Cisco MDS 9000 ファミリー トラブルシューティング ガイド Release 3.x
VSAN、ドメイン、および FSPF の トラブルシューティング
VSAN、ドメイン、および FSPF のトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

VSAN、ドメイン、および FSPF のトラブルシューティング

概要

VSAN 実装のベスト プラクティス

ドメイン ID 割り当てのベスト プラクティス

FSPF のベスト プラクティス

ライセンスの要件

トラブルシューティングの初期チェックリスト

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

CLI の一般的なトラブルシューティング用コマンド

VSAN 問題

ホストがストレージと通信できない

Fabric Manager を使用した VSAN メンバシップの確認

CLI を使用した VSAN メンバシップの確認

VSAN 内で xE ポートが隔離される

Fabric Manager を使用した隔離された E ポートの解決

CLI を使用した隔離された E ポートの解決

Fabric Manager を使用した隔離された ISL の解決

CLI を使用した隔離された ISL の解決

Fabric Manager を使用したファブリック タイマー問題の解決

CLI を使用したファブリック タイマー問題の解決

Interop モードの問題のトラブルシューティング

ダイナミック ポート VSAN メンバシップの問題

Fabric Manager を使用した DPVM のトラブルシューティング

CLI を使用した DPVM のトラブルシューティング

DPVM 設定が使用できない

DPVM データベースが配布されない

DPVM 自動学習(Autolearn)が動作しない

アクティブ データベースに自動学習エントリがない

VSAN メンバシップがデータベースに追加されない

DPVM 設定データベースがアクティブにならない

アクティブ データベースを DPVM 設定データベースにコピーできない

DPVM をアクティブ化したあと、ポートが一時停止するかディセーブルになる

DPVM 統合に失敗した

DPVM プロセスが終了する

DPVM のディセーブル化

ドメインの問題

ドメイン ID の競合のトラブルシューティング

スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない

FC ドメイン ID の重複

Fabric Manager を使用した新しいドメイン ID の割り当て

CLI を使用した新しいドメイン ID の割り当て

ファブリックの再設定によるドメイン ID の割り当て

ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗

VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる

FC ドメインへの変更が反映されない

FSPF の問題

FSPF のトラブルシューティング

Device Manager を使用した FSPF のトラブルシューティング

CLI を使用した FSPF のトラブルシューティング

双方向通信の喪失

Device Manager を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決

CLI を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決

Device Manager を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決

CLI を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決

Fabric Manager を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決

CLI を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決

Fabric Manager を使用した領域の不一致の解決

CLI を使用した領域の不一致の解決

VSAN、ドメイン、および FSPF のトラブルシューティング

ここでは、VSAN、ドメイン、および Fabric Shortest Path First(FSPF)の実装時に発生する可能性のある問題を特定および解決する方法について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「概要」

「VSAN 実装のベスト プラクティス」

「ドメイン ID 割り当てのベスト プラクティス」

「FSPF のベスト プラクティス」

「ライセンスの要件」

「トラブルシューティングの初期チェックリスト」

「VSAN 問題」

「ダイナミック ポート VSAN メンバシップの問題」

「ドメインの問題」

「FSPF の問題」

概要

Virtual SAN(VSAN; 仮想 SAN)は、物理的には同じストレージ ネットワークに接続されているが、論理的には互いに認識する必要のない、異なる SAN ファブリックに所属するとみなされるデバイスを隔離する方法を提供します。VSAN ごとに最大 239 台のスイッチを格納でき、同一のファイバ チャネル ID(FC ID)を異なる VSAN で同時に使用できる個別のアドレス スペースがあります。

VSAN は、次の機能を備えています。

物理的に同じファブリックに接続されているデバイスを隔離する

ファイバ チャネル分散データベースのサイズを削減する

よりスケーラブルでセキュアなファブリックを実現する

VSAN 実装のベスト プラクティス

VSAN を実装する際のベスト プラクティスは、次のとおりです。

実稼働ネットワークのトラフィックの場合は、VSAN 1(デフォルト VSAN)の使用を避ける。ネットワーク トラフィックを伝送するための VSAN を少なくとも 1 つは作成します。

隔離した方が実用的なときは、常に VSAN 内のデバイスを隔離する。

ファブリック タイマーと FSPF タイマーは、既存のファブリックや配置済みの長距離リンクとの相互運用性の実現のために変更する必要がないかぎりは、デフォルト設定のままにしておく。

VSAN 間でデバイスを選択的に接続する必要がある場合にだけ、Inter-VSAN Routing(IVR; VSAN 間ルーティング)を使用する。NAT を使わずに IVR を使用する場合は、ドメイン ID が静的に設定され、すべての VSAN の間で一意であることを確認してください。

IP に問題(フラッピング リンクなど)が発生した場合は、障害を隔離するために、FCIP ゲートウェイをそれ自体のネイティブ VSAN に配置する。

VSAN ベースのロールを使用して、スイッチへの管理アクセスを制御および制限する。

VSAN 名には、次の文字のみを使用することが推奨される。

- a ~ z または A ~ Z

- 0 - 9

- -(ハイフン)または _(下線)


) IVR 対応スイッチからの IVR トラフィックを対象とした OX ID ベースのロード バランシングは、第 1 世代スイッチング モジュールではサポートされていません。IVR 非対応の MDS スイッチからの IVR トラフィックを対象とした OX ID ベースのロード バランシングは動作します。第 2 世代スイッチング モジュールは、IVR 対応スイッチからの IVR トラフィックを対象とした OX ID ベースのロード バランシングをサポートしています。


ドメイン ID 割り当てのベスト プラクティス

ドメイン ID 割り当てを実装する際のベスト プラクティスは次のとおりです。

ほとんどの環境でスタティック ドメインを使用する。スタティック ドメインを使用するには、Fabricxx > All VSANs > Domain Manager を選択し、Fabric Manager の Config Type ドロップダウン メニューから static を選択するか、または、fcdomain domain n static vsan x CLI コマンドを使用します。その後、設定済みのドメイン ID が実行ドメイン ID と一致するように、破壊的再起動を実行する必要があります。Configuration タブを選択し、Fabric Manager の Restart ドロップダウン メニューから disruptive を選択して、Apply Changes をクリックします。または、fcdomain restart disruptive CLI コマンドを使用することもできます。


) interop モードのいずれかになっている VSAN に対して破壊的再起動を実行することはできません。必要に応じて、非破壊的再起動を使用してください。


Domain Manager をディセーブルにし、主スイッチ選択プロセスをディセーブルにする。これは、すべてのドメインが静的に割り当てられている場合に実現可能です。主スイッチ選択をディセーブルにすると、スイッチが再起動されたり、ファブリックに追加されたりしたときの中断を短縮できます。この操作は、主スイッチ選択に関与しない各スイッチで実行する必要があります。この変更を適用するには、ファブリックの破壊的再起動が必要です。Domain Manager をディセーブルにするには、Fabricxx > All VSANs > Domain Manager を選択し、Fabric Manager の Enable チェックボックスをオフにするか、または、no fcdomain vsan x CLI コマンドを使用します。

一貫性を保つため、ファブリック内のすべてのスイッチで、許可されたドメイン ID のリストが同一になるように保持する。主スイッチが変更されても、許可されたドメイン ID リストは同一のままです。

ドメインが標準ベースの interop モードで使用可能な場合は、10 進数 97 ~ 127 のドメイン ID を割り当てる。

実稼働ファブリックの Domain Manager には頻繁に変更を加えない。Domain Manager の変更は、スイッチ操作に精通した熟練の管理者が担当する必要があります。あとになって、中断的な変更が必要になることがないように、ドメイン設定は慎重に計画してください。

Domain Manager の変更を保存する。設定を変更した場合は、必ず実行コンフィギュレーションを保存してください。保存するには、Fabric Manager で Switches > Copy Configuration を選択するか、または copy running-config startup-config CLI コマンドを使用します。スイッチの次回再起動時に、保存された設定が使用されます。設定を保存しなかった場合は、以前に保存されたスタートアップ コンフィギュレーションが使用されます。

ハイ アベイラビリティが必要な場合は、各 ISL ポートで Reconfigure Fabric(RCF)拒否をイネーブルにします。rcf-reject を有効にするには、Fabric Manager で Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、Information ペインで Domain Manager タブを選択して、すべての ISL ポートに対して RcfReject チェックボックスをオンにします。または、TE ポートまたは E ポートで interface CLI コマンドを使用し、そのあとインターフェイス コンフィギュレーション モードで fcdomain rcf-reject vsan CLI コマンドを使用して、RCF 拒否オプションをイネーブルにします。RCF 拒否により、他のスイッチが RCF を送信し、実稼働トラフィックの中断を引き起こす可能性を阻止します。

FSPF のベスト プラクティス

FSPF を実装する際のベスト プラクティスは、次のとおりです。

デフォルトの FSPF リンク コストを使用する。FSPF リンク コストは、優先パスと代替パスを提供するために、同一物理リンク上で VSAN 単位で設定できます。FSPF リンク コストを変更する必要がある場合は、非対称ファイバ チャネル ルーティングを回避するように十分注意してください。

たとえば、FICON VSAN が存在する場合など、独自のファブリックに基づくロードバラインシングが必要な場合以外は、デフォルトの FSPF ロード バランシング設定を使用する。

デフォルトの FSPF タイマー設定を使用する。FSPF タイマーが正しくされていないと、スイッチは「双方向」ステートに到達せず、FSPF は正常に動作しません。

ライセンスの要件

VSAN、ドメイン ID、および FSPF は、Cisco SAN-OS に組み込まれているため、追加のライセンスは必要ありません。

トラブルシューティングの初期チェックリスト

大半の VSAN 問題は、VSAN 実装における次のベスト プラクティスによって回避できます。ただし、必要な場合は、Fabric Manager の Fabric Analysis ツールを使用して、VSAN、ゾーニング、FC ドメイン、管理問題、スイッチ固有の問題、またはファブリック固有の問題など、異なるカテゴリの問題を確認できます。

Fabric Manager には、設定の一貫性をチェックするためのツールがあります。このツールの詳細については、『 Cisco MDS 9000 Fabric Manager Configuration Guide 』を参照してください。


) VSAN を一時停止または削除する場合は、必ず一度に 1 つずつ VSAN を一時停止/再開します。さらに、vsan suspend コマンドを実行後 60 秒間待ってから、他の設定コマンドを実行します。そうしない場合、一部のファイバ チャネル インターフェイスまたはポートチャネルのメンバ ポートが一時停止または error-disabled 状態になることがあります。


SAN 問題のトラブルシューティング時には、個々のデバイスの設定と接続、および SAN ファブリック全体のステータスに関する情報を収集する必要があります。VSAN の場合は、次のようにトラブルシューティング作業を開始します。

 

チェックリスト
確認済み

VSAN 内のスイッチの FSPF パラメータを確認します。

 

VSAN 内のスイッチのドメイン パラメータを確認します。

 

問題のあるポートまたは VSAN の物理接続を確認します。

 

両方のデバイスがネーム サーバにあることを確認します。

 

両方のエンド デバイスが同じ VSAN にあることを確認します。

 

両方のエンド デバイスが同じゾーンにあることを確認します。

 

ゾーンがアクティブ ゾーン セットに属していることを確認します。

 

Fabric Manager の一般的なトラブルシューティング ツール

Fabric Manager で VSAN、FC ドメイン、FSPF、およびゾーンを確認する手順は、次のとおりです。

Fabricxx > VSANxx を選択して、Information ペインに VSAN 設定を表示します。

Fabricxx > VSANxx を選択し、Information ペインで Host または Storage タブを選択して、VSAN メンバを表示します。

Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択して、Information ペインに FC ドメイン設定を表示します。

Fabricxx > VSANxx > FSPF を選択して、Information ペインに FSPF 設定を表示します。

Fabricxx > VSANxx > zoneset-name を選択して、この VSAN のゾーン設定を表示します。ゾーン設定の問題は、VSAN の問題として表示されることがあります。

CLI の一般的なトラブルシューティング用コマンド

VSAN、FC ドメイン、および FSPF の情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。

show vsan

show vsan vsan-id

show vsan membership

show interface fc slot/port trunk vsan-id

show vsan-id membership

show vsan membership interface fc slot/port

show fcdomain

show fspf

show fspf internal route vsan vsan-id

show fcns database vsan vsan-id

設定を確認するには、次のゾーン CLI コマンドを使用します。

show zoneset name zoneset-name vsan vsan-id

show zoneset active vsan vsan-id


) show zoneset active コマンドで一覧されたデバイス名の近くにあるアスタリスク(*)は、そのデバイスがネーム サーバにログインしていることを示しています。


show zone vsan vsan-id

show zone status show vsan vsan-range


) ゾーニング問題の詳細については、第14章「ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング」を参照してください。


VSAN 問題

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「ホストがストレージと通信できない」

「VSAN 内で xE ポートが隔離される」

「Interop モードの問題のトラブルシューティング」

ホストがストレージと通信できない

ホストとストレージ デバイス間の通信問題は、ポート、VSAN、またはゾーンの問題が原因となっている場合があります。

現象 ホストがストレージと通信できない。

 

表11-1 ホストがストレージと通信できない

現象
考えられる原因
解決方法

ホストがストレージと通信できない。

ホストと ストレージが同じ VSAN に属していない。

VSAN メンバシップを確認します。詳細については、「Fabric Manager を使用した VSAN メンバシップの確認」および「CLI を使用した VSAN メンバシップの確認」を参照してください。

リモート スイッチに接続している xE ポートが隔離されています。

詳細については、「VSAN 内で xE ポートが隔離される」を参照してください。

ホストと ストレージが同じゾーンに属していない。

詳細については、「ゾーンおよびゾーン セットの問題」を参照してください。

Fabric Manager を使用した VSAN メンバシップの確認

Fabric Manager を使用してホストおよびストレージ デバイスの VSAN メンバシップを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > VSANxx を選択し、Information ペインで Host タブまたは Storage タブを選択します。両方のデバイスが同じ VSAN にあることを確認します。

ステップ 2 ホストとストレージが異なる VSAN にある場合は、どのポートが正しい VSAN に属していないかを確認し、次の手順でそのポート VSAN を変更します。

a. Information ペインで、ホストまたはストレージを強調表示します。マップ ペインで、強調表示されたエンド デバイスへのリンクがブルーで表示されていることを確認します。

b. 強調表示されたリンクを右クリックし、ポップアップ メニューから Interface Attributes を選択します。

c. PortVSAN フィールドに他のエンド デバイスを保持している VSAN を設定し、Apply Changes をクリックします。

ステップ 3 スイッチ間の ISL を右クリックし、Interface Attributes を選択します。Trunk Config タブを選択し、許可された VSAN のリストにホストおよびストレージに接続されたすべてのポートを表示し、両方のデバイスが同じ VSAN にあることを確認するには、show vsan membership コマンドを使用します。このコマンドは、ホストまたはストレージ デバイスに接続されているスイッチ上で使用します。 で検出した VSAN が含まれていることを確認します。

ステップ 4 VSAN にトランクが設定されていない場合は、ホストとストレージ デバイスが存在する VSAN が含まれるように Allowed VSANs フィールドを設定し、Apply Changes をクリックします。


 

CLI を使用した VSAN メンバシップの確認

CLI を使用して、ホストおよびストレージ デバイスの VSAN メンバシップを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ホストおよびストレージに接続されたすべてのポートを表示し、両方のデバイスが同じ VSAN にあることを確認するには、show vsan membership コマンドを使用します。このコマンドは、ホストまたはストレージ デバイスに接続されているスイッチ上で使用します。

switch# show vsan membership
vsan 1 interfaces:
fc2/7 fc2/8 fc2/9 fc2/10 fc2/11 fc2/12 fc2/13 fc2/14
fc2/15 fc2/16 fc7/1 fc7/2 fc7/3 fc7/4 fc7/5 fc7/6
fc7/7 fc7/8 fc7/9 fc7/10 fc7/11 fc7/12 fc7/13 fc7/14
fc7/15 fc7/16 fc7/17 fc7/18 fc7/19 fc7/20 fc7/21 fc7/22
fc7/25 fc7/26 fc7/27 fc7/28 fc7/29 fc7/30 fc7/31 fc7/32
 
vsan 2 interfaces:
fc2/6 fc7/23 fc7/24
 
vsan 3 interfaces:
fc2/1 fc2/2 fc2/5
 
vsan 4 interfaces:
fc2/3 fc2/4
 

ステップ 2 ホストとストレージが異なる VSAN にある場合は、vsan database vsan vsan-id interface コマンドを使用して、ホストおよびストレージ デバイスに接続されているインターフェイスを、同じ VSAN に移動します。

ステップ 3 エンドスイッチに接続しているトランクが ホストおよびストレージに接続されたすべてのポートを表示し、両方のデバイスが同じ VSAN にあることを確認するには、show vsan membership コマンドを使用します。このコマンドは、ホストまたはストレージ デバイスに接続されているスイッチ上で使用します。 で検出した VSAN に転送するように設定されているか確認するには、show interface コマンドを使用します。

switch# show interface fc2/14
fc2/14 is trunking
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:4e:00:05:30:00:63:9e
Port mode is TE
Speed is 2 Gbps
vsan is 2
Beacon is turned off
Trunk vsans (allowed active) (1-3,5)
Trunk vsans (operational) (1-3,5)
Trunk vsans (up) (2-3,5)
Trunk vsans (isolated) (1)
Trunk vsans (initializing) ()
475 frames input, 8982 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 3 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
514 frames output, 7509 bytes, 16777216 discards
Received 30 OLS, 21 LRR, 18 NOS, 53 loop inits
Transmitted 68 OLS, 25 LRR, 28 NOS, 32 loop inits
 

ステップ 4 トランクが VSAN に設定されていない場合は、interface コマンドを実行し、次にインターフェイス モードで switchport trunk allowed vsan コマンドを実行して、ホストおよびストレージ デバイスに接続しているインターフェイスの許可された VSAN リストに、VSAN を追加します。


 

VSAN 内で xE ポートが隔離される

現象 VSAN 内で xE ポートが隔離される。

 

表11-2 VSAN 内で xE ポートが隔離される

現象
考えられる原因
解決方法

VSAN 内で xE ポートが隔離される。

リモート スイッチに接続している E ポートが隔離されている。

VSAN を確認します。詳細については、「Fabric Manager を使用した隔離された E ポートの解決」および「Fabric Manager を使用した隔離された E ポートの解決」を参照してください。

リモート スイッチに接続している TE ポートが隔離されている。

詳細については、「Fabric Manager を使用した隔離された ISL の解決」および「CLI を使用した隔離された ISL の解決」を参照してください。

ファブリック タイマーが正しく設定されていない。

ファブリック タイマーを変更するときは注意する必要があります。詳細については、「Fabric Manager を使用したファブリック タイマー問題の解決」および「CLI を使用したファブリック タイマー問題の解決」を参照してください。

ポート パラメータが正しく設定されていない。

詳細については、「ポート インターフェイスの一般的な問題」を参照してください。

ゾーニングの不一致。

第14章「ゾーンおよびゾーン セットのトラブルシューティング」 を参照してください。

Fabric Manager を使用した隔離された E ポートの解決

Fabric Manager を使用して、E ポート上の VSAN 隔離を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、E ポートの FailureCause カラムで、VSAN の不一致がないかどうかを確認します。

ステップ 2 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、PortVSAN フィールドを使用して、VSAN の不一致を修正します。


 

CLI を使用した隔離された E ポートの解決

CLI を使用して、E ポート上の VSAN 隔離を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 VSAN の不一致が原因でポートが隔離されていないかどうかを確認するには、show interface コマンドを使用します。

switch# show interface fc2/4
fc2/4 is down fc2/4 is down (isolation due to port vsan mismatch)
 
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:44:00:05:30:00:63:5e
vsan is 4
Beacon is turned off
30 frames input, 682 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 0 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
30 frames output, 583 bytes, 0 discards
Received 2 OLS, 2 LRR, 2 NOS, 5 loop inits
Transmitted 5 OLS, 3 LRR, 2 NOS, 4 loop inits
 

ステップ 2 ポートが個別の VSAN に属しているかどうかを確認するには、show vsan membership コマンドを使用します。

switch# show vsan membership
vsan 3 interfaces:
fc2/1 fc2/2 fc2/3 fc2/4 fc2/6 fc2/7 fc2/8 fc2/9
fc2/10 fc2/11 fc2/12 fc2/14 fc2/15 fc2/16 fc7/1 fc7/2
fc7/3 fc7/4 fc7/5 fc7/6 fc7/7 fc7/8 fc7/9 fc7/10
fc7/11 fc7/12 fc7/13 fc7/14 fc7/15 fc7/16 fc7/17 fc7/18
fc7/19 fc7/20 fc7/21 fc7/22 fc7/23 fc7/24 fc7/25 fc7/26
fc7/27 fc7/28 fc7/29 fc7/30 fc7/31 fc7/32
 
vsan 4 interfaces:
fc2/5 fc2/13
 
vsan 4094(isolated_vsan) interfaces:
 

この出力例は、インターフェイス fc2/5 および fc2/13 だけが VSAN 4 に属し、スイッチの他のインターフェイスはすべて VSAN 3 に属していることを示しています。

ステップ 3 vsan database vsan vsan-id interface コマンドを使用して、ポートを同じ VSAN に移動します。


 

Fabric Manager を使用した隔離された ISL の解決

TE ポートは、複数の VSAN でトラフィックを伝送することを除けば、E ポートと同じです。E ポートは、1 つの VSAN だけでトラフィックを伝送します。TE ポートは複数の VSAN でトラフィックを伝送するので、ISL の隔離は 1 つまたは複数の VSAN に影響します。そのため、TE ポートでは、各 VSAN で ISL 隔離のトラブルシューティングを行う必要があります。

Fabric Manager を使用して、TE ポート上の VSAN 隔離を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、TE ポートの FailureCause カラムで、トランク問題がないかどうかを確認します。

ステップ 2 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、Trunk Failures タブを選択して、トランク問題の理由を判別します。

ステップ 3 FailureCause カラムに一覧された問題を修正します。ドメインの誤設定の問題については、「DPVM 設定データベースがアクティブにならない」を参照してください。Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、PortVSAN フィールドを使用して、VSAN の誤設定問題を修正します。

ステップ 4 この TE ポート上のすべての隔離された VSAN について、この手順を繰り返します。


 

CLI を使用した隔離された ISL の解決

TE ポートは、複数の VSAN でトラフィックを伝送することを除けば、E ポートと同じです。E ポートは、1 つの VSAN だけでトラフィックを伝送します。TE ポートは複数の VSAN でトラフィックを伝送するので、ISL の隔離は 1 つまたは複数の VSAN に影響します。そのため、TE ポートでは、各 VSAN で ISL 隔離のトラブルシューティングを行う必要があります。

CLI を使用して、TE ポート上の VSAN 隔離を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 隔離された VSAN があるかどうか確認するには、TE ポートで show interface コマンドを使用します。

switch# show interface fc2/14
fc2/14 is trunking
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:4e:00:05:30:00:63:9e
Port mode is TE
Speed is 2 Gbps
vsan is 2
Beacon is turned off
Trunk vsans (allowed active) (1-3,5)
Trunk vsans (operational) (1-3,5)
Trunk vsans (up) (2-3,5)
Trunk vsans (isolated) (1)
Trunk vsans (initializing) ()
475 frames input, 8982 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 3 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
514 frames output, 7509 bytes, 16777216 discards
Received 30 OLS, 21 LRR, 18 NOS, 53 loop inits
 

次に、1 つまたは複数の隔離された VSAN がある場合の、show interface コマンドの出力例を示します。この場合、TE ポートでは 1 つの VSAN が隔離されています。

ステップ 2 VSAN 隔離の理由を確認するには、show interface fc slot / port trunk vsan vsan-id コマンドを使用します。

switch# show interface fc2/14 trunk vsan 1
fc2/15 is trunking
Vsan 1 is down (Isolation due to zone merge failure)
 

この出力は、ゾーン統合エラーが原因でVSAN 1が隔離されていることを示しています。

ステップ 3 VSAN 隔離の根本的な原因を判別するには、show port internal info interface fc slot / port コマンドを使用します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch# show port internal info interface fc2/14
 
fc2/14 - if_index: 0x0109C000, phy_port_index: 0x3c
Admin Config - state(up), mode(TE), speed(auto), trunk(on)
beacon(off), snmp trap(on), tem(false)
rx bb_credit(default), rx bb_credit multiplier(default)
rxbufsize(2112), encap(default), user_cfg_flag(0x3)
description()
Hw Capabilities: 0xb
trunk vsans (up) (7)
.
.
.
trunk vsans (isolated) (1,8)
TE port per vsan information
fc2/29, Vsan 1 - state(down), state reason(Isolation due to domain other side eport isolated), fcid(0x000000)
port init flag(0x10000), current state [TE_FSM_ST_ISOLATED_DM_ZS]
fc2/29, Vsan 7 - state(up), state reason(None), fcid(0x690202)
port init flag(0x38000), current state [TE_FSM_ST_E_PORT_UP]
fc2/29, Vsan 8 - state(down), state reason(Isolation due to vsan not configured on peer), fcid(0x000000)
port init flag(0x0), current state [TE_FSM_ST_ISOLATED_VSAN_MISMATCH]
 

コマンド出力の最後の数行で、隔離された VSAN ごとに VSAN 隔離の理由が説明されています。

この例では、VSAN 7 がアップしており、その一方で 2 つの VSAN が隔離されています。VSAN 1 はドメイン ID の誤設定が原因で隔離され、VSAN 8 は VSAN の誤設定が原因で隔離されています。

ステップ 4 根本的な原因を修正します。ドメインの誤設定の問題については、「DPVM 設定データベースがアクティブにならない」を参照してください。VSAN の誤設定問題を修正するには、vsan vsan-id interface コマンドを使用します。

ステップ 5 この TE ポート上のすべての隔離された VSAN について、この手順を繰り返します。


 

Fabric Manager を使用したファブリック タイマー問題の解決

ファブリック タイマーを変更するときは注意する必要があります。

Fabric Manager を使用して、VSAN 間のファブリック タイマーの問題を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > VSANxx > VSAN Attributes を選択し、VSAN 間でファブリック タイマーが一貫しているかどうかを確認します。

ステップ 2 Switches > FC Services > Timers and Policies を選択します。Information ペインでファブリック タイマーを確認します。

ステップ 3 Change Timeout Values をクリックし、タイマーをセットして、Apply をクリックします。


 

CLI を使用したファブリック タイマー問題の解決

ファブリック タイマーを変更するときは注意する必要があります。

CLI を使用して、VSAN 間のファブリック タイマーの問題を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 VSAN 間でファブリック タイマーが一貫しているかどうかを確認するには、show fctimer コマンドを使用します。

ステップ 2 ファブリック タイマーの CFS 配布を有効にするには、fctimer distribute コマンドを使用します。対象の VSAN 内のすべてのスイッチでこの操作を繰り返します。

ステップ 3 fctimer コマンドを使用して、各タイマーをセットします。

ステップ 4 fctimer commit コマンドを使用して、これらの変更を保存し、VSAN 内のすべてのスイッチにそれらを配布します。


 

Interop モードの問題のトラブルシューティング

interop モードをトラブルシューティングするには、次の Web サイトにあるスイッチ間の相互運用性に関するガイドを参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/sn5000/mds9000/mdsint/intgd.pdf

ダイナミック ポート VSAN メンバシップの問題

デバイス WWN に基づいて VSAN を割り当てることで、VSAN メンバシップをポートに動的に割り当てることができます。Dynamic Port VSAN Membership(DPVM; ダイナミック ポート VSAN メンバシップ)は、柔軟性を提供します。DPVM によって、ホストまたはストレージ デバイスの接続が 2 つのスイッチ間、または同じスイッチ上のポート間で移動された場合でも、ファブリック トポロジを維持するために VSAN を設定し直す必要がなくなります。デバイスの接続先や移動先に関係なく、設定済みの VSAN がそのまま維持されます。

DPVM を使用するときは、次の要件を確認します。

ダイナミック デバイスが Cisco MDS スイッチに接続する際に経由するインターフェイスは、F ポートとして設定されている必要がある。FL ポートは DPVM をサポートしておらず、FL ポートを介してエントリは学習されません。

F ポートのスタティック ポート VSAN が有効である(隔離も一時停止もされておらず、存在している)。

DPVM データベース内のデバイスに設定されたダイナミック VSAN が有効である(隔離も一時停止もされておらず、存在している)。


) DPVM 機能は、既存のスタティック ポート VSAN メンバシップ設定を上書きします。ダイナミック ポートに対応する VSAN が削除または一時停止されると、ポートはシャットダウンします。



) DPVM データベースをコピーし、ファブリック配布がイネーブルの場合は、変更をコミットする必要があります。


DPVM の設定を開始するには、ファブリック内の対象のスイッチで DPVM を明示的にイネーブルにする必要があります。デフォルトでは、Cisco MDS 9000 ファミリのすべてのスイッチで、この機能はディセーブルになっています。

DPVM のイネーブル化の詳細については、次のガイドのいずれかを参照してください。

Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide

Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「Fabric Manager を使用した DPVM のトラブルシューティング」

「CLI を使用した DPVM のトラブルシューティング」

「DPVM 設定が使用できない」

「DPVM データベースが配布されない」

「DPVM 自動学習(Autolearn)が動作しない」

「アクティブ データベースに自動学習エントリがない」

「VSAN メンバシップがデータベースに追加されない」

「DPVM 設定データベースがアクティブにならない」

「アクティブ データベースを DPVM 設定データベースにコピーできない」

「DPVM をアクティブ化したあと、ポートが一時停止するかディセーブルになる」

「DPVM 統合に失敗した」

「DPVM プロセスが終了する」

Fabric Manager を使用した DPVM のトラブルシューティング

Fabric Manager を使用して DPVM をトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、CFS タブを選択します。

ステップ 2 Oper カラムと Global カラムがイネーブルであることを確認します。ディセーブルの場合は、Admin ドロップダウン メニューを enable に設定し、さらに、Global ドロップダウン メニューを enable に設定します。そのあと、Apply Changes をクリックします。

ステップ 3 Actions タブを選択します。AutoLearn Enable がオンになっている場合は、これをオフにして、Apply Changes をクリックします。

ステップ 4 Active Database タブを選択します。

ステップ 5 Compare To ドロップダウン メニューから Pending を選択します。ダイアログボックスに、アクティブ DPVM データベースと保留中のデータベースの相違点が一覧されます。

ステップ 6 保留中の変更を保存する場合は、CFS タブを選択し、Config Action を commit に設定します。Apply Changes をクリックします。

ステップ 7 Actions タブを選択し、Actions ドロップダウン リストから activate を選択して、データベースをアクティブ化します。Apply Changes をクリックします。


 

CLI を使用した DPVM のトラブルシューティング

CLI を使用して DPVM をトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 EXEC モードで show dpvm コマンドを使用して、CFS 配布が DPVM でイネーブルになっていることを確認します。
オプションで、必要に応じてコンフィギュレーション モードで dpvm distribute コマンドを使用して、CFS 配布をイネーブルにします。

ステップ 2 EXEC モードで show dpvm status コマンドを使用して、自動学習がディセーブルになっていることを確認します。
オプションで、データベースをアクティブ化する前に自動学習をディセーブルにする必要がある場合は、コンフィギュレーション モードで no dpvm auto-learn コマンドを使用します。

ステップ 3 EXEC モードで how dpvm pending-diff コマンドを使用してアクティブ データベースと保留データベースを比較します。
オプションで、コンフィギュレーション モードで dpvm commit コマンドを使用して、保留データベース エントリを設定データベースにコミットします。

ステップ 4 コンフィギュレーション モードで dpvm activate コマンドを使用して、データベースをアクティブ化します。


 

DPVM 設定が使用できない

現象 DPVM 設定が Fabric Manager または CLI で使用できない。

 

表11-3 DPVM 設定が使用できない

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM 設定が Fabric Manager または CLI で使用できない。

DPVM がイネーブルになっていない。

事前に DPVM をイネーブルにしないと、設定できません。Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択して、Fabric Manager の Status フィールドを確認するか、または show dpvm status CLI コマンドを使用して、DPVM がイネーブルでないことを確認します。Fabric Manager で Status フィールドを enable に設定し、Apply Changes をクリックするか、または、dpvm enable CLI コマンドを使用して DPVM をイネーブルにします。

DPVM データベースが配布されない

現象 DPVM データベースが配布されない。

 

表11-4 DPVM データベースが配布されない

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM データベースが配布されない。

ローカル スイッチで DPVM 配布がイネーブルになっていない。

Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、CFS タブを選択します。Fabric Manager で Global フィールドを確認するか、show dpvm status CLI コマンドを使用して DPVM 配布がイネーブルになっていないことを確認します。Fabric Manager で Global フィールドを enable に設定し、Apply Changes をクリックするか、または、dpvm distribute CLI コマンドを使用して DPVM をイネーブルにします。

1 つまたは複数のリモート スイッチで DPVM 配布がイネーブルになっていない。

DPVM 自動学習(Autolearn)が動作しない

DPVM 自動学習機能を使用すると、現在ファブリック内にあるすべてのデバイスに、DPVM 設定データベースを自動的に登録できます。この機能は、安定したファブリックで DPVM を最初にオンにしたときに使用するのに適しています。デバイスが学習したら、これらの自動学習済みのエントリを持つ設定データベースを登録する必要はないため、自動学習機能をディセーブルにします。

新しいデバイスを追加するときのベスト プラクティスは、そのデバイスを DPVM 設定データベースに手動で追加することです。新しいデバイスの自動学習をオンにすると、追加の対象外だった他のデバイスも追加されてしまう場合があります。

現象 DPVM Autolearn が動作しない、またはイネーブルにならない。

 

表11-5 DPVM 自動学習が動作しない

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM Autolearn が動作しない、またはイネーブルにならない。

DPVM アクティブ データベースが存在していない可能性がある。

Fabric Manager で Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、Active Database タブを選択するか、または、show dpvm database CLI コマンドを使用して、DPVM がイネーブルになっていないことを確認します。Fabric Manager で Actions タブを選択し、Action フィールドを activate に設定したあと、Apply Changes をクリックするか、または、dpvm activate CLI コマンドと dpvm commit CLI コマンドを使用して、DPVM アクティブ データベースを作成します。


) DPVM 配布がイネーブルの場合は、DPVM のアクティブ化と自動学習を有効にするために明示的にコミットする必要があります。


アクティブ データベースに自動学習エントリがない

現象 アクティブ データベースに自動学習エントリがない。

 

表11-6 アクティブ データベースに自動学習エントリがない

現象
考えられる原因
解決方法

アクティブ データベースに自動学習エントリがない。

自動学習がイネーブルになっていない。

Fabric Manager で Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、Active タブを選択するか、または、show dpvm status CLI コマンドを使用して、自動学習がイネーブルになっていないことを確認します。Fabric Manager で Auto Learn Enable チェックボックスをオンにし、Apply Changes をクリックするか、または、dpvm auto-learn enable CLI コマンドと dpvm commit CLI コマンドを使用して、自動学習をイネーブルにします。

ポート タイプがサポートされていない。

自動学習の対象デバイスが F ポートに接続されていることを確認します。DPVM は、FL、TE、FCIP、またはポートチャネルはサポートしていません。

VSAN メンバシップがデータベースに追加されない

現象 ポートの VSAN メンバシップがデータベースに追加されない。

 

表11-7 VSAN メンバシップがデータベースに追加されない

現象
考えられる原因
解決方法

ポートの VSAN メンバシップがデータベースに追加されない。

エントリが設定データベースに存在している可能性がある。

Fabric Manager で Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、Config Database タブを選択するか、または、show dpvm database CLI コマンドを使用して、エントリが設定データベースに存在しているかどうかを判別します。

DPVM 配布がイネーブルだが、データベースの変更がコミットされていない。

Fabric Manager で、Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、CFS タブを選択します。Config Action ドロップダウン メニューを commit に設定します。

または、show dpvm pending CLI コマンドを使用して、コミットされていない変更がないかどうかを判別します。dpvm database CLI コマンドと dpvm commit CLI コマンドを使用して、保留中の変更をコミットします。

DPVM 設定データベースがアクティブにならない

現象 DPVM 設定データベースがアクティブにならない。

 

表11-8 DPVM 設定データベースがアクティブにならない

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM 設定データベースがアクティブにならない。

DPVM の設定データベースとアクティブ データベースの間に競合するエントリが存在している可能性がある。

アクティブ データベースと設定データベースの間でエントリが競合していなかどうかを判別します。dpvm database diff active conf CLI コマンドを使用します。

アクティブ データベースを設定データベースで上書きします。Fabric Manager で、Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、Actions タブを選択します。Actions ドロップダウン メニューを forceActivate に設定し、Apply Changes をクリックします。

または、dpvm activate force CLI コマンドと dpvm commit CLI コマンドを使用します。

アクティブ データベースを DPVM 設定データベースにコピーできない

現象 DPVM アクティブ データベースを設定データベースにコピーできない。

 

表11-9 アクティブ データベースを DPVM 設定データベースにコピーできない

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM アクティブ データベースを設定データベースにコピーできない。

アクティブ データベースが存在していない可能性がある。

Fabric Manager で Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択し、Active Database タブを選択するか、または、show dpvm database CLI コマンドを使用して、DPVM がイネーブルになっていないことを確認します。Fabric Manager で、Actions タブを選択して、Action フィールドを activate に設定し、Apply Changes をクリックします。

または、dpvm activate CLI コマンドと dpvm commit CLI コマンドを使用して、DPVM アクティブ データベースを作成します。そのあと再度アクティブ データベースをコピーします。

DPVM をアクティブ化したあと、ポートが一時停止するかディセーブルになる

現象 DPVM データベースをアクティブ化したあと、動作していたスタティック VSAN 内のポートが一時停止状態またはディセーブル状態になる。

 

表11-10 DPVM をアクティブ化したあとポートが一時停止するかディセーブルになる

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM データベースをアクティブ化したあと、動作していたスタティック VSAN 内のポートが一時停止状態またはディセーブル状態になる。

DPVM データベースが、接続されているデバイスを存在しない VSAN にマップしている。

Fabric Manager で Switches > Interfaces > FC Physical を選択するか、show interface CLI コマンドを使用して、ダイナミック VSAN 関連の障害についてインターフェイス ステータスを確認します。VSAN を作成するか、または、デバイスを別の VSAN にマップします。

DPVM 統合に失敗した

現象 DPVM 統合に失敗した。

 

表11-11 DPVM 統合に失敗した

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM 統合に失敗した。

統合する 2 つのファブリック内の DPVM 動作パラメータが異なっている。

Fabric Manager で Fabricxx > All VSANs > DPVM を選択するか、show dpvm CLI コマンドを使用して、両方のファブリックの DPVM 設定を確認します。違いを手動で調整してから、ファブリックの統合を試みます。show cfs merge status name dpvm CLI コマンドを使用して、統合ステータスを確認します。

DPVM プロセスが終了する

DPVM には、プロセスを終了し、スイッチをリロードするという次の脆弱性があります。

現象 DPVM プロセスが終了する。スイッチのリロードも発生する。

 

表11-12 DPVM サービス障害

現象
考えられる原因
解決方法

DPVM プロセスが終了し、スイッチがリロードする。

64 台を越えるデバイスが単一のスイッチにログインし、ログインしたデバイスがログアウトしてからただちにログインした場合、DPVM プロセスが終了する。この場合は SAN-OS 3.0(1) 以前で発生します。

SAN-OS 3.2(1) 以降にアップグレードします。

または、DPVM データベースを非アクティブ化してから DPVM をディセーブルにします。「DPVM のディセーブル化」を参照してください。

同じ NWWN を持った複数のデバイスがスイッチにログインしてから、あるデバイスがログアウトしただちにログインした場合、DPVM プロセスが終了する。この場合は SAN-OS 3.0(2) 以前で発生します。

NPIV / NPV がイネーブルであるデバイスをスイッチに接続し、このデバイス内のあるホストがログアウトし、別のホストがログインした場合、DPVM プロセスが終了する。この場合は SAN-OS 3.1 以前で発生します。

DPVM のディセーブル化

スイッチで DPVM をディセーブルにする前に、DPVM データベースを非アクティブにする必要があります。サービスを中断させることなく、スイッチ上の DPVM データベースを非アクティブにできます。

データベースを非アクティブにするとき、ポート上のダイナミック VSAN はそのポート上でスタティック VSAN に変換されます。これにより、ポートは同じ VSAN に存在し続け、サービスの継続性を維持できます。

DPVM をディセーブルにする手順は、次のとおりです。


) このプロセス中にデバイスのログインまたはログアウトを行わないでください。



ステップ 1 コンフィギュレーション モードで no dpvm activate コマンドを使用して、DPVM データベースを非アクティブ化します。

ステップ 2 コンフィギュレーション モードで dpvm commit コマンドを使用して、設定データベースへの変更を適用します。

ステップ 3 コンフィギュレーション モードで no dpvm enable コマンドを使用して、スイッチ上の DPVM データベースをディセーブルにします。


 

ドメインの問題

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「ドメイン ID の競合のトラブルシューティング」

「スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない」

「FC ドメイン ID の重複」

「ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗」

「VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる」

「FC ドメインへの変更が反映されない」

ドメイン ID の競合のトラブルシューティング

ファイバ チャネル ネットワークでは、既存のファブリックに新規スイッチを追加した場合、主スイッチがドメイン ID を割り当てます。2 つのファブリックを統合する場合には、主スイッチ選択プロセスによって、既存のどのスイッチが統合後のファブリックの主スイッチになるかが決定されます。

新しい主スイッチの選択には、次の基準が適用されます。

登録済みのドメイン ID リストを持つスイッチが空のドメイン ID リストを持つスイッチより優先される。登録済みのドメイン ID リストを持つファブリック内のスイッチが主スイッチになります。

両方のファブリックにドメイン ID リストが存在する場合、どちらの主スイッチが優先されるかは、設定済みのスイッチのプライオリティによって決まる。これは、ユーザ設定可能なパラメータです。値が小さいほど、プライオリティは高くなります。

上記の 2 つの基準で主スイッチを決定できなかった場合には、2 台のスイッチの WWN によって主スイッチが決定される。WWN の値が小さいほど、スイッチのプライオリティは高くなります。

2つのファブリックを統合する場合、管理者は次のことに留意してください。

Cisco SAN-OS Release 2.1(1a) およびそれ以降のリリースでは、単一スイッチ ファブリックを複数スイッチ ファブリックに接続すると、Build Fabric(BF; ファブリックのビルド)が実行され、プライオリティの高いスイッチが主スイッチになる。これより前のリリースでは、単一スイッチ ファブリックを複数スイッチ ファブリックに接続した場合、単一スイッチ ファブリックの主スイッチ プライオリティの設定に関係なく、常に複数スイッチ ファブリックの主スイッチが主スイッチになります。

Cisco SAN-OS Release 2.1(1a) およびそれ以降のリリースでは、複数スイッチ ファブリック内の新しいスイッチに電源を入れると、BF が実行され、プライオリティの高いスイッチが主スイッチになる。これより前のリリースでは、複数スイッチ ファブリック内の新しいスイッチに電源を入れた場合、単一スイッチ ファブリックの主スイッチ プライオリティの設定に関係なく、常に複数スイッチ ファブリックの主スイッチが、主スイッチになります。

スタンドアロン スイッチに接続された新しいスイッチに電源を入れ、両方のスイッチで Cisco SAN-OS Release 2.0(x) 以降が稼働している場合には、管理上割り当てられたプライオリティに従って、新しい主スイッチが決定される。プライオリティが割り当てられていない場合(すべてのスイッチでデフォルト プライオリティが使用されている場合)、主スイッチは、WWN によって決定されます。この基準は、2つの単一スイッチ ファブリックを接続する場合にも適用されます。

1 つの複数スイッチ ファブリックを別の複数スイッチ ファブリックに接続した場合、管理者が割り当てたプライオリティ設定によって、主スイッチが決まる。プライオリティが割り当てられていない場合(すべてのスイッチがデフォルト値を使用している場合)、2 つのファブリックの既存の主スイッチの WWN によって主スイッチが決定されます。

2 つのスイッチファブリックが統合されない場合があります。2 つの複数スイッチ ファブリックを接続し、両方のファブリックに少なくとも 1 つの共通のドメイン ID が割り当てられており、auto-reconfigure オプションがディセーブル(このオプションはデフォルトではディセーブル)の場合、2 つのファブリックの接続に使用した E ポートは、ドメイン ID の重複が原因で隔離されます。

スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない

現象 スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない。

 

表11-13 スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない

現象
考えられる原因
解決方法

スイッチが VSAN 内の他のスイッチを認識できない。

ドメイン ID の重複が原因でスイッチが隔離されている。

隔離されたスイッチに新しいスタティック ドメイン ID を手動で設定して、重複するスタティック ドメイン ID を変更するか、または、スタティック ドメイン割り当てをディセーブルにして、ファブリックの再設定後に、スイッチが新しいドメイン ID を要求できるようにします。

詳細については、「FC ドメイン ID の重複」を参照してください。

ファブリック タイマーが正しく設定されていない。

詳細については、「Fabric Manager を使用したファブリック タイマー問題の解決」および「CLI を使用したファブリック タイマー問題の解決」を参照してください。

FC ドメイン ID の重複

FC ドメイン ID の重複を解決するには、隔離されたスイッチに新しいスタティック ドメイン ID を手動で設定して、重複するスタティック ドメイン ID を変更するか、または、スタティック ドメイン割り当てをディセーブルにして、ファブリックの再設定後にスイッチが新しいドメイン ID を要求できるようにします。

スタティック ドメイン ID を割り当てる手順については、「Fabric Manager を使用した新しいドメイン ID の割り当て」または「CLI を使用した新しいドメイン ID の割り当て」を参照。

ファブリックの再設定後にダイナミック ドメイン ID を割り当てる手順については、「ファブリックの再設定によるドメイン ID の割り当て」を参照。

ドメイン ID が重複していると、メッセージ ログに次のシステム メッセージが表示されることがあります。

エラー メッセージ PORT-5-IF_DOWN_DOMAIN_OVERLAP_ISOLATION: Interface [chars] is down (Isolation due to domain overlap).

説明 ドメインの重複が原因で、インターフェイスが隔離されています。

推奨処置 show fcdomain domain-list を使用して、どのドメイン ID が重複しているか判別します。fcdomain domain domain-id static | preferred vsan vsan-id CLI コマンド、または同様の Fabric Manager の手順を使用して、重複するドメイン ID の一方のドメイン ID を変更します。

Fabric Manager を使用した新しいドメイン ID の割り当て

新しい ドメイン ID が割り当てられると、VSAN 内のスイッチに接続されたすべてのデバイスに新しい FC ID が割り当てられます。ホストまたはストレージ デバイスの中には、それらの FC ID を変更すると期待通りに機能しなくなるものがあります。

Fabric Manager を使用して、FC ドメイン ID の重複を確認し、新しいドメイン ID を割り当て直す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、FailureCause カラムで隔離またはドメイン重複に関するステータスを確認します。

ステップ 2 Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択し、現在 VSAN 内にあるドメインを表示します。

ステップ 3 他のスイッチでもFabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択し、現在 VSAN 内にあるドメインを表示します。 を繰り返し、重複しているドメイン ID を特定します。

ステップ 4 Configuration タブを選択し、重複するドメイン ID の一方のドメイン ID が変更されるように、Config Domain および Config Type を設定します。

static オプションを指定すると、スイッチは特定のドメイン ID を要求します。特定のアドレスを取得しなかった場合は、それ自体がファブリックから隔離されます。

preferred オプションを指定すると、スイッチは指定されたドメイン ID を要求します。その ID が使用できない場合は、別の ID を受け入れます。

ステップ 5 Restart ドロップダウン メニューを disruptive に設定し、Apply Changes をクリックして、Domain Manager を再起動します。


) static オプションは、破壊的または非破壊的再起動後の実行時に適用できますが、preferred オプションは破壊的再起動後の実行時にだけ適用されます。



 

CLI を使用した新しいドメイン ID の割り当て

新しい ドメイン ID が割り当てられると、VSAN 内のスイッチに接続されたすべてのデバイスに新しい FC ID が割り当てられます。ホストまたはストレージ デバイスの中には、それらの FC ID を変更すると期待通りに機能しなくなるものがあります。

CLI を使用して、FC ドメイン ID の重複を確認し、新しいドメイン ID を割り当て直す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show interface コマンドを実行します。次の出力例は、隔離エラー メッセージを示しています。

switch# show interface fc2/14
fc2/14 is down (Isolation due to domain overlap)
Hardware is Fibre Channel, WWN is 20:4e:00:05:30:00:63:9e
vsan is 2
Beacon is turned off
192 frames input, 3986 bytes, 0 discards
0 runts, 0 jabber, 0 too long, 0 too short
0 input errors, 0 CRC, 3 invalid transmission words
0 address id, 0 delimiter
0 EOF abort, 0 fragmented, 0 unknown class
231 frames output, 3709 bytes, 16777216 discards
Received 28 OLS, 19 LRR, 16 NOS, 48 loop inits
Transmitted 62 OLS, 22 LRR, 25 NOS, 30 loop inits
 

ステップ 2 現在ファブリック内にあるドメインを表示するには、 show fcdomain domain-list vsan vsan-id コマンドを使用します。

switch1# show fcdomain domain-list vsan 2
 
Number of domains: 2
Domain ID WWN
--------- -----------------------
0x4a(74) 20:01:00:05:30:00:13:9f [Local]
0x4b(75) 20:01:00:05:30:00:13:9e [Principal]
--------- -----------------------

 

ステップ 3 他のスイッチでも現在ファブリック内にあるドメインを表示するには、show fcdomain domain-list vsan vsan-id コマンドを使用します。 を繰り返し、重複しているドメイン ID を特定します。

switch2# show fcdomain domain-list vsan 2
 
Number of domains: 1
Domain ID WWN
--------- -----------------------
0x4b(75) 20:01:00:05:30:00:13:9e [Local][Principal]
--------- -----------------------
 

この例では、ドメイン ID 75 が重複しているため、スイッチ 2 が隔離されています。

ステップ 4 fcdomain domain domain-id static | preferred vsan vsan-id CLI コマンドを使用して、重複するドメイン ID の一方のドメイン ID を変更します。

static オプションを指定すると、スイッチは特定のドメイン ID を要求します。特定のアドレスを取得しなかった場合は、それ自体がファブリックから隔離されます。

preferred オプションを指定すると、スイッチは指定されたドメイン ID を要求します。その ID が使用できない場合は、別の ID を受け入れます。

ステップ 5 fcdomain restart disruptive vsan コマンドを使用して、Domain Manager を再起動します。


) static オプションは、破壊的または非破壊的再起動後の実行時に適用できますが、preferred オプションは破壊的再起動後の実行時にだけ適用されます。



 

ファブリックの再設定によるドメイン ID の割り当て

ファブリックの再設定機能を使用して、ドメイン ID を割り当て直し、重複するドメイン ID を解決できます。ファブリックを接続する前に両方のスイッチで auto-reconfigure オプションをイネーブルにすると、Reconfiguration(RCF)の割り込みが発生します。RCF 機能は、新しい主スイッチの選択を自動的に強制実行し、各スイッチに新しいドメイン ID が割り当てられます。


注意 RCF の割り込みは、データ トラフィックに影響することがあります。

Fabric Manager を使用したファブリックの RCF によるドメイン ID の割り当て

Fabric Manager で、ファブリックの RCF 機能を使用して特定の VSAN のドメイン ID を割り当て直す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Switches > Interfaces > FC Physical を選択し、Information ペインで Domain Manager タブを選択します。

ステップ 2 RcfReject チェックボックスをオフにし、Apply Changes をクリックして RCF 拒否をディセーブルにします。

ステップ 3 論理ドメイン ペインで、Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択します。

ステップ 4 Information ペインで Configuration タブをクリックし、Config Type ドロップダウン メニューを preferred に設定し、スタティック ドメイン ID 割り当てを削除します。

ステップ 5 AutoReconfigure チェックボックスをオンにして、auto-reconfiguration オプションをイネーブルにします。

ステップ 6 Restart ドロップダウン メニューを disruptive に設定し、Apply Changes をクリックして、Domain Manager を再起動します。


 

CLI を使用したファブリックの RCF によるドメイン ID の割り当て

CLI で、ファブリックの RCF 機能を使用して特定の VSAN のドメイン ID を割り当て直す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show fcdomain domain-list コマンドを使用して、スイッチにドメイン ID がスタティックに割り当てられているかどうかを判別します。

ステップ 2 ドメイン ID がスタティックに割り当てられている場合は、no fcdomain domain コマンドを使用して、スタティック割り当てを削除します。

ステップ 3 show fcdomain vsan コマンドを使用して、RCF reject オプションがイネーブルであるかどうかを確認します。

switch# show fcdomain vsan 1
The local switch is a Subordinated Switch
 
Local switch run time information:
State: Stable
Local switch WWN: 20:01:00:05:30:00:51:1f
Running fabric name: 10:00:00:60:69:22:32:91
Running priority: 128
Current domain ID: 0x64(100) ß verify domain id
 
Local switch configuration information:
State: Enabled
Auto-reconfiguration: Disabled
Contiguous-allocation: Disabled
Configured fabric name: 41:6e:64:69:61:6d:6f:21
Configured priority: 128
Configured domain ID: 0x64(100) (preferred)
 
Principal switch run time information:
Running priority: 2
 
Interface Role RCF-reject
---------------- ------------- ------------
fc2/1 Downstream Enabled
fc2/2 Downstream Disabled
fc2/7 Upstream Disabled
---------------- ------------- ------------
 

ステップ 4 rcf-reject オプションがイネーブルの場合は、interface コマンドを実行し、インターフェイス モードで no fcdomain rcf-reject vsan コマンドを使用します。

ステップ 5 Domain Manager の再起動後に、両方のスイッチ上で、EXEC モードで fcdomain auto-reconfigure vsan コマンドを使用して、auto-reconfiguration をイネーブルにします。

ステップ 6 fcdomain restart disruptive vsan コマンドを使用して、Domain Manager を再起動します。


 

ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗

現象 ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗

 

表11-14 ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗

現象
考えられる原因
解決方法

ドメイン ID リストの CFS 配布の失敗

リモート スイッチに設定済みのドメイン ID がドメイン ID リストに存在していない。

VSAN 内のすべてのドメイン ID をドメイン ID リストに追加します。Fabric Manager で、Fabricxx > VSANxx > Domain Manager > Allowed を選択し、Allowed DomainIDs タブを選択して、現在許可されているドメイン ID のリストを表示します。Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択し、Configuration タブを選択して、この VSAN に既存のドメイン ID を表示します。Fabricxx > VSANxx > Domain Manager > Allowed を選択し、Allowed DomainIDs タブを選択して、欠落しているドメイン ID を追加し、Apply Changes をクリックします。CFS がイネーブルの場合は、CFS タブを選択し、ConfigAction ドロップダウン メニューから commit を選択して、Apply Changes をクリックします。

または、how fcdomain domain-list コマンドを使用して、現在許可されているドメイン ID のリストを表示します。これを VSAN 内の他のスイッチと比較し、どのドメイン ID が欠落しているか特定します。fcdomain allowed CLI コマンドを使用して、欠落しているドメイン ID を追加します。

VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる

現象 VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる。

 

表11-15 VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる

現象
考えられる原因
解決方法

VSAN の統合後、許可されたドメイン ID のリストが不正になる。

統合前に、ドメイン ID リストが手動で更新されていない。

VSAN 内のすべてのドメイン ID をドメイン ID リストに追加します。Fabric Manager で、Fabricxx > VSANxx > Domain Manager > Allowed を選択し、Allowed DomainIDs タブを選択して、現在許可されているドメイン ID のリストを表示します。Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択し、Configuration タブを選択して、この VSAN に既存のドメイン ID を表示します。Fabricxx > VSANxx > Domain Manager > Allowed を選択し、Allowed DomainIDs タブを選択して、欠落しているドメイン ID を追加し、Apply Changes をクリックします。CFS がイネーブルの場合は、CFS タブを選択し、ConfigAction ドロップダウン メニューから commit を選択して、Apply Changes をクリックします。

または、how fcdomain domain-list コマンドを使用して、現在許可されているドメイン ID のリストを表示します。これを VSAN 内の他のスイッチと比較し、どのドメイン ID が欠落しているか特定します。fcdomain allowed CLI コマンドを使用して、欠落しているドメイン ID を追加します。

FC ドメインへの変更が反映されない

現象 FC ドメインへの変更が反映されない。

 

表11-16 FC ドメインへの変更が反映されない

現象
考えられる原因
解決方法

FC ドメインへの変更が反映されない。

ファブリック RCF がトリガーされなかった。

ファブリック RCF をトリガーします。Fabric Manager で、Fabricxx > VSANxx > Domain Manager を選択し、
Configuration タブを選択します。Restart ドロップダウン メニューから nonDistruptive を選択し、Apply Changes をクリックします。CFS がイネーブルの場合は、CFS タブを選択し、ConfigAction ドロップダウン メニューから commit を選択して、Apply Changes をクリックします。

または、fcdomain restart CLI コマンドを使用します。

FSPF の問題

VSAN を実装した場合、設定された各 VSAN はファブリック サービスの個別のセットをサポートします。このようなサービスの 1 つが FSPF ルーティング プロトコルで、VSAN ごとに独立して設定できます。そのため、VSAN トポロジごとに FSPF を設定して、一意のルーティング設定を行い、それに従ったトラフィック フローを取得できます。VSN が提供するトラフィック エンジニアリング機能を使用すると、ファブリック内のトラフィックをより厳密に制御し、配置されたファブリック リソースの使用率を高めることができます。

ここでは、FSFP の問題を特定し解決する方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「FSPF のトラブルシューティング」

「双方向通信の喪失」

FSPF のトラブルシューティング

図11-1 は、単一 VSAN のトポロジを示しています。

図11-1 単一 VSAN のトポロジ

 

この例では、すべてのインターフェイスがVSAN 1に属していることを前提とします。

Device Manager を使用した FSPF のトラブルシューティング

Device Manager を使用して FSPF をトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 FC > Advanced > FSPF を選択し、LSDB LSRs タブを選択して、FSPF データベース内の Link State Record(LSR)を確認します。

VSANId/ DomainId カラムは、ファブリック トポロジのドメインのビューを示しています。

AdvDomainId カラムは、LSR のオーナーであるドメインを示します。

Age 値は、0x0000 から開始される 16 ビット カウンタであり、フラッディング中に各スイッチについて 1 ずつ増分され、データベースで 1 秒経過するごとに 1 ずつ増分されます。このフィールドは、IncarnationNumber が同じである場合、タイ ブレーカとして使用されます。

IncarnationNumber は、0x80000001 ~ 0x7FFFFFFF の間の 32 ビット値で、発信スイッチから LSR が送信されるごとに、1 ずつ増分されます。これは、Age 値の前に使用されます。

ステップ 2 FC > Advanced > FSPF を選択し、LSDB Links タブを選択して、FSPF データベース内の各パスを確認します。

ステップ 3 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、AdminStatus が up であることを確認します。

Cost カラムは、インターフェイスからのパスのコストを示しています。

Intervals カラムは、このインターフェイスに設定されている FSPF タイマーを示しています。これらの値は、両側で一致している必要があります。

State カラムは、インターフェイスがすべてのデータベース交換を送信および受信し、確認応答を要求した場合の Full または Adjacent ステートを示します。ポートは現在、フレームをルーティングすることができます。

Neighbors カラムは、FSPF ネイバー情報を示します。

ステップ 4 FC > Advanced > FSPF を選択し、Statistics タブまたは InterfaceStats タブを選択して、過剰なエラーが存在していないことを確認します。


 

CLI を使用した FSPF のトラブルシューティング

CLI を使用して FSPF をトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show fspf database vsan コマンドを使用して、FSPF データベース内の各パスを確認します。

switch1# show fspf database
FSPF Link State Database for VSAN 2 Domain 1 <-----1
LSR Type = 1
Advertising domain ID = 1 <-----2
LSR Age = 81 <-----3
LSR Incarnation number = 0x80000098 <-----4
LSR Checksum = 0x2cd3
Number of links = 2
NbrDomainId IfIndex NbrIfIndex Link Type Cost
--------------------------------------------------------------------------------------
237 0x00010002 0x00010001 1 1000 <-----5
238 0x00010003 0x00010002 1 1000 <-----6
 
FSPF Link State Database for VSAN 2 Domain 237 <-----------別のスイッチ用の LSR
LSR Type = 1
Advertising domain ID = 237 <-----7
LSR Age = 185
LSR Incarnation number = 0x8000000c
LSR Checksum = 0xe0a2
Number of links = 2
NbrDomainId IfIndex NbrIfIndex Link Type Cost
--------------------------------------------------------------------------------------
239 0x00010000 0x00010003 1 1000 <-----8
1 0x00010001 0x00010002 1 1000 <-----9
 
FSPF Link State Database for VSAN 2 Domain 238 <-----------別のスイッチ用の LSR
LSR Type = 1
Advertising domain ID = 238
LSR Age = 1052
LSR Incarnation number = 0x80000013
LSR Checksum = 0xe294
Number of links = 2
NbrDomainId IfIndex NbrIfIndex Link Type Cost
--------------------------------------------------------------------------------------
239 0x00010003 0x00010001 1 1000
1 0x00010002 0x00010003 1 1000
 
FSPF Link State Database for VSAN 2 Domain 239 <-----------別のスイッチ用の LSR
LSR Type = 1
Advertising domain ID = 239
LSR Age = 1061
LSR Incarnation number = 0x80000086
LSR Checksum = 0x66ac
Number of links = 4
NbrDomainId IfIndex NbrIfIndex Link Type Cost
--------------------------------------------------------------------------------------
237 0x00010003 0x00010000 1 1000
238 0x00010001 0x00010003 1 1000
 

1. ファブリック トポロジのドメイン 1 の内容を示しています。

2. ドメイン 1 は、LSR のオーナーです。

3. 0x0000 から開始される 16 ビット カウンタで、フラッディング中に各スイッチについて 1 ずつ増分され、データベースで 1 秒経過するごとに 1 ずつ増分されます。このフィールドは、IncarnationNumber が同じである場合、タイ ブレーカとして使用されます。

4. 0x80000001 ~ 0x7FFFFFFF の間の 32 ビット値で、発信スイッチから LSR が送信されるごとに、1ずつ増分されます。この値は、LSR Age の前に使用されます。

5. ドメイン ID 237、スイッチ 1 へのパスです。

6. ドメイン ID 238、スイッチ 5 へのパスです。

7. スイッチ 1、ドメイン ID 237 がオーナーです。

8. ドメイン ID 239、スイッチ 3 へのパスです。

9. ドメイン ID 1、スイッチ 2 へのパスです。

ステップ 2 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいこと、インターフェイスが FSPF アクティブ ステートであることを確認します。

switch1# show fspf vsan 2 interface fc1/2
FSPF interface fc1/2 in VSAN 2
FSPF routing administrative state is active <-----1
Interface cost is 1000 <-----2
Timer intervals configured, Hello 20 s, Dead 80 s, Retransmit 5 s <-----3
FSPF State is FULL <-----4
Neighbor Domain Id is 1, Neighbor Interface index is 0x00010002 <-----5
Statistics counters :
Number of packets received : LSU 46 LSA 24 Hello 103 Error packets 0
Number of packets transmitted : LSU 24 LSA 45 Hello 104 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

パケット数が表示されます。Helloパケットを、20秒ごとに受信している必要があります。

1. FSPF ルーティングは、アクティブです。

2. このインターフェイスからのパス コストを示しています。

3. このインターフェイスに設定されている FSPF タイマーを示しています。これらの値は、両側で一致している必要があります。

4. FULL ステートまたは Adjacent を示しています。すべてのデータベース交換が送受信され、確認応答を要求しています。ポートは現在、フレームをルーティングすることができます。

5. FSPF のネイバー情報です。

ステップ 3 show fspf internal route vsan コマンドを使用して、すべてのファイバ チャネル ルートが使用可能であることを確認します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch1# show fspf internal route vsan 2
FSPF Unicast Routes
---------------------------
VSAN Number Dest Domain Route Cost Next hops
----------------------------------------------------------------------------------------
1 0x01(1) 1000 fc1/2
1 0xEF(239) 1000 fc1/1
1 0xED(238) 2000 fc1/1
fc1/2
 

すべてのリンクの合計コストは、次のとおりです。

(238)へのネクストホップには、2 つのインターフェイスがあります。これは、負荷分散時に両方のパスが使用されることを示しています。Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでは、FSPF で最大 16 のパスを使用できます。


 

Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチを使用した VSAN 構成では、各 VSAN 内で、それぞれ個別の独立した FSPF インスタンスが実行されます。したがって、1 つの VSAN に FSPF の問題が発生しても、他の VSAN で実行される FSPF には影響しません。


) FSPF のすべてのコンフィギュレーション ステートメントおよび診断コマンドでは、vsan キーワードを指定しない場合、デフォルトで VSAN 1 が使用されます。複数 VSAN 環境でコンフィギュレーションを変更したり、診断コマンドを実行したりする場合には、ステートメントまたはコマンドに必ず vsan キーワードを使用し、対象となる VSAN を明確に指定してください。


双方向通信の喪失

FSPF が正しく設定されていない場合、スイッチは、「双方向」ステートに到達しません。

双方向の通信が失われると、次のイベントが発生します。

ポートが初期化ステートを開始し、Recipient Domain ID フィールドからネイバーのドメイン ID が削除され、0xFFFFFFFF が挿入されます。

FSPF が、トポロジ データベースから Inter-Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)を削除します。

FSPF データベースが変更されたことを通知するために、新しい LSR が隣接スイッチにフラッディングされます。

現象 トラフィックがファブリック経由でルーティングされない。

 

表11-17 トラフィックがファブリック経由でルーティングされない

現象
考えられる原因
解決方法

トラフィックがファブリック経由でルーティングされない。

FSPF Hello インターバルが正しく設定されていない。

詳細については、「Device Manager を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決」および「CLI を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決」を参照してください。

FSPF 再送信時間が正しく設定されていない。

詳細については、「Device Manager を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決」および「CLI を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決」を参照してください。

FSPF デッド インターバルが正しく設定されていない。

詳細については、「Fabric Manager を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決」および「CLI を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決」を参照してください。

スイッチの領域が不一致である。

詳細については、「Fabric Manager を使用した領域の不一致の解決」および「CLI を使用した領域の不一致の解決」を参照してください。

Device Manager を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決

Device Manager を使用して ISL 上の不正な Hello インターバルを解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Hello interval カラムおよび State カラムを確認します。

Intervals カラムは、このインターフェイスに設定されている FSPF タイマーを示しています。これらの値は、両側で一致している必要があります。

State カラムは、インターフェイスがすべてのデータベース交換を送信および受信し、確認応答を要求した場合の Full または Adjacent ステートを示します。ポートは現在、フレームをルーティングすることができます。

ステップ 2 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Hello interval カラムおよび State カラムを確認します。 を繰り返し、隣接スイッチの Hello インターバルの値を判別します。

ステップ 3 Hello フィールドに値を入力して Hello インターバルを変更し、Apply をクリックします。


 

CLI を使用した ISL 上の不正な Hello インターバルの解決

CLI を使用して ISL 上の不正な Hello インターバルを解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 debug fspf all コマンドを使用して、不正な Hello インターバルに関するメッセージを検索します。

switch1# debug fspf all
Jan 5 00:28:14 fspf: Wrong hello interval for packet on interface 100f000 in VSAN 1
Jan 5 00:28:14 fspf: Error in processing hello packet , error code = 4

ヒント debug コマンドを入力する前に 2 番めの Telnat または SSH セッションを開くことを推奨します。デバッグ出力が現在のセッションを圧倒した場合には、2 番めのセッションを使用して undebug all コマンドを入力し、デバッグ メッセージの出力を停止できます。

ステップ 2 undebug all コマンドを使用して、デバッグをオフにします。

ステップ 3 show fspf internal route vsan コマンドを使用して、FSPF 情報を表示します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch1# show fspf internal route vsan 1
FSPF Unicast Routes
---------------------------
VSAN Number Dest Domain Route Cost Next hops
----------------------------------------------------------------------
1 0xEF(239) 1000 fc1/1 <-----1
1 0xED(238) 2000 fc1/1
1 0x01(1) 3000 fc1/1 <-----2
 

1. ドメイン 1、スイッチ 2 を経由してドメイン 238 へ到達する 2 番めのパスがありません。

2. ドメイン 1、スイッチ 2 への直接パスがありません。トラフィックは、3 つの ISL を経由する必要があります。これは、Route Cost カラムに基づいています。

ステップ 4 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、FSFP 設定を表示します。

switch1# show fspf vsan 1 interface fc1/16
FSPF interface fc1/16 in VSAN 1
FSPF routing administrative state is active
Interface cost is 500
Timer intervals configured, Hello 5 s, Dead 80 s, Retransmit 5 s <-----1
FSPF State is INIT <-----2
Statistics counters :
Number of packets received : LSU 0 LSA 0 Hello 2 Error packets 1
Number of packets transmitted : LSU 0 LSA 0 Hello 4 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

1. Hello タイマーがデフォルト値に設定されていないことを示しています。確実に一致させるために、ネイバーの設定を確認する必要があります。

2. FSPF が FULL ステートではなく、問題があることを示しています。

ステップ 5 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、FSFP 設定を表示します。 を繰り返し、隣接スイッチの Hello タイマーの値を判別します。

switch2# show fspf v 1 interface fc2/16
FSPF interface fc2/16 in VSAN 1
FSPF routing administrative state is active
Interface cost is 500
Timer intervals configured, Hello 20 s, Dead 80 s, Retransmit 5 s <-----1
FSPF State is INIT <-----2
Statistics counters :
Number of packets received : LSU 0 LSA 0 Hello 2 Error packets 1
Number of packets transmitted : LSU 0 LSA 0 Hello 4 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

1. ネイバーの FSPF Hello インターバルが、デフォルト値(20 秒)に設定されていることを示しています。

2. FSPF が FULL ステートではなく、問題があることを示しています。

ステップ 6 interface コマンドを実行し、インターフェイス モードで fspf hello-interval コマンドを使用して、デフォルトの Hello インターバルを変更します。


 

Device Manager を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決

Device Manager を使用して ISL 上の不一致な再送信インターバルを解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Retransmit interval カラムおよび State カラムを確認します。

Intervals カラムは、このインターフェイスに設定されている FSPF タイマーを示しています。これらの値は、両側で一致している必要があります。

State カラムは、インターフェイスがすべてのデータベース交換を送信および受信し、確認応答を要求した場合の Full または Adjacent ステートを示します。ポートは現在、フレームをルーティングすることができます。

ステップ 2 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Retransmit interval カラムおよび State カラムを確認します。 を繰り返し、隣接スイッチの再送信インターバルの値を判別します。

ステップ 3 Retransmit フィールドに値を入力して再送信インターバルを変更し、Apply をクリックします。


 

CLI を使用した ISL 上の不一致な再送信インターバルの解決

CLI を使用して ISL 上の不一致な再送信インターバルを解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、FSFP 設定を表示します。

switch1# show fspf vsan 1 interface fc1/16
FSPF interface fc1/16 in VSAN 1
FSPF routing administrative state is active
Interface cost is 500
Timer intervals configured, Hello 5 s, Dead 80 s, Retransmit 10 s <-----1
FSPF State is INIT <-----2
Statistics counters :
Number of packets received : LSU 0 LSA 0 Hello 2 Error packets 1
Number of packets transmitted : LSU 0 LSA 0 Hello 4 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

1. 再送信インターバルがデフォルト値に設定されていないことを示しています。確実に一致させるために、ネイバーの設定を確認する必要があります。

2. FSPF が FULL ステートではなく、問題があることを示しています。

ステップ 2 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、FSFP 設定を表示します。 を繰り返し、隣接スイッチの再送信インターバルの値を判別します。

switch2# show fspf v 1 interface fc2/16
FSPF interface fc2/16 in VSAN 1
FSPF routing administrative state is active
Interface cost is 500
Timer intervals configured, Hello 20 s, Dead 80 s, Retransmit 5 s <-----1
FSPF State is INIT <-----2
Statistics counters :
Number of packets received : LSU 0 LSA 0 Hello 2 Error packets 1
Number of packets transmitted : LSU 0 LSA 0 Hello 4 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

1. ネイバーの再送信インターバルが、デフォルト値(5 秒)に設定されていることを示しています。

2. FSPF が FULL ステートではなく、問題があることを示しています。

ステップ 3 interface コマンドを実行し、インターフェイス モードで fspf retransmit-interval コマンドを使用して、再送信インターバルを変更します。


 

Fabric Manager を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決

Fabric Manager を使用して ISL 上のデッド インターバルの不一致を解決する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Dead interval カラムおよび State カラムを確認します。

Intervals カラムは、このインターフェイスに設定されている FSPF タイマーを示しています。これらの値は、両側で一致している必要があります。

State カラムは、インターフェイスがすべてのデータベース交換を送信および受信し、確認応答を要求した場合の Full または Adjacent ステートを示します。ポートは現在、フレームをルーティングすることができます。

ステップ 2 FC > Advanced > FSPF を選択し、Interfaces タブを選択して、各インターフェイスの FSPF パラメータが正しいことと、Dead interval カラムおよび State カラムを確認します。 を繰り返し、隣接スイッチのデッド インターバルの値を判別します。

ステップ 3 Dead フィールドに値を入力してデッド インターバルを変更し、Apply をクリックします。


 

CLI を使用した ISL 上のデッド インターバルの不一致の解決

ISL 上のデッド インターバルの不一致を特定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 debug fspf all コマンドを使用して、不正なデッド インターバルに関するメッセージを検索します。

switch1# debug fspf all
Jan 5 00:28:14 fspf: Wrong dead interval for packet on interface 100f000 in VSAN 1
Jan 5 00:28:14 fspf: Error in processing hello packet , error code = 4

ヒント debug コマンドを入力する前に 2 番めの Telnat または SSH セッションを開くことを推奨します。デバッグ出力が現在のセッションを圧倒した場合には、2 番めのセッションを使用して undebug all コマンドを入力し、デバッグ メッセージの出力を停止できます。

ステップ 2 undebug all コマンドを使用して、デバッグをオフにします。

ステップ 3 show fspf vsan vsan-id interface コマンドを使用して、FSPF 情報を表示します。


internal キーワードを含むコマンドを発行するには、network-admin グループのメンバになっているアカウントを使用する必要があります。


switch1# show fspf vsan 1 interface fc1/16
FSPF interface fc1/16 in VSAN 1
FSPF routing administrative state is active
Interface cost is 500
Timer intervals configured, Hello 20 s, Dead 95 s, Retransmit 5 s <-----1
FSPF State is INIT <-----2
xStatistics counters :
Number of packets received : LSU 0 LSA 0 Hello 2 Error packets 1
Number of packets transmitted : LSU 0 LSA 0 Hello 4 Retransmitted LSU 0
Number of times inactivity timer expired for the interface = 0
 

1. デッド タイマーがデフォルト値に設定されていないことを示しています。ネイバーの設定を確認する必要があります。

2. FSPF が FULL ステートではなく、問題があることを示しています。

ステップ 4 interface コマンドを実行し、インターフェイス モードで fspf dead-interval コマンドを使用して、デッド インターバルを変更します。


 

Fabric Manager を使用した領域の不一致の解決

Fabric Manager を使用してスイッチ上の領域の不一致を識別する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 FC > Advanced > FSPF を選択し、General タブを選択して、RegionId を確認します。

ステップ 2 FC > Advanced > FSPF を選択し、General タブを選択して、RegionId を確認します。 を繰り返し、隣接スイッチの領域の値を判別します。

ステップ 3 RegionId フィールドに値を入力して領域を変更し、Apply をクリックします。


 

CLI を使用した領域の不一致の解決

CLI を使用してスイッチ上の領域の不一致を識別する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show fspf vsan コマンドを使用して、VSAN に現在設定されている領域を表示します。

switch# show fspf vsan 99
 
FSPF routing for VSAN 99
FSPF routing administration status is enabled
FSPF routing operational status is UP
It is an intra-domain router
Autonomous region is 0 /* This is the region */
SPF hold time is 0 msec
MinLsArrival = 1000 msec , MinLsInterval = 5000 msec
Local Domain is 0x78(120)
Number of LSRs = 2, Total Checksum = 0x000133de
 

ステップ 2 debug fspf all コマンドを使用して、存在しない領域に関するメッセージを検索します。

switch1# debug fspf all
Jan 5 00:39:31 fspf: FC2 packet received for non existent region 0 in VSAN 1 <-----1
Jan 5 00:39:33 fspf: FC2 packet received for non existent region 0 in VSAN 1
Jan 5 00:39:45 fspf: Interface fc1/1 in VSAN 1 : Event INACTIVITY , State change INIT -> INIT
Jan 5 00:39:45 fspf: Interface fc1/2 in VSAN 1 : Event INACTIVITY , State change INIT -> INIT <-----2
 

1. 領域を通知しているネイバー スイッチが 0 です。

2. FSPF は、各 ISL で初期ステートです。


ヒント debug コマンドを入力する前に 2 番めの Telnat または SSH セッションを開くことを推奨します。デバッグ出力が現在のセッションを圧倒した場合には、2 番めのセッションを使用して undebug all コマンドを入力し、デバッグ メッセージの出力を停止できます。

ステップ 3 undebug all コマンドを使用して、デバッグをオフにします。

ステップ 4 show fspf コマンドを使用して FSPF 設定を表示し、自律領域を確認します。

ステップ 5 fspf config vsan コマンドを使用して、FSPF コンフィギュレーション モードを開始し、region コマンドを実行して領域を変更します。


 

領域は、VSAN内のすべてのスイッチで一致している必要があります。