:e0:8b:07:ca:39
fc2/14 1 0x7e0002 50:06:04:82:c3:a0:98:53 50:06:04:82:c3:a0:98:53
fc8/31 1 0x7e0000 50:06:04:82:c3:a0:98:42 50:06:04:82:c3:a0:98:42
 
NPI2# sh flogi
INTERFACE VSAN FCID PORT NAME NODE NAME
-------------------- ---- -------- ----------------------- -----------------------
fc1/5 1 0x9f0100 50:06:04:82:c3:a0:98:5c 50:06:04:82:c3:a0:98:5c
fc1/9 1 0x9f0020 21:00:00:e0:8b:08:dd:22 20:00:00:e0:8b:08:dd:22
fc1/12 1 0x9f0040 50:06:04:82:c3:a0:98:52 50:06:04:82:c3:a0:98:52
fc1/13 1 0x9f0300 21:00:00:e0:8b:08:a2:21 20:00:00:e0:8b:08:a2:21
fc8/6 1 0x9f0101 20:00:00:e0:69:40:8d:63 10:00:00:e0:69:41:a0:12
fc8/14 1 0x9f0003 50:06:04:82:c3:a0:98:4c 50:06:04:82:c3:a0:98:4c
 

ステップ 5 show flogi コマンドの出力にポートが表示されない場合は、debug flogi even interface コマンドを使用して FLOGI の問題を特定します。

NPI1# debug flogi event interface fc2/5
 

ステップ 6 show flogi コマンドの出力にポートが表示される場合は、show fcns database コマンドを使用して、FLOGI がネーム サーバ データベースに存在している間に FCID が割り当てられたことを確認します。

NPI2# show fcns database
--------------------------------------------------------------------------
FCID TYPE PWWN (VENDOR) FC4-TYPE:FEATURE
--------------------------------------------------------------------------
0x9f0100 N 50:06:04:82:c3:a0:98:5c (EMC) scsi-fcp:target 250
0x7e0200 N 21:00:00:e0:8b:08:d3:20 (QLogic) scsi-fcp:init
 


 

この時点で、HBA ポートとサブシステム ポートはすでにリンク レベルの接続を正常に確立しており、またそれぞれのポートがファブリック内でローカルに接続されたスイッチと通信できるようになっています。次の段階では、ゾーン メンバシップを確認します。VSAN およびゾーンの詳細な解説と説明については、 第14章「ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング」 を参照してください。

ポート インターフェイスの一般的な問題

ポート インターフェイスに関する一般的な問題としては、次のものがあります。

「ポートが Link failure or not-connected ステートのままになる」

「ポートが initializing ステートのままになる」

「予期しないリンク フラップの発生」

「ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す」

「ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる」

「ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す」

「ポートが ErrDisabled ステートになる」

「Fx ポートの障害のトラブルシューティング」

ポートが Link failure or not-connected ステートのままになる

リンクがアップにならない場合は、スイッチがノード デバイスとの間でビットまたはワードを同期できなくなっています。この状況は、ファイバの破損などによってインターフェイスに何も接続されていない状態になった場合、またはインターフェイスおよび直接接続されている Nx ポートとの間でビット同期が行われていない場合に発生することがあります。この問題は、 表8-3 に示されている 1 つまたは複数の原因によって発生する可能性があります。

現象 ポートが Link failure or not-connected ステートのままになる。

 

表8-3 ポートが Link-failure ステートのままになる

現象
考えられる原因
解決方法

ポートが Link failure or not-connected ステートのままになる。

ポート接続が不良である。

show port internal info CLI コマンドを使用して、ポートのステータスが Link failure or not-connected になっていることを確認します。 show hardware internal fc-mac port port gbic-info CLI コマンドを使用して、信号の有無を確認します。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


使用しているメディアのタイプを確認します。銅線または光ファイバ、シングルモード(SM)またはマルチモード(MM)のいずれかです。

メディアが故障または破損していないことを確認します。スイッチ上の LED がグリーンになっていることを確認します。HBA 側で、接続先のデバイスに対応する ACTVE LED が点灯していることを確認します。

Device Manager でポートを右クリックして disable を選択し、そのあとで enable を選択するか、または shut CLI コマンドのあとに no shut コマンドを使用することで、ポートをいったんディセーブルにしてからイネーブルにします。これで問題が解決しない場合は、接続を同じモジュールの別のポートまたは他のモジュールのポートに移動してください。

SFP での中継障害または SFP の故障が原因で信号がない。

この問題が発生すると、ポートは中継ポート状態のままになり、信号は確認できません。また、MAC レベルでの同期も存在しません。この問題には、ポートの速度設定または自動ネゴシエーションが関係している可能性があります。詳細については、「ポートの問題のトラブルシューティング」を参照してください。インターフェイスに SFP が正しく取り付けられていることを確認してください。SFP を正しく取り付けても問題が解決しない場合には、SFP を交換するか、スイッチの他のポートを試してみてください。

リンクが初期化状態で停止またはリンクがポイントツーポイント状態になっている。

Device Manager で Logs > Switch Resident > Syslog を選択するか、または show logging CLI コマンドを使用して、Link Failure, Not Connected システム メッセージをチェックします。

Device Manager でポートを右クリックして disable を選択し、そのあとで enable を選択するか、または shut CLI コマンドのあとに no shut コマンドを使用することで、ポートをいったんディセーブルにしてからイネーブルにします。これで問題が解決しない場合は、接続を同じモジュールの別のポートまたは他のモジュールのポートに移動してください。


T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。これは、問題が発生している VSAN だけではなく、EISL 上のすべての VSAN に影響します。


ポートの問題のトラブルシューティング

show hardware internal fc-mac port port link-status コマンドを使用して、デバッグを開始します。FC-MAC 情報の使用方法については、「FC-MAC レベルで役立つコマンド」を参照してください。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


このコマンドを実行すると、次のチェックがここで示されている順番で行われ、適切な情報が表示されます。

1. ポートに障害があると判断された原因が例外であるかどうかをチェックします。詳細な情報が必要な場合は、 show process exceptionlog CLI コマンドを使用します。

2. ポートが管理上のイネーブルにされたかどうかをチェックします。

3. 物理リンク ステートが up であるかどうかをチェックします。ステートが up の場合は、次のことがチェックされます。

FLOGI プロセスが完了したかどうかをチェックします。


) FLOGI は MAC に対して透過的であり、想定された設定に基づいています。MAC ドライバでは、FLOGI プロセスは完了していると仮定されます。


エラー カウンタをチェックします。

4. ポートが offline ステートになっているかどうかをチェックします。ポート上で FLOGI または ELP(auto モードの場合)が成功しなかった場合、ポートは offline ステートに移行します。

5. 一時停止状態をチェックします。一時停止状態は、リンクがダウンしたあとにポートが Port Manager によってイネーブルにされるまでの中間的な状態です。


) リンクの再初期化が行われるのは、リンク ダウン イベントの実行後 Port Manager によってポートがイネーブルにされる場合だけです。


6. SFP または GBIC の存在をチェックします。存在する場合は、FC-MAC が信号損失をチェックします。loss of signal ステートでは、2 つのエンド ポート間における物理接続の障害、または SFP での伝送障害のいずれかがあることを示しています。 show hardware internal fc-mac port port gbic-info コマンドを使用して、伝送障害をチェックします。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


7. ポートの速度および同期化ステートをチェックします。ポートが速度の初期化ステートにある場合は、次のメッセージが表示されます。

Auto speed is in progress は、ポートが auto モードの場合に表示されます。

Waiting for stable sync は、ポートが一定速度に設定されている場合に表示されます。

Sync not acquired は、MAC ステートが同期ずれを示している場合に表示されます。auto モードでは、この状態が必ずしもエラーになるとは限りません。どのような場合でも、両端で速度に関する機能と設定をチェックしてください。

ポートが initializing ステートのままになる

現象 ポートが initializing ステートのままになる。

リンク レベルの初期化が正常に完了すると、ポートは initializing ステートになります。ポートのタイプが Fx および FL の場合は、次の段階で FLOGI プロセスを完了させます。FLOGI プロセスが完了するまで、ポートは initializing ステートのままになります。

ポートのタイプが E または TE の場合は、次の段階で ELP プロセスを完了させます。タイムアウトによって ELP が失敗し、ポートが offline ステートに移行すると、ポートがオンラインになるまでこのプロセス全体が繰り返されます。

表8-4 に、特定のポートで FLOGI が失敗する場合に考えられる原因、および考えられる解決方法を示します。

 

表8-4 ポートが initializing ステートのままになる

現象
考えられる原因
解決方法

ポートが initializing
ステートのままになる。

リンクの反対側にあるポートはそれ自体をバイパス モードにするため、ポートがアップになる。

show hardware internal fc-mac port port statistics コマンドを使用して、リンクの初期化が完了したあとにクラス 3 入力カウンタの値が増加しているかどうかをチェックします。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


FC-MAC から FLOGI サーバまでのデータ パスの途中で FLOGI パケットが廃棄された。

show hardware internal fc-mac port port statistics コマンドを使用して、クラス 3 パケット カウンタをチェックします。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


パスの途中で FLOGI パケットが廃棄される原因について、 show hardware internal error の出力を分析します。詳細については、 表8-2 を参照してください。

Device Manager でポートを右クリックして disable を選択し、そのあとで enable を選択するか、または shut CLI コマンドのあとに no shut コマンドを使用することで、ポートをいったんディセーブルにしてからイネーブルにします。これで問題が解決しない場合は、接続を同じモジュールの別のポートまたは他のモジュールのポートに移動してください。

FLOGI パケットの処理中にソフトウェアのバグが原因でエラーが発生した。


T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。これは、問題が発生している VSAN だけではなく、EISL 上のすべての VSAN に影響します。


CLI によるポートの登録に関する問題のトラブルシューティング

Nx ポートの登録に関する問題の CLI によるトラブルシューティングの手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface fc slot / port コマンドを使用して、問題のデバイスに接続されているファイバ チャネル インターフェイスが up であり、エラーが発生していないことを確認します(例8-3 を参照)。

例8-3 show interface コマンドの出力

switch# show interface fc3/14
fc3/14 is up
Hardware is Fibre Channel
Port WWN is 20:8e:00:05:30:00:86:9e
Admin port mode is FX
Port mode is F, FCID is 0x780200 /* Operational State of the Port */
Port vsan is 99 /* This is the vsan */
Speed is 2 Gbps
Receive B2B Credit is 16
Receive data field size is 2112
Beacon is turned off
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
1700 frames input, 106008 bytes, 0 discards
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
2904 frames output, 364744 bytes, 0 discards
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
1 output OLS, 1 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
 

インターフェイスが正しく動作していない場合には、ケーブル配線およびホストやストレージ デバイスのインターフェイスに障害がないかどうかを確認してください。インターフェイスが正しく動作している場合は、次の手順に進みます。

ステップ 2 問題のデバイスが FLOGI データベースに含まれていることを確認します。次のコマンドを入力します。

show flogi database vsan vsan-id

 

次に、システムの出力例を示します。

switch# show flogi database vsan 99
---------------------------------------------------------------------------
INTERFACE VSAN FCID PORT NAME NODE NAME
---------------------------------------------------------------------------
fc3/14 99 0x780200 21:00:00:e0:8b:07:a4:36 20:00:00:e0:8b:07:a4:36
 

出力に問題のデバイスが表示されている場合には、ステップ 7 に進みます。出力にデバイスが表示されていない場合は、次の手順に進みます。

ステップ 3 インターフェイス設定モードで shutdown コマンドを使用して、問題のデバイスに接続されているファイバ チャネル インターフェイスをシャットダウンします。

switch# config terminal
switch(config)# interface fcx/x
switch(config-if)# shutdown

) T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。これは、問題が発生している VSAN だけではなく、EISL 上のすべての VSAN に影響します。


ステップ 4 ファイバ チャネル インターフェイス上で no shutdown を実行します。

switch(config-if)# no shutdown
 

インターフェイスをシャットダウンし、再びアップにすることで、接続デバイスがインターフェイスにログインを試みたときの状態を判別できます。

インターフェイスを再びイネーブルにしたあと、show flogi internal event-history interface コマンドを使用して、インターフェイス上で発生したイベントを表示します。出力の各セクションの最後にあるコメントは、出力の意味を示しています。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch# show flogi internal event-history interface fc3/14
>>>>FSM: <[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> has 9 logged transitions<<<<<
/* This is the [VSAN] followed by the pwwn of the N/NL port */
1) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 321686 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_FLOGI_RECEIVED]
Triggered event: [FLOGI_EV_VALID_FLOGI]
Next state: [FLOGI_ST_GET_FCID]
/* The hba has sent an FLOGI to the switch */
2) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 322974 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_GET_FCID]
Triggered event: [FLOGI_EV_VALID_FCID]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* Port Manager Obtains a valid FC_ID from the Domain Mgr */
3) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 323731 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_CONFIG_DONE_PENDING]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* ACLs are programmed and FIB {VSAN, FC_ID, portindex} is set */
4) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 323948 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_LCP_RESPONSE]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* LineCard responds that it is done */
5) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 325962 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_NAME_SERVER_REG_RESPONSE]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* Program the NameServer with wwn and FCID */
6) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 330381 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_ZS_CFG_RESPONSE]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* Response from ZoneServer */
7) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 331187 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_RIB_RESPOSE]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* Response from RIB */
8) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 331768 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_ACL_CFG_RESPONSE]
Next state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
/* Response from RIB */
9) FSM:<[99]21:00:00:e0:8b:07:a4:36> Transition at 331772 usecs after Sun Feb 1
04:18:15 1980
Previous state: [FLOGI_ST_PERFORM_CONFIG]
Triggered event: [FLOGI_EV_CONFIG_DONE_COMPLETE]
Next state: [FLOGI_ST_FLOGI_DONE]
/* Programming done */

Curr state: [FLOGI_ST_FLOGI_DONE]
/* Flogi was successful */
 

デバイスが正しくログインしている場合は、次の手順に進みます。正しくログインしていない場合、デバイスまたはそれに関連付けられたソフトウェアに問題がある可能性があります。

ステップ 5 インターフェイス モードで shutdown コマンドを使用して、ファイバ チャネル インターフェイスをシャットダウンします。次に debug fcns events register vsan コマンドを使用して、FLOGI プロセスの発生を監視します。Telnet 接続でスイッチを管理している場合には、EXEC モードで terminal monitor コマンドを入力して、端末モニタリングをイネーブルに設定します。 で説明したデバッグをオンにしたあとに no shutdown コマンドを使用します。


) T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。これは、問題が発生している VSAN だけではなく、EISL 上のすべての VSAN に影響します。


ステップ 6 debug fcns events register vsan コマンドを使用して、FLOGI プロセスの発生を監視します。

switch# debug fcns events register vsan 99
 

このコマンドにより、ネーム サーバ登録に対してデバッグ モードがイネーブルに設定されます。これによって、FCNS イベントに関連するメッセージがスイッチのコンソールに表示されます。次に、システムの出力例を示します。

switch# config t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
switch(config)# interface fc3/14
switch(config-if)# no shutdown /* enable the port */
switch(config-if)# Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Created entry for port-id 27800
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Got Entry for port-id 27800
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Registered port-name 36a4078be0000021 for port-id 780200
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Registered node-name 36a4078be0000020 for port-id 780200
/* The wwpn and FCID for the port, note that the bytes in the world wide name are reversed */
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Registered cos 8 for port-id 780200
/* Class of Service */
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Registered port-type 1 for port-id 780200
/* Port Type */
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Reading configuration for entry with port-name 36a4078be0000021, node-name 36a4078be0000020
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: No configuration present for this portname
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: No configuration present for this nodename
/* Port is now registered in nameserver, will send out RSCN to it */

Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Trying to send RSCN; affected port 780200
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: rscn timer started for port 780200
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Saving new entry into pss
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: Sending sync message to the standby
Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: sending accept response to 780200
/* RSCN was received by N/NL port */

Feb 17 04:42:54 fcns: vsan 99: sending accept response to fffc61
/* Other switch in fabric is notified */
Feb 17 04:42:55 fcns: vsan 99: rscn timer expired for port 780200
Feb 17 04:42:55 fcns: vsan 99: Saving modified entry into pss
Feb 17 04:42:55 fcns: vsan 99: Sending sync message to the standby

Feb 17 04:42:55 fcns: vsan 99: Registered fc4-types for port-id 780200
Feb 17 04:42:55 fcns: vsan 99: Registered fc4-features for fc4_type 8 for port-id 780200
/* FC4 Type, type 8 FCP has been registered */

その他のネーム サーバ オブジェクトが登録されている場合には、さらに同様の情報が出力されます。

ステップ 7 Telnet 接続でスイッチを管理している場合には、EXEC モードで terminal monitor コマンドを入力して、端末モニタリングをイネーブルに設定します。

次に、システムの出力例を示します。

switch# show fcns database detail vsan 99
------------------------
VSAN:99 FCID:0x780200
------------------------
port-wwn (vendor) :21:00:00:e0:8b:07:a4:36 (QLogic) /* Port world wide name */
node-wwn :20:00:00:e0:8b:07:a4:36
class :3 /* Fibrechannel class of service */
node-ip-addr :0.0.0.0 /* IP Address */
ipa :ff ff ff ff ff ff ff ff
fc4-types:fc4_features:scsi-fcp:init /* Registered FC4 Types: example SCSI and initiator */
symbolic-port-name :
symbolic-node-name :
port-type :N /* Fibrechannel port type (F,FL) */
port-ip-addr :0.0.0.0
fabric-port-wwn :20:8e:00:05:30:00:86:9e /* wwn of the switch port */
hard-addr :0x000000
 

Nx ポートのその他のアトリビュート オブジェクトは、FLOGI プロセスの完了後、登録処理ごとに 1 つずつ登録されます。Nx ポートは、ネーム サーバの既知の World Wide Name(WWN)である 0xFFFFFC に対して PLOGI を実行します。FC_CT コモン トランスポート プロトコルは、Request メッセージおよび Accept メッセージを使用してトランザクションを実行します。SAN-OS デバッグ機能を使用すると、追加アトリビュートが正しく登録され、データベースに記録されていることを確認できます。


) show fcns database detail vsan X コマンドを実行すると、ファブリックに登録されている全デバイスの詳細リストが表示されます。



 

予期しないリンク フラップの発生

現象 予期しないリンク フラップが発生する。

ポートでフラップが発生している場合、次の順番でステートの変化が周期的に繰り返されます。

1. Initializing ― リンクが初期化される。

2. Offline ― ポートがオフラインになる。

3. Link failure or not connected ― 物理層リンクが動作不能で、アクティブなデバイス接続がない。

予期しないリンク フラップのトラブルシューティングでは、次の情報を把握することが重要です。

リンク フラップを開始した管理者

リンク ダウンの実際の原因

HBA をチェックしてください。これは、HBA で障害が発生すると、接続されているスイッチ ポートにその症状が現れることがあるからです。たとえば、HBA ドライバまたはファームウェアの自己診断機能によって Nx ポートの障害が検出された場合、ドライバはそのポートを光バイパス モードに移行させることができます。これにより、送信パスと受信パスは、内部的にこのポートを素通りして接続されます。この状態が発生すると、障害のあるデバイスに接続されているスイッチ ポートは、ビットとワードの同期をポート自体と行うことになります。ポートが auto モードに設定されていると、エンド デバイスがインターフェイスに物理的に接続されていても、ポートは ELP を発行して、xE ポートとしての初期化を試みます。この場合、ISL が存在しなくても、ELP 障害によるポート隔離の原因コードが表示されることがあります。

表8-5 に、リンク フラップの考えられる原因および解決方法を示します。

 

表8-5 予期しないリンク フラップの発生

現象
考えられる原因
解決方法

予期しないリンク フラップが発生する。

ビット レートがしきい値を超えたために、ポートが Error disabled ステートになっている。

Device Manager でポートを右クリックして disable を選択し、そのあとで enable を選択するか、または shut CLI コマンドのあとに no shut コマンドを使用することで、ポートを通常の状態に戻します。

スイッチがリンク リセットを完了できていない。リンク リセット プロトコルが失敗すると、次のことが原因でリンク フラップが発生することがあります。

リンク リセットのタイムアウト期間内に入力バッファが空にならなかった。

スイッチによって開始されたリンク リセットに対しリンク先が応答しなかった。

すべてのクレジットが 4 秒以上失われた場合、または 一時的な信号損失または同期ずれの状態が 100 ミリ秒以上続いた場合、スイッチはリンク リセットを開始します。この状態の確認については、「ポートの問題のトラブルシューティング」を参照してください。

Device Manager でポートを右クリックして disable を選択し、そのあとで enable を選択するか、または shut CLI コマンドのあとに no shut コマンドを使用することで、ポートをいったんディセーブルにしてからイネーブルにします。これで問題が解決しない場合は、接続を同じモジュールの別のポートまたは他のモジュールのポートに移動してください。

FL ポート上でクレジット損失が発生した状態になっている。

FL ポートでクレジット損失または伝送停止の状態が検出されると、FC-MAC ドライバでは、回復プロセスでリンクのフラップを行います。詳細については、「ポートの問題のトラブルシューティング」を参照してください。

スイッチの問題によっては、エンド デバイスによりリンク フラップの動作が開始される。原因の一部は、次のとおりです。

ハードウェア障害またはクロスバーの同期ずれなどの間欠的なハードウェア エラーのいずれかが発生したため、スイッチでパケットが廃棄された。

ソフトウェア エラーによって
パケットが廃棄された。

制御フレームが誤ってデバイスに送信された。

MAC ドライバによって示されるリンク フラップの原因を確認します。エンド デバイス上のデバッグ機能を使用して、問題のトラブルシューティングを行います。外部デバイスでは、エラーが発生するとリンクの再初期化が選択されることがあります。そのような場合、リンクを再初期化する具体的な方法はデバイスによって異なります。リンク フラップを外部から開始する場合の詳細については、「ポートの問題のトラブルシューティング」を参照してください。


T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。これは、問題が発生している VSAN だけではなく、EISL 上のすべての VSAN に影響します。


リンクの初期化フロー

ファイバ チャネル プリミティブ シーケンスはリンクの確立および維持に使用され、応答が受信されるまでこのシーケンスは継続的に送信されます。リンク初期化プロセスでは、次の 4 つのプリミティブ シーケンスが使用されます。

Not Operational シーケンス(NOS)

Offline シーケンス(OLS)

Link Reset シーケンス(LRS)

Link Reset Response シーケンス(LRR)

図8-6 では、主要な動作ステートの中で 8B/10 符号化の順序付きセットを使用しています。次のステートがあります。

AC = アクティブ ステート

LR = リンク回復ステート

LF = リンク障害ステート

OF = オフライン ステート

図8-6 リンク初期化のフロー

 

図8-6 には、リンクの初期化フローが示されています。この図には、ポート間で送信される順序付きセット、およびプロセス中でのポートの主要な動作ステートが表示されています。次のステートがあります。

1. アクティブ ステート

2. リンク回復ステート(LR)

a. LR 送信サブステート(LR1)

b. LR 受信サブステート(LR2)

c. LRR 受信サブステート(LR3)

3. オフライン ステート(OLS)

a. OLS 送信サブステート(OL1)

b. OLS 受信サブステート(OL2)

c. OLS 待機サブステート(OL3)

4. リンク障害ステート

a. NOS 受信サブステート(LF1)

b. NOS 送信サブステート(LF2)

Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでは、リンク初期化の順序付きセット用にポート カウンタを保持しています。この順序付きセットには、ファブリック接続の OLS、LRR、および NOS のほかに、FL ポート と TL ポート上の調停ループ接続のプリミティブが含まれます。ポート初期化のトラブルシューティングを行う際は、リンクの初期化フローを把握しポート カウンタを表示するのに、show interface コマンドが役立ちます。 表8-6 に、リンク フラップの理由を示します。

 

表8-6 スイッチ ポートに接続されたデバイスによってリンク フラップが開始される原因

原因
説明

同期ずれ

同期ずれの状態が 100 ミリ秒以上続きました。無効な伝送ワードの数を調べて、物理リンクに実際に障害が発生しているかどうか、および原因が同期ずれであるかどうかをチェックします。これは、必ずしも物理リンクの問題であるとは限らず、一部のデバイスがリンクを初期化する方法が問題になることもあります。attach module コマンドを使用してモジュールに接続してから、show hardware internal debug-info interface CLI コマンドを実行します。 表8-2 を参照してください。

信号損失

信号損失の状態が 100 ミリ秒以上続きました。無効な伝送ワードの数を調べて、物理リンクに実際に障害が発生しているかどうか、および原因が同期ずれであるかどうかをチェックします。これは、必ずしも物理リンクの問題であるとは限らず、一部のデバイスがリンクを初期化する方法が問題になることもあります。フラップのあとでリンクがアップにならない場合、他端が shutdown ステートになっているか、またはケーブルが破損している可能性があります。 show hardware internal fc-mac port port gbic-info CLI コマンドを使用すると、破損または接続解除されている光リンクをチェックできます。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


NOS を受信

NOS を受信した状態であることが検出されました。他端が MDS ポートの場合、そのポートが次のいずれかの状態になると NOS が送信されます。

信号損失または同期ずれの状態が検出された場合

ポートが管理上のシャットダウン状態の場合

ポートが動作上のダウン状態の場合

OLS を受信

OLS が受信された状態であることが検出されました。

LR が B2B を受信

(キュー エンジン内の)受信キューが空になっていなかったために、リンク リセット(LR)が失敗しました。

クレジット損失

過剰なクレジット損失が発生しました。

Rx キューのオーバーフロー

キュー エンジン内で受信キューのオーバーフローが発生しました。これは、次の状況で発生します。

リンクの一端または両端でクレジット設定が不適切です。

障害のあるリンクによって、余分な R_RDY が発生することがあります。無効な伝送ワードを両端でチェックしてください。

LIP F* を受信

ループ初期化プロシージャ(LIP)が受信されました。

LC ポートのシャットダウン

ポートのシャットダウンが実行されました。 show process exception CLI コマンドを使用して、その他のエラーをチェックします。

LIP が B2B を受信

Rx キューが空ではないときに、LIP が受信されました。

OPNy が B2B をタイムアウト

Rx キューが空ではないときに、ループ上のオープン サーキット(OPNy)でタイムアウトが発生しました。

OPNy が B2B へ返される

Rx キューが空ではないときに、OPNy が返されました。

B2B のクレジット損失

Rx キューが空ではないときに、クレジット損失が発生しました。

ポート カウンタの表示

show interface counters コマンドを使用すると、ポート カウンタを表示できます。通常、トラブルシューティングの実施中はカウンタを観察するだけですが、基準を決めておくために、最初にカウンタをクリアする必要があります。値が特定のカウンタにとって大きなものであっても、長期間アクティブになっているポートでは無意味になる可能性があります。カウンタをクリアすることで、トラブルシューティングの対象になっているリンクの動作に関するより正確な情報が提供されます。

EXEC モードで次のコマンドのいずれかを使用して、すべてのポート カウンタまたは指定されたインターフェイスのカウンタをクリアします。

clear counters interface all

clear counters interface <range>

カウンタを使用すると、表示される受信フレーム数と送信フレーム数の差が非常に大きい場合は、同期の問題があることを識別できます。たとえば、ファイバが損傷している場合、F ポートから N ポートまでの Tx パスだけが損傷しているのであれば、スイッチのインターフェイスは Rx パスを使用できるので、N ポートから受信したビット ストリームによってビット同期を取得できます。また、スイッチ ポートでは N ポートからの着信 NOS を認識して、OLS で応答できます。ただし、送信された OLS は N ポートに到達しないので、R_T_TOV タイマーが時間切れになります。なお、この状況では、ポートのステータスは Link failure or not connected になります。

このステートと、 no bit synchronization ステートとの大きな違いは、OLS および NOS 増分の入出力カウントです(ビット同期は存在するが、ワード同期が存在しない状態)。このステートの場合は、スイッチから N ポート インターフェイス上の Rx 入力までの Tx パスが正しく接続されていることを確認してください。スイッチ上の SFP のトランスミッタ、または N ポート上の SFP のレシーバーに障害がある場合も、この問題が発生します。

また、例8-4 にある出力では、破損データがある場合は CRC および erros に非常に大きな値が表示されます。discards の値では、問題の有無は判別できません。たとえば、フレームは ACL 違反が原因で廃棄されることがあります。

例8-4 show interface コマンド

mds# show interface fc4/2
fc4/2 is up
. . .
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
322944 frames input, 19378384 bytes
0 discards, 0 errors <........................................ エラー
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
20439797 frames output, 41780390808 bytes
0 discards, 0 errors
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
2 output OLS, 2 LRR, 0 NOS, 0 loop inits <.................リンクの初期化
12 receive B2B credit remaining
1 transmit B2B credit remaining
 

ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す

現象 ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す。

ELP の障害は、ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す原因になることがあります。 表8-7 に、この問題の考えられる原因および解決方法を示します。

 

表8-7 ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す

現象
考えられる原因
解決方法

ポートが initializing ステートと offline ステートを繰り返す。

2 台のスイッチのいずれかで、ELP パケットが廃棄された。

show hardware internal fc-mac port port statistics CLI コマンドおよび show hardware internal error コマンドを使用します。2 つのコマンドの出力を分析して、パケットが廃棄される原因を調べます。詳細については、「CLI によるELP の問題のトラブルシューティング」を参照してください。また、「VSAN 内で xE ポートが隔離される」も参照してください。


) FC-MAC 表示コマンドにアクセスするには、attach module CLI コマンドを使用する必要があります。


ELP プロセスの処理に関するソフトウェアのバグまたは非互換性がある。

show port internal event-history CLI コマンドを実行したあと、Port Manager でイベント履歴を表示して分析します。詳細については、「CLI によるELP の問題のトラブルシューティング」を参照してください。

CLI によるELP の問題のトラブルシューティング

CLI を使用して ELP の問題のトラブルシューティングを行う手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface コマンドを使用して、E ポートが隔離されていることを確認します。

switch# show interface fc2/4
fc2/4 is down (Isolation due to ELP failure)
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:44:00:05:30:00:18:a2
vsan is 1
Beacon is turned off
1445517676 packets input, 727667035658 bytes, 0 discards
0 input errors, 0 CRC, 0 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
Received 0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
100 OLS, 67 LRR, 37 NOS, 0 loop inits
 
133283352 packets output, 1332969530 bytes
Transmitted 198 OLS, 50 LRR, 0 NOS, 10 loop inits
 

この例では、インターフェイスに、E ポート上の ELP 障害によって発生したリンク隔離が示されています。ELP は、ファブリックのパラメータをネゴシエートするために 2 台のスイッチ間で送信されるフレームです。

ステップ 2 show fctimer コマンドを使用して、VSAN 内の各スイッチで、次のパラメータが一致していることを確認します。

ED_TOV タイマー

RA_TOV タイマー

FS_TOV タイマー


) ファブリックのパラメータは VSAN 単位で設定しますが、VSAN 内のスイッチはすべて同じ設定にする必要があります。


switch# show fctimer
F_S_TOV : 5000 milliseconds
D_S_TOV : 5000 milliseconds
E_D_TOV : 2000 milliseconds
R_A_TOV : 10000 milliseconds
 

この出力例では、これらのタイムアウト値のデフォルト設定が表示されています。

ステップ 3 オプションとして、設定モードで fctimer コマンドを使用すると、すべての VSAN 内でこれらタイムアウト値をグローバルに設定できます。また、たとえば fctimer D_S_TOV <timeout> vsan <vsan-id> コマンドを使用して、D_S_TOV タイムアウト値を特定の VSAN に設定すると、グローバル値を上書きできます。

ステップ 4 show port internal info interface fc コマンドを使用して、ISL の両端で受信バッファ サイズが一致していることを確認します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch# show port internal info interface fc2/1
 
fc2/1 - if_index: 1080000
Admin Config - state(up), mode(Auto), speed(auto), trunk(no trunk)
beacon(off), snmp trap(on), tem(false)
bb_credit(default), rxbufsize(2112), encap(default)
description()
Operational Info - state(down), mode(ALL), speed(auto), trunk(no trunk)
state reason(Link failure or not-connected)
phy port enable (1), phy layer (FC)
participating(1), port_vsan(1), null_vsan(0), fcid(0x000000)
current state [PI_FSM_ST_LINK_INIT]
port_init_eval_flag(0x00000001), cfg wait for none
Mts node id 0x202
cnt_link_failure(0), cnt_link_success(0), cnt_port_up(0)
cnt_cfg_wait_timeout(0), cnt_port_cfg_failure(0), cnt_init_retry(0)
Port Capabilities -
Modes: E,TE,F,FL,TL,SD
Min Speed: 1000
Max Speed: 2000
Max Tx Bytes: 2112
Max Rx Bytes: 2112
Max Tx Buffer Credit: 255
Max Rx Buffer Credit: 16
Max Private Devices: 63
Max Sourcable Pkt Size: 2112
Hw Capabilities: 0xb
Connector Type: 0x0
SFP info -
Min Speed: 1000
Max Speed: 2000
Module Type: 8
Connector Type: 7
Gigabit Eth Compliance Codes: 0
FC Transmitter Type: 3
Vendor Name: PICOLIGHT
Vendor ID: 0:4:133
Vendor Part Num: PL-XPL-00-S23-28
Vendor Revision Level:
Trunk Info -
trunk vsans (allowed active) (1)
 


 

ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる

現象 ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる。

ゾーン マージの障害が原因で E ポートが隔離されることがあります。 表8-8 に、この問題の考えられる原因および解決方法を示します。

 

表8-8 ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる

現象
考えられる原因
解決方法

ゾーン マージ後に E ポートが隔離されたままになる。

2 つのスイッチのアクティブ ゾーン セットがゾーン メンバシップの点で互いに異なっている(どちらかの側に同じ名前のゾーンがある場合)。

詳細については、「Fabric Manager による E ポート隔離のトラブルシューティング」および「Fabric Manager による E ポート隔離のトラブルシューティング」を参照してください。

2 台のスイッチのアクティブ ゾーン セットにゾーン メンバの異なる同名のゾーンが含まれている。

Fabric Manager による E ポート隔離のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用してゾーン分割が原因の E ポート隔離のトラブルシューティングを行う手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Switches > Interfaces > FC Physical を選択して、ゾーン マージの障害が原因で E ポートがアップになっていないことを確認します。


) ゾーニング情報は、VSAN 単位です。そのため、TE ポートの場合には、許可されている VSAN でゾーン分割情報が競合していないことを確認する必要がある場合があります。


ステップ 2 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、ゾーン分割設定を確認します。

ステップ 3 次の 2 つの方法から 1 つを選択して、ゾーン マージの障害を解決します。

Edit Local Full Zone Database ダイアログボックスで File > Restore を選択して、1 台のスイッチのゾーン分割設定を他のスイッチの設定に上書きします。

Restore オプションを使用すると、ローカル スイッチ上のアクティブ ゾーン セットがリモート スイッチ上のアクティブ ゾーン セットを使用して上書きされます。

2 台のスイッチ間でゾーン データベースが上書きされている場合は、Restore オプションを使用できません。これを回避するには、Edit Local Full Zone Database ダイアログボックスを使用して、どちらかのスイッチ上でゾーン データベースの内容を手動で変更します。その後、Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、隔離されているポートの Admin Status ドロップダウン メニューで down を選択したあとに、up を選択します。

ステップ 4 E ポートが隔離されているのではなく、1 つの VSAN が隔離されている場合、アップ/ダウンのサイクルを正しく実行するには、トランク ポート上で許可されている VSAN リストから隔離された VSAN をいったん削除したあとで、再び挿入します。

a. Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、Trunk Config タブを選択します。

b. Allowed VSAN リストから VSAN を削除し、Apply Changes をクリックします。

c. Allowed VSAN リストに VSAN を再び追加し、Apply Changes をクリックします。


) T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。このコマンドは、隔離問題が発生している VSAN だけでなく、EISL にまたがるすべての VSAN に影響します。



 

Fablic Manager の Zone Merge Analysis ツールを使用すると、実際に 2 つのゾーン セットを統合する前に、2 台のスイッチのアクティブ ゾーン セットの互換性を確認できます。詳細については、『Cisco MDS 9000 Fabric Manager Configuration Guide』を参照してください。

CLI によるE ポート隔離のトラブルシューティング

CLI を使用してゾーン分割が原因の E ポート隔離のトラブルシューティングを行う手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface コマンドの出力を使用して、ゾーン マージの障害が原因で E ポートがアップになっていないことを確認します。


) ゾーニング情報は、VSAN 単位です。そのため、TE ポートの場合には、許可されている VSAN でゾーン分割情報が競合していないことを確認する必要がある場合があります。


switch# show interface fc2/14
 
fc2/14 is down (Isolation due to zone merge failure)
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:4e:00:05:30:00:63:9e
vsan is 1
Beacon is turned off
40 frames input, 1056 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 3 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
79 frames output, 1234 bytes, 16777216 discards
Received 23 OLS, 14 LRR, 13 NOS, 39 loop inits
Transmitted 50 OLS, 16 LRR, 21 NOS, 25 loop inits
 

ステップ 2 ゾーニング情報を確認するには、次のコマンドを使用します。

show zone vsan vsan-id

show zoneset vsan vsan-id

ステップ 3 次の 2 つの方法から 1 つを選択して、ゾーン マージの障害を解決します。

1 台のスイッチのゾーン分割設定を他のスイッチの設定に上書きします。この場合には、次のコマンドを使用します。

zone copy interface fc slot / port import vsan vsan-id

zone copy interface fc s lot / port export vsan vsan-id

このコマンドの import オプションを使用すると、ローカル スイッチ上のアクティブ ゾーン セットがリモート スイッチ上のアクティブ ゾーン セットを使用して上書きされます。export オプションを使用すると、リモート スイッチ上のアクティブ ゾーン セットがローカル スイッチ上のアクティブ ゾーン セットを使用して上書きされます。

2 つのスイッチ間でゾーニング データベースが上書きされている場合には、import オプションは使用できません。これを回避するため、どちらかのスイッチのデータベースの内容を手動で変更してから、隔離ポートに対して shutdown/no shutdown コマンド シーケンスを実行できます。

ステップ 4 E ポートが隔離されているのではなく、1 つの VSAN が隔離されている場合、アップ/ダウンのサイクルを正しく実行するには、トランク ポート上で許可されている VSAN リストから隔離された VSAN をいったん削除したあとで、再び挿入します。


) T ポートまたは TE ポートをディセーブルにしてからイネーブルにすることは避けてください。このコマンドは、隔離問題が発生している VSAN だけでなく、EISL にまたがるすべての VSAN に影響します。



 

ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す

現象 ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す。

この問題は、接続デバイスで発生したエラーによる可能性があります。 表8-9 に、この問題の考えられる原因および解決方法を示します。

 

表8-9 ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す

現象
考えられる原因
解決方法

ポートが up ステートと down ステートを周期的に繰り返す。

スイッチで、1 つ以上のパケットが廃棄された。

Nx ポートによって提供されるデバッグ ログを分析します。Fabric Manager で Tools > Traceroute を選択するか、または fctrace CLI コマンドを使用してリンクを分析します。

このポートのログで、FLOGI メッセージを探します。詳細については、「CLI によるポートの登録に関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。

FLOGI の処理に問題がある。

デバイスが予期しないパケットを受信した。

上位レイヤのソフトウェアでエラーが発生した。

ポートが ErrDisabled ステートになる

ErrDisabled ステートでは、スイッチがポートの問題を検出して、そのポートをディセーブルにしたことを示しています。ポートがこのステートになるのは、メディアに潜在的な障害があることを示すポートのフラッピングまたは大量の破損フレーム(CRC エラー)が発生した場合です。

現象 ポートが ErrDisabled ステートになる。

ゾーン マージの障害が原因で E ポートが隔離されることがあります。 表8-10 に、この問題の考えられる原因および解決方法を示します。

 

表8-10 ポートが ErrDisabled ステートになる

現象
考えられる原因
解決方法

ポートが ErrDisabled ステートになる。

ポートのフラッピングが発生した。

詳細については、「CLI によるErrDisabled ステートの確認」を参照してください。SFP、ケーブル、および接続を確認します。

スイッチによって、メディアに潜在的な障害があることを示す大量の破損フレーム(CRC エラー)が検出された。

CLI によるErrDisabled ステートの確認

CLI を使用して ErrDisable ステートを解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface コマンドを使用して、スイッチが問題を検出してポートをディセーブルにしたことを確認します。ケーブル、SFP、および光ファイバを確認します。

mds# show interface fc1/14
fc1/14 is down (errDisabled)
 

ステップ 2 show port internal event-history interface コマンドを使用して、ポート内部のステート遷移に関する情報を表示します。この例では、機能のミスマッチまたは「CAP MISMATCH」が原因で、ポート fc1/7 が ErrDisabled ステートになっています。このイベントをどのように解釈するかがわからなくても、その他のコマンドを使用して詳細な情報を取得できます。

mds# show port internal event-history interface fc1/7
>>>>FSM: <fc1/7> has 86 logged transitions<<<<<
1) FSM:<fc1/7> Transition at 647054 usecs after Tue Jan 1 22:44..
Previous state: [PI_FSM_ST_IF_NOT_INIT]
Triggered event: [PI_FSM_EV_MODULE_INIT_DONE]
Next state: [PI_FSM_ST_IF_INIT_EVAL]
2) FSM:<fc1/7> Transition at 647114 usecs after Tue Jan 1 22:43..
Previous state: [PI_FSM_ST_IF_INIT_EVAL]
Triggered event: [PI_FSM_EV_IE_ERR_DISABLED_CAP_MISMATCH]
Next state: [PI_FSM_ST_IF_DOWN_STATE]
 

ステップ 3 show logging logfile コマンドを使用して、スイッチのログ ファイルを表示し、ポート ステートの変化をリストで確認します。この例では、ある管理者がポート fc1/7 を ポートチャネル 3 に追加しようとしたときに、エラーが記録されました。ポートはポートチャネル 3 と同じように設定されていなかったため、試行が失敗しました。

mds# show logging logfile
. . .
Jan 4 06:54:04 switch %PORT_CHANNEL-5-CREATED: port-channel 17 created
Jan 4 06:54:24 switch %PORT-5-IF_DOWN_PORT_CHANNEL_MEMBERS_DOWN: Interface port-channel 17 is down (No operational members)
Jan 4 06:54:40 switch %PORT_CHANNEL-5-PORT_ADDED: fc1/8 added to port-channel 7
Jan 4 06:54:56 switch %PORT-5-IF_DOWN_ADMIN_DOWN: Interface fc1/7 is down (Admnistratively down)
Jan 4 06:54:59 switch %PORT_CHANNEL-3-COMPAT_CHECK_FAILURE: speed is not compatible
Jan 4 06:55:56 switch%PORT_CHANNEL-5-PORT_ADDED: fc1/7 added to port-channel 7
 


 

Fx ポートの障害のトラブルシューティング

Fx ポートの問題は、さまざまな設定の問題が原因で発生します。ほとんどの問題はポートが正しく設定されていることを確認するだけで解決しますが、一部の問題では、より高度なトラブルシューティングの手法を使用する必要があります。

症状の概要

Fx ポートは、単一の N ポートに接続されています。これは、周辺機器(ホストまたはストレージ)が使用するモードです。Fx ポートのトラブルシューティングでは、すべての場合について、次の 2 つのシナリオのいずれかで作業を行うことになります。

ポートがアップにならない(インターフェイス設定、ケーブル配線、およびスイッチに接続しているポートのチェックが必要)。

ポートはアップになるが、ホストがストレージ サブシステムと通信できない(VSAN とゾーンの設定のチェックが必要)。

標準的なエンドユーザは、次のような場合に Fx ポートのトラブルシューティングが必要になります。

新規にインストールしたサーバで、ストレージが表示されない。

サーバを再起動したあと、以前に割り当てたストレージが表示されない。

標準的な管理者は、次のことを調査する必要があります。

サーバがスイッチへの FLOGI を完了できない原因

ストレージ デバイスがスイッチへの FLOGI を完了できない原因

図8-7 に、Fx ポートのトラブルシューティングで使用される可能性がある手順のフローチャートを示します。

図8-7 トラブルシューティング手順のフローチャート