Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
Fabric Manager のトラブルシューティ ング
Fabric Manager のトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

Fabric Manager のトラブルシューティング

概要

ベスト プラクティス

ライセンスの要件

トラブルシューティングの初期チェックリスト

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

Fabric Manager の問題のトラブルシューティング

Fabric Manager にログインできない

Fabric Manager をアップグレードできない

マップに 2 つのスイッチが表示されるが存在しているスイッチは 1 台のみ

マップ上に表示される旧デバイス

スイッチにレッドの線が表示される

スイッチにオレンジの点線が表示される

Fabric Manager がトラップを受信しない

Fabric Manager の使用に関するヒント

Fabric Manager の再起動後もマップが表示されるようにレイアウトを設定

マップ設定を保持しながら Fabric Manager をアップグレード

FCIP 上で Fabric Manager を使用する場合の制限事項

複数のネットワーク インターフェイスでの Cisco Fabric Manager の稼働

Fabric Manager Server 用のインターフェイスの指定

Fabric Manager Client または Device Manager 用のインターフェイスの指定

プロキシ サーバの設定

トポロジ マップのクリア

ソフトウェア混在環境での Fabric Manager の使用

Fabric Manager Web Client のトラブルシューティング

Fabric Manager Web Client にアクセスできない

Fabric Manager Web Client 用 TCP ポートの確認

Fabric Manager Web Client を起動できない

Java Runtime コンソールのイネーブル化

Java Web Start ActiveX コントロールの実行の許可

リモート Fabric Manager Web サイトの信頼

Fabric Manager Web Client にログインできない

Fabric Manager Web Client のパスワード回復

Fabric Manager の認証方法の設定

Performance Manager のトラブルシューティング

Performance Manager が Java エラーを生成

Performance Manager が機能しない

Device Manager のトラブルシューティング

Fabric Manager のトラブルシューティング

この章では、Cisco Fabric Manager の使用中に発生する可能性がある一般的な問題およびその解決方法について説明しています。

この章の内容は、次のとおりです。

「概要」

「ベスト プラクティス」

「ライセンスの要件」

「トラブルシューティングの初期チェックリスト」

「Fabric Manager の問題のトラブルシューティング」

「Fabric Manager の使用に関するヒント」

「Fabric Manager Web Client のトラブルシューティング」

「Performance Manager のトラブルシューティング」

「Device Manager のトラブルシューティング」

概要

Cisco Fabric Manager は、Java および Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)ベースのネットワーク ファブリックおよびデバイス管理ツールです。Fabric Manager には、Cisco MDS 9000 やサードパーティ製のスイッチ、ホスト、およびストレージ デバイスなどのネットワーク ファブリックをリアルタイムで表示する GUI が搭載されています。

Cisco MDS 9000 スイッチの完全な設定機能およびステータス モニタリング機能に加えて、Fabric Manager は強力なファイバ チャネル トラブルシューティング ツールを備えています。これらの詳細なヘルス分析ツールおよび設定分析ツールでは、ファイバ チャネル ping および traceroute など、MDS 9000 スイッチに固有の機能を利用しています。


) Fabric Manager Client および Fabric Manager Server では、同じリリースを使用する必要があります。


ベスト プラクティス

Fabric Manager を使用する際は、次のベスト プラクティスについて考慮してください。

Java 1.5.0 をインストールしてください。

暗号化されたネットワーク管理トラフィックに対応した認証プロトコルとプライバシー プロトコルが含まれる SNMPv3 を使用してください。

SAN-OS 3.1(3) 以前を稼働している場合、Fabric Manager の起動時に Accelerate Discovery チェックボックスをオンにしてください。

network-admin または network-operator 特権のあるユーザ アカウントを使用して Fabric Manager にログインし、ファブリックのフル ビューを表示します。

Fabric Manager では、ワンタイム パスワードは使用しないでください。

ライセンスの要件

Fabric Manager で次の機能をイネーブルにするには、Fabric Manager Server Package が必要です。

Fabric Manager Web Client

Performance Manager

複合物理ファブリック管理

中央集中型ファブリック検出サービス

継続的なMDSヘルスおよびイベント モニタリング

長期履歴ファイバ チャネルのパフォーマンス モニタリングおよびレポート

カスタム パフォーマンス レポートおよびホットスポット分析の記録

パフォーマンスしきい値モニタリングおよびパフォーマンス予測

しきい値設定の柔軟性

Fabric Manager Server プロキシ サービス

サーバ パフォーマンス サマリー レポート

設定可能な RRD 収集パラメータ

データ収集自動アップデート

イベント転送

ユーザ定義グループを基準にしたフィルタリング

ユーザ プロファイルのローミング

SCSI フロー統計情報のトラフィック アナライザ

トラブルシューティングの初期チェックリスト

Fabric Manager に関する問題のトラブルシューティングを開始するときは、最初に、次の事項について確認します。

 

チェックリスト
確認済み

互換性があるバージョンの Java がインストールされていることを確認します。Java 1.5.0 が推奨されています。

 

Fabric Manager Server がファイアウォールよりも内側にインストールされている場合は、ファイアウォールで必要なポートが開かれていることを確認します。

 

同じバージョンの Fabric Manager Client、Fabric Manager Server、および Fabric Manager Web Client がインストールされていることを確認します。

 

ブラウザのウィンドウを開き、スイッチのアドレスを URL として入力します。FAQ リンクにある項目をチェックします。

 

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

Fabric Manager または Fabric Manager Web Client で Admin を選択して、Fabric Manager Server の設定オプションにアクセスします。また、「ファブリック スイッチにおける中断のないアップグレードでのトラブルシューティング」も参照してください。

Fabric Manager の問題のトラブルシューティング

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Fabric Manager にログインできない」

「Fabric Manager をアップグレードできない」

「マップに 2 つのスイッチが表示されるが存在しているスイッチは 1 台のみ」

「マップ上に表示される旧デバイス」

「スイッチにレッドの線が表示される」

「スイッチにオレンジの点線が表示される」

「Fabric Manager がトラップを受信しない」


) Fabric Manager または Device Manager では、ワンタイム パスワードは使用しないでください。


Fabric Manager にログインできない

Fabric Manager では、スイッチとの通信に、SNMP ユーザ名とパスワードの組み合わせを使用します。SNMP ユーザ名は、設定されている CLI ユーザ名と自動的に同期されます。管理パスワードの回復手順を使用する場合は、スイッチ上で管理者パスワードを手動でリセットし、SNMP および CLI ユーザ名とパスワードを再同期させる必要があります。詳細については、「管理パスワードの回復」を参照してください。

Fabric Manager をアップグレードできない

Cisco SAN-OS 3.0(1) から SAN-OS 3.1(3) が稼働しているスイッチで Web ブラウザのポイント操作により Fabric Manager のアップグレードを試みる場合は、アップグレードが完了しないという問題が発生することがあります。デスクトップ上で Java Web Start アプリケーションを起動し、HTTP プロキシをディセーブルにします。Microsoft Windows を使用している場合は、Java Web Start を起動し、File > Preferences を選択して HTTP プロキシを設定します。


) SAN-OS 3.2(1) 以降、Fabric Manager は CD-ROM または Cisco.com からインストールまたはアップグレードします。


マップに 2 つのスイッチが表示されるが存在しているスイッチは 1 台のみ

スイッチが 1 台しか存在しないにもかかわらず、マップにスイッチが 2 つ表示される場合は、隣接していない VSAN(仮想 SAN)内にある 2 台のスイッチに同じドメイン ID が設定されている可能性があります。Fabric Manager では VSAN ID および ドメイン ID を使用してスイッチを検索するため、ファブリック検出時に、これらのスイッチ間にリンクが正しく割り当てられないことがあります。

この問題を回避するには、物理的に接続されたファブリック内の同じ VSAN 内にあるすべてのスイッチで、一意のドメイン ID が使用されているか確認します(この作業には、ファブリック コンフィギュレーション チェッカーを使用します)。

マップ上に表示される旧デバイス

SAN-OS 3.1(3) 以前を稼働し、ファブリック マップに旧デバイスが表示される場合、スイッチの IP アドレスの変更やデバイスの削除など、ファブリック トポロジを変更したものの、Accelerate Discovery チェックボックスをオンにしたまま Fabric Manager を起動したためである可能性があります。

回避策は、一旦ログアウトして、Accelerate Discovery チェックボックスをオフにして再びログインします。

スイッチにレッドの線が表示される

スイッチ内にレッドの線が表示される場合、Fabric Manger はスイッチに関して問題点を検出しています。 Switch->Inventory レポートをチェックしてください。モジュール、ファン、電源装置に障害があるか、または装着されているにもかかわらずオフライン状態です。

スイッチにオレンジの点線が表示される

スイッチ内にオレンジの点線が表示される場合は、スイッチに関するマイナー ステータス警告を示しています。通常、モジュールのいずれかに問題が発生しています。問題の原因はツールチップに表示されます。マウスをしばらくスイッチ上に置くと、ツールチップが表示されます。

Fabric Manager がトラップを受信しない

本稼働 SAN に悪影響を与えるリスクなく Call Home アプリケーションをテストするように SNMP トラップを設定できます。設定後は、温度、ファン、電源モニタリングのトラップが Fabric Manager で受信されます。

Fabric Manager でトラップが受信されていない場合は、以下の CLI コマンドを使用してスイッチがトラップを送信していることを確認してください。

test pfm test-SNMP-trap fan

test pfm test-SNMP-trap powersupply

test pfm test-SNMP-trap temp-sensor

Fabric Manager の使用に関するヒント

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Fabric Manager の再起動後もマップが表示されるようにレイアウトを設定」

「マップ設定を保持しながら Fabric Manager をアップグレード」

「FCIP 上で Fabric Manager を使用する場合の制限事項」

「複数のネットワーク インターフェイスでの Cisco Fabric Manager の稼働」

「プロキシ サーバの設定」

「トポロジ マップのクリア」

「ソフトウェア混在環境での Fabric Manager の使用」

Fabric Manager の再起動後もマップが表示されるようにレイアウトを設定

マップを設定してから「固定」することで、Fabric Manager を停止して再起動したあともオブジェクトが引き続き表示されるようにする場合は、次の手順を実行します。


ステップ 1 マップ内の空白領域を右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます。

ステップ 2 メニューで Layout > Fix All Nodes を選択します。


 

マップ設定を保持しながら Fabric Manager をアップグレード

Fabric Manager のバージョンをアップグレードする際は、マップ設定(ラック名、マップ上の位置など)を保持できます。

MDS 9000/db ディレクトリとサブフォルダに、検出されたすべてのファブリック(*.dat)およびマップ(*.map)のすべてが格納されます。これらはバージョンの間でアップグレード可能です。ファブリック キャッシュをクリアする必要がある場合は、まずラックをファイルにエクスポートし、これらが失われないようにします。ラックおよびマップ座標以外のすべてのものは、スイッチに格納されます。初期設定、前回開いた時の設定、および site_ouis.txt フォーマットには、リリースによる違いがありません。

FCIP 上で Fabric Manager を使用する場合の制限事項

FCIP トンネルが起動している限り、Fabric Manager はこのトンネル上で制限なしで機能します。ただし、Fabric Manager では、ファブリック内にある Cisco SN5428 mgmt 0 IP アドレスを自動検出できません。このスイッチの場合は、タイムアウト エラーが発生するため、FCIP デバイス内にレッドのスラッシュが表示されます。ただし、ネーム サーバまたは FSPF 内にターゲット、イニシエータ、および Cisco SN5428(または他の任意のスイッチ)に接続された ISL(スイッチ間リンク)が表示されている限り、このスイッチはこれらをすべて認識します。

この問題を解決するには、Switches テーブルに IP アドレスを手動で入力し、Apply をクリックします。コミュニティ ストリングが正しい場合、レッドのスラッシュは消えます。コミュニティ ストリングが正しくない場合でも、Cisco SN5428 をダブルクリックすると、Web ツールが起動します。

複数のネットワーク インターフェイスでの Cisco Fabric Manager の稼働

使用中の PC に複数のネットワーク インターフェイス カード(NIC)が装着されている場合は、4 つの Cisco Fabric Manager アプリケーションによってこれらのインターフェイスが自動的に検出されます(ループバック インターフェイスは無視されます)。Fabric Manager Client および Device Manager では、起動するたびに PC 上のすべてのインターフェイスが検出され、ユーザはその中から 1 つを選択できます。Fabric Manager Server では、初回インストール時にすべてのインストールが検出され、ユーザはその中から 1 つを選択できます。これらの 2 つのアプリケーションでは、インターフェイスの選択を求めるプロンプトは再表示されません。

次のような場合は、使用しているインターフェイスの変更が必要になることがあります。

Fabric Manager Server をインストールしたあとに、インターフェイスを追加した場合

最初に選択したインターフェイスと異なるインターフェイスを使用する場合

何らかの理由により、いずれかの Cisco Fabric Manager アプリケーションが複数のインターフェイスを検出しなかった場合

インターフェイスを認識するアプリケーションに応じて、次のセクションを参照してください。

「Fabric Manager Server 用のインターフェイスの指定」

「Fabric Manager Client または Device Manager 用のインターフェイスの指定」

Fabric Manager Server 用のインターフェイスの指定

Fabric Manager Server 用のインターフェイスを指定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 MDS 9000 フォルダに移動します。

ステップ 2 テキスト エディタを使用して server.properties ファイルを編集します。

ステップ 3 snmp.localaddress 行が表示されるまでスクロールします。

ステップ 4 この行がコメント化されている場合は、コメント文字を削除します。

ステップ 5 この値を、使用する NIC の IP アドレスまたはインターフェイス名に設定します。

ステップ 6 ファイルを保存します。

ステップ 7 Fabric Manager Server をいったん停止してから、再起動します。


 

Fabric Manager Client または Device Manager 用のインターフェイスの指定

Fabric Manager Client または Device Manager 用のインターフェイスを指定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 MDS 9000/bin フォルダに移動します。

ステップ 2 DeviceManager.bat ファイルまたは FabricManager.bat ファイルを編集します。

ステップ 3 set JVMARGS= で開始する行にスクロールします。

ステップ 4 パラメータ -Device Managerds.nmsaddress=ADDRESS を追加します。ADDRESS は使用する NIC の IP アドレスまたはインターフェイス名です。

ステップ 5 ファイルを保存して、Fabric Manager Client または Device Manager を再起動します。


 

プロキシ サーバの設定

ネットワークでプロキシ サーバを使用して HTTP 要求を処理する場合は、Java Web Start Application Manager にプロキシ サーバの IP アドレスが正しく設定されているか確認してください。

Java Web Start Application Manager でプロキシ サーバを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Windows のデスクトップで Java Web Start Application Manager アイコンをダブルクリックするか、または [スタート] から [すべてのプログラム] > Java Web Start を選択します。

ステップ 2 Java WebStart Application Manager で File > Preferences を選択します。

ステップ 3 Manual オプション ボタンをクリックし、HTTP Proxy フィールドにプロキシ サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 4 HTTP Port フィールドに、プロキシ サーバで使用する HTTPポート 番号を入力します。

ステップ 5 OK をクリックします。


 

トポロジ マップのクリア

ファブリックから削除されたスイッチがある場合は、スイッチのアイコンにレッドの×が表示されます。スイッチをリブートしなくても、Fabric Manager Client または Fabric Manager Server でこの情報をクリアできます(Fabric Manager Server の場合は、すべてのクライアントの情報がクリアされます)。

トポロジ マップの情報をクリアする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric ペインで Refresh Map アイコンをクリックします。

クライアントから情報がクリアされます。

ステップ 2 Server メニューで Purge Down Elements をクリックします。

サーバから情報がクリアされます。


) 現在アクセスできないすべてのデバイス(オフラインの可能性がある)が切り離されます。



 

ソフトウェア混在環境での Fabric Manager の使用

Fabric Manager バージョン2.x を使用すると、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチが混在しているファブリックを管理できます。これらの機能をサポートしていないバージョンのソフトウェアが稼働するスイッチでは、特定の 2.x 機能のタブが表示されます。

Fabric Manager Web Client のトラブルシューティング

Fabric Manager Web Client を使用すると、MDS スイッチ イベント、パフォーマンス、およびインベントリのモニタ、およびマイナーな管理作業を実行できます。Fabric Manager Web Client では、要約レポートおよび詳細なパフォーマンス レポートが提供されます。これらのレポートを使用できるのは、Performance Manager を使用して収集を作成して、コレクタを開始した場合だけです。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Fabric Manager Web Client にアクセスできない」

「Fabric Manager Web Client を起動できない」

「Fabric Manager Web Client にログインできない」


) Fabric Manager Web Client の Admin タブにアクセスするには、network-access ロールを使用してログインする必要があります。


Fabric Manager Web Client にアクセスできない

現象 Fabric Manager Web Client にアクセスできない。

 

表26-1 Fabric Manager Web Client にアクセスできない

現象
考えられる原因
解決方法

Fabric Manager Web Client にアクセスできない。

不正な TCP ポートを使用している。

Fabric Manager Web Client がインストールされた TCP ポートを確認します。詳細については、「Fabric Manager Web Client 用 TCP ポートの確認」を参照してください。

TCP ポートがファイアウォールによってブロックされている。

ファイアウォールで TCP ポートを開きます。

Fabric Manager Web Client 用 TCP ポートの確認

Fabric Manager Web Client によって使用される TCP ポートを確認するには、Fabric Manager Web Client がインストールされているディレクトリから \tomcat\conf\server.xml を表示します。著作権情報のあとに、次の行が表示されます。

<Connector className="org.apache.catalina.connector.http.HttpConnector"
port="80" minProcessors="5" maxProcessors="75"
enableLookups="false" redirectPort="8443"
acceptCount="10" debug="0" connectionTimeout="60000"/>
<!-- Define an SSL HTTP/1.1 Connector on port 8443 -->
<!--
<Connector className="org.apache.catalina.connector.http.HttpConnector"
port="8443" minProcessors="5" maxProcessors="75"
enableLookups="true"
acceptCount="10" debug="0" scheme="https" secure="true">
<Factory className="org.apache.catalina.net.SSLServerSocketFactory"
clientAuth="false" protocol="TLS"/>
</Connector>
-->
 

コメント化されていない(先頭に<!--- が追加されていない) Connector 設定を探し、ポート設定を検索します。これは、Fabric Manager Web Client によって使用される TCP ポート番号です。使用中の TCP ポート番号を変更する必要がある場合、または SSL を使用する必要がある場合は、このファイルを編集できます。

Fabric Manager Web Client を起動できない

現象 Fabric Manager Web Client を正常に起動できない。

 

表26-2 Fabric Manager Web Client を起動できない

現象
考えられる原因
解決方法

Java Web Start not detected エラー メッセージが表示される

正しい Java バージョンがインストールされていない。

Java Runtime Environment(JRE; Java ランタイム環境)の正しいバージョンをインストールします。Java バージョン 1.5 以上を推奨します。これには Java Web Start が含まれます。インストール手順については、『Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide』または各 Fabric Manager のリリースの「Release Notes」を参照してください。

Java Runtime コンソールがディセーブルである。

Java Runtime コンソールをイネーブルにします。「Java Runtime コンソールのイネーブル化」を参照してください。

Internet Explorer 7 により Java Web Start ActiveX コントロールがブロックされている。

ブラウザが Java Web Start ActiveX コントロールを実行できるようにします。「Java Web Start ActiveX コントロールの実行の許可」を参照してください。

リモート Fabric Manager サーバに接続できない。

Internet Explorer 7 が、接続を完了するのに必要なポップアップをブロックしている可能性がある。

Web サイトを信頼できるサイト リストに追加し、スクリプト生成入力ダイアログボックスを含んだポップアップを開くようにします。「リモート Fabric Manager Web サイトの信頼」を参照してください。

Java Runtime コンソールのイネーブル化

Microsoft Internet Explorer 7 ブラウザを稼働している場合、Java Runtime コンソールはデフォルトではディセーブルです。

Java Runtime コンソールをイネーブルにする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Tools > Manage Add-ons > Enable or Disable Add-ons を選択します。

Manage Add-ons ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 Java Runtime Console を選択してから、Settings エリアの Enable オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 OK をクリックします。


 

Java Web Start ActiveX コントロールの実行の許可

Internet Explorer 7 を使用している場合、Java Web Start ActiveX コントロールの実行を許可するための操作が必要です。

Fabric Manager Web Client を起動すると、Web サイト上で Sun Microsystems から Java Web Start ActiveX コントロールを実行することを示すメッセージがブラウザの情報バーに表示されます。

Web サイト上で Java Web Start ActiveX コントロールを実行することを許可し、Fabric Manager Web Client を起動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Internet Explorer 情報バーの here リンクをクリックします。

ステップ 2 表示された中から Run ActiveX Control を選択します。


 

リモート Fabric Manager Web サイトの信頼

Fabric Manager Web Client を起動し、Internet Explorer 7 を使用してリモート Fabric Manager Server に接続する場合、ポップアップ ダイアログボックスがデフォルトではディセーブルである可能性があります。

Fabric Manager Server への接続に必要なスクリプト生成入力ダイアログボックスを表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Internet Explorer 7 ブラウザで、Tools > Internet Options を選択します。

Internet Options ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 Security タブをクリックしてから、Trusted sites ゾーンをクリックします。

ステップ 3 Sites をクリックします。Trusted Sites ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 Add this site to the zone フィールドで信頼できる特定のサイトの URL を入力します。信頼できる Web サイトがすでに表示されている場合、URL は自動的に表示されます。


) Web サイトが SSL で暗号化されていない場合、Require server verification (https:) for all sites in this zone チェック ボックスをクリアします。


ステップ 5 Addをクリックします。URL または IP アドレスが Web サイトのリストに表示されます。

ステップ 6 OK をクリックしてから、Security タブで OK をクリックして終了します。


 

Fabric Manager Web Client にログインできない

現象 Fabric Manager Web Client にログインできません。

 

表26-3 Fabric Manager Web Client にアクセスできない

現象
考えられる原因
解決方法

Fabric Manager Web Client にログインできません。

パスワードを忘れました。

管理パスワードをリセットします。詳細については、「Fabric Manager Web Client のパスワード回復」を参照してください。

RADIUS または TACACS+ のセットにアクセスしましたが、サーバが応答していません。

ローカル認証を設定します。詳細については、「Fabric Manager の認証方法の設定」を参照してください。RADIUS または TACACS+ サーバの検証が完了すれば、RADIUS または TACACS+ を使用するように認証方法を設定できます。

有効な ID メッセージが表示されていません。Fabric Manager Server がファブリックを検出していません。

Fabric Manager を起動し、ファブリックを再検出します。

Fabric Manager Web Client のパスワード回復

Fabric Manager Web Client のユーザ パスワードは暗号化され、Fabric Manager Web Client がインストールされているワークステーションのローカルに保管されます。パスワードを忘れてしまった場合は、Fabric Manager Web Client がインストールされているワークステーションのローカルで新規の network-admin を作成しログインして、Admin タブの旧ユーザ アカウントを削除できます。

Fabric Manager Web Client をインストールしたワークステーション上でユーザを作成、または古いユーザを削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Manager Web Client のインストール ディレクトリに移動し、さらに cd コマンドで bin ディレクトリに移動します。

ステップ 2 次の行を入力して、ユーザを作成します。

addUser <userName> <password>
 

ステップ 3 Fabric Manager Web Client が稼働している場合は、それを停止します。Fabric Manager Web Services が Windows にインストールされている場合、このサービスを停止するには、MMC(Microsoft 管理ツール)の[サービス]コンソールを使用します。

ステップ 4 Fabric Manager Web Client を起動します。

ステップ 5 Admin > Configure > Web Users > Local Database をクリックします。

ローカル データベースにあるユーザのリストが表示されます。

ステップ 6 削除対象のユーザを選択し、Delete をクリックして削除します。


 

Fabric Manager の認証方法の設定

Fabric Manager(Web Client を含む)で使用される認証方法を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Manager のインストール ディレクトリに移動し、編集プログラム(Microsoft Windows ではノートパッドなど)で cisco_mds9000\AAA.properties を開きます。

ステップ 2 authentication.mode=local を設定します。

ステップ 3 Fabric Manager を再起動します。


 

Performance Manager のトラブルシューティング

Performance Manager では、ネットワーク デバイスの統計情報の履歴を収集し、Web ブラウザを使用してこの情報をグラフィック表示します。最近の統計情報は詳細が、古い統計情報はサマリーが表示されます。Performance Manager は、Cisco Traffic Analyzer などの外部ツールとも統合されています。

Performance Manager の処理には、次の 3 つの段階があります。

定義 ― Flow Wizard でスイッチのフローを設定します。

収集 ― データベースから設定を読み取り、フロー設定をスイッチから読み取って、必要な情報を収集します。

提示 ― 収集したデータを表示するWebページを生成します。

Performance Manager はラウンドロビン データベースを使用して、ファブリックから収集された統計情報データを保持します。このデータは設定されたパラメータに基づいて、収集コンフィギュレーション ファイルに格納されます。ポーリング インターバルごとに、Performance Manager は関連する統計情報を収集し、ラウンドロビン データベースに格納します。このデータベースのサイズは固定されているため、設定された上限を超えることはありません。

Performance Manager では、一連のアーカイブ データを作成し、リアルタイム ラウンドロビン データベースにサマリー情報を格納します。このアーカイブ データを使用して、日次、週次、月次、および年次の統合レポートが生成されます。Performance Manager では、この方法で重要な履歴データを維持するので、増え続けるデータベース サイズを拡張するためのコストは不要です。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Performance Manager が Java エラーを生成」

「Performance Manager が機能しない」

Performance Manager が Java エラーを生成

現象 Performance Manager が Java エラーを生成します。

 

表26-4 Performance Manager が Java エラーを生成

現象
考えられる原因
解決方法

Performance Manager が Java エラーを生成します。

互換性がないバージョンの Java が使用されています。

Java JRE および JDK をバージョン 1.5.0 にアップグレードします。

Performance Manager が機能しない

現象 Performance Manager が機能しません。

 

表26-5 Performance Manager が機能しない

現象
考えられる原因
解決方法

Performance Manager が機能しません。

収集が作成されていません。

Fabric Manager を使用して収集を作成します。収集に基づいて最初の統計情報セットが生成されると、Performance Manager のレポートが利用できるようになります。

Device Manager のトラブルシューティング

Fabric Manager にはネットワーク ファブリックのリアルタイム表示がありますが、Device Manager には Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ シャーシのリアルタイム グラフィック表示があり、それにはインストールされているスイッチング モジュール、スーパーバイザ モジュール、各モジュール内の各ポートのステータス、電源、ファン アセンブリなどが含まれています。

Device Manager を使用して、確認用の詳細情報を提供することで、デバイス固有の設定上の問題をトラブルシューティングできます。また、次のようなスイッチレベルの設定も実行できます。

複数の VSAN 用のゾーン設定

ポート、ポートチャネル、トランキングの管理

スイッチに対する SNMPv3 および CLI セキュリティ アクセスの管理

アラーム、イベント、通知の管理

コンフィギュレーション ファイルとソフトウェア イメージの保存とコピー

ハードウェア設定、シャーシ、モジュール、ポート ステータス、統計の表示

Device Manager では、スイッチとの通信に、SNMP ユーザ名とパスワードの組み合わせを使用します。SNMP ユーザ名は、設定されている CLI ユーザ名と自動的に同期されます。管理パスワードの回復手順を使用する場合は、スイッチ上で管理者パスワードを手動でリセットし、SNMP および CLI ユーザ名とパスワードを再同期させる必要があります。詳細については、「管理パスワードの回復」を参照してください。