Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
ゾーンおよびゾーン セットの トラブルシューティング
ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング

概要

ベスト プラクティス

トラブルシューティングのチェックリスト

Fabric Manager を使用したゾーン設定問題のトラブルシューティング

CLI を使用したゾーン設定問題のトラブルシューティング

ゾーンおよびゾーン セットの問題

ホストがストレージと通信できない

Fabric Manager を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決

CLI を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決

ゾーン セットのアクティブ化のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用したゾーン アクティブ化のトラブルシューティング

CLI を使用したゾーン アクティブ化のトラブルシューティング

複数スイッチに渡るフル ゾーン データベースの同期化のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用したフル ゾーン データベースの同期外れの解決

CLI を使用したフル ゾーン データベースの同期外れの解決

デフォルト ゾーン ポリシーの不一致

Fabric Manager を使用したデフォルト ゾーン ポリシーの不一致の解決

CLI を使用したデフォルト ゾーン ポリシーの不一致の解決

ゾーン統合の失敗

リンクの隔離の回復

Fabric Manager を使用したゾーン統合の失敗によるリンク隔離の解決

CLI を使用したゾーン統合の失敗によるリンク隔離の解決

同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致

Fabric Manager を使用した同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致の解決

CLI を使用した同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致の解決

Fabric Manager を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動

CLI を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動

拡張ゾーニングの問題

Fabric Manager を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決

CLI を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決

ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング

ここでは、Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチでゾーンおよびゾーン セットを実装する際に発生する可能性のある問題を特定し解決する方法について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「概要」

「ベスト プラクティス」

「トラブルシューティングのチェックリスト」

「ゾーンおよびゾーン セットの問題」

「ゾーン統合の失敗」

「拡張ゾーニングの問題」

概要

ゾーニングによって、ストレージ デバイスとユーザ グループ間のアクセス制御が可能になります。ゾーンを作成することで、ネットワーク セキュリティを強化し、データの損失や破損を防止できます。

ゾーン セットは、VSAN 内の 1 つまたは複数のゾーンから構成されます。ゾーン セットは、ファブリック内の全スイッチにわたって、単一のエンティティとしてアクティブ化または非アクティブ化できますが、1 つの VSAN 内でアクティブ化できるゾーン セットは 1 つだけです。

ゾーンは、複数のゾーン セットのメンバになることができます。ゾーンは、複数のゾーン メンバから構成されます。ゾーン内のメンバは相互にアクセスできますが、異なるゾーン内のメンバは相互にはアクセスできません。

ベスト プラクティス

ゾーンおよびゾーン セットを実装する際のベスト プラクティスは、次のとおりです。

常に、ファイバ チャネル ゾーニングを使用する。

ゾーンを作成することで、ネットワーク セキュリティを強化し、データの損失や破損を防止できます。

各 Host Bus Adapter(HBA; ホスト バス アダプタ)に専用のゾーンを設定する。

一般に、ストレージ デバイスと通信する HBA の数とゾーンの数を同じにすることを推奨します。たとえば、それぞれ 3 つのストレージ デバイスと通信する 2 つの HBA を備えた 2 台のホストがある場合は、4 つのゾーンを使用することを推奨します。このタイプのゾーニングは、単一イニシエータ ゾーニングとも呼ばれます。

事前にゾーン設定を計画しておく。複数のゾーン セットを設定できるが、アクティブにできるゾーン セットは 1 つだけである点に注意してください。

ゾーン セット内のゾーン メンバとゾーンは常にドキュメント化し保存しておく。

可能な場合は常に、管理を簡素化するため、デバイス エイリアスまたは FC エイリアスを使用する。

WWN よりエイリアスを使用した方がデバイスを容易に特定できます。一般に、エイリアスは WWN に割り当てます(デバイス エイリアスのトラブルシューティング情報については、 第15章「配布デバイス エイリアス サービスのトラブルシューティング」 を参照してください)。

可能な場合は常に、拡張ゾーニングを使用する。拡張ゾーニングは、中断を減らし、ファブリック全体に渡るゾーン設定の一貫性を保証します。

一般に、ゾーン管理は単一のファイバ チャネル スイッチに限定する。

フル ゾーン セット データベースがファイバ チャネル スイッチ間で一貫していない場合は、不完全なゾーン セットがアクティブ化される可能性があります。一般に、ゾーン管理を単一のファイバ チャネル スイッチに限定すると、不完全なゾーン セットがアクティブ化される可能性はなくなります。

デフォルト ゾーン ポリシーを deny(デフォルト)にする。

デフォルト ゾーンに配置されたデバイスが、意図せずに互いにアクセスすることがないように、デフォルト ゾーン ポリシーは「deny」のままにしておきます。

基本ゾーニングを使用する場合は、Fabric Manager で、Fabricxx > VSANxx > zonesetname を選択し、Propagation ドロップダウン メニューから FullZoneSet を選択する。または、zoneset distribute full vsan CLI コマンドを使用して、ゾーン セットがアクティブ化されたときには常に、ファブリック全体に渡りフル ゾーン データベースが配布されるようにします。これによって、その VSAN のすべてのスイッチでフル ゾーン データベースを確実に一貫させることができます。

ファブリック内に Cisco MDS 9020 スイッチおよび SAN-OS スイッチがある場合は、pWWN ゾーニングを使用する。

IVR がイネーブルの場合は、IVR 対応スイッチからゾーン セットをアクティブにする。

テープ デバイス がバッファリングされていない場合は、テープ デバイスと接続されているインターフェイスで RSCN を抑制します。テープ デバイスでは RSCN が不要で、RSCN を受信する際にテープ デバイスのパフォーマンスが悪化する場合もあります。

トラブルシューティングのチェックリスト

ゾーニングを適切に機能させるには、次の条件を満たす必要があります。

 

チェックリスト
確認済み

アクティブ ゾーン セットがあることを確認します。

 

同じゾーン内に正しいホストとストレージ デバイスがあることを確認します。

 

ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していることを確認します。

 

ゾーニングを使用しない場合は、デフォルト ゾーン ポリシーが permit であることを確認します。

 

ファブリック内に Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチがある場合は、pWWN ベースのゾーニングのみが使用されていることを確認します。

 

ゾーン設定の問題には、次の有用なツールを使用します。

Ciscoファブリック アナライザ( Ciscoファブリック アナライザ)。

Cisco Fabric Manager および CLI システム メッセージ( システム メッセージ)。

ログ メッセージ( ログによるトラブルシューティングを参照)。

Fabric Manager を使用したゾーン設定問題のトラブルシューティング

Fabric Manager を介してアクセス可能な情報の大半には、CLI を使用してアクセスすることもできます(CLI を使用したゾーン設定問題のトラブルシューティング)。

Fabric Manager を使用して特定の VSAN 上のアクティブ ゾーン セットに属するデバイスを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Tools > Edit Full Zone Database を選択します。Select VSAN ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 VSAN を選択して OK をクリックします。選択した VSAN の Edit Local Full Zone Database ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 左ペインの Zones をクリックします。右ペインに各ゾーンのメンバが表示されます。


 


) アクティブ ゾーン セットは、太字で表示されます。太字で表示されたゾーン セットがない場合、この VSAN ではゾーン セットはアクティブ化されていません。


CLI を使用したゾーン設定問題のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用してアクセスおよび要約される情報の大半は、CLI show コマンドを使用して表示できます( 表14-1 を参照)。

 

表14-1 CLI のゾーン トラブルシューティング用コマンド

コマンド
コマンドの説明

show zone analysis [active] vsan vsan-id

特定の VSAN のゾーン データベース情報を表示します。

show zone name zonename

特定のゾーンのメンバを表示します。

show device-alias database

設定済みのデバイス エイリアスを表示します。

show fcalias vsan-id

FC エイリアスが設定されているかどうか、それがどのように設定されたかを表示します。

show zone member pWWN-id, fcalias-id, or pWWN-id

FC ID、FC エイリアス、または pWWN を使用して、メンバが属しているすべてのゾーンを表示します。

show zone statistics

他のスイッチと交換した制御フレームの数を表示します。

show zone internal vsan-id

特定の VSAN のゾーン サーバの内部ステートを表示します。

show zoneset zonesetname

名前付きゾーン セットに関する情報を表示します。

show zoneset active

アクティブ ゾーン セットに関する情報を表示します。

show zone tech-support

カスタマー サポート担当者がゾーニング問題をトラブルシューティングする際に必要となることがある関連するゾーニング情報を収集します。


) internal キーワードを指定してコマンドを実行するには、network-admin グループのアカウントを持っている必要があります。


スイッチ上のゾーンおよびゾーン セットをより的確に管理するために、 show zone analysis コマンドを使用して、ゾーンおよびゾーン セット情報を表示できます(例14-1例14-3 を参照)。

例14-1 フル ゾーニング分析

switch# show zone analysis vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Full zoning database
Last updated at: 15:57:10 IST Feb 20 2006
Last updated by: Local [ CLI ]
Num zonesets: 1
Num zones: 1
Num aliases: 0
Num attribute groups: 0
Formattted size: 36 bytes / 2048 Kb
 
Unassigned Zones: 1
zone name z1 vsan 1
 

例14-2 アクティブ ゾーニング データベース分析

switch# show zone analysis active vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Active zoneset: zs1 [*]
Activated at: 08:03:35 UTC Nov 17 2005
Activated by: Local [ GS ]
Default zone policy: Deny
Number of devices zoned in vsan: 0/2 (Unzoned: 2)
Number of zone members resolved: 0/2 (Unresolved: 2)
Num zones: 1
Number of IVR zones: 0
Number of IPS zones: 0
Formattted size: 38 bytes / 2048 Kb
 

例14-3 ゾーン セット分析

switch# show zone analysis zoneset zs1 vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Zoneset analysis: zs1
Num zonesets: 1
Num zones: 0
Num aliases: 0
Num attribute groups: 0
Formattted size: 20 bytes / 2048 Kb
 

コマンド出力で表示される情報の説明については、『 Cisco MDS 9000 Family Command Reference 』を参照してください。

debug zone change CLI コマンドに続けて、対象のゾーン名を指定すると、特定のゾーンのプロトコル エラー、イベント、およびパケットに関するデバッグを開始できます。


) ゾーンのデバッグをイネーブルにするには、EXEC モードで debug zone コマンドを使用します。debug コマンドをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用するか、または、no debug all コマンドを使用してすべてのデバッグをオフにします。


プロトコル エラーについてデバッグする場合は、次のコマンドを使用します。

debug zone change errors vsan-id
 

プロトコル イベントについてデバッグする場合は、次のコマンドを使用します。

debug zone change events vsan-id
 

プロトコル パケットについてデバッグする場合は、次のコマンドを使用します。

debug zone change packets vsan-id
 

他の役立つ debug コマンドには、次のものがあります。

debug zone {all |
change {errors | events | packets} |
database {detail | errors | events} |
gs errors {errors | events | packets} |
lun-zoning {errors | events | packets} |
merge {errors | events | packets} |
mts notifications |
pss {errors | events} ||
read-only-zoning {errors | events | packets} |
tcam errors {errors | events | packets} |
transit {errors | events}} [vsan vsan-id]

ゾーンおよびゾーン セットの問題

ここでは、次のゾーンおよびゾーン セットの問題について説明します。

「ホストがストレージと通信できない」

「ゾーン セットのアクティブ化のトラブルシューティング」

「複数スイッチに渡るフル ゾーン データベースの同期化のトラブルシューティング」

「デフォルト ゾーン ポリシーの不一致」

「リンクの隔離の回復」

「同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致」

ホストがストレージと通信できない

ホストがストレージ デバイスを認識できない場合、考えられる理由は次のとおりです。

デフォルト ゾーン ポリシーにより、デバイスの通信が許可されていない。

ストレージ デバイスとホスト インターフェイスが同じゾーンに属していないか、またはゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していない。

現象 ホストがストレージと通信できない。

 

表14-2 ホストがストレージと通信できない

現象
考えられる原因
解決方法

ホストがストレージと通信できない。

ホストと ストレージが同じゾーンに属していない。

詳細については、「Fabric Manager を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決」および「CLI を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決」を参照してください。

ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していない。

アクティブ ゾーン セットが存在せず、デフォルト ゾーン ポリシーが deny である。

リモート スイッチに接続している xE ポートが隔離されている。

詳細については、「VSAN 内で xE ポートが隔離される」を参照してください。

ホストと ストレージが同じ VSAN に属していない。

VSAN メンバシップを確認します。詳細については、「Fabric Manager を使用した VSAN メンバシップの確認」および「CLI を使用した VSAN メンバシップの確認」を参照してください。

Fabric Manager を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決

Fabric Manager を使用してストレージと通信していないホストを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ホストおよびストレージ デバイスが同じ VSAN に属していることを確認します。 「Fabric Manager を使用した VSAN メンバシップの確認」 を参照してください。

ステップ 2 Fabricxx > VSANxx > Default Zone を選択し、 Policies タブを選択して、デフォルト ゾーン ポリシーが deny に設定されているかどうかを判別し、必要に応じて、ゾーニングを設定します。

デフォルト ゾーン ポリシーの permit は、すべてのノードが他のすべてのノードを認識できることを意味しています。Deny は、明示的に 1 つのゾーンに配置されていない場合には、すべてのノードが隔離されることを意味しています。

ステップ 3 オプションで、Default Zone Behavior ドロップダウン メニューから permit を選択すると、ゾーニングを使用していない場合には、デフォルト ゾーン ポリシーが permit に設定されます。この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。 に進みます。

ステップ 4 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。ゾーン フォルダをクリックし、ホストとストレージがどちらも同じゾーンのメンバであることを確認します。それらが同じゾーンに属していない場合は、「Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決」を参照してください。

ステップ 5 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。アクティブ ゾーン フォルダをクリックし、アクティブ ゾーン セット フォルダを展開し、ステップ 3 のゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していることを確認します。属していない場合は、「Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決」(p.14-8)を参照してください。 のゾーン、ホスト、およびディスクがアクティブ ゾーン セットに表示されているかどうかを確認します。ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していない場合は、「Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決」を参照してください。

ステップ 6 アクティブ ゾーン セットがない場合は、Edit Local Full Zone Database ダイアログボックスで、アクティブにするゾーン セットを右クリックし、Activate を選択してゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 7 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決

Fabric Manager を使用して、ホストおよびストレージ デバイスを同じゾーンに移動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。ゾーン フォルダをクリックし、ホストとストレージが属しているゾーンを見つけます。

ステップ 2 移動するホストまたはストレージを含むゾーンをクリックします。このゾーン メンバを表示している行を右クリックし、ポップアップ メニューから Delete を選択して、ゾーンからこのエンド デバイスを削除します。

ステップ 3 エンド デバイスの移動先となるゾーンをクリックします。下部のテーブルでエンド デバイスを表示している行をクリック アンド ドラッグして、上部のテーブル内のゾーンに追加します。

ステップ 4 太字で表示されているゾーン セット名を選択して、この VSAN にアクティブ ゾーン セットがあることを確認します。アクティブ ゾーン セットがない場合は、Edit Local Full Zone Database ダイアログボックスで、アクティブにするゾーン セットを右クリックし、Activate を選択してゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 5 アクティブ ゾーン セット フォルダを展開し、エンド デバイスの移動先となるゾーンをクリックします。下部のテーブルでエンド デバイスを表示している行をクリック アンド ドラッグして、上部のテーブル内のゾーンに追加します。 のゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していることを確認します。属していない場合は、「Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決」を参照してください。

ステップ 6 Activate... をクリックして、変更したゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 7 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決

Fabric Manager を使用して、ゾーンをアクティブ ゾーン セットに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。太字で表示されているアクティブ ゾーン セットを右クリックして、Insert を選択します。

ステップ 2 このゾーン セットに追加するゾーンをクリックして、Add をクリックします。

ステップ 3 Activate... をクリックして、変更したゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 4 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

CLI を使用したホストとストレージ間の通信問題の解決

CLI を使用してストレージと通信していないホストを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ホストおよびストレージ デバイスが同じ VSAN に属していることを確認します。 「CLI を使用した VSAN メンバシップの確認」 を参照してください。

ステップ 2 show zone status vsan-id コマンドを使用してデフォルト ゾーン ポリシーが deny に設定されているかどうかを判別し、必要に応じて、ゾーニングを設定します。

switch# show zone status vsan 1
VSAN: 1 default-zone: deny distribute: active only Interop: default
mode: basic merge-control: allow session: none
hard-zoning: enabled
Default zone:
qos: low broadcast: disabled ronly: disabled
Full Zoning Database :
Zonesets:0 Zones:0 Aliases: 0
Active Zoning Database :
Name: Database Not Available
Status:
 

デフォルト ゾーン ポリシーの permit は、すべてのノードが他のすべてのノードを認識できることを意味しています。Deny は、明示的に 1 つのゾーンに配置されていない場合には、すべてのノードが隔離されることを意味しています。

ステップ 3 ゾーニングを使用していない場合は、オプションで、zone default-zone permit コマンドを使用して、デフォルト ゾーン ポリシーを permit に設定できます。この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。 に進みます。

ステップ 4 ホストおよびストレージ デバイスに対して show zone member コマンドを実行し、どちらも同じゾーンに属していることを確認します。それらが同じゾーンに属していない場合は、「Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決」を参照してください。

ステップ 5 show zoneset active コマンドを使用して、Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。ゾーン フォルダをクリックし、ホストとストレージがどちらも同じゾーンのメンバであることを確認します。それらが同じゾーンに属していない場合は、「Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決」(p.14-7)を参照してください。 のゾーン、ホスト、およびディスクがアクティブ ゾーン セットに表示されているかどうかを確認します。

v_188# show zoneset active vsan 2
zoneset name ZoneSet3 vsan 2
zone name Zone5 vsan 2
pwwn 10:00:00:00:77:99:7a:1b [Hostalias]
pwwn 21:21:21:21:21:21:21:21 [Diskalias]
 

ステップ 6 ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していない場合は、「Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決」を参照してください。

ステップ 7 アクティブ ゾーン セットがない場合は、zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

switch(config)# zoneset activate ZoneSet1 vsan 2.
 

ステップ 8 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

CLI を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決

CLI を使用して、ホストおよびストレージ デバイスを同じゾーンに移動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 必要に応じて、zone name zonename vsan-id コマンドを使用して VSAN 内にゾーンを作成し、ホストまたはストレージをこのゾーンに追加します。

ca-9506(config)# zone name NewZoneName vsan 2
ca-9506(config-zone)# member pwwn 22:35:00:0c:85:e9:d2:c2
ca-9506(config-zone)# member pwwn 10:00:00:00:c9:32:8b:a8
 

) ゾーン メンバの pWWN は、デバイスから取得するか、または show flogi database vsan-id コマンドを実行して取得できます。


ステップ 2 show zone コマンドを使用して、この時点で、ホストとストレージが同じゾーンに属していることを確認します。

switchA# show zone
zone name NewZoneName vsan 2
pwwn 22:35:00:0c:85:e9:d2:c2
pwwn 10:00:00:00:c9:32:8b:a8
 
zone name Zone2 vsan 4
pwwn 10:00:00:e0:02:21:df:ef
pwwn 20:00:00:e0:69:a1:b9:fc
 
zone name zone-cc vsan 5
pwwn 50:06:0e:80:03:50:5c:01
pwwn 20:00:00:e0:69:41:a0:12
pwwn 20:00:00:e0:69:41:98:93
 

ステップ 3 show zoneset active コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セットがあることを確認します。アクティブ ゾーン セットがない場合は、zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 4 show zoneset active コマンドを使用して、show zone コマンドを使用して、この時点で、ホストとストレージが同じゾーンに属していることを確認します。 のゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していることを確認します。属していない場合は、zoneset name コマンドを使用して、ゾーン セット コンフィギュレーション サブモードを開始し、member コマンドを実行してゾーンをアクティブ ゾーン セットに追加します。

switch(config)# zoneset name zoneset1 vsan 2
ca-9506(config-zoneset)# member NewZoneName
 

ステップ 5 zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

switch(config)# zoneset activate ZoneSet1 vsan 2
 

ステップ 6 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

CLI を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決

CLI を使用して、ゾーンをアクティブ ゾーン セットに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show zoneset active コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セットがあることを確認します。アクティブ ゾーン セットがない場合は、zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 2 show zoneset active コマンドを使用して、show zoneset active コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セットがあることを確認します。アクティブ ゾーン セットがない場合は、zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。 のゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していないことを確認します。

ステップ 3 zoneset name コマンドを使用して、ゾーン セット コンフィギュレーション サブモードを開始し、member コマンドを実行してゾーンをアクティブ ゾーン セットに追加します。

switch(config)# zoneset name zoneset1 vsan 2
ca-9506(config-zoneset)# member NewZoneName

ステップ 4 zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

switch(config)# zoneset activate ZoneSet1 vsan 2
 

ステップ 5 この時点で、ホストとストレージが通信していることを確認します。


 

ゾーン セットのアクティブ化のトラブルシューティング

ゾーン セットをアクティブにすると、フル ゾーン セットからゾーン セットがコピーされ、ゾーニングが適用されます。このゾーン セットがアクティブ ゾーン セットと呼ばれます。アクティブ ゾーン セットに属するゾーンは、アクティブ ゾーンと呼ばれます。ゾーン セットをアクティブ化する際に発生する可能性のある大きな問題が 2 つあります。

アクティブなゾーン セットがない。

ゾーン セットのアクティブ化に失敗する。

新しいスイッチがファブリックに結合している場合に、ゾーンのアクティブ化が失敗することがあります。新しいスイッチは、ファブリックに結合したときに、既存のゾーン セットを獲得します。また、Cisco MDS SAN-OS Release 1.3(4a) 以前では、ゾーン セットのサイズが大きいとタイムアウト エラーが発生することがあります。

ゾーン セットのアクティブ化に失敗すると、次のシステム メッセージが表示されることがあります。

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_CHANGE_ACTIVATION_FAILED: Activation failed.

説明 ゾーン サーバがゾーン セットをアクティブ化できません。

推奨処置 zoneset activate CLI コマンドまたは同様の Fabric Manager 手順を使用して、ゾーン セットをアクティブ化します。

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_CHANGE_ACTIVATION_FAILED_RESN: Activation failed : reason [chars].

説明 ゾーン サーバが、エラー メッセージに示された理由が原因で、アクティブ化を実行できません。

推奨処置 対処不要です。

このメッセージに理由として「FC2 sequence size exceeded」と示された場合には、ゾーン データベースのサイズが過大になっています。ゾーン設定を簡素化するか、または、ゾーン セットの配布がイネーブルの場合は、フル ゾーン セットの配布をディセーブルにしてからゾーン セットをアクティブにする必要があります。

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_CHANGE_ACTIVATION_FAILED_RESN_DOM: Activation failed : reason [chars] domain [dec].

説明 ゾーン サーバが、そのドメイン上でのエラー メッセージに示された理由が原因で、アクティブ化を実行できません。

推奨処置 対処不要です。

Fabric Manager を使用したゾーン アクティブ化のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用して、アクティブ ゾーン セットとアクティブ ゾーンを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象の VSAN を選択します。太字で表示されているアクティブ ゾーン セットをクリックします。

ステップ 2 必要なゾーンがアクティブであることを確認します。ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していない場合は、「Fabric Manager を使用したアクティブ ゾーン セットに属していないゾーンの解決」を参照してください。

ステップ 3 Activate... をクリックして、ゾーン セットをアクティブにします。

ステップ 4 引き続き、ゾーン セットのアクティブ化が失敗する場合は、show zone internal change event-history vsan <vsan-id> CLI コマンドを使用して、ゾーン セット アクティブ化問題の原因を特定します。


 

CLI を使用したゾーン アクティブ化のトラブルシューティング

CLI を使用して、アクティブ ゾーン セットとアクティブ ゾーンを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show zone analysis active vsan vsan-id コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セット データベースを分析します。形式化サイズ(Formatted size)が、示された 2048 KB 制限を超えていないことを確認します。制限を超えている場合は、一部のゾーンまたはゾーン内のデバイスを削除する必要があります。

switch# show zone analysis active vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Active zoneset: zs1 [*]
Activated at: 08:03:35 UTC Nov 17 2005
Activated by: Local [ GS ]
Default zone policy: Deny
Number of devices zoned in vsan: 0/2 (Unzoned: 2)
Number of zone members resolved: 0/2 (Unresolved: 2)
Num zones: 1
Number of IVR zones: 0
Number of IPS zones: 0
Formattted size: 38 bytes / 2048 Kb
 

ステップ 2 show zone analysis vsan vsan-id コマンドを使用して、フル ゾーン セット データベースを分析します。形式化サイズ(Formatted size)が、示された 2048 KB 制限を超えていないことを確認します。制限を超えている場合は、一部のゾーンまたはゾーン内のデバイスを削除する必要があります。

switch# show zone analysis vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Full zoning database
Last updated at: 15:57:10 IST Feb 20 2006
Last updated by: Local [ CLI ]
Num zonesets: 1
Num zones: 1
Num aliases: 0
Num attribute groups: 0
Formattted size: 36 bytes / 2048 Kb
 
Unassigned Zones: 1
zone name z1 vsan 1
 

ステップ 3 show zoneset active vsan-id コマンドを使用して、アクティブ ゾーンを表示します。

switchA# show zoneset active vsan 2
zoneset name ZoneSet1 vsan 2
zone name NewZoneName vsan 2
* pwwn 22:35:00:0c:85:e9:d2:c2
* pwwn 10:00:00:00:c9:32:8b:a8
 

ステップ 4 必要なゾーンがアクティブであることを確認します。

ステップ 5 オプションで、zoneset name ActiveZonesetName vsan-id コマンドと member NewZone コマンドを使用して、VSAN 内のアクティブ ゾーン セットにゾーンを追加します。

switch(config)# zoneset name ZoneSet1 vsan 2
switch(config-zoneset)# member NewZoneAdded
 

ステップ 6 zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットをアクティブにします。

switch(config)# zoneset activate ZoneSet1 vsan 2
 

ステップ 7 引き続き、ゾーン セットのアクティブ化が失敗する場合は、show zone internal change event-history vsan <vsan-id> コマンドを使用して、ゾーン セット アクティブ化問題の原因を特定します。


 

複数スイッチに渡るフル ゾーン データベースの同期化のトラブルシューティング

Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチはすべて、新しい E ポート リンクがアップするか、または VSAN 内で新しいゾーン セットがアクティブになったときに、アクティブ ゾーン セットを配布します。ゾーン セットの配布は、統合要求を隣接スイッチへ送信したか、またはゾーン セットをアクティブ化するときに実行されます。

Fabric Manager を使用したフル ゾーン データベースの同期外れの解決

Fabric Manager を使用して、フル ゾーン データベースが複数スイッチに渡り同期化していることを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > VSANxx > zonesetname を選択し、Policies タブを選択します。

ステップ 2 Propagation フィールドが FullZoneSet に設定されていることを確認します。設定されていない場合は、ドロップダウン メニューから FullZoneSet を選択します。

ステップ 3 Apply Changes をクリックし、これらの変更を保存します。


 

CLI を使用したフル ゾーン データベースの同期外れの解決

CLI を使用して、フル ゾーン データベースが複数スイッチに渡り同期化していることを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show zone status コマンドを使用して、配布フラグがオンになっているかどうかを確認します。

switch# config t show zone status
VSAN: 1 default-zone: deny distribute: active only Interop: default
mode: basic merge-control: allow session: none
hard-zoning: enabled
Default zone:
qos: low broadcast: disabled ronly: disabled
Full Zoning Database :
Zonesets:3 Zones:7 Aliases: 9
Active Zoning Database :
Name: ZoneSet1 Zonesets:1 Zones:2
Status:

この例では、アクティブ ゾーン セットだけが配布されます。

ステップ 2 配布フラグがオンであることを確認します。


 

デフォルト ゾーン ポリシーの不一致

基本ゾーイングを使用している場合は、デフォルト ゾーン ポリシーが VSAN 内のすべてのスイッチで同一であることを確認する必要があります。デフォルト ゾーン ポリシーがスイッチによって異なっていると、ゾーニングで問題が発生することがあります。VSAN 内のすべてのスイッチが Cisco SAN-OS Release 2.0(1b) 以降を稼働している場合は、拡張ゾーニングを使用できます。拡張ゾーニングは、VSAN 内のすべてのスイッチのゾーン設定を同期化し、デフォルト ゾーン ポリシーが不一致になる可能性を排除します。

Fabric Manager を使用したデフォルト ゾーン ポリシーの不一致の解決

Fabric Manager を使用して、デフォルト ゾーン ポリシーの不一致を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > VSANxx > zonesetname を選択し、Policies タブを選択します。

ステップ 2 VSAN 内の各スイッチの Default Zone Behavior フィールドを確認し、どのスイッチのデフォルト ゾーン ポリシーが不一致であるかを特定します。

ステップ 3 Apply Changes をクリックし、これらの変更を保存します。

ステップ 4 基本ゾーニングを使用している場合は、VSAN 内の各スイッチで、Default Zone Behavior ドロップダウン メニューから同じ値を選択し、同一のデフォルト ゾーン ポリシーを設定します。

ステップ 5 拡張ゾーニングを使用している場合は、次の手順を実行します。

a. Fabricxx > VSANxx を選択し、Release フィールドで、すべてのスイッチが拡張モードで動作可能であることを確認します。
すべてのスイッチが Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(1b) 以降を稼働している必要があります。1 つまたは複数のスイッチが拡張モードで動作できない場合は、拡張モードへの移行要求は拒否されます。

b. Fabricxx > VSANxx > zonesetname を選択し、Policies タブを選択して、Default Zone Behavior フィールドをデフォルト ゾーン ポリシーに設定します。

c. Apply Changes をクリックし、これらの変更を保存します。

d. Enhanced タブを選択し、Action ドロップダウン メニューから enhanced を選択します。

e. Apply Changes をクリックし、これらの変更を保存します。
そのように実行することで、セッションの開始、ファブリック全体のロック、拡張ゾーニング データ構造を使用したアクティブ/フル ゾーニング データベースの配布、ゾーニング ポリシーの配布、さらに、ロックの解除が自動的に実行されます。その後、VSAN 内のすべてのスイッチが拡張ゾーニング モードに移行します。


 


) 基本ゾーニングから拡張ゾーニング(または、その逆)に移行したあとは、実行コンフィギュレーションを保存することを推奨します。


CLI を使用したデフォルト ゾーン ポリシーの不一致の解決

CLI を使用して、デフォルト ゾーン ポリシーの不一致を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show zone status コマンドを実行します。

v_188# show zone status
VSAN: 1 default-zone: deny distribute: active only Interop: default
mode: basic merge-control: allow session: none <------------------
hard-zoning: enabled
Default zone:
qos: low broadcast: disabled ronly: disabled
Full Zoning Database :
Zonesets:5 Zones:18 Aliases: 11
Active Zoning Database :
Name: ZoneSet1 Zonesets:1 Zones:2
Status:
 

この例では、デフォルト ゾーン ポリシーは deny、ゾーン モードは basic(基本)です。

ステップ 2 基本ゾーニングを使用している場合は、次の手順を実行します。

a. VSAN 内のすべてのスイッチについてshow zone status コマンドを実行します。 を繰り返し、すべてのスイッチが同じゾーン モードであることを確認します。zone mode basic コマンドを使用して、基本モードになっていないスイッチを変更します。

b. VSAN 内の各スイッチで zone default-zone コマンドを使用し、同じデフォルト ゾーン ポリシーを設定します。

ステップ 3 拡張ゾーニングを使用している場合は、次の手順を実行します。

a. VSAN 内のすべてのスイッチで show version コマンドを使用し、すべてのスイッチが拡張モードで動作可能であることを確認します。
すべてのスイッチが Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(1b) 以降を稼働している必要があります。1 つまたは複数のスイッチが拡張モードで動作できない場合は、拡張モードへの移行要求は拒否されます。

b. zone default-zone コマンドを使用して、デフォルト ゾーン ポリシーを設定します。

c. zone mode enhanced vsan-id コマンドを使用して、動作モードを拡張ゾーニング モードに設定します。
そのように実行することで、セッションの開始、ファブリック全体のロック、拡張ゾーニング データ構造を使用したアクティブ/フル ゾーニング データベースの配布、ゾーニング ポリシーの配布、さらに、ロックの解除が自動的に実行されます。その後、VSAN 内のすべてのスイッチが拡張ゾーニング モードに移行します。

switch(config)# zone mode enhanced vsan 3000
 

) 基本ゾーニングから拡張ゾーニング(または、その逆)に移行したあとは、copy running-config startup-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションを保存することを推奨します。



 

ゾーン統合の失敗

ゾーン統合要求は、次の設定上の問題が原因で失敗することがあります。

ゾーン セットが過剰である

エイリアスが過剰である

属性グループが過剰である

ゾーンが過剰である

LUN メンバが過剰である

ゾーン メンバが過剰である

show zone internal merge event-history CLI コマンドを使用して、ゾーン統合の失敗の原因を特定します。

ゾーン統合に失敗すると、次のシステム メッセージのうち 1 つまたは複数が表示されます。

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_MERGE_ADJ_NO_RESPONSE: Adjacent switch not responding, Isolating Interface [chars] (VSAN [dec]).

説明 隣接スイッチがゾーン サーバ要求に応答していないため、VSAN 上のインターフェイスが隔離されました。

推奨処置 インターフェイスをフラップします。

対象 Cisco MDS SAN-OS Release 1.2(2a)

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_MERGE_FAILED: Zone merge failure, Isolating interface [chars].

説明 ゾーン統合に失敗したため、インターフェイスが隔離されました。

推奨処置 隣接スイッチとアクティブ ゾーン セットを比較するか、または、zone merge interface CLI コマンドか、同様の Fabric Manager/Device Manager コマンドを入力します。

対象 Cisco MDS SAN-OS Release 1.2(2a)

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_MERGE_FULL_DATABASE_MISMATCH: Zone merge full database mismatch on interface [chars].

説明 フル ゾーニング データベースが、インターフェイスによって接続された 2 つのスイッチ間で矛盾しています。データベースは、統合されません。

推奨処置 隣接スイッチと、フル ゾーニング データベースを比較します。違いを修正し、リンクをフラップします。

対象 Cisco MDS SAN-OS Release 1.3(1)

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_MERGE_FULL_DATABASE_MISMATCH: Zone merge full database mismatch on interface [chars].

説明 フル ゾーニング データベースが、インターフェイスによって接続された 2 つのスイッチ間で矛盾しています。データベースは、統合されません。

推奨処置 隣接スイッチとフル ゾーニング データベースを比較し、違いを修正して、リンクをフラップします。

対象 Cisco MDS SAN-OS Release 1.2(2a)

エラー メッセージ ZONE-2-ZS_MERGE_UNKNOWN_FORMAT: Unknown format, isolating interface [chars].

説明 統合要求内の未知の形式が原因でインターフェイスが隔離されました。

推奨処置 両方のスイッチで、相互運用性(interop)モードを同じ値に設定します。

対象 Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(1b)


) ゾーニング情報は、VSAN 単位です。そのため、TE ポートの場合には、許可されている VSAN でゾーニング情報が競合していないことを確認する必要がある場合があります。


リンクの隔離の回復

TE または E ポートを使用してファブリック内の 2 つのスイッチが統合されている場合に、アクティブ ゾーン セット データベースが 2 つのスイッチまたはファブリック間で異なっていると、そのポートが隔離されることがあります。TE ポートまたは E ポートが隔離された場合は、次の 3 通りのいずれかの方法で、ポートを隔離ステートから回復できます。

ネイバー スイッチのアクティブ ゾーン セット データベースをインポートし、現在のアクティブ ゾーン セットと置き換える。

現在のデータベースをネイバー スイッチにエクスポートする。

競合を手動で解決する。競合を解決するには、フル ゾーン セットを編集し、修正したゾーン セットをアクティブ化し、その後、リンクをアップします。

ファブリック チャネル ネーム サーバを確認したあとも、引き続き、FSPF 問題(リモート スイッチとそれらに接続されたスイッチの検出など)が発生する場合は、ファブリックのゾーン設定に問題がある可能性があります。ゾーン設定の問題としては、アクティブ ゾーンセットの不一致、アクティブ ゾーンセット内のゾーンの誤設定などがあります。

Fabric Manager を使用したゾーン統合の失敗によるリンク隔離の解決

ファブリック マネージャの Zone Merge Analysis ツールを使用すると、実際に 2 つのゾーン セットを統合する前に、2 台のスイッチのアクティブ ゾーン セットの互換性を確認できます。詳細については、『Cisco MDS 9000 Fabric Manager Configuration Guide』を参照してください。

Fabric Manager を使用してゾーン統合を分析する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone メニューから Zone > Merge Analysis を選択します。

Zone Merge Analysis ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 Check Switch 1 ドロップダウン リストから、分析する最初のスイッチを選択します。

ステップ 3 And Switch 2 ドロップダウン リストから、分析する 2 番めのスイッチを選択します。

ステップ 4 For Active Zoneset Merge Problems in VSAN Id フィールドに、ゾーン セット統合が失敗した VSAN ID を入力します。

ステップ 5 Analyze をクリックして、ゾーン統合を分析します。Clear をクリックして、Zone Merge Analysis ダイアログボックスの分析データをクリアします。


 

CLI を使用したゾーン統合の失敗によるリンク隔離の解決

ゾーン統合の失敗を解決するには、次の CLI コマンドを使用します。

zoneset import vsan-id

zoneset export vsan-id

CLI を使用して、ゾーン統合の失敗によるリンク隔離を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface コマンドを使用して、ゾーン統合の失敗が原因でポートが隔離されているかどうかを確認します。

switch# show interface fc2/14
fc2/14 is down (Isolation due to zone merge failure)
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:4e:00:05:30:00:63:9e
vsan is 1
Beacon is turned off
40 frames input, 1056 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 3 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
79 frames output, 1234 bytes, 16777216 discards
Received 23 OLS, 14 LRR, 13 NOS, 39 loop inits
Transmitted 50 OLS, 16 LRR, 21 NOS, 25 loop inits
 

E ポートは、次の条件に当てはまる場合にセグメント化(ゾーン統合障害により隔離)されます。

2 つのスイッチのアクティブ ゾーン セットがゾーン メンバシップの点で互いに異なっている(どちらかの側に同じ名前のゾーンがある場合)。

2 つのスイッチのアクティブ ゾーンセットに、ゾーン メンバの異なる同名のゾーンが含まれている。

ステップ 2 各スイッチで次のコマンドを使用して、ゾーニング情報を確認します。

show zone vsan vsan-id

show zoneset vsan vsan-id

ステップ 3 一方のスイッチのゾーニング設定をもう一方のスイッチの設定で上書きしてゾーン統合の失敗を解決するためのアプローチは 2 通りあります。次のどちらかのコマンドを使用して、解決できます。

zoneset import interface interface-number vsan vsan-id

zoneset export interface interface-number vsan vsan-id

このコマンドの import オプションを使用すると、ローカル スイッチのアクティブ ゾーン セットが、リモート スイッチのアクティブ ゾーン セットで上書きされます。export オプションを使用すると、リモート スイッチのアクティブ ゾーン セットがローカル スイッチのアクティブ ゾーン セットで上書きされます。

ステップ 4 2 つのスイッチ間でゾーニング データベースが上書きされている場合には、import オプションは使用できません。これを回避するため、どちらかのスイッチのデータベースの内容を手動で変更してから、隔離ポートに対して shutdown/no shutdown コマンド シーケンスを実行できます。

ステップ 5 E ポートが隔離されているのではなく、1 つの VSAN が隔離されている場合、アップ/ダウン サイクルを正しく実行するには、トランク ポート上で許可されている VSAN リストから隔離 VSAN をいったん削除し、再び挿入します。


) ポートに対して、気軽に shutdown/no shutdown コマンド シーケンスを実行しないでください。このコマンドは、隔離問題が発生している VSAN だけでなく、EISL にまたがるすべての VSAN に影響します。



 

同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致

スイッチ ファブリックを統合する場合には、両方のアクティブ ゾーン セットのゾーン名がすべて異なること、または同名のゾーンがある場合には、両ゾーンのメンバが正確に一致していることを確認する必要があります。いずれかの条件が満たされていない場合、2つのファブリックを接続するEポートが隔離ステートになります。

この例では、2 つのスイッチは、ゾーン セット名およびゾーン名は同じですが、ゾーン メンバが一致していません。その結果、2 つのスイッチを接続する TE ポート上で VSAN が隔離されています。

この問題を解決するには、次のいずれかを実行します。

両方のゾーン セットのゾーン メンバを、完全に一致するように修正します。

1 つのスイッチ上でゾーン セットを非アクティブに設定し、ゾーン統合プロセスを再実行します。

スイッチ間でゾーン セットを明示的にインポートまたはエクスポートし、完全に一致させます。

Fabric Manager を使用した同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致の解決

同じ VSAN 内でアクティブ ゾーン セットが不一致の場合は、Fabric Manager でその VSAN がセグメント化されます。Fabric Manager を使用して同じ VSAN 内のアクティブ ゾーン セットの不一致を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象のセグメント化された VSAN を選択します。太字で表示されているアクティブ ゾーン セットをクリックし、このアクティブ ゾーン セットのゾーンおよびゾーン メンバのリストを表示します。

ステップ 2 他のセグメント化された VSAN についても、Zone > Edit Local Full Zone Database を選択し、対象のセグメント化された VSAN を選択します。太字で表示されているアクティブ ゾーン セットをクリックし、このアクティブ ゾーン セットのゾーンおよびゾーン メンバのリストを表示します。 を繰り返します。

アクティブ ゾーン セットが不一致の場合は、同じ名前だがメンバが異なるゾーンが存在するか、またはゾーン セット内のゾーンが欠落している可能性があります。

ステップ 3 次のいずれかの方法で、隔離問題を解決します。

一方のゾーンのメンバシップを変更し、同名のもう一方のゾーンのメンバシップと一致させます。「Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決」を参照してください。

no zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットのいずれかを非アクティブ化し、完全に廃棄します。VSAN にアクティブ ゾーン セットがない場合は、統合するもう一方のスイッチのアクティブ ゾーン セットが自動的に適用されます。詳細については、「Fabric Manager を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動」を参照してください。

Zone > Copy Full Zone Database を選択して、一方のスイッチのアクティブ ゾーン セットを上書きします。この場合、片方のアクティブ ゾーンセットは失われます。


 

CLI を使用した同じ VSAN 内のアクティブ ゾーンセットの不一致の解決

CLI を使用して同じ VSAN 内のアクティブ ゾーン セットの不一致を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 最初のスイッチで、show zoneset active vsan-id コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セット設定を表示します。

Switch1# show zoneset active vsan 99
zoneset name ZoneSet1 vsan 99
zone name VZ1 vsan 99
* fcid 0x7800e2 [pwwn 22:00:00:20:37:04:ea:2b]
* fcid 0x7800d9 [pwwn 22:00:00:20:37:04:f8:a1]
 

ステップ 2 2 番めのスイッチで、show zoneset active vsan-id コマンドを使用して、アクティブ ゾーン セット設定を表示します。

Switch2# show zoneset active vsan 99
zoneset name ZoneSet1 vsan 99
zone name VZ1 vsan 99
pwwn 22:00:00:20:37:04:f8:a1
pwwn 22:00:00:20:37:0e:65:44
 

ゾーン名は同じですが、それぞれメンバが異なっています。

ステップ 3 show interface コマンドを実行して、TE ポートとインターフェイスに関する情報を表示します。

Switch2# show interface fc1/8
fc1/8 is trunking
Hardware is Fibre Channel
Port WWN is 20:08:00:05:30:00:5f:1e
Peer port WWN is 20:05:00:05:30:00:86:9e
Admin port mode is E, trunk mode is auto
Port mode is TE
Port vsan is 1
Speed is 2 Gbps
Receive B2B Credit is 255
Receive data field size is 2112
Beacon is turned off
Trunk vsans (admin allowed and active) (1,99)
Trunk vsans (up) (1)
Trunk vsans (isolated) (99)
Trunk vsans (initializing) ()
5 minutes input rate 120 bits/sec, 15 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 88 bits/sec, 11 bytes/sec, 0 frames/sec
10845 frames input, 620268 bytes, 0 discards
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
10842 frames output, 487544 bytes, 0 discards
3 input OLS, 4 LRR, 3 NOS, 0 loop inits
18 output OLS, 2 LRR, 14 NOS, 0 loop inits
 

この出力から、VSAN 99が隔離されていることがわかります。

ステップ 4 show port internal interface interface number CLI コマンドを使用して、インターフェイスが隔離された理由について情報を取得します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch# show port internal info interface fc1/8
 
fc1/8 - if_index: 0x0109C000, phy_port_index: 0x3c
Admin Config - state(up), mode(TE), speed(auto), trunk(on)
beacon(off), snmp trap(on), tem(false)
rx bb_credit(default), rx bb_credit multiplier(default)
rxbufsize(2112), encap(default), user_cfg_flag(0x3)
description()
Hw Capabilities: 0xb
trunk vsans (up) (1)
.
.
.
trunk vsans (isolated) (99)
TE port per vsan information
fc2/29, Vsan 1 - state(up), state reason(None), fcid(0x690202)
port init flag(0x38000), current state [TE_FSM_ST_E_PORT_UP]
fc2/29, Vsan 99 - state(down), state reason(Isolation due to zone merge failure), fcid(0x000000)
port init flag(0x0), current state [TE_FSM_ST_ISOLATED_VSAN_MISMATCH]
 

この出力から、ゾーン統合の失敗によって VSAN が隔離されたことがわかります。

ステップ 5 次のいずれかの方法で、隔離問題を解決します。

一方のゾーンのメンバシップを変更し、同名のもう一方のゾーンのメンバシップと一致させます。「Fabric Manager を使用した同じゾーンに属していないホストおよびストレージの解決」を参照してください。

no zoneset activate コマンドを使用して、ゾーン セットのいずれかを非アクティブ化し、完全に廃棄します。VSAN にアクティブ ゾーン セットがない場合は、統合するもう一方のスイッチのアクティブ ゾーン セットが自動的に適用されます。詳細については、「CLI を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動」を参照してください。

import または export コマンドを使用して、一方のスイッチのアクティブ ゾーン セットを上書きします。この場合、片方のアクティブ ゾーンセットは失われます。

zoneset import interface interface-number vsan vsan-id

zoneset export interface interface-number vsan vsan-id

ステップ 6 show interface fcx/y trunk vsan-id コマンドを使用して、VSAN 99 がもはや隔離されていないことを確認します。

Switch1# show interface fc1/5 trunk vsan 99
fc1/5 is trunking
Vsan 99 is up, FCID is 0x780102
 


 

Fabric Manager を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動

Fabric Manager を使用して、ゾーン セットを非アクティブ化し、ゾーン統合プロセスを再起動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Zone > Deactivate Zone Set を選択して、ゾーン セット設定を非アクティブ化します。


注意 これを実行すると、トラフィックは中断され、MDS 9000 スイッチはネットワークとの接続を失います。

ステップ 2 Interfaces > FC Physical を選択し、Status Admin ドロップダウン メニューから down を選択して、統合するゾーンへの接続をシャットダウンします。次のシステム メッセージが表示されることがあります。

Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/14 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/15 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/16 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_PORT_CHANNEL_MEMBERS_DOWN: Interface port-channel 1 is down (No operational members)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_ADMIN_DOWN: Interface port-channel 1 is down (Administratively down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT_CHANNEL-5-FOP_CHANGED: port-channel 1: first operational port changed from fc1/16 to none
 

ステップ 3 Interfaces > FC Physical を選択し、Status Admin ドロップダウン メニューから up を選択して、統合するゾーンへの接続をイネーブルにします。次のシステム メッセージが表示されることがあります。

Nov 19 10:28:11 switch4 %LOG_PORT_CHANNEL-5-FOP_CHAN
GED: port-channel 1: first operational port changed from none to fc1/15
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_UP: Interface port-channel 1 is up in mode TE
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/14, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/15, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/16, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/14, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/15, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/16, vsan 1 is up
 

ステップ 4 Zone > Edit Local Full Zone Database を選択して、アクティブ ゾーン セット設定を確認します。

最初のスイッチでゾーン セットを非アクティブにし、2 番めのスイッチに接続している ISL 上で shutdown コマンドを実行し、さらに続けて no shutdown コマンドを入力すると、ゾーン統合が再実行されます。最初のスイッチにはアクティブ ゾーン セットがないため、ゾーン統合プロセス中に、2 番めのスイッチからアクティブ ゾーン セットが学習されます。


 

CLI を使用したゾーン セットの非アクティブ化とゾーン統合プロセスの再起動

CLI を使用して、ゾーン セットを非アクティブ化し、ゾーン統合プロセスを再起動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチで、no zoneset activate name zoneset-name vsan-id コマンドを使用して、ゾーン セット設定を非アクティブにします。


注意 これを実行すると、トラフィックは中断され、MDS 9000 スイッチはネットワークとの接続を失います。
switch4(config)# no zoneset activate name excal2 vsan 1
Zoneset Deactivation initiated. check zone status
 

ステップ 2 show zoneset active コマンドを使用して、ゾーン セットが削除されたことを確認します。

ステップ 3 shut down コマンドを使用して、統合するゾーンへの接続をシャットダウンします。

switch4(config)# interface port-channel 1
switch4(config-if)# shutdown
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/14 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/15 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_CHANNEL_ADMIN_DOWN: Interface fc1/16 is down (Channel admin down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_PORT_CHANNEL_MEMBERS_DOWN: Interface port-channel 1 is down (No operational members)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT-5-IF_DOWN_ADMIN_DOWN: Interface port-channel 1 is down (Administratively down)
Nov 19 10:26:10 switch4 %LOG_PORT_CHANNEL-5-FOP_CHANGED: port-channel 1: first operational port changed from fc1/16 to none

ステップ 4 no shutdown コマンドを使用して、統合するゾーンへの接続を再度アクティブにします。

switch4(config-if)# no shutdown
Nov 19 10:28:11 switch4 %LOG_PORT_CHANNEL-5-FOP_CHAN
GED: port-channel 1: first operational port changed from none to fc1/15
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_UP: Interface port-channel 1 is up in mode TE
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/14, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/15, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/16, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/14, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/15, vsan 1 is up
Nov 19 10:28:21 switch4 %LOG_PORT-5-IF_TRUNK_UP: Interface fc1/16, vsan 1 is up
 

ステップ 5 show zoneset active vsan-id コマンドを使用して、コンフィギュレーション モードを終了し、アクティブ ゾーン セットを確認します。

switch4# show zoneset active
zoneset name wall vsan 1
zone name excal1 vsan 1
* fcid 0x620200
fcid 0x6200ca
zone name $default_zone$ vsan 1
* fcid 0x6e00da
* fcid 0x6e00d9
* fcid 0x6e00d6
* fcid 0x6e0100
 

スイッチ 4 でゾーン セットを非アクティブにし、スイッチ 3 に接続している ISL 上で shutdown コマンドを実行し、さらに続けて no shutdown コマンドを入力すると、ゾーン統合が再実行されます。スイッチ 3 にはアクティブ ゾーン セットがないため、ゾーン統合プロセス中に、スイッチ 4 からアクティブ ゾーン セットが学習されます。


 

拡張ゾーニングの問題

拡張ゾーニングは、CFS のようなセッション ロック機能を使用して、同じスイッチまたは個別のスイッチ上で 2 人のユーザによってゾーニング設定が同時に変更されてしまうのを防ぎます。あるユーザが VSAN に対応する 1 つのスイッチでゾーニングの変更を開始すると、そのスイッチはファブリックをロックして、他のユーザによってゾーニングが変更されないようにします。ユーザは、変更をアクティブにするためにコミットを実行し、ファブリック全体のロックを解除する必要があります。

ロックされたが、解除されない場合には、問題が発生している可能性があります。この状況では、その VSAN でゾーニングを設定できません。CLI を使用している場合は、ゾーニング コンフィギュレーション モードを開始しようとしたときに、エラー メッセージが表示されます。

拡張ゾーニングの問題の場合は、次のトラブルシューティング CLI コマンドを使用できます。

show zone internal change event-history

show zone status vsan

show zone pending-diff

show zone pending vsan

現象 ゾーニングを設定できない。

 

表14-3 ゾーニングを設定できない

現象
考えられる原因
解決方法

ゾーニングを設定できない。

同じスイッチの別のユーザが拡張ゾーニング設定のロックを保留している。CLI を使用している場合は、別のセッションがアクティブであることを示すメッセージが表示されます。

詳細については、「Fabric Manager を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決」および「CLI を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決」を参照してください。

異なるスイッチの別のユーザが拡張ゾーニング設定のロックを保留している。CLI を使用している場合は、現在ロック中であることを示すメッセージが表示されます。

Fabric Manager を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決

Fabric Manager を使用してロック障害の問題を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > VSANxx を選択し、設定するゾーン セットを選択します。

ステップ 2 Information ペインで Enhanced タブを選択し、Config DB Locked By カラムを調べ、どのスイッチのどのユーザがこの VSAN の拡張ゾーニング ロックを保留しているかを特定します。

ステップ 3 Config DB Discard Changes チェックボックスをオンにし、Apply Changes をクリックして、拡張ゾーニング ロックをクリアします。


) 進行中の有効な設定変更がないことを確認してから、ロックをクリアします。



 

CLI を使用した拡張ゾーニング ロック問題の解決

CLI を使用してロック問題を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show zone status vsan コマンドを使用して、ロックの保有者を特定します。ロックの保有者がこのスイッチ上にいる場合は、コマンド出力にそのユーザが表示されます。ロックの保有者がリモート スイッチ上にいる場合は、コマンド出力にそのリモート スイッチのドメイン ID が表示されます。

switch#show zone status vsan 16
 
VSAN: 16 default-zone: deny distribute: active only Interop: default
mode: enhanced merge-control: allow session: cli [admin] <---- ユーザ権限をロック
hard-zoning: enabled
 

ステップ 2 自分がロックの保有者である場合は、ロックを保留しているスイッチで no zone commit vsan コマンドを実行して、ロックを解除します。

ステップ 3 別のユーザがロックを保有している場合は、ロックを保留しているスイッチで no zone commit vsan <vsan id> force コマンドを実行して、ロックを解除します。


) 進行中の有効な設定変更がないことを確認してから、ロックをクリアします。


ステップ 4 問題が継続する場合は、clear zone lock コマンドを使用して、スイッチからロックを削除します。これは、ロックを保留しているスイッチでのみ実行してください。