Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
SSM の管理
SSM の管理
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

SSM の管理

SSM の概要

ベスト プラクティス

ライセンスの要件

トラブルシューティングの初期チェックリスト

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

CLI の一般的なトラブルシューティング用コマンド

SSM の問題

SSM の起動に失敗

SSI ブート イメージのアップグレード

SSI ブート イメージの確認

install ssi コマンドの使用

交換した SSM の復旧

SSM のアップグレードが中断

EPLD イメージのモジュールへのインストール

SSM の管理

この章では、Storage Services Module(SSM; ストレージ サービス モジュール)の管理手順を説明し、さらに SSI イメージについての情報も提供します。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「SSM の概要」

「ベスト プラクティス」

「ライセンスの要件」

「トラブルシューティングの初期チェックリスト」

「SSM の問題」

SSM の概要

Cisco MDS 9000 ファミリ対応の 32 ポート ファイバ チャネル SSM では、最大 32 個のファイバ チャネル ポートをサポートするとともに、分散型のインテリジェント ストレージ サービスを提供します。


) Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(2b) 以降が稼働している Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチでは、SSM がサポートされています。


SSM 用の SSI イメージは、スーパーバイザ モジュールからダウンロードされます。SSM 用のイメージは、SSI ブート変数を使用して指定できます。


) SSM は、Release 2.1(2) 以降に対応する標準の Cisco SAN-OS イメージを装備した 32 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュールとして機能します。インテリジェント ストレージ サービスを使用するには、SSI イメージが必要です。


表3-1 に、SSM をサポートしている Cisco MDS SAN-OS の機能を示します。

 

表3-1 SSM をサポートしている Cisco MDS SAN-OS の機能

モジュール
Cisco MDS SAN-OS リリース
2.0(1b)
2.0(2b)、2.0(3)、
2.0(4)、および 2.0(4a)
2.1(1a)
2.1(2) 以降

SSM

なし

ファイバ チャネル スイッチング

ファイバ チャネル スイッチング

ファイバ チャネル スイッチング

インテリジェント ストレージ サービス

インテリジェント ストレージ サービス

インテリジェント ストレージ サービス

VSFN

VSFN

ファイバ チャネル スイッチングのトラフィックを中断しないアップグレード 1

1.EPLD バージョン 2.1(2)(EPLD イメージのモジュールへのインストールを参照)および SSI ブート イメージ バージョン 2.1(2) が必要です。

SSM 上で SSI ブート イメージをアップグレードまたはダウングレードする際に、モジュールを通過するトラフィックが中断されることがあります。 表3-2 では、SSI ブート イメージのアップデートがどのように SSM トラフィックに影響を与えるかを説明します。

 

表3-2 SSI ブート イメージのアップデートによる SSM のトラフィックへの影響

Cisco MDS SAN-OS リリース
トラフィック タイプ
トラフィックの中断の有無

2.0(2b) ~ 2.1(1a)

すべて

あり

2.1(2) 以降

レイヤ 2 ファイバ チャネル スイッチングのみ

なし 2

レイヤ 2 ファイバ チャネル スイッチングおよびレイヤ 3 インテリジェント ストレージ サービス(FCWA、NASB、SANTap、および ISAPI バーチャライゼーションなど)の両方

あり

レイヤ 3 インテリジェント ストレージ サービス(FCWA、NASB、SANTap、および ISAPI バーチャライゼーションなど)のみ

あり

2.EPLD バージョン 2.1(2) が必要です。「EPLD イメージのモジュールへのインストール」を参照してください。

表3-2 のように、レイヤ 3 インテリジェント ストレージ サービスのトラフィックは、SSI ブート イメージをアップデートする際に中断されます。SSM 上でレイヤ 3 インテリジェント ストレージ サービスを設定する場合は、SSI ブート イメージをアップグレードする前にこれらのサービスを停止することを推奨します。デュアル ファブリック構成を使用すると、レイヤ 3 サービスの停止の影響を最小限に抑えられます。

ベスト プラクティス

SSM を管理する際のベスト プラクティスは、次のとおりです。

SSM 上のレイヤ 2 スイッチングを中断しないようにするために、EPLD イメージ バージョン 2.1(2) 以降へアップグレードします。アップグレードは、MDS 9500 シリーズ ディレクタ上で行う必要があります。

SSM をサポートしていない Cisco SAN-OS Release 2.0(1b) またはそれ以前にダウングレードする前に、SSM の電源を切ります。

SSI イメージのブート変数を設定すると、ブート イメージをサポートしている Cisco MDS SAN-OS リリースにアップグレードまたはダウングレードする際に、ブート変数を再設定する必要はなくなります。インストールが完了した SSM は、 install all コマンドまたは Fabric Manager の GUI を使用してアップグレードできます。Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)は、「SSI ブート イメージのアップグレード」で説明されている手順で必要になります。

SSM 上にあるすべてのポートを設定します。ポートを auto モードのままにした場合、Cisco SAN-OS Release 3.0(1) 以降へアップグレードしたあとに、これらのポートはデフォルトの Fx ポートになります。

ライセンスの要件

追加のライセンスは不要で、SSM はそのまま 32 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュールとして機能します。SSM では、モジュール上のインテリジェント ストレージ サービスをプロビジョニングするための Storage Services Enabler パッケージが必要です。

トラブルシューティングの初期チェックリスト

SSM の問題のトラブルシューティングでは、最初に、次のチェックリストにある条件と一致しているかを確認します。

 

チェックリスト
確認済み

SSI ブート変数が設定されていることを確認します。

 

SSI イメージが存在し、SSI ブート変数によって指定されていることを確認します。

 

EPLD のバージョンが、中断なしのレイヤ 2 アップグレードに対応した 2.1(2) 以降であることを確認します。

 

Cisco SAN OS Release 3.0(1) 以降にアップグレードする前に、すべての SSM ポートを設定したことを確認します。ポート モードでは auto を使用しないでください。

 

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

SSM の問題のトラブルシューティングを Fabric Manager を使用して行う場合は、次のナビゲーション パスが役に立ちます。

Fabric Manager で End Devices > SSM を選択し、SSM の設定にアクセスします。

Device Manager で Physical > Inventory を選択し、SSI イメージのバージョンを確認します。

CLI の一般的なトラブルシューティング用コマンド

ポートチャネルおよびトランキングの問題のトラブルシューティングでは、次のコマンドが役に立ちます。

show boot-variables

show version

install ssi

show version module number epld

show version epld

show ssm provisioning

SSM の問題

ここでは、SSM および SSI イメージに関する問題のトラブルシューティングについて説明します。具体的内容は、次のとおりです。

「SSM の起動に失敗」

「SSM のアップグレードが中断」

SSM の起動に失敗

SSM の起動に失敗した場合は、次のシステム メッセージが表示されます。

エラー メッセージ IMAGE_DNLD-SLOT#-2-ADDON_IMG_DNLD_FAILED: Module image download process failed. [chars].

説明 障害が発生したモジュールに、追加イメージをダウンロードします。追加イメージが正常にインストールされるまで、このモジュールは機能しません。

推奨処置 モジュール イメージの位置とバージョンを確認します。install module CLI コマンド、または Fabric Manager や Device Manager の類似の手順を使用して、新しいモジュール イメージをダウンロードします。

現象 SSM の起動が失敗する。

 

表3-3 SSM の起動に失敗

現象
考えられる原因
解決方法

SSM の起動が失敗する。

SSI ブート変数が設定されていない。

ブート変数を設定し、SSI イメージをインストールします。詳細については、「交換した SSM の復旧」を参照してください。

SSI イメージが存在していない。

SSI イメージをダウンロードしてインストールします。詳細については、「SSI ブート イメージのアップグレード」を参照してください。

SSI イメージは、Cisco SAN-OS イメージと互換性がない。

不適切または互換性のない SSI イメージが SSM にダウンロードされた場合、その SSM は起動に 3 回失敗したあと、電源が切断されます。次の Web サイトで『Cisco MDS SAN-OS Release Compatibility Matrix for Storage Service Interface Images』を参照して、イメージの互換性を確認してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps5989/products_device_support_table09186a0080485272.html

詳細については、「SSI ブート イメージのアップグレード」を参照してください。

SSI ブート イメージのアップグレード

SSM 用の SSI ブート イメージを指定して、ファイバ チャネル スイッチングおよびインテリジェント ストレージ サービスを設定できます。


) デフォルトでは、新規にインストールされた SSM は、最初にファイバ チャネル スイッチング モードで動作します。



) SSM をサポートしていない Cisco MDS SAN-OS リリースにダウングレードする場合は、モジュールの電源を切る必要があります。SSM のブート変数は失われます。


CLI を使用してSSM 用の SSI ブート イメージをアップグレード またはダウングレードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチ上に適切な SSI ブート イメージがあることを確認します(SSI ブート イメージの確認を参照)。

ステップ 2 install ssi コマンドを使用して、モジュール上の SSI ブート イメージをアップグレードまたはダウングレードします(install ssi コマンドの使用を参照)。


install ssi コマンドを使用するには、SSM で EPLD バージョン 2.1(2) が稼働している必要があります。EPLD をアップグレードするには、Cisco MDS 9500 スイッチに SSM を装着する必要があります。詳細については、「EPLD イメージのモジュールへのインストール」を参照してください。



 

SSI ブート イメージの確認

スイッチ上に適切な Cisco MDS SAN-OS リリースおよび SSI ブート イメージ ファイルがインストールされていることを確認する手順は次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート、SSH セッション、または Telnet セッションからスイッチにログインします。

ステップ 2 SSM が起動する場合は、 dir modflash:// slot -1/ コマンドを使用して、Cisco MDS SAN-OS リリースに対応した SSI ソフトウェア イメージが SSM 上にあることを確認します。たとえば、スイッチ上で Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) が稼働している場合、アクティブ スーパーバイザ モジュール上の bootflash: または slot0: に m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin が存在している必要があります。詳細については、次の URL から『Cisco MDS SAN-OS Release Compatibility Matrix for Storage Service Interface Images』を参照してください。

http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5989/c1683/ccmigration_09186a0080212dd0.pdf

switch# dir modflash://4-1/
4004128 Sep 26 13:43:02 2005 m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
...
 

SSI ブート イメージは、次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds9000-ssi-3des

ステップ 3 SSM モジュールが起動しない場合は、modflash ではなく bootflash 内の SSI イメージをチェックする必要があります。 dir bootflash:// slot -1/ コマンドを使用して、Cisco MDS SAN-OS リリースに対応した SSI ソフトウェア イメージが SSM 上にあることを確認します。たとえば、スイッチ上で Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) が稼働している場合、アクティブ スーパーバイザ モジュール上の bootflash: または slot0: に m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin が存在している必要があります。詳細については、次の URL から『 Cisco MDS SAN-OS Release Compatibility Matrix for Storage Service Interface Images 』を参照してください。

http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5989/c1683/ccmigration_09186a0080212dd0.pdf

switch# dir bootflash:
40295206 Aug 05 15:23:51 1980 ilc1.bin
12456448 Jul 30 23:05:28 1980 kickstart-image1
12288 Jun 23 14:58:44 1980 lost+found/
27602159 Jul 30 23:05:16 1980 system-image1
12447232 Aug 05 15:08:30 1980 kickstart-image2
28364853 Aug 05 15:11:57 1980 system-image2
4004128 Sep 26 13:43:02 2005 m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
...
 

SSI ブート イメージは、次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds9000-ssi-3des

ステップ 4 適切な SSI ソフトウェア イメージ ファイルを取得する必要がある場合は、次の手順に従います。

a. SSI ソフトウェア イメージ ファイルを Cisco.com から FTP サーバにダウンロードします。

b. SSM を起動する場合、 dir modflash:// slot -1/ コマンドを使用して SSM の modflash: に使用可能な十分な空き容量があることを確認します。Cisco.com のダウンロード サイトでは、ブート イメージ ファイルのサイズはバイト単位で表示されます。

次に、スロット 4 にある SSM の modflash: で使用できるメモリを表示する例を示します。

 
switch# dir modflash://4-1/
3118535 Apr 25 15:35:06 2005 m9000-ek9-ssi-mz.2.0.4a.bin
...
 

c. SSM を起動しない場合、 dir bootflash:// slot -1/ コマンドを使用して、アクティブ スーパーバイザ モジュール上 の bootflash: に使用可能な十分な空き容量があることを確認します。Cisco.com のダウンロード サイトでは、ブート イメージ ファイルのサイズはバイト単位で表示されます。

次に、スロット 4 にある SSM の modflash: で使用できるメモリを表示する例を示します。

switch# dir bootflash:
40295206 Aug 05 15:23:51 1980 ilc1.bin
12456448 Jul 30 23:05:28 1980 kickstart-image1
12288 Jun 23 14:58:44 1980 lost+found/
27602159 Jul 30 23:05:16 1980 system-image1
12447232 Aug 05 15:08:30 1980 kickstart-image2
28364853 Aug 05 15:11:57 1980 system-image2
4004128 Sep 26 13:43:02 2005 m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
...
 

d. 十分な空き領域がない場合は、不要なファイルを modflash: または bootflash: から削除します。

switch# delete modflash://4-1/m9500-ek9-ssi-mz.2.0.4a.bin
 

e. ブート イメージ ファイルを FTP サーバから modflash: または bootflash: にコピーします。

switch# copy ftp://10.1.7.2/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin modflash://4-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
 

) SSM を最初に bootflash: を使用して起動する場合は、SSM の起動後に SSI イメージを modflash: にコピーして、modflash: 内のイメージを使用するように SSI ブート変数を設定する必要があります。



 

install ssi コマンドの使用

install ssi コマンドを使用して、SSM 上のブート イメージをアップデートします。SSM でファブリック チャネル スイッチングを実行し、モジュール上でインテリジェント ストレージ サービスのプロビジョニングを行わない場合、この動作がモジュールを通過するトラフィックを中断することはありません。SSM がインテリジェント ストレージ サービス用に設定されている場合、この動作がトラフィックを中断することを示す警告がコマンド プロンプトに表示され、継続するかどうかの確認を求められます。


install ssi コマンドを使用するには、SSM で EPLD バージョン 2.1(2) が稼働している必要があります。EPLD をアップデートするには、Cisco MDS 9500 スイッチに SSM を装着する必要があります。詳細については、「EPLD イメージのモジュールへのインストール」を参照してください。


インテリジェント ストレージ サービス用の SSM ブート イメージをアップグレードまたはダウングレードする手順は次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート、SSH セッション、または Telnet セッションからスイッチにログインします。

ステップ 2 SSM が物理的にスイッチに装着されていることを確認します。モジュールが物理的に取り付けられていない場合は、目的のスロットに装着します。 show module コマンドを発行して、モジュールのステータスを確認します。

switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
4 32 Storage Services Module DS-X9032-SSM ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
...
 

あとで参照するために、スロット番号を書き留めておきます。

ステップ 3 「SSI ブート イメージの確認」で説明されている手順に従って、スイッチ上で稼働している Cisco MDS SAN-OS リリースを確認し、スイッチ上の SSI ブート イメージの位置と名前を確認します。

ステップ 4 SSM が起動する場合は、SSI イメージを SSM にインストールします。

switch# install ssi modflash://4-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin module 4
 

) SSM がレイヤ 3 ファイバ チャネル スイッチングまたはインテリジェント ストレージ サービス用に設定されている場合、この動作がトラフィックを中断することを示す警告がコマンド プロンプトに表示され、継続するかどうかの確認を求められます。


ステップ 5 SSM が起動しない場合は、アクティブ スーパーバイザ モジュール上の bootflash: に SSI イメージをインストールします。

switch# install ssi bootflash:/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin module 4
 

) SSM がレイヤ 3 ファイバ チャネル スイッチングまたはインテリジェント ストレージ サービス用に設定されている場合、この動作がトラフィックを中断することを示す警告がコマンド プロンプトに表示され、継続するかどうかの確認を求められます。


ステップ 6 SSI イメージを SSM にインストールします。

switch# install ssi modflash://4-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin module 4
 

) SSM がレイヤ 3 ファイバ チャネル スイッチングまたはインテリジェント ストレージ サービス用に設定されている場合、この動作がトラフィックを中断することを示す警告がコマンド プロンプトに表示され、継続するかどうかの確認を求められます。


ステップ 7 show boot コマンドを発行し、SSM 用イメージ ブート変数の現在の内容を表示します。

switch# show boot
sup-1
kickstart variable = bootflash:/boot-2-0-1-9
system variable = bootflash:/isan-2-0-1-9;bootflash:/isan-2-0-0-181b;bootflash:/isan-2-0-0-181b
sup-2
kickstart variable = bootflash:/boot-2-0-1-9
system variable = bootflash:/isan-2-0-1-9;bootflash:/isan-2-0-0-181b;bootflash:/isan-2-0-0-181b
Module 4
ssi variable = modflash://4-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
 

ステップ 8 新しいブート変数設定を保存して、スイッチが再起動したときに新しいブート イメージが使用されるようにします。

switch# copy running-config startup-config
 

) この設定を保存しなかった場合、スイッチが再起動したときに設定は失われます。さらに、SSM はファイバ チャネル スイッチング モードで再起動されます。SSI ブート イメージの設定を回復するには、この手順を再び実行する必要があります。


ステップ 9 show module コマンドを発行して、SSM のステータスを確認します。

switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
4 32 Storage Services Module DS-X9032-SSM ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
 
Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- ----------- ------ --------------------------------------------------
4 2.1(2) 0.30 20:c1:00:05:30:00:06:de to 20:e0:00:05:30:00:06:de
5 2.1(2) 4.0 --
6 2.1(2) 4.0 --
 
Mod Application Image Description Application Image Version
-------- ----------------------------- -------------------------
4 SSI linecard image 2.1(2)
 
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
4 00-05-30-00-9e-b2 to 00-05-30-00-9e-b6 JAB06480590
5 00-0e-38-c6-2c-6c to 00-0e-38-c6-2c-70 JAB082504MQ
6 00-0f-34-94-4d-34 to 00-0f-34-94-4d-38 JAB083407D3
 
* this terminal session
 


 

交換した SSM の復旧

Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) 以降では、SSM 上のコンパクトフラッシュ メモリ(modflash:)を使用して SSI イメージを保管します。SSM が交換される場合、新しい SSM は初期化されていないことがあります。

SSM を復旧する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート、SSH セッション、または Telnet セッションからスイッチにログインします。

ステップ 2 各モジュール用の SSI イメージ ブート変数に割り当てられている値を表示し、あとで参照するために値を書き留めます。

switch# show boot module
Module 2
ssi variable = modflash://2-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
Module 4
ssi variable = modflash://4-1/m9000-ek9-ssi-mz.2.1.2.bin
 

ステップ 3 SSI イメージ ブート変数に割り当てる値をクリアします。

switch# config t
switch(config)# no boot ssi
 

ステップ 4 SSM をリロードして、ファイバ チャネル スイッチング モードで初期化します。

switch# reload module 4
reloading module 4 ...
 

ステップ 5 SSM を初期化したあとは、「SSI ブート イメージのアップグレード」 で説明されている手順に従います。


 

SSM のアップグレードが中断

現象 SSM のアップグレードが中断される。

 

表3-4 SSM のアップグレードが中断

現象
考えられる原因
解決方法

SSM のアップグレードが中断される。

Cisco SAN-OS、SSI、または ELPD のリリースが、リリース 2.1(2) よりも前である。

リリース 2.1(2) 以降のバージョンに、Cisco SAN-OS、SSI、および ELPD イメージをアップグレードします。show version module number epld CLI コマンドを使用して、現在の ELPD バージョンを確認します。「EPLD イメージのモジュールへのインストール」および「SSI ブート イメージのアップグレード」を参照してください。

SSM がレイヤ 3 アプリケーション用にプロビジョニングされたが、電源が切られていない。

アップグレードの前に、レイヤ 3 アプリケーションのデプロビジョニングを行います。

no ssm enable feature CLI コマンドを使用します。

EPLD イメージのモジュールへのインストール


ヒントCisco MDS SAN-OS Release Notes for Cisco MDS 9000 EPLD Images』を参照して、Cisco SAN-OS イメージの現在使用されているバージョンに合わせて EPLD が変更されたかどうかを確認します。



注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードが進行している間は、モジュールの装着または取り外しは一切行わないでください。

EPLD イメージをスイッチング モジュール、サービス モジュール、またはスーパーバイザ モジュールにインストールする手順は次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート、SSH セッション、または Telnet セッションからスイッチにログインします。

ステップ 2 show version コマンドを発行して、どの Cisco MDS SAN-OS リリースが MDS スイッチ上で稼働しているかを判別します。

switch# show version
Cisco Storage Area Networking Operating System (SAN-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2005, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
other third parties and are used and distributed under license.
Some parts of this software are covered under the GNU Public
License. A copy of the license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
 
Software
BIOS: version 1.0.8
loader: version unavailable [last: 1.0(0.267c)]
kickstart: version 2.1(2) [build 2.1(2.47)] [gdb]
system: version 2.1(2) [build 2.1(2.47)] [gdb]
 
...
 

ステップ 3 必要であれば、スイッチ上で稼働している Cisco MDS SAN-OS ソフトウェアをアップグレードします。

ステップ 4 dir bootflash: または dir slot0: コマンドを発行して、使用中の Cisco MDS SAN-OS リリースに対応する EPLD ソフトウェア イメージ ファイルが、アクティブ スーパーバイザ モジュール上に存在していることを確認します。たとえば、スイッチ上で Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) が稼働している場合、アクティブ スーパーバイザ モジュール上の bootflash: または slot0: に m9000-epld-2.1.2.img が存在している必要があります。

switch# dir bootflash:
12288 Jan 01 00:01:07 1980 lost+found/
2337571 May 31 13:43:02 2005 m9000-epld-2.1.2.img
...
 

EPLD イメージは、次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds-epld

ステップ 5 適切な EPLD ソフトウェア イメージ ファイルを取得する必要がある場合は、次の手順に従います。

a. EPLD ソフトウェア イメージ ファイルを、Cisco.com から FTP サーバにダウンロードします。

b. 使用する予定のアクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ メモリ デバイス(bootflash: または slot0: のいずれか)に、十分な空き領域があることを確認します。Cisco.com のダウンロード サイトでは、EPLD イメージ ファイルのサイズはバイト単位で表示されます。

次に、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ モジュール上の bootflash: デバイスで使用できるメモリを表示する例を示します。

switch# dir bootflash:
12288 Jan 01 00:01:06 1980 lost+found/
14765056 Mar 21 15:35:06 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
15944704 Apr 06 16:46:04 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1a.bin
48063243 Mar 21 15:34:46 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1.bin
48036239 Apr 06 16:45:41 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1a.bin
 
Usage for bootflash://sup-local
141066240 bytes used
43493376 bytes free
184559616 bytes total
 
switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
2 32 Storage Services Module DS-X9032-SSM ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
...
 

show module コマンドの出力には、スタンバイ スーパーバイザ モジュールがスロット 6 にあることが表示されます。 attach コマンドを使用して、スーパーバイザ モジュールにアクセスします。

switch# attach module 6
...
switch(standby)# dir bootflash:
12288 Jan 01 00:01:06 1980 lost+found/
14765056 Mar 21 15:35:06 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
15944704 Apr 06 16:46:04 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1a.bin
48063243 Mar 21 15:34:46 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1.bin
48036239 Apr 06 16:45:41 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1a.bin
 
Usage for bootflash://sup-local
141066240 bytes used
43493376 bytes free
184559616 bytes total
 
switch(standby)# exit
switch#
 

次に、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ モジュール上の slot0: デバイスで使用できるメモリを表示する例を示します。

switch# dir slot0:
12288 Jan 01 00:01:06 1980 lost+found/
14765056 Mar 21 15:35:06 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
15944704 Apr 06 16:46:04 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1a.bin
48063243 Mar 21 15:34:46 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1.bin
48036239 Apr 06 16:45:41 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1a.bin
 
Usage for slot:
141066240 bytes used
43493376 bytes free
184559616 bytes total
 
switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
2 32 Storage Services Module DS-X9032-SSM ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
...
 

show module コマンドの出力には、スタンバイ スーパーバイザ モジュールがスロット 6 にあることが表示されます。 attach コマンドを使用して、スーパーバイザ モジュールにアクセスします。

switch# attach module 6
...
switch(standby)# dir slot0:
12288 Jan 01 00:01:06 1980 lost+found/
14765056 Mar 21 15:35:06 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
15944704 Apr 06 16:46:04 2005 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1a.bin
48063243 Mar 21 15:34:46 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1.bin
48036239 Apr 06 16:45:41 2005 m9500-sf1ek9-mz.2.1.1a.bin
 
Usage for slot0:
141066240 bytes used
43493376 bytes free
184559616 bytes total
 
switch(standby)# exit
switch#
 

c. 十分なメモリ領域がない場合は、不要なファイルを削除します。

switch# delete bootflash:m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
switch# attach module 6
switch(standby)#
 

show module コマンドの出力には、スタンバイ スーパーバイザ モジュールがスロット 6 にあることが表示されます。 attach コマンドを使用して、スーパーバイザ モジュールにアクセスします。

switch(standby)# delete bootflash:m9500-sf1ek9-kickstart-mz.2.1.1.bin
switch(standby)# exit
switch#
 

d. EPLD イメージ ファイルを FTP サーバからアクティブ スーパーバイザ モジュールの bootflash: または slot0: デバイスにコピーします。次の例に、bootflash: へコピーする方法を示します。

switch# copy ftp://10.1.7.2/m9000-epld-2.1.2.img bootflash:m9000-epld-2.1.2.img
 

) 自動コピーがイネーブルになっている場合、システムによって、ELPD イメージはスタンバイ スーパーバイザ モジュールと自動的に同期化されます。

switch# config t
switch(config)# boot auto-copy


ステップ 6 アクティブ スーパーバイザ モジュール上で、 install module number epld url コマンドを使用してモジュールの EPLD イメージをアップグレードします。

switch# install module 2 epld bootflash:m9000-epld-2.1.2.img
 
EPLD Curr Ver New Ver
-------------------------------------------------------
XBUS IO 0x07 0x07
UD Flow Control 0x05 0x05
PCI ASIC I/F 0x05 0x05
PCI Bridge 0x05 0x07
WARNING: Upgrade process could take up to 15 minutes.
 
Module 2 will be powered down now!!
Do you want to continue (y/n) ? y
\ <------------------------------------------------------------progress twirl
Module 2 EPLD upgrade is successful
 

オンラインになっていないモジュールを強制的にアップグレードする場合は、すべての EPLD イメージが強制的にアップグレードされます。スイッチ内にモジュールが存在しない場合は、エラーが返されます。モジュールが存在する場合は、コマンド処理が続行されます。シャーシ内に存在しているオンラインになっていないモジュールをアップグレードするには、同じコマンドを使用します。スイッチ ソフトウェアでは、モジュールの状態を報告したあとに、処理を続行するかどうかの確認を要求するプロンプトを表示します。続行することを選択した場合は、アップグレードが続行されます。

switch# install module 2 epld bootflash:m9000-epld-2.1.2.img
\ <------------------------------------------------------------progress twirl
Module 2 EPLD upgrade is successful
 

) Cisco MDS 9100 シリーズ スイッチ上の EPLD モジュールをアップグレードする場合、以下のメッセージを受信します。
Data traffic on the switch will stop now!!
Do you want to continue (y/n)?