Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
世代が異なるハードウェアが混在する 場合のトラブルシューティング
世代が異なるハードウェアが混在する場合のトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

世代が異なるハードウェアが混在する場合のトラブルシューティング

概要

ポート グループ

ポート速度のモード

動的な帯域幅管理

インターフェイスのアウトオブサービス状態への移行

使用可能なポート インデックス

第 2 世代モジュールに関するベスト プラクティス

トラブルシューティングの初期チェックリスト

第 1 世代および第 2 世代モジュールの問題

モジュールがオンラインにならない

Device Manager によるポート インデックスの割り当ての確認

CLI によるポート インデックスの割り当ての確認

ポートを占有モードに設定できない

Device Manager によるポート グループの帯域利用率の確認

CLI によるポート グループの帯域利用率の確認

ポートをイネーブルにできない

スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない

正しいソフトウェア イメージの選択

世代が異なるハードウェアが混在する場合のトラブルシューティング

この章では、Cisco MDS 9000 ファミリの第 1 世代および第 2 世代のハードウェア コンポーネントを組み合わせたときに発生することがある問題を識別して解決する方法について説明しています。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「概要」

「第 2 世代モジュールに関するベスト プラクティス」

「トラブルシューティングの初期チェックリスト」

「第 1 世代および第 2 世代モジュールの問題」

概要

表5-1 では、Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチ、Cisco MDS 9216A/Cisco MDS 9216i スイッチ、および第 2 世代のスイッチによってサポートされるモジュールについて説明します。

 

表5-1 第 2 世代モジュールおよびスイッチ

Part Number
説明
モジュール

DS-X9148

48 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-9304-18K9

4 ギガビット イーサネット ポートを搭載した 18 ポート 1/2/4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9112

12 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9704

4 ポート 10 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9530-SF2-K9

Supervisor 2 モジュール(Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチのみ)

スイッチ

DS-C9222i-K9

4 ギガビット イーサネット IP ストレージ サービス ポートを搭載した 10 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチ、およびCisco MDS 9000 ファミリ スイッチングおよびサービス モジュールをホストするモジュラ拡張スロット

DS-9134-K9

34 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチ

DS-X9124

24 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチ

DS-9304-K9

固定スロット 1 の 4 ギガビット イーサネット ポートを搭載した 18 ポート 1/2/4 Gbps ファイバ チャネル スイッチ


) 第 2 世代のファイバ チャネル スイッチング モジュールは、Cisco MDS 9216 スイッチではサポートされていません。ただし、Supervisor 1 モジュールと Supervisor 2 モジュールの両方でサポートされています。


4 ポート 10 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、10 Gbps のポート レートがサポートされています。その他の第 2 世代モジュールでは、1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps、またはポート レート自動検知がサポートされています。

これらのモジュールのインストールおよび仕様の詳細については、次の Web サイトでハードウェア インストレーション ガイドまたはコンフィギュレーション ガイドを参照してくださし。

http://cisco.com/en/US/products/ps5989/tsd_products_support_series_home.html

ここでは、第 2 世代モジュールの機能について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「ポート グループ」

「ポート速度のモード」

「動的な帯域幅管理」

「インターフェイスのアウトオブサービス状態への移行」

「使用可能なポート インデックス」

ポート グループ

各モジュールには、ポート グループとして 1 つあるいは複数のポートで構成される 4 つのグループがあり、帯域幅やバッファ クレジットなどの共通するリソースを共有します。 表5-2 に、第 2 世代のファイバ チャネル スイッチおよびモジュールのポート グループ を示します。

 

表5-2 第 2 世代モジュールの帯域幅およびポート グループ

モジュールまたはスイッチ
説明
ポート グループごとのポート数
ポート グループごとの帯域幅
ポート グループごとの最大帯域幅

DS-X9148

48 ポート 4 Gbps

12

12.8

4 Gbps 1

DS-9304-18K9

24 ポート 4 Gbps

6

12.8

4 Gbps 1

DS-X9112

12 ポート 4 Gbps

3

12.8

4 Gbps 1

DS-X9704

4 ポート 10 Gbps

1

10

10 Gbps 2

DS-C9222i-K9

10 ポート 4 Gbps

 

 

 

DS-X9124

24 ポート 4 Gbps

g

12.8

4 Gbps 2

 

 

6

12.8

 

DS-9134-K9

32 ポート 4 Gbps

 

 

 

DS-9134-K9

2 ポート 10 Gbps

 

 

 

1.オーバーサブスクライブを含まない占有帯域幅

2.占有帯域幅または共有のバッファ リソースを使用するオーバーサブスクライブ


) ポート グループは、ハードウェアによって定義され、連続したポートで構成されます。たとえば、ポート 1 ~ 12、ポート 13 ~ 24、ポート 25 ~ 36、およびポート 37 ~ 48 は、48 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールのポート グループです。


ポート速度のモード

表5-3 に、第 2 世代の各スイッチング モジュールで設定できるポート速度を示します。

 

表5-3 第 2 世代のスイッチング モジュールで設定可能なポート速度

モジュール
ポート速度のモード
デフォルト設定

48 ポート 4 Gbps

Auto、auto(最大 2 Gbps)、1、2、4

Auto、共有

24 ポート 4 Gbps

Auto、auto max 2000(2 Gbps)、1、2、4

Auto、共有

12 ポート 4 Gbps

Auto、auto max 2000(2 Gbps)、1、2、4

Auto、占有

4 ポート 10 Gbps

Auto 3

Auto、占有

3.4 ポート 10 Gbps のモジュールでは auto モードを設定できますが、10 Gbps の接続だけをサポートしています。

動的な帯域幅管理

表5-4 に、占有モードのポートのポート速度に基づいて予約されている帯域幅を示します。

 

表5-4 占有モードでの予約帯域幅

ポート速度
ポートごとの予約帯域幅

Auto または 4 Gbps

4 Gbps

Auto max 2000 または 2 Gbps

2 Gbps

1 Gbps

1 Gbps

10 4

10 Gbps

4.4 ポート 10 Gbps スイッチング モジュールでのみ使用できます。

表5-5 に、共有モードのポートのポート速度に基づいて予約されている帯域幅を示します。

 

表5-5 共有モードでの予約帯域幅

モジュールのタイプ
ポート速度
予約帯域幅

24 ポート 4 Gbps

Auto または 4 Gbps

1 Gbps

Auto max 2000 または 2 Gbps

0.5 Gbps

1 Gbps

0.25 Gbps

48 ポート 4 Gbps

Auto または 4 Gbps

0.8 Gbps

Auto max 2000 または 2 Gbps

0.4 Gbps

1 Gbps

0.2 Gbps


ヒント 最大 2 Gbps のトラフィックだけをサポートしているホストを 4 Gbps スイッチング モジュールへ移行する場合は、最大帯域幅が 2 Gbps の自動検知を使用してください。



) 4 ポート 10 Gbps スイッチング モジュールでは、10 Gbps のリンクだけがサポートされています。


インターフェイスのアウトオブサービス状態への移行

インターフェイスをアウトオブサービス状態にすると、占有帯域幅用に必要な共有リソースを解放できます。この機能は、特に 48 ポート 4 Gbps スイッチング モジュールで役立ちます。インターフェイスをアウトオブサービス状態にすると、すべての共有リソースは解放され、ポート グループまたはモジュール内の他のインターフェイスで使用できるようになります。


注意 アウトオブサービス状態のインターフェイスを再開する場合、他のインターフェイスから共有リソースを解放すると、トラフィックが中断されることがあります。

使用可能なポート インデックス

Cisco MDS 9000 シリーズの各シャーシでは、ハードウェア ベースで使用可能な最大ポート数は、内部的に割り当てられているポート インデックスによって決まります。シャーシ内でポート インデックスが最大数に到達すると、残りのモジュールまたはシャーシに追加されたモジュールが起動しなくなります。ファイバ チャネル モジュール上の物理ポートの数は、そのポート インデックスの数と同じになります。ただし、ギガビット イーサネット モジュール(IPS-8、IPS-4、および MPS-14/2)では、1 つの物理ポートに 4 つのポート インデックスが割り当てられます(1 つのポート インデックスは iSCSI 用、3 つのポート インデックスは FC IP トンネル用)。 表5-6 に、Cisco MDS 9000 モジュールごとに割り当てられている物理ポートとポート インデックス(仮想ポート)を示します。

 

表5-6 ポート インデックスの割り当て

モジュール
物理ポート
割り当てられたポート インデックス

48 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

48

48

24 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

24

24

12 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

12

12

4 ポート 10 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

4

4

16 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル モジュール

16

16 5

32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル モジュール

32

32 1

8 ポート ギガビット イーサネット IP ストレージ サービス モジュール

8

32 1

4 ポート ギガビット イーサネット IP ストレージ サービス モジュール

4

32(Supervisor 1 と併用)
16(Supervisor 2 と併用)

32 ポート 2 Gbps ファイバ チャネル ストレージ サービス モジュール(SSM)

32

32 1

14 ポート ファイバ チャネル/2 ポート ギガバイト イーサネット マルチプロトコル サービス(MPS-14/2)モジュール

16 6

32(Supervisor 1 と併用)
24(Supervisor 2 と併用)

5.すべての第 1 世代モジュールでは、Supervisor 1 によって設定された境界内でポート インデックスを予約します。表5-7 を参照してください。

6.14 個のファイバ チャネル ポートおよび 2 個のギガビット イーサネット ポートがあります。

第 1 世代モジュールまたは Supervisor 1 モジュールを含むモジュールの組み合わせを使用する場合は、すべての Cisco MDS 9500 シリーズ ディレクタで、使用できるポート インデックスの数が 252 個に制限されます。また、第 1 世代モジュールでは、連続したポート インデックスが必要です。これは、モジュールが挿入されるスロット用に予約されたポート インデックス範囲の先頭から始まる連続したポート インデックス番号のブロックで、システムによって割り当てられます( 表5-7 を参照)。したがって、第 1 世代モジュールに使用できる十分な数のポート インデックスがあっても、使用できるポート インデックスが連続した範囲にない場合、または連続ブロックが特定のスロット用に予約されているポート インデックス範囲の先頭から始まっていない場合は、モジュールが起動しません。

例5-1 に、先頭のスロットからポート インデックスを借用している 48 ポートの第 2 世代モジュールである Supervisor 1 モジュールの事例を示します。スロット 1 ではまだ 16 個のポート インデックスが使用できますが、32 個のインデックスのすべてを利用できる状態ではありません(28 ~ 31 がスロット 4 のモジュールによって使用中)。つまり、スロット 1 の一部のポート インデックスがすでに使用中であるために、16 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュールを除く第 1 世代モジュールをこのスロットに装着することはできません。

例5-1 別のスロットからのポート インデックスの借用

switch#show port index-allocation
Module index distribution:
---------------------------------------------------+
Slot | Allowed | Alloted indices info |
| range* | Total | Index values |
-------|---------|-------|-------------------------|
1 | 0- 31| - | - |
2 | 32- 63| 32 | 32-63 |
3 | 64- 95| 48 | 64-95,224-239 |
4 | 96- 127| 48 | 96-127, 240-252, 28-31 |
7 | 128- 159| 32 | 128-159 |
8 | 160- 191| 32 | 160-191 |
9 | 192- 223| 32 | 192-223 |
SU | 253-255 | 3 | 253-255 |
*Allowed range applicable only for Generation-1 modules
 

第 1 世代モジュールおよび Supervisor 2 モジュールを含むモジュールの組み合わせを使用する場合は、すべての Cisco MDS 9500 シリーズ ディレクタで、使用できるポート インデックスの数が 252 個に制限されます。第 1 世代モジュールでは、0 ~ 252 の範囲から任意のスロット用に予約されたポート インデックス範囲の先頭から始まる、連続したポート インデックス番号のブロックを使用できます( 表5-7 を参照)。

第 2 世代モジュールと Supervisor 2 モジュールだけの組み合わせを使用する場合は、すべての Cisco MDS 9500 シリーズ ディレクタで、使用できるポート インデックスの数が最大 528 個に制限されます(構造上の制限は 1020)。第 2 世代モジュールでは、ポート インデックスが連続している必要はありません。第 2 世代モジュールでは、そのモジュールが装着されているスロットで利用可能なポート インデックスを使用し、そのあとでスーパーバイザから利用可能なインデックスを借用します。モジュールでさらにインデックスが必要になった場合、モジュールはシャーシのスロット 1 から利用可能なインデックスの借用を開始し、必要な数のポート インデックスを確保します。


) モジュールを取り外したあとは、purge module CLI コマンドを使用して、予約されているポートを開放してください。


 

表5-7 ポート インデックスの要件

スーパーバイザ
モジュール
ポート インデックスの要件

Supervisor 1

第 1 世代

インデックスは次の条件を満たす必要があります。

連続している。

特定のスロットに割り当てられている範囲にある。

そのスロットに割り当てられている最小の番号から始まる。 78

他の動作中のモジュールに割り当てられている 256 を超えるポート インデックスは使用できない。

最大 252 個の割り当て可能なポート インデックスが使用できます。

第 2 世代

インデックスには、0 ~ 252 の範囲にある任意の番号を使用できます。

Supervisor 2

第 1 世代

インデックスは次の条件を満たす必要があります。

連続している。

スロットに割り当てられている最小の番号から始まる。 2

他の動作中のモジュールに割り当てられている 256 を超えるポート インデックスは使用できない。

最大 252 個の割り当て可能なポート インデックスが使用できます。

第 2 世代

すべてのモジュールが第 2 世代モジュールである場合は、インデックスには 0 ~ 1020 の範囲にある任意の番号を使用できます。それ以外の場合は、インデックスには 0 ~ 252 の範囲にある任意の番号を使用できます。

7.第 1 世代モジュール用の各スロットに割り当てられているポート インデックスについては、例5-1 の [Allowed Ranges] カラムを参照してください。

8.16 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、1 つのスロットで最大 16 個のインデックスを使用できます(例:16 ~ 31)。

第 2 世代モジュールに関するベスト プラクティス

既存のすべての第 1 世代および第 2 世代スイッチング モジュールは、Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(1) 以降でサポートされています。ただし、Cisco MDS 9500 シリーズのプラットフォーム シャーシでさまざまなモジュールとスーパーバイザを組み合わせて使用するときは、考慮するべき制限事項があります。

第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールは、Supervisor 1 モジュールまたは Supervisor 2 モジュールのいずれかと組み合わせることができます。ただし、スイッチング モジュールとスーパーバイザ モジュールの組み合わせには、次の制限事項があります。

最大 1020 個のポート インデックスを利用できるようにするには、Supervisor 2 モジュールと第 2 世代モジュールを使用してください。

第 1 世代モジュールと第 2 世代モジュールが混在している場合は、新しいモジュールをシャーシに装着する前に、show port index-allocation CLI コマンドを使用して利用可能なポート インデックス番号を確認してください。

Cisco MDS 9513 ディレクタでは、Supervisor 2 モジュールだけを使用してください。


) Supervisor 2 モジュールから Supervisor 1 モジュールへのダウングレードはできません。


トラブルシューティングの初期チェックリスト

第 1 世代と第 2 世代モジュールの問題のトラブルシューティングを開始するときは、最初に次の事項について確認します。

 

チェックリスト
確認済み

新規に装着したモジュールの電源を投入できない場合は、ポート インデックスの割り当てを確認します。

 

使用予定のインターフェイスがアウトオブサービス状態に設定されていないことを確認します。

 

コンフィギュレーションのポート レート モードおよびポート速度が適正であることを確認します。

 

10 Gbps リンクの両端が 10 Gbps ポートで終端していることを確認します。

 

第 2 世代スイッチで Supervisor 1 モジュールが使用されていないことを確認します。

 

show interface transceiver CLI コマンドを使用すると、第 2 世代モジュール用 X2 トランシーバの拡張診断の結果を表示できます。これは、4 Gbps および 10 Gbps ポート上でサポートされています。これらの診断結果を使用して、接続の問題、SFP での重大な障害、または過度の光減衰に伴う異常なエラー率などの物理層の問題を特定してください。診断情報には、温度、電圧、電流、送信電力レベル、および受信電力レベルが含まれます。

第 1 世代および第 2 世代モジュールの問題

ここでは、第 1 世代および第 2 世代モジュールに関する問題のトラブルシューティングについて説明します。具体的内容は、次のとおりです。

「モジュールがオンラインにならない」

「ポートを占有モードに設定できない」

「ポートをイネーブルにできない」

「スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない」

モジュールがオンラインにならない

現象 モジュールがオンラインにならない。

 

表5-8 モジュールがオンラインにならない

現象
考えられる原因
解決方法

モジュールがオンラインにならない。

使用可能なポート インデックスの数が不足している。

詳細については、「Device Manager によるポート インデックスの割り当ての確認」および「CLI によるポート インデックスの割り当ての確認」を参照してください。スイッチに第 1 世代モジュールが装着されている場合は、すべてのモジュールを第 2 世代モジュールにアップグレードして、使用できるポート インデックスの総数を増やします。

使用可能なポート インデックスの番号が連続していない。

詳細については、「Device Manager によるポート インデックスの割り当ての確認」および「CLI によるポート インデックスの割り当ての確認」を参照してください。

シャーシで使用可能な電力が不足している。

show environment CLI コマンドを使用して、モジュールに十分な電力を供給できるかどうかを判別します。必要であれば、電源装置をアップグレードしてください。

Device Manager によるポート インデックスの割り当ての確認

Device Manager を使用してポート インデックスの割り当てを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Interfaces > Show Port Index Allocation > Current を選択して、スイッチ上でのポート インデックスの割り当てを表示します。

Module index distribution:
------------------------------------------------------+
Slot | Allowed | Alloted indices info |
| range | Total | Index values |
-----|---------|-------|------------------------------|
1 | 0- 255| 16 | 32-47 |
2 | 0- 255| 12 | 0-11 |
3 | 0- 255| - | (None) |
4 | 0- 255| - | (None) |
7 | 0- 255| - | (None) |
8 | 0- 255| - | (None) |
9 | 0- 255| - | (None) |
SUP | ----- | 3 | 253-255 |
 

場合によっては、スイッチ モジュールをシャーシに挿入する順番によって、1 つまたは複数のモジュールの電源が投入されるかどうかが決まります。

ステップ 2 スイッチが再起動したあとに、 Interfaces > Show Port Index Allocation > Startup を選択して、スイッチで使用されるポート インデックスの割り当てを表示します。

Startup module index distribution:
------------------------------------------------------+
Slot | Allowed | Alloted indices info |
| range | Total | Index values |
-----|---------|-------|------------------------------|
1 | 0- 255| 16 | 64-79 |
2 | 0- 255| 12 | 0-11 |
SUP | ----- | 3 | 253-255 |
 

ステップ 3 Physical > Modules を選択して、モジュールの電源が投入されない理由を表示します。


 

CLI によるポート インデックスの割り当ての確認

CLI を使用してポート インデックスの割り当てを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show port index-allocation コマンドを使用して、スイッチ上でのポート インデックスの割り当てを表示します。

switch# show port index-allocation
 
Module index distribution:
------------------------------------------------------+
Slot | Allowed | Alloted indices info |
| range | Total | Index values |
-----|---------|-------|------------------------------|
1 | 0- 255| 16 | 32-47 |
2 | 0- 255| 12 | 0-11 |
3 | 0- 255| - | (None) |
4 | 0- 255| - | (None) |
7 | 0- 255| - | (None) |
8 | 0- 255| - | (None) |
9 | 0- 255| - | (None) |
SUP | ----- | 3 | 253-255 |
 

場合によっては、スイッチ モジュールをシャーシに挿入する順番によって、1 つまたは複数のモジュールの電源が投入されるかどうかが決まります。

ステップ 2 スイッチが再起動したあとに、 show port index-allocation startup コマンドを使用して、スイッチで使用されるポート インデックスの割り当てを表示します。

switch# show port index-allocation startup
 
Startup module index distribution:
------------------------------------------------------+
Slot | Allowed | Alloted indices info |
| range | Total | Index values |
-----|---------|-------|------------------------------|
1 | 0- 255| 16 | 64-79 |
2 | 0- 255| 12 | 0-11 |
SUP | ----- | 3 | 253-255 |
 

ステップ 3 show module コマンドを使用して、モジュールの電源が投入されない理由を表示します。

sw# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
1 48 1/2/4 Gbps FC Module DS-X9148 ok
2 48 1/2/4 Gbps FC Module DS-X9148 ok
3 48 1/2/4 Gbps FC Module DS-X9148 ok
4 32 1/2 Gbps FC Module DS-X9032 ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
7 16 1/2 Gbps FC Module DS-X9016 ok
8 48 1/2/4 Gbps FC Module powered-dn
9 48 1/2/4 Gbps FC Module DS-X9148 ok
 
Mod Power-Status Power Down Reason
--- ------------ ---------------------------
8 powered-dn Insufficient resources (dest Index)
* this terminal session
 

ステップ 4 モジュールの電源が投入されない原因がポート インデックスの問題である場合は、show module recovery-steps コマンドを使用して、問題の修正方法を決定します。

switch# show module 4 recovery-steps
Failure Reason:
Contiguous and aligned indices unavailable for Generation-1 modules
Check "show port index-allocation" for more details
Please follow the steps below:
1. Power-off module in one of the following slots: 12
2. Power-on module in slot 4 and wait till it comes online
3. Power-on the module powered-off in step 1
4. Do "copy running-config startup-config" to save this setting
 

) debug module no-power-down コマンドが有効になっていないことを確認します。



 

ポートを占有モードに設定できない

現象 ポートを占有モードに設定できない。

 

表5-9 ポートを占有モードに設定できない

現象
考えられる原因
解決方法

ポートを占有モードに設定できない。

ポート グループで使用可能な帯域幅が不足している。

詳細については、「Device Manager によるポート グループの帯域利用率の確認」および
「CLI によるポート グループの帯域利用率の確認」を参照してください。

Device Manager によるポート グループの帯域利用率の確認

Device Manager を使用してポート グループの帯域利用率を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 モジュールを右クリックし、Show Port Resources... を選択して、第 2 世代モジュールの共有リソース設定を表示します。

Module 2
Available dedicated buffers are 5164
 
Port-Group 1
Total bandwidth is 12.8 Gbps
Total shared bandwidth is 4.8 Gbps
Allocated dedicated bandwidth is 8.0 Gbps
--------------------------------------------------------------------
Interfaces in the Port-Group B2B Credit Bandwidth Rate Mode
Buffers (Gbps)
--------------------------------------------------------------------
fc2/1 16 4.0 shared
fc2/2 16 4.0 shared
fc2/3 16 4.0 shared
fc2/4 16 4.0 shared
fc2/5 16 4.0 dedicated
fc2/6 16 4.0 dedicated
 
...
 

この例では、Port-Group 1 で利用できる共有帯域幅が不足しているために、これ以上ポートを 4 Gbps 占有モードに切り替えられません。

ステップ 2 占有モードに移行させる必要があるポートに割り当てられている帯域を、次のいずれかの方法で解放します。

a. 1 つまたは複数のポートを右クリックし、Service > Out を選択してポートをアウトオブサービス モードへ移行します。

b. ポートを右クリックし、Configure を選択します。ポート速度を下げます。

ポート レート モードで必要な最小帯域幅とポート速度の関係については、「動的な帯域幅管理」を参照してください。


 

CLI によるポート グループの帯域利用率の確認

CLI を使用してポート グループの帯域利用率を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show port-resources module コマンドを使用して、第 2 世代モジュールの共有リソース設定を表示します。

switch# show port-resources module 2
Module 2
Available dedicated buffers are 5164
 
Port-Group 1
Total bandwidth is 12.8 Gbps
Total shared bandwidth is 4.8 Gbps
Allocated dedicated bandwidth is 8.0 Gbps
--------------------------------------------------------------------
Interfaces in the Port-Group B2B Credit Bandwidth Rate Mode
Buffers (Gbps)
--------------------------------------------------------------------
fc2/1 16 4.0 shared
fc2/2 16 4.0 shared
fc2/3 16 4.0 shared
fc2/4 16 4.0 shared
fc2/5 16 4.0 dedicated
fc2/6 16 4.0 dedicated
 
...
 

この例では、Port-Group 1 で利用できる共有帯域幅が不足しているために、これ以上ポートを 4 Gbps 占有モードに切り替えられません。

ステップ 2 占有モードに移行させる必要があるポートに割り当てられている帯域を、次のいずれかの方法で解放します。

a. インターフェイス モードで out-of-service コマンドを使用して、1 つまたは複数のポートをアウトオブサービス モードへ移行します。

b. 1 つまたは複数のポート上で swtichport speed コマンドを使用し、ポート速度をより低い速度に変更します。ポート レート モードで必要な最小帯域幅とポート速度の関係については、「動的な帯域幅管理」を参照してください。


 

ポートをイネーブルにできない

現象 ポートをイネーブルにできない。

 

表5-10 ポートをイネーブルにできない

現象
考えられる原因
解決方法

ポートをイネーブルにできない。

ポートが、アウトオブサービス状態になっている。

Device Manager でポートを右クリックして Configure を選択し、ポートがアウトオブサービス状態になっているかどうかを確認します。

または、CLI で show interface brief コマンドを使用して、ポートがアウトオブサービス状態になっているかどうかを確認します。

ポートを起動させるのに十分なポート リソースを解放する方法については、「Device Manager によるポート グループの帯域利用率の確認」または「CLI によるポート グループの帯域利用率の確認」を参照してください。

ポート グループで使用可能な帯域幅が不足している。

詳細については、「Device Manager によるポート グループの帯域利用率の確認」および「CLI によるポート グループの帯域利用率の確認」を参照してください。

スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない

現象 スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない。

 

表5-11 スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない

現象
考えられる原因
解決方法

スーパーバイザのシステム イメージをアップグレードできない。

Cisco SAN-OS イメージのタイプが不正である。

装着されているスーパーバイザ用の適切な Cisco SAN-OS イメージを使用します。詳細については、「正しいソフトウェア イメージの選択」を参照してください。Device Manager で Physical > Modules を選択し、スーパーバイザのタイプを確認します。

または、show module CLI コマンドを使用して、スーパーバイザのタイプを確認します。

正しいソフトウェア イメージの選択

Cisco MDS 9100、9200、および 9500 シリーズ スイッチでサポートされている Supervisor 1 モジュールと Supervisor 2 モジュールでは、必要なシステム イメージおよびキックスタート イメージが異なります。そのスイッチ上で使用するイメージは、 表5-12 に示されている命名規則によって判別できます。

 

表5-12 スーパーバイザ モジュール用ソフトウェア イメージの命名規則

Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチのタイプ
スーパーバイザ モジュールのタイプ
命名規則

9120 または 9140

Supervisor 1 モジュール

m9100-s1ek9 で始まるファイル名

9134

HP-c Class BladeSystem 用 Cisco ファブリック スイッチ

IBM BladeCenter 用
Cisco ファブリック スイッチ

Supervisor 2 モジュール

m9100-s2ek9 で始まるファイル名

9221i

Supervisor 2 モジュール

m9200-s2ek9 で始まるファイル名

9216、9216A、または 9216i

Supervisor 1 モジュール

m9200-s1k9 で始まるファイル名

9506 または 9509

Supervisor 1 モジュール

m9500-sf1ek9 で始まるファイル名

Supervisor 2 モジュール

m9500-sf2ek9 で始まるファイル名

9513

Supervisor 2 モジュール

m9500-sf2ek9 で始まるファイル名