Cisco MDS 9000 ファミリ CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 3.x Cisco MDS SAN-OS for Release 3.0(1) ~ 3.3(3)
FICON の設定
FICON の設定
発行日;2013/09/03 | 英語版ドキュメント(2011/01/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 17MB) | フィードバック

目次

FICON の設定

FICON の概要

FICON の要件

MDS 固有 FICON のメリット

VSAN によるファブリックの最適化

FCIP のサポート

PortChannel のサポート

VSAN による、FICON と FCP の混在への対応

Cisco MDS でサポートされている FICON 機能

FICON のカスケード化

FICON VSAN の前提条件

FICON ポート番号の設定

デフォルトの FICON ポート番号設定方式

ポート アドレス

実装ポートおよび非実装ポートのアドレス

予約済み FICON ポート番号設定方式の概要

インストレーション ポートおよび非インストレーション ポート

FICON ポート番号設定に関するガイドライン

スロットへの FICON ポート番号の割り当て

FICON ポート番号の割り当ての表示

FCIP および PortChannel のポート番号の概要

FICON および PortChannel インターフェイス用の FICON ポート番号の予約

FC ID の割り当て

FICON の設定

VSAN の FICON をイネーブルにする操作の概要

スイッチでの FICON のイネーブル化およびディセーブル化

基本 FICON 設定のセットアップ

VSAN での手動での FICON のイネーブル化

code-page オプションの設定

ホストでスイッチをオフラインに移行できるようにするには

ホストで FICON ポート パラメータを変更できるようにするには

ホストでタイムスタンプを制御できるようにする

タイムスタンプのクリア

FICON パラメータの SNMP 制御の設定

FICON デバイスの従属関係の概要

FICON デバイスの従属関係のクリア

実行コンフィギュレーションの自動保存

FICON ポートの設定

PortChannel へのポート番号のバインド

FCIP インターフェイスへのポート番号のバインド

ポート ブロックの設定

ポートの禁止

ポート禁止のデフォルト ステートの設定

ポート禁止の設定

ポート アドレス名の割り当て

RLIR の概要

RLIR 優先ホストの指定

RLIR 情報の表示

RLIR 情報のクリア

FICON コンフィギュレーション ファイル

FICON コンフィギュレーション ファイルの概要

保存済みコンフィギュレーション ファイルの実行コンフィギュレーションへの適用

FICON コンフィギュレーション ファイルの編集

FICON コンフィギュレーション ファイルの表示

FICON コンフィギュレーション ファイルのコピー

ポート スワッピング

ポート スワッピングの概要

ポート スワッピング

FICON テープ アクセラレーション

FICON テープ アクセラレーション設定

FICON VSAN のオフライン状態への移行

CUP 帯域内管理

ゾーンでの CUP の配置

制御ユニットの情報の表示

FICON 情報の表示

FICON アラートの受信

FICON ポート アドレス情報の表示

FICON コンフィギュレーション ファイル情報の表示

設定された FICON の状態の表示

ポート管理状態の表示

バッファ情報の表示

実行コンフィギュレーションの FICON 情報の表示

スタートアップ コンフィギュレーションの FICON 情報の表示

FICON 関連のログ情報の表示

デフォルト設定

FICON の設定

Fibre Connection(FICON)インターフェイスの機能は、開放型システムとメイン フレーム ストレージ ネットワーク環境の両方をサポートすることによって、Cisco MDS 9000 ファミリを拡張します。Control Unit Port(CUP)のサポートを含めた結果、FICON プロセッサからスイッチの帯域内管理ができるようになり、MDS オファリングが格段に拡張されています。

ファブリック バインディング機能を使用すると、不正なスイッチがファブリックに参加したり、現在のファブリック処理が中断されることがなくなります(「ファブリック バインディングの設定」を参照)。Registered Link Incident Report(RLIR)アプリケーションを使用することにより、スイッチ ポートから登録済み Nx ポートに LIR を送信できます。

この章は、次の項で構成されています。

「FICON の概要」

「FICON ポート番号の設定」

「FICON の設定」

「FICON ポートの設定」

「FICON コンフィギュレーション ファイル」

「ポート スワッピング」

「FICON テープ アクセラレーション」

「FICON VSAN のオフライン状態への移行」

「CUP 帯域内管理」

「FICON 情報の表示」

「デフォルト設定」

FICON の概要

FICON 機能は、以下ではサポートされていません。

Cisco MDS 9120 スイッチ

Cisco MDS 9124 スイッチ

Cisco MDS 9140 スイッチ

32 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュール

HP c-Class BladeSystem 用の Cisco ファブリック スイッチ

IBM BladeSystem 用の Cisco ファブリック スイッチ

Cisco MDS 9000 ファミリは、単一のハイ アベイラビリティ プラットフォーム内で Fibre Channel Protocol(FCP)、FICON、iSCSI、および FCIP 機能をサポートします。このソリューションによって、購買を簡略化し、導入/管理コストを削減できるとともに、メインフレーム システムと開放型システムから共有されているストレージ ネットワークの複雑化を解消できます(図 29-1 を参照)。

図 29-1 共有システム ストレージ ネットワーク

 

FCP と FICON は別個の FC4 プロトコルであり、トラフィックは互いに独立しています。これらのプロトコルを使用しているデバイス間の切り離しには、VSAN を使用する必要があります。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「FICON の要件」

「MDS 固有 FICON のメリット」

「FICON のカスケード化」

「FICON VSAN の前提条件」

FICON の要件

FICON 機能の要件として、次のものが挙げられます。

FICON 機能を実装できるスイッチは、次のとおりです。

Cisco MDS 9500 シリーズのあらゆるスイッチ

Cisco MDS 9200 シリーズのあらゆるスイッチ(例:Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチ)

Cisco MDS 9134 マルチレイヤ ファブリック スイッチ

MDS 9000 ファミリの 18/4 ポート マルチサービス モジュール

FICON パラメータを設定するには、MAINFRAME_PKG のライセンスが必要です。FCIP を使用して WAN 経由で FICON 設定を拡張するには、使用しているモジュールに適した SAN_EXTN_OVER_IP ライセンスが必要です。詳細については、「ライセンスの入手とインストール」を参照してください。

MDS 固有 FICON のメリット

ここでは、Cisco MDS スイッチのその他の FICON のメリットについて説明します。また、次のトピックを取り上げます。

「VSAN によるファブリックの最適化」

「FCIP のサポート」

「PortChannel のサポート」

「VSAN による、FICON と FCP の混在への対応」

「Cisco MDS でサポートされている FICON 機能」

VSAN によるファブリックの最適化

別々の物理ファブリックを実装すると、高度なスイッチ管理が必要になるため、実装コストがかさむのが一般的です。さらに、ファブリック設定によっては、各アイランド内のポートが過剰にプロビジョニングされることがあります。

Cisco MDS 固有の VSAN テクノロジーを導入すると、過剰なプロビジョニング コストの節減、および管理対象スイッチ数の軽減につながるため、これらの物理ファブリック間の効率を向上できます。また、VSAN を使用すると、中断せずに未使用ポートを移動し、共通の冗長物理インフラストラクチャを提供できます(図 29-2 を参照)。

図 29-2 VSAN 固有ファブリックの最適化

 

VSAN を使用すると、SAN のグローバル統合が可能になり、単一の物理ネットワーク上の既存の SAN アイランドを仮想 SAN アイランドに変換できます。これにより、ハードウェアレベルでセキュリティが適用され、アプリケーションどうしまたは部門どうしが切り離されて単一のネットワーク上で共存できるようになります。また、仮想再配線が可能になり、ストレージ インフラストラクチャが強化されます。機器に経費をかけたり機器の物理的再配置を破壊したりせずに、部門間またはアプリケーション間でアセットを移動できます。


) どの Cisco MDS スイッチにも VSAN を設定できます。ただし、FICON をイネーブルにできる VSAN は 8 つ以下に限られます。設定可能な VSAN の数は、プラットフォームごとに異なります。



) メインフレーム ユーザであれば、VSAN を MDS SAN ファブリック内の FICON LPAR と同様のものと考えればわかりやすいでしょう。スイッチ リソースは、互いに切り離された FICON LPAR(VSAN)にパーティション化できます。このパーティション化の操作は、zSeries または DS8000 上でリソースをパーティション化する操作とほぼ同じです。各 VSAN は、固有のファブリック サービス(たとえば、ファブリック サーバやネーム サーバ)、FICON コントロール ユニット ポート、ドメイン ID、Fabric Shortest Path First(FSPF)ルーティング、動作モード、IP アドレス、およびセキュリティ プロファイルのセットで構成されています。

FICON LPAR は複数のラインカードにわたって設置でき、そのサイズが動的に調整されます。たとえば、10 ポート付き FICON LPAR 1 つを 10 のラインカードにわたって設置することもできます。FICON LPAR には、カスケード設定の複数のスイッチのポートを含めることもできます。Cisco MDS 9000 スイッチング アーキテクチャには一貫した公正さがあるため、「すべてのポートは等しく作成」されます。これにより、他のベンダー製プラットフォームで発生する「ローカル スイッチング」問題を除去して、プロビジョニングを簡素化することができます。

FICON LPAR にポートを追加する処理プロセスは、中断なしに実行されます。FICON アドレス指定の制限を受けるため、FICON LPAR の最大ポート数は 255 です。


FCIP のサポート

Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ アーキテクチャは、プロトコルを認識しないスイッチ ファブリックを介して一貫したフィーチャ セットを可能にしています。Cisco MDS 9500 シリーズおよび 9200 シリーズ スイッチは、ファイバ チャネル、FICON、および Fibre Channel over IP(FCIP)を 1 つのシステムに透過的に統合します。FICON over FCIP 機能を使用すると、遠く離れた場所にあるメインフレーム リソースにも、コスト効率よくアクセスできます。Cisco MDS 9000 ファミリ プラットフォームを使用すると、IBM PPRC や XRC などのストレージ レプリケーション サービスを、メトロを介してグローバルな距離に拡張することができます。これにより、IP インフラストラクチャを偏在させながら、簡単にビジネスを継続することができます。

「FCIP の設定」を参照してください。

PortChannel のサポート

FICON の Cisco MDS 実装では、効率的使用率がサポートされているため、安定した大規模 SAN 環境の構築に要するスイッチ間リンク(ISL)のアベイラビリティが向上しています。Cisco MDS スイッチ内での ISL のアベイラビリティおよびパフォーマンスは、PortChannel によって強化されます。

PortChannel の詳細については、「PortChannel の設定」を参照してください。

VSAN による、FICON と FCP の混在への対応

Cisco MDS 9000 ファミリの FICON 対応スイッチは、きわめて複雑な混在環境にも簡単に導入できるようになっています。各サービスに必要な VSAN を簡単に作成して、複数の論理 FICON、Z-Series Linux/FCP、および Open-Systems Fibre Channel Protocol(FCP)ファブリックを 1 つの物理ファブリックにオーバーレイできます。VSAN にはハードウェア独立サービスとプロトコル固有のファブリック サービスの両方が用意されているため、ゾーンベースの混在方式のような複雑さがなく、不安定になるおそれもありません。

Cisco MDS 9000 ファミリのどのスイッチにおいても、FICON 機能はデフォルトでディセーブルになっています。FICON 機能がディセーブルのときは、FC ID をシームレスに割り当てることが可能です。Cisco SAN-OS ソフトウェアは混在環境に対応しています。FCP プロトコルと FICON プロトコルの混在に関する問題は、VSAN を実装すれば、Cisco MDS スイッチによって対処されます。

Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチおよびディレクタは、FCP プロトコルと FICON プロトコルの混在をポートレベルでサポートしています。これらのプロトコルが同一スイッチ内に混在している場合は、VSAN を使用して FCP ポートと FICON ポートを切り離せます。


ヒント 混在環境を作成する際は、すべての FICON デバイスを(デフォルト VSAN 以外の)1 つの VSAN に配置し、FCP スイッチ ポートを(デフォルト VSAN 以外の)別個の VSAN に隔離してください。このようにして FCP と FICON を切り離すことにより、接続しているすべてのデバイスに対して正常な通信が保証されます。

Cisco MDS でサポートされている FICON 機能

Cisco MDS 9000 ファミリの FICON 機能としては、次のものがあります。

柔軟性と投資の保護:Cisco MDS 9500 シリーズおよび 9200 シリーズ間で共通のスイッチング モジュールとサービス モジュールは、Cisco MDS 9000 ファミリによって共有されます。

Cisco MDS 9500 Series Hardware Installation Guide 』および『 Cisco MDS 9200 Series Hardware Installation Guide 』を参照してください。

ハイ アベイラビリティ FICON 対応ディレクタ:Cisco MDS 9500 シリーズは、すべての主要コンポーネントに対して稼働中のソフトウェア アップグレード、ステートフルなプロセス再起動/フェールオーバー、および十分な冗長性を可能にしたことで、ディレクタ クラスのアベイラビリティの新標準に準拠しています。4/2/1 Gbps、10 Gbps の自動検知 FICON ポートまたは FCP ポートの任意の組み合わせを最大 528 個まで 1 つのシャーシに搭載できます。「ハイ アベイラビリティの設定」を参照してください。

インフラストラクチャの保護:共通ソフトウェア リリースによって、すべての Cisco MDS 9000 プラットフォーム間でインフラストラクチャを保護できます。「ソフトウェア イメージ」を参照してください。

VSAN テクノロジー:Cisco MDS 9000 ファミリには、ハードウェアレベルで適用される VSAN テクノロジーが採用されています。VSAN テクノロジーは、単一物理ファブリック内の独立環境に対応しているため、物理インフラストラクチャを安全に共有しながら、FICON 混在のサポートを強化できます。「VSAN の設定と管理」を参照してください。

ポートレベルでの設定:BB_credits、ビーコン モード、およびポート セキュリティをポートごとに設定できます。「Buffer-to-Buffer Credit の概要」「ビーコン LED の識別」、および 「トランキングの設定」を参照してください。

エイリアス名の設定:スイッチおよび接続されているノード デバイスに、WWN でなくユーザフレンドリなエイリアスを設定できます。「ゾーンの設定と管理」を参照してください。

包括的なセキュリティ フレームワーク:Cisco MDS 9000 ファミリは、RADIUS および TACACS+ 認証、簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 3(SNMPv3)、ロールベース アクセス コントロール、セキュア シェル プロトコル(SSH)、セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)、VSAN、ハードウェアベースのゾーン分割、ACL、ファブリック バインディング、Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)、LUN ゾーン分割、読み取り専用ゾーン、および VSAN ベースのアクセス コントロールをサポートしています。「RADIUS および TACACS+ の設定」「FC-SP および DHCHAP の設定」、および「ファブリック バインディングの設定」を参照してください。

トラフィックの暗号化:FCIP を介した IP セキュリティがサポートされています。FCIP を介して伝送された FICON およびファイバ チャネル トラフィックを暗号化できます。「IPSec ネットワーク セキュリティの設定」を参照してください。

ローカル アカウンティング ログ:ローカル アカウンティング ログを表示して、FICON イベントを検出できます。「MSCHAP による認証」および「ローカル AAA サービス」を参照してください。

統合型ストレージ管理:Cisco MDS 9000 FICON 対応スイッチは、IBM CUP 規格に適合しており、IBM S/A OS/390 I/O 操作コンソールを使用した帯域内管理が可能です。「CUP 帯域内管理」を参照してください。

ポート アドレスベースの設定:ポート名、ブロック ステートまたはブロック解除ステート、および接続制限属性を設定します。このポートで設定可能です。「FICON ポートの設定」を参照してください。

表示できる情報には、次のものがあります。

個別のファイバ チャネル ポート(例:ポート名、ポート番号、ファイバ チャネル アドレス、動作ステート、ポート タイプ、ログイン データなど)

ポートに接続されているノード

ポートのパフォーマンスおよび統計情報

コンフィギュレーション ファイル:コンフィギュレーション ファイルを保存し、適用します。「FICON コンフィギュレーション ファイル」を参照してください。

FICON および開放型システム管理サーバ機能(インストール済みの場合)。「VSAN による、FICON と FCP の混在への対応」を参照してください。

拡張カスケード サポート:「CUP 帯域内管理」を参照してください。

日時:スイッチの日時設定を行います。「ホストでタイムスタンプを制御できるようにする」を参照してください。

SNMP トラップの受け取り側およびコミュニティ名を設定します(「FICON パラメータの SNMP 制御の設定」 を参照)。

Call Home の設定:ディレクタ名、場所、説明、および担当者を設定します。「Call Home の設定」を参照してください。

優先するドメイン ID、FC ID の永続性、および主要スイッチのプライオリティの設定:「ドメイン パラメータの設定」 を参照してください。

詳細な SPAN(スイッチド ポート アナライザ)診断:Cisco MDS 9000 ファミリには、業界初のインテリジェント診断、プロトコル デコーディング、ネットワーク分析ツール、および統合された Call Home 機能が組み込まれているため、信頼性の向上、迅速な問題解決、およびサービス コストの削減が実現します。「SPAN を使用したネットワーク トラフィックのモニタリング」を参照してください。

R_A_TOV、E_D_TOV の設定:「ファイバ チャネルの Time Out Value」を参照してください。

ディレクタレベルのメンテナンス作業:障害分析をサポートするために、ディレクタのメンテナンス作業(たとえば、ファームウェア レベルのメンテナンス、ディレクタ ログへのアクセス、データ収集など)を実行します。「システム プロセスおよびログのモニタ」を参照してください。

ポートレベルのインシデント アラート:ポートレベルのインシデント アラートを表示およびクリアします。「RLIR 情報のクリア」を参照してください。

FICON のカスケード化

Cisco MDS SAN-OS ソフトウェアを使用して、FICON ネットワーク内で複数のスイッチの共存が可能になります。複数のスイッチを設定するには、該当スイッチ内でファブリック バインディングをイネーブルにし、設定する必要があります(「ファブリック バインディングの設定」を参照)。

FICON VSAN の前提条件

FICON VSAN を稼働状態にするには、次の前提条件を満たしているかどうか確認してください。

ゾーン分割機能を使用していない場合は、デフォルト ゾーンを許可するように設定します。「デフォルト ゾーンの概要」を参照してください。

VSAN 上で順序どおりの配信をイネーブルにします。「ファイバ チャネル ルーティング サービスおよびプロトコルの設定」を参照してください。

VSAN 上でファブリック バインディングをイネーブルにします(必要に応じて設定します)。「ファブリック バインディングの設定」を参照してください。

スイッチ内に衝突する永続 FC ID が存在していないことを確認します。「ドメイン パラメータの設定」を参照してください。

設定済みドメイン ID と要求したドメイン ID が一致していることを確認します。「ドメイン パラメータの設定」を参照してください。

ゾーン分割を使用している場合は、ゾーンに CUP(エリア FE)を追加します。「CUP 帯域内管理」を参照してください。

上記の前提条件がいずれか 1 つでも満たされていないと、FICON 機能をイネーブルにできません。

FICON ポート番号の設定

FICON 機能に関しては、Cisco MDS スイッチ内のポートが、静的に定義された 8 ビット値( ポート番号 )で識別されます。ポート番号は、最大 255 個まで使用できます。使用できるポート番号設定方式には、次のものがあります。

シャーシ タイプに基づくデフォルト ポート番号

予約済みポート番号

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「デフォルトの FICON ポート番号設定方式」

「ポート アドレス」

「実装ポートおよび非実装ポートのアドレス」

「予約済み FICON ポート番号設定方式の概要」

「インストレーション ポートおよび非インストレーション ポート」

「FICON ポート番号設定に関するガイドライン」

「スロットへの FICON ポート番号の割り当て」

「FICON ポート番号の割り当ての表示」

「FCIP および PortChannel のポート番号の概要」

「予約済み FICON ポート番号設定方式の概要」

「FC ID の割り当て」


) FICON ポート番号を予約する前に、スイッチ上で FICON をイネーブルにしておく必要があります(「VSAN の FICON をイネーブルにする操作の概要」 を参照)。


デフォルトの FICON ポート番号設定方式

Cisco MDS SAN-OS ソフトウェアは、シャーシ内のモジュールとスロットに基づいて、デフォルトの FICON ポート番号を割り当てます。スイッチ内の最初のポートは、常にゼロ(0)で開始します(図 29-3 を参照)。

図 29-3 Cisco MDS 9000 ファミリ 9509 スイッチのデフォルトの FICON ポート番号設定

 

デフォルトの FICON ポート番号は、前面パネル上のポートの位置に基づいて、モジュールが属しているスロットに固有の値が割り当てられます。Cisco MDS 9513 ディレクタの場合、各スロットに 16 個のポート番号が割り当てられています。それ以外の Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチではいずれも、各スロットに 32 個のポート番号が割り当てられています。これらのデフォルト番号は、シャーシ内にモジュールが物理的に存在するかどうか、ポートのステータス(アップまたはダウン)、またはモジュールのポート数(4、12、16、24、または 48)に関係なく割り当てられます。モジュールのポートの数の方が、スロットに割り当てられたポート番号の個数よりも少ない場合、超過分のポート番号は使用されません。モジュールのポート数が、スロットに割り当てられたポート番号の個数よりも多い場合、ポート番号を手動で割り当てない限り、超過分のポートは FICON に使用できません。


) スロットに番号を割り当てて、超過分のポートを使用できるようにするには、ficon slot assign port-numbers コマンドを使用します。ただし、この手順を実行する前に、Cisco MDS 9000 スイッチのデフォルトのポート番号の割り当て(表 29-1)を確認し、「予約済み FICON ポート番号設定方式の概要」「FICON ポート番号設定に関するガイドライン」、および「スロットへの FICON ポート番号の割り当て」を読んで、FICON ポートの番号設定を十分に理解しておくことをお勧めします。



) FICON ポート番号にマッピングされるのは、ファイバ チャネル、PortChannel、および FCIP ポートだけです。それ以外のタイプのインターフェイスでは、対応するポート番号が生成されません。


表 29-3 は、Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチおよびディレクタ用のデフォルトのポート番号の割り当ての一覧です。

 

表 29-1 Cisco MDS 9000 ファミリのデフォルト FICON ポート番号

製品
スロット番号
実装ポート割り当て
非実装ポート
注意事項
割り当て先ポート
割り当て先 PortChannel/FCIP

Cisco MDS 9200 シリーズ

スロット 1

0 ~ 31

64 ~ 89

90 ~ 253、およびポート 255

スイッチング モードと同様。

スロット 2

32 ~ 63

Cisco MDS 9222i シリーズ

スロット 1

0 ~ 31

64 ~ 89

90 ~ 253、およびポート 255

4 ポート、12 ポート、16 ポート、または 24 ポートのモジュールでは、最初の 4、12、16、または 24 個のポート番号が使用され、残りは未使用のままです。48 ポート モジュール上の余分な 16 個のポートには、ポート番号が割り当てられません。

スロット 2

32 ~ 63

Cisco MDS 9506 ディレクタ

スロット 1

0 ~ 31

128 ~ 153

154 ~ 253、およびポート 255

スーパーバイザ モジュールにはポート番号が割り当てられません。

スロット 2

32 ~ 63

スロット 3

64 ~ 95

スロット 4

96 ~ 127

スロット 5

なし

スロット 6

なし

Cisco MDS 9134 ディレクタ

スロット 1

0 ~ 33

34 ~ 59

60 ~ 253、およびポート 255

Cisco MDS 9509 ディレクタ

スロット 1

0 ~ 31

224 ~ 249

250 ~ 253、およびポート 255

4 ポート、12 ポート、16 ポート、または 24 ポートのモジュールでは、最初の 4、12、16、または 24 個のポート番号が使用され、残りは未使用のままです。48 ポート モジュール上の余分な 16 個のポートには、ポート番号が割り当てられません。

スロット 2

32 ~ 63

スロット 3

64 ~ 95

スロット 4

96 ~ 127

スロット 5

なし

スーパーバイザ モジュールにはポート番号が割り当てられません。

スロット 6

なし

スロット 7

128 ~ 159

4 ポート、12 ポート、16 ポート、または 24 ポートのモジュールでは、最初の 4、12、16、または 24 個のポート番号が使用され、残りは未使用のままです。48 ポート モジュール上の余分な 16 個のポートには、ポート番号が割り当てられません。

スロット 8

160 ~ 191

スロット 9

192 ~ 223

Cisco MDS 9513 ディレクタ

スロット 1

0 ~ 15

224 ~ 249

250 ~ 253、およびポート 255

4 ポート、12 ポート、または 16 ポートのモジュールでは、最初の 4、12、または 16 個のポート番号が使用され、残りは未使用のままです。24 ポート、32 ポート、および 48 ポートのモジュール上の余分なポートには、ポート番号が割り当てられません。

スロット 2

16 ~ 31

スロット 3

32 ~ 47

スロット 4

48 ~ 63

スロット 5

64 ~ 79

スロット 6

80 ~ 95

スロット 7

なし

スーパーバイザ モジュールにはポート番号が割り当てられません。

スロット 8

なし

スロット 9

96 ~ 111

4 ポートまたは 12 ポートのモジュールでは、最初の 4 または 12 個のポート番号が使用され、残りは未使用のままです。24 ポート、32 ポート、および 48 ポートのモジュール上の余分なポートには、ポート番号が割り当てられません。

スロット 10

112 ~ 127

スロット 11

128 ~ 143

スロット 12

144 ~ 159

スロット 13

160 ~ 175

ポート アドレス

デフォルトでは、ポート番号はポート アドレスと同じです。ポート アドレスはスワッピングできます(「ポート スワッピング」 を参照)。

ficon swap portnumber コマンドを発行して、ポート アドレスを交換できます。

実装ポートおよび非実装ポートのアドレス

実装ポートとは、デフォルトでシャーシ内のスロットに割り当てられるすべてのポート アドレスです( 表 29-3 を参照)。非実装ポートとは、デフォルトでシャーシ内のスロットに割り当てられないすべてのポート アドレスです( 表 29-3 を参照)。

予約済み FICON ポート番号設定方式の概要

250 個のポート番号のいずれかを使用して、スイッチ上のすべてのポートへの割り当てができます。 表 29-3 に示すように、スイッチの物理ポート数が 250 個を超えた場合、デフォルト番号設定方式では超過分のポートにポート番号を設定できません。スイッチの物理ポート数が 250 個を超えた場合は、FICON VSAN に存在しないポートにはポート番号を割り当てないでおく、あるいは同一の FICON VSAN で使用されていない重複ポート番号を割り当てるなどの方法で対処できます。たとえば、FICON VSAN 10 のインターフェイス fc1/1、および FICON VSAN 20 のインターフェイス fc10/1 に、ポート番号 1 を設定できます。


) 1 つの VSAN に設定できるポート数は、最大 250 個です。



) アクティブになっているポートの FICON ポート番号は変更されません。最初に shutdown コマンドを使用して、インターフェイスをディセーブルにする必要があります。



) スロットにモジュールが設置されていない場合でも、ポート番号を設定できます。


インストレーション ポートおよび非インストレーション ポート

インストレーション ポートとは、必要なすべてのハードウェアが搭載されているポートです。次の条件のいずれか 1 つが適用される場合、VSAN 内の指定のポート番号を実装ポートにできます。ただし、インストレーション ポートにはできません。

モジュールが存在しない場合(たとえば、モジュール 1 が Cisco MDS 9509 ディレクタのスロット 1 に物理的に存在していない場合)、ポート番号 0 ~ 31 は非インストレーション ポートと見なされます。

Small Form-Factor Pluggable(SFP)ポートが存在しない場合(たとえば、Cisco MDS 9509 ディレクタのスロット 2 に 16 ポート モジュールが挿入されている場合)、ポート 48 ~ 63 は非インストレーション ポートと見なされます。

スロット 1 には、ポート 0 ~ 31、またはポート 0 ~ 15 が割り当てられています。VSAN 2 内に存在する物理ポートは、ポート番号 4 の物理ポート fc1/5 だけです。残りの物理ポートは VSAN 2 内に存在していません。FICON 対応 VSAN では常に、ポート番号 0 ~ 249 は実装ポートと見なされます。つまり、VSAN 2 に存在しているのは、ポート番号 0 ~ 249 と、1 つの物理ポート fc1/4 です。対応する物理ポート 0 ~ 3、および 5 ~ 249 は VSAN 2 内に存在しません。これらのポート番号は VSAN 2 内に物理ポートが存在しないため、FICON VSAN ポート アドレスを表示したときにインストレーション ポート(例:ポート 0 ~ 3、5 ~ 249 など)としては表示されません。

もう 1 つのシナリオは、VSAN 1 ~ 5 が FICON に対応していて、トランキング対応インターフェイス fc1/1 に VSAN 3 ~ 10 が設定してある場合です。この場合、VSAN 1 と VSAN 2 ではポート アドレス 0 が非インストレーション ポートになります。

該当のポートが PortChannel の一部であると想定した場合(たとえば、インターフェイス fc 1/1 が PortChannel 5 に属している場合)、すべての FICON VSAN でポート アドレス 0 が非インストレーション ポートになります。 表 29-3 を参照してください。

FICON ポート番号設定に関するガイドライン

FICON ポート番号には、次のガイドラインが適用されます。

スーパーバイザ モジュールには、ポート番号割り当てがありません。

ポート番号は TE ポートに応じて変更されません。TE ポートは複数の VSAN で使用されるため、TE ポート用にシャーシ規模の一意のポート番号を予約しておく必要があります。

各 PortChannel を FICON ポート番号に明示的に関連付ける必要があります。

物理 PortChannel のポート番号が非インストレーション ポートと一致したとき、その物理ポートには、関連する PortChannel の設定が適用されます。

各 FCIP トンネルを FICON ポート番号に明示的に関連付ける必要があります。PortChannel または FCIP トンネルに対してポート番号が割り当てられていない場合、関連付けられているポートは起動しません。

「FCIP および PortChannel のポート番号の概要」を参照してください。

スロットへの FICON ポート番号の割り当て

使用するポート番号を決定するには、 show ficon port-number assign コマンドおよび show ficon first-available port-number コマンドを使用します。


注意 ポート番号を割り当て、変更、またはリリースすると、ポートが再ロードされます。

FICON ポート番号をスロットに割り当てる手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon slot 3 assign port-numbers 0-15, 48-63

スロット 3 の最大 32 のインターフェイス用に FICON ポート番号 0 ~ 15 および 48 ~ 63 を予約します。

switch(config)# ficon slot 3 assign port-numbers 0-15, 17-32

スロット 3 の最初の 16 のインターフェイス用に FICON ポート番号 0 ~ 15 を予約し、次の 16 のインターフェイス用に 17 ~ 32 を予約します。

switch(config)# ficon slot 3 assign port-numbers 0-63

スロット 3 の最大 64 のインターフェイス用に FICON ポート番号 0 ~ 63 を予約します。

switch(config)# ficon slot 3 assign port-numbers 0-15, 56-63

スロット 3 の 24 のインターフェイス用に予約されている FICON ポート番号を変更します。

switch(config)# no ficon slot 3 assign port-numbers 0-15, 56-63

FICON ポート番号を解放します。

FICON ポート番号の割り当ての表示

スイッチで割り当てられているポート番号を表示するには、 show ficon port-numbers assign コマンドを使用します。

switch# show ficon port-numbers assign
ficon slot 1 assign port-numbers 0-31
ficon slot 2 assign port-numbers 32-63
ficon slot 3 assign port-numbers 64-95
ficon slot 4 assign port-numbers 96-127
ficon logical-port assign port-numbers 128-153
 

特定のスロットに割り当てられているポート番号を表示するには、 show ficon port-numbers assign slot コマンドを使用します。

switch# show ficon port-numbers assign slot 2
ficon slot 2 assign port-numbers 32-63
 

論理ポート用に予約されているポート番号を表示するには、 show ficon port-numbers assign コマンドを使用します。

switch# show ficon port-numbers assign logical-port
ficon logical-port assign port-numbers 128-153
 

FCIP および PortChannel のポート番号の概要

FCIP および PortChannel は、ポート番号に明示的にバインドしておかないと、FICON 対応 VSAN で使用できません。

「FICON ポートの設定」および「FCIP インターフェイスへのポート番号のバインド」を参照してください。

デフォルト ポート番号が使用可能な場合(表 29-1 を参照)、あるいはファイバ チャネル インターフェイス用に予約されていないポート番号のプールからポート番号を予約する場合(「予約済み FICON ポート番号設定方式の概要」を参照)、デフォルト ポート番号を使用できます。

FCIP または PortChannel インターフェイスのバインドに最初に使用できるポート番号を確認するには、 show ficon first-available port-number コマンドを使用します( 例 29-12(P.29-45) を参照)。


ヒント マッピングのインターフェイスとなるポート番号を表示するには、show ficon vsan portaddress brief コマンドを使用します。PortChannel インターフェイスまたは FCIP インターフェイスにまだ割り当てられていない PortChannel/FCIP の範囲のポート番号を割り当てることができます(例 29-13(P.29-45) を参照)。

FICON および PortChannel インターフェイス用の FICON ポート番号の予約

FCIP や PortChannel などの論理インターフェイスを使用する予定がある場合は、使用する論理インターフェイス用にポート番号を予約しておく必要があります。

論理インターフェイス用の FICON ポート番号を予約するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon logical-port assign port-numbers 230-249

FCIP および PortChannel インターフェイス用にポート番号 230 ~ 249 を予約します。

ステップ 3

switch(config)# ficon logical-port assign port-numbers 0xe6-0xf9

FCIP および PortChannel インターフェイス用にポート番号 0xe6 ~ 0xf9 を予約します。

コマンドを使用してポート番号をバインド解除する必要があります。「FICON ポートの設定」を参照してください。

ステップ 4

switch(config)# no ficon logical-port assign port-numbers 230-249

ポート番号を解放します。

コマンドを使用してポート番号をバインド解除する必要があります。「FICON ポートの設定」を参照してください。

FC ID の割り当て

FICON には予測可能なスタティック FC ID 割り当て方式が必要です。FICON がイネーブルのときは、接続先ポートのポート アドレスに応じた FC ID がデバイスに割り当てられます。ポートアドレスは、ファブリック アドレスの中央バイトを構成しています。また、ファブリック内のデバイスはすべて、ファブリック アドレスの最終バイトが同一である必要があります。最終バイト値はデフォルトでは 0 です。


) FICON 対応 VSAN では、固定的 FC ID を設定できません


Cisco MDS スイッチ用に、ダイナミック FC ID 割り当て方式が用意されています。VSAN 上で FICON をイネーブルまたはディセーブルにすると、すべてのポートがシャット ダウンし、ダイナミック FC ID からスタティック FC ID に、あるいはその逆方向にスイッチングされます(図 29-4 を参照)。

図 29-4 FICON 用スタティック FC ID の割り当て

 

FICON の設定

Cisco MDS 9000 ファミリのどのスイッチにおいても FICON はデフォルトでディセーブルになります。Device Manager を使用すると、VSAN 単位で FICON をイネーブルにできます。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「VSAN の FICON をイネーブルにする操作の概要」

「スイッチでの FICON のイネーブル化およびディセーブル化」

「VSAN での手動での FICON のイネーブル化」

「code-page オプションの設定」

「ホストでスイッチをオフラインに移行できるようにするには」

「ホストで FICON ポート パラメータを変更できるようにするには」

「ホストでタイムスタンプを制御できるようにする」

「タイムスタンプのクリア」

「FICON パラメータの SNMP 制御の設定」

「FICON デバイスの従属関係の概要」

「FICON デバイスの従属関係のクリア」

「実行コンフィギュレーションの自動保存」

VSAN の FICON をイネーブルにする操作の概要

スイッチ上のどの VSAN においても FICON はデフォルトでディセーブルになります。

VSAN 単位で FICON をイネーブルにするには、次の方法があります。

自動 setup ficon コマンドを使用します。

「基本 FICON 設定のセットアップ」を参照してください。

前提条件をそれぞれ手動でアドレッシングします。

「FICON の概要」を参照してください。

Device Manager を使用します(『 Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide 』を参照)。

Cisco MDS スイッチで FICON FICON 機能をイネーブルにすると、次の処理が適用されます。

FICON 対応 VSAN では、順序どおりの配信をディセーブルにできません。

FICON 対応 VSAN では、ファブリック バインディングまたはスタティック ドメイン ID 設定をディセーブルにできません。

ロードバランシング方式が Source ID(SID)-Destination ID(DID)に変更されます。SID--DID--OXID に戻すことはできません。

IPL コンフィギュレーション ファイルが自動的に作成されます。

「FICON コンフィギュレーション ファイルの概要」を参照してください。

スイッチでの FICON のイネーブル化およびディセーブル化

Cisco MDS 9000 ファミリのどのスイッチにおいても FICON はデフォルトでディセーブルになります。VSAN 上で FICON をイネーブルにすることによって、スイッチで FICON を明示的または暗黙的にイネーブルにできます。ただし、すべての VSAN で FICON をディセーブルにしても、スイッチの FICON はディセーブルになりません。明示的に FICON をディセーブルにする必要があります。

スイッチの FICON をグローバルかつ明示的にイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon enable

スイッチの FICON をグローバルにイネーブルにします。

ステップ 3

switch(config)# no ficon enable

スイッチの FICON をグローバルにディセーブルにし、すべての FICON 設定を削除します。

基本 FICON 設定のセットアップ

ここでは、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチの特定の VSAN で FICON をセットアップする方法を、手順を追って説明します。


) 任意のプロンプトで Ctrl+C キーを押すと、残りの設定オプションを飛ばして、設定手順を先に進めることができます。



ヒント 以前に設定した項目の値を再度入力しない場合や、入力を省略する場合は、Enter キーを押します。 デフォルトの回答が見つからない場合(たとえば、スイッチ名)、スイッチは以前の設定を使用して、次の質問にスキップします。

FICON をイネーブルにし、設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 EXEC コマンド モードで setup ficon コマンドを発行します。

switch# setup ficon
--- Ficon Configuration Dialog ---
 
This setup utility will guide you through basic Ficon Configuration
on the system.
 
Press Enter if you want to skip any dialog.Use ctrl-c at anytime
to skip all remaining dialogs.
 

ステップ 2 yes と入力し(デフォルトは yes )、基本 FICON の設定を開始します。

Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no) [yes]: yes
 

FICON セットアップ ユーティリティでは、手順に従って、基本的な設定プロセスを完了できます。どのプロンプトでも、Ctrl を押した状態で C を押すと、設定プロセスが終了します。

ステップ 3 FICON をイネーブルにする VSAN 番号を入力します。

Enter vsan [1-4093]:2
 

ステップ 4 yes と入力して(デフォルトは yes )、VSAN を作成します。

vsan 2 does not exist, create it?(yes/no) [yes]: yes
 

ステップ 5 yes と入力して(デフォルトは yes )、VSAN の選択を確認します。

Enable ficon on this vsan?(yes/no) [yes]: yes
 

) この時点で VSAN が存在しない場合、ソフトウェアによって作成されます。


ステップ 6 指定されている FICON VSAN のドメイン ID 番号を入力します。

Configure domain-id for this ficon vsan (1-239):2
 

ステップ 7 yes と入力し(デフォルトは yes )、FICON をカスケード モードで設定します。 no を入力する場合は、ステップ 8 に進みます(「CUP 帯域内管理」を参照)。

Would you like to configure ficon in cascaded mode: (yes/no) [no]: yes
 

a. FICON:CUP のピア WWN を割り当てます。

Configure peer wwn (hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh): 11:00:02:01:aa:bb:cc:00
 

b. FICON:CUP のピア ドメイン ID を割り当てます。

Configure peer domain (1-239) :4
 

c. 追加のピアを設定する場合は yes と入力します(手順 7 a および 7 b を繰り返す)。追加のピアを設定しない場合は no と入力します。

Would you like to configure additional peers: (yes/no) [no]: no
 

ステップ 8 SNMP 権限によって既存のポートの接続パラメータを変更できるようにする場合は、 yes を入力します(デフォルトは yes )(「FICON パラメータの SNMP 制御の設定」を参照)。

Enable SNMP to modify port connectivity parameters?(yes/no) [yes]: yes
 

ステップ 9 必要に応じて、 no を入力して(デフォルトは no )、ホスト(メインフレーム)でポート接続パラメータを変更できるようにします(「ホストで FICON ポート パラメータを変更できるようにするには」を参照)。

Disable Host from modifying port connectivity parameters?(yes/no) [no]: no
 

ステップ 10 active equals saved 機能をイネーブルにする場合は、 yes と入力します(デフォルトは yes )(「実行コンフィギュレーションの自動保存」を参照)。

Enable active=saved?(yes/no) [yes]: yes
 

ステップ 11 追加の FICON VSAN を設定する場合は、 yes と入力します(デフォルトは yes )。

Would you like to configure additional ficon vsans (yes/no) [yes]: yes
 

ステップ 12 ここまでに入力した設定を確認して修正します。

ステップ 13 設定に問題がなければ、no と入力します(デフォルトは no )。


) 説明のため、次に、FICON 設定が異なる 3 つの VSAN を示します。これらの設定は、異なる FICON シナリオの出力例を示します。


The following configuration will be applied:
 
fcdomain domain 2 static vsan 1
fcdomain restart disruptive vsan 1
fabric-binding database vsan 1
swwn 11:00:02:01:aa:bb:cc:00 domain 4
fabric-binding activate vsan 1
zone default-zone permit vsan 1
ficon vsan 1
no host port control
 
fcdomain domain 3 static vsan 2
fcdomain restart disruptive vsan 2
fabric-binding activate vsan 2 force
zone default-zone permit vsan 2
ficon vsan 2
no host port control
no active equals saved
 
vsan database
vsan 3
fcdomain domain 5 static vsan 3
fcdomain restart disruptive vsan 3
fabric-binding activate vsan 3 force
zone default-zone permit vsan 3
ficon vsan 3
no snmp port control
no active equals saved
 
Would you like to edit the configuration?(yes/no) [no]: no
 

ステップ 14 この設定を使用および保存する場合は、yes と入力します(デフォルトは yes )。実装されたコマンドが表示されます。指定した VSAN で FICON がイネーブルになってから、EXEC モードのスイッチ プロンプトに戻ります。

Use this configuration and apply it?(yes/no) [yes]: yes
 
`fcdomain domain 2 static vsan 1`
`fcdomain restart disruptive vsan 1`
`fabric-binding database vsan 1`
`swwn 11:00:02:01:aa:bb:cc:00 domain 4`
`fabric-binding activate vsan 1`
`zone default-zone permit vsan 1`
`ficon vsan 1`
`no host port control`
 
`fcdomain domain 3 static vsan 2`
`fcdomain restart disruptive vsan 2`
`fabric-binding activate vsan 2 force`
`zone default-zone permit vsan 2`
`ficon vsan 2`
`no host port control`
`no active equals saved`
 

) 新しい VSAN が作成されると、2 つの追加コマンド vsan database および vsan number が表示されます。


`vsan database`
`vsan 3`
`in-order-guarantee vsan 3`
`fcdomain domain 2 static vsan 3`
`fcdomain restart disruptive vsan 3`
`fabric-binding activate vsan 3 force`
`zone default-zone permit vsan 3`
`ficon vsan 3`
`no snmp port control`
Performing fast copy config...done.
switch#
 


 

 

VSAN での手動での FICON のイネーブル化


) ここでは、VSAN 上で手動で FICON をイネーブルにする手順について説明します。自動セットアップを使用して(推奨)、所定の VSAN 上で FICON をイネーブルにしてある場合は、「実行コンフィギュレーションの自動保存」に進んでください。


VSAN 上の FICON を手動でイネーブルにするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# vsan database

switch(config-vsan-db)# vsan 5

switch(config-vsan-db)# do show vsan usage

4 vsan configured

configured vsans:1-2,5,26

vsans available for configuration:3-4,6-25,27-4093

switch(config-vsan-db)# exit

VSAN 5 をイネーブルにします。

ステップ 3

switch(config)# in-order-guarantee vsan 5

VSAN 5 に対する順序どおりの配信をアクティブにします。

「ファイバ チャネル ルーティング サービスおよびプロトコルの設定」を参照してください。

ステップ 4

switch(config)# fcdomain domain 2 static vsan 2

VSAN 2 のドメイン ID を設定します。

「ドメイン パラメータの設定」を参照してください。

ステップ 5

switch(config)# fabric-binding activate vsan 2 force

VSAN 2 のファブリック バインディングをアクティブにします。

「ファブリック バインディングの設定」を参照してください。

ステップ 6

switch(config)# zone default-zone permit vsan 2

VSAN 2 に許可するデフォルト ゾーンを設定します。

「CUP 帯域内管理」を参照してください。

ステップ 7

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

switch(config)# no ficon vsan 6

VSAN 6 の FICON 機能をディセーブルにします。

ステップ 8

switch(config-ficon)# no host port control

メインフレーム ユーザがスイッチをオフライン状態に移行させることを禁止します。

「ホストでスイッチをオフラインに移行できるようにするには」を参照してください。

code-page オプションの設定

FICON ストリングは、拡張 2 進化 10 進コード(EBCDIC)フォーマットで符号化されます。コード ページ オプションの詳細については、メインフレームのマニュアルを参照してください。

Cisco MDS スイッチでは、 international-5 france brazil germany italy japan spain-latinamerica uk 、および us-canada (デフォルト)の EBCDIC フォーマット オプションがサポートされています。


ヒント この設定は、オプションです。使用する EBCDIC フォーマットが不明な場合は、us-canada(デフォルト)オプションを引き続き使用することを推奨します。

VSAN で code-page オプションを設定する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# code-page italy

italy EBCDIC 形式を設定します。

switch(config-ficon)# no code-page

us-canada EBCDIC 形式を使用する工場出荷時のデフォルトに戻します。

ホストでスイッチをオフラインに移行できるようにするには

デフォルトでは、ホストでスイッチをオフライン状態に移行できます。その場合、ホストは「Set offline」コマンド(x'FD')を Control Unit Port(CUP)に送信します。

ホストでスイッチをオフライン状態に移行できるようにする手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# no host control switch offline

メインフレーム ユーザがスイッチをオフライン状態に移行させることを禁止します。

switch(config-ficon)# host control switch offline

ホストでスイッチをオフライン状態(デフォルト)に移行できるようにし、ポートをシャットダウンします。

ホストで FICON ポート パラメータを変更できるようにするには

デフォルトでメインフレーム ユーザに許可されるのはスイッチのクエリーだけであり、Cisco MDS スイッチの FICON パラメータ設定は許可されません。

メインフレーム ユーザが FICON パラメータを設定できるようにするには、 host port control コマンドを使用します。

ホスト(メインフレーム)で Cisco MDS スイッチの FICON パラメータ設定を許可する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# no host port control

メインフレーム ユーザによる Cisco MDS スイッチの FICON パラメータの設定を禁止します。

switch(config-ficon)# host port control

メインフレーム ユーザによる Cisco MDS スイッチの FICON パラメータの設定を許可します。

ホストでタイムスタンプを制御できるようにする

デフォルトでは、各 VSAN のクロックはスイッチ ハードウェアと同一のクロックになります。Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチにおいて各 VSAN は、仮想ディレクタとなっています。仮想ディレクタごとに、表示されるクロックと時刻が異なることがあります。VSAN ごとの別々のクロックを保守するために、VSAN 固有のクロックとハードウェアベースのディレクタ クロックとの差分が Cisco SAN-OS ソフトウェアによって保守されています。ホスト(メインフレーム)で時刻が設定されると、クロック間の差異が Cisco SAN-OS ソフトウェアにより更新されます。ホストがクロックを読み取ると、VSAN クロックと現在のディレクタ ハードウェア クロックとの差分が計算され、値がメインフレームに提示されます。

VSAN クロックの現在の時刻は、 show ficon vsan vsan-id show ficon 、および show accounting log コマンドの出力に表示されます。

タイムスタンプのホスト制御を設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# no host set-timestamp

メインフレーム ユーザによる VSAN 固有のクロック変更を禁止します。

switch(config-ficon)# host set-timestamp

このスイッチのクロックを、ホストで設定可能にします(デフォルト)。

タイムスタンプのクリア


) タイムスタンプは、Cisco MDS スイッチからのみクリアすることができ、メインフレームからはクリアできません。


VSAN クロックをクリアするには、EXEC モードで clear ficon vsan vsan-id timestamp コマンドを使用します。

switch# clear ficon vsan 20 timestamp
 

FICON パラメータの SNMP 制御の設定

デフォルトでは、SNMP ユーザは Cisco MDS 9000 ファミリの Fabric Manager で FICON パラメータを設定できます。


) Cisco MDS スイッチで SNMP をディセーブルにすると、Fabric Manager を使って FICON パラメータを設定できなくなります。


FICON パラメータの SNMP 制御を設定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# no snmp port control

SNMP ユーザによる FICON パラメータの設定を禁止します。

switch(config-ficon)# snmp port control

SNMP ユーザによる FICON パラメータの設定を許可します(デフォルト)。

FICON デバイスの従属関係の概要

FICON では、現在実行されているセッションのデバイス従属関係を制御することによって、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ上で複数のメインフレーム、CLI、および SNMP セッション間のアクセスをシリアル化する必要があります。他のセッションに設定変更の実行を許可するには、所定の従属関係を使用可能にする必要があります。


注意 この作業により、現在実行中のセッションが破棄されます。

FICON デバイスの従属関係のクリア

現在のデバイスの従属関係をクリアするには、EXEC モードで clear ficon vsan vsan-id allegiance コマンドを発行します。

switch# clear ficon vsan 1 allegiance
 

実行コンフィギュレーションの自動保存

Cisco MDS SAN-OS には、スタートアップ コンフィギュレーションに加えられた設定変更を自動保存するオプションが用意されています。この自動保存によって、スイッチのリブート後も、新しい設定が消去されずに済みます。 active equals saved オプションは、任意の FICON VSAN でイネーブルにできます。

表 29-2 に、さまざまなシナリオにおける active equals saved コマンドおよび暗黙的な copy running-config startup-config コマンドの結果を示します。

ファブリック内の任意の FICON 対応 VSAN で active equals saved オプションがイネーブルな場合は、次のようになります( 表 29-2 の番号 1 2 を参照)。

設定変更はすべて(FICON 固有のものかどうかに関係なく)、永続ストレージに自動的に保存され(暗黙的に copy running start が実行され)、さらにスタートアップ コンフィギュレーション内に保管されます。

FICON 固有の設定変更は、ただちに IPL ファイルに保存されます(「FICON コンフィギュレーション ファイル」 を参照)。

ファブリック内の FICON 対応 VSAN で active equals saved がイネーブルになっていない場合、FICON 固有の設定の変更内容は IPL ファイルに自動保存されず、暗黙的な copy running startup が発行されないので、 copy running start コマンドを明示的に発行する必要があります( 表 29-2 の番号 3 を参照)。

 

表 29-2 アクティブな FICON およびスイッチ設定の保存

番号
FICON 対応 VSAN かどうか
active equals saved がイネーブルかどうか
暗黙的1
copy running start
が発行されたかどうか
注意事項

1

Yes

(すべての FICON VSAN で)イネーブル

暗黙的

FICON の変更内容は IPL ファイルに書き込まれました。

FICON 以外の変更内容は、スタートアップ コンフィギュレーションおよび永続ストレージに保存されます。

2

Yes

(1 つの FICON VSAN で)イネーブル

暗黙的

active equals saved オプションがイネーブルな VSAN でだけ、FICON の変更は IPL ファイルに書き込まれました。

FICON 以外の変更内容は、スタートアップ コンフィギュレーションおよび永続ストレージに保存されます。

3

Yes

(すべての FICON VSAN で)ディセーブル

非暗黙的

FICON の変更内容は IPL ファイルに書き込まれません。

copy running start コマンドを明示的に発行した場合に限り、FICON 以外の変更内容が永続ストレージに保存されます。

4

No

N/A

1.Cisco SAN-OS ソフトウェアが Cisco MDS スイッチで暗黙的に copy running-config startup-config コマンドを発行すると、バイナリ コンフィギュレーションのみが生成され、ASCII 設定は生成されません(例 29-24(P.29-50) を参照)。この段階で追加の ASCII 設定を生成する場合は、copy running-config startup-config コマンドを明示的に再度発行する必要があります。


active equals saved がイネーブルの場合、Cisco SAN-OS ソフトウェアは FICON 設定で、copy running startup コマンドも実行する必要がないことを保証します。スイッチまたはファブリックを複数の FICON 対応 VSAN で構成し、これらの VSAN の 1 つで active equals saved をイネーブルにすると、非 FICON 設定に対する変更によって、すべての設定がスタートアップ コンフィギュレーションに保存されます。


実行コンフィギュレーションを自動保存する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# active equals saved

スイッチまたはファブリック内のすべての VSAN の自動保存機能をイネーブルにします。

switch(config-ficon)# no active equals saved

この VSAN の自動保存をディセーブルにします。

FICON ポートの設定

Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでは、FICON をポート アドレス単位で設定できます。

ポートが非インストレーション ポートの場合でも、Cisco MDS スイッチではポート アドレスベースの設定が可能です。この設定がポートに適用されるのは、ポートがインストレーション ポートになった場合です。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「PortChannel へのポート番号のバインド」

「FCIP インターフェイスへのポート番号のバインド」

「ポート ブロックの設定」

「ポートの禁止」

「ポート アドレス名の割り当て」

「RLIR の概要」

「RLIR 優先ホストの指定」

「RLIR 情報の表示」

「RLIR 情報のクリア」

PortChannel へのポート番号のバインド


注意 PortChannel インターフェイスまたは FCIP インターフェイスに対するすべてのポート番号割り当ては、FICON がすべての VSAN でディセーブルになった場合に失われます(取得できません)。

PortChannel に FICON ポート番号をバインドして(関連付けて)、インターフェイスを起動できます。

PortChannel に FICON ポート番号をバインドするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# interface Port-channel 1

switch(config-if)#

PortChannel インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-if)# ficon portnumber 234

選択した PortChannel ポートに FICON ポート番号を割り当てます。

FCIP インターフェイスへのポート番号のバインド

FCIP インターフェイスに FICON ポート番号をバインドして(関連付けて)、インターフェイスを起動できます。

FCIP インターフェイスに FICON ポート番号をバインドするには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch1(config)# interface fcip 51

switch1(config-if)#

FCIP インターフェイス(51)を作成します。

ステップ 3

switch(config-if)# ficon portnumber 208

選択した FCIP インターフェイスに FICON ポート番号を割り当てます。

ポート ブロックの設定

ポートをブロックした場合、ポートは運用停止状態のままになります。ポートのブロックを解除すると、ポートの初期化が試行されます。ブロックされているポート上では、データおよび制御トラフィックが許可されません。

物理ファイバ チャネル ポートをブロックした場合は引き続き、ブロックされたポート上に Off-Line State(OLS)プリミティブ シーケンスが転送されます。


注意 CUP ポート(0XFE)は、ブロックまたは禁止できません。

シャットダウンしているポートは、ブロック解除しても初期化されません。


shutdown/no shutdown ポート状態は、block/no block ポート状態に依存しません。


VSAN のポート アドレスをブロックまたはブロック解除する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# portaddress 1 - 5

switch(config-ficon-portaddr)#

さらに設定するために、ポート アドレス 1 ~ 5 を選択します。

ステップ 4

switch(config-ficon-portaddr)# block

ポート アドレスの範囲をディセーブルにし、運用停止状態のままにします。

switch(config-ficon-portaddr)# no block

選択したポート アドレスをイネーブルにし、ポート アドレスがブロックされていない工場出荷時のデフォルトに戻します。

ポートの禁止

実装ポート間の相互通信を禁止するには、複数ポート間の禁止を設定します。複数ポート間の禁止により、指定されたポート間の相互通信は禁止されます。


ヒント PortChannel インターフェイスまたは FCIP インターフェイスは、使用禁止には設定きません。

非実装ポートは、常に使用禁止になります。また、禁止設定は常に対称的に適用されます。ポート 0 に対してポート 15 との通信を禁止すると、ポート 15 に対しても自動的にポート 0 との通信が禁止されます。


) インターフェイスがすでに E モードまたは TE モードに設定されている場合は、対象のポートを使用禁止にしようとしても、禁止設定が拒否されます。同様に、非稼働状態のポートは、使用禁止にしてしまうと E モードまたは TE モードで起動できません。


ポート禁止のデフォルト ステートの設定

デフォルトでは、ポート禁止はスイッチの実装インターフェイスでディセーブルになっています。Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(2) 以降では、作成した VSAN でポート禁止のデフォルト ステートをイネーブルに変更し、必要に応じて、実装されているポートでポート禁止を選択的にディセーブルにすることができます。また、デフォルトの変更後に作成された FICON コンフィギュレーション ファイルにのみ、新しいデフォルト設定が適用されます(「FICON コンフィギュレーション ファイル」を参照)。

スイッチのすべての実装インターフェイスでポート禁止のデフォルト設定を変更するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon port default-state prohibit-all

スイッチのすべての実装インターフェイスのデフォルトとしてポート禁止をイネーブルにします。

switch(config)# no ficon port default-state prohibit-all

スイッチのすべての実装インターフェイスのデフォルトとしてポート禁止をディセーブルにします(デフォルト)。

ポート禁止のデフォルト ステート設定を表示するには、 show ficon port default-state コマンドを使用します。

switch# show ficon port default-state
Port default state is prohibit-all
 

ポート禁止の設定

VSAN のポート アドレスを禁止する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# portaddress 7

switch(config-ficon-portaddr)#

さらに設定するために、ポート アドレス 7 を選択します。

ステップ 4

switch(config-ficon-portaddr)# prohibit portaddress 3-5

VSAN 2 のアドレス 7 のポート 3、4、および 5 との通信を禁止します。

switch(config-ficon-portaddr)# no prohibit portaddress 5

以前の禁止状態からポート アドレス 5 を削除します。

ポート アドレス名の割り当て

ポート アドレス名を割り当てる手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# portaddress 7

switch(config-ficon-portaddr)#

さらに設定するために、ポート アドレス 7 を選択します。

ステップ 4

switch(config-ficon-portaddr)# name SampleName

ポート アドレスに名前を割り当てます。

(注) ポート アドレス名は、24 文字までの英数字に制限されています。

switch(config-ficon-portaddr)# no name SampleName

以前に設定されたポート アドレス名を削除します。

RLIR の概要

Registered Link Incident Report(RLIR)アプリケーションを使用することにより、スイッチ ポートから登録済み Nx ポートに Link Incident Record(LIR)を送信できます。RLIR はアベイラビリティに優れたアプリケーションです。

Cisco MDS 9000 ファミリの FICON 対応スイッチでは、RLIR Extended Link Service(ELS)から検出された LIR が、Established Registration List(ERL)に登録済みのメンバーに送信されます。

マルチスイッチ トポロジの場合、Distribute Registered Link Incident Record(DRLIR)Inter-Link Service(ILS)が RLIR ELS とともに到達可能なすべてのリモート ドメインに送信されます。スイッチは DRLIR ILS を受信すると、RLIR ELS を抽出して ERL のメンバーに送信します。

RLIR ELS の受信に関与する Nx ポートは、Link Incident Record Registration(LIRR)ELS 要求をスイッチ上の管理サーバに送信します。RLIR は VSAN 単位で処理されます。

copy running-config startup-config コマンドを発行すると、RLIR データが永続的ストレージに書き込まれます。

RLIR 優先ホストの指定

Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(3) では、RLIR フレームを受信するように優先ホストを指定できます。MDS スイッチが優先ホストに RLIR フレームを送信するのは、次の条件が満たされた場合だけです。

RLIR に関して、登録機能が「always receive」に設定されているホストが VSAN 内にない。VSAN 内の 1 つ以上のホストが「always receive」として登録されている場合、RLIR はそれらのホストにだけ送信され、設定されている優先ホストには送信されません。

優先ホストは、登録機能が「conditionally receive」に設定されていると登録されます。


) すべての登録済みホストの登録機能が「conditionally receive」に設定されている場合、優先ホストは、RLIR フレームを受信します。


指定できる RLIR 優先ホストは、VSAN ごとに 1 つだけです。デフォルトでは、登録機能が「always receive」に設定されているホストがない場合、スイッチは登録機能が「conditionally receive」に設定されている VSAN のホストの 1 つに RLIR フレームを送信します。

VSAN の RLIR 優先ホストを指定するには、次の手順を実行します。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# rlir preferred-cond fcid 0x772c00 vsan 5

VSAN 5 での RLIR 優先ホストとして 0x772c00 FC ID を指定します。(ここでは例として FC ID 0x772c00 を使用します)。

switch(config)# no rlir preferred-cond fcid 0x654321 vsan 2

VSAN 5 の RLIR 優先ホストの 0x772c00 FC ID を削除します。

RLIR 優先ホストの設定を表示するには、 show rlir erl コマンドを使用します。

switch# show rlir erl
Established Registration List for VSAN: 5
---------------------------------------------------------------
FC-ID LIRR FORMAT REGISTERED FOR
---------------------------------------------------------------
0x772c00 0x18 conditional receive(*)
0x779600 0x18 conditional receive
0x779700 0x18 conditional receive
0x779800 0x18 conditional receive
Total number of entries = 4
(*) - Denotes the preferred host
 

RLIR 情報の表示

show rlir statistics コマンドは、LIRR、RLIR、および DRLIR フレームの完全な統計情報を表示します。受信、送信、および拒否されたフレームの数が示されます。特定の VSAN の VSAN 統計情報を取得するために VSAN ID を指定します。VSAN ID を指定しない場合は、すべてのアクティブ VSAN の統計情報が表示されます(例 29-1 および 29-2 を参照)。

例 29-1 すべての VSAN の RLIR 統計情報の表示

switch# show rlir statistics
 
Statistics for VSAN: 1
------------------------
 
Number of LIRR received = 0
Number of LIRR ACC sent = 0
Number of LIRR RJT sent = 0
Number of RLIR sent = 0
Number of RLIR ACC received = 0
Number of RLIR RJT received = 0
Number of DRLIR received = 0
Number of DRLIR ACC sent = 0
Number of DRLIR RJT sent = 0
Number of DRLIR sent = 0
Number of DRLIR ACC received = 0
Number of DRLIR RJT received = 0
 
Statistics for VSAN: 100
-------------------------
 
Number of LIRR received = 26
Number of LIRR ACC sent = 26
Number of LIRR RJT sent = 0
Number of RLIR sent = 815
Number of RLIR ACC received = 815
Number of RLIR RJT received = 0
Number of DRLIR received = 417
Number of DRLIR ACC sent = 417
Number of DRLIR RJT sent = 0
Number of DRLIR sent = 914
Number of DRLIR ACC received = 828
Number of DRLIR RJT received = 0

例 29-2 指定した VSAN の RLIR 統計情報の表示

switch# show rlir statistics vsan 4
 
Statistics for VSAN: 4
-------------------------
 
Number of LIRR received = 0
Number of LIRR ACC sent = 0
Number of LIRR RJT sent = 0
Number of RLIR sent = 0
Number of RLIR ACC received = 0
Number of RLIR RJT received = 0
Number of DRLIR received = 0
Number of DRLIR ACC sent = 0
Number of DRLIR RJT sent = 0
Number of DRLIR sent = 0
Number of DRLIR ACC received = 0
Number of DRLIR RJT received = 0
 

show rlir erl コマンドは、スイッチで RLIR を受信するように登録されている Nx ポートのリストを示します。VSAN ID を指定しない場合は、すべてのアクティブ VSAN の詳細が表示されます(例 29-3 および 29-4 を参照)。

例 29-3 すべての ERL の表示

switch# show rlir erl
 
Established Registration List for VSAN: 2
---------------------------------------------------------------
FC-ID LIRR FORMAT REGISTERED FOR
---------------------------------------------------------------
0x0b0200 0x18 always receive
Total number of entries = 1
 
Established Registration List for VSAN: 100
---------------------------------------------------------------
FC-ID LIRR FORMAT REGISTERED FOR
---------------------------------------------------------------
0x0b0500 0x18 conditional receive
0x0b0600 0x18 conditional receive
Total number of entries = 2
 

例 29-3 では、 Registered For カラムで FC ID が conditional receive となっている場合、送信元ポートが後続の RLIR の有効な受信者として登録されます。他の ERL の受信者が選択されない場合にのみ、この送信元ポートが RLIR の受信者として選択されます。

例 29-3 では、 Registered For カラムで FC ID が always receive となっている場合、送信元ポートが後続の RLIR の有効な受信者として登録されます。この送信元ポートは LIR の受信者として常に選択されます。


always receive RLIR が N ポートに登録されていない場合や、ポートの 1 つに対する RLIR の配信が失敗した場合、RLIR は、conditional receive RLIR に登録されているポートに送信されます。


例 29-4 指定した VSAN の ERL の表示

switch# show rlir erl vsan 100
Established Registration List for VSAN: 100
---------------------------------------------------------------
FC-ID LIRR FORMAT REGISTERED FOR
---------------------------------------------------------------
0x0b0500 0x18 conditional receive
0x0b0600 0x18 conditional receive
 
Total number of entries = 2
 

例 29-5例 29-7 では、ホストのタイムスタンプ(* でマークされている)が使用可能な場合、スイッチのタイムスタンプとともに出力されます。ホストのタイムスタンプが使用できない場合、スイッチのタイムスタンプだけが出力されます。


例 29-5 LIR 履歴の表示

switch# show rlir history
 
Link incident history
----------------------------------------------------------------------------
*Host Time Stamp
Switch Time Stamp Port Interface Link Incident
----------------------------------------------------------------------------
 
*Sun Nov 30 21:47:28 2003
Sun Nov 30 13:47:55 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
*Sun Nov 30 22:00:47 2003
Sun Nov 30 14:01:14 2003 2 fc1/2 NOS Received
*Sun Nov 30 22:00:55 2003
Sun Nov 30 14:01:22 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
*Mon Dec 1 20:14:26 2003
Mon Dec 1 12:14:53 2003 4 fc1/4 Implicit Incident
*Mon Dec 1 20:14:26 2003
Mon Dec 1 12:14:53 2003 4 fc1/4 Implicit Incident
*Thu Dec 4 04:43:32 2003
Wed Dec 3 20:43:59 2003 2 fc1/2 NOS Received
*Thu Dec 4 04:43:41 2003
Wed Dec 3 20:44:08 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
*Thu Dec 4 04:46:53 2003
Wed Dec 3 20:47:20 2003 2 fc1/2 NOS Received
*Thu Dec 4 04:47:05 2003
Wed Dec 3 20:47:32 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
*Thu Dec 4 04:48:07 2003
Wed Dec 3 20:48:34 2003 2 fc1/2 NOS Received
*Thu Dec 4 04:48:39 2003
Wed Dec 3 20:49:06 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
*Thu Dec 4 05:02:20 2003
Wed Dec 3 21:02:47 2003 2 fc1/2 NOS Received
...
 

例 29-6 指定したインターフェイスの最近の LIR の表示

switch# show rlir recent interface fc1/1-4
 
Recent link incident records
-------------------------------------------------------------------------------
Host Time Stamp Switch Time Stamp Port Intf Link Incident
-------------------------------------------------------------------------------
Thu Dec 4 05:02:29 2003 Wed Dec 3 21:02:56 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
Thu Dec 4 05:02:54 2003 Wed Dec 3 21:03:21 2003 4 fc1/4 Implicit Incident
 

例 29-7 指定したポート番号の最近の LIR の表示

switch# show rlir recent portnumber 1-4
 
Recent link incident records
--------------------------------------------------------------------------------
Host Time Stamp Switch Time Stamp Port Intf Link Incident
--------------------------------------------------------------------------------
Thu Dec 4 05:02:29 2003 Wed Dec 3 21:02:56 2003 2 fc1/2 Implicit Incident
Thu Dec 4 05:02:54 2003 Wed Dec 3 21:03:21 2003 4 fc1/4 Implicit Incident
 

Cisco SAN-OS Release 3.0(3) 以降では、 show rlir history コマンドの出力には、他のスイッチから DRLIR として受信したリモート リンク インシデントが含まれます。RLIR は、以前の Cisco SAN-OS リリースのような DRLIR の結果として生成されます(例 29-8 を参照)。

例 29-8 Cisco SAN-OS Release 3.0(3) 以降の LIR 履歴の表示

switch# show rlir history
 
Link incident history
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Host Time Stamp Switch Time Stamp VSAN Domain Port Intf Link Incident Loc/Rem
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Sep 20 12:42:44 2006 Sep 20 12:42:44 2006 **** **** 0x0b fc1/12 Loss of sig/sync LOC
Reported Successfully to: [0x640001] [0x640201]
Sep 20 12:42:48 2006 Sep 20 12:42:48 2006 **** **** 0x0b fc1/12 Loss of sig/sync LOC
Reported Successfully to: [0x640001] [0x640201]
*** ** **:**:** **** Sep 20 12:42:51 2006 1001 230 0x12 **** Loss of sig/sync REM
Reported Successfully to: [0x640001] [0x640201]
Sep 20 12:42:55 2006 Sep 20 12:42:55 2006 **** **** 0x0b fc1/12 Loss of sig/sync LOC
Reported Successfully to: None [No Registrations]
*** ** **:**:** **** Sep 20 12:45:56 2006 1001 230 0x12 **** Loss of sig/sync REM
Reported Successfully to: None [No Registrations]
*** ** **:**:** **** Sep 20 12:45:56 2006 1001 230 0x12 **** Loss of sig/sync REM
Reported Successfully to: None [No Registrations]
Sep 20 12:52:45 2006 Sep 20 12:52:45 2006 **** **** 0x0b fc1/12 Loss of sig/sync LOC
Reported Successfully to: None [No Registrations]
 
**** - Info not required/unavailable
 

RLIR 情報のクリア

指定された VSAN の既存の統計情報をすべてクリアするには、 clear rlir statistics コマンドを使用します。

switch# clear rlir statistics vsan 1
 

すべてのインターフェイスのすべてのリンク インシデント レコードがログに記録されている RLIR の履歴をクリアするには、 clear rlir history コマンドを使用します。

switch# clear rlir history
 

指定したインターフェイスの最新 RLIR 情報をクリアするには、 clear rlir recent interface コマンドを使用します。

switch# clear rlir recent interface fc 1/2
 

指定したポート番号の最新 RLIR 情報をクリアするには、 clear rlir recent portnumber コマンドを使用します。

switch# clear rlir recent portnumber 16
 

FICON コンフィギュレーション ファイル

各 FICON 対応 VSAN 上で、最大 16 個の FICON コンフィギュレーション ファイルを(永続ストレージに)保存できます。ファイル フォーマットの所有権は IBM に帰属します。これらのファイルは、帯域内 CUP プロトコルを使用して IBM ホストから読み取りおよび書き込みできます。また、これらの FICON コンフィギュレーション ファイルを処理するには、Cisco MDS CLI または Fabric Manager アプリケーションを使用します。


) 名前が同じ複数の FICON コンフィギュレーション ファイルは、それぞれ別個の VSAN に属している限り、同一のスイッチに配置できます。たとえば、VSAN 1 と VSAN 3 の両方で、XYZ という名前のコンフィギュレーション ファイルを作成することもできます。


VSAN で FICON 機能がイネーブルになっているときは常に、IPL という名前のスタートアップ FICON コンフィギュレーション ファイルが使用されます。この IPL ファイルは、VSAN で FICON をイネーブルにするとただちに、デフォルトのコンフィギュレーションで作成されます。


注意 VSAN 上で FICON をディセーブルにした場合、FICON コンフィギュレーション ファイルはすべて失われます。いったん失われると復元できません。

FICON コンフィギュレーション ファイルには、次のコンフィギュレーションが実装ポート アドレスごとに格納されています。

ブロック

禁止マスク

ポート アドレス名


) Cisco MDS スイッチで使用される標準コンフィギュレーション ファイルには、VSAN の FICON 対応属性、PortChannel インターフェイスと FCIP インターフェイスに対するポート番号のマッピング、ポート番号とポートアドレスのマッピング、ポートおよびトランクで許可されている各ポートの VSAN 設定、順序保証、スタティック ドメイン ID の設定、ファブリック バインディング設定などが格納されています。


Cisco MDS スイッチで使用される標準コンフィギュレーション ファイルの詳細については、「コンフィギュレーション ファイルの管理」を参照してください。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「FICON コンフィギュレーション ファイルの概要」

「保存済みコンフィギュレーション ファイルの実行コンフィギュレーションへの適用」

「FICON コンフィギュレーション ファイルの編集」

「FICON コンフィギュレーション ファイルの表示」

「FICON コンフィギュレーション ファイルのコピー」

FICON コンフィギュレーション ファイルの概要

コンフィギュレーション ファイルに同時にアクセスできるのは、常に 1 人のユーザだけです。

このファイルにユーザ 1 がアクセスしている間、ユーザ 2 はアクセスできません。

このファイルへのアクセスを試みたユーザ 2 に対しては、エラーが出されます。

ユーザ 1 が非アクティブ状態のまま 15 秒が過ぎると、ファイルは自動的に閉じられ、許可されている他のユーザが使用できるようになります。

スイッチへのアクセスを許可されているホスト、SNMP、または CLI ユーザはいずれも、FICON コンフィギュレーション ファイルにアクセスできます。Cisco SAN-OS ソフトウェアのロック メカニズムによって、同時アクセスは 1 人のユーザだけに許可されます。このロックは、新規に作成されたファイル、および以前に保存されたファイルに適用されます。どのファイルにアクセスする際にも、あらかじめファイルをロックし、ファイル キーを取得する必要があります。ロック要求が発生するたびに毎回、新しいファイル キーがロック メカニズムによって使用されます。15 秒間のロック タイムアウト期限が切れると、キーは廃棄されます。ロック タイムアウト値は変更できません。

保存済みコンフィギュレーション ファイルの実行コンフィギュレーションへの適用

保存ファイルの設定を実行コンフィギュレーションに適用するには、 ficon vsan number apply file filename コマンドを使用します。

switch# ficon vsan 2 apply file SampleFile
 

FICON コンフィギュレーション ファイルの編集

コンフィギュレーション ファイル サブモードでは、FICON コンフィギュレーション ファイルの作成および編集が許可されます。指定したファイルが存在しない場合は、作成されます。保存可能なファイル数は最大 16 個です。各ファイル名には、最大 8 文字の英数字を使用できます。

特定の FICON コンフィギュレーション ファイルの内容を編集する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# ficon vsan 2

switch(config-ficon)#

VSAN 2 で FICON を有効にします。

ステップ 3

switch(config-ficon)# file IplFile1

switch(config-ficon-file)#

VSAN 2 用の IplFile1 と呼ばれる FICON コンフィギュレーション ファイルにアクセスします。このファイルが存在しない場合は、作成されます。

(注) すべての FICON ファイル名には最大 8 文字の英数字を使用できます。

switch(config-ficon)# no file IplFileA

以前に作成された FICON コンフィギュレーション ファイルを削除します。

ステップ 4

switch(config-ficon-file)# portaddress 3

switch(config-ficon-file-portaddr)#

ポート アドレス 3 のサブモードを開始して、IplFile1 という名前のコンフィギュレーション ファイルの内容を編集します。

コマンドが発行された場合にのみ適用されます。

ステップ 5

switch(config-ficon-file-portaddr)# prohibit portaddress 5

IplFile1 という名前のコンフィギュレーション ファイルの内容を編集して、ポート アドレス 3 からポート アドレス 5 へのアクセスを禁止します。

ステップ 6

switch(config-ficon-file-portaddr)# block

IplFile1 という名前のコンフィギュレーション ファイルの内容を編集して、ポート アドレスの範囲をブロックし、運用停止状態のままとします。

ステップ 7

switch(config-ficon-file-portaddr)# name P3

IplFile1 という名前のコンフィギュレーション ファイルの内容を編集して、ポート アドレス 3 に名前 P3 を割り当てます。名前が存在しない場合は、作成されます。名前が存在する場合は、上書きされます。

FICON コンフィギュレーション ファイルの表示

すべての FICON コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、 show ficon vsan vsan-id file all コマンドを使用します。

switch# show ficon vsan 2 file all
File IPL is locked
FICON configuration file IPLFILEA in vsan 2
Description:
Port address 0(0)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
 
Port address 1(0x1)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
Port address 2(0x2)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
 
Port address 3(0x3)
Port name is P3
Port is blocked
Prohibited port addresses are 5,250-253,255(0x5,0xfa-0xfd,0xff)
...

特定の FICON コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、 show ficon vsan vsan-id file name コマンドを使用します。

switch# show ficon vsan 2 file name IPLfilea
FICON configuration file IPLFILEA in vsan 2
Description:
Port address 0(0)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
 
Port address 1(0x1)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
 
Port address 2(0x2)
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 250-253,255(0xfa-0xfd,0xff)
 
Port address 3(0x3)
Port name is P3
Port is blocked
Prohibited port addresses are 5,250-253,255(0x5,0xfa-0xfd,0xff)
 

特定の FICON ポートの FICON コンフィギュレーション ファイル情報を表示するには、 show ficon vsan vsan-id file name filename portaddress コマンドを使用します。

switch# show ficon vsan 2 file name IPLfilea portaddress 3
FICON configuration file IPLFILEA in vsan 2
Description:
Port address 3(0x3)
Port name is P3
Port is blocked
Prohibited port addresses are 5,250-253,255(0x5,0xfa-0xfd,0xff)
 

FICON コンフィギュレーション ファイルのコピー

既存の FICON コンフィギュレーション ファイルをコピーするには、EXEC モードで ficon vsan vsan-id copy file existing-file-name save-as-file-name コマンドを使用します。

switch# ficon vsan 20 copy file IPL IPL3

 

既存のコンフィギュレーション ファイルのリストを表示するには、 show ficon vsan vsan-id コマンドを発行します。

switch# show ficon vsan 20
Ficon information for VSAN 20
Ficon is online
VSAN is active
Host port control is Enabled
Host offline control is Enabled
User alert mode is Disabled
SNMP port control is Enabled
Host set director timestamp is Enabled
Active=Saved is Enabled
Number of implemented ports are 250
Key Counter is 5
FCID last byte is 0
Date/Time is same as system time (Wed Dec 3 20:10:45.924591 2003)
Device Allegiance not locked
Codepage is us-canada
Saved configuration files
IPL
IPL3
 

ポート スワッピング

FICON ポート スワッピング機能は、メンテナンス専用に提供されています。

FICON ポート スワッピング機能を実行すると、 old-port-number および new port-number に関連付けられているすべての設定(例:VSAN 設定)がスワッピングされます。

Cisco MDS スイッチは、実在しないポートに対してもポート スワッピングを実行できますが、その際は次のような制約が伴います。

スワッピング対象は、FICON 固有の設定(禁止、ブロック、およびポート アドレスのマッピング)だけです。

他のシステム設定はスワッピングされません。

他のシステム設定はいずれも、既存のポートでだけ維持されます。

無制限の加入過多率がイネーブルになっているモジュール内のポートを、加入過多率が制限されているモジュール内のポートとスワッピングすると、帯域幅が劣化することがあります。


ヒント FICON VSAN で active equals saved がイネーブルである場合、スワッピングされた設定が自動的にスタートアップに保存されます。このチェックボックスがオフになっているときは、ポートをスワッピングした後すぐに、実行コンフィギュレーションを明示的に保存しておく必要があります。

いったんポートをスワッピングし終えると、次の処理が自動的に実行されます。

古いポートと新しいポートがシャットダウンされます。

ポート設定がスワッピングされます。

ポートを稼働状態にする際は、対象のポートを明示的にシャットダウンしてから、トラフィックを再開する必要があります。

ficon swap portnumber コマンドは対象の 2 つのポートだけに関連付けられます。EXEC モードからこの VSAN に依存しないコマンドを発行する必要があります。Cisco MDS SAN-OS は、ポートのスワップを実行する前の VSAN の重複したポート番号をチェックします。

ficon swap portnumber old-port-number new-port-number after swap noshut コマンドを指定してポートを起動する場合は、 no shutdown コマンドを明示的に発行して、トラフィックを再開する必要があります。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ポート スワッピングの概要」

「ポート スワッピング」

ポート スワッピングの概要

FICON ポート スワッピング機能を使用する際は必ず、次のガイドラインに従ってください。

論理ポート(PortChannel、FCIP リンク)に対しては、ポート スワッピングがサポートされません。 old-port-number new-port-number はいずれも、論理ポートとして設定できません。

PortChannel に属する物理ポート間では、ポート スワッピングがサポートされません。 old-port-number new-port-number はいずれも、PortChannel に属する物理ポートとしては設定できません。

ポート スワッピングを実行する前に、Cisco SAN-OS ソフトウェアは互換性チェックを実行します。2 つのポート設定に互換性がないと、ポート スワッピングが拒否され、該当する理由コードが出力されます。たとえば、BB_credits に 25 が割り当てられているポートと、BB_credits(設定不能なパラメータ)に許可されている最大値が 12 の OSM ポートとをスワッピングしようとした場合、ポート スワッピング操作は拒否されます。

ポート スワッピングを実行する前に、Cisco SAN-OS ソフトウェアは互換性チェックを実行して、拡張 BB_credits 設定を検証します。

ポートに(一部の非互換パラメータ用の)デフォルト値がある場合、ポート スワッピング操作が許可され、ポートはそのデフォルト値を保持します。

ポート スワッピングには、ポート トラッキング情報が取り込まれません。ポート トラッキング情報は、個別に設定する必要があります(「ポート トラッキングの設定」を参照)。


) 32 ポート モジュールに関するガイドラインは、ポート スワッピング設定にも適用されます(「ファイバ チャネル インターフェイス」を参照)。


ポート スワッピング

スイッチに重複したポート番号が存在しない場合は、次の手順に従って、物理ファイバ チャネル ポートを、ポート番号を除き、スワップできます。


ステップ 1 EXEC モードで ficon swap portnumber old-port-number new-port-number コマンドを発行します。


ficon swap portnumber コマンドは、MDS スイッチ上の複数のインターフェイスに、コマンドで指定された old-port-number または new-port-number と同じポート番号が設定されている場合、失敗する可能性があります。


指定されたポートは動作シャットダウンされます。

ステップ 2 物理的に 2 ポート間の前面パネルのポート ケーブルを交換します。

ステップ 3 トラフィック フローをイネーブルにする各ポートに対して no shutdown コマンドを発行します。


ficon swap portnumber old-port-number new-port-number after swap noshut コマンドを指定すると、ポートは自動的に初期化されます。



 

スイッチに重複したポート番号が存在する場合は、次の手順に従って、物理ファイバ チャネル ポートを、ポート番号を含め、スワップできます。


ステップ 1 EXEC モードで ficon swap interface old-interface new-interface コマンドを発行します。

指定されたインターフェイスは動作シャットダウンされます。

ステップ 2 物理的に 2 ポート間の前面パネルのポート ケーブルを交換します。

ステップ 3 トラフィック フローをイネーブルにする各ポートに対して no shutdown コマンドを発行します。


ficon swap interface old-interface new-interface after swap noshut コマンドを指定すると、ポートは自動的に初期化されます。



 

FICON テープ アクセラレーション

テープ デバイスには順次性があるため、FCIP リンクを介したテープ デバイスに対して I/O 操作が実行されるたびに、FCIP リンクに遅延が発生します。FCIP リンクを介したラウンドトリップ時間が増えると、スループットは著しく減少するため、結果としてバックアップ時間は長くなります。また、各 I/O 操作を終えてから次の I/O に達するまで、テープ デバイスはアイドル状態になります。I/O 操作が仮想テープを対象する場合を除き、テープ ヘッドの走査開始と停止によってテープ寿命が縮まります。

Cisco MDS SAN-OS ソフトウェアは、次のリンクを介した FICON テープ書き込み操作に対してアクセラレーションを提供します。

メインフレーム ドライブとネイティブ テープ ドライブ(IBM と Sun/STK の両方)の間のリンク

Virtual Storage Management(VSM)とテープ ドライブ(Sun/STK)の間のバックエンド リンク

FCIP を介した FICON テープ アクセラレーションにより、次のようなメリットがあります。

アイドル時間が短縮される結果、テープ デバイスが効率的に利用されます。

遅延が増加したときのスループットの持続性が向上します。

FCP テープ アクセラレーションと似ていますが、競合は発生しません。


) FCIP を介した FICON テープ読み込みアクセラレーションはサポートされていません。


図 29-5図 29-8 に、サポートされている設定を示します。

図 29-5 IBM/StorageTek(STK)ライブラリに直接アクセスするホスト

 

図 29-6 スタンドアロン IBM-Virtual Tape Server(VTS)/STK-Virtual Shared Memory(VSM)にアクセスするホスト

 

図 29-7 ピアツーピア Virtual Tape Server(VTS)にアクセスするホスト

 

図 29-8 ピアツーピア Virtual Tape Server(VTS)にアクセスするホスト

 


) FCIP テープ アクセラレーションの詳細については、「FCIP テープ アクセラレーション」を参照してください。


FICON テープ アクセラレーション設定

FICON テープ アクセラレーションの設定に関しては、次のような考慮事項があります。

標準 FICON 設定だけでなく、FICON テープ アクセラレーションも、FCIP インターフェイスの両端でイネーブルにしておく必要があります。一端だけで FICON テープ アクセラレーションをイネーブルにした場合、アクセラレーションは発生しません。

FICON テープ アクセラレーションは、VSAN 単位でイネーブルになります。

複数の ISL が同一の VSAN 内に存在する(PortChannel または FSPF でロード バランスされている)場合、FICON テープ アクセラレーション機能は無効になります。

同じ FCIP インターフェイス上で、ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションと FICON テープ アクセラレーションの両方をイネーブルに設定できます。

FICON テープ アクセラレーションをイネーブルまたはディセーブルにすると、FCIP インターフェイス上のトラフィックが中断されます。

FICON テープ アクセラレーションを設定する手順は、次のとおりです。

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# interface fcip 2

switch(config-if)#

FCIP インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードを開始します。

ステップ 3

switch(config-if)# ficon-tape-accelerator vsan 100

This configuration change will disrupt all traffic on the FCIP interface in all

VSANs. Do you wish to continue? [no] y

FCIP インターフェイスを介した FICON テープ アクセラレーションをイネーブルにします。

switch(config-if)# no ficon-tape-accelerator vsan 100

This configuration change will disrupt all traffic on the FCIP interface in all

VSANs. Do you wish to continue? [no] y

FCIP インターフェイスを介した FICON テープ アクセラレーションをディセーブルにします(デフォルト)。

FCIP 設定を介した FICON テープ アクセラレーションを確認するには、 show running-config コマンドを使用します。

switch# show running-config | begin "interface fcip"
interface fcip2
ficon-tape-accelerator vsan 100
no shutdown
...
 

FICON VSAN のオフライン状態への移行

中断する必要のある VSAN のすべてのポートをログアウトするには、EXEC モードで ficon vsan vsan-id offline コマンドを発行します。

オフライン状態を削除し、ポートが再度ログオンできるようにするには、EXEC モードで EXEC レベルの ficon vsan vsan-id online コマンドを発行します。


) このコマンドは、このコマンドの発行が許可されているホストから発行できます(「ホストでスイッチをオフラインに移行できるようにするには」 を参照)。


CUP 帯域内管理

Control Unit Port(CUP)プロトコルを介して、アクセス コントロールの設定が行われ、メインフレーム コンピュータから統合型ストレージ管理機能が提供されます。Cisco MDS 9000 FICON 対応スイッチは、IBM CUP 規格に適合しており、IBM S/A OS/390 I/O 操作コンソールを使用した帯域内管理が可能です。


) CUP 仕様の所有権は IBM に帰属します。


CUP は Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチおよびディレクタによってサポートされます。CUP 機能を使用することにより、メインフレームで Cisco MDS スイッチを管理できます。

ホスト通信用に、制御(例:ポートのブロック/ブロック解除)、モニタリング、エラー レポートなどの機能が用意されています。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ゾーンでの CUP の配置」

「制御ユニットの情報の表示」

ゾーンでの CUP の配置

ゾーンで CUP を配置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 必要な VSAN に許可するデフォルト ゾーンを設定します。

switch# config t
switch(config)# zone default-zone permit vsan 20
 

ステップ 2 必要な VSAN に対して show fcns database コマンドを発行し、必須 FICON CUP WWN を取得します。

switch# show fcns database vsan 20
 
VSAN 20:
--------------------------------------------------------------------------
FCID TYPE PWWN (VENDOR) FC4-TYPE:FEATURE
--------------------------------------------------------------------------
0x0d0d00 N 50:06:04:88:00:1d:60:83 (EMC) FICON:CU
0x0dfe00 N 25:00:00:0c:ce:5c:5e:c2 (Cisco) FICON:CUP
0x200400 N 50:05:07:63:00:c2:82:d3 (IBM) scsi-fcp FICON:CU f..
0x200800 N 50:05:07:64:01:40:15:0f (IBM) FICON:CH
0x20fe00 N 20:00:00:0c:30:ac:9e:82 (Cisco) FICON:CUP
 
Total number of entries = 5
 

) このファブリック内に複数の FICON:CUP WWN が存在する場合は、所定のゾーンに FICON:CUP WWN の pWWN をすべて追加する必要があります。前出の出力例には、複数の FICON:CUP が表示され、カスケード コンフィギュレーションを示しています。


ステップ 3 識別された FICON:CUP WWN をゾーン データベースに追加します。

switch(config)# zone name Zone1 vsan 20
switch(config-zone)# member pwwn 25:00:00:0c:ce:5c:5e:c2
 


 

制御ユニットの情報の表示

例 29-9 では、設定されている制御デバイス情報を示します。

例 29-9 制御ユニットの情報の表示

switch# show ficon control-device sb3
Control Unit Image:0x80b9c2c
VSAN:20 CU:0x20fe00 CUI:0 CUD:0 CURLP:(nil)
ASYNC LP:(nil) MODE:1 STATE:1 CQ LEN:0 MAX:0
PRIMARY LP: VSAN:0 CH:0x0 CHI:0 CU:0x0 CUI:0
ALTERNATE LP: VSAN:0 CH:0x0 CHI:0 CU:0x0 CUI:0
Logical Path:0x80b9fb4
VSAN:20 CH:0x200600 CHI:15 CU:0x20fe00 CUI:0 STATE:1 FLAGS:0x1
LINK: OH:0x0 OC:0x0 IH:0x0 IC:0x0
DEV: OH:0x0 OC:0x0 IH:0x0 IC:0x0
SENSE: 00 00 00 00 00 00 00 46
30 20 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
IUI:0x0 DHF:0x0 CCW:0x0 TOKEN:0x0 PCCW:0x0 FCCW:0x0 PTOKEN:0x0 FTOKEN:0x0
CMD:0x0 CCW_FLAGS:0x0 CCW_COUNT:0 CMD_FLAGS:0x0 PRIO:0x0 DATA_COUNT:0
STATUS:0x0 FLAGS:0x0 PARAM:0x0 QTP:0x0 DTP:0x0
CQ LEN:0 MAX:0 DESTATUS:0x0
 

FICON 情報の表示

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「FICON アラートの受信」

「FICON ポート アドレス情報の表示」

「FICON コンフィギュレーション ファイル情報の表示」

「設定された FICON の状態の表示」

「ポート管理状態の表示」

「バッファ情報の表示」

「実行コンフィギュレーションの FICON 情報の表示」

「スタートアップ コンフィギュレーションの FICON 情報の表示」

「FICON 関連のログ情報の表示」

FICON アラートの受信

例 29-10 では、 user alert mode is enabled の出力によって、FICON 設定の変更を示すアラートを受信することが確認されています。

例 29-10 設定された FICON 情報の表示

switch# show ficon
Ficon information for VSAN 20
Ficon is online
VSAN is active
Host port control is Enabled
Host offline control is Enabled
User alert mode is Enabled
SNMP port control is Enabled
Host set director timestamp is Enabled
Active=Saved is Disabled
Number of implemented ports are 250
Key Counter is 73723
FCID last byte is 0
Date/Time is set by host to Sun Jun 26 00:04:06.991999 1904
Device allegiance is locked by Host
Codepage is us-canada
Saved configuration files
IPL
_TSIRN00
 

FICON ポート アドレス情報の表示

29-11 29-14 では、FICON ポート アドレス情報を表示します。

例 29-11 ポート アドレス情報の表示

switch# show ficon vsan 2 portaddress
Port Address 1 is not installed in vsan 2
Port number is 1, Interface is fc1/1
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 
Port Address 2 is not installed in vsan 2
Port number is 2, Interface is fc1/2
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
...
Port Address 249 is not installed in vsan 2
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 
Port Address 250 is not installed in vsan 2
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 

例 29-12 使用可能なポート番号の表示

switch# show ficon first-available port-number
Port number 129(0x81) is available
 

例 29-13 では、ポート番号がインストールされている場合、インターフェイスのカラムに対応するインターフェイスが入力されます。ポート番号がアンインストールされると、このスペースは空白のままとなり、アンバインドされたポート番号を示します。たとえば、例 29-13 の 56 はアンバインドされたポート番号です。

例 29-13 要約形式でのポート アドレス情報の表示

switch# show ficon vsan 2 portaddress 50-55 brief
-------------------------------------------------------------------------------
Port Port Interface Admin Status Oper FCID
Address Number Blocked Mode
-------------------------------------------------------------------------------
50 50 fc2/18 on fcotAbsent -- --
51 51 fc2/19 off fcotAbsent -- --
52 52 fc2/20 off fcotAbsent -- --
53 53 fc2/21 off fcotAbsent -- --
54 54 fc2/22 off notConnected -- --
55 55 fc2/23 off up FL 0xea0000
56 56 off up FL 0xea0000
 

例 29-14 では、FICON のバージョン形式 1(32 ビット形式)のカウンタを表示します。

例 29-14 ポート アドレス カウンタ情報の表示

switch# show ficon vsan 20 portaddress 8 counters
Port Address 8(0x8) is up in vsan 20
Port number is 8(0x8), Interface is fc1/8
Version presented 1, Counter size 32b
242811 frames input, 9912794 words
484 class-2 frames, 242302 class-3 frames
0 link control frames, 0 multicast frames
0 disparity errors inside frames
0 disparity errors outside frames
0 frames too big, 0 frames too small
0 crc errors, 0 eof errors
0 invalid ordered sets
0 frames discarded c3
0 address id errors
116620 frames output, 10609188 words
0 frame pacing time
0 link failures
0 loss of sync
0 loss of signal
0 primitive seq prot errors
0 invalid transmission words
1 lrr input, 0 ols input, 5 ols output
0 error summary
 

FICON コンフィギュレーション ファイル情報の表示

29-15 29-17 では、FICON コンフィギュレーション ファイル情報を表示します。

例 29-15 指定した FICON コンフィギュレーション ファイルの内容の表示

switch# show ficon vsan 3 file IPL
FICON configuration file IPL in vsan 3
Port address 1
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 
Port address 2
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 
Port address 3
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 
Port address 4
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 
...
Port address 80
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 
Port address 254
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,81-253,255
 

例 29-16 すべての FICON コンフィギュレーション ファイルの表示

switch# show ficon vsan 2
Ficon information for VSAN 2
Ficon is enabled
VSAN is active
Host control is Enabled
Host offline control is Enabled
Clock alert mode is Disabled
User alert mode is Disabled
SNMP control is Disabled
Active=Saved is Disabled
Number of implemented ports are 250
Key Counter is 9
FCID last byte is 0
Date/Time is same as system time(Sun Dec 14 01:26:30.273402 1980)
Device Allegiance not locked
Codepage is us-canada
Saved configuration files
IPL
IPLFILE1
 

例 29-17 FICON コンフィギュレーション ファイルの指定したポート アドレスの表示

switch# show ficon vsan 2 file iplfile1 portaddress 1-7
FICON configuration file IPLFILE1 in vsan 2
Port address 1
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 
Port address 2
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 
Port address 3
Port name is P3
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
...
Port address 7
Port name is
Port is not blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
 

設定された FICON の状態の表示

VSAN 上で FICON をイネーブルにすると、その VSAN のポート アドレス情報を表示できます(例 29-18 を参照)。

例 29-18 FICON がイネーブルの場合の指定したポート アドレスの表示

switch# show ficon vsan 2 portaddress 55
Port Address 55 is not installed in vsan 2
Port number is 55, Interface is fc2/23
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255
Admin port mode is FL
Port mode is FL, FCID is 0xea0000
 

ポート管理状態の表示

29-19 29-20 では、FICON ポートの管理状態を表示します。ポートがブロックされた場合、 show ficon vsan number portaddress number コマンドはポートのブロック ステートを表示します。特定のポートが禁止されている場合、このコマンドは、禁止されている具体的なポート(3)とデフォルトで禁止されているポート(0、241 ~ 253、および 255)も表示します。名前が割り当てられている場合、その名前も表示されます。

例 29-19 管理上ブロック解除されたポートの表示

switch# show ficon vsan 2 portaddress 2
Port Address 2(0x2) is not installed in vsan 2
Port number is 2(0x2), Interface is fc1/2
Port name is
Port is not admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255(0,0xf1-0xfd,0xff)
Admin port mode is auto
Peer is Unknown
 

例 29-20 管理上ブロックされたポートの表示

switch# show ficon vsan 2 portaddress 1
Port Address 2(0x2) is not installed in vsan 2
Port number is 2(0x2), Interface is fc1/2
Port name is SampleName
Port is admin blocked
Prohibited port addresses are 0,241-253,255(0,0xf1-0xfd,0xff)
Admin port mode is auto
Peer is Unknown
 

バッファ情報の表示

例 29-21 では、 Key Counter カラムに Cisco MDS スイッチで保持されている 32 ビット値が表示されます。この値は、該当する VSAN のいずれかのポートの状態が変わったときに増加します。キー カウンタ(32 ビット値)は、FICON 関連の設定が変更されたときに増加します。チャネル プログラムの起動時に、この値がホスト プログラムによって増加し、複数のポートに対して操作が実行されることがあります。ディレクトリ履歴バッファには、キー カウンタ値ごとに、変更されたポート アドレス設定のログが記録されます。

ディレクトリ履歴バッファは、前回キー カウンタに値が格納された後にポート状態が変わったかどうかを判別するためのメカニズムを備えています。

例 29-21 指定した VSAN の履歴バッファの表示

switch# show ficon vsan 20 director-history
Director History Buffer for vsan 20
---------------------------------------------
Key Counter Ports Address
Changed
---------------------------------------------
74556 43
74557 44
74558 45
74559 46
74560 47
74561 48
74562 49
74563 50
74564 51
74565 52
74566 53
74567 54
74568 55
74569 56
74570 57
74571 58
74572 59
74573 60
74574 61
74575 62
74576 63
74577 64
74578
74579
74580 1-3,5,10,12,14-16,34-40,43-45,47-54,56-57,59-64
74581 3,5
74582 64
74583
74584 1-3,10,12,14-16,34-40,43-45,47-54,56-57,59-64
74585 1
74586 2
74587 3
 

実行コンフィギュレーションの FICON 情報の表示

例 29-22 では、実行コンフィギュレーションの FICON 関連情報を表示します。

例 29-22 実行コンフィギュレーション情報の表示

switch# show running-config
Building Configuration ...
in-order-guarantee
vsan database
vsan 11 name "FICON11" loadbalancing src-dst-id
vsan 75 name "FICON75" loadbalancing src-dst-id
 
fcdomain domain 11 static vsan 11
fcdomain domain 119 static vsan 75
 
fcdroplatency network 100 vsan 11
fcdroplatency network 500 vsan 75
 
fabric-binding enable
fabric-binding database vsan 11
swwn 20:00:00:0d:ec:01:20:c0 domain 10
fabric-binding database vsan 75
swwn 20:00:00:0d:ec:00:d6:40 domain 117
fabric-binding activate vsan 11
fabric-binding activate vsan 75
 
ficon vsan 75
 
interface port-channel 1
ficon portnumber 0x80
switchport mode E
 
snmp-server user mblair network-admin auth md5 0x688fa3a2e51ba5538211606e59ac292
7 priv 0x688fa3a2e51ba5538211606e59ac2927 localizedkey
snmp-server user wwilson network-admin auth md5 0x688fa3a2e51ba5538211606e59ac29
27 priv 0x688fa3a2e51ba5538211606e59ac2927 localizedkey
snmp-server host 171.71.187.101 traps version 2c public udp-port 1163
snmp-server host 172.18.2.247 traps version 2c public udp-port 2162
 
vsan database
vsan 75 interface fc1/1
...
interface mgmt0
ip address 172.18.47.39 255.255.255.128
switchport speed 100
switchport duplex full
 
no system health
 
ficon vsan 75
file IPL
 

スタートアップ コンフィギュレーションの FICON 情報の表示

例 29-23 では、スタートアップ コンフィギュレーションの FICON 関連情報を表示します。

例 29-23 スタートアップ コンフィギュレーションの表示

switch# show startup-config
...
ficon vsan 2
file IPL
 

例 29-24 では、暗黙的に発行された copy running start コマンドに対するスイッチの応答を表示します。この場合、明示的に copy running start コマンドを再度発行するまで、バイナリ コンフィギュレーションのみが保存されます(表 29-2 を参照)

例 29-24 スタートアップ コンフィギュレーション ステータスの表示

switch# show startup-config
No ASCII config available since configuration was last saved internally
on account of 'active=saved' mode.
Please perform an explicit 'copy running startup` to get ASCII configuration
 

FICON 関連のログ情報の表示

例 29-25 および例 29-26 では、FICON 関連の設定のロギング情報を表示します。

例 29-25 FICON 機能のログ レベルの表示

switch# show logging level ficon
Facility Default Severity Current Session Severity
-------- ---------------- ------------------------
ficon 2 2
 
0(emergencies) 1(alerts) 2(critical)
3(errors) 4(warnings) 5(notifications)
6(information) 7(debugging)
 

例 29-26 FICON 関連ログ ファイルの内容の表示

switch# show logging logfile
...
2004 Feb 25 15:38:50 vegas6 %PORT-5-IF_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 13:22:04.
131183%$ Interface fc1/8 is up in mode F
2004 Feb 25 15:38:50 vegas6 %PORT-5-IF_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 13:22:04.
131217%$ Interface fc1/9 is up in mode F
...
2004 Feb 25 15:39:09 vegas6 %PORT-5-IF_TRUNK_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 13:
22:23.131121%$ Interface fc2/1, vsan 75 is up
2004 Feb 25 15:39:09 vegas6 %PORT-5-IF_TRUNK_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 13:
22:23.131121%$ Interface fc2/2, vsan 75 is up
2004 Feb 25 15:39:09 vegas6 %PORT-5-IF_TRUNK_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 13:
...
2004 Feb 25 23:22:36 vegas6 %PORT-5-IF_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 21:05:42.
99916%$ Interface fc3/6 is up in mode F
2004 Feb 25 23:22:37 vegas6 %PORT-5-IF_UP: %$VSAN 75: 2004 Wed Feb 25 21:05:43.
...
 

デフォルト設定

表 29-3 に、FICON 機能のデフォルト設定を示します。

 

表 29-3 FICON のデフォルト設定

パラメータ
デフォルト

FICON 機能

ディセーブル

ポート番号

ポート アドレスと同じ

FC ID の最終バイト値

0(ゼロ)

EBCDIC フォーマット オプション

US-Canada

スイッチのオフライン状態

ホストでスイッチをオフライン状態に移行可能

メインフレーム ユーザ

Cisco MDS スイッチで FICON パラメータを設定可能

各 VSAN のクロック

スイッチのハードウェア クロックと同じ

ホストのクロック制御

このスイッチのクロックを、ホストで設定可能

SNMP ユーザ

FICON パラメータの設定

ポート アドレス

ブロックされない

使用禁止ポート

Cisco MDS 9200 シリーズ スイッチのポート 90 ~ 253、およびポート 255

Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチのポート 250 ~ 253、およびポート 255