Cisco MDS 9000 ファミリー コマンドリ ファレンス Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(1) Through 3.3(1a)
W コマンド
W コマンド
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 12MB) | フィードバック

目次

W コマンド

write command-id

write-accelerator

write erase

wwn secondary-mac

wwn vsan

W コマンド

この章のコマンドは、Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ ディレクタおよびファブリック スイッチに対応しています。ここでは、コマンド モードに関係なく、すべてのコマンドがアルファベット順に記載されています。各コマンドの適切なモードを確認するには、「コマンド モード」を参照してください。詳細については、『Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide』を参照してください。

write command-id

Storage Area Network(SAN; ストレージ エリア ネットワーク)チューナー拡張 N ポートの SCSI 書き込みコマンドを設定するには、 write command-id コマンドを使用します。

write command-id cmd-id target pwwn transfer-size bytes [outstanding-ios value [continuous | num-transactions number ]]

 
シンタックスの説明

cmd-id

コマンド ID を指定します。有効範囲は 0 ~ 2147483647 です。

target pwwn

ターゲット ポート World Wide Name(WWN)を指定します。名前のフォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。

transfer-size bytes

転送サイズを 512 バイトの倍数で指定します。有効範囲は 512 ~ 8388608 です。

outstanding-ios value

未決定の I/O 数を指定します。有効範囲は 1 ~ 1024 です。

continuous

コマンドの継続的な実行を指定します。

num-transactions number

トランザクション回数を指定します。有効範囲は 1 ~ 2147483647 です。

 
デフォルト

未決定 I/O のデフォルトは 1 です。

 
コマンド モード

SAN 拡張 N ポート コンフィギュレーション サブモード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

2.0(x)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

進行中の SCSI 書き込みコマンドを停止するには、 stop コマンドを使用します。

次に、継続的な SCSI 書き込みコマンドを設定する例を示します。

switch# san-ext-tuner
switch(san-ext)# nWWN 10:00:00:00:00:00:00:00
switch(san-ext)# nport pwwn 12:00:00:00:00:00:00:56 vsan 13 interface gigabitethernet 1/2
switch(san-ext-nport)# write command-id 100 target 22:22:22:22:22:22:22:22 transfer-size 512000 outstanding-ios 2 continuous
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

nport pwwn

SAN 拡張チューナー N ポートを設定します。

san-ext-tuner

SAN 拡張チューナー機能をイネーブルにします。

show san-ext-tuner

SAN 拡張チューナー情報を表示します。

stop

SAN 拡張チューナー N ポートで進行中の SCSI コマンドを取り消します。

write-accelerator

Fibre Channel over IP(FCIP)インターフェイスの書き込み高速化およびテープ高速化をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで write-accelerator コマンドを使用します。この機能をディセーブルにする、またはデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

write-accelerator [tape-accelerator [flow-control-butter-size bytes ]]

no write-accelerator [tape-accelerator [flow-control-butter-size]]

 
シンタックスの説明

tape-accelerator

テープ高速化をイネーブルにします。

flow-control-butter-size bytes

フロー制御バッファ サイズを指定します。

 
デフォルト

ディセーブル

デフォルトのフロー制御バッファ サイズは 256 バイトです。

 
コマンド モード

コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

1.3(1)

このコマンドが導入されました。

2.0(x)

tape-accelerator およびflow-control-buffer-sizeオプションが追加されました。

 
使用上のガイドライン

デフォルトでは、書き込み高速化機能はディセーブルで、FCIP リンクの両端でイネーブルにする必要があります。FCIP トンネルの一方でのみイネーブルの場合、トンネルは初期化されません。

Cisco MDS SAN-OS Release 3.x では、FCIP トンネルの両端で SAN-OS Release 3.x が動作している場合に write-accelerator コマンドが読み取り高速化をイネーブルにします。

FCIP トンネルの片側で SAN-OS Release 3.x が動作していて、反対側で SAN-OS Release 2.x が動作している場合、 write-accelerator コマンドは書き込み高速化のみをイネーブルにします。


ヒント FCIP ポートがポートチャネルの一部であったり、イニシエータとターゲット ポートの間に複数のパスがある場合、FCIP テープ高速化は機能しません。そのような設定では、SCSI ディスカバリ障害が発生したり、書き込みまたは読み取り操作が中断したりする可能性があります。


次のコマンドは、指定した FCIP インターフェイスで書き込み高速化をイネーブルにします。

switch# config terminal
switch(config)# interface fcip 51
switch(config-if)# write-accelerator
 

次のコマンドは、指定した FCIP インターフェイスで書き込み高速化およびテープ高速化をイネーブルにします。

switch# config terminal
switch(config)# interface fcip 51
switch(config-if)# write-accelerator tape-accelerator
 

次のコマンドは、指定した FCIP インターフェイスでテープ高速化をディセーブルにします。

switch# config terminal
switch(config)# interface fcip 51
switch(config-if)# no write-accelerator tape-acceleration
 

次のコマンドは、指定した FCIP インターフェイスで書き込み高速化およびテープ高速化の両方をディセーブルにします。

switch# config terminal
switch(config)# interface fcip 51
switch(config-if)# no write-accelerator
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interface fcip

指定した FCIP インターフェイスのインターフェイス設定を表示します。

write erase

スタートアップ コンフィギュレーションを消去するには、EXEC モード プロンプトから write erase コマンドを入力します。

write erase [boot | debug]

 
シンタックスの説明

boot

ブート コンフィギュレーションを削除します。

debug

既存のデバッグ コンフィギュレーションを削除します。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

1.0(2)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを実行すると、スイッチのスタートアップ コンフィギュレーションが工場出荷時のデフォルトの状態に戻ります。実行コンフィギュレーションに影響はありません。 write erase コマンドは起動時の設定を、ローダ機能に影響する設定以外、すべて削除します。

write erase boot コマンドは、ローダ機能に影響する設定のみを削除します。ローダ機能コンフィギュレーションには、ブート変数と mgmt0 IP コンフィギュレーション情報(IP アドレス、ネットマスク、デフォルト ゲートウェイ)が含まれています。

次に、既存のスタートアップ コンフィギュレーションを完全に削除する例を示します。

switch# write erase
 

次に、ローダ機能コンフィギュレーションを完全に削除する例を示します。

switch# write erase boot
This command will erase the boot variables and the ip configuration of interface mgmt 0

wwn secondary-mac

セカンダリ MAC(メディア アクセス制御)アドレスを割り当てるには、 wwn secondary-mac コマンドを使用します。

www secondary-mac wwn-id range address-range

 
シンタックスの説明

secondary-mac wwn-id

セカンダリ MAC アドレスのフォーマットは、hh : hh : hh : hh : hh : hhです。

range address-range

指定した World Wide Name(WWN)の範囲。有効値は 64 のみです。

 
コマンド モード

EXEC モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

1.0(2)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは元に戻せません。

Worldwide Name への変更は、必要な場合のみ実行します。これは毎日変更されるものではありません。これらの変更は、管理者が行うか、スイッチ操作を熟知している人が行ってください。

詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。

次に、MAC アドレスのセカンダリの範囲を割り当てる方法を示します。

switch(config)# wwnm secondary-mac 00:99:55:77:55:55 range 64
This command CANNOT be undone.
Please enter the BASE MAC ADDRESS again: 00:99:55:77:55:55
Please enter the mac address RANGE again: 64
From now on WWN allocation would be based on new MACs.
Are you sure? (yes/no) no
You entered: no. Secondary MAC NOT programmed

wwn vsan

インターオペラビリティ モード 4 がイネーブルの一時停止 VSAN(仮想 SAN)の WWN を設定するには、コンフィギュレーション モードで wwn vsan コマンドを使用します。設定を無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。

wwn vsan vsan-id vsan-wwn wwn

no wwn vsan vsan-id vsan-wwn wwn

 
シンタックスの説明

vsan-id

VSAN(仮想 SAN)ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。

vsan-wwn wwn

VSAN の WWN を指定します。フォーマットは hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

コンフィギュレーション サブモード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

3.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、次の条件が満たされた場合にのみ続けることができます。

VSAN が一時停止していなければいけません。

スイッチ WWN を指定できるようになる前に、VSAN でインターオペラビリティ モード 4 がイネーブルである必要があります。

スイッチ WWN はファブリック全体で一意でなければいけません。

設定されたスイッチ WWN には McData OUT [08:00:88] が必要です。

次に、WWN を VSAN に割り当てる例を示します。

switch# config t
switch(config)# wwn vsan 100 vsan-wwn 20:64:08:00:88:0d:5f:81
WWN can be configured for vsan in suspended state only
switch(config)# vsan database
switch(config-vsan-db)# vsan 100 suspend
switch(config-vsan-db)# exit
switch(config)# wwn vsan 100 vsan-wwn 20:64:08:00:88:0d:5f:81
switch(config)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

vsan database

同じ物理インフラストラクチャを共有している複数のファブリックを作成し、ポートを VSANに割り当て、インターオペラビリティ モードをオンまたはオフにし、ロード バランスを送信元の交換ごとまたは src-dest ID 別に行います。