Cisco MDS 9000 ファミリ CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 3.x Cisco MDS SAN-OS for Release 3.0(1) ~ 3.3(3)
システム メッセージ ロギングの設定
システム メッセージ ロギングの設定
発行日;2013/09/03 | 英語版ドキュメント(2011/01/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 17MB) | フィードバック

目次

システム メッセージ ロギングの設定

システム メッセージ ロギングについて

システム メッセージ ロギングの設定

メッセージ ロギングの開始

コンソールの重大度

モニタ重大度

モジュール ロギング

ファシリティ重大度

ログ ファイル

システム メッセージ ロギング サーバ

出力されるシステム メッセージ ロギング サーバ ファシリティ

システム メッセージ ロギング設定の配信

ファブリックのロックの上書き

データベース マージの注意事項

システム メッセージ ロギング情報の表示

デフォルト設定

システム メッセージ ロギングの設定

この章では、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでシステム メッセージ ロギングを設定する方法について説明します。内容は次のとおりです。

「システム メッセージ ロギングについて」

「システム メッセージ ロギングの設定」

「システム メッセージ ロギング設定の配信」

「システム メッセージ ロギング情報の表示」

「デフォルト設定」

システム メッセージ ロギングについて

システム メッセージ ロギング サーバを正しく設定します。システム メッセージは、Telnet、SSH、コンソール ポートのいずれかを通じてスイッチにアクセスするか、システム メッセージ ロギング サーバ上のログを参照することにより、リモートで監視することもできます。


) 最初にスイッチを初期化するとき、初期化が完了するまでネットワークは接続されません。そのため、メッセージはシステム メッセージ ロギング サーバに数秒間リダイレクトされます。


ログ メッセージは、システム再起動後には消去されています。ただし、重大度が Critical 以下(レベル 0、1、2)の最大 100 個のログ メッセージは NVRAM に保存されます。

表 54-1 では、システム メッセージ ログでサポートされているファシリティの例について説明します。

 

表 54-1 内部ロギング ファシリティ

ファシリティ キーワード
説明
標準であるか、または Cisco MDS 固有であるか

acl

ACL マネージャ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

all

すべてのファシリティ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

auth

許可システム

標準

authpriv

認証(プライベート)システム

標準

bootvar

Bootvar

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

callhome

Call Home

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

cron

cron ファシリティまたは at ファシリティ

標準

daemon

システム デーモン

標準

fcc

FCC

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

fcdomain

fcdomain

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

fcns

ネーム サーバ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

fcs

FCS

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

flogi

FLOGI

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

fspf

FSPF

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

ftp

ファイル転送プロトコル

標準

ipconf

IP 設定

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

ipfc

IPFC

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

kernel

カーネル

標準

local0 ~ local7

ローカルに定義されたメッセージ

標準

lpr

ライン プリンタ システム

標準

mail

メール システム

標準

mcast

マルチキャスト

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

module

スイッチング モジュール

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

news

USENET ニュース

標準

ntp

NTP

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

platform

プラットフォーム マネージャ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

port

ポート

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

port-channel

PortChannel

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

qos

QoS

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

rdl

RDL

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

rib

RIB

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

rscn

RSCN

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

securityd

セキュリティ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

syslog

内部システム メッセージ

標準

sysmgr

システム マネージャ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

tlport

TL ポート

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

user

ユーザ プロセス

標準

uucp

UNIX 間コピー プログラム

標準

vhbad

仮想ホスト ベース アダプタ デーモン

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

vni

仮想ネットワーク インターフェイス

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

vrrp_cfg

VRRP の設定

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

vrrp_eng

VRRP エンジン

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

vsan

VSAN システム メッセージ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

vshd

vshd

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

wwn

WWN マネージャ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

xbar

クロスバー システム メッセージ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

zone

ゾーン サーバ

Cisco MDS 9000 ファミリ固有

表 54-2 に、システム メッセージ ログでサポートされている重大度を示します。

 

表 54-2 エラー メッセージの重大度

レベル キーワード
レベル
説明
システム メッセージ定義

emergencies

0

システムが使用不可

LOG_EMERG

alerts

1

即時処理が必要

LOG_ALERT

critical

2

クリティカルな状態

LOG_CRIT

errors

3

エラー状態

LOG_ERR

warnings

4

警告状態

LOG_WARNING

notifications

5

正常だが注意を要する状態

LOG_NOTICE

informational

6

情報メッセージだけ

LOG_INFO

debugging

7

デバッグ メッセージ

LOG_DEBUG


) エラー ログ メッセージ フォーマットの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family System Messages Reference』を参照してください。


システム メッセージ ロギングの設定

システム ロギング メッセージは、デフォルトの(または設定された)ロギング ファシリティと重大度に基づいてコンソールに送信されます。

ここでは、次の内容について説明します。

「メッセージ ロギングの開始」

「コンソールの重大度」

「モニタ重大度」

「モジュール ロギング」

「ファシリティ重大度」

「ログ ファイル」

「システム メッセージ ロギング サーバ」

メッセージ ロギングの開始

コンソールへのロギングをディセーブルにしたり、任意の Telnet や SSH のセッションへのロギングをイネーブルにできます。

コンソール セッションへのロギングをディセーブルまたはイネーブルにすると、その状態は将来のすべてのコンソール セッションに適用されます。セッションを終了して新しいセッションに再度ログインした場合、状態は保持されます。

Telnet セッションまたは SSH セッションへのロギングをイネーブルまたはディセーブルにした場合、その状態はそのセッションだけに適用されます。セッションを終了して新しいセッションに再度ログインした場合、状態は保持されません。

Telnet セッションまたは SSH セッションのロギング状態をイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# terminal monitor

Telnet または SSH セッションのロギングをイネーブルにします。

(注) コンソール セッションはデフォルトでイネーブルです。

ステップ 2

switch# terminal no monitor

Telnet または SSH セッションのロギングをディセーブルにします。

(注) Telnet または SSH セッションはデフォルトでディセーブルです。

コンソールの重大度

コンソール セッションに対するロギングがイネーブルになっている場合(デフォルト)、コンソールに表示されるメッセージの重大度を設定できます。コンソール ロギングのデフォルトの重大度は 2(Critical)です。


ヒント コンソールのボー レートが 9600 ボー(デフォルト)の場合、現在の Critical(デフォルト)ロギング レベルが維持されます。コンソール ロギング レベルを変更しようとすると、必ずエラー メッセージが生成されます。ロギング レベルを上げる(Critical よりも上に)には、コンソールのボー レートを 38400 ボーに変更する必要があります。

「コンソール ポート設定の変更」を参照してください。

コンソール セッションの重大度を設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging console 3

コンソール ロギングをレベル 3(error)に設定します。重大度が 3 以上のロギング メッセージがコンソールに表示されます。

switch(config)# no logging console

コンソール ロギングを工場出荷時のデフォルトの重大度 2(critical)に戻します。重大度が 2 以上のロギング メッセージがコンソールに表示されます。

モニタ重大度

モニタ セッションに対するロギングがイネーブルになっている場合(デフォルト)、モニタに表示されるメッセージの重大度を設定できます。モニタ ロギングのデフォルトの重大度は 5(notifications)です。

モニタ セッションの重大度を設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging monitor 3

モニタ ロギングをレベル 3(error)に設定します。重大度が 3 以上のロギング メッセージがモニタに表示されます。

switch(config)# no logging monitor

モニタ ロギングを工場出荷時のデフォルトの重大度 5(notifications)に戻します。重大度が 5 以上のロギング メッセージがコンソールに表示されます。

モジュール ロギング

デフォルトでは、すべてのモジュールに対してレベル 7 でロギングが有効になっています。各モジュールの対するロギングを、特定のレベルでイネーブルまたはディセーブルにできます。

モジュールのロギングをイネーブルまたはディセーブルにし、重大度を設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging module 1

すべてのモジュールのモジュール ロギングをレベル 1(alerts)に設定します。

switch(config)# logging module

スイッチのすべてのモジュールのモジュール ロギングをデフォルトのレベル 5(notifications)に設定します。

switch(config)# no logging module

モジュール ロギングをディセーブルにします。

ファシリティ重大度

ロギング ファシリティの重大度を設定するには( 表 54-1 を参照)、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging level kernel 4

カーネル ファシリティの Telnet または SSH ロギングをレベル 4(warning)に設定します。その結果、重大度レベルが 4 以上のロギング メッセージが表示されます。

switch(config)# no logging level kernel 4

カーネル ファシリティの Telnet または SSH ロギングのデフォルトの重大度 6(informational)に戻します。

に示されているファシリティのデフォルトのロギング レベルを表示します。

ログ ファイル

ロギング メッセージはログ ファイルに保存できます。必要に応じてこのファイルの名前を設定したり、そのサイズを制限できます。デフォルトのログ ファイル名は messages です。ファイル名の最大文字数は 80 文字で、ファイル サイズの範囲は4096 ~ 4194304 バイトです。

ログ メッセージをファイルに送るには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging logfile messages 3

重大度 3 以上の errors または events 以上の情報を messages という名前のデフォルト ログ ファイルに記録するように設定します。

switch(config)# logging logfile ManagerLog 3

デフォルト サイズ 10,485,760 バイトを使用して、重大度 3 以上の errors または events の情報を ManagerLog という名前のファイルに記録するように設定します。

switch(config)# logging logfile ManagerLog 3 size 3000000

重大度 3 以上の errors または events の情報を ManagerLog という名前のファイルに記録するように設定します。サイズの設定により、ファイル サイズを 3,000,000 バイトに制限しています。

switch(config)# no logging logfile

ログファイルへのロギング メッセージをディセーブルにします。


logging logfile コマンドを使用してログ ファイルの名前を変更できます。


設定したログ ファイルは、/var/log/external ディレクトリに保存されます。ログ ファイルの場所は変更できません。 show logging logfile コマンドおよび clear logging logfile コマンドを使用して、このファイルの内容を表示および削除できます。 dir log: コマンドを使用して、ロギング ファイルの統計情報を表示できます。 delete log: コマンドを使用して、ログ ファイルを削除できます。

追加コピーの構文で copy log: コマンドを使用して、ログファイルを別の場所にコピーできます(「コンフィギュレーション ファイルのコピー」を参照)。

システム メッセージ ロギング サーバ

最大 3 台のシステム メッセージ ロギング サーバを設定できます。

ログ メッセージを UNIX システム メッセージ ロギング サーバに送るには、UNIX サーバ上でシステム メッセージ ロギング デーモンを設定する必要があります。root でログインし、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の行を /etc/syslog.conf ファイルに追加します。

local1.debug /var/log/myfile.log
 

local1.debug/var/log/myfile.log の間には、必ず 5 個のタブ文字を追加してください。詳細な例については、/etc/syslog.conf ファイルのエントリを参照してください。


スイッチは、指定されたファシリティ タイプと重大度に基づいて、メッセージを送信します。 local1 キーワードは、UNIX のロギング ファシリティを使用することを指定します。スイッチからのメッセージは、ユーザ プロセスによって生成されます。 debug キーワードは、ログに記録される状態の重大度を指定します。スイッチからのすべてのメッセージを受信するように UNIX システムを設定できます。

ステップ 2 UNIX シェル プロンプトに次のコマンドを入力して、ログ ファイルを作成します。

$ touch /var/log/myfile.log
$ chmod 666 /var/log/myfile.log
 

ステップ 3 次のコマンドを実行して、システム メッセージ ロギング デーモンに新しい変更を読み込ませます。

$ kill -HUP ~cat /etc/syslog.pid~
 


 

システム メッセージ ロギング サーバの IPv4 アドレスを設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging server 172.22.00.00

ホスト名または IPv4 アドレス(172.22.00.00)で指定したリモートの複数のサーバに、指定したファシリティ タイプと重大度に従ってログ メッセージを転送するようにスイッチを設定します。

switch(config)# logging server 172.22.00.00 facility local1

IPv4 アドレス(172.22.00.00)に指定したファシリティ(local1)に従ってログ メッセージを転送するようにスイッチを設定します。デフォルトの発信ファシリティは local7 です。

switch(config)# no logging server 172.11.00.00

指定したサーバ(172.11.00.00)を削除し、出荷時のデフォルトに戻します。

システム メッセージ ロギング サーバの IPv6 アドレスを設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging server 2001::0db8:800:200c:417a

IPv6 アドレスで指定したリモート サーバに、指定したファシリティ タイプと重大度に従ってログ メッセージを転送するようにスイッチを設定します。

switch(config)# logging server 2001::0db8:800:200c:417a facility local1

サーバの IPv6 アドレスに指定したファシリティ(local1)に従ってログ メッセージを転送するようにスイッチを設定します。デフォルトの発信ファシリティは local7 です。

switch(config)# no logging server 2001::0db8:800:200c:417a

指定したサーバを削除し、出荷時のデフォルトに戻します。

出力されるシステム メッセージ ロギング サーバ ファシリティ

すべてのシステム メッセージには、ロギング ファシリティとレベルがあります。ロギング ファシリティは 場所 、レベルは 対象 と考えることができます。

単一のシステム メッセージ ロギング デーモン(syslogd)が、設定されている facility オプションに基づいて情報を送信します。ファシリティが指定されていない場合、local7 がデフォルトの送信ファシリティとなります。

内部ファシリティの一覧は 表 54-1 に記載されており、送信ロギング ファシリティの一覧は表 54-3に記載されています。

 

表 54-3 送信ロギング ファシリティ

ファシリティ キーワード
説明
標準であるか、または Cisco MDS 固有であるか

auth

許可システム

標準

authpriv

認証(プライベート)システム

標準

cron

cron ファシリティまたは at ファシリティ

標準

daemon

システム デーモン

標準

ftp

ファイル転送プロトコル

標準

kernel

カーネル

標準

local0 ~ local7

ローカルに定義されたメッセージ

標準(デフォルトは local7)

lpr

ライン プリンタ システム

標準

mail

メール システム

標準

news

USENET ニュース

標準

syslog

内部システム メッセージ

標準

user

ユーザ プロセス

標準

uucp

UNIX 間コピー プログラム

標準

システム メッセージ ロギング設定の配信

ファブリック内のすべての Cisco MDS スイッチで、ファブリック配信をイネーブルにできます。システム メッセージ ロギングを設定した場合、配信がイネーブルになっていると、その設定がファブリック内のすべてのスイッチに配信されます。

スイッチでの配信をイネーブルにした後で最初のコンフィギュレーション コマンドを発行すると、ファブリック全体が自動的にロックされます。システム メッセージ ロギング サーバは、有効/保留データベース モデルを使用して、設定をベースにコマンドを保存またはコミットします。設定の変更を確定すると、有効データベースが保留データベースの設定変更で上書きされ、ファブリック内のすべてのスイッチで設定が同じになります。設定を変更した後、変更を廃棄するには、変更を確定せずに中断します。いずれの場合でも、ロックは解除されます。CFS アプリケーションの詳細については、「CFS インフラストラクチャの使用」を参照してください。

システム メッセージ ロギング サーバ設定のファブリック配信をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging distribute

ファブリック内のすべてのスイッチにシステム メッセージ ロギング サーバ設定を配信できるようにして、ロックを取得し、保留データベースへのすべての将来の設定変更を保存します。

switch(config)# no logging distribute

ファブリック内のすべてのスイッチへのシステム メッセージ ロギング サーバ設定の配信をディセーブル(デフォルト)にします。

システム メッセージ ロギング サーバの設定変更をコミットするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging commit

ファブリック内のすべてのスイッチに設定変更を配信し、ロックを解除して、保留データベースへの変更で有効なデータベースを上書きします。

システム メッセージ ロギング サーバの設定変更を廃棄するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# logging abort

保留データベースのシステム メッセージ ロギング サーバの設定変更を廃棄し、ファブリック ロックを解除します。

ファブリックのロックの上書き

システム メッセージ ロギングで作業を行い、変更の確定か廃棄を行ってロックを解除するのを忘れた場合、管理者はファブリック内の任意のスイッチからロックを解除できます。管理者がこの操作を行うと、ユーザによる保留データベースの変更は廃棄され、ファブリックのロックは解除されます。


ヒント 変更は volatile ディレクトリだけで使用でき、スイッチを再起動すると廃棄されます。

管理者権限を使用して、ロックされたシステム メッセージ ロギング セッションを解除するには、 clear logging session コマンドを使用します。

switch# clear logging session
 

データベース マージの注意事項

概念の詳細については、「CFS マージのサポート」を参照してください。

2 つのシステム メッセージ ロギング データベースをマージする場合は、次の注意事項に従ってください。

マージされたデータベースは、ファブリック内のスイッチごとに存在する受信データベースを結合したものになることに注意してください。

マージされたデータベースに、最大で 3 つのシステム メッセージ ロギング サーバしか含まれないことを確認してください。


注意 マージされたデータベースに含まれるサーバが 3 台を超えると、そのマージは失敗します。

システム メッセージ ロギング情報の表示

現在のシステム メッセージ ロギング設定を表示するには、 show logging コマンドを使用します。例 54-1 54-10 を参照してください。


show logging コマンドを使用すると、スイッチで設定されているロギング レベルがデフォルトのレベルと違う場合にだけ出力が表示されます。


例 54-1 現在のシステム メッセージ ロギングの表示

switch# show logging
Logging console: enabled (Severity: critical)
Logging monitor: enabled (Severity: debugging)
Logging linecard: enabled (Severity: debugging)
Logging server: enabled
{172.20.102.34}
server severity: debugging
server facility: local7
{10.77.202.88}
server severity: debugging
server facility: local7
{10.77.202.149}
server severity: debugging
server facility: local7
Logging logfile: enabled
Name - messages: Severity - debugging Size - 4194304
Facility Default Severity Current Session Severity
-------- ---------------- ------------------------
kern 6 6
user 3 3
mail 3 3
daemon 7 7
auth 0 7
syslog 3 3
lpr 3 3
news 3 3
uucp 3 3
cron 3 3
authpriv 3 7
ftp 3 3
local0 3 3
local1 3 3
local2 3 3
local3 3 3
local4 3 3
local5 3 3
local6 3 3
local7 3 3
vsan 2 2
fspf 3 3
fcdomain 2 2
module 5 5
sysmgr 3 3
zone 2 2
vni 2 2
ipconf 2 2
ipfc 2 2
xbar 3 3
fcns 2 2
fcs 2 2
acl 2 2
tlport 2 2
port 5 5
flogi 2 2
port_channel 5 5
wwn 3 3
fcc 2 2
qos 3 3
vrrp_cfg 2 2
ntp 2 2
platform 5 5
vrrp_eng 2 2
callhome 2 2
mcast 2 2
rdl 2 2
rscn 2 2
bootvar 5 2
securityd 2 2
vhbad 2 2
rib 2 2
vshd 5 5
0(emergencies) 1(alerts) 2(critical)
3(errors) 4(warnings) 5(notifications)
6(information) 7(debugging)
 
Feb 14 09:50:57 excal-113 %TTYD-6-TTYD_MISC: TTYD TTYD started
Feb 14 09:50:58 excal-113 %DAEMON-6-SYSTEM_MSG: precision = 8 usec
...
 

NVRAM に保存されたログ メッセージを表示するには、 show logging nvram コマンドを使用します。重大度が Critical 以下(レベル 0、1、2)のログ メッセージだけが NVRAM に保存されます。

例 54-2 NVRM ログの内容の表示

switch# show logging nvram
Jul 16 20:36:46 172.22.91.204 %KERN-2-SYSTEM_MSG: unable to alloc and fill in a
new mtsbuf (pid=2209, ret_val = -105)
Jul 16 20:36:46 172.22.91.204 %KERN-2-SYSTEM_MSG: unable to alloc and fill in a
new mtsbuf (pid=2199, ret_val = -105)
Jul 16 20:36:46 172.22.91.204 %KERN-2-SYSTEM_MSG: unable to alloc and fill in a
new mtsbuf (pid=2213, ret_val = -105)
Jul 16 20:36:46 172.22.91.204 %KERN-2-SYSTEM_MSG: unable to alloc and fill in a
new mtsbuf (pid=2213, ret_val = -105)
...
 

例 54-3 ログ ファイルの表示

switch# show logging logfile
Jul 16 21:06:50 %DAEMON-3-SYSTEM_MSG: Un-parsable frequency in /mnt/pss/ntp.drift
Jul 16 21:06:56 %DAEMON-3-SYSTEM_MSG: snmpd:snmp_open_debug_cfg: no snmp_saved_dbg_uri ;
Jul 16 21:06:58 172.22.91.204 %PORT-5-IF_UP: Interface mgmt0 is up
Jul 16 21:06:58 172.22.91.204 %MODULE-5-ACTIVE_SUP_OK: Supervisor 5 is active
...
 

例 54-4 コンソール ロギング ステータスの表示

switch# show logging console
Logging console: enabled (Severity: notifications)
 

例 54-5 ロギング ファシリティの表示

switch# show logging level
Facility Default Severity Current Session Severity
-------- ---------------- ------------------------
kern 6 6
user 3 3
mail 3 3
daemon 7 7
auth 0 7
syslog 3 3
lpr 3 3
news 3 3
uucp 3 3
cron 3 3
authpriv 3 7
ftp 3 3
local0 3 3
local1 3 3
local2 3 3
local3 3 3
local4 3 3
local5 3 3
local6 3 3
local7 3 3
vsan 2 2
fspf 3 3
fcdomain 2 2
module 5 5
sysmgr 3 3
zone 2 2
vni 2 2
ipconf 2 2
ipfc 2 2
xbar 3 3
fcns 2 2
fcs 2 2
acl 2 2
tlport 2 2
port 5 5
flogi 2 2
port_channel 5 5
wwn 3 3
fcc 2 2
qos 3 3
vrrp_cfg 2 2
ntp 2 2
platform 5 5
vrrp_eng 2 2
callhome 2 2
mcast 2 2
rdl 2 2
rscn 2 2
bootvar 5 2
securityd 2 2
vhbad 2 2
rib 2 2
vshd 5 5
0(emergencies) 1(alerts) 2(critical)
3(errors) 4(warnings) 5(notifications)
6(information) 7(debugging)

例 54-6 ロギング情報の表示

switch# show logging info
Logging console: enabled (Severity: critical)
Logging monitor: enabled (Severity: debugging)
Logging linecard: enabled (Severity: debugging)
Logging server: enabled
{172.20.102.34}
server severity: debugging
server facility: local7
{10.77.202.88}
server severity: debugging
server facility: local7
{10.77.202.149}
server severity: debugging
server facility: local7
Logging logfile: enabled
Name - messages: Severity - debugging Size - 4194304
Facility Default Severity Current Session Severity
-------- ---------------- ------------------------
kern 6 6
user 3 3
mail 3 3
daemon 7 7
auth 0 7
syslog 3 3
lpr 3 3
news 3 3
uucp 3 3
cron 3 3
authpriv 3 7
ftp 3 3
local0 3 3
local1 3 3
local2 3 3
local3 3 3
local4 3 3
local5 3 3
local6 3 3
local7 3 3
vsan 2 2
fspf 3 3
fcdomain 2 2
module 5 5
sysmgr 3 3
zone 2 2
vni 2 2
ipconf 2 2
ipfc 2 2
xbar 3 3
fcns 2 2
fcs 2 2
acl 2 2
tlport 2 2
port 5 5
flogi 2 2
port_channel 5 5
wwn 3 3
fcc 2 2
qos 3 3
vrrp_cfg 2 2
ntp 2 2
platform 5 5
vrrp_eng 2 2
callhome 2 2
mcast 2 2
rdl 2 2
rscn 2 2
bootvar 5 2
securityd 2 2
vhbad 2 2
rib 2 2
vshd 5 5
0(emergencies) 1(alerts) 2(critical)
3(errors) 4(warnings) 5(notifications)
6(information) 7(debugging)
 

例 54-7 ログ ファイルの最後の数行の表示

switch# show logging last 2
Nov 8 16:48:04 excal-113 %LOG_VSHD-5-VSHD_SYSLOG_CONFIG_I: Configuring console from pts/1 (171.71.58.56)
Nov 8 17:44:09 excal-113 %LOG_VSHD-5-VSHD_SYSLOG_CONFIG_I: Configuring console from pts/0 (171.71.58.72)
 

例 54-8 スイッチング モジュール ロギング ステータスの表示

switch# show logging module
Logging linecard: enabled (Severity: debugging)
 

例 54-9 モニタ ロギング ステータスの表示

switch# show logging monitor
Logging monitor: enabled (Severity: information)
 

例 54-10 サーバ情報の表示

switch# show logging server
Logging server: enabled
{172.22.95.167}
server severity: debugging
server facility: local7
{172.22.92.58}
server severity: debugging
server facility: local7
 

デフォルト設定

表 54-4 に、システム メッセージ ロギングのデフォルト設定値の一覧を示します。

 

表 54-4 システム メッセージ ログのデフォルト設定値

パラメータ
デフォルト

コンソールへのシステム メッセージ ロギング

Critical 重大度のメッセージに対してイネーブル

Telnet セッションへのシステム メッセージ ロギング

ディセーブル

ロギング ファイル サイズ

4194304

ログ ファイル名

メッセージ(最大 200 文字の名前に変更可能)

ロギング サーバ

ディセーブル

Syslog サーバの IP アドレス

設定されていません。

サーバ数

3 台

サーバ機能

local7